JP2001218540A - 釣り用ルアー - Google Patents

釣り用ルアー

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JP2001218540A
JP2001218540A JP2000031613A JP2000031613A JP2001218540A JP 2001218540 A JP2001218540 A JP 2001218540A JP 2000031613 A JP2000031613 A JP 2000031613A JP 2000031613 A JP2000031613 A JP 2000031613A JP 2001218540 A JP2001218540 A JP 2001218540A
Authority
JP
Japan
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lure
guide
center
weight
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000031613A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Tsuboi
均 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より簡単な構造で、飛距離アップと、急速潜行
安定遊泳と、イレギュラーアクション(平打ちアクショ
ン)を行うことができる新規な重心移動システムを備え
るルアーを提供することを目的とする。 【解決手段】ルアー本体(1)に内蔵された前後方向に
移動する移動錘(4)を備える。前記移動錘はガイド
(9)に沿って転動して前記ルアー本体の前後方向に移
動し得るように構成している。当該移動錘が前後方向へ
移動する際に、左右何れかの方向へ誘導させるための誘
導部材(5,51,52)を前記ガイド内に立設させた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主としてルアーア
クションの改善を図ったルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】プラグタイプのルアーにおいて、重心移
動システムにより竿のアクションを与えるとイレギュラ
ーアクションを起こすものに、特開平9−56295号
公報がある。この中で開示の技術は、従来からの前後方
向の重心移動システムに垂直方向の重心移動システムを
加えたものである。ロッドアクションによって垂直方向
に錘が移動することによって、ルアーの重心位置が上方
へ移動し、バランスを崩してイレギュラーアクションを
起こす仕組みである。
【0003】しかしながら、2種類の錘による重心移動
システムが必要となるため、構造が複雑となり、又、錘
が最低でも2個以上必要である。又、上下方向に重心移
動するためにルアーの体高が必要となり、ルアー本体の
形状が制限される。更に、錘による左右方向の重心移動
は考慮されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
背景から、少なくとも1個の重心移動システムにより、
より簡単な構造で、飛距離アップと、急速潜行安定遊泳
と、イレギュラーアクション(平打ちアクション)を行
うことができる新規な重心移動システムを備えるルアー
を開発することを技術課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、ルアー本体(1)に内蔵された移動錘
(4)を備え、前記移動錘(4)をガイド(9)に沿っ
て転動させて前記ルアー本体(1)の前後方向に移動し
得るように構成された重心移動式ルアーにおいて、移動
錘(4)が前後方向へ移動する際に、前記移動錘(4)
を左右何れかの方向へ誘導させるための誘導部材(5,
51,52)を前記ガイド(9)内に立設させたもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例によって本発
明を説明する。図1から図3は本発明の第1実施例であ
り、図1はルアーの正面断面図、図2は図1中I−I線
断面図、図3は左側面図である。
【0007】図1において、小魚を模した本体であるル
アー本体1に対し、その先端にリップ2を形成し、ここ
にタイドアイ6を設け、また腹鰭及び尾鰭の部分にフッ
クアイ7を設けている。このフックアイ7に対して、図
示しないリング等を介して針を装着する。また、前記タ
イドアイ6には、釣糸の撚れを防ぐために図示しないス
イベル等を介して釣糸を結び付ける。
【0008】ルアー本体1の内部には、前方下部に固定
された錘3とルアー本体1内部を移動できる移動錘4を
備えている。尚、前方に固定された錘3は無くても良
い。また、ルアー本体1内部には前記移動錘4がルアー
本体1内部を上下前後方向に移動するためのガイド9を
備えている。前記ガイド9は、図1で示すように移動錘
4がその内部を転動出来るように、移動錘4よりやや大
きな空洞となっており、ルアー本体1の前方下部に水平
部とその水平部の端から後方中央上部に向けて斜めに駆
け上がり、更に尾鰭のあるルアー本体1の後端まで延設
されている。前記ガイド9の中央上部からルアー本体1
の後端の間には、その内壁の上部と左右に渡ってリブ8
が突設している。尚、前記リブ8は無くても良い。
【0009】図1と図2に示すように、ルアー本体1内
部中央部附近には、ガイド9を左右に分割し、前記移動
錘を左右に誘導するための誘導部材である隔壁5を備え
ている。前記移動錘4は、この隔壁5により、ルアー本
体1内部を前後に移動する際は、この隔壁5の左右のガ
イド9のどちらか一方を通って前後に移動する。この
時、ルアー本体1は、移動錘4により左右のバランスが
崩れて、図3に示すようにどちらか一方に傾くのであ
る。
【0010】実際の使用時の動作について以下に説明す
る。キャスティング動作に入る前に、ルアー本体1はラ
インが取り付けられる頭部を上にして垂下するので、必
然的に移動錘4は後端に移動する。この移動錘4がルア
ー本体1の後端に移動した状態を維持しつつキャスティ
ングを行う。これにより、ルアー本体1の重心は後端に
集中し、飛行中のルアー本体1は、後端を先頭にしてル
アー本体1の軸線方向が飛行方向に一致して、空気抵抗
を最小にして遠くまで投げることができる。
【0011】次に、着水したルアー本体1は、リーリン
グによりラインを引っ張る、いわゆるリトリーブを開始
することによってルアー本体1を前進させる。この前進
によって、リップ2の前側表面は水の抵抗を全面に受
け、当該リップ2の角度に沿って斜め下方に進行するこ
ととなる。このとき、ルアー本体1は頭部を下側にして
傾斜することとなるので、移動錘4はルアー本体1の前
方に向かって移動し、隔壁5の左右どちらかのガイド9
を通過し、ガイド9前端の水平部10に移動して通常の
リトリーブにより安定した泳ぎを実現する。
【0012】次に、ロッドを大きく煽ってルアー本体1
にアクションを加えると、移動錘4は上方後部へ移動す
るが、ガイド9の中央部には隔壁5が有るので、移動錘
4はルアー本体1の左右の何れかのガイド9を通過す
る。この時、ルアー本体1の重心は移動錘5側に移動し
左右のバランスが崩れ、不安定さが増しルアー本体1が
障害物にぶつかってひっくり返るようなアクション、い
わゆる平打ちアクションを起こす。このイレギュラーア
クションによって獲物を誘い釣果アップを期待できる。
更に、前記ガイド9の中央上部からルアー本体1の後端
の間の内壁の上部と左右に渡って、リブ8が突設してい
るので、移動錘4の後方への移動時に、このリブ8に当
接して後方への移動が制限され、イレギュラーアクショ
ン後のルアー本体1の姿勢の復帰が速くなり、キビキビ
したアクションとなる。
【0013】第4図は、本発明の第2実施例を示す。前
記第1実施例のルアー本体1内部中央部に、ガイド9を
左右に分割するための隔壁5の代わりに、誘導部材であ
る板、棒或いはワイヤー51を備えている。その他の構
成は前記第1実施例と同様である。移動錘4は、この
板、棒或いはワイヤー51により、ルアー本体1内部を
前後に移動する際に、この板、棒或いはワイヤ51の左
右のガイドのどちらかを通って前後に移動し、ルアー本
体1は左右のバランスが崩れて、図3に示すようにどち
らか一方に傾斜しイレギュラーアクションを起こすので
ある。
【0014】第5図は、本発明の第3実施例を示す。前
記第1実施例の隔壁5の代わりに、誘導部材である円錐
状の突起52を備えている。その他の構成は前記第1実
施例と同様である。移動錘4は、この円錐状の突起52
により、ルアー本体1内部を前後に移動する際に、この
円錐状の突起52により左右のガイドのどちらかを通っ
て前後に移動し、ルアー本体1は、左右のバランスが崩
れてイレギュラーアクションを起こす。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の重心移動式
ルアーは、少なくとも1個の重心移動システム(錘)
で、飛距離アップと、急速潜行安定遊泳と、イレギュラ
ーアクションを可能とする。また、錘は最低1個あれば
良く、上方向に加えて、左右方向に必ず偏芯するため重
心移動の変化もより大きくなり、より簡単にイレギュラ
ーアクション(平打ちアクション)を行うことが出来
る。また、体高が低いルアーで上方に錘の移動するスペ
ースが無くても、左右方向の動きによりイレギュラーア
クションを起こさせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る正面断面図である。
【図2】図1中I−I線断面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る正面断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る正面断面図である。
【符号の説明】
1 ルアー本体 2 リップ 3 錘 4 移動錘 5 隔壁 51 隔壁 52 突起 9 ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアー本体に内蔵された移動錘を備え、
    前記移動錘をガイドに沿って転動させて前記ルアー本体
    の前後方向に移動し得るように構成された重心移動式ル
    アーにおいて、移動錘が前後方向へ移動する際に、前記
    移動錘を左右何れかの方向へ誘導させるための誘導部材
    を前記ガイド内に立設させたことを特徴とする重心移動
    式ルアー。
JP2000031613A 2000-02-09 2000-02-09 釣り用ルアー Pending JP2001218540A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EE202000019A (et) * 2020-11-26 2022-07-15 Osaühing Tarvos Grupp Muudetava raskuskeskme-asukohaga voobler

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EE202000019A (et) * 2020-11-26 2022-07-15 Osaühing Tarvos Grupp Muudetava raskuskeskme-asukohaga voobler
EE05847B1 (et) * 2020-11-26 2022-10-17 Osaühing Tarvos Grupp Muudetava raskuskeskme-asukohaga voobler

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