JP2001220966A - 電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置 - Google Patents

電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置

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JP2001220966A
JP2001220966A JP2000030634A JP2000030634A JP2001220966A JP 2001220966 A JP2001220966 A JP 2001220966A JP 2000030634 A JP2000030634 A JP 2000030634A JP 2000030634 A JP2000030634 A JP 2000030634A JP 2001220966 A JP2001220966 A JP 2001220966A
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telescopic
shutter body
wire
motor
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Toshimaro Nakatani
寿麿 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動伸縮式のシャッターをスムーズに開閉し
且つ自動的なロック手段をなすようにしたシャッター開
閉装置を提供する。 【解決手段】 シャッター本体1の下端に吊りワイヤー
13の長手方向中間を固定するとともにガイドレール8
の下端のプーリー14を介してU字状に配置し,その両
端部双方をモーター駆動の回転軸19に設置した一対の
巻取ドラム20に対してそれぞれ逆向きに固定して,吊
りワイヤー13の巻取りと巻戻しを同期するようにし,
回転軸19の回転に応じてシャッター本体1を強制的に
コントロールしてその伸縮開閉と自動的なロックを行な
うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,建物開口部に設置
使用する上下方向に伸縮自在とした電動の伸縮シャッタ
ーに関し,特にその伸縮開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種上下方向に伸縮自在とした伸縮シ
ャッターとして,例えば本発明者による特開平10−8
8939号,特開平11−30083号等が知られてお
り,これによれば伸縮リンクの連結によってその隣接す
る横桟を個別に伸縮する単動式のシャッター本体本体と
するとともに上記各横桟をヒンジ連結した一対とするこ
とによって上下方向に伸縮自在とするとともにその交差
方向に折曲収納自在としたシャッタ本体を両側一対のガ
イドレールによって案内するとともにシャッター本体の
下端に固定した吊りワイヤーを付勢した巻取軸に巻取り
自在とし,またこれをモーター駆動のものとすることに
よって手動又は電動によって上下方向に向けて伸縮開閉
するようにするものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合,縮小開成時
の収納スペースを可及的にコンパクト化し,デザインの
多様化を図るたシースルーのシャッターとして,巻取軸
にシャッター本体を巻き取る構造で収納スペースが大き
く且つデザインが固定化する,いわゆるパイプシャッタ
ーに代わる新しい伸縮シャッターを提供することができ
る。
【0004】この伸縮シャッターにあっては,これを手
動のものとして構成するとシャッター本体の開閉をスム
ーズに行なうものとし得るが,一方でこれを電動のもの
とするとシャッター本体の伸縮開閉,特にその伸張閉成
が必ずしもスムーズになし得ないことが多く,シャッタ
ー本体を縮小閉成できないという問題を残す可能性があ
り,殊に上記従来の例に示されるように単動式とする一
方で,シャッター本体の伸縮開閉を,手の挟まれない高
所で行なうものとするために,シャッター本体の伸縮を
規制するように,例えばガイドレールのガイドに案内さ
れるシャッター本体端部のリンクによる等の伸縮規制手
段を設置したものにあっては,その傾向が強く現われ易
く,従って上下に伸縮開閉する伸縮シャッターを電動の
ものとして商品化するに際して,その伸縮開閉,特に伸
張閉成をスムーズ且つ確実になし得るものと必要があ
る。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,上記電動のものとし
た場合のシャッター本体の伸縮開閉,特に伸張閉成をス
ムーズ且つ確実に行なうことが可能な電動伸縮シャッタ
ーの伸縮開閉装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って,電動
の場合に伸縮開閉のスムーズさが損なわれる原因を探求
すると,この種伸縮シャッターは,例えばアルミ押出材
等によって構成することが好適であるが,このときその
自重が比較的軽量なものとなるから,吊りワイヤーを巻
き取り,シャッター本体を縮小開成することは比較的容
易でも,シャッター本体を伸張閉成するのは吊りワイヤ
ーの巻戻しとともにシャッタ本体が自重で降下すること
が必要になるところ,降下のための自重が不足すること
によってその伸張閉成がなし得なくなり,特に上記伸縮
規制手段を設置したものにあっては,その抵抗が加わる
ために更にシャッター本体の伸張閉成を損なう結果を招
くからと考えられる。
【0007】そこで本発明は,シャッター本体の下端に
長尺の吊りワイヤーをその長手方向中間位置を固定し,
モーターを駆動した際にその正逆の回転によって吊りワ
イヤーの同期した巻取りと巻戻しをその長手方向双方の
端部側において行なうようにして,シャッター本体の下
端を,その伸張閉成方向及び縮小開成方向の双方向に対
する引張力を同時に与えて,吊りワイヤーの巻取りと巻
戻しの移動に応じてシャッター本体の下端を強制的に移
動させ,該シャッター本体の伸縮開閉を強制的にコント
ロールするものとするとともにこのように巻取りと巻戻
しを同期した吊りワイヤーによってシャッター本体の伸
縮開閉を強制的にコントロールすることによって,モー
ターを駆動しない限りシャッター本体はその伸縮開閉を
阻止されるために,該吊りワイヤーのコントロールがシ
ャッター本体の伸縮開閉を停止するストッパー,即ち自
動的なロック手段をなすものとなることによってシャッ
ター本体の伸張閉成後に殊更に施錠装置による施錠ロッ
クを行なうことなく防犯性を高度に確保し得るものとし
たものであって,即ち請求項1に記載の発明は,上下方
向に伸縮自在としたシャッター本体又は上下方向に伸縮
自在とするとともにその交差方向に折曲収納自在とした
シャッター本体を両側一対のガイドレールによって案内
するとともにモーターの駆動によって上下方向に向けて
伸縮開閉するようにした電動伸縮シャッターにおいて,
上記シャッター本体の下端に吊りワイヤーの長手方向中
間位置を固定するとともに該吊りワイヤーの長手方向一
方の巻取りと他方の巻戻しを同期して行なうように該吊
りワイヤーの長手方向双方を上記モーターの駆動によっ
て相互に逆方向の巻取りと巻戻しを自在としてなること
を特徴とする電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置とし,
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,吊りワイヤー
による上記シャッター本体の強制的なコントロールを確
実に行なって,シャッター本体のスムーズな伸縮開閉を
更に確実なものとするように,これを,上記吊りワイヤ
ーのシャッター本体の固定を,シャッター本体の幅方向
端部において行ない,該吊りワイヤーをガイドレール内
に配置するとともにガイドレール内下端に設置したプー
リー等の方向転換部材によって該吊りワイヤーの方向転
換とその下端における定位置の保持を行なってなること
を特徴とする請求項1に記載の電動伸縮シャッターの伸
縮開閉装置とし,請求項3に記載の発明は,同じく上記
に加えて,上記吊りワイヤーの強制的なコントロールを
シャッター本体の左右端部において左右連動的に行い,
シャッター本体の伸縮開閉の安定性を高度に確保するよ
うに,これを,上記吊りワイヤーのシャッター本体への
固定を,シャッター本体の幅方向両端において一対の吊
りワイヤーを用いて行うとともに該一対の吊りワイヤー
の長手方向一方の巻取りと他方の巻戻しを双方で同期し
て行なうようにしてなることを特徴とする請求項1又は
2に記載の電動伸縮シャターの伸縮開閉装置とし,請求
項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記吊りワ
イヤーの強制的なコントロールを可及的に簡易にして確
実な構造によって実現するように,これを,上記吊りワ
イヤーのモーターの駆動による相互に逆方向の巻取りと
巻戻しを,シャッター本体の上方に設置したモーター駆
動の回転軸に固定して同時同一方向回転自在とした一対
の巻取ドラムに対して上記吊りワイヤーの長手方向双方
を巻取ドラムの内側と外側に吊り支持するように固定す
ることによって行なってなることを特徴とする請求項
1,2又は3に記載の電動伸縮シャッターの伸縮開閉装
置とし,請求項5に記載の発明は,同じく上記に加え
て,上記吊りワイヤーの強制的なコントロールを,吊り
ワイヤーの伸びによって損なわれるのを可及的に防止し
て,長期に安定したものとし得るように,これを,上記
吊りワイヤーの長手方向中間位置に,該吊りワイヤーの
弛みを吸収するテンションプーリー等の緩み吸収部材を
設置してなることを特徴とする請求項1,2,3又は4
に記載の電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置とし,請求
項6及び請求項7は,同じく上記に加えて,縮小開成時
のコンパクトな収納を可能とするとともにシャッター本
体のデザインの多様化を図るシースルーのシャッターと
して好ましいシャッター本体を備えたものとするよう
に,請求項6に記載の発明を,上記シャッター本体を,
隣接する横桟をこれらの間に介設した伸縮リンクで連結
することにより又は一対の横桟を伸縮リンクで連結した
個別伸縮自在の伸縮単位体を多数連結することによって
上記隣接する横桟又は伸縮単位体を個別に伸縮する単動
式のシャッター本体として上下方向に伸縮自在としてな
ることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載
の電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置とし,請求項7に
記載の発明を,上記シャッター本体を,隣接する横桟を
これらの間に介設した伸縮リンクで連結するとともに該
伸縮リンクをその中間位置に配置した連結プレートを折
曲自在とすることにより又は一対の横桟を伸縮リンクで
連結した個別伸縮自在の伸縮単位体を折曲自在に多数連
結することによって,上記隣接する横桟又は伸縮単位体
を個別に伸縮する単動式のシャッター本体として上下方
向に伸縮自在とするとともにその交差方向に折曲収納自
在としてなることを特徴とする請求項1,2,3,4又
は5に記載の電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置とし,
これらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段
としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは,例えばアルミ製とした電
動伸縮シャッターであり,該伸縮シャッターAは,本例
において上下方向に伸縮自在とするとともにその交差方
向に折曲収納自在としたシャッター本体1を両側一対の
ガイドレール8によって案内するとともにモーターの駆
動によって上下方向に向けて伸縮開閉するようにしたも
のとしてあり,このとき上記シャッター本体1の下端に
吊りワイヤー13の長手方向中間位置を固定するととも
に該吊りワイヤー13の長手方向一方の巻取りと他方の
巻戻しを同期して行なうように該吊りワイヤー13の長
手方向双方を上記モーターの駆動によって相互に逆方向
の巻取りと巻戻しを自在としたものとしてある。
【0009】本例において上記シャッター本体1は,こ
れを,一対の横桟3を伸縮リンク4で連結した個別伸縮
自在の伸縮単位体2を折曲自在に多数連結することによ
って,該伸縮単位体2を個別に伸縮する単動式のシャッ
ター本体として上下方向に伸縮自在とするとともにその
交差方向に折曲収納自在としたものとしてあり,このと
き上記折曲自在の連結は,これをヒンジ5によって行な
ったものとしてある。
【0010】即ちシャッター本体1は,一対の横桟3に
該横桟3を個別に伸縮自在とするようにその長手方向に
複数の伸縮リンク4を介設し,これら横桟3を該伸縮リ
ンク4によって連結することによって個別伸縮自在の伸
縮単位体2を構成するとともに該伸縮単位体2を多数上
下に並列してその対接する横桟3同士をヒンジ5によっ
て連結することによって,上記単動式にして上下方向に
伸縮自在としてあり,本例にあって上記伸縮リンク4
は,例えば直線,S字状等のリンクバーを,X状に交差
させたり,装飾用の文字又は図形を表出形成するように
一対の横桟3間に適宜に配置するとともに該横桟3との
交点においてその長手方向一方を回動自在に軸支固定
し,他方をスライド自在に係合することによって,個別
伸縮自在の伸縮単位体2を構成したものとしてある。
【0011】ガイドレール8は,該シャッター本体1の
両側にあって開口を画する縦枠部と,該縦枠部に小径の
湾曲部を介して室内外一方,本例において室内側に向け
て延設し室内側にやや下降傾斜した収納部とを一体に形
成した側面略L字状をなすアルミ製にして両側に一対の
ものとし,シャッター本体1の上記横桟3,本例にあっ
ては伸縮単位体2のヒンジ5連結した一方の横桟3の両
端部に設置したガイドローラー7を受け入れ案内するこ
とによって,該シャッター本体1を上下方向に開閉案内
するとともに収納部に折曲収納するものとしてある。
【0012】シャッター本体1の下端,本例においては
最下端に位置する横桟3には上記吊りワイヤー13の長
手方向中間位置を固定してあり,このとき本例の上記吊
りワイヤー13によるシャッター本体1の固定は,これ
を,シャッター本体1の幅方向端部において行ない,該
吊りワイヤー13をガイドレール8内に配置するととも
にガイドレール8内下端に設置したプーリー等の方向転
換部材14によって該吊りワイヤー13の方向転換とそ
の下端における定位置の保持を行なったものとするとと
もに,本例にあって該吊りワイヤー13のシャッター本
体1への固定は,これを,シャッター本体1の幅方向両
端において一対の吊りワイヤー13を用いて行ったもの
としてある。
【0013】即ち吊りワイヤー13は,シャッター本体
1の伸縮開閉を行なうに必要な長さ,例えばシャッター
本体1の伸張閉成状態の高さの約2倍程度の長さを有す
る長尺にして,例えば3mm程度の径のものを用い,そ
の略中央乃至その近傍の上記中間位置を固定してあり,
該固定は,吊りワイヤー13を連結金具 ,例えば吊り
ワイヤー13に固定したオーバルスリーブを介してそれ
ぞれ両側で行なってある。
【0014】該シャッター本体1の下端に固定した吊り
ワイヤー13の長手方向一方の巻取りと他方の巻戻しを
同期して行なうようにしてあり,このとき本例の一対の
吊りワイヤー13の長手方向一方の巻取りと他方の巻戻
しを双方で同期して行なうものとしてある。
【0015】即ち吊りワイヤー13は,本例において上
記方向転換部材14によって方向転換して,ガイドレー
ル8内でシャッター本体1の上方に向けてU字状の上向
きとして配置し,上方において,本例において電動オペ
レータ17に内蔵したモーターの駆動による相互に逆方
向の巻取りと巻戻しを行なうようにしてあり,本例にあ
って該相互に逆方向の巻取りと巻戻しは,これを,シャ
ッター本体1の上方に設置したモーター駆動の回転軸1
9に固定して同時同一方向回転自在とした一対の巻取ド
ラム20に対して上記吊りワイヤー13の長手方向双方
を巻取ドラム13の内側と外側に吊り支持するように逆
向きに固定することによって行なってあり,これによっ
て上記同期した巻取りと巻戻し,換言すれば同時且つ同
長の巻取りと巻戻しを行なうものとしてある。
【0016】本例の回転軸19は,ガイドレール8の上
方に配置したシャッターボックス9のサイドパネルにそ
の長手方向両端を回転自在に軸支して架設するように配
置した長尺一連のものとしてあり,その長手方向両側に
それぞれ各一対の巻取ドラム20を固定してあり,これ
によって該各一対の巻取ドラム20を,同時同方向に回
転自在とするとともに,該一対の巻取ドラム20毎に上
記吊りワイヤー13の長手方向双方,即ち上記U字状の
上向きとした吊りワイヤー13の長手方向両端の自由端
を内外逆向きに固定し,それぞれ時計回り方向と反時計
回り方向に吊りワイヤー13を巻取り,巻戻しするよう
にして,その上記同期した巻取りと巻戻しとを行なうよ
うにしてある。
【0017】このとき吊りワイヤー13は,上記シャッ
ターボックス9の天板等に設置した方向転換用のプーリ
ー15,本例において複数のプーリーを介してガイドレ
ール8から所定の巻取ドラム20に至り,また巻取ドラ
ム20からガイドレール8に戻るようにしてあり,この
とき上記吊りワイヤー13の長手方向中間位置,本例に
あっては上記複数のプーリー15間に,該吊りワイヤー
13の弛みを吸収するテンションプーリー等の緩み吸収
部材16を設置してあり,これによって吊りワイヤー1
3の中間位置においてその交差方向に向けた引張り又は
押圧のテンションを掛けて吊りワイヤー13の使用によ
って生じることあるワイヤーの伸びを吸収するようにし
て,その同期の巻取りと巻戻しを緩みなく行なうように
してある。
【0018】このとき巻取ドラム20とこれに吊りワイ
ヤー13を案内するプーリー15,特に巻取ドラム20
正面側のプーリー15は定位置に固定してあるが,この
間に約10cm程度以上の間隔をおくことによって,吊
りワイヤー13はプーリー15側に引かれる結果,巻取
ドラム20に対する巻取りは並列するように整然となさ
れるようになり,これが重なったりすることによって巻
取り長さと巻戻し長さ間に差を生じたりするのを防止す
ることができ,本例にあって上記間隔は,好ましい約1
5cm程度以上の,特に約20乃至25cm程度とする
ようにしてある。
【0019】図中6はシャッター本体1の下端,本例に
おいて再下端の伸縮単位体2における下方の横桟3に設
置し,床面との間に間隔が生じるのを防止するようにこ
れを閉塞するとともに,上記ガイドレール8の方向転換
部材14の設置をシャッター本体1の下端の上記横桟3
より下方とするためのスペースを確保するようにした水
切り,18はモーターの駆動を解除して手動操作を可能
とする手動操作レバー,10はシャッター本体1の伸縮
を上方高所において行ない,手が挟まれるのを防止する
ようにシャッター本体1に設置した伸縮規制手段におけ
る,本例において用いた各伸縮単位体2の一対の横桟3
間長手方向両端部に設置して上記伸縮リンク4の伸縮を
コントロールする上下中間位置において折曲自在とした
規制リンク,11はそのガイドローラー,12は該ガイ
ドローラー11を案内することによって規制リンク10
を所定の上方高所において折曲し且つ伸張する上記ガイ
ドレール8に設置したリンク用ガイドレールをそれぞれ
示す。
【0020】図示した例は以上のとおりとしたが,シャ
ッター本体を上下方向に伸縮自在としたものとし,これ
によって,開口上方位置に縮小して該位置の収納部に収
納するようにし,開口面で上下に伸縮開閉するものとす
ること,このとき該シャッター本体を,隣接する横桟を
これらの間に介設した伸縮リンクで連結することにより
又は一対の横桟を伸縮リンクで連結した個別伸縮自在の
伸縮単位体を多数連結することによって上記隣接する横
桟又は伸縮単位体を個別に伸縮する単動式のものとして
上下方向に伸縮自在とすること,またシャッター本体
を,例えばX字状のリンクバーを一つ置きの横桟間に順
次に架設固定する等して多数の横桟を同時連動用の伸縮
リンクで連結することにより全ての横桟を同時連動伸縮
する連動式のものとすること,更にシャッター本体を,
隣接する横桟をこれらの間に介設した伸縮リンクで連結
するとともに該伸縮リンクをその中間位置に配置した連
結プレートを折曲自在とすることによって,上記隣接す
る横桟を個別に伸縮する単動式のシャッター本体として
上下方向に伸縮自在とするとともにその交差方向に折曲
収納自在とすること,上記吊りワイヤーのモーターの駆
動による相互に逆方向の巻取りと巻戻しを,単一又は複
数のモーター駆動による複数の逆方向回転自在の回転軸
又はその巻取ドラムに吊りワイヤーの双方を固定するこ
とによって行なうようにすること,シャッター本体の上
方とガイドレールに設けた設置スペース等にそれぞれ巻
取ドラムを設置して,上記シャッター本体上方の巻取ド
ラムをシャッター本体縮小開成用として,これらの間で
吊りワイヤーの巻取りと巻戻しを行なうようにするこ
と,上記伸縮規制手段を用いることなく,吊りワイヤー
によって下方の伸縮単位体から順次の個別伸縮を行なう
ことによってシャッター本体を伸縮開閉するようにする
こと等を含めて,本発明の実施に当って,シャッター本
体,その横桟乃至伸縮手段,ガイドレール,モーター,
吊りワイヤー,必要に応じて用いるプーリー等の方向転
換部材,巻取ドラム,テンションプーリー等の緩み吸収
部材,伸縮単位体,シャッター本体を折曲とする手段等
の各具体的構造,材質,形状,これらの関係,これらに
対する付加等は上記発明の要旨に反しない限り様々な形
態のものとすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,シャッター本体の伸縮開閉を
強制的にコントロールすることによって,シャッター本
体の伸縮開閉,特に伸張閉成をスムーズ且つ確実に行な
うことが可能とするともに吊りワイヤーのコントロール
を施錠ロックの手段として高度な防犯性を確保した電動
伸縮シャッターの伸縮開閉装置を提供することができ,
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,吊りワイヤー
による上記シャッター本体の強制的なコントロールを確
実に行なって,シャッター本体のスムーズな伸縮開閉を
更に確実なものとすることができ,請求項3に記載の発
明は,同じく上記に加えて,上記吊りワイヤーの強制的
なコントロールをシャッター本体の左右端部において左
右連動的に行い,シャッター本体の伸縮開閉の安定性を
高度に確保することができ,請求項4に記載の発明は,
同じく上記に加えて,上記吊りワイヤーの強制的なコン
トロールを可及的に簡易にして確実な構造によって実現
することができ,請求項5に記載の発明は,同じく上記
に加えて,上記吊りワイヤーの強制的なコントロール
を,吊りワイヤーの伸びによって損なわれるのを可及的
に防止して,長期に安定したものとすることができ,請
求項6及び請求項7は,同じく上記に加えて,縮小開成
時のコンパクトな収納を可能とするとともにシャッター
本体のデザインの多様化を図るシースルーのシャッター
として好ましいシャッター本体を備えたものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッターの正面図である。
【図2】伸縮単位体とその関係を示すシャッター本体の
部分拡大縦断面図である。
【図3】シャッター本体とガイドレールとの関係を示す
部分拡大横断面図である。
【図4】吊りワイヤーの配置状態を示す縦断面図であ
る。
【図5】吊りワイヤーと巻取ドラムの関係を示す正面図
である。
【図6】吊りワイヤーと巻取ドラムの関係を示す平面図
である。
【符号の説明】
A 電動伸縮シャッター 1 シャッター本体 2 伸縮単位体 3 横桟 4 伸縮リンク 5 ヒンジ 8 ガイドレール 13 吊りワイヤー 15 方向転換部材 16 緩み吸収部材 19 回転軸 20 巻取ドラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に伸縮自在としたシャッター本
    体又は上下方向に伸縮自在とするとともにその交差方向
    に折曲収納自在としたシャッター本体を両側一対のガイ
    ドレールによって案内するとともにモーターの駆動によ
    って上下方向に向けて伸縮開閉するようにした電動伸縮
    シャッターにおいて,上記シャッター本体の下端に吊り
    ワイヤーの長手方向中間位置を固定するとともに該吊り
    ワイヤーの長手方向一方の巻取りと他方の巻戻しを同期
    して行なうように該吊りワイヤーの長手方向双方を上記
    モーターの駆動によって相互に逆方向の巻取りと巻戻し
    を自在としてなることを特徴とする電動伸縮シャッター
    の伸縮開閉装置。
  2. 【請求項2】 上記吊りワイヤーによるシャッター本体
    の固定を,シャッター本体の幅方向端部において行な
    い,該吊りワイヤーをガイドレール内に配置するととも
    にガイドレール内下端に設置したプーリー等の方向転換
    部材によって該吊りワイヤーの方向転換とその下端にお
    ける定位置の保持を行なってなることを特徴とする請求
    項1に記載の電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置。
  3. 【請求項3】 上記吊りワイヤーによるシャッター本体
    への固定を,シャッター本体の幅方向両端において一対
    の吊りワイヤーを用いて行うとともに該一対の吊りワイ
    ヤーの長手方向一方の巻取りと他方の巻戻しを双方で同
    期して行なうようにしてなることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電動伸縮シャターの伸縮開閉装置。
  4. 【請求項4】 上記吊りワイヤーのモーターの駆動によ
    る相互に逆方向の巻取りと巻戻しを,シャッター本体の
    上方に設置したモーター駆動の回転軸に固定して同時同
    一方向回転自在とした一対の巻取ドラムに対して上記吊
    りワイヤーの長手方向双方を巻取ドラムの内側と外側に
    吊り支持するように逆向きに固定することによって行な
    ってなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の
    電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置。
  5. 【請求項5】 上記吊りワイヤーの長手方向中間位置
    に,該吊りワイヤーの弛みを吸収するテンションプーリ
    ー等の緩み吸収部材を設置してなることを特徴とする請
    求項1,2,3又は4に記載の電動伸縮シャッターの伸
    縮開閉装置。
  6. 【請求項6】 上記シャッター本体を,隣接する横桟を
    これらの間に介設した伸縮リンクで連結することにより
    又は一対の横桟を伸縮リンクで連結した個別伸縮自在の
    伸縮単位体を多数連結することによって上記隣接する横
    桟又は伸縮単位体を個別に伸縮する単動式のシャッター
    本体として上下方向に伸縮自在としてなることを特徴と
    する請求項1,2,3,4又は5に記載の電動伸縮シャ
    ッターの伸縮開閉装置。
  7. 【請求項7】 上記シャッター本体を,隣接する横桟を
    これらの間に介設した伸縮リンクで連結するとともに該
    伸縮リンクをその中間位置に配置した連結プレートを折
    曲自在とすることにより又は一対の横桟を伸縮リンクで
    連結した個別伸縮自在の伸縮単位体を折曲自在に多数連
    結することによって,上記隣接する横桟又は伸縮単位体
    を個別に伸縮する単動式のシャッター本体として上下方
    向に伸縮自在とするとともにその交差方向に折曲収納自
    在としてなることを特徴とする請求項1,2,3,4又
    は5に記載の電動伸縮シャッターの伸縮開閉装置。
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