JP2001227076A - 鏡面を有する可撓性乾式目地材 - Google Patents

鏡面を有する可撓性乾式目地材

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JP2001227076A
JP2001227076A JP2000037669A JP2000037669A JP2001227076A JP 2001227076 A JP2001227076 A JP 2001227076A JP 2000037669 A JP2000037669 A JP 2000037669A JP 2000037669 A JP2000037669 A JP 2000037669A JP 2001227076 A JP2001227076 A JP 2001227076A
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JP
Japan
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mirror surface
dry joint
flexible dry
joint
present
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JP2000037669A
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English (en)
Inventor
Senichi Okuyama
専一 奥山
Hideki Takiguchi
英喜 滝口
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、単調な壁面を、今までに無い意匠
性のある壁面に形成することのできる鏡面を有する可撓
性乾式目地材に関するものである。 【構成】 鏡面を有する可撓性乾式目地材Xである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単調な壁面を、今
までに無い意匠性のある壁面に形成することのできる鏡
面を有する可撓性乾式目地材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、壁面に目地を有するように形成
した構造においては、目地そのものを化粧目地として形
成したもの、目地に対してバックアップ材とシーリング
材(あるいはシーリング材のみ)を形成したもの、ボン
ドブレーカとシーリング材(EPDM等)を形成したも
の、等が上市されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単なる
化粧目地では凹凸の単調なイメージしか醸し出せず、バ
ックアップ材とシーリング材により形成した壁面も同様
であった。さらに、乾式の目地材としてEPDMを使用
した場合には、黒色のみの目地色となり、目地デザイン
が画一化されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するため、鏡面を有する可撓性乾式目地材を提案
するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて、本発明に
係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の一実施例について
詳細に説明する。図1、図2(a)は、図2(b)に断
面を示すような鏡面を有する可撓性乾式目地材X(以
下、単に鏡面乾式目地材Xと称す)を形成した鏡面デザ
イン化粧壁面Pの代表的な一例を示す縦断面図と横断面
図、図3(a)、(b)は鏡面デザイン化粧壁面Pの一
般部の代表的な一例を示す縦断面図と横断面図である。
図4(a)、(b)(図4(a)のイ−イ線拡大断面
図)、(c)(図4(a)のロ−ロ線拡大断面図)は本
発明に係る鏡面デザイン化粧壁面Pに使用する建築用パ
ネルAを示すものであり、表面材1と裏面材2で合成樹
脂を原料とする合成樹脂発泡体からなる芯材3を、サン
ドイッチしたものである。また、αは躯体、βは固定
具、γは目地、Bは敷目板である。
【0006】表面材1、裏面材2は金属薄板、例えば
鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリ
カーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装し
たカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、
押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは
無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生
成形等して各種任意形状に形成したもの、さらには、ア
ルミニウム蒸着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスフ
ァルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、
合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸
化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以
上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理
されたシート状物からなるものである。
【0007】また、芯材3はポリウレタンフォーム、ポ
リイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩
化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレ
ンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体から
なるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液
と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材1、もしくは裏面
材2の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化さ
せて形成したものである。また、芯材3中には各種難燃
材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏
スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウ
ム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カー
ボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火
性を向上させることもできる。
【0008】また、建築用パネルAは表面材1の中央部
を方形凸状に突出させた化粧面4と、連結舌片5を形成
したものであり、建築用パネルA同士の連結は、4方の
側片において連結舌片5同士を重ね合わせて行うもので
ある。
【0009】6はバックアップ材(通常は発泡ポリエチ
レン製)、7はシーリング材であり、デザインする目地
γ部分以外の一般部に形成するものであり、主に防水材
として形成するものである。勿論、バックアップ材6の
代わりとしてボンドブレーカーを使用して、シーリング
材7の3面接着を防止し、シーリング材7の耐久性、防
水性、等を向上することもできるものである。また、バ
ックアップ材6、シーリング材7を形成せず、目地γ部
分を鏡面乾式目地材Xで全面被覆しても良いものであ
る。
【0010】シーリング材7は、湿式としてはシリコー
ン系シーリング材、シリコーン系マスチック、変成シリ
コーン系シーリング材、ポリサルファイド系シーリング
材、変成ポリサルファイド系シーリング材、アクリルウ
レタン系シーリング材、ポリウレタン系シーリング材、
アクリル系シーリング材、SBRシーリング材、ブチル
ゴム系シーリング材、油性コーキング材、等である。勿
論、乾式のEPDM等を使用しても良いものである。な
お、目地γ部分はシーリング材7のみで形成しても良い
ものである。
【0011】8はシリコーン系バックアップ材、Xは鏡
面乾式目地材であり、建築用パネルAの目地γの全面、
あるいは一部にアクセント的に形成するものである。そ
の形成例としては図6(a)、(b)〜図10(a)、
(b)に示すように形成するものである。勿論、壁全体
として文字(宣伝・広告用、等)、道路の標識、等にな
るように形成してもよいものである。
【0012】シリコーン系バックアップ材8はシリコー
ン系のコーキング材であり、湿式のコーキング材で、後
記する鏡面乾式目地材Xを目地γ部分に強固に貼り付け
るのに有効である。勿論、シリコーン系バックアップ材
8を形成しなくても良いものである。
【0013】鏡面乾式目地材Xはシリコーン系の乾式パ
ッキング材よりなり、色々な色に形成でき、シリコーン
系バックアップ材8との接着力も良好なものである。ま
た、鏡面乾式目地材Xの少なくとも表面Xa部分は、コ
ーティング・加熱・磨き、等により鏡面に形成するもの
である。このように鏡面に形成することにより、壁面H
が夜間の車・自転車等のライト、等により反射し、認識
し易く、家屋、ビル、フェンス、塀、等の建築物の認識
向上、カーブ、交差点、T字路、トンネル、等の道路、
等の標識として有効に活用できるものである。その一例
としては、図2(b)、図5(a)〜(i)に示すよう
な断面である。
【0014】また、鏡面乾式目地材Xは、色々な色がで
きるために、壁面Hの目地γに部分的に形成することに
より、デザイン目地を形成でき、今までにない壁面Hを
形成でき、デザインにより、宣伝効果を生み出すことも
可能である。
【0015】以上説明したのは、本発明に係る鏡面を有
する可撓性乾式目地材の一実施例にすぎず、図11
(a)〜(d)〜図14(a)〜(e)に示すような建
築用パネルAを使用したり、壁面Hとして図15(a)
〜(h)に示すように形成することができるものであ
る。
【0016】
【発明の効果】上述したように本発明に係る鏡面を有す
る可撓性乾式目地材によれば、今までにない創作性の
ある壁面を形成できる。施工後でも、形成できる。
宣伝効果のある壁面を形成できる。道路の標識として
使用できる。夜間には、ライトにより反射し、認識性
が向上し事故を未然に防止できる。カラーの目地を形
成できる。シリコーン系のコーキング材よりなるシリ
コーン系バックアップ材にシリコーン系パッキング材よ
りなる鏡面乾式目地材を形成するために接着力が良く、
耐久性がアップする。汚れを防止する。等の特徴、効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
施工状態の代表的な一例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
施工状態の代表的な一例を示す断面図と鏡面を有する可
撓性乾式目地材を示す断面図である。
【図3】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
一般部の施工状態の代表的な一例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材を
使用する建築用パネルの代表的な一例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
その他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
施工状態を示す平面図である。
【図7】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
施工状態を示す平面図である。
【図8】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
施工状態を示す平面図である。
【図9】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材の
施工状態を示す平面図である。
【図10】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材
の施工状態を示す平面図である。
【図11】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材
を使用する建築用パネルのその他の実施例を示す説明図
である。
【図12】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材
を使用する建築用パネルのその他の実施例を示す説明図
である。
【図13】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材
を使用する建築用パネルのその他の実施例を示す説明図
である。
【図14】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材
を使用する建築用パネルのその他の実施例を示す説明図
である。
【図15】本発明に係る鏡面を有する可撓性乾式目地材
を使用する壁面の代表的な例を示す説明図である。
【符号の説明】
P 鏡面デザイン化粧壁面 H 壁面 X 鏡面を有する可撓性乾式目地材 Xa 表面 A 建築用パネル B 敷目板 α 躯体 β 固定具 γ 目地 1 表面材 2 裏面材 3 芯材 4 化粧面 5 連結舌片 6 バックアップ材 7 シーリング材 8 シリコーン系バックアップ材
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 DE01 FA51 GA07 GA10 GA22 GA24 GA26 GA28 GA42 GA82 HA03 HB02 HB03 HB04 HB05 HB07 HB08 HC08 HD01 HD02 HD03 HD04 HD05 HD08 HD11 HD13 HD14 HE01 JA12 JA14 JA22 JA25 JA29 KA01 LA16 MA02 MA03 MA06 MA15 2E110 AA02 AA14 AA57 AA58 AB04 AB22 AB33 BA03 BA12 BB03 BD06 BD23 CB02 CC14 DA03 DA08 DB23 DC08 DC12 DD12 EA05 EA06 GA24Z GA28Z GB02W GB02X GB03W GB03X GB06W GB06X GB07W GB07X GB29W GB29X GB42W GB42X GB42Z GB43Z GB49Z GB54Z GB55W GB55X GB63W GB63X

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面を有することを特徴とする可撓性乾
    式目地材。
JP2000037669A 2000-02-16 2000-02-16 鏡面を有する可撓性乾式目地材 Pending JP2001227076A (ja)

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