JP2001223245A - 可撓性基板の製造方法、可撓性基板、可撓性基板の搬送方法、表示装置、および電子機器 - Google Patents

可撓性基板の製造方法、可撓性基板、可撓性基板の搬送方法、表示装置、および電子機器

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JP2001223245A JP2000030753A JP2000030753A JP2001223245A JP 2001223245 A JP2001223245 A JP 2001223245A JP 2000030753 A JP2000030753 A JP 2000030753A JP 2000030753 A JP2000030753 A JP 2000030753A JP 2001223245 A JP2001223245 A JP 2001223245A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り曲げに十分な可撓性と高い信頼性を持つ
可撓性基板をリール・トゥー・リールによって製造する
方法を提供する。 【解決手段】 この製造方法においては、紫外線の照
射、活性エネルギー線の照射、または加熱によって粘着
力が低下する粘着層を介してフィルムキャリアテープ6
4にフィルムキャリアテープ64と同等またはより薄い
フィルム基板34を貼付け、次に、フィルムキャリアテ
ープ64を2つのリール68間で移動させることによっ
てフィルム基板34を搬送しながら、フィルム基板34
上に配線パターンを形成し、配線パターンが形成された
フィルム基板34上に電子部品を実装する。そして、粘
着層66に対して、紫外線の照射、活性エネルギー線の
照射、または加熱を行って、配線パターンが形成された
フィルム基板34をフィルムキャリアテープ64から剥
離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄型の可撓性基板
を製造する方法、可撓性基板、可撓性基板の搬送方法、
表示装置、および電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】リール
に巻かれたフィルムキャリアテープを他のリールに巻き
取っていくことによって、フィルムキャリアテープを2
つのリール間で移動させながら、フィルムキャリアテー
プ上に配線パターンを形成したり電子部品を実装したり
した後、適切な形状に切り出して可撓性基板を製造する
方法、いわゆるリール・トゥー・リールによる可撓性基
板の製造方法がある。この方法は自動化に適しており、
生産性向上のために利用されることが多い。この方法に
おいては、フィルムキャリアテープに形成されたスプロ
ケットホールにスプロケットを係合させて、フィルムキ
ャリアテープの移動が制御される。
【0003】したがって、フィルムキャリアテープは、
スプロケットやリールから加わる力によって、スプロケ
ットホールが破損したり、フィルムが延びてしまったり
することがない強度を備える必要がある。そのため、フ
ィルムキャリアテープにはそのような強度が得られる厚
さのものが用いられる。例えば、可撓性があり耐熱性が
高いためのフィルムキャリアテープの材料としては、一
般的なポリイミド樹脂を用いた場合、少なくとも50μ
mの厚さが必要となる。その結果、リール・トゥー・リ
ールによって製造すると、フィルムキャリアテープに配
線パターンを形成したり電子部品を実装したりして形成
される可撓性基板の厚さも少なくともそのような厚さと
なってしまう。
【0004】しかしながら、そのような可撓性基板は折
り曲げが困難なものとなってしまう。そこで、折り曲げ
位置に対応させてフィルムキャリアテープにあらかじめ
スリット状の開口部を形成しておき、そのフィルムキャ
リアテープに配線を形成したり、電子部品を実装したり
して可撓性基板を製造することがある。このように開口
部を形成すると、その位置においては配線が露出するこ
とになり、配線の強度が不十分となったり、配線同士の
ショートが起きてしまうことがあり信頼性に問題を生じ
てしまう。そこで、フィルムキャリアテープ上に配線な
どを形成した後に、開口部をポリイミド樹脂でコーティ
ングして、その部分の強度や信頼性を高めることが行わ
れている。しかしながら、このような方法では、フィル
ムキャリアテープの折り曲げ位置にあらかじめスリット
状の開口部を形成する工程と、開口部をポリイミド樹脂
でコーティングする工程とが余計に必要となり、製造工
程が複雑なものとなってしまう。しかも、スリット状の
開口部が形成された位置以外においては折り曲げは困難
である。
【0005】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、折り曲げに十分な可撓性
と高い信頼性を持つ可撓性基板を製造する方法、そして
可撓性基板、可撓性基板の搬送方法、表示装置、および
電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明に係る可
撓性基板の製造方法は、配線パターンが形成された可撓
性基板を製造する方法であって、フィルムキャリアテー
プに対して、前記フィルムキャリアテープとほぼ同一の
厚さ又はそれより薄い厚さのフィルム基板を貼付ける貼
付け工程と、前記フィルムキャリアテープに貼付けられ
た状態の前記フィルム基板上に配線パターンを形成する
配線パターン形成工程と、前記配線パターンが形成され
た前記フィルム基板を前記可撓性基板として前記フィル
ムキャリアテープから剥離する剥離工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0007】本発明によれば、フィルムキャリアテープ
にフィルム基板が貼付けられた状態で、フィルム基板上
に配線パターンを形成し、その後フィルムキャリアテー
プからフィルム基板を剥離して可撓性基板が製造され
る。したがって、フィルム基板のみをフィルムキャリア
テープとして形成してリール・トゥー・リールによって
移動させると破損したり延びてしまったりするほど薄い
フィルム基板であっても、リール間で搬送しながら配線
パターンを形成して可撓性基板を形成することが可能と
なる。その結果、厚さが薄いため、任意の位置で折り曲
げることができる可撓性基板に配線パターンを容易に製
造することができると共に、その可撓性基板は折り曲げ
を容易とすることができる。また、配線パターンは必ず
フィルム基板上に形成されるため、十分な強度をもって
配線を行うことができるとともに、配線パターン同士の
ショートが起きてしまったりすることがない。
【0008】(2) 本発明に係る可撓性基板の製造方
法は、前記貼付け工程においては、紫外線の照射、活性
エネルギー線の照射、または加熱によって粘着力が低下
する粘着層を介して前記フィルム基板を前記フィルムキ
ャリアテープに貼付け、前記剥離工程においては、前記
粘着層に対して、紫外線の照射、活性エネルギー線の照
射、または加熱を行って、前記配線パターンが形成され
た前記フィルム基板を前記可撓性基板として前記フィル
ムキャリアテープから剥離することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、紫外線の照射、活性エネ
ルギー線の照射、または加熱によって粘着力が低下する
粘着層を介して、フィルムキャリアテープにフィルム基
板が貼付けられている。したがって、フィルムキャリア
テープにフィルム基板を貼り付けた状態でフィルム基板
上に配線パターンを形成した後、粘着層に対して、紫外
線の照射、活性エネルギー線の照射、または加熱を行う
ことによって、フィルム基板をフィルムキャリアテープ
から容易に剥離して、可撓性基板を製造することができ
る。
【0010】(3) 本発明に係る可撓性基板の製造方
法は、配線パターンが形成された可撓性基板を製造する
方法であって、前記可撓性基板が形成される予定領域に
おいて所定の形状の開口部が形成されたフィルムキャリ
アテープを形成する工程と、前記フィルムキャリアテー
プに対して、前記フィルムキャリアテープとほぼ同一の
厚さ又はそれより薄い厚さのフィルム基板を貼付ける工
程と、前記フィルム基板上に配線パターンを形成する工
程と、前記配線パターンが形成された前記フィルム基板
を前記可撓性基板の形状に切断する工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0011】本発明によれば、フィルムキャリアテープ
にフィルム基板が貼付けられた状態で、フィルムキャリ
アテープをリール・トゥー・リールによって移動させな
がらフィルム基板上に配線パターンを形成し、その後、
フィルム基板を所定の形状に切断して、フィルムキャリ
アテープとほぼ同一の厚さ又はそれより薄い厚さの可撓
性基板を形成することができる。したがって、フィルム
基板のみをフィルムキャリアテープとして形成してリー
ル間で移動させると破損したり延びてしまったりするほ
ど薄いフィルム基板を、リール間で搬送しながら配線パ
ターンを形成して可撓性基板を製造することが可能とな
る。その結果、厚さが薄いため、任意の位置で折り曲げ
ることができる薄い可撓性基板を容易に製造することが
できる。また、配線パターンは必ずフィルム基板上に形
成されるため、十分な強度をもって配線を行うことがで
きるとともに、配線パターン同士のショートが起きてし
まったりすることがない。さらに、後にフィルム基板が
切断されて可撓性基板となる部分に位置するフィルムキ
ャリアテープを予め開口しておくことで、後にフィルム
基板をテープキャリアテープから剥離する工程を無くす
ことができる。
【0012】(4) 本発明に係る可撓性基板の製造方
法は、(3)において、前記フィルム基板を切断する際
には、前記フィルム基板が貼付けられたフィルムキャリ
アテープの一部とともに前記フィルム基板を切断するこ
とを特徴とする。
【0013】本発明によれば、フィルムキャリアテープ
によってフィルム基板の補強が必要となる領域を残して
フィルムキャリアテープを予め開口しておき、フィルム
基板の切断工程において、補強が必要な領域に貼付けら
れている部分のフィルムキャリアテープとともにフィル
ム基板を切断することによって、補強された可撓性基板
を製造することができる。
【0014】(5) 本発明に係る可撓性基板の製造方
法は、(4)において、前記フィルム基板を切断する際
には、前記フィルム基板に貼付けられた前記フィルムキ
ャリアテープの一部が、前記フィルム基板を切断して形
成された前記可撓性基板に対して部分的に貼付けられた
状態となるように、前記フィルム基板を切断することを
特徴とする。
【0015】本発明によれば、フィルム基板の補強が必
要となる領域において部分的にフィルムキャリアテープ
を残すようにフィルム基板を切断することによって、補
強が必要な部分にフィルムキャリアテープが貼付けられ
た可撓性基板を製造することができる。
【0016】(6) 本発明に係る可撓性基板の製造方
法は、(4)または(5)において、前記可撓性基板の
前記フィルムキャリアテープが部分的に貼付けられた領
域は、電子部品が実装される領域であることを特徴とす
る。
【0017】本発明によれば、電子部品が実装される領
域がフィルムキャリアテープによって補強された可撓性
基板を製造することができる。
【0018】(7) 本発明に係る可撓性基板の製造方
法は、前記フィルムキャリアテープに貼付けられた前記
フィルム基板を搬送しながら、前記配線パターンが形成
された前記フィルム基板上に電子部品を実装する実装工
程をさらに有することを特徴とする。
【0019】本発明によれば、フィルムキャリアテープ
によって補強された状態でフィルム基板に対して電子部
品を実装することができるので、実装工程において電子
部品が実装される基板が安定化し、実装し易くなる。
【0020】(8) 本発明に係る薄型の可撓性基板の
搬送方法は、フィルムキャリアテープに対して、前記フ
ィルムキャリアテープとほぼ同一の厚さ又はそれより薄
い厚さのフィルム基板を貼付ける貼付け工程と、後に可
撓性基板となる前記フィルム基板に配線パターンを形成
するために、前記フィルムキャリアテープを複数のリー
ル間で移動させて前記フィルム基板を搬送する搬送工程
と、を有することを特徴とする。
【0021】本発明によれば、フィルムキャリアテープ
にフィルム基板が貼付けられた状態で、フィルムキャリ
アテープを複数のリール間で移動させる。したがって、
フィルム基板のみをフィルムキャリアテープとして形成
して複数のリール間で移動させると破損したり延びてし
まったりするほど薄いフィルム基板を、複数のリール間
で搬送することができる。
【0022】(9) 本発明に係る薄型の可撓性基板の
搬送方法は、(8)において、前記フィルムキャリアテ
ープは、前記フィルム基板が貼付けられる前に、前記可
撓性基板が形状される予定領域において所定の形状に開
口部を形成してなることを特徴とする。
【0023】本発明によれば、後にフィルム基板が打ち
抜かれて可撓性基板となる部分に位置するフィルムキャ
リアテープを予め開口しておくことで、後にフィルム基
板をテープキャリアテープから剥離する工程を無くすこ
とができる。
【0024】(10) 本発明に係る可撓性基板は、
(1)ないし(7)のいずれかに記載の製造方法によっ
て製造されることを特徴とする。
【0025】本発明に係る可撓性基板は、(1)ないし
(7)のいずれかに記載の作用効果を有する製造方法に
よって製造できる。
【0026】(11) 本発明に係る表示装置は、(1
0)に記載の可撓性基板と、前記可撓性基板が電気的に
接続された接続端子を備える表示装置用基板と、を有す
ることを特徴とする。
【0027】(12) 本発明に係る表示装置は、(1
1)において、前記表示装置用基板に対向する対向基板
と、前記表示装置用基板と前記対向基板との間に挾持さ
れた液晶と、をさらに備えることを特徴とする。
【0028】(13) 本発明に係る電子機器は、前記
いずれかに記載の表示装置を表示手段として有すること
を特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0030】1. <第1実施形態> 1.1 可撓性基板 図1は、本実施形態の可撓性基板30を、半導体IC
(集積回路)がチップ状態で搭載される前の状態として
示す平面図である。この図に示すように、可撓性基板3
0は、基材であるフィルム基板34、フィルム基板上3
4に形成された配線パターン38、入力端子部42、出
力端子部46、および半導体IC実装領域50とを備え
ている。また、図1には示していないが、可撓性基板3
0は、半導体IC実装領域50に半導体ICチップが実
装されて形成されている。なお、配線パターン38、入
力端子部42の入力端子、および出力端子部46の出力
端子は、実際には極めて狭い間隔で多数本がフィルム基
板上34に形成されるが、図1および本明細書における
同様な図では、構造を分かり易く示すためにそれらの間
隔を拡大して模式的に示し、さらにそれらのうちの数本
を図示することにして他の部分を省略してある。
【0031】フィルム基板34は、厚さ55μm以下、
特に25μm以下の薄い厚さのポリイミド樹脂で形成さ
れており、任意の箇所で折り曲げ可能な可撓性と絶縁性
とを備えている。なお、フィルム基板34は、必ずしも
ポリイミド樹脂でなくとも、任意の箇所で折り曲げ可能
な、樹脂材料または有機材料などであればよい。例え
ば、ポリエチレンテレフタレートやポリエステルなどを
用いてもよい。
【0032】入力端子部42は、複数の入力端子43を
備えており、そこには電圧や信号が入力される。各入力
端子43は、対応する配線パターン38bに連続してい
る。
【0033】出力端子部46は、複数の出力端子47を
備えており、信号を出力する。各出力端子47は、対応
する配線パターン38aに連続している。
【0034】半導体IC実装領域50は、配線パターン
38aに連続する複数のパッド(電極端子)51aを備
えており、各パッド51aは後述する半導体ICチップ
60が搭載されると、半導体ICチップ60の対応する
バンプ61a(出力用電極端子、図2参照)に接続され
る。さらに、半導体IC実装領域50は、配線パターン
38bに連続する複数のパッド(電極端子)51bを備
えており、各パッド51bは半導体ICチップ60が搭
載されると、後述する半導体ICチップ60の対応する
バンプ61b(入力用電極端子、図2参照)に接続され
る。
【0035】配線パターン38a,38bは、厚さ35
〜4μmの銅箔で形成されている。入力端子部42の各
入力端子43、出力端子部46の各出力端子47、およ
び半導体IC実装領域50の各パッド51a,51bも
配線パターン38a,38bの一部として同時に形成さ
れている。配線パターン38a,38bには、必要に応
じて、金メッキ、錫メッキ、またはハンダメッキが施さ
れる。さらに、配線パターン38a,38bは、入力端
子、出力端子、およびバンプ以外の部分が絶縁膜(レジ
スト膜)によって被覆されている。
【0036】図2は、半導体ICチップ60が実装され
た可撓性基板30の半導体IC実装領域50付近を示す
模式的な部分断面図である。直方体形状の半導体ICチ
ップ60は、その一面の周縁部分に複数のバンプ61
a,61bを備えており、それらバンプ61a,61b
が形成された面を下側にして配線パターン38a,38
bが形成されたフィルム基板34上に実装されている。
各バンプ61a,61bは、例えば金(Au)などから
なる突出した電極となっている。半導体ICチップ60
とフィルム基板34との間には、異方性導電膜54が介
在し、半導体ICチップ60の各バンプ61a,61b
と半導体IC実装領域50の対応する各パッド51a,
51bとを電気的に接続している。異方性導電膜(Anis
otropic Conductive Film: ACF)54は、図2に示
すように、エポキシ等の接着用樹脂55に導電性粒子5
6を適切な割合でほぼ均一に分散させたもので、接着用
樹脂55により半導体ICチップ60を基板34に接着
すると共に、導電性粒子56によって半導体ICチップ
60の各バンプ61a,61bと半導体IC実装領域5
0の対応する各パッド51a,51bとを電気的に接続
する。
【0037】本実施形態の可撓性基板30は、十分な可
撓性を持つフィルム基板34を用いて形成されているた
め、半導体IC実装領域50以外の任意の位置で折り曲
げることができる。また、配線パターン38a,38b
は、全てフィルム基板34上に形成されているため、配
線パターン38a,38bの強度が不十分となったり、
配線パターン38a,38b同士のショートが起きてし
まうことがなく、信頼性の高い可撓性基板となる。
【0038】1.2 可撓性基板の製造方法 本実施形態の可撓性基板30の製造は、フィルムキャリ
アテープにフィルム基板を貼付ける貼付け工程と、フィ
ルム基板上に配線パターンを形成する配線パターン形成
工程と、フィルムキャリアテープからフィルム基板を剥
離する剥離工程とを含んで行われる。配線パターンが形
成されたフィルム基板をフィルムキャリアテープから剥
離したものが、本実施形態における可撓性基板となる。
【0039】まず、貼付け工程においては、図3に部分
平面図として示す形状を持つフィルムキャリアテープ6
4にフィルム基板34が貼付けられる。フィルムキャリ
アテープ64は、両側部にスプロケットホール65を備
えた長尺状に形成されており、図示しないリールに巻か
れて用意されている。スプロケットホール65は、フィ
ルムキャリアテープ64をリールから巻き取ったり引き
出したりするときに、図示しないスプロケットに噛み合
う。フィルムキャリアテープ64は、厚さ125〜45
μmで、上記フィルム基板34とほぼ同一程度の厚さ又
はそれより厚いポリイミド樹脂で形成されている。フィ
ルム基板34の幅はフィルムキャリアテープ64のスプ
ロケットホールが露出するように、フィルムキャリアテ
ープ64より幅狭くなって貼付けられる。なお、フィル
ムキャリアテープ64は、可撓性を備えた絶縁性材料で
形成されていればよく、有機系または樹脂系の他の材料
によって形成することもできる。
【0040】フィルムキャリアテープ64へのフィルム
基板34の貼付は、例えば、予めフィルムキャリアテー
プ64の一面上に粘着層66を形成しておき、図4にお
ける円内に示した拡大断面図に図解されるように、その
フィルムキャリアテープ64を2本のリール68間で搬
送するリール・トゥー・リールの方法を用いて行うこと
ができる。すなわち、粘着層66を備えるフィルムキャ
リアテープ64を2本のリール68間で搬送しながら、
押圧リール81によって、他のリール69に巻かれたフ
ィルム基板34が順次フィルムキャリアテープ64に押
圧されるようにして、フィルム基板34をフィルムキャ
リアテープ64に貼付けることができる。
【0041】なお、フィルムキャリアテープ64に設け
られる粘着層66として、紫外線の照射、活性エネルギ
ー線の照射、または加熱によって粘着力が低下する粘着
層を用いてもよい。なお、紫外線または活性エネルギー
線の照射によって粘着力が低下する材料としてはアクリ
ル系の紫外線硬化型樹脂がある。さらには、紫外線の照
射、活性エネルギー線の照射、または加熱によって粘着
力が低下する粘着層の材料としては、光重合性を有する
プレポリマーおよびモノマーの少なくともいずれか一方
に、必要に応じて他の単官能または多官能性モノマー、
各種ポリマー、光重合開始剤(アセトフェノン類、ベン
ゾフェノン類、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイ
ン、ベンゾインエーテル、ベンジルケタール類、チオキ
サントン類など)、増感剤(アミン類、ジエチルアミノ
エチルメタクリレートなど)、などを配合した樹脂組成
物が用いられる。ここで光重合性プレポリマーとして
は、ポリエステルアクリレート、ポリエステルウレタン
アクリレート、エポキシアクリレート、ポリオールアク
リレートなどがあり、光重合性モノマーとしては、単官
能アクリレート、2官能アクリレート、3官能以上のア
クリレートなどがある。光重合性を有するプレポリマー
またはモノマーとしては、上記の他にホスファゼン系樹
脂も用いることができるが、この場合には光重合開始剤
や増感剤を添加する必要はない。
【0042】次に、配線パターン形成工程においては、
やはりリール・トゥー・リールの方法によって、フィル
ム基板34が貼付けられたフィルムキャリアテープ64
を移動させながら、スパッタリング法、ロールコート
法、または蒸着によってフィルム基板34上に銅薄膜を
形成する。そして、リール・トゥー・リールの方法によ
って、銅箔膜が形成されたフィルム基板34が貼付けら
れたフィルムキャリアテープ64を移動させながら、フ
ォトリソグラフィーやエッチングによって銅箔膜をパタ
ーニングしてフィルム基板34上に配線パターン38
a,38bを形成する。なお、必要に応じてパターニン
グした銅薄膜の上にさらに銅メッキを施して配線パター
ン38a,38bを形成してもよい。なお、入力端子4
3、出力端子47、パッド51a,51bも配線パター
ン38a,38bと同一工程において形成される。
【0043】次いで、所定の配線パターン38a,38
bが形成されたフィルム基板34を、リール・トゥー・
リールによってフィルムキャリアテープ64を移動させ
ることによって搬送しながら、フィルム基板34の各半
導体IC実装領域50に半導体ICチップ60を実装す
る。図2に示したように、半導体ICチップ60の実装
においては、異方性導電膜54を間に挟んで半導体IC
チップ60をフィルム基板34の所定位置に載せた状態
でその半導体ICチップ60を加熱圧着して異方性導電
膜54中の接着用樹脂55を溶融状態として、これによ
り、半導体ICチップ60をフィルム基板34上に実装
する。図5は、このようにしてフィルムキャリアテープ
64に貼付けられたフィルム基板34に配線パターン3
8a,38bの形成と半導体ICチップ60の実装が施
されて形成されてなる複数の可撓性基板30が連なって
形成された状態を示す平面図である。
【0044】図5に示された状態の後に、剥離工程にお
いては、配線パターン38a,38bが形成され半導体
ICチップ60が実装されたフィルム基板34を、フィ
ルムキャリアテープ64から剥がす。そして、フィルム
基板34を図5に実線32で示す所定の形状に切断する
(例えば、図9に示す型80によって打ち抜く)ことに
よって、可撓性基板30が完成する。なお、前述したフ
ィルム基板貼付け工程において、紫外線の照射、活性エ
ネルギー線の照射、または加熱によって粘着力が低下す
る粘着層66を介してフィルムキャリアテープ64にフ
ィルム基板34を貼付けた場合は、その粘着層66に対
して、紫外線の照射、活性エネルギー線の照射、または
加熱を行うことによって、粘着層66の粘着力を低下さ
せてフィルム基板34をフィルムキャリアテープ64か
ら容易に剥離して、可撓性基板30を形成することがで
きる。なお、フィルムキャリアテープ64から剥離され
たフィルム基板34の状態で、フィルム基板34を可撓
性基板30の形状に切断することが困難であれば、フィ
ルムキャリアテープ64にフィルム基板34を貼付けた
状態で切断し、その後に剥離するようにしてもよい。
【0045】上述したように、本実施形態によれば、フ
ィルムキャリアテープ64にフィルム基板34が貼付け
られた状態で、フィルムキャリアテープ64を2つのリ
ール68間で移動させながらフィルム基板34上に配線
パターン38a,38bを形成し、その後、フィルムキ
ャリアテープ68からフィルム基板34を剥離して可撓
性基板30が製造される。したがって、フィルム基板3
4のみをフィルムキャリアテープ64として形成して複
数のリール68間で移動させると破損したり延びてしま
ったりするほど薄いフィルム基板34であっても、複数
のリール68間で搬送しながら配線パターンを形成して
可撓性基板30を形成することが可能となる。その結
果、厚さが薄いため、任意の位置で折り曲げることがで
きる可撓性基板30をリール・トゥー・リールによって
製造することができる。また、配線パターン38a,3
8bは全てフィルム基板34上に形成されるため、十分
な強度をもって配線を行うことができるとともに、配線
パターン38a,38b同士のショートが起きてしまっ
たりすることがない。
【0046】2. <第2実施形態> 2.1 可撓性基板 第2実施形態は、可撓性基板の入力端子部が挿入型の入
力端子部となっており半導体ICチップ実装領域の他に
部品を実装する部品実装領域を備え、入力端子部および
部品実装領域が裏面に貼付けられたフィルムキャリアテ
ープの一部によって補強されている点と、可撓性基板の
製造方法がフィルムキャリアテープ切断工程とフィルム
基板切断工程とを有し剥離工程を有していない点とが、
第1実施形態とは異なる。それ以外の点においては、第
1実施形態と同様に構成されており、その説明を省略す
る。また、図面において、第1実施形態と同様な各部に
は、第1実施形態と同一の符号を付す。
【0047】図8は、本実施形態の可撓性基板70を、
半導体ICチップが搭載される前の状態として示す平面
図である。なお、この図においては入力端子部72およ
び出力端子部46を除き、配線パターンを省略して描い
てある。この図に示すように、可撓性基板70は、挿入
型の入力端子部72と、部品を実装する部品実装領域7
4とを備えている。
【0048】入力端子部72は、コネクタに挿入される
タイプとなっており、背面側にフィルムキャリアテープ
64の一部が接着(貼付)された状態で残されることに
よって補強されている。
【0049】部品実装領域74は、部品、例えばコンデ
ンサ、抵抗等といった電子部品や、コネクタ等といった
電子要素が実装される領域である。これらの部品はハン
ダ等によってフィルム基板に固着される。したがって、
部品の実装時のフィルム基板を安定させ、さらにはその
後の耐応力から部品との接続部を保護するために、部品
実装領域74においても、背面側にフィルムキャリアテ
ープ64の一部が接着された状態で残されることによっ
て補強されている。
【0050】本実施形態の可撓性基板70も、第1実施
形態の可撓性基板30と同様に十分な可撓性を持つフィ
ルム基板34を用いて形成されているため、半導体IC
実装領域50、入力端子部72、および部品実装領域7
4以外の任意の位置で折り曲げることができる。また、
配線パターンは、全てフィルム基板上34に形成されて
いるため、配線パターンの強度が不十分となったり、配
線パターン同士のショートが起きてしまうことがないた
め、信頼性の高い可撓性基板70となる。
【0051】2.2 可撓性基板の製造方法本実施形態
の可撓性基板70の製造は、フィルムキャリアテープ6
4に所定の形状の開口部を形成するフィルムキャリアテ
ープ切断工程と、フィルムキャリアテープ64にフィル
ム基板34を貼付ける貼付け工程と、フィルム基板34
上に配線パターンを形成する配線パターン形成工程と、
配線パターンが形成されたフィルム基板34を可撓性基
板の形状に切断するフィルム基板切断工程とを含んで行
われる。
【0052】本実施形態におけるフィルムキャリアテー
プ64及びフィルム基板34や配線パターン38などの
各種構成要素は、第1実施形態と同様のものを用いてい
る。
【0053】フィルムキャリアテープ切断工程において
は、例えば図9に示すように、フィルムキャリアテープ
64をリール・トゥー・リールによって2つのリール6
8間で移動させながら、打ち抜き型80によって所定の
形状のパターンを所定のピッチで順次切断する(打ち抜
く)。これによって、例えば図10に平面図として示す
ように、後に可撓性基板70が形成される位置に、所定
のパターンが打ち抜かれて開口部67が形成されたフィ
ルムキャリアテープ64が形成される。なお、この打ち
抜きにおいては、殆どの領域において、可撓性基板70
の周縁76が位置する部分より外側に開口67の縁部が
位置するように打ち抜かれる。しかしながら、部分的に
フィルム基板34に対する補強が必要となる領域、例え
ば図10において斜線を施した領域72,74について
は、フィルムキャリアテープ64が可撓性基板70の外
周縁76より内側に入り込んで、最終的にフィルムキャ
リアテープ64が残るようなパターン形状で打ち抜かれ
る。
【0054】次に、貼付け工程においては、所定のパタ
ーンが打ち抜かれたフィルムキャリアテープ64にフィ
ルム基板34を、第1実施形態の場合と同様に、図4に
て説明したようなリール・トゥー・リールの方法によっ
て貼付ける。
【0055】そして、配線パターン形成工程において
は、やはりリール・トゥー・リールの方法によって、第
1実施形態の場合と同様に、ほぼ図1に示されるように
配線パターン38a,38bを形成する。さらに第1実
施形態とほぼ同様に、配線パターン38a,38bと共
に、入力端子や出力端子、パッドなども併せて形成され
る。
【0056】次いで、所定の配線パターン38が形成さ
れたフィルム基板34を、リール・トゥー・リールによ
ってフィルムキャリアテープ64を移動させることによ
って搬送しながら、第1実施形態と同様にフィルム基板
34の各半導体IC実装領域50に半導体ICチップ6
0を実装し、各部品実装領域74に部品(図示せず)を
実装する。
【0057】その後、フィルム基板切断工程において
は、配線パターン38が形成され半導体ICチップ60
および部品が実装されたフィルム基板34を、所定の形
状すなわち可撓性基板70の外形に沿う所定のパターン
に切断する(打ち抜く)。この打ち抜きも、図9に示し
たフィルムキャリアテープ切断工程と同様に対応する形
状の打ち抜き型を用いて行うことができる。この打ち抜
きにおいては、補強部となるフィルムキャリアテープ6
4、例えば図10において斜線を施した領域72,74
のフィルムキャリアテープ64とともにフィルム基板3
4が打ち抜かれる。このようにして、本実施形態の可撓
性基板70を形成することができる。
【0058】本実施形態の可撓性基板の製造方法によれ
ば、フィルムキャリアテープ切断工程において、フィル
ムキャリアテープ64によってフィルム基板34の補強
が必要となる領域を残してフィルムキャリアテープ64
を打ち抜いておき、フィルム基板切断工程において、補
強が必要な領域に貼付けられている部分のフィルムキャ
リアテープ64とともにフィルム基板34を切断する
(打ち抜く)ことによって、補強を必要とする領域、例
えば部品実装領域74や入力端子部72が補強された可
撓性基板70を製造することができる。
【0059】また、本実施形態の可撓性基板の製造方法
においても、フィルム基板34のみをフィルムキャリア
テープとして形成して2つのリール間で移動させると破
損したり延びてしまったりするほど薄いフィルム基板3
4であっても、2つのリール間で搬送しながら配線パタ
ーンを形成して可撓性基板70を形成することが可能と
なる。その結果、厚さが薄いため、任意の位置で折り曲
げることができる可撓性基板70をリール・トゥー・リ
ールによって製造することができる。また、配線パター
ンは全てフィルム基板34上に形成されるため、十分な
強度をもって配線を行うことができるとともに、配線パ
ターン38同士のショートが起きてしまったりすること
がない。
【0060】さらに、部品、例えば半導体ICチップ、
コンデンサ、抵抗、コネクタなどが実装された可撓性基
板70をリール・トゥー・リールによって製造すること
ができる。
【0061】3. <表示装置> 第1実施形態または第2実施形態のようにして形成した
可撓性基板は、例えば液晶装置の駆動回路(ドライバ)
を含むように形成することができる。ここでは、その例
として、第1実施形態で説明した可撓性基板30を用い
た液晶装置について説明する。
【0062】図6に分解斜視図として示す液晶装置10
は、液晶パネル2に可撓性基板30を接続することによ
って形成される。また、必要に応じて、バックライト等
といった照明装置、その他の付帯構造が液晶パネル2に
付設される。
【0063】液晶パネル2は、シール材4によって周縁
が互いに接着された一対の基板6aおよび6bを有し、
それらの基板間に形成された間隙、いわゆるセルギャッ
プに、例えばSTN(Super Twisted Nematic)型の液
晶が封入されて形成されている。基板6aおよび6bは
一般には透光性材料、例えばガラス、または合成樹脂に
よって形成される。基板6aおよび6bの外側には偏光
板8が貼着され、少なくとも一方の基板6a,6bと偏
光板8との間に位相差板(図示せず)が挿入されてい
る。
【0064】そして、一方の基板6aの内側表面には表
示用電極7aが形成され、他方の基板6bの内側表面に
は表示用電極7bが形成される。これらの表示用電極7
a,7bはストライプ状または文字、数字、その他の適
宜のパターン状に形成される。また、これらの表示用電
極7a,7bは、例えば、ITO(Indium Tin Oxide:
インジウムスズ酸化物)等といった透光性導電材料によ
って形成される。
【0065】液晶パネル2は、一方の基板6aが他方の
基板6bから張り出す張出し部を有し、その張出し部に
複数の接続端子9が形成されている。これらの接続端子
9は、基板6a上に表示用電極7aを形成するときにそ
れと同時に形成され、例えばITOによって形成され
る。これらの接続端子9には、表示用電極7aに接続さ
れるものと、表示用電極7bに接続されるものが含まれ
ている。表示用電極7bに対しては、接続端子9からの
配線がシール材4に含まれた導通材を介して他方の基板
6b上の表示用電極7に接続される。
【0066】なお、表示用電極7a,7bおよび接続端
子9は、実際には極めて狭い間隔で多数本が基板6a上
および基板6b上に形成されるが、図6では、構造を分
かり易く示すためにそれらの間隔を拡大して模式的に示
し、さらにそれらのうちの数本を図示することにして他
の部分を省略してある。また、接続端子9と表示用電極
7aとのつながり状態および接続端子9と表示用電極7
bとのつながり状態も図6では省略してある。
【0067】可撓性基板30は、フィルム基板34上に
配線パターン38a,38bを形成し、フィルム基板3
4の半導体IC実装領域50に半導体ICチップ60と
しての液晶駆動用ICチップを異方性導電膜54を用い
て実装した、COF(Chip On Film)方式の可撓性基板
30となっている。可撓性基板30は、図6に示したよ
うに、異方性導電膜22によって液晶パネル2の基板6
aの張出し部に接続される。異方性導電膜22は、異方
性導電膜54と同様に接着用樹脂およびそれに混入され
た導電性粒子によって形成されており、圧着することに
より、その接着用樹脂によって可撓性基板30と基板6
aとが固着され、そして、導電性粒子によって可撓性基
板30側の出力端子部46の各端子と液晶パネル2の接
続端子9とが導電接続される。
【0068】なお、可撓性基板30を、可撓性基板70
に置き換えても、同様に表示装置を構成することができ
る。
【0069】4. <表示装置を備えた電子機器> 図7(A)、(B)、および(C)は、前述した液晶装
置10を表示部として用いた電子機器の例を示す外観図
である。図7(A)は、携帯電話機88であり、その前
面上方に液晶装置10を備えている。図7(B)は、腕
時計92であり、本体の前面中央に液晶装置10を用い
た表示部が設けられている。図7(C)は、携帯情報機
器96であり、液晶装置10からなる表示部と入力部9
8とを備えている。これらの電子機器は、液晶装置10
の他に、図示しないが、表示情報出力源、表示情報処理
回路、クロック発生回路などの様々な回路や、それらの
回路に電力を供給する電源回路などからなる表示信号生
成部を含んで構成される。表示部には、例えば携帯情報
機器96の場合にあっては入力部98から入力された情
報等に基づき表示信号生成部によって生成された表示信
号が供給されることによって表示画像が形成される。
【0070】なお、本実施形態の液晶装置10が組み込
まれる電子機器としては、携帯電話機、腕時計、および
携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手帳、
ページャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニディス
クプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0071】5. <変形例> ここで、前述した各実施形態に適用可能な変形例につい
て説明する。下記の各変形例においては前述した各実施
形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0072】5.1 前述した各実施形態体において
は、半導体ICチップ60が実装された可撓性基板3
0、70の例を示したが、可撓性基板は半導体ICチッ
プなどが実装されず配線パターンのみを備える基板とし
て形成してもよい。
【0073】5.2 第2実施形態においては、フィル
ムキャリアテープ64の一部を補強部として残した可撓
性基板を示した。しかしながら、第2実施形態に係る可
撓性基板の製造方法によって、補強部が貼付けられてい
ない可撓性基板を製造することもできる。この場合に
は、フィルムキャリアテープ切断工程において、可撓性
基板70の外形全周よりも外側に開口67の縁部が位置
するようなパターン形状でフィルムキャリアテープ64
に予め開口部を形成しておけばよい。
【0074】このようにすると、可撓性基板70の形成
されるフィルム基板34の裏にはフィルムキャリアテー
プ64が貼付いていないこととなるので、フィルム基板
34の打ち抜きのみで可撓性基板70を切り出せる。こ
のような変形例であっても、フィルム基板34の搬送時
及び半導体ICの実装時には、フィルム基板34におけ
る可撓性基板70の形成領域の周囲はフィルムキャリア
テープ64が貼付けられて補強されているので、フィル
ム基板34のみをフィルムキャリアテープ64として形
成して複数のリール間で移動させると破損したり延びて
しまったりするほど薄いフィルム基板34であっても、
複数のリール間で搬送しながら配線パターンを形成して
可撓性基板70を形成することが可能となる。その結
果、厚さが薄いため、任意の位置で折り曲げることがで
きる可撓性基板70をリール・トゥー・リールによって
製造することができる。また、配線パターン38a,3
8bは全てフィルム基板34上に形成されるため、十分
な強度をもって配線を行うことができるとともに、配線
パターン38a,38b同士のショートが起きてしまっ
たりすることがない。
【0075】5.3 前記各実施形態においては、半導
体IC実装領域50の各パッド51a,51bおよび半
導体ICチップ60の各バンプ61a,61bとの接合
は、それぞれ接着用樹脂55中に分散する導電性粒子5
6、すなわち異方性導電膜54を介して行うこととした
が、他の接合形態でも良い。例えば、半導体IC実装領
域50の各パッド51a,51bを形成する銅箔に金メ
ッキを施して、半導体ICチップ60の金で形成された
各バンプ61a,61bとの間でAu−Au接合として
も良い。また、半導体IC実装領域50の各パッド51
a,51bを形成する銅箔に錫メッキを施して、半導体
ICチップ60の金で形成された各バンプ61a,61
bとを接触加熱することにより、Au-Sn共晶結合し
てもよい。さらには、半導体IC実装領域50の各パッ
ド51a,51bを形成する銅箔を半田接合が可能なパ
ターンとするとともに、半導体ICチップ60の各バン
プ61a,61bの材質を半田として、半田−半田接合
としても良い。このような接合においては、樹脂などか
らなる封止材を用いて半導体ICチップ60をモールド
することになる。
【0076】5.4 前述した実施形態においては、液
晶パネルとして、単純マトリクス駆動を用い電気光学特
性がSTN(Super Twisted Nematic)型の液晶を封入
した液晶パネルを示した。しかしながら、液晶パネルと
しては、これに限らず、駆動方式で言えば、スタティッ
ク駆動型の液晶パネル、また、三端子型スイッチング素
子例えばTFT(Thin Film Transistor)あるいは二端
子型スイッチング素子例えばTFD(Thin Film Diod
e)を用いたアクティブマトリックス型の液晶パネルを
用いることができる。また、電気光学特性で言えば、T
N型、ゲストホスト型、相転移型、強誘電型、メモリ性
を有する双安定性のネマティック液晶を用いたBTN型
など、種々のタイプの液晶パネルを用いることができ
る。
【0077】5.5 さらに、本発明に用いられる平面
表示パネルは液晶パネルに限らず、他の平面表示パネ
ル、例えば、EL(Electro-Luminescence)表示パネル
や、PDP(Plasma Display Panel)表示パネル、FE
D(Field Emission Display)パネルなどであってもよ
い。
【0078】5.6 本発明は前述した各実施形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内または特
許請求の範囲の均等範囲内で各種の変形実施が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る可撓性基板を半導体ICチ
ップが搭載される前の状態として示す模式的な平面図で
ある。
【図2】半導体ICチップが実装された可撓性基板の半
導体IC実装領域付近を示す模式的な部分断面図であ
る。
【図3】フィルムキャリアテープの部分平面図である。
【図4】フィルムキャリアテープへのフィルム基板の貼
付をリール・トゥー・リールの方法によって行う様子を
示す説明図である。
【図5】フィルムキャリアテープ上に複数の可撓性基板
が連なって形成された状態を示す平面図である。
【図6】液晶装置を示す模式的な分解斜視図である。
【図7】(A)、(B)、および(C)は、液晶装置を
表示部として用いた電子機器の例を示す外観図である。
【図8】第2実施形態の可撓性基板を半導体ICチップ
が搭載される前の状態として示す模式的な平面図であ
る。
【図9】フィルムキャリアテープ切断工程をリール・ト
ゥー・リールの方法によって行う様子を示す説明図であ
る。
【図10】所定のパターンが打ち抜かれたフィルムキャ
リアテープを示す平面図である。
【符号の説明】
2 液晶パネル 10 液晶装置 30,70 可撓性基板 34 フィルム基板 38a,38b 配線パターン 64 フィルムキャリアテープ 66 粘着層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線パターンが形成された可撓性基板を
    製造する方法であって、 フィルムキャリアテープに対して、前記フィルムキャリ
    アテープとほぼ同一の厚さ又はそれより薄い厚さのフィ
    ルム基板を貼付ける貼付け工程と、 前記フィルムキャリアテープに貼付けられた状態の前記
    フィルム基板上に配線パターンを形成する配線パターン
    形成工程と、 前記配線パターンが形成された前記フィルム基板を前記
    可撓性基板として前記フィルムキャリアテープから剥離
    する剥離工程と、 を有することを特徴とする可撓性基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記貼付け工程においては、紫外線の照射、活性エネル
    ギー線の照射、または加熱によって粘着力が低下する粘
    着層を介して前記フィルム基板を前記フィルムキャリア
    テープに貼付け、 前記剥離工程においては、前記粘着層に対して、紫外線
    の照射、活性エネルギー線の照射、または加熱を行っ
    て、前記配線パターンが形成された前記フィルム基板を
    前記可撓性基板として前記フィルムキャリアテープから
    剥離することを特徴とする可撓性基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 配線パターンが形成された可撓性基板を
    製造する方法であって、 前記可撓性基板が形成される予定領域において所定の形
    状の開口部が形成されたフィルムキャリアテープを形成
    する工程と、 前記フィルムキャリアテープに対して、前記フィルムキ
    ャリアテープとほぼ同一の厚さ又はそれより薄い厚さの
    フィルム基板を貼付ける工程と、 前記フィルム基板上に配線パターンを形成する工程と、 前記配線パターンが形成された前記フィルム基板を前記
    可撓性基板の形状に切断する工程と、 を有することを特徴とする可撓性基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記フィルム基板を切断する際には、前記フィルム基板
    が貼付けられたフィルムキャリアテープの一部とともに
    前記フィルム基板を切断することを特徴とする可撓性基
    板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記フィルム基板を切断する際には、前記フィルム基板
    に貼付けられた前記フィルムキャリアテープの一部が、
    前記フィルム基板を切断して形成された前記可撓性基板
    に対して部分的に貼付けられた状態となるように、前記
    フィルム基板を切断することを特徴とする可撓性基板の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5において、 前記可撓性基板の前記フィルムキャリアテープが部分的
    に貼付けられた領域は、電子部品が実装される領域であ
    ることを特徴とする可撓性基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかにお
    いて、 前記フィルムキャリアテープに貼付けられた前記フィル
    ム基板を搬送しながら、前記配線パターンが形成された
    前記フィルム基板上に電子部品を実装する実装工程を有
    することを特徴とする可撓性基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 薄型の可撓性基板を搬送する方法であっ
    て、 フィルムキャリアテープに対して、前記フィルムキャリ
    アテープとほぼ同一の厚さ又はそれより薄い厚さのフィ
    ルム基板を貼付ける貼付け工程と、 後に可撓性基板となる前記フィルム基板に配線パターン
    を形成するために、前記フィルムキャリアテープを複数
    のリール間で移動させて前記フィルム基板を搬送する搬
    送工程と、 を有することを特徴とする可撓性基板の搬送方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記フィルムキャリアテープは、前記フィルム基板が貼
    付けられる前に、前記可撓性基板が形状される予定領域
    において所定の形状の開口部を形成してなるなることを
    特徴とする可撓性基板の搬送方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項7のいずれかに
    記載の製造方法によって製造されたことを特徴とする可
    撓性基板。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の可撓性基板と、前
    記可撓性基板が電気的に接続された接続端子を備える表
    示装置用基板と、を有することを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記表示装置用基板に対向する対向基板と、 前記表示装置用基板と前記対向基板との間に挾持された
    液晶と、 をさらに備えることを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12に記載の
    表示装置を表示手段として有することを特徴とする電子
    機器。
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