JPH0748978A - クランク・ワイヤー・システムによるプリーツ状 スクリーン装置 - Google Patents

クランク・ワイヤー・システムによるプリーツ状 スクリーン装置

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JPH0748978A
JPH0748978A JP19647093A JP19647093A JPH0748978A JP H0748978 A JPH0748978 A JP H0748978A JP 19647093 A JP19647093 A JP 19647093A JP 19647093 A JP19647093 A JP 19647093A JP H0748978 A JPH0748978 A JP H0748978A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行うこ
とができ、しかもカーテン、ブラインド、間仕切、網戸
等の広範囲にわたっての利用を可能としたプリーツ状ス
クリーン装置を提供する。 【構成】 対向する一対の枠部3,4と、この枠部との
間に配置された開閉方向にスライド移動自在な1以上の
スライドバー5と、このスライドバーと枠部との間に支
持された折り畳みおよび展開自在な1以上のプリーツ状
スクリーン部材13とを有し、スライドバーに配設され
た屈曲手段6a,6b,6c,6d,7a,7b,7
c,7dにより屈曲され、枠部間に張設された2本以上
のワイヤー部材15a,15b,15c,15dを備
え、スライドバーに挿通されたこのワイヤー部材の上方
および下方からのものが互いに交差も重畳もしない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランク・ワイヤー
・システムによるプリーツ状スクリーン装置に関するも
のである。さらに詳しくは、この発明は、スムーズな開
閉操作を簡便かつ容易に行うことができ、しかもカーテ
ン、ブラインド、間仕切、網戸等の広範囲にわたっての
利用を可能とした新しいクランク・ワイヤー・システム
によるプリーツ状スクリーン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅、オフィスビル等の窓部
や間仕切部などにおいては、種々の構成と構造を有する
カーテン、ブラインド、可動間仕切、衝立等が用いられ
てきており、たとえば図10に示したようなプリーツス
クリーン装置が知られている。たとえばこの図10に示
したようなプリーツスクリーン装置においては、ヘッド
ボックス(ア)とボトムレール(イ)との間に、複数の
プリーツ部(ウ)を有するスクリーン部材(エ)を折り
畳みおよび展開自在に配設している。スクリーン部材
(エ)には、垂直方向に貫通する昇降コード(オ)を左
右両端部と中央部に設けており、これらの昇降コード
(オ)は、ボトムレール(イ)にその一端部を固定して
いる。スクリーン部材(エ)は、昇降コード(オ)の昇
降により、折り畳まれ、あるいは展開されて、開閉す
る。昇降コード(オ)の昇降は、操作コード(カ)を介
して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこの図10に示した従来のプリーツスクリーン装置に
おいては、スクリーン部材(エ)を昇降コード(オ)で
昇降自在に吊り下げているだけのため、その開閉に際し
て、スクリーン部材(エ)が傾いたり、平行移動が不可
能となったり、あるいはまた、昇降コード(オ)のたわ
みが発生するなどの種々の問題があった。
【0004】これに対し、たとえば図11および図12
に示したようなプリーツスクリーン装置がこれまでに提
案されてもいる。図11に例示したプリーツスクリーン
装置の場合には、昇降コード(オ)をスクリーン部材
(エ)に貫通させず、上下の枠部(キ)(ク)の間に垂
直に設けた2本の棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に
貫通させている。この棒材(ケ)をガイドとして、昇降
コード(オ)とともにスクリーン部材(エ)を昇降させ
ることができるようにしている。
【0005】また、図12に例示したプリーツスクリー
ン装置の場合には、水平方向に開閉自在とするように、
左右一対の枠部(コ)(サ)に2本の棒材(ケ)を配設
し、この棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に貫通させ
ている。また、この場合には、図10に示した操作コー
ド(カ)を省略し、スクリーン部材(エ)の一端部に固
定した取っ手(シ)を有するスライドバー(ス)により
開閉することができるようにしている。このような構成
とすることにより、スライドバー(ス)によるスクリー
ン部材(エ)の開閉の際に、棒材(ケ)をガイドとして
安定なスクリーン部材(エ)の開閉操作が得られる。
【0006】しかしながら、これらの図11および図1
2に例示したプリーツスクリーン装置については、比較
的スムーズなスクリーン部材(エ)の開閉操作が得られ
るものの、窓枠開口部、間仕切開口部等に設けた場合に
は、かえって棒材(ケ)がたとえば窓の開閉操作や利用
者の出入りなどの邪魔になるという欠点がある。しかも
スクリーン部材(エ)を開けた時に、棒材(ケ)が開口
部(セ)から露出することとなり、外観を損ねるという
問題もある。
【0007】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来のプリーツスクリーン装置の欠
点を解消し、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行う
ことができ、しかもカーテン、ブラインド、間仕切、網
戸等の広範囲にわたっての利用を可能とした新しいクラ
ンク・ワイヤー・システムによるプリーツ状スクリーン
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、対向する一対の枠部と、この枠
部との間に配置された開閉方向にスライド移動自在な1
以上のスライドバーと、このスライドバーと枠部との間
に支持された折り畳みおよび展開自在な1以上のプリー
ツ状スクリーン部材とを有し、スライドバーに配設され
た屈曲手段により屈曲され、対向する一対の枠部間に張
設された2本以上のワイヤー部材を備え、スライドバー
に上方および下方より挿通されたこのワイヤー部材の上
方および下方からのものが互いに交差も重畳もしていな
いことを特徴とするクランク・ワイヤー・システムによ
るプリーツ状スクリーン装置を提供する。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
のクランク・ワイヤー・システムによるプリーツ状スク
リーン装置についてさらに詳しく説明する。図1および
図2は、各々、この発明のクランク・ワイヤー・システ
ムによるプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示した
一部切欠正面図および平断面図である。
【0010】これらの例は、水平方向に開閉自在とした
プリーツ状スクリーン装置を示したものである。このプ
リーツ状スクリーン装置においては、上下および左右
に、各々、一対ずつ設けた枠部(1)(2)と枠部
(3)(4)により枠体を構成している。この枠体の左
右の枠部(3)(4)の間には、スライドバー(5)を
水平方向にスライド移動自在に配設している。この場
合、上下の枠部(1)(2)は、スライドバー(5)の
スライドガイドとして使用している。スライドバー
(5)は、必ずしも上下の枠部(1)(2)に対して垂
直にスライド移動自在とする必要はなく、枠部(1)
(2)に対して傾斜してスライド移動自在としてもよ
い。設置する部位の形状等に応じて適宜な角度とするこ
とができる。
【0011】スライドバー(5)の内部には、ワイヤー
部材(15a)(15b)(15c)(15d)を屈曲
させるためのグライドピース(6a)(6b)(6c)
(6d)(7a)(7b)(7c)(7d)を配設して
いる。また、図1のA−A′断面を示した図2に例示し
たように、スライドバー(5)には、プリーツ状スクリ
ーン部材(13)を支持、収納するための支持部(8)
および収納部(9)を設けるとともに、人手によりスラ
イド移動させるための取っ手(10)を配してもいる。
さらに、図1に例示したように、スライドバー(5)の
下端部には、戸車(11)を回転自在に配設している。
この戸車(11)もしくはその他の適宜な摺動部材や転
動部材によりスライドバー(5)のスライド移動を円滑
に行うことが可能となる。
【0012】スライドバー(5)と左側の枠部(3)の
間には、複数のプリーツ部(12)を有する折り畳みお
よび展開自在としたプリーツ状スクリーン部材(13)
が配設されているが、このプリーツ状スクリーン部材
(13)の左右両端部には、図2に示したような支持部
材(14)を取り付けており、この支持部材(14)に
よってプリーツ状スクリーン部材(13)が、枠部
(3)およびスライドバー(5)の支持部(8)にしっ
かりと支持されるようにしている。プリーツ状スクリー
ン部材(13)の材質については特に制限はなく、プリ
ーツ部(12)を形成することのできる織布、シート、
フィルム、ネット等の適宜なものとすることができる。
なお、プリーツ部(12)の形状や大きさ等の構成も任
意とすることができる。
【0013】そして、図1に例示したように、このプリ
ーツ状スクリーン部材(13)には、これを支持する前
記のワイヤー部材(15a)(15b)(15c)(1
5d)が、プリーツ状スクリーン部材(13)の開閉方
向、すなわち水平方向に張設されている。これらのワイ
ヤー部材(15a)(15b)(15c)(15d)
は、プリーツ状スクリーン部材(13)のプリーツ部
(12)に設けたたとえば小孔等を介して貫通させた
り、あるいはプリーツ状スクリーン部材(13)の表面
または裏面等に適宜な部材を用いて取り付けるなどして
配設することができる。たとえば図3に示したように、
プリーツ状スクリーン部材が山部(101)と谷部(1
02)を有する可撓性の2つのシート材(103)(1
04)から構成される場合には、これらのシート材(1
03)(104)の各々の裏面部の谷部(102)にリ
ング部材(105)を取り付け、このリング部材(10
5)にたとえば2本のワイヤー部材(15a)の各々を
挿通させることができる。また、図4の例のように、リ
ング部材を用いずにシート材(103)(104)に直
接たとえば2本のワイヤー部材(15a)の各々を貫通
させるようにしてもよい。さらに図5に例示したハニカ
ム型のプリーツ状スクリーン部材の場合には、シート材
(103)(104)を内部で連結した連結片(10
8)にたとえばワイヤー部材(15a)を貫通させるこ
と等が可能である。いずれにしても、プリーツ状スクリ
ーン部材のプリーツ部の構成等に応じて適宜な方式を採
用することができる。
【0014】また、図1および図2の例では、ワイヤー
部材(15a)(15b)(15c)(15d)の左端
部は、図2に例示したように、固定金具(17)により
枠部(3)に固定されている。これらのワイヤー部材
(15a)(15b)(15c)(15d)の張設につ
いてさらに説明すると、図1に例示した上部ワイヤー部
材(15a)(15b)は、上部の枠部(1)に沿って
導かれ、グライドピース(6a)(6b)により屈曲さ
れてスライドバー(5)に上方より挿通され、さらにグ
ライドピース(7a)(7b)により再度屈曲されてプ
リーツ状スクリーン部材(13)を水平方向に支持して
いる。
【0015】また、同様に、下部のワイヤー部材(15
c)(15d)は、下部の枠部(2)に沿って導かれ、
グライドピース(6c)(6d)により屈曲されてスラ
イドバー(5)に下方より挿通され、さらにグライドピ
ース(7c)(7d)により再度屈曲されてプリーツ状
スクリーン部材(13)を水平方向に支持している。そ
して、図1より明らかなように、上方からスライドバー
(5)に挿通されたワイヤー部材(15a)(15b)
と、下方から挿通されたワイヤー部材(15c)(15
d)とは、スライドバー(5)内において互いに交差も
重畳もしていない。
【0016】上方のワイヤー部材(15a)(15b)
および下方のワイヤー部材(15c)(15d)の右端
部は、図1に例示したように、枠部(4)内において固
定金具(18)に固定支持される。この場合、固定金具
(18)および/または左端の枠部(3)内の固定金具
(17)は、ワイヤー部材の長さおよび/または張力の
調整のための弾性部材により構成してもよい。
【0017】図1の例においては、上方のワイヤー部材
(15a)(15b)と下方のワイヤー部材(15c)
(15d)とにより上下各々2本のワイヤー部材を使用
しているが、最小限上下各々1本のワイヤー部材があれ
ば、この発明のクランク・ワイヤー・システムによるプ
リーツ状スクリーン装置は構成されることになる。もち
ろん、ワイヤー部材(15a)(15b)(15c)
(15d)については、その素材や、太さ等に特段の限
定はない。金属、合金、高張力樹脂等の適宜なものとす
ることができる。また、枠部(3)(4)への固定方法
についても、図1および図2に例示したものに限定され
ることはない。
【0018】また図1の例においては、上側の枠部
(1)の内部に、密閉性を向上させるためのシーリング
パネル(19)をその自重によりプリーツ状スクリーン
部材(13)の上端部に当接させて配設している。たと
えば以上の構成を有するこの発明のクランク・ワイヤー
・システムによるプリーツ状スクリーン装置において
は、スライドバー(5)に内蔵されたグライドピース
(6a)(6b)(6c)(6d)(7a)(7b)
(7c)(7d)によって、ワイヤー部材(15a)
(15b)(15c)(15d)を屈曲させ、スライド
バー(5)内において、上方から挿通されるワイヤー部
材(15a)(15b)と、下方から挿通されるワイヤ
ー部材(15c)(15d)とを交差も重畳もさせるこ
となく、左右の枠部(3)(4)の間に所定の張力で張
設することができる。
【0019】ワイヤー部材はグライドピース(6a)
(6b)(6c)(6d)(7a)(7b)(7c)
(7d)上を滑らかに滑ることができるため、スライド
バー(5)が水平方向に容易に移動することができ、こ
のスライドバー(5)の移動により、プリーツ状スクリ
ーン部材(13)側および開口部(20)側の水平長さ
が自在に、かつ円滑に変更できることになる。このた
め、プリーツ状スクリーン部材(13)の開閉は、安定
して容易となる。
【0020】ワイヤー部材(15a)(15b)(15
c)(15d)は、プリーツ状スクリーン部材(13)
をガイドしつつ、その折り畳みあるいは展開を可能とす
る。すなわち、スライドバー(5)を枠部(4)側にス
ライド移動させると、ワイヤー部材(15a)(15
b)(15c)(15d)のプリーツ状スクリーン部材
(13)側の水平長さが長くなり、折り畳まれていたプ
リーツ部(12)が引き伸ばされて、展開する。これに
よって、プリーツ状スクリーン部材(13)を閉めるこ
とができ、開口部(20)を遮閉することができる。一
方、スライドバー(5)を枠部(3)側にスライド移動
させると、今度は、ワイヤー部材(15a)(15b)
(15c)(15d)のプリーツ状スクリーン部材(1
3)側の水平長さが短くなり、プリーツ部(12)が押
し縮められ、折り畳まれる。このようにして、プリーツ
状スクリーン部材(13)を開けることができ、開口部
(20)を形成することができる。折り畳まれたプリー
ツ状スクリーン部材(13)は、たとえば図2に例示し
たようなスライドバー(5)に設けた収納部(9)に収
納される。なお、収納部(9)は、たとえば図6に示し
たように、プリーツ状スクリーン部材(13)を支持す
る枠部(3)に設けることも可能である。
【0021】プリーツ状スクリーン部材(13)は、上
記したように、上下のワイヤー部材(15a)(15
b)(15c)(15d)、あるいは(15a)(15
d)によりガイドされるため、その開閉操作中に上下に
傾くことはない。スムーズに折り畳まれ、あるいは展開
されて開閉する。また、スライドバー(5)の操作荷重
が均一化されるため、スライドバー(5)を自在にスラ
イド移動させることができ、スライドバー(5)のどこ
で操作してもプリーツ状スクリーン部材(13)を安定
に開閉することができる。開閉操作は簡便かつ容易とな
り、しかも任意の位置での停止も確実かつ容易に行うこ
とが可能となる。さらに、ワイヤー部材の使用によりプ
リーツ状スクリーン部材(13)の強度が向上する。風
などによりプリーツ状スクリーン部材(13)が揺動す
るのも防止される。このため、プリーツ状スクリーン部
材(13)の設計と製造が簡便かつ容易となる。そし
て、開口部(20)側のワイヤー部材は、各々、上下の
枠部(1)(2)の内部に挿通することができるため、
プリーツ状スクリーン部材(13)を開けた時に、開口
部(20)に露出することはない。このため、外観を良
好なものとすることができ、たとえば窓枠開口部、間仕
切開口部等に配設した場合に、窓の開閉操作や利用者の
出入りなどの邪魔にならない。
【0022】グライドピース(6a)(6b)(6c)
(6d)(7a)(7b)(7c)(7d)について
は、図1に例示したように、略半円状とした摺動容易な
ものでもよいし、プーリーのように、それ自体が転動す
るものでもよい。なお、図1の例のように、プリーツ状
スクリーン部材(13)の中間部にワイヤー部材(15
b)(15c)を用いる場合には、プリーツ状スクリー
ン部材(13)の展開時に発生しやすい風圧によるたわ
みを防止し、面全体の強度を補強するものである。ま
た、プリーツ状スクリーン部材(13)が、温度等の影
響により変形するのを矯正する作用も果たす。
【0023】図7は、この発明の別の例をその構成につ
いて示した概略正面図である。この例は、左右一対の枠
部(3)(4)の間に、上記したようなプリーツ状スク
リーン部材(13a)(13b)を左右対称に2つ配設
した両開き式の装置を示している。すなわち、左側のプ
リーツ状スクリーン(13a)の場合には、枠部(3)
とスライドバー(5a)の間に折り畳みおよび展開自在
に設けている。同様に、右側のプリーツ状スクリーン部
材(13b)の場合には、枠部(4)とスライドバー
(5b)の間に折り畳みおよび展開自在に設けている。
【0024】そして、この例においては、上方のワイヤ
ー部材(15a)(15b)は、右側および左側のスク
リーン部材(13a)(13b)で、その配設位置が異
っている。下方のワイヤー部材(15c)(15d)の
場合にも同様である。いずれにしても、スライドバー
(5a)(5b)内に挿通される上方からのワイヤー部
材(15a)(15b)と、下方から挿通されるワイヤ
ー部材(15c)(15d)とは相互に交差も重畳する
こともない。
【0025】また、図8のような例もこの発明において
は可能である。この場合にも上方からスライドバー(5
a)(5b)に挿通されるワイヤー部材(15a)(1
5b)と、下方より挿通されるワイヤー部材(15c)
(15d)とは、交差することも重畳することもない。
もちろん、以上の例は、プリーツ状スクリーン部材(1
3)(13a)(13b)が左右に水平方向に開閉する
ものであるが、図9のように、垂直方向に開閉するよう
にしてもよいことは言うまでもない。
【0026】以上に例示したこの発明のプリーツ状スク
リーン装置は、一般の窓用のカーテンやブラインドの
他、天窓等の傾斜窓や車両用窓のカーテンやブラインド
として、あるいは住宅、オフィスビル等の間仕切として
利用することもできる。さらには、衝立、防虫用の網戸
などとして利用することも可能である。なお、スライド
バーのスライド移動は、図2に例示した取っ手(10)
による人手の他に、従来のような操作コードや、適宜な
駆動手段を組み込んで電動駆動させる電動方式などの任
意のものとすることができる。
【0027】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行うことが
でき、しかもカーテン、ブラインド、間仕切等の広範囲
にわたっての利用を可能としたクランク・ワイヤー・シ
ステムによるプリーツ状スクリーン装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクランク・ワイヤー・システムによ
るプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示した一部切
欠正面図である。
【図2】図1の例の平面図である。
【図3】プリーツ状スクリーン部材の別の例とワイヤー
部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図4】プリーツ状スクリーン部材のまた別の例とワイ
ヤー部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図5】プリーツ状スクリーン部材のさらにまた別の例
とワイヤー部材による支持方式を例示した要部断面図で
ある。
【図6】図1に例示した収納部の配置構成についての別
の例を示した平面図である。
【図7】この発明のプリーツ状スクリーン装置の別の例
を示した一部切欠正面図である。
【図8】この発明のまた別の例を示した一部切欠平面図
である。
【図9】垂直開閉方式のプリーツ状スクリーン装置の別
の例を示した正面図である。
【図10】従来のプリーツスクリーン装置を例示した正
面図である。
【図11】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【図12】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 枠部 5,5a,5b スライドバー 6a,6b,6c,6d,7a,7b,7c,7d グ
ライドピース 8 支持部 9 収納部 10 取っ手 11 戸車 12 プリーツ部 13,13a,13b プリーツ状スクリーン部材 14 支持部材 15a,15b,15c,15d ワイヤー部材 17 固定金具 18 固定金具 19 シーリングパネル 20,20a,20b 開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の枠部と、この枠部との間
    に配置された開閉方向にスライド移動自在な1以上のス
    ライドバーと、このスライドバーと枠部との間に支持さ
    れた折り畳みおよび展開自在な1以上のプリーツ状スク
    リーン部材とを有し、スライドバーに配設された屈曲手
    段により屈曲され、対向する一対の枠部間に張設された
    2本以上のワイヤー部材を備え、スライドバーに上方お
    よび下方より挿通されたこのワイヤー部材の上方および
    下方からのものが互いに交差も重畳もしていないことを
    特徴とするクランク・ワイヤー・システムによるプリー
    ツ状スクリーン装置。
JP19647093A 1993-08-06 1993-08-06 クランク・ワイヤー・システムによるプリーツ状スクリーン装置 Expired - Lifetime JP2672249B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07208044A (ja) * 1994-01-20 1995-08-08 Seiki Hanbai Kk 建物開口部用スクリーン装置
KR970005169A (ko) * 1995-07-14 1997-02-19 호시야마 야수오 스크린장치

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JPH07208044A (ja) * 1994-01-20 1995-08-08 Seiki Hanbai Kk 建物開口部用スクリーン装置
KR970005169A (ko) * 1995-07-14 1997-02-19 호시야마 야수오 스크린장치

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