JP2001216814A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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俊幸 近藤
Hidetaka Okada
英隆 岡田
Jun Takemura
純 竹村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の車両用灯具においては、レンズが均一
な輝度で発光するように図るものであったので、何れの
車種においても観視したときの印象が同じようになり単
調となってデザイン面での自由度が乏しいものであっ
た。 【解決手段】 本発明により、LEDランプ2と複合反
射鏡4とレンズ5とから成り、複合反射鏡4は長軸Y方
向に沿い略短冊状に切り出した楕円鏡4aの複数の集合
であり、楕円鏡4aは夫々が極小ランプに第一焦点を有
すると共にレンズ5の近傍に第二焦点を有するものとさ
れ、且つ、複合反射鏡としての第二焦点の集合は前記レ
ンズの近傍において所望のパターンPを形成している車
両用灯具1としたことで、特に点灯時においては、パタ
ーンの組合せにより斬新な発光面のデザインと立体感と
を可能とし課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用灯具に関する
ものであり、詳細にはテールランプ、ストップランプ、
ポジションランプなど、主として他車、歩行者などに自
車の行動を告知するために用いられる信号用の車両用灯
具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具90の構成の
例を示すものが図5であり、基板91上に複数のLED
ランプ92を光源として、例えばマトリクス状に配置す
ると共に、1つのLEDランプ92に対応して1つのレ
ンズカット93aが設けられたレンズ93をこの車両用
灯具90の看視方向に設け、それぞれのLEDランプ9
2からの光をそれぞれのレンズカット93aで拡散して
配光特性を得るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の信号用とする
車両用灯具90においては、配光特性なども重要である
が、表面積も大きいものであることから車体のデザイン
の一部を担うものとして美観も重視されるものとなって
いる。しかしながら、上記に説明した従来の構成の車両
用灯具90においては、特に点灯時には外観が平面的な
画一的なものとなり、車両デザイン上での美観の演出が
困難となる問題点を生じている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的手段として、極小ランプ
と複合反射鏡とレンズとから成る車両用灯具であり、前
記複合反射鏡は長軸方向に沿い略短冊状に切り出した楕
円鏡の複数の集合であり、前記楕円鏡は夫々が前記極小
ランプに第一焦点を有すると共に前記レンズの近傍に第
二焦点を有するものとされ、且つ、前記複合反射鏡とし
ての第二焦点の集合は前記レンズの近傍において所望の
パターンを形成していることを特徴とする車両用灯具を
提供することで、斬新な発光面を提供可能として課題を
解決するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1および図2に符号1
で示すものは本発明に係る車両用灯具であり、この車両
用灯具1はLEDランプ、或いは、サブミニチュア白熱
電球など近似的に点光源とみなせる極小ランプの少なく
とも1つが光源として採用されている。
【0006】尚、車両用灯具1の実状においては、断線
により生じる交換の手間が省けるなどの面から、この種
の極小ランプとしてLEDランプが採用されている場合
が多いので、この実施形態においても光源がLEDラン
プ2であるとして、以降の説明を行うものとする。
【0007】図1は本発明の車両用灯具1の基本構成を
説明するものであり、例えばプリント配線基板など適宜
な基板3上には複数のLEDランプ2が取付けられ、こ
のLEDランプ2に対応しては複合反射鏡4が取付けら
れるものとされ、図示の断面においては、前記複合反射
鏡4を構成する1枚の楕円鏡4aが表れている。そし
て、前記LEDランプ2と複合反射鏡4を覆ってはレン
ズ5が設けられている。
【0008】前記楕円鏡4aは、第一焦点f1を前記L
EDランプ2の位置に有すると共に、長軸Yがこの車両
用灯具1の主照射方向Xに対して傾けられるものであ
り、よって、楕円の長軸Y上に位置するものである第二
焦点f2も、図示のように前記主照射方向Xから側方に
移動するものとなるが、このときには、第一焦点f1と
の間隔が適宜に調整され、前記レンズ5の背面5aの近
傍となるようにされている。
【0009】また、前記レンズ5の背面5a側には適宜
なレンズカット5bが施されて、前記楕円鏡4aで反射
し、一旦、前記第二焦点f2に収束するLEDランプ2
からの光に対して適宜な照射角を与えるものとしてい
る。更に、前記レンズ5の前記レンズカット5bが施さ
れた以外の位置は、例えばレンズカットが設けられない
ものなどとされて、前記LEDランプ2からの直射光を
前記主照射方向Xに向けて放射することが可能なものと
されている。
【0010】図2は複合反射鏡4の構成を示す斜視図で
あり、上記にも説明したように前記複合反射鏡4は楕円
鏡4aの複数が集合されて構成されるものである。そし
て複数の前記楕円鏡4aを集合するに当たっては、回転
楕円面などの楕円面から長軸Yに沿うように略短冊状に
切り出しを行い一面の楕円鏡4aとし、その短冊状の楕
円鏡4aの複数を接続することで、略椀状となる複合反
射鏡4を構成するのである。
【0011】加えて本発明では、前記複合反射鏡4を形
成するときに、組合せを行う楕円鏡4aの第二焦点f2
の位置を適宜に調整することで、各楕円鏡4aの第二焦
点f2の集合が前記レンズ5の背面で、例えば円形、多
角形など所望のパターンPを形成するようにしてあり、
図3に示すのは、そのパターンを六角形としたときの例
を示すものである。
【0012】尚、本発明においては、車両用灯具1を構
成するための複合反射鏡4の数は1個以上であれば良
く、また、車両用灯具1に複数の複合反射鏡4が採用さ
れているときには、この複合反射鏡4を構成するための
前記楕円鏡4aの数および第二焦点f2の集合で生成さ
れるパターンPの形状を同一として限定するものではな
い。
【0013】図4は上記のようにして形成された車両用
灯具1の点灯時の状態を模式的に示すものであり、この
実施形態では六角形のパターンPを有する複合反射鏡4
が組合わされていて、車両用灯具1のレンズ5面を点灯
時には亀甲状の文様を表示するものとしている。また、
前記複合反射鏡4が形成するパターンPを変化させるこ
とで、発光面全体のデザインを様々なものとして表示さ
せることができ、更には2種類以上のパターンPを組合
わせることで更に多種類の発光面全体のデザインの多様
化が可能となる。
【0014】ここで、上記した発光面の文様を更に詳細
に検討してみると、前記パターンPは上記にも説明した
ようにレンズ5の近傍に生成されるものであり、これに
対してLEDランプ2は略椀状に形成された複合反射鏡
4の底の部分に存在するものであるので、点灯状態の車
両用灯具1の発光面を見るときには、パターンPとLE
Dランプ2との奥行きの差により発光面に立体感を生じ
るものとなる。
【0015】従って、本発明の車両用灯具1において
は、非点灯時にはレンズ5面の形状が認識されるものと
なり、レンズカット5aなど細部を除いては従来からの
車両用灯具とほぼ同一の印象のものとなるが、一旦、点
灯を行うとパターンPの組合せによる斬新な見え方のも
のとなり、注目度が向上して信号灯としての作用をより
確実に伝達すると共に、装飾効果も向上する。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、極
小ランプと複合反射鏡とレンズとから成る車両用灯具で
あり、複合反射鏡は長軸方向に沿い略短冊状に切り出し
た楕円鏡の複数の集合であり、楕円鏡は夫々が極小ラン
プに第一焦点を有すると共にレンズの近傍に第二焦点を
有するものとされ、且つ、複合反射鏡としての第二焦点
の集合は前記レンズの近傍において所望のパターンを形
成している車両用灯具としたことで、特に点灯時におい
ては、パターンの組合せにより斬新な発光面のデザイン
と立体感とを可能とし、注目度を向上させて本来の目的
である他車、歩行者への意思伝達を一層に確実なものと
する極めて優れた効果を奏すると共に、従来にない斬新
なデザインとしたことで美観の向上にも優れた効果を奏
するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用灯具の実施形態を示す断
面図である。
【図2】 同じく本発明に係る車両用灯具の要部である
複合反射鏡を示す斜視図である。
【図3】 複合反射鏡により得られるパターンの例を示
す説明図である。
【図4】 同じく本発明に係る車両用灯具の点灯時の状
態を模式的に示す説明図である。
【図5】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……LEDランプ2 3……基板 4……複合反射鏡 4a……楕円鏡 5……レンズ 5a……背面 5b……レンズカット P……パターン Y……長軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 純 東京都目黒区中目黒2丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 Fターム(参考) 3K080 AA01 AB01 BA07 BB05 BC02 BC03 BD01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極小ランプと複合反射鏡とレンズとから
    成る車両用灯具であり、前記複合反射鏡は長軸方向に沿
    い略短冊状に切り出した楕円鏡の複数の集合であり、前
    記楕円鏡は夫々が前記極小ランプに第一焦点を有すると
    共に前記レンズの近傍に第二焦点を有するものとされ、
    且つ、前記複合反射鏡としての第二焦点の集合は前記レ
    ンズの近傍において所望のパターンを形成していること
    を特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記レンズには前記第二焦点の集合が形
    成する前記パターンに対応するレンズカットが施されて
    いることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前記極小ランプがLEDランプであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用灯
    具。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177166A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Valeo Vision 外観が改善された光源または信号伝達モジュール
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