JP2001224500A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2001224500A JP2000039476A JP2000039476A JP2001224500A JP 2001224500 A JP2001224500 A JP 2001224500A JP 2000039476 A JP2000039476 A JP 2000039476A JP 2000039476 A JP2000039476 A JP 2000039476A JP 2001224500 A JP2001224500 A JP 2001224500A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯器を使用していない状態での待機電力の
消費を低減するとともに、ユーザが使用するうえで操作
性が良い炊飯器を提供する。 【解決手段】 内鍋2を加熱する加熱手段(誘導加熱コ
イル4)や温度センサ5,9等の負荷部品と、駆動回路
39,40,42と、負荷部品および駆動回路に電力を
供給する電源回路32と、ユーザが操作する複数のスイ
ッチと、駆動回路を介して負荷部品を制御するマイコン
51とを備えた炊飯器1において、マイコン51が全て
の負荷部品が非動作中であると判断すると電源回路32
から電力の出力を停止する一方、この状態で複数のスイ
ッチのうちいずれかのスイッチ(起動スイッチ49)が
操作されると電力を出力させる省電力機能を設け、電源
が投入されると、いずれかのスイッチが操作されるまで
省電力機能を実行不可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作待機中の消費
電力の低減を図るようにした炊飯器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、予約炊飯の予
約タイマの動作を含む炊飯または保温の動作をしていな
い非動作状態(以下、待機状態と称する。)で、例え
ば、炊飯、保温および予約実行時に動作するLED、誘
導加熱コイルおよび蓋ヒータを動作させる駆動回路に対
して何時でも動作できるように電力を供給するととも
に、表示パネルの表示部に電力を供給して記憶メニュー
や現時刻等を表示している。
【0003】近年では、各種の電気機器に対して省電力
を図る要望が高まっているが、前記炊飯器は、待機状態
で、単位時間当たり約2Wの電力を消費する。
【0004】この要望に対し、特開平11−55853
号では、前記駆動回路や負荷部品に所定の電力を供給す
る電源回路を制御手段によって制御し、通常動作モード
と負荷部品への電力供給を制限する節電モードとを具備
するようにした電気機器を提供している。
【0005】この電気機器では、第一の構成として、節
電モードを実行する設定としている場合には、加熱制御
が終了し、キー入力がない状態になると、節電モードを
実行するようにしている。また、第二の構成として、待
機時節電モードを実行する設定としている場合には、待
機状態で所定時間経過すると節電モードを実行するよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
気機器に記載の構成では、節電モードで前記制御手段を
構成するマイコンとセンサに電力を供給する必要がある
ため、やはり単位時間当たり約2Wの電力を消費する。
【0007】また、この特開平11−55853号は、
節電を図る対象機器が電子レンジでり、ドアを開かなけ
れば節電機能が解除されない。そのため、ユーザが電源
コードを商用電源から引き抜き、非接続状態とした後、
再び使用時に電源コードを商用電源に接続しても、節電
機能が実行された状態になるため、ユーザが違和感を感
じるという不都合がある。
【0008】そこで、本発明では、炊飯器を使用してい
ない状態での待機電力の消費を低減するとともに、ユー
ザが使用するうえで操作性が良い炊飯器を提供すること
を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の炊飯器は、内鍋と、該内鍋を加熱する加熱
手段や温度センサ等の負荷部品と、各負荷部品を制御す
る駆動回路と、前記負荷部品および駆動回路に電力を供
給する電源回路と、ユーザが操作する複数のスイッチ
と、操作されたスイッチに応じて前記駆動回路を介して
負荷部品を制御するマイコンとを備えた炊飯器におい
て、前記マイコンが全ての負荷部品が非動作中であると
判断すると前記電源回路から電力の出力を停止する一
方、この電力の出力停止状態で前記複数のスイッチのう
ち少なくともいずれか1つのスイッチが操作されると前
記電源回路から電力を出力させる省電力機能を設け、電
源が投入されると、いずれかのスイッチが操作されるま
で、または、所定時間スイッチの非操作状態が継続する
まで、前記省電力機能を実行不可能とした構成としてい
る。
【0010】また、内鍋と、該内鍋を非導電性材料から
なる保護枠を介して誘導加熱する誘導加熱コイルや温度
センサ等の負荷部品と、商用電源に接続した整流回路に
接続され前記誘導加熱コイルへの通電を制御する誘導加
熱コイル駆動回路と、ユーザが操作する複数のスイッチ
と、操作されたスイッチに応じて制御するマイコンとを
備えた炊飯器において、前記マイコンが全ての負荷部品
が非動作中であると判断すると前記整流回路から誘導加
熱コイル駆動回路への通電を遮断する一方、この通電遮
断状態で前記複数のスイッチのうち少なくともいずれか
1つのスイッチが操作されると前記誘導加熱コイル駆動
回路への通電を可能とする省電力機能を設け、電源が投
入されると、いずれかのスイッチが操作されるまで、ま
たは、所定時間スイッチの非操作状態が継続するまで、
前記省電力機能を実行不可能とした構成としている。
【0011】ここで、前記電源が投入されるとは、ユー
ザが商用電源に電源コードを差し込んだ場合や、停電状
態が復旧した場合、そして、ユーザが省電力機能を解除
した場合に、電源回路から電力の出力が開始した状態を
意味する。そして、本発明では、前記3つの場合のう
ち、少なくとも商用電源に電源コードを差し込んだ場合
には、いずれかのスイッチが操作されるまで、または、
所定時間スイッチの非操作状態が継続するまで、省電力
機能を実行不可能とすることが好ましい。
【0012】前記炊飯器によれば、マイコンは、全負荷
部品が非動作状態となると、電源回路からの電力の出力
を停止するため、または、整流回路から誘導加熱コイル
駆動回路への通電を遮断するため、非使用状態で消費す
る待機電力の低減を図ることができる。また、電源が投
入されると、いずれかのスイッチが操作されるまで、ま
たは、所定時間スイッチの非操作状態が継続するまで省
電力機能を実行不可能としているため、特に、電源コー
ドを商用電源に接続した際に、省電力機能の実行状態に
なり、ユーザが違和感を感じるという不都合を防止でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の第1実施形態の誘
導加熱方式である炊飯器1を示す。この炊飯器1は、内
鍋2と、該内鍋2を収容する本体3と、該本体3に回動
可能に取り付けられる蓋体7とからなる。前記本体3に
は、加熱手段である誘導加熱コイル4と、温度検知手段
である内鍋用温度センサ5と、制御手段であるマイコン
51を実装した回路基板31と、該回路基板31に実装
した素子を冷却するためのファン6が配設されている。
前記蓋体7の内部には、蓋ヒータ8と、内鍋2の内部温
度を検出する蓋体用温度センサ9とが配設された周知の
構成のものである。
【0014】前記本体3の正面には、図2に示す表示パ
ネル10が配設されている。この表示パネル10には、
中央の液晶表示11の周囲に、複数のスイッチの操作部
22〜30が配設されている。
【0015】前記液晶表示11は、後述するマイコン5
1が内蔵したドライバによって表示するセグメント表示
方式のもので、数字表示部12、数字表示部12が現在
時刻であることを示す現在表示部13、午前表示部14
および午後表示部15、数字表示部12が残り炊飯時間
であることを示す分表示部16および時間表示部17、
液晶表示11の回りに設けた炊飯メニュー表示に対応す
る印表示部18、予約炊飯設定中であることを示す予約
表示部19を備えている。そして、本実施形態では、前
記数字表示部12の表示が電気の使用料金であることを
示す電気料金表示部20、および、その単位である円表
示部21が設けられている。
【0016】前記スイッチの操作部としては、動作の実
行スイッチである炊飯スイッチの操作部22および保温
スイッチの操作部23が配設されている。また、炊飯条
件等の設定スイッチである予約スイッチの操作部24、
とりけしスイッチの操作部25、メニュースイッチの操
作部26、時スイッチの操作部27、分スイッチの操作
部28が配設されている。そして、本実施形態では、省
電力機能の実行状態から電源を復帰させるための起動ス
イッチ49(図3参照)の操作部29、および、ユーザ
が電気の使用料金を確認する料金表示スイッチの操作部
30が設けられている。また、これらのスイッチは、安
価な1接点型の常開スイッチを用いている。
【0017】前記第1実施形態の回路基板31は、図3
に示すように、直流電源回路32と、負荷部品の駆動回
路と、電源制御回路44と、起動回路48と、マイコン
51からなる制御部を備えている。
【0018】前記直流電源回路32は、交流電力を出力
する商用電源33に直列に接続されて交流電流を整流す
るダイオード34と、該ダイオード34と抵抗35を介
して直列に接続され、平滑した直流高電圧を形成する電
解コンデンサ36と、降圧型チョッパー方式等の周知の
方法により降圧させて直流低電圧を得るスイッチング電
源回路37と、直流低電圧を安定化させる電解コンデン
サ38とを備えている。なお、上記スイッチング電源回
路37の代わりにトランス方式のものや、抵抗降圧方式
のものを用いてもよく、また、電源ICを用いてもよ
い。
【0019】前記駆動回路は、大別して、蓋ヒータ8等
の駆動回路39と、直流電源回路32に接続される素子
冷却用のファン6、温度センサ5,9等の駆動回路40
と、商用電源33に接続された整流回路41に接続さ
れ、誘導加熱コイル4をオン、オフする図示しないIG
BTを制御する誘導加熱コイル駆動回路42とからな
り、前記各負荷部品をマイコン51からの指示に従って
駆動する周知のものである。前記整流回路41と誘導加
熱コイル駆動回路42との間には、通電を遮断するため
のリレー43のスイッチ43aが介設されている。そし
て、前記スイッチ43aをオン、オフするためのコイル
43bが、後述するマイコン51に接続されている。
【0020】前記電源制御回路44は、前記スイッチン
グ電源回路37からの電力の出力状態を維持または停止
するもので、スイッチング素子であるトランジスタ45
を備えている。このトランジスタ45のベースは、抵抗
46を介してマイコン51に接続されるとともに、抵抗
47を介してアースされている。また、このトランジス
タ45のエミッタはアースされ、コレクタが前記スイッ
チング電源回路37の定電流出力ポート37aに接続さ
れている。
【0021】前記起動回路48は、両端が前記スイッチ
ング電源回路37の定電流出力ポート37aに接続さ
れ、このスイッチング電源回路37のスイッチング動作
を起動する起動スイッチ49と、該起動スイッチ49に
並列に接続された電解コンデンサ50とからなる。な
お、前記スイッチング電源回路37の代わりにトランス
方式の電源回路または抵抗降圧方式の電源回路を適用す
る場合には、それぞれトランスまたは抵抗35へ電流を
供給する接続ラインに前記起動スイッチ49を介設す
る。
【0022】前記マイコン51は、電源入力ポートが前
記スイッチング電源回路37の出力ポートVoutに接
続されるとともに電池電源VDDに接続されている。そし
て、従来と同様に、ユーザが操作したスイッチに応じて
記憶されたプログラムに従って、前記誘導加熱コイル4
および蓋ヒータ8を制御して、予約炊飯を含む所定の炊
飯動作および保温動作を実行する。
【0023】本実施形態では、前記マイコン51は、待
機状態であると判断すると、省電力機能を実行すること
により、この待機状態での消費電力の低減を図る。ま
た、マイコン51は、炊飯動作が終了すると、その炊飯
動作で消費した電気の使用料金を一定時間表示する。さ
らに、とりけしスイッチの操作部25を操作することに
よって保温動作が終了すると、その保温動作で消費した
電気の使用料金を一定時間表示する。さらにまた、表示
パネル10の料金表示スイッチの操作部30が操作され
ると、前回クリアされた後の累積使用料金を一定時間表
示する。なお、このクリアの操作方法としては、例え
ば、累積料金の表示状態で、料金表示スイッチおよびと
りけしスイッチの操作部30,25を同時に操作する
等、周知の方法が適用可能である。
【0024】次に、前記炊飯器1の回路基板31による
省電力機能について説明する。まず、炊飯器1が動作可
能な状態では、マイコン51は、図4に示すように、電
源制御回路44のトランジスタ45がオン状態となるよ
うに接続ポートから信号を出力する。また、リレー43
がオン状態を維持するように、コイル43bに電力を通
電する。
【0025】そうすると、直流電源回路32のスイッチ
ング電源回路37は、トランジスタ45がオン状態を維
持することにより、定電流出力ポート37aが通電状態
を維持するため、スイッチング動作を継続し、電力を出
力し続ける。また、誘導加熱コイル駆動回路42は、リ
レー43のスイッチ43aがオン状態を維持するため、
通電可能な状態を維持する。
【0026】これにより、ユーザは、スイッチ操作をす
ることにより、希望の時刻に希望の炊飯メニュー(炊き
上げ状態)で炊飯動作を実行させることができる。ま
た、設定した所定の炊飯動作が終了すると、炊飯器1は
保温動作に移行する。そして、この保温制御動作中にユ
ーザがとりけしスイッチの操作部25を操作すると、全
負荷部品の動作が停止する。
【0027】ついで、マイコン51が待機状態になった
ことを検出すると、省電力機能を実行する。なお、この
省電力機能は、前記待機時間が所定時間継続すると、実
行するように構成することが好ましい。
【0028】この省電力機能を実行する際には、マイコ
ン51は、図5に示すように、電源制御回路44のトラ
ンジスタ45がオフ状態となるように接続ポートからの
信号の出力を停止する。また、リレー43のコイル43
bへの通電を遮断する。
【0029】そうすると、直流電源回路32のスイッチ
ング電源回路37は、定電流出力ポート37aの通電が
遮断されるため、スイッチング動作を停止し、出力ポー
トVoutから電力(5Vの直流電圧)の出力を停止す
る。また、リレー43は、スイッチ43aがオフ状態を
維持し、整流回路41と誘導加熱コイル駆動回路42と
を遮断する。
【0030】次に、前記省電力機能の実行状態で、図6
に示すように、ユーザが起動スイッチ49の操作部29
を操作すると、直流電源回路32のスイッチング電源回
路37は、定電流出力ポート37aから出力される電流
が起動スイッチ49を介して短絡するため、スイッチン
グ動作を開始する。
【0031】そうすると、マイコン51には、図7に示
すように、直流電源回路32からの5Vの電圧の電力が
入力される。これにより、このマイコン51は、電源制
御回路44のトランジスタ45がオン状態となる信号を
接続ポートから出力する。また、リレー43のコイル4
3bへの通電を開始する。その結果、電源制御回路44
のトランジスタ45がオン状態を維持し、図4に示すよ
うに、起動スイッチ49がオフ状態になっても、前記電
源制御回路44におけるトランジスタ45がマイコン5
1を介してオン状態を維持することにより、電力の出力
状態を維持する。そして、ユーザは、表示パネル10の
スイッチの操作部22〜28を操作することにより、希
望の炊飯動作を設定できる。
【0032】一方、前記保温動作中にユーザがとりけし
スイッチを操作せずにそのまま電源コード52を商用電
源33から抜くと、または、省電力機能の実行中に電源
コード52を商用電源33から抜くと、または、電気が
停電になると、炊飯器自体への電力の供給が遮断され
る。これにより、電解コンデンサ50は完全に放電し、
電荷が零(空)の状態になる。
【0033】そして、この状態で、ユーザが商用電源3
3に電源コード52を差し込み、または、停電状態が復
旧すると、図8に示すように、スイッチング電源回路3
7の定電流出力ポート37aから出力される電流が電解
コンデンサ50に流れる。この際、この電解コンデンサ
50は、電荷が零(空)の状態であるため、図示のよう
に、前記定電流出力ポート37aからの電流は貫通電流
となって電解コンデンサ50を貫通し、前記定電流出力
ポート37aを短絡させることになる。
【0034】これにより、前記直流電源回路32のスイ
ッチング電源回路37は、スイッチング動作を開始し、
出力ポートVoutから電力の出力を開始する。
【0035】そのため、マイコン51には、直流電源回
路32から5Vの電圧の電力が供給される。そうする
と、マイコン51は、図4に示すように、電源制御回路
44のトランジスタ45がオン状態となるよう信号を出
力し、直流電源回路32のスイッチング電源回路37か
らの電力の出力状態を維持する。また、リレー43のコ
イル43bに通電することにより、整流回路41から誘
導加熱コイル4への通電を可能な状態とする。その結
果、前記と同様に、ユーザがスイッチ操作をすることに
より、希望の時刻で希望の炊飯メニュー(炊き上げ状
態)で炊飯動作を実行させることができる状態になる。
【0036】このように、本発明の第1実施形態の回路
基板31を搭載した炊飯器1では、マイコン51が全負
荷部品が非動作状態になったと判断すると、電源制御回
路44を介して直流電源回路32のスイッチング電源回
路37を停止し、該スイッチング電源回路37からの電
力の出力を停止するため、非使用状態で消費する待機電
力の低減を図ることができる。具体的には、この非使用
状態で消費する待機電力を、約0.1Wまで低減するこ
とができる。
【0037】また、商用電源33から電源コード52を
抜いた状態、または、停電になった状態で、電源コード
52を商用電源33に差し込んだり、停電が復旧する
と、直流電源回路32は、電気回路的に電力の出力状態
を維持する。そのため、電源コード52を商用電源33
に接続した際に、省電力機能が実行されることにより、
ユーザが違和感を感じたり、起動スイッチ49を操作す
る等の余計な操作を行う必要はないため、操作性の向上
を図ることができる。
【0038】次に、前記炊飯器1によるマイコン51の
動作について説明する。ユーザが起動スイッチ49を操
作することによって省電力機能を解除すると、または、
ユーザが電源コード52を商用電源33に接続すると、
または、停電状態が復旧すると、前述のようにマイコン
51に5Vの電圧の電力が供給される。
【0039】そうすると、マイコン51は、図9に示す
ように、まず、ステップS1で、表示パネル10に配設
された複数のスイッチのうち、いずれかのスイッチが操
作されるまで待機する。
【0040】そして、いずれかのスイッチが操作される
と、ステップS2で、操作されたスイッチが炊飯スイッ
チであるか否かを検出し、炊飯スイッチではない場合に
はステップS3に進み、炊飯スイッチである場合にはス
テップS6に進む。
【0041】ステップS3では、操作されたスイッチが
とりけしスイッチであるか否かを検出する。そして、と
りけしスイッチである場合には後述するステップS10
に進み、とりけしスイッチでない場合にはステップS4
に進む。
【0042】ステップS4では、操作されたスイッチに
応じた入力処理を行ってステップS5に進む。
【0043】ステップS5では、再び表示パネル10に
配設された複数のスイッチのうち、いずれかのスイッチ
が操作されたか否かを検出する。そして、いずれかのス
イッチが操作された場合にはステップS2に戻り、いず
れのスイッチも操作されない場合にはステップS10に
進む。
【0044】一方、前記ステップS2で、操作されたス
イッチが炊飯スイッチであると判断した場合には、ステ
ップS6で、予約炊飯を含む周知の炊飯制御処理および
炊飯制御での使用電力の料金計測処理を実行した後、炊
飯制御処理が終了すると、ステップS7で、炊飯制御処
理で消費した電気料金の表示処理を行う。
【0045】その後、ステップS8で、周知の保温制御
処理および保温制御での使用電力の料金計測処理を実行
した後、ユーザがとりけしスイッチを操作することによ
って保温制御処理が終了されると、ステップS9で、こ
の保温制御処理で消費した電気料金の表示処理を行い、
ステップS10に進む。
【0046】ステップS10では、全ての負荷部品が非
動作中である待機状態になったか否かを検出する。そし
て、待機状態であると判断した場合にはステップS11
に進み、省電力機能の実行処理(電源制御回路のトラン
ジスタ45をオフ状態とする)を実行してリターンす
る。また、待機状態でないと判断した場合にはステップ
S5に戻る。
【0047】このように、第1実施形態では、マイコン
51に電源が投入されると、いずれかのスイッチが操作
されるまで省電力機能が実行不可能な状態となる。その
ため、特に、電源コード52を商用電源33に接続した
際に、省電力機能の実行状態になり、ユーザが違和感を
感じるという不都合を防止できる。
【0048】次に、マイコン51による電気料金表示処
理について説明する。まず、炊飯制御処理または保温制
御処理の実行中に、回路基板31に流れる電流Iと電圧
Vを1秒毎に計測する。そして、消費電力W(I×V)
を算出し、その値をメモりに記憶(蓄積)しておく。
【0049】そして、炊飯制御処理または保温制御処理
が終了すると、マイコン51は、図10に示すように、
まず、ステップS20で、前処理である炊飯制御処理ま
たは保温制御処理で蓄積した消費電力を読み込んだ後、
ステップS21で、その消費電力(W)の累積を算出す
る。
【0050】ついで、ステップS22で、商用電源33
から供給されている電力が60Hzであるか否かを検出
する。そして、60Hzである場合には、ステップS2
3で、西部での料金計算式に基づいて電気料金を算出
し、60Hzでない場合には、ステップS24で、東部
での料金計算式に基づいて電気料金を算出する。
【0051】その後、ステップS25で、前記ステップ
S23またはステップS24で算出した電気料金を表示
した後、所定時間表示すると、ステップS26で、表示
した電気料金を非表示(消灯)してリターンする。
【0052】なお、ユーザが表示パネル10の料金表示
スイッチを操作した場合には、図10のステップS20
において、前処理での蓄積消費電力のみでなく、蓄積さ
れた全ての電力を読み込む点だけ相違する。そして、前
記料金表示スイッチの操作後に、予め設定されたクリア
操作がされると、蓄積消費電力をクリアし、クリア操作
がされず、所定時間表示すると、表示した累積使用料金
を非表示状態とする。
【0053】このように、本発明の炊飯器1では、各制
御動作で消費した電力を表示するとともに、料金表示ス
イッチを操作することにより、累積消費電力を表示でき
るため、ユーザが省電力機能によって節約できていると
いう状況を確認することができる。また、保温制御によ
って消費した電気料金を見るこことにより、ユーザ自身
で節約するという意欲を促進することができる。
【0054】図11は、第2実施形態の炊飯器1に適用
する回路基板31を示す。この回路基板31は、第1実
施形態に示す電解コンデンサ50の代わりに、積分回路
を適用した点でのみ第1実施形態と相違する。
【0055】具体的には、前記積分回路は、ダイオード
34に直列に接続された抵抗60,61,62と、抵抗
61に並列に接続されたコンデンサ63とからなる。そ
して、前記抵抗61とコンデンサ63の下流側には、ト
ランジスタ64のベースが接続されている。このトラン
ジスタ64のコレクタは、直流電源回路32におけるス
イッチング電源回路37の定電流出力ポート37aに接
続され、エミッタはアースされている。
【0056】この第2実施形態の回路基板31を搭載し
た炊飯器1は、第1実施形態と同様に、マイコン51が
待機状態になったと判断すると、省電力機能を実行す
る。そして、起動スイッチ49を操作すると、いずれか
のスイッチが操作されるまで省電力機能の実行を不可能
とする。
【0057】そして、ユーザが商用電源33から電源コ
ード52を抜いた状態または停電状態で、電力が復旧す
ると、商用電源33からの電力がコンデンサ63を貫通
してトランジスタ64をオン状態とする。また、スイッ
チング電源回路37の定電流出力ポート37aからの出
力電流がトランジスタ64を介して短絡することによ
り、電力の出力状態を維持する。
【0058】なお、本発明の炊飯器1は前記実施形態の
構成に限定されるものではない。例えば、前記実施形態
では、省電力機能の実行状態から電力を復帰させるため
に、専用の起動スイッチ49を設けたが、表示パネル1
0に配設されたスイッチの操作部22において、特定の
スイッチあるいは全てのスイッチのうちいずれかが操作
されると、直流電源回路32からの電力の出力を復帰す
るとともに、そのスイッチに応じた動作を実行すること
もできる。
【0059】また、前記実施形態では、電源コード52
を商用電源33に差し込み、または、停電状態が復旧さ
れ、または、省電力機能が解除されると、いずれかのス
イッチが操作されなければ省電力機能の実行を不可能と
したが、所定時間待機状態が継続すると、省電力機能を
実行可能とすることもできる。
【0060】さらに、前記実施形態では、電源コード5
2を商用電源33に差し込んだ場合、停電状態が復旧さ
れた場合、そして、省電力機能が解除された場合の全て
の状態において、いずれかのスイッチが操作されなけれ
ば省電力機能の実行を不可能としたが、電源コード52
を商用電源33に差し込んだ場合のみ、省電力機能を実
行不可能に構成してもよい。
【0061】さらに、前記実施形態では、誘導加熱方式
の炊飯器1を適用したが、ヒータ加熱方式の炊飯器1に
適用してもよい。この場合、前記誘導加熱コイル駆動回
路42、および、省電力機能の実行時に前記誘導加熱コ
イル駆動回路42への電力の通電を遮断する構成は不要
である。
【0062】さらに、前記実施形態では、炊飯制御動作
および保温制御動作が終了した時と、料金表示スイッチ
の操作部30が操作された時に使用料金を表示するよう
にしたが、炊飯器にカレンダー機能が搭載されている場
合には、半月毎または一月毎累積した使用料金を表示し
てもよく、希望に応じて種々の表示形態を適用すること
ができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の炊飯器では、マイコンは、全負荷部品が非動作状態と
なると、電源回路からの電力の出力を停止するため、ま
たは、整流回路から誘導加熱コイル駆動回路への通電を
遮断するため、非使用状態で消費する待機電力の低減を
図ることができる。また、電源が投入されると、いずれ
かのスイッチが操作されるまで、または、所定時間スイ
ッチの非操作状態が継続するまで省電力機能を実行不可
能としている。そのため、特に、電源コードを商用電源
に接続した際に、省電力機能の実行状態になり、ユーザ
が違和感を感じるという不都合を防止でき、操作性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の炊飯器の概略図である。
【図2】 図1の炊飯器の表示パネルを示す正面図であ
る。
【図3】 第1実施形態の回路基板を示す回路図であ
る。
【図4】 動作可能な状態の通電状態を示す回路図であ
る。
【図5】 省電力機能を実行した状態での通電状態を示
す回路図である。
【図6】 省電力機能の実行状態で起動スイッチを操作
した状態での通電状態を示す回路図である。
【図7】 図6の次工程での通電状態を示す回路図であ
る。
【図8】 電力が復旧した状態での通電状態を示す回路
図である。
【図9】 電力が復旧した状態でのマイコンの動作を示
すフローチャートである。
【図10】 図9の電気料金表示処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】 第2実施形態の回路基板を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1…炊飯器、2…内鍋、3…本体、4…誘導加熱コイ
ル、5…内鍋用温度センサ、6…ファン、7…蓋体、8
…蓋ヒータ、9…蓋体用温度センサ、10…表示パネ
ル、11…液晶表示、31…回路基板、32…直流電源
回路、33…商用電源、37…スイッチング電源回路、
37a…定電流出力ポート、39,40…駆動回路、4
1…整流回路、42…誘導加熱コイル駆動回路、43…
リレー、43a…スイッチ、43b…コイル、44…電
源制御回路、48…起動回路、49…起動スイッチ、5
0…電解コンデンサ、51…マイコン、52…電源コー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 匡 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 村上 史晃 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 AA09 BA27 DB01 DB14 GA00 GB44 GC16 GC40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段や温
    度センサ等の負荷部品と、各負荷部品を制御する駆動回
    路と、前記負荷部品および駆動回路に電力を供給する電
    源回路と、ユーザが操作する複数のスイッチと、操作さ
    れたスイッチに応じて前記駆動回路を介して負荷部品を
    制御するマイコンとを備えた炊飯器において、 前記マイコンが全ての負荷部品が非動作中であると判断
    すると前記電源回路から電力の出力を停止する一方、こ
    の電力の出力停止状態で前記複数のスイッチのうち少な
    くともいずれか1つのスイッチが操作されると前記電源
    回路から電力を出力させる省電力機能を設け、 電源が投入されると、いずれかのスイッチが操作される
    まで、または、所定時間スイッチの非操作状態が継続す
    るまで、前記省電力機能を実行不可能としたことを特徴
    とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 内鍋と、該内鍋を非導電性材料からなる
    保護枠を介して誘導加熱する誘導加熱コイルや温度セン
    サ等の負荷部品と、商用電源に接続した整流回路に接続
    され前記誘導加熱コイルへの通電を制御する誘導加熱コ
    イル駆動回路と、ユーザが操作する複数のスイッチと、
    操作されたスイッチに応じて制御するマイコンとを備え
    た炊飯器において、 前記マイコンが全ての負荷部品が非動作中であると判断
    すると前記整流回路から誘導加熱コイル駆動回路への通
    電を遮断する一方、この通電遮断状態で前記複数のスイ
    ッチのうち少なくともいずれか1つのスイッチが操作さ
    れると前記誘導加熱コイル駆動回路への通電を可能とす
    る省電力機能を設け、 電源が投入されると、いずれかのスイッチが操作される
    まで、または、所定時間スイッチの非操作状態が継続す
    るまで、前記省電力機能を実行不可能としたことを特徴
    とする炊飯器。
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