JP2001220320A - 育毛剤組成物 - Google Patents
育毛剤組成物Info
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Abstract
れた育毛効果を有する育毛剤組成物を提供する。 【解決手段】 有効成分として、インドネシアを中心と
した東南アジアを中心に栽培、或いは成育している、ク
スリウコン、ネジトウガラシ、イボツヅラフジ、ベチベ
ル、ミスミグサ、ナンヨウハマゴウ、オオバイヌビワ、
オオバナホルトノキ、カシウナットノキ、ゾウコンニャ
ク、ミツバドコロ、ヤマアサ、グアシモ、メレミアマン
モサ、サピンダスララク、エリスリナリソスペルマエか
ら選択された植物の抽出物のうち、少なくとも1種以上
を含有することを特徴とする育毛剤組成物とする。
Description
り、更に詳しくは有効成分として特定植物由来の成分を
含有した育毛剤組成物に係り、その目的は、優れた育毛
効果を有し、しかも頭皮に対して好ましくない刺激を起
こすことのない安全な育毛剤組成物を提供することにあ
る。
い生活環境の変化等を原因とした日常の恒常的なストレ
スを背景とした、脱毛や薄毛等の頭髪に関する悩みが、
中高齢者層だけでなく若年層や女性の間にまで広がって
きている。このために、育毛剤・養毛剤等の需要が年々
高まっている。
は、頭髪の毛母細胞の栄養不足による機能不全や、頭皮
における微生物の繁殖が挙げられ、この毛母細胞の機能
を正常に回復し、さらに頭皮における微生物の繁殖を抑
制することができれば、発毛を促進することが可能にな
ると考えられている。
毛・養毛の目的で使用される頭髪用化粧品や医薬品、医
薬部外品では、毛母細胞の機能を正常に回復するため
に、センブリ抽出物、酢酸トコフェロール、塩化カルプ
ロニウム、ビタミンE、パントテン酸、トウガラシチン
キ、シヨウキョウチンキ、セファランチン等の毛根に浸
透して血管を拡張、血行を促進する成分、パントテニル
アルコール、感光素等の毛母細胞を賦活する成分等が配
合されている。
る微生物の繁殖を防ぐために、エタノール等の清涼感を
与え、殺菌作用を有する成分、フケやカユミを防止する
ために、グリチルレチン酸、塩酸ピリドキシン等の皮脂
線の活動を抑制する成分、レゾルシン、サリチル酸等の
角質溶解作用を有する成分等が配合されている。更に、
毛母細胞の細胞分裂を阻害する物質である5α−ジヒド
ロテストステロンの生成に関与している酵素を阻害する
成分として、エストラジオール等の女性ホルモン等が配
合されている。
たような従来の育毛成分を用いた育毛剤組成物では、十
分な育毛・養毛効果を得ることはできず、むしろ、頭皮
に対して逆に好ましくない刺激を与えてしまうこともあ
った。そこで優れた育毛効果を有し、しかも頭皮に対し
て好ましくない刺激を与えることのない安全な育毛剤組
成物の創出が望まれていた。そこで、本発明者らは上記
したような課題を解決するべく鋭意研究を続けた結果、
インドネシア、マレーシア等の東南アジアを中心に分布
或いは栽培されている特定の植物の抽出物が優れた育毛
・養毛効果を有するとともに、頭皮に対する安全性の高
いことを見いだし本発明の完成に至った。
明は、有効成分として、クスリウコン(Curcuma xantho
rrhiza Roxb.)、ネジトウガラシ(Helicteres isora
L. )、イボツヅラフジ(Tinospora crispa (L.) Hook
f. et Thoms)、ベチベル(Vetiveria zizanioides Sta
pf )、ミスミグサ(Elephantopus scaber L.)、ナン
ヨウハマゴウ(Vitex trifolia L. )、オオバイヌビワ
(Ficus septica Burm)、オオバナホルトノキ(Elaeoc
arpus grandiflorus J. Smith )、カシウナットノキ
(Anacardiumoccidentale L. )、ゾウコンニャク(Amo
rphophallus campanulatus (Roxb.)Bl. ex Dec. )、ミ
ツバドコロ(Dioscorea hispida Roxb. )、ヤマアサ
(Hibiscus tiliaceus L. )、グアシモ(Guazuma ulmi
folia Lam.)、メレミアマンモサ(Merremia mammosa H
all.)、サピンダスララク(Sapindus rarak DC )、エ
リスリナリソスペルマエ(Erythrina lithospermae fol
ia)から選ばれる植物の抽出物のうち、少なくとも1種
以上が含有されてなることを特徴とする育毛剤組成物に
関する。
有効成分として、クスリウコン(Curcuma xanthorrhiza
Roxb.)、ネジトウガラシ(Helicteres isora L. )、
イボツヅラフジ(Tinospora crispa (L.) Hook f. et T
homs)、ベチベル(Vetiveria zizanioides Stapf )、
ミスミグサ(Elephantopus scaber L.)、ナンヨウハマ
ゴウ(Vitex trifolia L. )、オオバイヌビワ(Ficus
septica Burm)、オオバナホルトノキ(Elaeocarpus gr
andiflorus J. Smith )、カシウナットノキ(Anacardi
um occidentale L. )、ゾウコンニャク(Amorphophall
us campanulatus (Roxb.) Bl. ex Dec. )、ミツバドコ
ロ(Dioscorea hispida Roxb. )、ヤマアサ(Hibiscus
tiliaceus L. )、グアシモ(Guazuma ulmifolia La
m.)、メレミアマンモサ(Merremia mammosa Hall.)、
サピンダスララク(Sapindus rarak DC )、エリスリナ
リソスペルマエ(Erythrina lithospermae folia)から
選ばれる植物の抽出物のうち、少なくとも1 種以上が含
有される。
b.)は、ショウガ科ウコン属に属し、ジャワに野生し、
ジャワやマレーシアで栽培されている。マレーシアでは
根茎をTemu Lawakと称し、食欲増進、下痢、貧血等の治
療薬として用いられ、また根茎からは澱粉を採取し食用
とされている。
は、アオギリ科ヤンバルゴマ属に属する半常緑の低木で
あり、インド、東南アジアからオーストラリアにかけて
分布している。インドネシアでは、果実をKayu Ules と
称し、腰痛、痙攣などに用いられている。
Hook.f. et Thoms)は、ツヅラフジ科チノスポラ属に属
する大型の木本性つる植物であり、インド東部から東南
アジア、中国南部、西マレーシアに分布する。インドネ
シアでは、茎をBrotowali と称し、マラリアを含む熱
病、強壮剤などに用いられている。
)は、イネ科ベチベル属に属する多年草であり、イン
ド、東南アジア、セイシェル諸島などで栽培されてい
る。インドネシアでは、根をAkar Wangiと称し、呼気、
汗の矯臭剤として配合し、またリウマチに外用剤として
用いられている。
は、キク科ミスミグサ属に属する双子葉植物であり、東
南アジアに分布する。インドネシアでは、葉を貧血、下
痢、熱病などに、根はマラリアなどの熱病に用いられて
いる。
は、クマツヅラ科ハマゴウ属に属する双子葉植物であ
り、熱帯から温帯地域に広く分布している。
は、クワ科イチジク属に属する双子葉植物であり、日本
(小笠原)、台湾、マレーシアに分布する。枝葉は緑肥
及び飼料に適している。
florus J. Smith )は、ホルトノキ科ホルトノキ属に属
する双子葉植物であり、東アジアの暖帯から東南アジ
ア、マレーシア、オーストラリアに分布している。イン
ドネシアでは種子をAnyang-Anyang と称し利尿薬として
用いられている。
le L. )は、ウルシ科カシウナット属に属する常緑果樹
であり、熱帯地域で広く栽培されている。果実を取り去
った種子は、カシュウナッツとして食用とされ、また、
樹幹から採取される樹脂は防虫性があり、製本や木工に
利用されている。
latus (Roxb.) Bi. ex Dec. )は、サトイモ科コンニャ
ク属に属する単子葉植物であり、熱帯アジア、太平洋諸
島で自生し、栽培されている。塊茎、若い葉柄は煮食さ
れている。
)は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属に属する単子葉植物
であり、インド、東南アジア、中国南部、ニューギニア
に野生する。中国では塊茎を消炎解毒薬とし、はれも
の、梅毒、打身などの治療に用いられる。
iaceus L. )は、アオイ科フヨウ属に属する双子葉植物
で、高さ10mほどになる小高木であり、熱帯に広く分
布する。強い樹皮の繊維は、ロープ、敷物、織物などに
利用される。
アオギリ科グアズマ属に属する双子葉植物で、高木であ
る。中米、西インド諸島から南米熱帯原産で、果実は粘
液性の甘い果汁があり食用にされる。インドネシアでは
葉をJati Belandaと称し、下痢、咳、腹痛、肥満に用い
られる。
l.)は、ヒルガオ科に属する植物であり、インドネシア
ではBidara upas と称し、気管支炎、結核、チフスなど
に用いられる。
は、ムクロジ科ムクロジ属に属する双子葉植物であり、
熱帯から温帯地域に分布している。
thospermae folia)は、マメ科デイゴ属に属する双子葉
植物であり、熱帯を中心に温暖な地域に分布している。
地上部位及び地下部位の全部位が使用可能で、その種
子、果実部、花部、葉部、根部、茎部などの各部位を単
独で或いは適宜混合して用いてもよい。また、乾燥状態
のもの、非乾燥状態のものいずれも好適に用いられる。
は特に限定されないが、無水、或いは含水有機溶媒、特
に一価アルコール、多価アルコール又はその誘導体、ケ
トン、エステル、エーテル、石油エーテル、脂肪族炭化
水素又はハロゲン化物、芳香族炭化水素より選択された
1種以上が含まれる無水、或いは含水有機溶媒を用いる
と育毛効果が充分に発揮され好ましい。具体的には、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−
プロピルアルコール、イソブタノール、n−ヘキサノー
ル、メチルアミルアルコール、2−エチルブタノール、
n−オクタノール等の炭素数1〜8の一価アルコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−
ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の
炭素数2〜6の多価アルコール或いはその誘導体、アセ
トン、メチルアセトン、エチルメチルケトン、イソブチ
ルメチルケトン、メチル−n−プロピルケトン等の炭素
数3〜6のケトン、酢酸エチル、酢酸イソプロピル等の
炭素数4〜5のエステル、エチルエーテル、イソプロピ
ルエーテル、n−ブチルエーテル等の炭素数4〜8のエ
ーテルや石油エーテル、n−ブタン、n−ペンタン、n
−ヘキサン、n−オクタン等の炭素数4〜8の脂肪族炭
化水素、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロエタン、
トリクロロエチレン等の炭素数1〜2の脂肪族炭化水素
のハロゲン化物、ベンゼン、トルエン等の炭素数6〜7
の脂肪族炭化水素のうち1種或いは2種以上が含まれて
なる無水或いは含水有機溶媒を好ましい例として挙げる
ことが出来る。
物を得る方法は特に限定はされず、例えば、上記したよ
うな抽出溶媒中に上記の原料植物或いはその乾燥粉砕物
を室温下1〜20日間浸漬することにより抽出する方法
や上記したような抽出溶媒により、その沸点程度の温度
において、ソックスレー抽出器等を用いて還流抽出する
方法等を例示することができる。
ような方法により得られた抽出液から溶媒を留去して得
られる抽出物を有効成分として用いることができるが、
抽出溶媒としてエタノールを用いた場合には、エタノー
ルは皮膚に対する安全性が高いため、抽出液から溶媒を
留去することなく用いることができる。
記したような方法により得られた抽出物を、さらに精製
処理することにより得られた抽出物を有効成分として用
いることもできる。この精製処理としては、通常行われ
る方法であればよく、例えば、液−液分配や液体カラム
クロマトグラフィー等を例示することができるが特に限
定はされない。液体カラムクロマトグラフィーによる精
製処理の場合、カラムに充填する充填剤としては、イオ
ン交換樹脂、アルミナ、シリカゲル、アガロースゲル等
を例示することができる。尚、液体カラムクロマトグラ
フィーによる精製処理は常法に従えばよい。
うな方法で調製した有効成分の1種以上が配合され、そ
の配合量は特に限定されないが、少なすぎると有効成分
配合による効果が充分発揮されないため、全組成物中
0.01〜100重量%とするのが望ましく、植物の抽
出物のみを育毛剤組成物とすることも可能である。
有効成分以外に、育毛・養毛成分として、例えば、ビタ
ミンE及びその誘導体、センブリエキス、トコフェロー
ル、朝鮮人参エキス、ニコチン酸メチル、ニコチン酸ベ
ンジル、ニンニクエキス、セファランチン、塩化カルプ
ロニウム、アセチルコリン等の血行促進剤、トウガラシ
チンキ、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、ノニ
ル酸バニルアミド等の局所刺激剤、フェノール、尿素、
サリチル酸、レゾルシン、乳酸などの角質溶解剤、プラ
センタエキス、ペンタデカン酸グリセリド、パントテニ
ルエチルエーテル、ビオチン、ヒノキチオール、リノー
ル酸、リノレイン酸、アラキドン酸、コハク酸、クエン
酸、アラントイン等の代謝賦活剤、グリチルリチン酸ジ
カリウム、塩酸ジフェンヒドラジン、ヒドロコリチゾ
ン、アレイン酸クロルフェニラミン、グリチルリチン
酸、グリチルレチン酸等の消炎剤、オルソメトキシシン
ナムアルデヒド、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキ
シ安息香酸エチル、イソプロピルメチルフェノール、ソ
ルビン酸、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチル
フェノール、トリクロサン、ジンクピリチオン、ヒノキ
チオール等の殺菌剤、メントール、ハッカ油、カンフル
等の清涼剤、その他、エストリオール、エストロン、エ
ストラジオール、エチニルエストラジオール等の女性ホ
ルモン等を適宜配合することも可能である。
エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、フ
ェノキシエタノール等の一価アルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール等
の多価アルコール、水溶性高分子、酸化防止剤、pH調
整剤、紫外線防止剤、金属イオン封鎖剤、増粘剤、界面
活性剤、精製水、香料、防腐剤、抗菌剤、油剤、高級脂
肪酸、脂肪酸エステル、保湿剤、清涼剤、色素等の通常
の化粧品成分、或いはホルモン類、ビタミン類、アミノ
酸類、収斂剤及び胎盤抽出物、エラスチン、コラーゲ
ン、ムコ多糖、アロエ抽出物、ヘチマ水、ローヤルゼリ
ー、バーチ、ニンジンエキス、カモミラエキス、甘草エ
キス、サルビアエキス、アルテアエキス、セイヨウノコ
ギリソウエキス等の生薬成分をはじめとする動植物抽出
成分等の特殊配合成分を目的に応じて適宜任意に配合し
てもよい。
品或いは医薬品として用いることができ、例えば、ヘア
トニック、シャンプー、リンス、ヘアクリーム、ヘアト
リートメントとして用いることができる。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。尚、本発明に係る育毛剤組成物の有効成分を実施例
とした。 (実施例1)乾燥したクスリウコン(Curcuma xanthorr
hiza Roxb.)の根茎の粉砕物100gにメタノール60
0mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去し
て抽出物2.2gを得た。
isora L. )の実の粉砕物100gにメタノール600
mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去して
抽出物6.2gを得た。
crispa (L.) Hook. f. et Thoms )の茎の粉砕物100
gにメタノール700mlを加えて還流し、抽出液を濾
別後、溶媒を留去して抽出物5.5gを得た。
oides Stapf )の根の粉砕物100gにメタノール70
0mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去し
て抽出物8.5gを得た。
caber L.)の全草の粉砕物100gにメタノール110
0mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去し
て抽出物9.4gを得た。
ifolia L. )の全草の粉砕物100gにメタノール60
0mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去し
て抽出物10.0gを得た。
ica Burm)の全草の粉砕物100gにメタノール500
mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去して
抽出物11.1gを得た。
arpus grandiflorus J. Smith )の実の粉砕物100g
にメタノール600mlを加えて還流し、抽出液を濾別
後、溶媒を留去して抽出物4.3gを得た。
um occidentale L. )の実の粉砕物100gにメタノー
ル600mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を
留去して抽出物9.4gを得た。
hallus campanulatus (Roxb.) Bl. ex Dec. )の根茎の
粉砕物100gにメタノール500mlを加えて還流
し、抽出液を濾別後、溶媒を留去して抽出物2.8gを
得た。
hispida Roxb. )の根茎の粉砕物100gにメタノール
600mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留
去して抽出物7.2gを得た。
ceus L. )の葉の粉砕物100gにメタノール600m
lを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去して抽
出物2.8gを得た。
lia Lam.)の葉の粉砕物100gにメタノール600m
lを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去して抽
出物3.1gを得た。
ia mammosa Hall.)の根の粉砕物100gにメタノール
600mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留
去して抽出物30.4gを得た。
us rarak DC )の実の粉砕物100gにメタノール60
0mlを加えて還流し、抽出液を濾別後、溶媒を留去し
て抽出物67.0gを得た。
(Erythrina lithospermae folia)の葉の粉砕物600
gにメタノール100mlを加えて還流し、抽出液を濾
別後、溶媒を留去して抽出物2.7gを得た。
となるように99.9%エタノールに溶解したものを検
体溶液とした。また、99.9%エタノールを比較例1
の検体溶液とした。
6g)を一週間以上馴化飼育を行ったあと、異常のなか
ったものについて、背部被毛を電気バリカンで、2cm
×4cmの広さに毛刈りし、さらに電気シェーバーにて
除毛し、試料溶液の投与部位とした。除毛してから3日
後、実施例1〜16及び比較例1の検体溶液を各10匹
のマウスに連続19日間、100μlずつ、1日1回午
前中に塗布した。試験期間中、C3H/HeN Crj
マウスは、温度22±2℃、相対湿度55±15%、換
気回数20回/時、照射時間を午前6時から午後6時に
設定した飼育室で、プラスティックケージ(14.5c
m×26cm×12.5cm)を用いて5匹ずつ飼育し
た。検体塗布部位の状態を定期的に観察し、以下の評価
基準に従ってスコアをつけ、10匹の平均点を算出し
た。 皮膚がピンク色を呈する…0点 皮膚が灰色に変化(100%未満)…1点 皮膚が灰色に変化(100%)…2点 発毛が茶色に変化(100%未満)…3点 発毛が茶色に変化(100%)…4点 発毛が黒色に変化…5点
成物は優れた育毛効果を有していることが分かる。ま
た、マウスの皮膚投与部位は、試験期間中を通じて影響
はなく、本発明に係る育毛剤組成物による皮膚刺激性は
認められなかった。
を示す。 (処方例1)
は、有効成分として植物由来の成分を配合したものであ
るから、頭皮に対して好ましくない刺激を与えることな
く、しかも発毛及び育毛を促進する優れた育毛効果を発
揮することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 有効成分として、クスリウコン(Curcum
a xanthorrhiza Roxb.)、ネジトウガラシ(Helicteres
isora L. )、イボツヅラフジ(Tinospora crispa
(L.) Hook f. et Thoms)、ベチベル(Vetiveria zizan
ioides Stapf )、ミスミグサ(Elephantopus scaber
L.)、ナンヨウハマゴウ(Vitex trifolia L. )、オオ
バイヌビワ(Ficus septica Burm)、オオバナホルトノ
キ(Elaeocarpus grandiflorus J. Smith )、カシウナ
ットノキ(Anacardium occidentale L. )、ゾウコンニ
ャク(Amorphophallus campanulatus (Roxb.) Bl. ex D
ec. )、ミツバドコロ(Dioscorea hispida Roxb. )、
ヤマアサ(Hibiscus tiliaceusL. )、グアシモ(Guazu
ma ulmifolia Lam.)、メレミアマンモサ(Merremia ma
mmosa Hall.)、サピンダスララク(Sapindus rarak DC
)、エリスリナリソスペルマエ(Erythrina lithosper
mae folia)から選ばれる植物の抽出物のうち、少なく
とも1種以上が含有されてなることを特徴とする育毛剤
組成物。
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