JP2001221829A - 半導体試験装置の基準電位設定装置及び方法 - Google Patents

半導体試験装置の基準電位設定装置及び方法

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JP2001221829A
JP2001221829A JP2000362565A JP2000362565A JP2001221829A JP 2001221829 A JP2001221829 A JP 2001221829A JP 2000362565 A JP2000362565 A JP 2000362565A JP 2000362565 A JP2000362565 A JP 2000362565A JP 2001221829 A JP2001221829 A JP 2001221829A
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Shinichi Tsuyuki
真一 露木
Toshiaki Ogura
利明 小椋
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定半導体デバイスの多数個取りによって
装置全体が大型化した場合でも、各基板にバラツキのな
い基準電位を設定できるようにする。 【構成】 m=3枚の基板10〜30を用いてn=8個
の被測定半導体デバイスDUT1〜DUT8に対して各
種信号の印加及び測定を行う場合、被測定半導体デバイ
スDUT1〜DUT3の基準電位を基板10に取り込
み、被測定半導体デバイスDUT4〜DUT6の基準電
位を基板20に取り込み、被測定半導体デバイスDUT
7,DUT8の基準電位を基板30に取り込む。各基板
10〜30に取り込まれた基準電位は平均電位加算され
る。各基板で平均電位加算された電位は更に接続され、
3枚の基板10〜30によって基準電位が作られる。こ
の基準電位をレベル発生手段の基準電位とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
電気的特性を検査する際に印加信号や測定信号の基準と
なる電位の設定を行う半導体試験装置の基準電位設定方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】性能や品質の保証された半導体デバイス
を最終製品として出荷するためには、製造部門、検査部
門の各工程で半導体デバイスの全部又は一部を抜き取
り、その電気的特性を検査する必要がある。半導体試験
装置はこのような電気的特性を検査するものであり、被
測定半導体デバイスに所定の試験用パターンデータを与
え、それによる被測定半導体デバイスの出力データを読
み取り、被測定半導体デバイスの基本的動作及び機能に
問題が無いかどうかを被測定半導体デバイスの出力デー
タに基づいて不良情報を解析し、電気的特性を検査して
いる。
【0003】半導体試験装置における試験は、直流試験
とファンクション試験とに大別される。直流試験は被測
定半導体デバイスの入出力端子にDC測定回路から所定
の電圧又は電流を印加することにより、被測定半導体デ
バイスの基本的動作に不良が無いかどうかを検査するも
のである。一方、ファンクション試験は被測定半導体デ
バイスの入力端子にパターン発生器から所定の試験用パ
ターンデータを与え、それによる被測定半導体デバイス
の出力データを読み取り、被測定半導体デバイスの基本
的動作及び機能に問題が無いかどうかを検査するもので
ある。すなわち、ファンクション試験は、アドレス、デ
ータ、書込みイネーブル信号、チップセレクト信号など
の被測定半導体デバイスの各入力信号の入力タイミング
や振幅などの入力条件などを変化させて、その出力タイ
ミングや出力振幅などを試験したりするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体試験装置
の基準電位設定装置は、信号印加用のドライバや信号測
定用のコンパレータなどを備えたピンエレクトロニクス
基板やこの基板が実装されるテストヘッドのバックボー
ドが小型であったため、印加信号や測定信号の基準とな
るグランドレベルをテストヘッド内に一箇所だけ設け、
そこを基準として基準電位の設定を行っていた。
【0005】従来の半導体試験装置の基準電位設定装置
は、テストヘッドのバックボードが比較的小型の場合に
は、構造が単純であり、組み立て性や調整が容易である
という利点を有する。ところが、同時に検査可能な被測
定半導体デバイスの数が多くなる多数個取りを行うよう
になり、装置全体が大型化されると、基板自体の構成も
大きくなり、基板内のバラツキやテストヘッド内のバラ
ツキがそのまま装置全体のバラツキとなり、基準電位を
一箇所にすることによって各基板間で基準電位にバラツ
キが生じるようになってきた。各基板間で基準電位がバ
ラツクと、被測定半導体デバイスに供給される信号レベ
ルにもバラツキが生じることとなり、問題となってい
た。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、被測定半導体デバイスの多数個取りによって装
置全体が大型化した場合でも、各基板にバラツキのない
基準電位を設定することのできる半導体試験装置の基準
電位設定方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された半
導体試験装置の基準電位設定装置は、複数の被測定半導
体デバイス群のそれぞれに対して信号を印加する複数の
ドライバ手段群や前記複数の被測定半導体デバイス群の
それぞれから出力される信号を測定する複数のコンパレ
ータ手段群などを備えた複数の基板群のそれぞれに設け
られ、前記複数の被測定半導体デバイス群の中の所定数
の被測定半導体デバイス群に対応した基準電位群をそれ
ぞれ取り込み、取り込んだ基準電位群の平均電位加算さ
れた電位を出力する複数のレベル発生手段群と、前記各
基板に設けられた前記レベル発生手段群から出力される
電位の合成電位を半導体試験装置の基準電位として出力
する基準電位発生手段とを備えたものである。
【0008】例えば、第1〜第3の3枚の基板が第1〜
第8の8個の被測定半導体デバイスに対して各種信号の
印加及び測定を行う場合、この発明では、第1〜第3の
3個の被測定半導体デバイスの基準電位は第1の基板に
取り込まれ、第4〜第6の3個の被測定半導体デバイス
の基準電位は第2の基板に取り込まれ、第7、第8の2
個の被測定半導体デバイスの基準電位は第3の基板に取
り込まれるように配線される。第1の基板に取り込まれ
た第1〜第3の被測定半導体デバイスの基準電位は第1
の基板上の第1のレベル発生手段によって平均電位加算
される。第2の基板に取り込まれた第4〜第6の被測定
半導体デバイスの基準電位は第2の基板上の第2のレベ
ル発生手段によって平均電位加算される。第3の基板に
取り込まれた第7、第8の被測定半導体デバイスの基準
電位は第3の基板上の第3のレベル発生手段によって平
均電位加算される。第1〜第3のレベル発生手段で平均
電位加算された電位は第1〜第3の基板間で接続される
ので、その接続点に合成電位が現れる。この合成電位を
半導体試験装置の基準電位とする。これによって、被測
定半導体デバイスの多数個取りによって装置全体が大型
化した場合でも、テストヘッド内で使用される基板間及
び基板内のバラツキを最小に留めることができる。ま
た、被測定半導体デバイスのレベル精度を向上させるた
めに常に被測定半導体デバイスの基準電位をテスタ部側
の基準とすることが可能となる。
【0009】請求項2に記載された半導体試験装置の基
準電位設定装置は、請求項1において、前記基準電位発
生手段から出力される前記基準電位を電圧電流測定回路
用の基準電位とするものである。これによって、全ての
被測定半導体デバイスに対して同じ電圧を印加したり電
流を印加したりすることができ、正確な電圧電流測定を
行うことができるようになる。
【0010】請求項3に記載された半導体試験装置の基
準電位設定装置は、請求項1において、前記被測定半導
体デバイス群の基準電位を前記基板内で前記レベル発生
手段群に供給する配線群のそれぞれを接地する抵抗群を
備え、前記被測定半導体デバイス群が未装着状態の場合
に前記抵抗群を介して検出された電位の合成電位を自己
診断モード時の基準電位とするものである。これによっ
て、自己診断モード時には被測定半導体デバイスが存在
しないが、この場合でも、基板の出力部に最も近い部分
の電位を基準電位とすることができるので、自己診断を
正確に行うことができるようになる。
【0011】請求項4に記載された半導体試験装置の基
準電位設定装置は、請求項1において、前記被測定デバ
イスの個数をn個とし、前記基板の枚数をm枚とした場
合に、前記レベル発生手段群は、前記nを前記mで除し
た値の小数点以下を切り上げた数値に対応する個数の被
測定半導体デバイス群に対応した基準電位をそれぞれ取
り込み、取り込んだ基準電位の平均電位加算された電位
を出力するものである。例えば、基板の枚数がm=3枚
でn=8個の被測定半導体デバイスに対して各種信号の
印加及び測定を行う場合、nをmで除した値(2.66
・・)の小数点以下を切り上げた数値は3となる。従っ
て、第1〜第3、第4〜第6のそれぞれ3個の被測定半
導体デバイスの基準電位は第1及び第2の基板に、残り
の第7、第8の2個の被測定半導体デバイスの基準電位
は第3の基板に取り込まれる。このように、各基板に取
り込まれる基準電位の数を基板毎にほぼ同じ個数にする
ことによって、テストヘッド内で使用される基板間及び
基板内のバラツキを最小に留めることができる。
【0012】請求項5に記載された半導体試験装置の基
準電位設定装置は、請求項1において、前記レベル発生
手段が、前記被測定半導体デバイス群の基準電位を各基
板上に設けられた配線手段群を介して取り込み、前記配
線手段群に取り込まれた前記基準電位を抵抗を介して1
の接続箇所に取り込むことによって前記接続箇所に前記
基準電位の平均電位加算された電位を出力するものであ
る。各被測定半導体デバイスの基準電位は配線手段を介
して基板上に取り込まれる。1のレベル発生手段によっ
て平均電位加算される。第2の基板に取り込まれた第4
〜第6の被測定半導体デバイスの基準電位は第2の基板
上の第2のレベル発生手段によって平均電位加算され
る。第3の基板に取り込まれた第7、第8の被測定半導
体デバイスの基準電位は第3の基板上の第3のレベル発
生手段によって平均電位加算される。第1〜第3のレベ
ル発生手段で平均電位加算された電位は第1〜第3の基
板間で接続されるので、その接続点に合成電位が現れ
る。この合成電位を半導体試験装置の基準電位とする。
これによって、被測定半導体デバイスの多数個取りによ
って装置全体が大型化した場合でも、テストヘッド内で
使用される基板間及び基板内のバラツキを最小に留める
ことができる。また、被測定半導体デバイスのレベル精
度を向上させるために常に被測定半導体デバイスの基準
電位をテスタ部側の基準とすることが可能となる。
【0013】請求項6に記載された半導体試験装置の基
準電位設定装置は、請求項5において、前記基準電位発
生手段から出力される前記基準電位を電圧電流測定回路
用の基準電位とするものである。
【0014】請求項7に記載された半導体試験装置の基
準電位設定装置は、請求項5において、前記配線手段群
のそれぞれを接地する抵抗群を備え、前記被測定半導体
デバイス群が未装着状態の場合に前記抵抗群を介して検
出された電位の合成電位を自己診断モード時の基準電位
とするものである。
【0015】請求項8に記載された半導体試験装置の基
準電位設定装置は、請求項5において、前記被測定デバ
イスの個数をn個とし、前記基板の枚数をm枚とした場
合に、前記レベル発生手段群は、前記nを前記mで除し
た値の小数点以下を切り上げた数値に対応する個数の被
測定半導体デバイス群に対応した基準電位をそれぞれ取
り込み、取り込んだ基準電位の平均電位加算された電位
を出力するものである。請求項6〜8は、請求項2〜4
に対応したものである。
【0016】請求項9に記載された半導体試験装置の基
準電位設定方法は、複数の被測定半導体デバイス群のそ
れぞれに対して信号を印加する複数のドライバ手段群や
前記複数の被測定半導体デバイス群のそれぞれから出力
される信号を測定する複数のコンパレータ手段群などを
備えた複数の基板群のそれぞれに、前記複数の被測定半
導体デバイス群の中の所定数の被測定半導体デバイス群
に対応した基準電位群をそれぞれ取り込み、前記取り込
まれた基準電位群を平均電位加算することによって得ら
れた電位を前記各基板毎に出力し、前記各基板から出力
される電位の合成電位を半導体試験装置の基準電位とし
て設定するものである。これは、請求項1に対応してお
り、被測定半導体デバイスに対応した基準電位を各基板
に取り込み、各基板で平均電位加算を行い、各基板で求
められた電位を合成するという一連の流れを示してい
る。
【0017】請求項10に記載された半導体試験装置の
基準電位設定方法は、請求項9において、前記各基板か
ら出力される電位の合成電位を電圧電流測定回路用の基
準電位とすることを特徴とする半導体試験装置の基準電
位設定方法。
【0018】請求項11に記載された半導体試験装置の
基準電位設定方法は、請求項9において、前記被測定半
導体デバイス群の基準電位を前記基板内に取り込むため
の配線群のそれぞれを抵抗群を介して接地し、前記被測
定半導体デバイス群が未装着状態の場合に前記抵抗群を
介して検出された電位の合成電位を自己診断モード時の
基準電位とするものである。
【0019】請求項12に記載された半導体試験装置の
基準電位設定方法は、請求項9において、前記被測定デ
バイスの個数をn個とし、前記基板の枚数をm枚とした
場合に、前記nを前記mで除した値の小数点以下を切り
上げた数値に対応する個数の被測定半導体デバイス群に
対応した基準電位をそれぞれ取り込み、取り込んだ基準
電位の平均電位加算された電位を前記各基板毎に出力す
るものである。
【0020】請求項10〜13は、請求項2〜4に対応
したものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示された一例を
用いて詳細を説明する。図2は半導体試験装置の全体構
成の概略を示すブロック図である。半導体試験装置は大
別してテスタ部50と半導体デバイス取付装置70とか
ら構成される。テスタ部50は制御回路51、DC測定
回路52、タイミング発生器53、パターン発生器5
4、ピン制御回路55、ピンエレクトロニクス基板5
6、フェイルメモリ57及び入出力切替スイッチ58か
ら構成される。テスタ部50はこの他にも種々の構成部
品を有するが、本明細書中では必要な部分のみが示され
ている。
【0022】図では、1枚のピンエレクトロニクス基板
56と半導体デバイス取付装置70に取り付けられた1
個の被測定半導体デバイス71との接続関係を模式的に
示しているが、実際は、複数m枚のピンエレクトロニク
ス基板56の一組と、複数n個の被測定半導体デバイス
71とが所定の規則に従ってそれぞれ接続されている。
すなわち、テスタ部50と半導体デバイス取付装置70
との間は、半導体デバイス取付装置70の全入出力端子
数(Y個)に対応する複数本(Y本)の同軸ケーブル等
から成る信号線によって接続され、端子と同軸ケーブル
との間の接続関係は図示していないリレーマトリックス
によって対応付けられており、各種信号の伝送が所定の
端子と同軸ケーブルとの間で行なわれるように構成され
ている。なお、この信号線は、物理的には半導体デバイ
ス取付装置70の全入出力端子数aと同じ数だけ存在す
る。半導体デバイス取付装置70は、複数個の被測定半
導体デバイス71をソケットに搭載できるように構成さ
れている。被測定半導体デバイス71の入出力端子と半
導体デバイス取付装置70の入出力端子とはそれぞれ1
対1に対応付けられて接続されている。例えば、入出力
端子数30個の被測定半導体デバイス71を8個搭載可
能な半導体デバイス取付装置70の場合は、全体で24
0個の入出力端子を有することになる。
【0023】制御回路51は半導体試験装置全体の制
御、運用及び管理等を行うものであり、マイクロプロセ
ッサ構成になっている。従って、図示していないが、制
御回路51はシステムプログラムを格納するROMや各
種データ等を格納するRAM等を含んで構成される。制
御回路51は、DC測定回路52、タイミング発生器5
3、パターン発生器54、ピン制御回路55及びフェイ
ルメモリ57にテスタバス(データバス、アドレスバ
ス、制御バス)69を介して接続されている。制御回路
51は、直流試験用のデータをDC測定回路52に、フ
ァンクション試験開始用のタイミングデータをタイミン
グ発生器53に、テストパターン発生に必要なプログラ
ムや各種データ等をパターン発生器54に、期待値デー
タ等をピン制御回路55に、それぞれ出力する。この他
にも制御回路51は各種のデータをテスタバス69を介
してそれぞれの構成部品に出力している。また、制御回
路51は、DC測定回路52内の内部レジスタ、フェイ
ルメモリ57及びピン制御回路55内のパス/フェイル
(PASS/FAIL)レジスタ63から試験結果を示
すデータ(直流データやパス/フェイルデータPFD)
を読み出して、それらを解析し、被測定半導体デバイス
71の良否を判定する。
【0024】DC測定回路52は、制御回路51からの
直流試験データを受け取り、これに基づいて半導体デバ
イス取付装置70の被測定半導体デバイス71に対して
直流試験を行う。DC測定回路52は制御回路51から
測定開始信号を入力することによって、直流試験を開始
し、その試験結果を示すデータを内部レジスタへ書込
む。DC測定回路52は試験結果データの書込みを終了
するとエンド信号を制御回路51に出力する。内部レジ
スタに書き込まれたデータはテスタバス69を介して制
御回路51に読み取られ、そこで解析される。このよう
にして直流試験は行われる。また、DC測定回路52は
ピンエレクトロニクス基板56のドライバ64及びアナ
ログコンパレータ65に対して基準電圧VIH,VI
L,VOH,VOLを供給する。
【0025】タイミング発生器53は、制御回路51か
らのタイミングデータを内部メモリに記憶し、それに基
づいてパターン発生器54、ピン制御回路55及びフェ
イルメモリ57に高速の動作クロックCLKを出力する
と共にデータの書込及び読出のタイミング信号PHをピ
ン制御回路55やフェイルメモリ57に出力する。従っ
て、パターン発生器54及びピン制御回路55の動作速
度は、この高速動作クロックCLKによって決定し、被
測定半導体デバイス71に対するデータ書込及び読出の
タイミングはこのタイミング信号PHによって決定す
る。また、フェイルメモリ57に対するパス/フェイル
データPFDの書込タイミングもこのタイミング信号P
Hによって決定する。従って、フォーマッタ60からピ
ンエレクトロニクス基板56に出力される試験信号P
2、及びI/Oフォーマッタ61から入出力切替スイッ
チ58に出力される切替信号P6の出力タイミングもタ
イミング発生器53からの高速動作クロックCLK及び
タイミング信号PHに応じて制御される。また、タイミ
ング発生器53は、パターン発生器54からのタイミン
グ切替用制御信号CHを入力し、それに基づいて動作周
期や位相等を適宜切り替えるようになっている。
【0026】パターン発生器54は、制御回路51から
のパターン作成用のパターンプログラム(マイクロプロ
グラム及びパターンデータ)を入力し、それに基づいた
パターンデータPDをピン制御回路55のデータセレク
タ59に出力する。すなわち、パターン発生器54はマ
イクロプログラム方式に応じた種々の演算処理によって
規則的な試験パターンデータを出力するプログラム方式
と、被測定IC71に書き込まれるデータと同じデータ
を内部メモリ(ランダムパターンメモリ)に予め書き込
んでおき、それを被測定半導体と同じアドレスで読み出
すことによって不規則(ランダム)なパターンデータ
(期待値データ)を出力するメモリストアド方式とで動
作する。メモリ混在型の半導体デバイスのメモリ部分の
試験はプログラム方式によって実行され、ロジック部分
の試験はメモリストアド方式によって実行される。
【0027】ピン制御回路55はデータセレクタ59、
フォーマッタ60、I/Oフォーマッタ61、コンパレ
ータロジック回路62及びパス/フェイル(PASS/
FAIL)レジスタ63から構成される。データセレク
タ59は、各種の試験信号作成データ(アドレスデータ
・書込データ)P1、切替信号作成データP5及び期待
値データP4を記憶したメモリで構成されており、パタ
ーン発生器54からのパターンデータをアドレスとして
入力し、そのアドレスに応じた試験信号作成データP1
及び切替信号作成データP5をフォーマッタ60及びI
/Oフォーマッタ61に、期待値データP4をコンパレ
ータロジック回路62にそれぞれ出力する。フォーマッ
タ60は、フリップフロップ回路及び論理回路が多段構
成されたものであり、データセレクタ59からの試験信
号作成データ(アドレスデータ・書込データ)P1を加
工して所定の印加波形を作成し、それを試験信号P2と
してタイミング発生器53からのタイミング信号PHに
同期したタイミングでピンエレクトロニクス基板56の
ドライバ64に出力する。I/Oフォーマッタ61もフ
ォーマッタ60と同様にフリップフロップ回路及び論理
回路の多段構成されたものであり、データセレクタ59
からの切替信号作成データP5を加工して所定の印加波
形を作成し、それを切替信号P6としてタイミング発生
器53からのタイミング信号PHに同期したタイミング
で入出力切替スイッチ58に出力する。
【0028】コンパレータロジック回路62は、ピンエ
レクトロニクス基板56のアナログコンパレータ65か
らのデジタルの読出データP3と、データセレクタ59
からの期待値データP4とを比較判定し、その判定結果
を示すパス/フェイルデータPFDをパス/フェイルレ
ジスタ63及びフェイルメモリ57に出力する。パス/
フェイルレジスタ63は、ファンクション試験において
コンパレータロジック回路62によってフェイル(FA
IL)と判定されたかどうかを記憶するレジスタであ
り、半導体デバイス取付装置70に搭載可能な被測定半
導体デバイス71の個数に対応したビット数で構成され
ている。すなわち、被測定半導体デバイス71が半導体
デバイス取付装置70に最大32個搭載可能な場合に
は、パス/フェイルレジスタ63は32ビット構成とな
る。このパス/フェイルレジスタ63の対応するビット
がハイレベル"1"のパス(PASS)の場合にはその被
測定半導体デバイス71は良品であると判定され、ロー
レベル"0"のフェイル(FAIL)の場合にはその被測
定半導体デバイス71には何らかの欠陥があり、不良品
であると判定される。従って、その不良箇所を詳細に解
析する場合にはフェイルメモリ57を用いる必要があ
る。
【0029】ピンエレクトロニクス基板56は、複数の
ドライバ64及びアナログコンパレータ65を搭載して
いる。ドライバ64及びアナログコンパレータ65は半
導体デバイス取付装置70のそれぞれの入出力端子に対
して1個ずつ設けられており、入出力切替スイッチ58
を介していずれか一方が接続されるようになっている。
入出力切替スイッチ58は、I/Oフォーマッタ61か
らの切替信号P6に応じてドライバ64及びアナログコ
ンパレータ65のいずれか一方と、半導体デバイス取付
装置70の入出力端子との間の接続状態を切り替えるも
のである。すなわち、半導体デバイス取付装置70の入
出力端子の数がX個の場合、ドライバ64、アナログコ
ンパレータ65及び入出力切替スイッチ58はそれぞれ
X個で構成される。但し、メモリ半導体等を測定する場
合には、アドレス端子やチップセレクト端子等に対して
はアナログコンパレータは必要ないので、アナログコン
パレータ及び入出力切替スイッチの数が少ない場合もあ
る。
【0030】ドライバ64は、半導体デバイス取付装置
70の入出力端子、すなわち被測定半導体デバイス71
のアドレス端子、データ入力端子、チップセレクト端
子、ライトイネーブル端子等の信号入力端子に、入出力
切替スイッチ58を介して、ピン制御回路55のフォー
マッタ60からの試験信号P2に応じたハイレベル"H"
又はローレベル"L"の信号を印加し、所望のテストパタ
ーンを被測定半導体デバイス71に書き込む。アナログ
コンパレータ65は、被測定半導体デバイス71のデー
タ出力端子から入出力切替スイッチ58を介して出力さ
れる信号を入力し、それをタイミング発生器53からの
ストローブ信号(図示せず)のタイミングで基準電圧V
OH,VOLと比較し、その比較結果をハイレベル"P
ASS"又はローレベル"FAIL"のデジタルの読出デ
ータP3としてコンパレータロジック回路62に出力す
る。通常、アナログコンパレータ65は基準電圧VOH
用と基準電圧VOL用の2つのコンパレータから構成さ
れるが、図では省略してある。
【0031】フェイルメモリ57は、コンパレータロジ
ック回路62から出力されるパス/フェイルデータPF
Dをパターン発生器からのアドレス信号ADに対応した
アドレス位置にタイミング発生器53からのタイミング
信号PHの入力タイミングで記憶するものである。フェ
イルメモリ57は被測定半導体デバイス71と同程度の
記憶容量を有する随時読み書き可能なCMOSのSRA
Mで構成されており、被測定半導体デバイス71が不良
だと判定された場合にその不良箇所などを詳細に解析す
る場合に用いられるものである。従って、通常の簡単な
良否判定においては、このフェイルメモリ57は使用さ
れることはない。また、フェイルメモリ57は、半導体
デバイス取付装置70のデータ出力端子に固定的に対応
するデータ入出力端子を有する。例えば、半導体デバイ
ス取付装置70の全入出力端子数が240個であり、そ
の中の160個がデータ出力端子である場合には、フェ
イルメモリ57はこのデータ出力端子数と同じか又はそ
れ以上のデータ入力端子を有するメモリで構成される。
このフェイルメモリ57に記憶されたパス/フェイルデ
ータPFDは制御回路51によって読み出され、図示し
ていないデータ処理用のメモリに転送され、解析され
る。
【0032】図1は、本発明による半導体試験装置の基
準電位設定装置の一例を示す。図では、複数m枚として
3枚のピンエレクトロニクス基板10〜30と、複数n
個として8個の被測定半導体デバイスDUT1〜DUT
8が信号線によって接続されている状態が示されてい
る。すなわち、この実施の形態では、3枚のピンエレク
トロニクス基板10〜30によって8個の被測定半導体
デバイスDUT1〜DUT8に対して信号印加及び信号
測定を行うように構成されている。なお、図では、ドラ
イバS1〜S8のみが示されており、アナログコンパレ
ータについては省略してある。
【0033】ピンエレクトロニクス基板10上のドライ
バS1から出力される信号は、信号線を介して被測定デ
バイスDUT1に供給される。同様にドライバS2〜S
8から出力される信号もそれぞれの信号線を介して被測
定半導体デバイスDUT2〜DTU8に供給される。図
示してないが、ピンエレクトロニクス基板20上にも同
様にドライバT1〜T8が存在し、これらのドライバT
1〜T8から出力される信号もそれぞれの信号線を介し
て被測定半導体デバイスDUT1〜DTU8に供給さ
れ、ピンエレクトロニクス基板30上にも同様にドライ
バU1〜U8が存在し、これらのドライバU1〜U8か
ら出力される信号もそれぞれの信号線を介して被測定半
導体デバイスDUT1〜DTU8に供給されるようにな
っている。ピンエレクトロニクス基板10〜30と各被
測定半導体デバイスDUT1〜DUT8を接続する信号
線はアース線を介して両端側で接地されている。
【0034】一方、被測定半導体デバイスDUT1の基
準電位(アース)はピンエレクトロニクス基板10のグ
ランド線D1に、被測定半導体デバイスDUT2の基準
電位はグランド線D2に、被測定半導体デバイスDUT
3の基準電位はグランド線D3にそれぞれ信号線を介し
て接続される。同様に、被測定半導体デバイスDUT4
の基準電位はピンエレクトロニクス基板20のグランド
線D4に、被測定半導体デバイスDUT5の基準電位は
グランド線D5に、被測定半導体デバイスDUT6の基
準電位はグランド線D6にそれぞれ信号線を介して接続
される。また、被測定半導体デバイスDUT7の基準電
位はピンエレクトロニクス基板30のグランド線D7
に、被測定半導体デバイスDUT8の基準電位はグラン
ド線D8にそれぞれ信号線を介して接続される。なお、
ピンエレクトロニクス基板30のグランド線D9にはな
にも接続されない。
【0035】ピンエレクトロニクス基板10のグランド
線D1〜D3は抵抗14〜16を介して接続されること
によって、各グランド線D1〜D3の平均電位がピンエ
レクトロニクス基板10の基準電位として得られるよう
になっている。同様に、ピンエレクトロニクス基板20
のグランド線D4〜D6は抵抗24〜26を介して接続
されることによって、各グランド線D4〜D6の平均電
位がピンエレクトロニクス基板20の基準電位として得
られ、ピンエレクトロニクス基板30のグランド線D
7,D8は抵抗34,35を介して接続されることによ
って、グランド線D7,D8の平均電位がピンエレクト
ロニクス基板30の基準電位として得られるようになっ
ている。さらに、これらの各ピンエレクトロニクス基板
10〜30の基準電位は、信号線を介して接続され、ピ
ンエレクトロニクス基板10〜30の間で更に平均化さ
れる。このように平均化された基準電位は、各ピンエレ
クトロニクス基板10〜30の電圧発生回路11〜31
にアンプ12〜32を介して供給される。これによっ
て、テストヘッド内で使用されるピンエレクトロニクス
基板間及び基板内のバラツキを最小に留めることができ
る。また、被測定半導体デバイスのレベル精度を向上さ
せるために常に被測定半導体デバイスの基準電位をテス
タ部側の基準とすることが可能となる。
【0036】ピンエレクトロニクス基板10のグランド
線D1〜D3は抵抗17〜19を介してピンエレクトロ
ニクス基板10と各被測定半導体デバイスDUT1〜D
UT8を接続する信号線のアース線にそれぞれ接地され
ている。同様に、ピンエレクトロニクス基板20のグラ
ンド線D4〜D6も抵抗27〜29を介してピンエレク
トロニクス基板20と各被測定半導体デバイスDUT1
〜DUT8を接続する信号線のアース線にそれぞれ接地
され、ピンエレクトロニクス基板30のグランド線D
7,D8も抵抗37,38を介してピンエレクトロニク
ス基板30と各被測定半導体デバイスDUT1〜DUT
8を接続する信号線のアース線にそれぞれ接地されてい
る。このように各ピンエレクトロニクス基板10〜30
のグランド線D1〜D8を抵抗17〜19,27〜2
9,37,38を介して信号線のアース線に接地するこ
とによって、自己診断モード時に、被測定半導体デバイ
スDUT1〜DUT8が存在しない場合でも、ピンエレ
クトロニクス基板10〜30の出力部に最も近い部分の
電位を基準電位とすることができるので、自己診断を正
確に行うことができるようになる。
【0037】さらに、被測定半導体デバイスDUT1〜
DUT8にDC測定回路52から所定の電圧又は電流を
印加することにより、被測定半導体デバイスDUT1〜
DUT8の電圧電流測定を行う場合には、各ピンエレク
トロニクス基板10〜30の間の平均化された基準電位
に基づいてアンプP1〜P8で電圧印加及び電流印加を
行う。これによって、全ての被測定半導体デバイスDU
T1〜DUT8に対して同じ電圧を印加したり同じ電流
を印加したりすることができるので、正確な電圧電流測
定を行うことができるようになる。
【0038】なお、上述の実施の形態では、3枚のピン
エレクトロニクス基板10〜30で8個の被測定半導体
デバイスDUT1〜DUT8に対して基準電位を設定す
る場合について説明したが、これに限らず、m枚のピン
エレクトロニクス基板に対してn個の被測定半導体デバ
イスに対して基準電位を設定する場合には、nをmで除
した値の小数点以下を切り上げた数値に対応する数L本
以上のグランド線をピンエレクトロニクス基板側に設け
て、L個の被測定半導体デバイスの基準電位をピンエレ
クトロニクス基板側のグランド線に接続するようにすれ
ばよい。
【0039】また、上述の実施の形態では、ピンエレク
トロニクス基板30に2個の被測定半導体デバイスDU
T7,DUT8の基準電位を接続する場合について説明
したが、これは一例であり、ピンエレクトロニクス基板
10又は20のいずれかに2個の被測定半導体デバイス
を接続するようにしてもよい。さらに、上述の実施の形
態では、各ピンエレクトロニクス基板に同じ数のグラン
ド線を設けた場合を示したが、グランド線の数は各ピン
エレクトロニクス基板間で同じでなくてもよい。例え
ば、ピンエレクトロニクス基板10及び20には、3本
のグランド線を設け、ピンエレクトロニクス基板30に
は2本のグランド線を設けてもよい。
【0040】上述の実施の形態では、グランド線はピン
エレクトロニクス基板の片側に設けてあるが、これは一
例であり、ピンエレクトロニクス基板毎に異なる位置に
設けてもよいし、各ピンエレクトロニクス基板で同じ位
置に設けるようにしてもよい。また、グランド線の数は
接続される被測定半導体デバイスの数mよりも多くても
よい。例えば、グランド線の数を4本として、その中の
3本だけを使うようにしてもよい。上述の実施の形態で
は、3枚のピンエレクトロニクス基板の基準電位を接続
する場合について説明したが、半導体試験装置を構成す
るピンエレクトロニクス基板の全ての基準電位を接続す
るようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、被測定半導体デバイス
の多数個取りによって装置全体が大型化した場合でも、
各基板にバラツキのない基準電位を設定することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による半導体試験装置の基準電位設定
装置の概略の一例を示す図である。
【図2】 半導体試験装置の全体構成の概略を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10,20,30…ピンエレクトロニクス基板 11,21,31…レベル発生回路 12,22,32…アンプ 14〜19,24〜29,34〜39…抵抗 DUT1〜DUT8…被測定半導体デバイス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被測定半導体デバイス群のそれぞ
    れに対して信号を印加する複数のドライバ手段群や前記
    複数の被測定半導体デバイス群のそれぞれから出力され
    る信号を測定する複数のコンパレータ手段群などを備え
    た複数の基板群のそれぞれに設けられ、前記複数の被測
    定半導体デバイス群の中の所定数の被測定半導体デバイ
    ス群に対応した基準電位群をそれぞれ取り込み、取り込
    んだ基準電位群の平均電位加算された電位を出力する複
    数のレベル発生手段群と、 前記各基板に設けられた前記レベル発生手段群から出力
    される電位の合成電位を半導体試験装置の基準電位とし
    て出力する基準電位発生手段とを備えたことを特徴とす
    る半導体試験装置の基準電位設定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記基準電位発生手段から出力される前記基準電位を電
    圧電流測定回路用の基準電位とすることを特徴とする半
    導体試験装置の基準電位設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記被測定半導体デバイス群の基準電位を前記基板内で
    前記レベル発生手段群に供給する配線群のそれぞれを接
    地する抵抗群を備え、前記被測定半導体デバイス群が未
    装着状態の場合に前記抵抗群を介して検出された電位の
    合成電位を自己診断モード時の基準電位とすることを特
    徴とする半導体試験装置の基準電位設定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記被測定デバイス
    の個数をn個とし、前記基板の枚数をm枚とした場合
    に、前記レベル発生手段群は、前記nを前記mで除した
    値の小数点以下を切り上げた数値に対応する個数の被測
    定半導体デバイス群に対応した基準電位をそれぞれ取り
    込み、取り込んだ基準電位の平均電位加算された電位を
    出力することを特徴とする半導体試験装置の基準電位設
    定装置。
  5. 【請求項5】 複数の被測定半導体デバイス群のそれぞ
    れに対して信号を印加する複数のドライバ手段群や前記
    複数の被測定半導体デバイス群のそれぞれから出力され
    る信号を測定する複数のコンパレータ手段群などを備え
    た複数の基板群のそれぞれに設けられ、前記複数の被測
    定半導体デバイス群の中の所定数の被測定半導体デバイ
    ス群のそれぞれに対応した基準電位をそれぞれ取り込む
    配線手段群と、 前記基板群のそれぞれに設けられ、前記配線手段群に取
    り込まれた前記基準電位を抵抗を介して1の接続箇所に
    取り込み、前記接続箇所に前記基準電位の平均電位加算
    された電位を出力させる複数のレベル発生手段群と、 前記各基板の前記接続箇所から出力される電位の合成電
    位を半導体試験装置の基準電位として出力する基準電位
    発生手段とを備えたことを特徴とする半導体試験装置の
    基準電位設定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記基準電位発生手段から出力される前記基準電位を電
    圧電流測定回路用の基準電位とすることを特徴とする半
    導体試験装置の基準電位設定装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記配線手段群のそれぞれを接地する抵抗群を備え、前
    記被測定半導体デバイス群が未装着状態の場合に前記抵
    抗群を介して検出された電位の合成電位を自己診断モー
    ド時の基準電位とすることを特徴とする半導体試験装置
    の基準電位設定装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記被測定デバイス
    の個数をn個とし、前記基板の枚数をm枚とした場合
    に、前記レベル発生手段群は、前記nを前記mで除した
    値の小数点以下を切り上げた数値に対応する個数の被測
    定半導体デバイス群に対応した基準電位をそれぞれ取り
    込み、取り込んだ基準電位の平均電位加算された電位を
    出力することを特徴とする半導体試験装置の基準電位設
    定装置。
  9. 【請求項9】 複数の被測定半導体デバイス群のそれぞ
    れに対して信号を印加する複数のドライバ手段群や前記
    複数の被測定半導体デバイス群のそれぞれから出力され
    る信号を測定する複数のコンパレータ手段群などを備え
    た複数の基板群のそれぞれに、前記複数の被測定半導体
    デバイス群の中の所定数の被測定半導体デバイス群に対
    応した基準電位群をそれぞれ取り込み、 前記取り込まれた基準電位群を平均電位加算することに
    よって得られた電位を前記各基板毎に出力し、 前記各基板から出力される電位の合成電位を半導体試験
    装置の基準電位として設定することを特徴とする半導体
    試験装置の基準電位設定方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記各基板から出力される電位の合成電位を電圧電流測
    定回路用の基準電位とすることを特徴とする半導体試験
    装置の基準電位設定方法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 前記被測定半導体デバイス群の基準電位を前記基板内に
    取り込むための配線群のそれぞれを抵抗群を介して接地
    し、前記被測定半導体デバイス群が未装着状態の場合に
    前記抵抗群を介して検出された電位の合成電位を自己診
    断モード時の基準電位とすることを特徴とする半導体試
    験装置の基準電位設定方法。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記被測定デバイ
    スの個数をn個とし、前記基板の枚数をm枚とした場合
    に、前記nを前記mで除した値の小数点以下を切り上げ
    た数値に対応する個数の被測定半導体デバイス群に対応
    した基準電位をそれぞれ取り込み、取り込んだ基準電位
    の平均電位加算された電位を前記各基板毎に出力するこ
    とを特徴とする半導体試験装置の基準電位設定方法。
JP2000362565A 1999-12-01 2000-11-29 半導体試験装置の基準電位設定装置及び方法 Pending JP2001221829A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101166525B1 (ko) * 2010-12-16 2012-07-18 전자부품연구원 반도체 장치 테스트 시스템 및 그 시스템에 포함되는 전류 합산 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101166525B1 (ko) * 2010-12-16 2012-07-18 전자부품연구원 반도체 장치 테스트 시스템 및 그 시스템에 포함되는 전류 합산 장치

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