JP2001225127A - サイドガイドローラ調整装置 - Google Patents

サイドガイドローラ調整装置

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JP2001225127A
JP2001225127A JP2000036156A JP2000036156A JP2001225127A JP 2001225127 A JP2001225127 A JP 2001225127A JP 2000036156 A JP2000036156 A JP 2000036156A JP 2000036156 A JP2000036156 A JP 2000036156A JP 2001225127 A JP2001225127 A JP 2001225127A
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JP
Japan
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side guide
guide roller
fixed
guide rollers
moving
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JP2000036156A
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Yutaka Ono
小野豊
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、プレス機械に材料を送るフ
ィーダ装置に1対のサイドガイドローラが複数組設けら
れた場合に、効率よくサイドガイドローラ間の中心位置
を調整することができるサイドガイドローラ調整装置を
提供することにある。 【解決手段】コイル状の材料の幅方向を移動自在に設け
られた移動台に、1対のサイドガイドローラが複数組設
けられたフィーダ装置を積載し、前記移動台を移動手段
で移動することで、複数組のサイドガイドローラ間の中
心位置を同時に調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】プレス機械に材料を送るフィ
ーダ装置に設けられ、材料の幅方向をガイドするサイド
ガイドローラに関する。さらに詳細には、サイドガイド
ローラ間の中心位置を調整する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル状の材料をプレス機械に送り出す
フィーダ装置には、材料の蛇行等を防ぐ為、材料の幅方
向の両端面をガイドする一対のサイドガイドローラが設
けられている。しかし、金型の材料幅方向の中心位置の
誤差により材料の幅方向の中心位置がずれることがあ
る。そのため、フィーダ装置には、サイドガイドローラ
間の中心位置を調整する機構が設けられている。この機
構に関する従来技術としては、実開平6−73021に
開示されている。
【0003】従来技術では、サイドガイドローラはブロ
ックに固定されている。一方、ブロックは調整用軸と螺
合するとともにスライド用軸と移動自在に嵌合してい
る。ここで、サイドガイドローラ間の中心位置を調整す
る場合は、ツマミによりスライド用軸を回動操作する。
すると、フレームに固設されたナットに螺合するスライ
ド用軸とともに調整用軸が軸方向に移動する。よって、
サイドガイドローラ間の中心位置は調整できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、幅の広い材料
や薄板材を送るフィーダ装置の場合、材料の送り状態を
安定させるため、複数のサイドガイドローラが設けられ
る。しかし、従来技術と同様の機構を用いると、サイド
ガイドローラ間の中心位置を調整する場合は、複数のサ
イドガイドローラを別々に調整する必要がある。この場
合、材料をクランプしているロール類を全てレリースし
なければならない。このため、調整作業に非常に手間が
かかり、生産性の低下を招くこととなる。
【0005】本発明の目的は、フィーダ装置に1対のサ
イドガイドローラが複数組設けられた場合に、効率よく
サイドガイドローラ間の中心位置を調整することができ
るサイドガイドローラ調整装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、材料
の幅方向をガイドするサイドガイドローラ間の中心位置
を調整するサイドガイドローラ調整装置において、フィ
ーダ装置を搭載するとともに材料の幅方向に移動自在に
設けられた移動台と、前記移動台を支持する固定台と、
前記移動台を移動させる移動手段と、を有することを特
徴とするサイドガイドローラ調整装置である。
【0007】かかる発明は、複数組のサイドガイドロー
ラを含むフィーダ装置を材料の幅方向を移動自在に設け
られた移動台に積載し、その移動台を移動手段で材料の
幅方向に移動させることができる。すなわち、複数組の
サイドガイドローラは、複数組同時に材料の幅方向に移
動することができる。よって、複数組のサイドガイドロ
ーラ間の中心位置は同時に移動できるので、サイドガイ
ドローラ間の中心位置を効率よく調整することができ
る。また、材料をクランプしているロール類を全てレリ
ースさせる必要もない。
【0008】請求項2の発明は、前記移動手段は、前記
移動台に固設されたベアリングと、固定台に固設された
支持台と、前記支持台に固設されたナットと、前記ベア
リングに支持されるとともに、前記ナットと螺合するね
じ軸と、前記ねじ軸を回動させる回動手段と、を設けた
ことを特徴とする請求項1記載のサイドガイドローラ調
整装置である。
【0009】かかる発明は、移動手段の構成として、移
動台にベアリングを固設し、固定台に固設された支持台
にナットを設け、ねじ軸とナットを螺合させ、ねじ軸を
回動させる回動手段を有することとした。ナットと螺合
したねじ軸が回動することにより、ねじ軸が軸方向に移
動し、その結果、移動台も移動する。ゆえに、移動手段
を、かかる発明による構成とすることで、請求項1の発
明による効果に加えて、サイドガイドローラ調整装置を
構造簡単で、安価に製造することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図1〜図3に基づいて、本
発明の実施例を説明する。図3はプレスライン10を示
す。プレス機械2にコイル状の材料3を供給するプレス
ライン10は、アンコイラ4、レベラ5、スレッディン
グテーブル6、ループコントローラ7、フィーダ8で構
成される。
【0011】コイル状の材料3はアンコイラ4に装着さ
れる。アンコイラ4から送り出される材料3はレベラ5
により巻き癖が修正され、フィーダ8によりプレス機械
2に送られる。アンコイラ4及びレベラ5が材料3を送
り出す速度は、ループコントローラ7が材料3の弛みの
度合を検出することで制御される。すなわち、材料3の
弛みが少ないとき、アンコイラ4及びレベラ5の材料3
を送り出す速度は速くなる。材料3の弛みが多いとき
は、速度は遅くなる。
【0012】また、生産開始時に材料3をフィーダ装置
8に送るとき、または、アンコイラ4に材料3が無くな
ったときは、材料3の先端(または末端)がループコン
トローラ7内に落下しないように、スレッディングテー
ブル6が上昇する。プレスライン10の運転中は、ルー
プコントローラ7を機能させるため、スレッディングテ
ーブル6が下降する。
【0013】フィーダ装置8には、材料3の蛇行を防ぐ
ため、1対のサイドガイドローラ11が3組設けられて
いる。フィーダ装置8の下部には、サイドガイドローラ
11間の中心位置を調整するサイドガイドローラ調整装
置1が設けられている。
【0014】図1及び図2にフィーダ装置8及びサイド
ガイドローラ調整装置1を示す。フィーダ装置8は移動
台12上に設けられている。フィーダ装置8には、サイ
ドガイドローラ11と、フィードロール8a,8bが設
けられている。移動台12は、固定台14上に設けられ
たガイドレール13により、材料3の幅方向を移動自在
に支持されている。固定台14は材料の送り線高さを調
整するリフト装置15により支持されている。
【0015】サイドガイドローラ調整装置には、移動台
を材料の幅方向に移動させる移動手段30が設けられて
いる。移動手段30は、移動台12の下面に固設される
とともに、ねじ軸33の軸方向を固定し、軸まわりを回
動自在に支持するベアリング31と、固定台14上に固
設された支持台32と、支持台32に固設されるととも
にねじ軸33に螺合するナット32aにより構成され
る。また、ねじ軸33は回動手段40と連結されてい
る。
【0016】ねじ軸33の片端部のうち、ベアリング3
1と反対側の片端部には大スプロケット41が固設され
ている。一方、移動台12には支持ブロック43が固設
されている。また、軸45は、支持ブロック43に設け
られたベアリング44により支持される。軸45の片端
部のうち、ベアリング44と反対側の片端部には、ハン
ドル46が固設されている。
【0017】ハンドル46とベアリング44間には、小
スプロケット42が軸45に固設されている。小スプロ
ケット42と大スプロケット41には、チェーン47が
掛けられている。また、軸45には、軸45の回動をロ
ック/アンロックするロックハンドル48が設けられて
いる。
【0018】材料3はフィードロール8a,8bで挟ま
れるとともにフィードロール8a,8bが回動すること
により、プレス機械2へ送られる。また、材料3は、サ
イドガイドローラ11により側面をガイドされること
で、安定して送られる。
【0019】ここで、プレス機械2に装着された図示し
ない金型の材料幅方向の中心位置の誤差が生じる場合が
ある。この場合、以下のようにして、サイドガイドロー
ル11間の中心位置を調整する。
【0020】ロックハンドル48をアンロックし、軸4
5を回動可能とする。ハンドル46を手動にて回動する
ことにより、軸45は回動する。すると、小スプロケッ
ト42が回動するとともに、チェーン47を介して、大
スプロケット41も回動する。大スプロケット41の回
動により、ねじ軸33が回動し、軸方向を移動する。す
ると、ベアリング31とともに、移動台12が材料3の
幅方向に移動する。ゆえに、3組のサイドガイドロール
11が材料3の幅方向に同時に移動し、その結果、3組
のサイドガイドロール11間の中心位置を同時に調整す
ることができる。
【0021】調整後は、ロックハンドル48をロックす
ると、軸45の回動を阻止することができる。ゆえに、
プレス運転中に移動台12が不意に移動してしまうこと
がないので、より安全にプレス作業を行うことができ
る。
【0022】ここで、回動手段は手動のほかに、電動モ
ータを用いることもできる。また、フィーダが大型化
し、サイドガイドロール11間の中心位置調整を自動制
御する場合等において、移動手段は、電動モータや、油
圧シリンダ等を用いることができる。つまり、移動台1
2を移動することができれば、その手段は問わない。ま
た、本実施例では、サイドガイドロール11は3組設け
られているが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【発明の効果】
【0023】請求項1の発明によれば、複数組のサイド
ガイドローラは、同時に材料の幅方向に移動することが
できる。よって、複数組のサイドガイドローラの中心位
置が同時に移動できるので、サイドガイドローラの中心
位置を効率よく調整することができる。またこの場合、
材料をクランプしているロール類を全てレリースさせる
必要がない。
【0024】請求項2の発明によれば、ねじ軸が回動す
るとともに軸方向に移動する。よって、移動台が移動さ
れる。ゆえに、移動手段をかかる発明による構成とする
ことで、請求項1の発明による効果に加えて、サイドガ
イドローラ調整装置を、構造簡単で、安価に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体側面図
【図2】本発明の全体正面図
【図3】本発明の装置を含むプレスライン図
【符号の説明】
1はサイドガイドローラ調整装置、2はプレス機械、3
は材料、4はアンコイラ、5はレベラ、6はスレッディ
ングテーブル、7はループコントローラ、8はフィー
ダ、10はプレスライン、11はサイドガイドローラ、
12は移動台、13はガイドレール、14は固定台、1
5はリフト装置、30は移動手段、31はベアリング、
32は支持台、32aはナット、33はねじ軸、40は
回動手段、41は大スプロケット、42は小スプロケッ
ト、43は支持ブロック、44はベアリング、45は
軸、46はハンドル、47はチェーン、48はロックハ
ンドルである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料の幅方向をガイドするサイドガイドロ
    ーラ間の中心位置を調整するサイドガイドローラ調整装
    置において、フィーダ装置を搭載するとともに材料の幅
    方向に移動自在に設けられた移動台と、前記移動台を支
    持する固定台と、前記移動台を移動させる移動手段と、
    を有することを特徴とするサイドガイドローラ調整装
    置。
  2. 【請求項2】前記移動手段は、前記移動台に固設された
    ベアリングと、固定台に固設された支持台と、前記支持
    台に固設されたナットと、前記ベアリングに支持される
    とともに、前記ナットと螺合するねじ軸と、前記ねじ軸
    を回動させる回動手段と、を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のサイドガイドローラ調整装置。
JP2000036156A 2000-02-15 2000-02-15 サイドガイドローラ調整装置 Pending JP2001225127A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107042546A (zh) * 2017-02-23 2017-08-15 广东先达数控机械有限公司 一种木工板材钻床的滚筒式侧靠档

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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