JP2001219402A - 板状体の堆積方法及び装置 - Google Patents

板状体の堆積方法及び装置

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JP2001219402A JP2000360457A JP2000360457A JP2001219402A JP 2001219402 A JP2001219402 A JP 2001219402A JP 2000360457 A JP2000360457 A JP 2000360457A JP 2000360457 A JP2000360457 A JP 2000360457A JP 2001219402 A JP2001219402 A JP 2001219402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送方向の長さがMであり且つ搬送方向に間
隔N(但しN≧M)で搬送される単板等板状体を、座屈
したり分断することなく堆積すること。 【解決手段】 速さVの搬出コンベア1で搬送される単
板P1を検知器23で検知した信号で、多数の釘3を備
え停止していたベルト5を加速度走行させて単板P1が
突刺位置Sに至るまでに速さVと同速とし、突刺位置S
で釘3により単板P1全体を突刺した後、ベルト5を更
に加速度走行させ次いで減速走行させてベルト5を停止
させ、一方検知器25で単板P1を検知した信号で昇降
体17を下降させて釘3から単板P1を剥がし落下させ
堆積台21に堆積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベニヤ単板(以下
単板という)等の板状体を堆積する方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送方向の長さがMであり且つ搬
送方向にM又はM以上の間隔をあけてコンベアで搬送さ
れる複数枚の単板を順次堆積する装置としては、次のよ
うなものがあった。例えば図17に示すように、各々速
さVa例えば毎分130mで連続走行する搬入コンベア
101及び2段の搬出コンベア103、105の間に、
上下一対の常時回転するロール107、109と、刃物
111が設けてある。刃物111は、搬送方向下手側に
回動軸111aを有し刃先をロール107、109側に
向け、実線で示す位置と点線で示す位置との間を矢印の
ように往復回動可能であり、搬入コンベア101により
搬送される連続帯状の単板113に対し、一定時間毎に
片道回動させる様に構成されている。そこで単板113
は片道回動する刃物111によりロール107又は10
9に押しつけられつつ切断され、しかも該回動が一定時
間毎に行われるので、切断された単板113a、113
b、113c、113d・・の搬送方向の長さは一定の
Mとなり、更に刃物111により1枚毎に搬出コンベア
103又は105へと通路が切り換えられる。そのため
搬出コンベア103又は105で搬送される各単板の搬
送方向の間隔も、一定のMとなっている。このような状
態で単板を搬送する搬出コンベア103又は105の各
々の搬送方向下手側には、例えば搬出コンベア103の
場合で説明すると図18で示すような堆積装置が備えて
ある。
【0003】即ち、搬送方向と直交する方向に間隔をあ
けて平行に矢印の方向に常時速さVaで走行し、搬送方
向に適当な間隔を置いて釘115を多数設けた2本のベ
ルト117を、搬出コンベア103上の単板を釘115
が突刺可能な位置に設けてある。またベルト117の途
中には、両ベルト117の間で且つ両ベルト117に接
近した定位置に、各々ベルト117に平行な昇降体11
9を、シリンダ等の往復動部材(図示せず)により一体
的に矢印のように昇降動可能に設け、昇降体119の下
方には堆積台121を備えてある。更には、昇降体11
9の近傍には、単板が到達したことを検知する検知器1
23を設けてある。これら従来装置において、上記のよ
うに切断され間隔Mで搬出コンベア103により搬送さ
れる例えば単板113aは、ベルト117の箇所に到達
すると、突刺位置Sにおいてベルト117の釘115に
より突刺されて更に搬送される。次いで単板113aの
搬送方向下手側端縁が検知器123により検知される
と、実線で示す位置に待機している昇降体119が1度
昇降動する。そこで単板113aが昇降体119により
押し下げられ、単板113aが釘115から剥がされ堆
積台121上に堆積され、以後順次単板113c、11
3e・・と堆積されるのである。
【0004】
【発明が解決すべき課題】前記のような堆積装置におい
ては、昇降体119が例えば単板113aを押し下げる
ことによりベルト117の速さで移動している単板11
3aには昇降体119から搬送方向と逆向きに摩擦力が
働き、単板113aは減速されて釘115から剥がさ
れ、落下し堆積台121上へ堆積される。しかるに前記
摩擦力は、単板113aの表面の状態の違い、昇降体1
19から単板113aに作用する押圧力の違い等により
一定とならず、釘115から離れた後の単板113aの
搬送方向への速さも一定とならない。その結果、堆積台
121上に堆積された単板群Kは図18に示すように、
搬送方向で前後にずれた状態となり、これら単板群Kを
次工程に移動する際に、装置の機枠などに単板群Kの飛
び出した部分が当たって単板が破れたり、次工程で単板
群Kから1枚づつ単板を取り出す場合に、正常に取り出
せない等の問題があるのである。
【0005】またベルト117の走行を一旦停止してか
ら昇降体119を昇降動させ単板を堆積した後、ベルト
117を速さVaとなるまで加速させるように構成する
と、単板が前記の様にずれて堆積されることは無い。し
かし例えばベルト117が停止している時間が長かった
り速さVaが大であったりすると、ベルト117が停止
している時又は加速しているがまだ速さがVaとなる前
に次に堆積すべき単板の搬送方向下手側端部(以下先端
という)が突刺位置Sに到達してしまう。すると該単板
の先端に停止又は速さVaより小さな速さで走行するベ
ルト17の釘115が当たり、単板の先端が減速させら
れて、該先端付近が座屈して割れができたり分断してし
まう。その結果、積層材の製造に使用不能となって歩留
りを低下させ、また座屈して突刺位置S付近で搬出コン
ベア103とベルト117との間に詰ってしまうことも
あり、装置を一旦停止させ詰った単板を取り除くことが
必要となり、生産性も低下させてしまうのであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこれら問題を解
決するために、堆積方法としては、搬送方向に間隔をあ
けて第1搬送体により速さVで搬送される搬送方向の長
さがMである板状体を、第2搬送体により受取り継続し
て搬送した後に所定位置で板状体を第2搬送体から落下
させ堆積する堆積方法において、第1搬送体から第2搬
送体に板状体を受け取る時は第2搬送体を速さVで等速
走行させ、前記板状体を受け取った後、第2搬送体を加
速度走行させて速さVより大きい速さとし、次いで減速
度走行させ、第2搬送体の速さが零または零に近い値と
なった時、第2搬送体から板状体を落下堆積させるもの
である。また搬送方向に所定間隔Nをあけて第1搬送体
により速さVで搬送される搬送方向の長さがM(但しN
≧M)である板状体を、第2搬送体により受取り継続し
て搬送した後に所定位置で板状体を第2搬送体から落下
させ堆積する堆積方法において、第1搬送体から第2搬
送体に板状体を受け取る時は第2搬送体を速さVで等速
走行させ、前記板状体を受け取った後、第2搬送体を加
速度走行させて速さVより大きい速さとし、次いで減速
度走行させ、第2搬送体の速さが零または零に近い値と
なった時、第2搬送体から板状体を落下堆積させる方法
であっても良い。
【0007】一方堆積装置としては、搬送方向の長さが
Mである多数の板状体を、搬送方向に各々所定間隔Nを
N≧Mとした状態で速さVで搬送する第1搬送体と、第
1搬送体の搬送方向下手側にあって、間欠駆動機構によ
り作動させられ、第1搬送体の走行方向と同方向に走行
及び停止可能であり、第1搬送体で搬送されてきた板状
体を受取位置で受取り搬送する第2搬送体と、第2搬送
体で搬送される板状体の搬送路に相対して備えられ、作
動部材の作動により第2搬送体から板状体を落下させる
落下部材と、前記受取位置より第1搬送体の搬送方向上
手側にL2の距離離れた位置に備えられ板状体が到達し
たことを検出する第1検出器と、第2搬送体の落下部材
の位置に板状体が到達したことを検出する第2検出器
と、第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出器が第
1搬送体で搬送される板状体を検出した信号により、遅
くともL2/Vの時間で第2搬送体の速さがVとなるよ
うに加速度走行させ、前記L2/Vの時間が経過した
後、少なくともM/Vの時間、第2搬送体を速さVで等
速走行させ、次いで、第2搬送体を速さVの状態から加
速度走行させた後に減速走行させてから停止させるよう
に間欠駆動機構を制御し、また第2検出器が板状体を検
知すると落下部材の作動部材を作動させるよう制御する
制御機構を設け、前記第1検出器が第1搬送体で搬送さ
れる板状体を検出した時から板状体を落下させるまでの
時間をT1とすると、V×T1の値がM+Nの値と等し
いか又は小さくなるように各々設定するものである。
【0008】また搬送方向の長さがMである多数の板状
体を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で
速さVで搬送する第1搬送体と、第1搬送体の搬送方向
下手側にあって、速度制御機構により作動させられ、第
1搬送体の走行方向と同方向に等速走行及び変速走行自
在であり、第1搬送体で搬送されてきた板状体を受取位
置で受取り搬送する第2搬送体と、第2搬送体で搬送さ
れる板状体の搬送路に備えられ、作動部材の作動により
第2搬送体から板状体を落下させる落下部材と、前記受
取位置より第1搬送体の搬送方向上手側にL2の距離離
れた位置に板状体の搬送方向下手側端部が到達したこと
を検出する第1検出器と、第2搬送体の落下部材の位置
に板状体が到達したことを検出する第2検出器と、第2
搬送体が速さVで等速走行している初期状態で、第1搬
送体で搬送される最初の板状体の前記下手側端部が到達
したことを第1検出器が検出した時からL2/Vの時間
とM/Vの時間を合わせた時間、第2搬送体を速さVで
等速走行させ続け、次いで、第2搬送体を速さVの状態
から加速度走行させた後に減速走行させ、板状体の搬送
方向下手側端部が第2検出器により検知される位置に到
達した時に第2搬送体の速さを零に近い状態又は零とな
る様にし、次に第2搬送体を、前記第1検出器が検出し
た時から遅くとも(M+N+2L2)÷Vの時間が経過
するまでに、速さVとなるまで加速度走行させるような
速度変化をさせ、以後後続の板状体の前記下手側端部が
到達したことを第1検出器が検出する毎に、第2搬送体
の速さを前記と同様の、該第1検出器が検出した時から
L2/Vの時間とM/Vの時間を合わせた時間での速さ
Vで等速走行、速さVの状態から加速度走行させた後に
減速走行、零に近い状態又は零及びVとなるまで加速度
走行を順次行う様に速度制御機構を制御し、また第2検
出器が板状体を検知すると落下部材の作動部材を作動さ
せるよう制御する制御機構を設けた堆積装置としても良
い。
【0009】また搬送方向の長さがMである多数の板状
体を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で
速さVで搬送する第1搬送体と、第1搬送体の搬送方向
下手側にあって、間欠駆動機構により作動させられ、第
1搬送体の走行方向と同方向に走行及び停止可能であ
り、第1搬送体で搬送されてきた板状体を受取位置で受
取り搬送する第2搬送体と、前記受取位置より第1搬送
体の搬送方向上手側にL2の距離離れた第1位置に板状
体の搬送方向下手側端部が到達したことを検出する第1
検出器と、第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出
器が第1搬送体で搬送される最初の板状体の前記端部が
第1位置に到達したことを検出した信号により、遅くと
もL2/Vの時間で第2搬送体の速さがVとなるように
加速度走行させ、前記L2/Vの時間が経過した後、少
なくともM/Vの時間、第2搬送体を速さVで等速走行
させ、次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走
行させた後に減速走行させてから停止させ、以下第1検
出器が後続の板状体の前記端部が第1位置に到達したこ
とを検出する毎に、停止している第2搬送体の速さを、
前記最初の板状体の前記端部を検出した場合と同様の時
間で同様の速さの変化となる一連の動作を繰り返す様に
間欠駆動機構を制御する制御機構と、第1位置に板状体
の前記端部が到達した時から、前記1個の一連の動作で
板状体が移動する距離をL3とすると、第2搬送体にお
いて、第1位置からL3の整数倍の距離離れた位置又は
該整数倍の距離離れた位置に近い位置に板状体の前記端
部が到達したことを検出する第2検出器と、第2検出器
で検出される前記位置付近に備えられ、作動部材の作動
により第2搬送体から板状体を落下させる落下部材と、
板状体の前記端部が予め決定された落下部材の前記位置
に到達したことを第2検出器が検出した信号により、対
応する落下部材の作動部材を作動させるよう制御する制
御機構を設けた堆積装置としても良い。
【0010】また搬送方向の長さがMである多数の板状
体を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で
速さVで搬送する第1搬送体と、第1搬送体の搬送方向
下手側にあって、間欠駆動機構により作動させられ、第
1搬送体の走行方向と同方向に走行及び停止可能であ
り、第1搬送体で搬送されてきた板状体を受取位置で受
取り搬送する第2搬送体と、前記受取位置より第1搬送
体の搬送方向上手側にL2の距離離れた第1位置に板状
体の搬送方向下手側端部が到達したことを検出する第1
検出器と、第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出
器が第1搬送体で搬送される最初の板状体の前記端部が
第1位置に到達したことを検出した信号により、遅くと
もL2/Vの時間で第2搬送体の速さがVとなるように
加速度走行させ、前記L2/Vの時間が経過した後、少
なくともM/Vの時間、第2搬送体を速さVで等速走行
させ、次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走
行させた後に減速走行させてから停止させ、以下第1検
出器が後続の板状体の前記端部が第1位置に到達したこ
とを検出する毎に、停止している第2搬送体の速さを、
前記最初の板状体の前記端部を検出した場合と同様の時
間で同様の速さの変化となる一連の動作を繰り返す様に
間欠駆動機構を制御する制御機構と、第1位置に板状体
の前記端部が到達した時から、前記1個の一連の動作で
板状体が移動する距離をL3とすると、第2搬送体にお
いて、第1位置からL3の整数倍の距離離れた位置又は
該整数倍の距離離れた位置に近い位置に板状体の前記端
部が到達したことを検出する第2検出器と、第2検出器
で検出される前記位置付近に備えられ、作動部材の作動
により第2搬送体から板状体を落下させる落下部材と、
板状体の前記端部が予め決定された落下部材の前記位置
に到達したことを第2検出器が検出した信号により、対
応する落下部材の作動部材を作動させるよう制御する制
御機構を設け、第1位置から最初の堆積位置までの距離
をnL3とし、且つ該最初の堆積位置で板状体を落下さ
せる場合に第1位置に板状体の前記端部が到達した時か
ら該落下させるまでに要する時間をT1とするとV×T
1の値がn(M+N)の値と等しいか又は小さくなるよ
うに各々設定した堆積装置としても良い。
【0011】また搬送方向の長さがMである多数の板状
体を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で
速さVで搬送する第1搬送体と、第1搬送体の搬送方向
下手側にあって、間欠駆動機構により一体的に作動させ
られ、第1搬送体の走行方向と同方向に走行及び停止可
能であり、板状体を突刺する多数の突刺体を備え第1搬
送体上の板状体を突刺位置で突刺可能な複数本の第2搬
送体と、前記突刺位置より第1搬送体の搬送方向上手側
にL2の距離離れた第1位置に板状体の搬送方向下手側
端部が到達したことを検出する第1検出器と、第2搬送
体が停止した初期状態で、第1検出器が第1搬送体で搬
送される最初の板状体の前記端部が第1位置に到達した
ことを検出した信号により、遅くともL2/Vの時間で
第2搬送体の速さがVとなるように加速度走行させ、前
記L2/Vの時間が経過した後、少なくともM/Vの時
間、第2搬送体を速さVで等速走行させ、次いで、第2
搬送体を速さVの状態から加速度走行させた後に減速走
行させてから停止させ、以下第1検出器が後続の板状体
の前記端部が第1位置に到達したことを検出する毎に、
停止している第2搬送体の速さを、前記最初の板状体の
前記端部を検出した場合と同様の時間での同様の速さの
変化となる一連の動作を繰り返す様に間欠駆動機構を制
御する制御機構と、第1位置に板状体の前記端部が到達
した時から、前記1個の一連の動作で板状体が移動する
距離をL3とすると、第2搬送体において、第1位置か
らL3の整数倍の距離離れた位置又は該整数倍の距離離
れた位置に近い位置であって板状体を堆積するための複
数の各堆積位置に板状体の前記端部が到達したことを検
出する第2検出器と、第2検出器で検出される前記位置
付近に備えられ、作動部材の作動により突刺体から板状
体を剥がし落下させる当接部材と、板状体の前記端部が
予め決定された当接部材の前記位置に到達したことを第
2検出器が検出した信号により、対応する当接部材の作
動部材を作動させるよう制御する制御機構を設けた堆積
装置としても良い。
【0012】また搬送方向の長さがMである多数の板状
体を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で
速さVで搬送する第1搬送体と、第1搬送体の搬送方向
下手側にあって、間欠駆動機構により一体的に作動させ
られ、第1搬送体の走行方向と同方向に走行及び停止可
能であり、板状体を突刺する多数の突刺体を備え第1搬
送体上の板状体を突刺位置で突刺可能な複数本の第2搬
送体と、前記第2搬送体で搬送される板状体の搬送路に
備えられ、作動部材の作動により突刺体から板状体を剥
がし落下させる当接部材と、突刺位置より第1搬送体の
搬送方向上手側にL2離れた位置に備えられ板状体が到
達したことを検出する第1検出器と、第2搬送体の落下
部材の位置に板状体が到達したことを検出する第2検出
器と、第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出器が
第1搬送体で搬送される板状体を検出した信号により、
遅くともL2/Vの時間で第2搬送体の速さがVとなる
ように加速度走行させ、前記L2/Vの時間が経過した
後、少なくともM/Vの時間、第2搬送体を速さVで等
速走行させ、次いで、第2搬送体を速さVの状態から加
速度走行させた後に減速走行させてから停止させるよう
に間欠駆動機構を制御し、また第2検出器が板状体を検
知すると落下部材の作動部材を作動させるよう制御する
制御機構を設け、前記第1検出器が第1搬送体で搬送さ
れる板状体を検出した時から当接部材により板状体を突
刺体から剥がし終えるまでの時間をT1とすると、×T
1の値がM+Nの値と等しいか又は小さくなるように各
々設定して構成した堆積装置としても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】最初に本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1に示す様に、搬送方向の長さが
L1である単板P1、P2、・・を、各単板間の間隔が
L1の状態で搬送する搬出コンベア1の搬送方向下手側
に、次のように構成された堆積装置Aを配置する。搬送
方向と直交する方向に間隔をあけて平行に、走行方向に
適当な間隔をおいて釘3を多数設けた2本の無端ベルト
5を、駆動プーリ7と従動プーリ9とに掛け渡す。駆動
プーリ7を固定した回動軸11は、サーボモータ13に
連結され制御器15からの作動信号により、後述するよ
うに加速回転・定速回転・減速回転及び停止自在であ
る。また、図1の一点鎖線X−Xより矢印の方向を見た
部分拡大図である図2に示すように、従動プーリ9に相
対して搬出コンベア1の構成部材であり常時回転する各
2個の駆動プーリ1aが釘3の走行の妨げとならない様
に図2の左右方向に間隔をあけて設けられている。各駆
動プーリ1aには図1の様にベルト1bが掛け渡されて
いて単板を搬送する。また図2の一点鎖線Y−Yより矢
印の方向を見た図である図3に示すように、ベルト1b
で搬送されてきた単板P1は二点鎖線で示すように、搬
出コンベア1で従動プーリ9と駆動プーリ1aとの間隔
が最小の位置より若干搬送方向上手側の箇所即ち一点鎖
線Z−Zとベルト1bとが交差する箇所で、傾斜した状
態の釘3により突刺され始めることになり、該箇所を突
刺位置Sと呼ぶ。
【0014】また図1に示す様に無端ベルト5の途中に
は、突刺位置Sから後述するように釘3で単板を突刺し
たベルト5が走行した後に停止した時の単板の位置に対
応して、各々ベルト5の走行方向の長さがLより若干大
である2個の昇降体17を、ベルト5に平行に設ける。
この昇降体17は、図1で一点鎖線T−Tより矢印の方
向を見た部分拡大図である図4に示すように、シリンダ
等の往復動部材19により一体的に実線で示す待機位置
と、無端ベルト5の下方の二点鎖線で示す下降位置との
間を、往復動可能に設ける。更にはこの昇降体17の下
方には、単板を堆積し且つ堆積された単板群の最上面を
検知する検知器(図示せず)からの信号で該最上面と無
端ベルト5との間隔がほぼ一定となるように昇降が制御
される公知の堆積台21を備える。
【0015】一方搬出コンベア1には、堆積装置Aの箇
所に単板の搬送方向下手側端部が到達したことを検知す
るための反射型光電スイッチ等の検知器23を、図1に
示すように、突刺位置Sから搬送方向上手側にL2離れ
た位置に設ける。また突刺位置Sから搬送方向下手側
に、後述する図5で示すようにベルト5がt5の時間で
走行した長さより若干例えば100mm短い間隔となる
位置に、堆積位置に単板の同じく手側端部が到達したこ
とを検知する同じく反射型光電スイッチ等の検知器25
を設ける。
【0016】また、検知器23及び25からの信号を受
けた制御器15は、以下のようにサーボモータ13及び
往復動部材19の作動を制御する。サーボモータ13に
関しては、検知器23からの検知信号が入力されると制
御器15は、検知器23からの検知信号が入力された時
を時間零として示してある図5のようにベルト5の速さ
を変化させるべく、各時間t1、t2、・・、t5と経
過する毎に信号を出し、サーボモータ13の回転を制御
するのである。即ちベルト5が停止している状態で、検
知器23からの検知信号が伝達されると即座にサーボモ
ータ13を加速回転させ、ベルト5を時間t1としてL
2/Vを設定し、このL2/Vの時間で加速度a1の走
行をさせ、ベルト5の速さをVとする。ベルト5の速さ
がVとなると、次にサーボモータ13を等速回転させて
ベルト5を時間(t2−t1)としてL1/Vの間等速
走行させる。次いでサーボモータ13を加速回転させ、
ベルト5を速さVの状態から時間(t3−t2)の間加
速度a1の走行をさせ、時間(t3−t2)を経過後ベ
ルト5の速さがV1となると、サーボモータ13を等速
回転させて、ベルト5を時間(t4−t3)の間等速走
行させる。時間(t4−t3)を経過後、サーボモータ
13を時間(t5−t4)の間減速回転させベルト5を
マイナスの加速度a2で減速度走行させた後、ベルト5
の速さを零として停止させる。
【0017】また制御器15は、単板が検知器25に検
知された信号を受けて、往復動部材19に作動信号を送
り、往復動部材19の作動することで、待機位置にある
昇降体17が1度図4の二点鎖線で示した位置に下降し
た後、上昇し元の待機位置で停止させる。尚、待機位置
にある昇降体17が下降を開始してから上昇し元の待機
位置まで戻るまでの時間をt6とし、図5において時間
零から昇降体17が下降を開始する時間をtxすると、
(tx+t6)の時間であるtyがt5より小さくなる
ように、ベルト5の走行方向での検知器25の位置を設
定する。そのため昇降体17は、時間t4を経過しベル
ト5がマイナスの加速度a2で走行し速さが零に近いが
まだ零とはなっていない状態で下降し始め、ベルト5が
停止する前に後述するように単板を押し下げベルト5の
釘3から単板を剥がす様に作動する。また前記検知器2
3からの検知信号でベルトが加速度a1の走行を開始し
てからベルト5が停止するまでの時間をt5とすると、
V・t5の値が(L1+L1)即ち2L1の値より小さ
くなるように、往復動部材19の作動時間等を各々設定
する。
【0018】本発明の実施例は以上のように構成するも
ので、単板は次のように堆積される。初期状態として、
図1に示すように昇降体17を待機位置で待機させ、サ
ーボモータ13を停止即ち無端ベルト5の走行を停止し
ておく。該初期状態で、前記従来装置の搬出コンベア1
03と同様に、速さVで走行する搬出コンベア1により
搬送方向の長さがL1である単板P1、P2、・・を、
各単板の搬送方向の間隔がL1の状態で搬送する。そこ
で図6に示すように単板P1の搬送方向下手側の先端が
検知器23の下方の位置に至り検知されると、その信号
が制御器15に伝達される。尚、単板P1の該下手側の
先端が検知器23により検知された時、単板P1に続く
単板P2の搬送方向下手側の先端は、単板P1の先端か
ら搬送方向上手側に2L1離れた位置にあることにな
る。
【0019】前記単板P1の下手側先端を検知した信号
を受けると、制御器15から作動信号が出されてサーボ
モータ13を作動させ、ベルト5をt1の時間即ちL2
/Vの時間で加速度a1の走行をさせ速さをVとする。
また前記のように検知器23と突刺位置Sとの間隔をL
2と設定してあるので、このL2/Vの時間で単板P1
はその先端が、図7に示すように突刺位置Sに到達す
る。L2/Vの時間が経過すると、制御器15から作動
信号が出されてサーボモータ13を等速回転させること
でベルト5を速さVで、(t2−t1)の時間即ち搬送
方向で単板全体を突刺し終えるL1/Vの時間等速走行
させる。そこで搬出コンベア1により速さVで搬送され
る単板P1に、同じく速さVで走行するベルト5の釘3
が、図2の二点鎖線で示す単板P1と釘3のような位置
関係で順次突刺される。この突刺は単板P1と釘3とが
同じ速さで行なわれるため、搬出コンベア1とベルト5
の速さが異なることによる前記単板を引っ張って破いた
り単板が重なって詰まる等の問題は、何ら生じない。前
記L1/Vの時間ベルト5が等速走行すると、図8に示
すようにベルト5の釘3が単板P1の搬送方向で全体に
突刺される。またL1/Vの時間が経過すると、制御器
15から作動信号が出されてサーボモータ13を加速度
回転させることで図5に示すように、ベルト5を速さV
から時間(t3−t2)の間加速度a1で走行させ、次
いで同じく制御器15から作動信号でベルト5を速さV
2の等速で時間(t4−t3)の間走行させた後、同じ
く制御器15から作動信号でベルト5を時間(t5−t
4)を経過すると停止するようなマイナスの加速度a2
で減速度走行させる。
【0020】初期状態で停止していたベルト5が走行を
開始してから時間t5が経過し、図9に示すようにベル
ト5が停止した時、前記のような位置に検知器25が設
けられているので、単板P1は既に検知器25に検知さ
れている。検知器25が単板P1の搬送方向下手側端部
を検知した信号を制御器15が受けると、制御器15か
ら作動信号が出されて往復動部材19が作動し、図4で
実線で示した位置に待機していた昇降体17が二点鎖線
で示す下降位置との間を1度上下動する。そのため図1
0に示すように、走行する速さが速さが零又は零に近い
状態となったベルト5の釘3から単板P1が剥がされ、
自重で堆積台21上に落下し堆積される。この堆積にお
いて単板P1は停止又は若干ベルト5の走行方向への速
さを持った状態でベルト5から離れるため、従来装置の
ようにベルト5から離れた位置に対し搬送方向で前後に
大きくずれることなく堆積される。
【0021】一方、最初に搬出コンベア1で搬送される
単板P1の先端が検知器23により検知された時、単板
P1の先端から搬送方向上手側に2L1離れた位置にあ
った単板P1に続く単板P2の先端は、前記のようにV
・t5の値が2L1の値より小さくなるように設定して
あるので、時間t5が経過した時点では、図10に示す
ようにまだ検知器23に検知される位置には到達してい
ない。時間t5が経過し更にベルト1bが走行すると、
単板P2の先端が検知器23により検知され、この信号
により制御器15から作動信号が出され、停止していた
ベルト5が、単板P1の場合と同様に図5に示した速さ
で各時間t1、t2、・・t5毎に変化し且つ昇降体1
7が上下動することで堆積台21上に堆積され、以下単
板P3、P4、・・と順次同様に堆積される。また前記
のように単板を順次堆積し、最後の単板Pnが図9で示
すP1の位置に至り検知器25に検知されまたベルト5
が停止すると、昇降体17が1度上下動して図10に示
した場合と同様に単板Pnを落下堆積する。その後、搬
出コンベア1では単板が搬送されて来ず、検知器23が
単板を検知することがないので、ベルト5が停止し昇降
体17が待機位置に留まった状態となる。
【0022】尚、上記において例えばL1=1000m
m即ち搬送方向の単板の長さが1000mmで且つ搬送
方向の単板の間隔が1000mmの場合、L2=234
mmとすると、t1=0.108秒、t2=0.570
秒、t3=0.662秒、t4=0.677秒、t5=
0.877秒、t6=0.0465秒とし、a1=20
m/(秒×秒)、a2=−20m/(秒×秒)、V=
2.17m/秒(130m/分)、V1=4.00m/
秒(240m/分)として設定すれば良い。この時(t
5−t1)の時間即ち0.769秒で走行するベルト5
の距離は1743mmとなるため、検知器25は突刺位
置Sからベルト5の走行方向下手側に1743mmより
小さい値の例えば1710mm離れた位置に設ければ良
い。またL1=1400mm即ち搬送方向の単板の長さ
が1400mmで且つ搬送方向の単板の間隔が1400
mmの場合、L2=234mmとすると、t1=0.1
08秒、t2=0.754秒、t3=0.796秒、t
4=0.799秒、t5=0.949秒、t6=0.0
465秒とし、a1=20m/(秒×秒)、a2=−2
0m/(秒×秒)、V=2.17m/秒(130m/
分)、V1=3.00m/秒(180m/分)として設
定すれば良い。この時(t5−t1)の時間即ち0.8
41秒で走行する長さは同様に1743mmとなるた
め、検知器25は突刺位置Sから同様に1710mmの
位置に設ければ良い。勿論前記条件を満たせば、上記以
外の値を選択しても良い。
【0023】次に本発明の変更例を説明する。 1、前記実施例で、ベルト5の速さの変化において図5
に示すように時間0からt1の間で加速度運動させ続け
たが、要はt1の時点で速さがVになっておれば良く、
図5に示した状態で時間0から若干遅れてa1より大き
い値で加速度運動させ始めt1の時点で速さがVとなる
ようにしても良く、また時間0からa1より大きい値で
加速度運動させて速さがVになった時点で等速走行させ
るようにしても良い。勿論、加速度の大きさも一定では
なく加速度運動中に該大きさを変化させても良い。 2、前記実施例で、ベルト5の速さの変化において図5
に示すように時間t3からt4の間にV1での等速走行
する段階を設けたが、前記条件を満たせば、必ずしも等
速走行する段階を設けず、ベルト5を加速度走行及び減
速度走行だけさせても良い。 3、ベルト5の釘3から単板を剥がし落下堆積させる
時、ベルト5が停止してから即ちt5が経過してから前
記時間t6で昇降体17を上下動させてもよい。この時
は、V×(t5+t6)の値が2×L2の値と等しいか
小さくなるように設定する。 4、また逆に前記実施例では走行する速さが零又は零に
近い状態となったベルト5から昇降体17により単板が
剥されるが、零に近い速さで走行している時に単板が剥
された場合、その後ベルト5を停止する必要はないの
で、単板が剥された後にベルト5を停止することなく直
ちに加速度走行させる様に制御しても良い。
【0024】5、前記実施例では、単板を堆積台上に落
下堆積すると共に、ベルト5の走行を停止して待機さ
せ、次の堆積すべき単板を検知器23により検知した信
号で、ベルト5を加速度走行させたが、ベルト5の走行
を停止して待機させず次の様に走行させても良い。請求
項4に記載する様に、初期状態ではベルト5を速さVで
等速走行させておき、検知器23が単板の搬送方向下手
側端部を検知した信号が入力された時を時間零として示
す図11の様に速さVを保ち続け、L2/Vの時間とL
/Vの時間を合わせた時間、即ち時間t2の間、第2搬
送体を速さVで等速走行させ続ける。このことにより時
間t1からt2の間で実施例と同様に、釘3により単板
を突刺する。次にベルト5を、a1より大きい値で加速
度走行させて速さをV1より大きいV2とし、次いでa
2より大きい値で減速走行させてt5になる前の時間t
7までにベルト5の速さを零とする。次いで後続の単板
の該端部の検知器23の検知とは無関係に、時間t7を
経過した後、時間t5+t1が経過するまで例えば時間
t5までに、速さがVとなる様に再び加速度走行させ、
以後速さVで等速走行させるのである。尚、検出器23
がベルト1bで搬送される最初の単板の前記端部を検出
した時から時間t5+t1を経過した際に、V×(t5
+t1)の値が2L1+L2の値と等しいか又は小さく
なるように各々設定しておく。一方、時間t7が経過し
た時点での単板が到達した位置に対応して前記実施例と
同様の昇降体17等からなる落下装置を設けておき、該
位置に単板の前記端部が到達したことを検出する検知器
25からの信号により、昇降体17を下降させれば良
い。
【0025】6、前記実施例では、各単板を、ベルト5
の釘3で突刺され始めてからベルト5が最初に停止した
位置、即ち図9の単板P1の位置で落下させ堆積させた
が、該位置では落下させず更に搬送方向下手側の位置で
落下させても良い。この場合前記発明の実施例におい
て、昇降体17、往復動部材19及び検知器25を設け
る位置だけを変更すれば良い。即ち図12に示すように
検知器25を、図10で示した検知器25の位置から、
時間t5でベルト5が走行する長さだけベルト5の走行
方向下手側に離れた位置に設け、昇降体17、往復動部
材19も検知器25に対応して配置するのである。この
ような構成では、搬出コンベア1により搬送されてきた
単板P1は、検知器23により検知され、前記発明の実
施例と同様の作動でベルト5が作動してベルト5の釘3
に突刺され、ベルト5が停止すると図10と同じ位置と
なる図12に示す位置に到達するが、検知器25により
単板P1は検知されないので、単板P1は釘3に突刺さ
れたままである。次いで搬出コンベア1で搬送されてき
た単板P2が検知器23により検知されると、単板P1
の場合と同様にベルト5が作動し釘3に突刺され次いで
ベルト5が停止すると、図13に示すように単板P1が
あった位置に単板P2が至る。この時単板P1は図13
に示す様にベルト5の走行によりが検知器25により検
知される位置に到達しており、前記実施例と同様に昇降
体17の上下動により、単板P1は釘3から剥がされ堆
積台21上に堆積され、以下単板P2、P3と検知器2
5により検知されて堆積される。
【0026】7、本発明は、単板を2個以上の種類毎に
積み分ける、例えば含水率の高いものと低いものとの2
種類に、堆積部を変えて積み分ける場合に用いても良
い。この場合、図14に示すようにベルト5の走行路
に、突刺位置Sに対し図10の昇降体17、堆積台2
1、検知器25と同じ位置関係となる昇降体17a、堆
積台21a及び検知器25aとからなる第1堆積部を、
また突刺位置Sに対し図12の昇降体17、堆積台2
1、検知器25と同じ位置関係となる昇降体17b、堆
積台21b及び検知器25bとからなる第2堆積部を各
々設ける。また検知器23に対し、ベルト1bの搬送方
向上手側の位置に板の含水率の検知器(図示せず)を設
け、単板の高含水率又は低含水率の信号を制御器に(図
示せず)伝達する。このような構成で制御器を、例えば
前記高含水率の信号を受けた場合に検知器25aが単板
の搬送方向下手側端部を検知すると、昇降体17aを作
動させる様に、また前記低含水率の信号を受けた場合に
検知器25bが単板の搬送方向下手側端部を検知する
と、昇降体17bを作動させる様に予め構成しておく。
これら構成により単板が高含水率の場合は第1堆積部で
堆積台21a上に、また低含水率の場合は第2堆積部で
堆積台21b上に堆積させられる。勿論昇降体、堆積
台、検知器からなる堆積部をベルト5の走行方向へ3個
以上設け、各々単板の種類毎に同様に堆積する様にして
も良い。 8、図14に示すようにベルト5の走行路に堆積部を複
数設け、予め制御器を構成することにより、単板を種類
分けすることなく1つの堆積部に順次堆積し、堆積した
単板群が所定量になった信号により、該1つの堆積部で
の堆積を中止するとともに別の堆積部での堆積を開始す
る様にしても良い。
【0027】9、往復動部材19の作動により昇降体1
7で釘3から単板を剥がし堆積する際、昇降体17を、
釘3から剥がした単板が堆積台21上の堆積済みの単板
群に圧接される位置まで下降させる様に構成して良い。
この時は昇降体17の移動距離が長くなるため昇降体が
上下動するために要する時間は前記t6より長くなるの
で、図1での検知器25の位置を突刺位置S側に適宜量
移動させれば良い。 10、前記発明の実施例ではベルト5の釘3により1枚
の単板を突刺し落下堆積させたが、例えば搬送方向の長
さがLの単板を2枚重ねた状態でしかも搬送方向の間隔
をLとして搬送し、前記発明の実施例と同様にベルト5
を走行させて突刺し、落下堆積させても良い。 11、ベルト5の釘3から剥がした単板は、堆積台上で
はなく次工程へ搬送するためのベルト等の搬送体上に落
下させても良い。
【0028】12、前記発明の実施例において、第2の
搬送体としての釘3を備えたベルト5に代えて、多数の
穴が形成されたベルトの裏面に吸引装置を設け、単板の
上面をベルトにより吸着して搬送するように構成しても
良い。この場合、穴が形成されたベルトがベルト1bに
より搬送されてきた単板の搬送方向下手側端部を吸着し
始める位置を、前記突刺位置Sに対応する受取位置と
し、堆積装置Aのその他の各部材の位置及びタイミング
を決定すれば良い。または第2の搬送体を、公知の単板
を下面側で支持する部材等で構成しても良い。即ち図1
5及び図15の一点鎖線R−Rより矢印の方向を見た説
明図である図16に示す様に、釘3を備えずまた穴が形
成されていないベルト29を前記ベルト5と同様に走行
方向と直交する方向に間隔を開けて2本設ける。ベルト
29に相対して、図16に示す様に、ベルト1bにより
搬送されてきた単板P1を受け取り且つベルト29との
間で単板P1を挟持する実線で示した位置と、各々矢印
の方向に移動し単板P1から離れた位置との間を作動部
材(図示せず)により往復移動可能な2本の支持バー2
7を配置する。この場合、前述の昇降体17は不要であ
る。
【0029】このような構成では、ベルト1bにより搬
送されてきた単板の搬送方向下手側端部がベルト29に
当り始める位置を前述の突刺位置Sに対応する受取位置
とし、堆積装置のその他の各部材の位置決定する。支持
バー27に乗り移った単板P1はベルト29によりベル
ト5と同様に例えば図5に示す様に加速走行、等速走
行、減速走行させられる。また堆積時には、前記実施例
で昇降体17が下降し始めるタイミングで、図16で実
線で示す位置にある支持バー27が各々矢印の方向に移
動し始め、単板P1から離れると単板P1が自重により
落下堆積させられ、次いで再び支持バー27が実線の位
置に復帰して次の単板のために待機する。ただ支持バー
27を備えた構成では、単板P1を落下堆積させた後に
支持バー27が図16で実線で示す位置に復帰するま
で、次の単板を支持することができず、前記釘3を備え
たベルト5や穴が形成されたベルトで吸着する場合に比
べて時間的に不利である。
【0030】13、前記発明の実施例及び変更例におい
て、第1搬送体に備えられ板状体の搬送方向下手側端部
が到達したことを検出する第1検出器として検知器23
を、また、第2搬送体の落下部材の位置に板状体の該端
部が到達したことを同じく検出する第2検出器として検
知器25、25a、25bを用い、直接的に検出した
が、第1搬送体及び第2搬送体による搬送量を検出する
ことにより、検知器23または検知器25を設けた位置
に板状体の該端部が到達したことを間接的に検出する検
出器であっても良い。即ち例えば図1に示した装置にお
いて、第1搬送体の所定位置で、搬送される単板等の板
状体の該端部を検知し、以後板状体を搬送する第1搬送
体及び第2搬送体の搬送量をパルス発振器及びパルスカ
ウンターにより計測する。この計測された値が、該所定
位置から前記検知器23または検知器25を備えた位置
までの搬送量に相当する値となった時、各々検出信号を
出すように設定し、前記発明の実施例と同様に各部材の
作動を制御するのである。また第1検出器として検知器
23を用い、第2検出器としては検知器25を用いず検
知器23が板状体の該端部を検知した後の第2搬送体の
搬送量を同様に計測し、搬送量が検知器25を備えた位
置までの量となった時に検出信号を出す様に設定しても
良い。また同じく板状体を検出する場合、板状体の搬送
方向の長さが分かっていれば該下手側端部を直接検知せ
ず、搬送方向上手側端部を検知し、該情報から搬送方向
の長さだけ下手側に該下手側端部があると推定して検出
しても良い。 14、前記発明の実施例において、突刺体としてベルト
5に備えた釘3を示したが、先端がナイフ状となったも
のでも良く、要は単板等板状体を突刺し保持できるもの
であれば良い。 15、前記発明の実施例において、第2搬送体としての
ベルト5に代えて、チェーンを用いても良い。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、単板等の
板状体を搬送する第2搬送体を停止した状態で板状体を
落下させることができ、板状体を損傷することがなく又
トラブルによる生産性を低下せることもない。また特に
請求項7及び8に記載の発明では、第2搬送体に設けた
突刺体で板状体を突刺するので、第2搬送体が加速走行
や減速走行をしても板状体が第2搬送体に対しずれるこ
とがなく、板状体を正確に制御でき良好に堆積すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施例の側面説明図である。
【図2】図1の一点鎖線X−Xより矢印の方向を見た部
分拡大説明図である。
【図3】図2の一点鎖線Y−Yより矢印の方向を見た説
明図である。
【図4】図1で一点鎖線T−Tより矢印の方向を見た部
分拡大説明図である。
【図5】ベルト5の時間と速さの関係を示す説明図であ
る。
【図6】発明の実施例の作動説明図である。
【図7】発明の実施例の作動説明図である。
【図8】発明の実施例の作動説明図である。
【図9】発明の実施例の作動説明図である。
【図10】発明の実施例の作動説明図である。
【図11】変更例のベルト5の時間と速さの関係を示す
説明図である。
【図12】変更例の作動説明図である。
【図13】変更例の作動説明図である。
【図14】変更例の作動説明図である。
【図15】変更例の側面説明図である。
【図16】図15の一点鎖線R−Rより矢印の方向を見
た説明図である。
【図17】単板を一定間隔で搬送する装置の側面説明図
である。
【図18】従来装置の側面説明図である。
【符号の説明】
1・・搬出コンベア 3・・釘 5・・無端ベルト 13・・サーボモータ 15・・制御器 17・・昇降体 19・・往復動部材 21・・堆積台 23・・検知器 25・・検知器 A・・堆積装置 S・・突刺位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向に間隔をあけて第1搬送体によ
    り速さVで搬送される搬送方向の長さがMである板状体
    を、第2搬送体により受取り継続して搬送した後に所定
    位置で板状体を第2搬送体から落下させ堆積する堆積方
    法において、 第1搬送体から第2搬送体に板状体を受け取る時は第2
    搬送体を速さVで等速走行させ、 前記板状体を受け取った後、第2搬送体を加速度走行さ
    せて速さVより大きい速さとし、次いで減速度走行さ
    せ、 第2搬送体の速さが零または零に近い値となった時、第
    2搬送体から板状体を落下堆積させる板状体の堆積方
    法。
  2. 【請求項2】 搬送方向に所定間隔Nをあけて第1搬送
    体により速さVで搬送される搬送方向の長さがM(但し
    N≧M)である板状体を、第2搬送体により受取り継続
    して搬送した後に所定位置で板状体を第2搬送体から落
    下させ堆積する堆積方法において、 第1搬送体から第2搬送体に板状体を受け取る時は第2
    搬送体を速さVで等速走行させ、 前記板状体を受け取った後、第2搬送体を加速度走行さ
    せて速さVより大きい速さとし、次いで減速度走行さ
    せ、 第2搬送体の速さが零または零に近い値となった時、第
    2搬送体から板状体を落下堆積させる板状体の堆積方
    法。
  3. 【請求項3】 搬送方向の長さがMである多数の板状体
    を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で速
    さVで搬送する第1搬送体と、 第1搬送体の搬送方向下手側にあって、間欠駆動機構に
    より作動させられ、第1搬送体の走行方向と同方向に走
    行及び停止可能であり、第1搬送体で搬送されてきた板
    状体を受取位置で受取り搬送する第2搬送体と、 第2搬送体で搬送される板状体の搬送路に相対して備え
    られ、作動部材の作動により第2搬送体から板状体を落
    下させる落下部材と、 前記受取位置より第1搬送体の搬送方向上手側にL2の
    距離離れた位置に備えられ板状体が到達したことを検出
    する第1検出器と、 第2搬送体の落下部材の位置に板状体が到達したことを
    検出する第2検出器と、 第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出器が第1搬
    送体で搬送される板状体を検出した信号により、遅くと
    もL2/Vの時間で第2搬送体の速さがVとなるように
    加速度走行させ、 前記L2/Vの時間が経過した後、少なくともM/Vの
    時間、第2搬送体を速さVで等速走行させ、 次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走行させ
    た後に減速走行させてから停止させるように間欠駆動機
    構を制御し、 また第2検出器が板状体を検知すると落下部材の作動部
    材を作動させるよう制御する制御機構を設け、 前記第1検出器が第1搬送体で搬送される板状体を検出
    した時から板状体を落下させるまでの時間をT1とする
    と、V×T1の値がM+Nの値と等しいか又は小さくな
    るように各々設定した板状体堆積装置。
  4. 【請求項4】 搬送方向の長さがMである多数の板状体
    を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で速
    さVで搬送する第1搬送体と、 第1搬送体の搬送方向下手側にあって、速度制御機構に
    より作動させられ、第1搬送体の走行方向と同方向に等
    速走行及び変速走行自在であり、第1搬送体で搬送され
    てきた板状体を受取位置で受取り搬送する第2搬送体
    と、 第2搬送体で搬送される板状体の搬送路に備えられ、作
    動部材の作動により第2搬送体から板状体を落下させる
    落下部材と、 前記受取位置より第1搬送体の搬送方向上手側にL2の
    距離離れた位置に板状体の搬送方向下手側端部が到達し
    たことを検出する第1検出器と、 第2搬送体の落下部材の位置に板状体が到達したことを
    検出する第2検出器と、 第2搬送体が速さVで等速走行している初期状態で、第
    1搬送体で搬送される最初の板状体の前記下手側端部が
    到達したことを第1検出器が検出した時からL2/Vの
    時間とM/Vの時間を合わせた時間、第2搬送体を速さ
    Vで等速走行させ続け、 次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走行させ
    た後に減速走行させ、板状体の搬送方向下手側端部が第
    2検出器により検知される位置に到達した時に第2搬送
    体の速さを零に近い状態又は零となる様にし、 次に第2搬送体を、前記第1検出器が検出した時から遅
    くとも(M+N+2L2)÷Vの時間が経過するまで
    に、速さVとなるまで加速度走行させるような速度変化
    をさせ、 以後後続の板状体の前記下手側端部が到達したことを第
    1検出器が検出する毎に、第2搬送体の速さを前記と同
    様の、該第1検出器が検出した時からL2/Vの時間と
    M/Vの時間を合わせた時間での速さVで等速走行、速
    さVの状態から加速度走行させた後に減速走行、零に近
    い状態又は零及びVとなるまで加速度走行を順次行う様
    に速度制御機構を制御し、 また第2検出器が板状体を検知すると落下部材の作動部
    材を作動させるよう制御する制御機構を設けた板状体堆
    積装置。
  5. 【請求項5】 搬送方向の長さがMである多数の板状体
    を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で速
    さVで搬送する第1搬送体と、 第1搬送体の搬送方向下手側にあって、間欠駆動機構に
    より作動させられ、第1搬送体の走行方向と同方向に走
    行及び停止可能であり、第1搬送体で搬送されてきた板
    状体を受取位置で受取り搬送する第2搬送体と、 前記受取位置より第1搬送体の搬送方向上手側にL2の
    距離離れた第1位置に板状体の搬送方向下手側端部が到
    達したことを検出する第1検出器と、 第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出器が第1搬
    送体で搬送される最初の板状体の前記端部が第1位置に
    到達したことを検出した信号により、遅くともL2/V
    の時間で第2搬送体の速さがVとなるように加速度走行
    させ、 前記L2/Vの時間が経過した後、少なくともM/Vの
    時間、第2搬送体を速さVで等速走行させ、 次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走行させ
    た後に減速走行させてから停止させ、 以下第1検出器が後続の板状体の前記端部が第1位置に
    到達したことを検出する毎に、停止している第2搬送体
    の速さを、前記最初の板状体の前記端部を検出した場合
    と同様の時間で同様の速さの変化となる一連の動作を繰
    り返す様に間欠駆動機構を制御する制御機構と、 第1位置に板状体の前記端部が到達した時から、前記1
    個の一連の動作で板状体が移動する距離をL3とする
    と、第2搬送体において、第1位置からL3の整数倍の
    距離離れた位置又は該整数倍の距離離れた位置に近い位
    置に板状体の前記端部が到達したことを検出する第2検
    出器と、 第2検出器で検出される前記位置付近に備えられ、作動
    部材の作動により第2搬送体から板状体を落下させる落
    下部材と、 板状体の前記端部が予め決定された落下部材の前記位置
    に到達したことを第2検出器が検出した信号により、対
    応する落下部材の作動部材を作動させるよう制御する制
    御機構を設けた板状体堆積装置。
  6. 【請求項6】 搬送方向の長さがMである多数の板状体
    を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で速
    さVで搬送する第1搬送体と、 第1搬送体の搬送方向下手側にあって、間欠駆動機構に
    より作動させられ、第1搬送体の走行方向と同方向に走
    行及び停止可能であり、第1搬送体で搬送されてきた板
    状体を受取位置で受取り搬送する第2搬送体と、 前記受取位置より第1搬送体の搬送方向上手側にL2の
    距離離れた第1位置に板状体の搬送方向下手側端部が到
    達したことを検出する第1検出器と、 第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出器が第1搬
    送体で搬送される最初の板状体の前記端部が第1位置に
    到達したことを検出した信号により、遅くともL2/V
    の時間で第2搬送体の速さがVとなるように加速度走行
    させ、 前記L2/Vの時間が経過した後、少なくともM/Vの
    時間、第2搬送体を速さVで等速走行させ、 次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走行させ
    た後に減速走行させてから停止させ、 以下第1検出器が後続の板状体の前記端部が第1位置に
    到達したことを検出する毎に、停止している第2搬送体
    の速さを、前記最初の板状体の前記端部を検出した場合
    と同様の時間で同様の速さの変化となる一連の動作を繰
    り返す様に間欠駆動機構を制御する制御機構と、 第1位置に板状体の前記端部が到達した時から、前記1
    個の一連の動作で板状体が移動する距離をL3とする
    と、第2搬送体において、第1位置からL3の整数倍の
    距離離れた位置又は該整数倍の距離離れた位置に近い位
    置に板状体の前記端部が到達したことを検出する第2検
    出器と、 第2検出器で検出される前記位置付近に備えられ、作動
    部材の作動により第2搬送体から板状体を落下させる落
    下部材と、 板状体の前記端部が予め決定された落下部材の前記位置
    に到達したことを第2検出器が検出した信号により、対
    応する落下部材の作動部材を作動させるよう制御する制
    御機構を設け、 第1位置から最初の堆積位置までの距離をnL3とし、
    且つ該最初の堆積位置で板状体を落下させる場合に第1
    位置に板状体の前記端部が到達した時から該落下させる
    までに要する時間をT1とするとV×T1の値がn(M
    +N)の値と等しいか又は小さくなるように各々設定し
    た板状体堆積装置。
  7. 【請求項7】 搬送方向の長さがMである多数の板状体
    を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で速
    さVで搬送する第1搬送体と、 第1搬送体の搬送方向下手側にあって、間欠駆動機構に
    より一体的に作動させられ、第1搬送体の走行方向と同
    方向に走行及び停止可能であり、板状体を突刺する多数
    の突刺体を備え第1搬送体上の板状体を突刺位置で突刺
    可能な複数本の第2搬送体と、 前記突刺位置より第1搬送体の搬送方向上手側にL2の
    距離離れた第1位置に板状体の搬送方向下手側端部が到
    達したことを検出する第1検出器と、 第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出器が第1搬
    送体で搬送される最初の板状体の前記端部が第1位置に
    到達したことを検出した信号により、遅くともL2/V
    の時間で第2搬送体の速さがVとなるように加速度走行
    させ、 前記L2/Vの時間が経過した後、少なくともM/Vの
    時間、第2搬送体を速さVで等速走行させ、 次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走行させ
    た後に減速走行させてから停止させ、 以下第1検出器が後続の板状体の前記端部が第1位置に
    到達したことを検出する毎に、停止している第2搬送体
    の速さを、前記最初の板状体の前記端部を検出した場合
    と同様の時間での同様の速さの変化となる一連の動作を
    繰り返す様に間欠駆動機構を制御する制御機構と、 第1位置に板状体の前記端部が到達した時から、前記1
    個の一連の動作で板状体が移動する距離をL3とする
    と、第2搬送体において、第1位置からL3の整数倍の
    距離離れた位置又は該整数倍の距離離れた位置に近い位
    置であって板状体を堆積するための複数の各堆積位置に
    板状体の前記端部が到達したことを検出する第2検出器
    と、 第2検出器で検出される前記位置付近に備えられ、作動
    部材の作動により突刺体から板状体を剥がし落下させる
    当接部材と、 板状体の前記端部が予め決定された当接部材の前記位置
    に到達したことを第2検出器が検出した信号により、対
    応する当接部材の作動部材を作動させるよう制御する制
    御機構を設けた板状体堆積装置。
  8. 【請求項8】 搬送方向の長さがMである多数の板状体
    を、搬送方向に各々所定間隔NをN≧Mとした状態で速
    さVで搬送する第1搬送体と、 第1搬送体の搬送方向下手側にあって、間欠駆動機構に
    より一体的に作動させられ、第1搬送体の走行方向と同
    方向に走行及び停止可能であり、板状体を突刺する多数
    の突刺体を備え第1搬送体上の板状体を突刺位置で突刺
    可能な複数本の第2搬送体と、 前記第2搬送体で搬送される板状体の搬送路に備えら
    れ、作動部材の作動により突刺体から板状体を剥がし落
    下させる当接部材と、 突刺位置より第1搬送体の搬送方向上手側にL2離れた
    位置に備えられ板状体が到達したことを検出する第1検
    出器と、 第2搬送体の落下部材の位置に板状体が到達したことを
    検出する第2検出器と、 第2搬送体が停止した初期状態で、第1検出器が第1搬
    送体で搬送される板状体を検出した信号により、遅くと
    もL2/Vの時間で第2搬送体の速さがVとなるように
    加速度走行させ、 前記L2/Vの時間が経過した後、少なくともM/Vの
    時間、第2搬送体を速さVで等速走行させ、 次いで、第2搬送体を速さVの状態から加速度走行させ
    た後に減速走行させてから停止させるように間欠駆動機
    構を制御し、 また第2検出器が板状体を検知すると落下部材の作動部
    材を作動させるよう制御する制御機構を設け、 前記第1検出器が第1搬送体で搬送される板状体を検出
    した時から当接部材により板状体を突刺体から剥がし終
    えるまでの時間をT1とすると、V×T1の値がM+N
    の値と等しいか又は小さくなるように各々設定した板状
    体堆積装置。
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