JP2001223939A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2001223939A
JP2001223939A JP2000035276A JP2000035276A JP2001223939A JP 2001223939 A JP2001223939 A JP 2001223939A JP 2000035276 A JP2000035276 A JP 2000035276A JP 2000035276 A JP2000035276 A JP 2000035276A JP 2001223939 A JP2001223939 A JP 2001223939A
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猛 石見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子カメラの状態に適した電源制御を行うこ
とにより無駄な電力の消費を低減すると共に、記録媒体
の種類に応じた電源制御を行うことで効率良く電源を利
用する。 【解決手段】 電源電圧を所定の電圧に変換し出力する
第1の電圧変換手段および第2の電圧変換手段とを有する
電源部10と、電源部10から電源を供給されることに
より各装置動作を行う回路群14と、第1の電圧変換手
段および第2の電圧変換手段とを切り替えるように電源
制御する制御手段9と、装着される記録媒体11,12
の種類を検出する記録媒体検出手段110と、を有す
る。制御手段は、記録媒体検出手段110によって検出
された記録媒体の種類に応じた電源制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
やビデオカメラなどの撮像装置において、特に電源の制
御を行う撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子スチルカメラやビデオカメラ
(以下、電子カメラとする)においては通常、電源とし
て主に電池が用いられ、特に最近ではリチウム電池や繰
返し使用可能な充電池を用いるものが多い。そしてこれ
らの電源より、例えばズームモータやAFモータ等の撮
影系回路、メモリカード等の記録系回路、LCDバック
ライト等の再生系回路、通信系回路、CPU、その他信
号処理回路等に電源が供給されている。
【0003】さらに、これらの回路を作動させるのに必
要な電圧はそれぞれ異なっており、安定的に電気を供給
するために、レギュレータやDC/DCコンバータが用
いられている。図9および図10は、後に詳述する電子
カメラ(図1)における電源部10の従来例を示したも
のである。
【0004】図示しない電子カメラの電源スイッチが既
にONの状態にある時、従来は図9のように電源からの
電圧を、例えば回路Aにはレギュレータで変換して供給
し、回路BやCPUにはDC/DCコンバータで変換し
て供給する。このようにレギュレータを通して送る回路
とDC/DCコンバータを通して送る回路とが完全に切
り分けられて供給されていた。ここで回路A、回路Bと
は前述したような撮影系回路、記録系回路、再生系回
路、通信系回路等を指している。CPUは各回路を統合
的に制御するために、各回路とは別系統で電源供給され
ていることが多い。
【0005】また、図10のように電源からの電圧を基
にして、DC/DCコンバータで複数の電圧を生成して
全回路に供給する場合のようにDC/DCコンバータの
みを用いて供給されていた。
【0006】つまり、電子カメラの電源スイッチがON
されてから0FFされるまでレギュレータのみ、または
DC/DCコンバータのみで特定の回路に供給してい
た。ところが、かかる構成では電子カメラが動作してい
るか否かによって、電力の利用に無駄が生じ利用効率が
悪くなる。
【0007】ところで、電子カメラの電源スイッチがO
Nの時、電子カメラに記録や再生など何らかの動作をさ
せている通常の状態と、逆に必要な回路以外は待機させ
ている省電力の状態とがある。一般に、カメラを動作さ
せていても外部からの操作がない状態が一定時間続く
と、無駄な電力消費をなくすためにあるタイミングから
省電力状態に入るようになっている。
【0008】この省電力状態では、電源スイッチの0F
F時のように電源の供給を完全に遮断することはできな
い。なぜなら通常の状態、つまり動作を再開させる場合
に立上がりを速くするために、必要な状態を最低限保持
しておかなければならないからである。以下、これら通
常の状態と省電力の状態をそれぞれ、電子カメラの通常
モードと省電力モードと呼ぶことにする。
【0009】そこで、前述のようなレギュレータのみか
ら、あるいはDC/DCコンバータのみから各回路に電
源を供給するのではなく、電力の無駄な消費を少なくし
効率良く利用するために、通常モードではDC/DCコ
ンバータを、また省電力モードではレギュレータを通し
て各回路に電源供給を行うことで無駄な電力の消費を低
減していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像や音声
等を記録する外部の記録媒体として、半導体メモリを用
いた電子カメラが一般化している。最近では電子カメラ
への接続に互換性を持たせ、半導体メモリと同じ形状
(例えばカード状)をした小型のハードディスクを記録
媒体として用いることで、画像や音声の記録可能な容量
が格段に上がっている。
【0011】ハードディスクは半導体メモリとは異な
り、駆動モータを持つ分だけ消費電力も大きく、常時動
作させるのは好ましくない。そのため電池切れが極めて
起こり易く、できる限り無駄な電力消費を抑えなければ
実用的に乏しいものとなってくる。
【0012】従来、電子カメラの初期起動時は、DC/
DCコンバータを起動し、全ての機能を動作させてから
その後、省電力モードつまりレギュレータからの供給に
移行するようにしていた。つまり、ハードディスクや半
導体メモリなどの記録媒体の違いに応じて電源制御の方
法を変えるというような処理は特になされていなかっ
た。このような記録媒体の違いのために、立上がりの早
さやそれぞれ必要な電力も異なっており、電力消費の無
駄が発生せざるを得なかった。
【0013】そこで本発明は、効率良く電源を利用する
ことのできる撮像装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明の撮像装置は、電源電圧を所定の電圧に
変換し出力する第1の電圧変換手段および第2の電圧変換
手段とを有する電源部と、前記電源部から電源を供給さ
れることにより各装置動作を行う回路群と、前記第1の
電圧変換手段および前記第2の電圧変換手段とを切り替
えるように電源制御する制御手段と、装着される記録媒
体の種類を検出する記録媒体検出手段と、を有する撮像
装置であって、前記制御手段は、前記記録媒体検出手段
によって検出された記録媒体の種類に応じた電源制御を
行うことを特徴とする。
【0015】また、本発明の撮像装置において、前記制
御手段は、前記電源部から電源を供給されることにより
前記電源部および前記回路群を制御し、装置を全て制御
可能な状態である通常モードや、限定された機能のみ制
御可能な状態である省電力モードに応じて電源制御する
ことを特徴とする。
【0016】また、本発明の撮像装置において、起動時
には、省電力モードで起動させるようにしたことを特徴
とする。
【0017】また、本発明の撮像装置において、前記記
録媒体として第1の記録媒体および第2の記録媒体を含
み、前記制御手段は、前記記録媒体検出手段が第1の記
録媒体であることを検出すると高負荷状態になる前に通
常モードに切り替え、第2の記録媒体であることを検出
すると高負荷状態になった後に通常モードに切り替える
ように制御することを特徴とする。
【0018】また、本発明の撮像装置において、起動時
には、前記第2の電圧変換手段によって起動させること
を特徴とする。
【0019】また、本発明の撮像装置において、前記記
録媒体として第1の記録媒体および第2の記録媒体を含
み、前記制御手段は、前記記録媒体検出手段が第1の記
録媒体であることを検出すると高負荷状態になる前に前
記第2の電圧変換手段から前記第1の電圧変換手段に切り
替え、第2の記録媒体であることを検出すると高負荷状
態になった後に前記第2の電圧変換手段から前記第1の電
圧変換手段に切り替えるよう制御することを特徴とす
る。
【0020】また、本発明の撮像装置において、前記第
1の電圧変換手段および前記第2の電圧変換手段は、それ
ぞれDC/DCコンバータおよびレギュレータであるこ
とを特徴とする。
【0021】また、本発明の撮像装置において、前記第
1の記録媒体および前記第2の記録媒体は、それぞれハー
ドディスクおよび半導体メモリであることを特徴とす
る。
【0022】また、本発明の撮像装置は、電源電圧を所
定の電圧に変換し出力する第1の電圧変換手段および第2
の電圧変換手段とを有する電源部と、前記電源部から電
源を供給されることにより各装置動作を行う回路群と、
前記第1の電圧変換手段および前記第2の電圧変換手段と
を切り替えるように電源制御する制御手段と、電源の種
類を検出する電源検出手段と、を有する撮像装置であっ
て、前記制御手段は、前記電源検出手段によって検出さ
れた電源の種類に応じた電源制御を行なうことを特徴と
する。
【0023】また、本発明の撮像装置において、前記制
御手段は、前記電源部から電源を供給されることにより
前記電源部および前記回路群を制御し、装置を全て制御
可能な状態である通常モードや、限定された機能のみ制
御可能な状態である省電力モードに応じて電源制御する
ことを特徴とする。
【0024】また、本発明の撮像装置において、前記制
御手段は、前記電源検出手段が外部電源であることを検
出すると、前記省電力モードを有効または無効に切替え
るように制御することを特徴とする。
【0025】また、本発明の撮像装置において、前記第
1の電圧変換手段および前記第2の電圧変換手段は、それ
ぞれDC/DCコンバータおよびレギュレータであるこ
とを特徴とする。
【0026】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、上記いずれかの各手段としてコンピュー
タを機能させるためのプログラムを格納したものであ
る。
【0027】
【作用】本発明によれば、撮像装置が通常動作にあると
きは、複数の電源電圧を生成し供給する必要もあり、C
PUなどの制御に基づく回路、特にCCDのような撮像
素子に関しては、高い電圧が要求され電力消費も多いた
め、効率の良いDC/DCコンバータによって供給す
る。また、省電力待機時などの低消費電力時において
は、撮像装置が最低限の状態を保持し、迅速に再起動す
ることができるためだけの電圧を生成するために、自己
消費が少ないレギュレータに切り替えることにより、状
態に応じて最も効率の良い電源供給を提供することがで
きる。
【0028】特に、記録媒体の種類に応じた電子カメラ
の負荷状態に適切な電源制御が可能になる。
【0029】また、電池などの電圧が下がったときにレ
ギュレータであるため、出力電圧と入力電圧の差が小さ
くなればなるほど、電源生成の際の効率が上がってくる
ようにすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
る撮像装置の好適な実施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明が適用される電子カ
メラの構成を示すブロック図である。図1において、1
は被写体の光学像を撮像素子3に結像させるレンズであ
り、鏡筒内のズームレンズやフォーカスレンズを含む。
2はレンズ1を通った光量を調節する絞りとその露光時
間を調節するシャッターを具備する絞り・シャッター
部、3はレンズ1で結像された被写体の光学像を電気信号
に変換して取り込むための撮像素子、4は撮像素子3の
アナログ信号出力をディジタル信号に変換し、出力する
A/D変換器である。
【0031】5は信号処理部であり、A/D変換器4か
ら出力されたデータに対して色変換処理や各種の補正を
し、JPEGなどによりデータの圧縮伸長処理を行う。
また信号処理部5においては、撮像した画像データを用
いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づい
てCPU9がドライバ7に対して制御する、AF(オート
フォーカス)処理、AE(自動露出)処理などを行って
いる。さらに信号処理部5においては、撮像した画像デ
ータを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果
に基づいてAWB(オートホワイトバランス)処理も行
っている。また、画像を表示するためのVRAMも有す
る。
【0032】6はレンズ1を駆動させるためのフォーカス
モータとズームモータ、絞り・シャッター部2を駆動さ
せるIGモータを有するモータ部、7はモータ部6を制御
するドライバであり、上記各モータを制御する各ドライ
バを含む。8は撮像素子3、A/D変換器4、信号処理部5
にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回
路(TG)であり、CPU9により制御される。
【0033】9は電子カメラ全体を制御するCPUであ
り、各種動作プログラムを実行する。例えば、操作部2
0の操作に応じてレンズ1や絞り・シャッター2を制御
し、撮影を指示する。また、LCD14に画像を表示し
たり、記録媒体12に画像を記録するための指示を出
す。さらに、CPU9は外部機器17からの命令の処理
も行う。
【0034】10は電源部であり、電源、DC/DCコ
ンバータ、レギュレータ、通電状態を切り替えるスイッ
チ回路等により構成されて、電池装着の有無、電池の種
類、電池残量の検出を行い、検出結果およびCPU9の
指示に基づいてDC/DCコンバータやレギュレータが
制御され、電力が必要とされる各回路に必要な時間、電
源を供給する。電源部10の細部の構成および動作につ
いては後述する。
【0035】11は撮影した静止画像や動画像を一時的
に格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や
所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備え
ている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影
する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量
の画像書き込みをメモリ11に対して行うことが可能と
なる。また、メモリ11はCPU9の作業領域としても
使用することが可能である。
【0036】12はハードディスクや着脱可能なメモリ
カード等の記録媒体、13は記録媒体12と電子カメラ
の内部バス19とのインタフェースであり、ここを介し
て読み出しもしくは書き込まれる画像データがやり取り
される。14は液晶表示装置(LCD)であり、CPU
9でのプログラムの実行に応じて、撮影された画像を表
示し、動作状態・各種設定・メッセージ等を文字として
表示する。撮影時は電子ビューファインダとしてスルー
画を表示したり、記録する前に撮影直後の画像を確認す
ることのできるレックレビュー機能を提供する。再生時
はモニタとして使用することが可能である。15はLC
D14のバックライト、16はLCDを駆動するための
LCDドライバである。
【0037】17は外部機器であり、PCのような情報
処理装置、プリンタやモデムのような周辺装置で構成さ
れる。18は外部機器17とのインタフェースであり、
RS232CやUSB、IEEE1394、LAN、無
線通信等の通信手段によって外部機器17と接続され
る。電子カメラと外部機器17とはインタフェース18
を介することで、画像データや各種コマンドなどをやり
取りする。19は各回路を繋ぐ内部バスである。
【0038】20は操作部であり、レリーズスイッチ、
ズームスイッチ、撮影モード・再生モード・通信モード
等の動作モードを選択するスイッチ、露出補正・ホワイ
トバランス・ストロボ等の撮影条件を設定するスイッ
チ、連写/単写切替スイッチ、up/downスイッ
チ、その他設定スイッチを含む。21はストロボユニッ
ト、LED、各種補助光を発する発光部である。22は
クロックであり、操作部20により設定された時間を計
時する。例えば、設定された時間の経過後CPU9によ
って通常モードから省電力モードへの切替えが行われた
り、セルフ撮影の際のカウントを行うために用いられた
りする。23は電子カメラ全体の電源をON/OFFす
る電源スイッチである。
【0039】図2は、図1の電子カメラの電源部10と
その周辺の構成を示すブロック図である。図1で用いた
符号と同一部分は説明を省略する。図2において、10
1はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiC
d電池やNiMH電池やLi電池などの二次電池、AC
アダプタ等からなる電源である。102はレギュレー
タ、103はDC/DCコンバータであり、これらは電
源101の出力電圧から所定の電圧を生成する。
【0040】104は各回路群である。例えばモータ部
6、ドライバ7、タイミング発生回路8、図示しないスト
ロボ回路のような撮影系回路、記録媒体を駆動させたり
するための記録系回路、 LCD14やLCDバックライト1
5のような再生系回路、通信系回路、信号処理部5を有
する信号処理回路等、CPU9以外に電源の供給を必要
とする回路すべてを含み、図2においては回路A、回路
B...と記載している。これらはすべてCPU9によ
り制御される。
【0041】105はスイッチ回路であり、CPU9の
制御によって各回路群104へ電源の供給・遮断の切替
えを行う。106及び107はプルダウン抵抗、108
及び109は信号線である。
【0042】プルダウン抵抗106はCPU9から指示
された印加電圧により、プルダウンつまり信号線108
がLowレベル(L)の状態と、プルアップすなわち信
号線108がHighレベル(H)の状態になるように
する。信号線108がLレベルの時はDC/DCコンバ
ータ108が作動し、Hレベルの時はレギュレータ10
2が作動する。プルダウン抵抗107も同様の状態を持
ち、信号線109がLレベルの時はスイッチ回路105
を通電(ON)し、Hレベルの時は遮断(OFF)する
よう切替え動作を行う。もちろんLレベルとHレベルが逆
であってもよい。その場合、 Lレベルの時にレギュレー
タ102が作動し、Hレベルの時にDC/DCコンバー
タ103が作動する。また、スイッチ回路105におい
ては、 Lレベルの時にOFFし、Hレベルの時にONす
るように切替え動作を行う。110は記録媒体検出手段
であり、電子カメラに装着された記録媒体12の種類を
検出する。
【0043】次に図2を用いて、電子カメラが通常モー
ドの状態、省電力モードの状態と、各モードに切り替わ
る際の動作について説明する。前述したように通常モー
ドとは、撮影、記録、再生、通信等、何らかの形で電子
カメラ内のCPU9周辺以外の回路も動作し、つまり高
い負荷がかかっている状態を指し、省電力モードとは、
使われない回路は全て省電力状態になっており主にCP
U9周辺のみ動作し、つまり電子カメラが低負荷な状態
のことを指す。省電力モードの状態にあることにより、
電子カメラに使用する電力の無駄な消費を低減すること
ができる。
【0044】通常モード時はCPU9からの指示に従
い、プルダウン抵抗106,107はプルダウンされ、
信号線108,109はLレベルにある。つまり電源1
01からの電源出力はDC/DCコンバータ103で所
定の電圧に変換され、その出力はCPU9に供給され、
ONされたスイッチ回路105を通って回路群104に
も供給される。回路群104には複数の電圧に生成され
たものがそれぞれ供給される場合もある。
【0045】このような通常モードの時、予め設定され
た時間に基づいてクロック22が計時し、外部から何の
操作もなく、設定された所定時間が経過すると省電力モ
ードに入る。省電力モードに切り替わる際、CPU9か
らの指示によりプルダウン抵抗106,107はプルア
ップされ、信号線108,109はHレベルになる。す
ると電源101からの電源出力はレギュレータ102で
所定の電圧に変換され、その出力はCPU9に供給され
る。スイッチ回路105はOFFされているので回路1
04には電源供給されない。
【0046】つまり省電力モードになると、DC/DC
コンバータ103よりも低負荷中における電源効率の良
いレギュレータ102を通して、最低限作動していなけ
ればならない部分であるCPU9に通電されるのであ
る。CPU9が最低限作動していることにより、外部か
らの入力を検知し、迅速に再起動することができる。外
部からの入力とは、操作部20のような、電子カメラに
具備されている何らかのスイッチ類であってもよいし、
外部機器17からの指示であってもよい。外部からの入力
を検知すると、CPU9が電子カメラ動作の再開である
と判断し、前述の説明のような通常モードに戻る。
【0047】ここでは説明上、信号線108,109が
同時にレベルが切り替わるような表現をしているが、実
際にはそのように同時に切り替わらなければならないと
いう制約はほとんど受けない。つまり信号線108がH
レベルの時、必ずしも信号線109がHレベルではない
ことを意味する。高負荷状態と低負荷状態に応じてCP
U9が信号制御を変える。このことは後述する記録媒体
の種類に応じた電源制御においても同様である。
【0048】次にDC/DCコンバータとレギュレータ
の特性について説明する。DC/DCコンバータは低負
荷中では効率は悪いが、高負荷中では効率は良い。DC
/DCコンバータは元々、発振してその発振に基づいて
電源電圧を作っている。そのため、発振することを止め
られないことやインダクタとコンデンサで、いわばパル
スを直流電源にしているため、つまり電流が流れる時は
パルスの幅が長くなり、効率が良くなる。図3からも分
かるようにその出力電流が多く流れるほど効率が良くな
っている。
【0049】このためDC/DCコンバータは、電子カ
メラで何らかの動作が行われている通常モードで、負荷
が一定以上ある場合は上述のように効率は良い。省電力
モードのような低負荷の存在する中ではDC/DCコン
バータは逆に効率が良くないため、電力の無駄な消費が
多い。特に従来例のようにCPU周辺にはDC/DCコ
ンバータの出力が供給されることが多いため、そのよう
な無駄な消費は、省電力モードでも常に電源を供給しな
ければならないCPU周辺で顕著に発生する。さらに、省
電力モード時においては、 撮像装置には少ない電流し
か流れないため、DC/DCコンバータ自体の自己消費
電力を無視することができないことも問題となってく
る。
【0050】また、レギュレータに関してもDC/DC
コンバータとは異なり、自己消費電力は少ないが電圧を
下げる制御しかできない。このため電源電圧を高く設定
した場合に低電圧の回路に電圧を供給すると電圧の下降
が大きく、熱エネルギーとなって捨てられてしまう。こ
れだけ用いるというのも決して効率が良いとは言えな
い。図4からも分かるように同じ安定した電圧を出力し
ても、入力される電圧が高いほど効率が悪くなり、出力
電流も制限されている。
【0051】図5は、本発明の構成を用いた場合の電力
効率を表したグラフを示す。図3のDC/DCコンバー
タのみを用いた時の効率は、大きな電流が流れるほど効
率が良くなっているが、電流が少ないと効率が悪い。ま
た、図4のレギュレータのみを用いた時の効率は、入力
電圧が低く設定できれば電流の多少によらず効率が良い
が、大きな電流が流れるようになるには入力電圧により
限界がある。
【0052】この各々のグラフの範囲のうち、両者の良
いところを利用して高効率を獲得できるように示したの
が図5である。省電力モードではレギュレータを用い、
通常モードではDC/DCコンバータを用いることで、
単独で用いる場合に比べて、全体的な効率が格段に良く
なっているのがわかる。また、電池などの電圧が下がっ
てきたときには、レギュレータであることから出力電圧
と入力電圧の差が小さくなればなるほど、電源生成の際
の効率が上がってくることも利点となっている。
【0053】ここで図6は、切替時におけるレギュレー
タとDC/DCコンバータの特性を表したグラフを示
す。一般にDC/DCコンバータはその立上がりに数十
msの時間かかることが知られている。ここでは例とし
てレギュレータを用いる省電力モードから、DC/DC
コンバータを用いる通常モードに切り替わる場合を説明
する。
【0054】省電力モードから通常モードに切り替わる
時はでDC/DCコンバータが立ち上がる間、出力の低
い状態が存在すると考えられる。しかし、図2のレギュ
レータ・ DC/DCコンバータとCPU・回路群との
間に、図示しないコンデンサが設けられる。これにより
図6のように時間txでレギュレータから切り替わって
も、コンデンサ分からの出力により、出力電圧の降下が
急に起こらないため、実際はほとんど問題はなくなる。
さらにコンデンサも小容量のもので済むため無駄なコス
トを抑えることができる。
【0055】次に、本実施形態の主要な部分である記録
媒体12の種類が異なる場合について説明する。上述し
た構成では、省電力モードとは、 CPUのみ動作し、かつCPU自身が省電力状態、各
回路群も省電力状態である時に限りレギュレータに切り
替えていたが、ここではそれに加えて、 CPUは通常に動作している状態だが、各回路群は省
電力状態の場合も省電力モードとして含めて考える。
【0056】その場合、比較的低負荷な状態である、
両方の状態において、記録媒体がハードディスクか否
かの検出過程をレギュレータで動作させる。そして、ハ
ードディスクのモータが駆動し、ディスクにアクセスし
始める高負荷状態が発生する前にDC/DCコンバータ
に切り替える。切替わりの動作については図2の説明で
述べた通りである。当然にハードディスクが動作する前
であっても、他の機能が動作し、負荷が上昇するような
状態があればDC/DCコンバータに切り替えることが
できる。
【0057】要するに、記録媒体の種類を検出する構成
を採った場合は、でCPUが通常状態であるにもかか
わらず、CPUにはレギュレータで動作させるのであ
る。
【0058】例として、電子カメラの初期起動時(電池
が電子カメラに挿入されたとき)の動作を図7のフロー
チャートを用いて説明する。まずステップS1で電子カ
メラを起動すると、ステップS2でレギュレータがON
する。この時、電子カメラの起動前にすでにレギュレー
タが動作していてもよい。ステップS3では記録媒体が
装着されているかどうかを調べ、記録媒体があればステ
ップS5に、記録媒体がなければステップS4で警告を
出す。記録媒体が装着されていれば、ステップS5でレ
ギュレータで動作される記録媒体検出手段110が記録
媒体の種類を検出する。この記録媒体検出手段110は
CPU9であってもよいし、CPU9が実行するプログ
ラムであってもよいし、別に設けられたものであっても
よい。
【0059】ここで記録媒体がハードディスクであれば
ステップS6に、半導体メモリであればステップS7に
移る。ハードディスクである場合に、ステップS6でハ
ードディスクが動作開始をするが、その立上がりには時
間がかかるため、高負荷状態が発生する前にステップS
8で通常モード、つまりレギュレータからDC/DCコ
ンバータに切り替える。
【0060】低電力消費デバイスである半導体メモリの
場合は、ステップS7では半導体メモリが動作を開始
し、電子カメラがステップS9で高負荷な状態に遷移す
るまではレギュレータで駆動しておく。高負荷になれば
ステップS8で通常モードに切り替える。高負荷な状態
に遷移する判断は、出力に基準を設け、その基準を超え
ると通常モードに切り替える構成にしてもよい。また、
前述したように他の動作が操作部20や、外部機器17
からの指示があれば通常モードに切替えるようにしても
よい。
【0061】これまでは、電子カメラの起動時、まずD
C/DCコンバータを起動し全ての機能を動作させてか
らその後、省電力モードに移行する。これに対してハー
ドディスク等の記録媒体の種類を検出することを前提に
装置を構成する場合は、レギュレータで起動し、その際
記録媒体がハードディスクであればDC/DCコンバー
タに切り替える。半導体メモリ等の低電力消費デバイス
であれば動作が高負荷の状態に遷移するまでレギュレー
タで駆動する。そうすることで、ハードディスクが立ち
上がるまでのわずかな時間も効率の良い電源供給が可能
になる。
【0062】(第2の実施形態)次に本発明の第2の実施
形態を図8を参照して説明する。図8において図2と同一
符号であるものは説明を省略する。図2と異なる部分と
して電源検出手段111が設けられている。この電源検
出手段111は電源の種類を検出するものである。特に
電池電源であるかAC電源であるかの判別を行い、その
結果を図示しない信号線によりCPU9に通知する。電
源検出手段111は図8に図示されたように独立に設け
る必要はなく、CPU9がプログラムとして実行される
ものであってもよい。
【0063】次に図8を用いて電源の違いによる各モー
ドでの動作について説明するが、基本的な動作の大部分
は第1の実施形態(図2)で説明した通りである。まず、
電源スイッチ23がONになると、電源検出手段111
が電池電源であるかAC電源であるかを判別し、これを
CPU9に通知する。ここで電源の種類が電池電源であ
ると判別したら、各モードでの動作については第1の実
施形態で述べた通り、通常モード時はDC/DCコンバ
ータ103の出力を、また省電力モード時はレギュレー
タ102の出力に切り替えてCPU9に供給する。
【0064】一方、電源の種類がAC電源の場合はこの
切替動作はなくてもよい。電池電源の場合とは異なり、
常に供給可能な状態にあるからである。つまり電源検出
手段111がAC電源であると判別したら、電池電源の
時と同様に通常モード時はDC/DCコンバータ103
の出力を、省電力モード時はレギュレータ102の出力
に切り替えてCPU9に供給してもよい。また電子カメ
ラの状態にかかわらず常にDC/DCコンバータ103
の出力をCPU9に供給してもよい。言い換えれば常に
通常モードの状態にしておき、省電力モードは必要とし
ないような選択が可能である。この選択は予め外部から
設定することもできる。
【0065】これは例えばAC電源を使用している際
に、特に外部からの操作をすることはないがLCDによ
る再生はしておきたい、つまり常にスルー画を確認でき
る状態にしておきたい場合などに有用である。AC電源
を使っているにもかかわらず、所定時間外部からの操作
がないからといって省電力モードに切り替わり、LCD
回路への電源供給が断たれては極めて不都合である。そ
こで、レギュレータ102への切替をしないようにした
り、動作しないように設定しておくことで、高負荷中で
効率の良いDC/DCコンバータ103の出力が常に供
給される。もちろんスイッチ回路105はON状態にあ
るのは言うまでもない。
【0066】また、第1の実施形態で説明したように記
録媒体の種類に応じた電源制御を行う構成と組み合わせ
てもよい。その際、AC電源の時は記録媒体の種類にか
かわらず、常に通常モードの状態にするというような選
択が可能である。これにより、電池電源だけではなくA
C電源おいても従来のような、不要な電力消費を極めて
小さく抑えることができ、さらにAC電源に限っては省
電力モードを無効にするという選択も可能であるため、
ユーザの要求に合った設定ができる。
【0067】ここで、上記様々な実施形態に示した各機
能ブロックおよび処理手順は、ハードウェアにより構成
してもよいし、CPUあるいはMPU、ROMおよびR
AM等からなるマイクロコンピュータシステムによって
構成し、その動作をROMやRAMに格納された作業プ
ログラムに従って実現するようにしてもよい。また、上
記各機能ブロックの機能を実現するように当該機能を実
現するためのソフトウェアのプログラムをRAMに供給
し、そのプログラムに従って上記各機能ブロックを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0068】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
自体が上述した各実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラム自体およびそのプログラムをコンピ
ュータに供給するための手段、たとえばかかるプログラ
ムを格納した記憶記録媒体は本発明を構成する。かかる
プログラムを記憶する記憶媒体としては、上記ROMや
RAMの他にたとえばフロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−I、CD−R、CD−RW、DVD、zip、磁気
テープ、あるいは不揮発性のメモリカード等を用いるこ
とができる。
【0069】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにお
いて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あ
るいは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の
実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラム
は本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0070】さらに、供給されたプログラムがコンピュ
ータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能
拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプロ
グラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張
ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が
実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでも
ない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像装置が通常動作にあるときは、複数の電源電圧を生成
し供給する必要もあり、CPUなどの制御を基にする回
路、特にCCDのような撮像素子に関しては、高い電圧
が要求され電力消費も多いため、効率の良いDC/DC
コンバータによって供給する。また、省電力待機時など
の低消費電力時においては、最低限撮像装置が状態を保
持し迅速に再起動できるためだけの電圧を生成するた
め、自己消費が少ないレギュレータに切り替えることに
より、撮像装置の状態によって最も効率の良い電源供給
が提供でき、従来のような無駄な電力消費を極めて小さ
く抑えることができる。
【0072】特に、記録媒体の種類に応じた、電子カメ
ラの負荷状態に適切な電源制御が可能になる。また、電
池などの電圧が下がってきたとき、レギュレータである
ため、出力電圧と入力電圧の差が、小さくなればなるほ
ど、電源生成の際の効率が、上がってくるという効果も
ある。また、電池電源だけではなくAC電源おいても、
従来のような無駄な電力消費を極めて小さく抑えること
ができ、さらにAC電源に限っては省電力モードを無効
にすることでユーザの要求に合った電源制御を設定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子カメラの構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る電源部とその周
辺の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるDC/DCコ
ンバータを用いた場合の効率を表す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるレギュレータ
を用いた場合の効率を表す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における効率を表す図
である。
【図6】本発明の第1の実施形態における電圧変換手段
の切替え時の特性を表す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における電子カメラ起
動時の動作を表すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る電源部とその周
辺の構成を示すブロック図である。
【図9】従来例を示すブロック図である。
【図10】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
9 CPU 10 電源部 20 操作部 22 クロック 101 電源 102 レギュレータ 103 DC/DCコンバータ 104 回路群 105 スイッチ回路 106,107 プルダウン抵抗 108,109 信号線 110 記録媒体検出手段 111 電源検出手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を所定の電圧に変換し出力する
    第1の電圧変換手段および第2の電圧変換手段とを有する
    電源部と、 前記電源部から電源を供給されることにより各装置動作
    を行う回路群と、 前記第1の電圧変換手段および前記第2の電圧変換手段と
    を切り替えるように電源制御する制御手段と、 装着される記録媒体の種類を検出する記録媒体検出手段
    と、を有する撮像装置であって、 前記制御手段は、前記記録媒体検出手段によって検出さ
    れた記録媒体の種類に応じた電源制御を行うことを特徴
    とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記電源部から電源を
    供給されることにより前記電源部および前記回路群を制
    御し、装置を全て制御可能な状態である通常モードや、
    限定された機能のみ制御可能な状態である省電力モード
    に応じて電源制御することを特徴とする請求項1に記載
    の撮像装置。
  3. 【請求項3】 起動時には、省電力モードで起動させる
    ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体として第1の記録媒体およ
    び第2の記録媒体を含み、 前記制御手段は、前記記録媒体検出手段が第1の記録媒
    体であることを検出すると高負荷状態になる前に通常モ
    ードに切り替え、第2の記録媒体であることを検出する
    と高負荷状態になった後に通常モードに切り替えるよう
    に制御することを特徴とする請求項3に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 起動時には、前記第2の電圧変換手段に
    よって起動させることを特徴とする請求項2に記載の撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体として第1の記録媒体およ
    び第2の記録媒体を含み、 前記制御手段は、前記記録媒体検出手段が第1の記録媒
    体であることを検出すると高負荷状態になる前に前記第
    2の電圧変換手段から前記第1の電圧変換手段に切り替
    え、第2の記録媒体であることを検出すると高負荷状態
    になった後に前記第2の電圧変換手段から前記第1の電圧
    変換手段に切り替えるよう制御することを特徴とする請
    求項5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の電圧変換手段および前記第2の
    電圧変換手段は、それぞれDC/DCコンバータおよび
    レギュレータであることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の記録媒体および前記第2の記録
    媒体は、それぞれハードディスクおよび半導体メモリで
    あることを特徴とする請求項4または6に記載の撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 電源電圧を所定の電圧に変換し出力する
    第1の電圧変換手段および第2の電圧変換手段とを有する
    電源部と、 前記電源部から電源を供給されることにより各装置動作
    を行う回路群と、 前記第1の電圧変換手段および前記第2の電圧変換手段と
    を切り替えるように電源制御する制御手段と、 電源の種類を検出する電源検出手段と、を有する撮像装
    置であって、 前記制御手段は、前記電源検出手段によって検出された
    電源の種類に応じた電源制御を行なうことを特徴とする
    撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記電源部から電源
    を供給されることにより前記電源部および前記回路群を
    制御し、装置を全て制御可能な状態である通常モード
    や、限定された機能のみ制御可能な状態である省電力モ
    ードに応じて電源制御することを特徴とする請求項9に
    記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記電源検出手段が
    外部電源であることを検出すると、前記省電力モードを
    有効または無効に切替えるように制御することを特徴と
    する請求項10に記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の電圧変換手段および前記第2
    の電圧変換手段は、それぞれDC/DCCコンバータお
    よびレギュレータであることを特徴とする請求項9〜1
    1のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログ
    ラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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