JP4371551B2 - 車両用灯具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の、例えばリヤコンビネーションランプとして適用される車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用灯具は、回転放物面からなる反射面を有するリフレクタと、このリフレクタの略中央部に取り付けられた光源バルブと、リフレクタの前方開放部分を覆う着色アウタレンズとから大略構成されており、光源バルブの出射光をリフレクタで反射させると共にアウタレンズの透過で着色させて、前方へ所望の配光パターンで照射するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用灯具は、リフレクタの深さが深く、かつこのリフレクタの略中央部に光源バルブが取り付けられているので、光源バルブにさらにソケット等の付帯部品が追加されて、リフレクタの深さ方向に沿う灯具全体の厚みが、ますます厚くなって、大型化を招く、という課題を有している。
【0004】
また、従来の車両用灯具は、光源バルブを取り付ける関係で、リフレクタの略中央部に、バルブ取付用孔を穿設する必要があり、これにより反射面の全面を有効利用することに欠ける、という課題を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源の出射光をリフレクタにより前方へ反射させる車両用灯具であって、前記光源が前記リフレクタのエリア外に設けられており、かつ導光手段がその両端の各端面をそれぞれ前記リフレクタおよび光源に対向させて、前記光源の出射光を前記リフレクタのエリア内に導光するように配置され、前記光源は、前記リフレクタの前方でありかつ前記リフレクタの投影範囲外の側方となる部位に設けられ、前記導光手段は、透明な導光部材からなる導光棒で構成されており、その一方の端面を前記リフレクタの投影範囲外の側方で前記光源に対向させるとともにその他方の端面を前記リフレクタの略中央部に対向させかつ前記リフレクタの焦点位置に位置付けし、前記一方の端面を含み前記リフレクタの前方かつ投影範囲外の側方から前記リフレクタの略中央部の前方に向けて略直線状に伸びる入射部と、前記他方の端面を含み前記リフレクタの深さ方向に略沿って伸びて前記入射部より短い長さの出射部と、前記入射部と前記出射部とを連続する湾曲部とを有して略L字状に形成されていることを特徴とする。
【0006】
そこで、この発明は、リフレクタの深さ方向に沿う灯具全体の厚さを薄くして小型化が達成できると共に、リフレクタの略中央部を含めた反射面全面の有効利用により照明品質の向上を図ることができ、かつ斬新性に富むデザイン化を図ることができる車両用灯具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源の出射光をリフレクタにより前方へ反射させる車両用灯具であって、前記光源が前記リフレクタのエリア外に設けられており、かつ導光手段がその両端の各端面をそれぞれ前記リフレクタおよび光源に対向させて、前記光源の出射光を前記リフレクタのエリア内に導光するように配置され、前記導光手段は、透明な導光部材からなる導光棒で構成されていると共に、前記リフレクタに対向する端面が前記リフレクタの焦点位置に位置付けされて配置されており、かつ、前記光源は、前記リフレクタの前方部位であって、前記リフレクタの投影範囲外の側方部位に設けたことを特徴とする。
【0008】
このため、請求項1の発明では、光源の出射光は、導光手段に集光されてリフレクタの反射面に出射されるので、光の利用効率を高めることができる。
【0009】
また、光源は、リフレクタのエリア外に設けるようにしたので、リフレクタのエリア内に光源用の取付け孔が不要となり、これによりリフレクタの略中央部を含めた反射面全面の有効利用を図ることができると共に、均一な発光面を確保することができる。加えて、光源は、その設置位置の制約が解除されて、この点での設計自由度の拡大を図ることができる。
また、導光手段を、透明な導光部材からなる導光棒で構成したので、消灯時および点灯時、導光棒が視界および発光を遮ることが無い。
また、導光手段の端面から出射する光は、リフレクタの反射面全面に略均一に照射されて、均一な発光を確保できる。
また、光源を視野内から容易に隠すことができる。
【0014】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用灯具であって、前記リフレクタは、その開口部が、リフレクタに対向する前記導光手段の端面と相似する形状に形成されていることを特徴とする。
【0015】
このため、請求項2の発明では、導光手段の端面から出射する光は、リフレクタの反射面の略全面に照射されて、リフレクタの反射面の利用効率を高めることができる。
【0016】
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の車両用灯具であって、前記リフレクタは、拡散機能を有して構成されていることを特徴とする。
【0017】
このため、請求項3の発明では、リフレクタに対向する導光手段の端面から出射される光は、リフレクタで反射および拡散されて、所望の配光パターンを得ることができる。
【0018】
また、請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、前記リフレクタは、その中心から外側に向かうにつれて焦点距離が大になる複数の回転放物面を組み合わせて構成されていることを特徴とする。
【0019】
このため、請求項4の発明では、リフレクタの深さを一層浅くして設計することができる。
【0020】
また、請求項5の発明は、請求項1または2、4のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、前記導光手段は、前記リフレクタに対向する端面が所望の配光パターンと相似の外形形状を有して形成されていることを特徴とする。
【0021】
このため、請求項5の発明では、リフレクタに対向する導光手段の端面形状を所望の配光パターンの外形形状に合致させるだけで、当該所望の配光パターンを得ることができる。
【0022】
また、請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、前記導光手段は、光源に対向する端面を有する複数の分岐導光路を備えて構成されていることを特徴とする。
【0023】
このため、請求項6の発明では、複数の分岐導光路を用いることによりリフレクタに出射される光量を増大させることができ、ひいてはリフレクタの発光量を増大させることができる。
【0026】
また、請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、前記光源は、LEDであることを特徴とする。
【0027】
このため、請求項7の発明では、LEDの発光色をそのまま適用することができるので、アウタレンズは、着色でなく素通しを用いることができる。LED自体の発光面積は、小さいが、リフレクタで反射させることにより拡大することができ、これによりLEDの設置個数を減少させることができる。その上、光源をLEDにしたことにより、電気消費量の節約を図ることができる。
【0028】
また、請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、前記リフレクタが複数設けられると共に、前記導光手段がこの複数のリフレクタにそれぞれ対応させて複数設けられており、かつ前記光源が複数の前記導光手段にそれぞれ対応する複数のLEDで構成されると共に、これら複数のLEDを1個の基板に列状に配線して構成されていることを特徴とする。
【0029】
このため、請求項8の発明では、複数のLEDは、すべて同一平面内にアッシイすることができ、これにより薄型化が達成できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0031】
図1および図2は、この発明の一実施の形態としての車両用灯具1を示す。この車両用灯具1は、光源2の出射光をリフレクタ3により前方へ反射させるように構成されており、光源2がリフレクタ3のエリア外に設けられており、かつ導光手段4がその両端の各端面4a,4bをそれぞれリフレクタ3および光源2に対向させて、光源2の出射光をリフレクタ3のエリア内に導光するように配置されている。
【0032】
この車両用灯具1は、リヤコンビネーションランプとして設計されており、ランプハウジング5内にリフレクタ3が複数設けられると共に、導光手段4がこの複数のリフレクタ3にそれぞれ対応させて複数設けられており、かつ複数の導光手段4にそれぞれ対応する複数の光源2が設けられており、各リフレクタ3単位毎に、テールランプあるいはストップランプ等の小灯具を構成している。このとき光源2は、LEDが用いられており、かつランプハウジング5の開口部は、素通しのアウタレンズ6で覆われている。
【0033】
具体的には、導光手段4は、透明な導光部材からなる導光棒で構成されている。すなわち、導光棒4は、図2に示すように、リフレクタ3に対向する端面4aを有する出射部41と、光源2に対向する端面4bを有する入射部42と、出射部41と入射部42とを連続する湾曲部43とを有して略L字形状に形成されており、端面4aをリフレクタ3の略中央部に対向させると共に、端面4bを光源2に対向させた状態で、入射部42の端部をランプハウジング5の段部5aに固定して取り付けられている。
【0034】
このように構成された車両用灯具1によれば、光源2の出射光は、端面4bから導光棒4内に導入されると共に、端面4aから出射され、かつリフレクタ3で反射されてアウタレンズ6を透過して灯具前方へ出射される。
【0035】
そして、この車両用灯具1によれば、光源2の出射光は、導光棒4に集光されてリフレクタ3の反射面に出射されるので、光の利用効率を高めることができ、これによりリフレクタ3の深さを浅くして設計することができる。
【0036】
また、光源2は、リフレクタ3のエリア外に設けるようにしたので、リフレクタ3のエリア内に光源2用の取付け孔が不要となり、これによりリフレクタ3の略中央部を含めた反射面全面の有効利用を図ることができると共に、均一な発光面を確保することができる。加えて、光源2は、その設置位置の制約が解除されて、この点での設計自由度の拡大を図ることができる。
【0037】
また、導光棒4を、透明な導光部材から構成したので、消灯時および点灯時、導光棒4が視界および発光を遮ることが無く、これにより見栄えおよび照明品質の向上を図ることができる。
【0038】
さらに、光源2としてLEDを用いたので、LEDの発光色をそのまま適用することができるので、アウタレンズ6は、着色でなく素通しを用いることができる。LED自体の発光面積は、小さいが、リフレクタ3で反射させることにより拡大することができ、これによりLEDの設置個数を減少させることができる。その上、光源2をLEDにしたことにより、電気消費量の節約を図ることができる。
【0039】
また、車両用灯具1は、好ましくは図3に示すように、導光棒4は、リフレクタ3に対向する端面4aがリフレクタ3の焦点位置Fに位置付けされて配置される。このとき、導光棒4は、断面円形の棒状体で形成されており、かつリフレクタ3は、その開口径dが導光棒4の開口角Dに略一致する円形皿形状に設計される。
【0040】
この構成によれば、リフレクタ3に対向する端面4aから出射する光は、導光棒4の端面4aの形状とリフレクタ3の開口部の形状とが相似している(両者、円形)ので、リフレクタ3の反射面全面に略均一に照射されることになり、これによりリフレクタ3の反射面の利用効率を高めることができると共に、均一な発光面が確保でき、ひいては照明品質の向上を図ることができる。
【0041】
また、リフレクタ3は、図4に示すように、拡散機能を有するマルチリフレクタ31または自由曲面として構成することができる。このとき、導光棒4は、円形断面を有する棒状体として構成されている。
【0042】
この構成によれば、マルチリフレクタ31に対向する導光棒4の端面4aから出射される光は、マルチリフレクタ31で反射されて、楕円形状を呈する所望の配光パターンP1を得ることができる。
【0043】
また、導光棒4は、図5および図6に示すように、リフレクタ3に対向する端面4aを所望の配光パターンP2と相似の外形形状を有して形成することができる。すなわち、本実施形態では、図5に示すように、導光棒4は、矩形断面を有する導光棒40として構成されており、端面4aは、矩形の外形形状を有して形成されている。このとき、リフレクタ3は、回転放物面を有するリフレクタ32で構成されており、所望の配光パターンP2は、矩形状を呈して得られる。
【0044】
この構成によれば、リフレクタ3に対向する導光棒4の端面4aの形状を所望の配光パターンP2の外形形状に合致させるだけで、当該所望の配光パターンP2を得ることができるので、リフレクタ32側に所望の配光パターンP2を得るための拡散機能を付与する必要がなく、かつ付帯する加工工程も不要となる。
【0045】
さらに好ましくは、リフレクタ32は、その中心から外側に向かうにつれて焦点距離が大になる複数の回転放物面を組み合わせて構成することができる。
【0046】
この構成によれば、リフレクタ32の深さを一層浅くして設計することができ、これにより、灯具全体の一層の薄型化を達成することができる。
【0047】
また、導光棒4は、図1に示すように、光源2に対向する端面4bを有する複数の分岐導光路42a,42bを備えて構成することができる。
【0048】
具体的には、本実施形態の導光棒4は、入射部42を、湾曲部43に連続して分岐形成される分岐導光路42a,42bで構成する点が相違するだけで、他の構成は前述した導光棒4と同様に構成されている。そして導光棒4は、その分岐導光路42a,42bの各端面4b,4bが、それぞれ光源2,2に対向するようにして取り付けられる。このときの光源2は、赤色発光LEDが用いられる。
【0049】
この構成によれば、複数の分岐導光路42a,42bを用いることによりリフレクタ3に出射される光量を増大させることができ、ひいてはリフレクタ3の発光量を増大させて他との識別化を図ることができる。例えば、分岐導光路42a,42bからなる入射部42を備えた導光棒4で構成される小灯具は、ストップランプとして機能させることができ、単一導光路の入射部42を備えた導光棒4で構成される小灯具は、テールランプとして機能させることができる。
【0050】
また、光源2は、好ましくは図1および図2に示すように、リフレクタ3の前方(アウタレンズ6側)部位であって、リフレクタ3の投影範囲外の側方部位に設けられる。
【0051】
この構成によれば、光源2を視野内から容易に隠すことができる。本実施形態では、ランプハウジング5の一側に、仕切壁9で仕切られた帯状空白部分8が、光源2の設置箇所となっており、この帯状空白部分8の前方開口部をパネル7で塞ぐことにより、光源2を視野内から隠すことができ、これにより見栄えの向上を図ることができる。
【0052】
さらに、車両用灯具1は、前述したように複数の小灯具から構成されるものであるが、このときの複数の光源2,2,…は、複数の小灯具にそれぞれ対応する複数のLEDで構成されている。このとき、複数の光源2,2,…は、好ましくは図1および図2に示すように、これら複数のLEDを1個の基板10に列状に配線して構成される。なお、図1および図2中、符号11は、電源基板である。
【0053】
この構成によれば、光源2を構成する複数のLEDは、すべて同一平面内にアッシイすることができ、これにより薄型化が達成できて、取付スペースの確保が容易であり、ひいては灯具全体の小型化を図ることができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、光源の出射光を、導光手段に集光させてリフレクタの反射面に出射するようにしたので、光の利用効率を高めることができるので、リフレクタの深さを浅くして設計することができ、リフレクタのエリア内に光源を設けなかったことと併せて、リフレクタの深さ方向に沿う灯具全体の厚さを薄くして小型化が達成できる。
【0055】
また、リフレクタのエリア内に光源用の取付け孔が不要となり、これによりリフレクタの略中央部を含めた反射面全面の有効利用を図ることができると共に、均一な発光面を確保することができ、ひいては照明品質の向上を図ることができる。
【0056】
また、リフレクタのエリア内に光源を取り付けないことにより、斬新性に富むデザイン化を図ることができる。
【0057】
また、請求項2の発明によれば、導光手段を、透明な導光部材からなる導光棒で構成したので、消灯時および点灯時、導光棒が視界および発光を遮ることが無いので、見栄えの向上を図ることができる。
【0058】
また、請求項3の発明によれば、リフレクタに対向する端面から出射する光は、リフレクタの反射面全面に略均一に照射されて、均一な発光を確保でき、これにより照明品質の向上を図ることができる。
【0059】
また、請求項4の発明によれば、導光手段の端面から出射する光は、リフレクタの反射面の略全面に照射されて、リフレクタの反射面の利用効率を高めることができ、ひいては照明品質の向上を図ることができる。
【0060】
また、請求項5の発明によれば、拡散機能を有する反射面の構成を変更することにより、配光パターンを変更することができる。
【0061】
また、請求項6の発明によれば、リフレクタの深さを一層浅くして設計することができるので、灯具全体の一層の薄型化を達成することができる。
【0062】
また、請求項7の発明によれば、リフレクタに対向する導光手段の端面形状を所望の配光パターンの外形形状に合致させるだけで、当該所望の配光パターンを得ることができるので、リフレクタ側に所望の配光パターンを得るための拡散機能を付与する必要がなく、かつ付帯する加工工程も不要となる。
【0063】
また、請求項8の発明によれば、複数の分岐導光路を用いることによりリフレクタに出射される光量を増大させることができ、ひいてはリフレクタの発光量を増大させて他との識別化を図ることができる。
【0064】
また、請求項9の発明によれば、光源を視野内から容易に隠すことができるので、見栄えの向上を図ることができる。
【0065】
また、請求項10の発明によれば、光源としてLEDを用いたので、その指向性に起因して光の利用効率を一層高めることができ、かつLEDの発光色をそのまま適用することができるので、アウタレンズは、着色でなく素通しを用いることができると共に、電気消費量の節約をも図ることができる。
【0066】
また、請求項11の発明によれば、複数のLEDは、すべて同一平面内にアッシイすることができ、これにより薄型化が達成できて取付スペースの確保が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態としての一部切り欠いた車両用灯具の平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1の車両用灯具の要部の側断面図である。
【図4】図1の車両用灯具の要部の作動を説明する斜視図である。
【図5】図1の車両用灯具の他の要部の斜視図である。
【図6】図5の要部の作動を説明する側断面図である。
【符号の説明】
1 車両用灯具
2 光源(LED)
3,31,32 リフレクタ
4、40 導光棒(導光手段)
4a 端面(リフレクタに対向する)
4b 端面(光源に対向する)
10 基板
42a,42b 分岐導光路
F 焦点位置(リフレクタの)
Claims (8)
- 光源の出射光をリフレクタにより前方へ反射させる車両用灯具であって、
前記光源が前記リフレクタのエリア外に設けられており、かつ導光手段がその両端の各端面をそれぞれ前記リフレクタおよび光源に対向させて、前記光源の出射光を前記リフレクタのエリア内に導光するように配置され、
前記光源は、前記リフレクタの前方でありかつ前記リフレクタの投影範囲外の側方となる部位に設けられ、
前記導光手段は、透明な導光部材からなる導光棒で構成されており、その一方の端面を前記リフレクタの投影範囲外の側方で前記光源に対向させるとともにその他方の端面を前記リフレクタの略中央部に対向させかつ前記リフレクタの焦点位置に位置付けし、前記一方の端面を含み前記リフレクタの前方かつ投影範囲外の側方から前記リフレクタの略中央部の前方に向けて略直線状に伸びる入射部と、前記他方の端面を含み前記リフレクタの深さ方向に略沿って伸びて前記入射部より短い長さの出射部と、前記入射部と前記出射部とを連続する湾曲部とを有して略L字状に形成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 請求項1に記載の車両用灯具であって、
前記リフレクタは、その開口部が、リフレクタに対向する前記導光手段の端面と相似する形状に形成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 請求項1または2に記載の車両用灯具であって、
前記リフレクタは、拡散機能を有して構成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、
前記リフレクタは、その中心から外側に向かうにつれて焦点距離が大になる複数の回転放物面を組み合わせて構成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 請求項1または2、4のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、
前記導光手段は、前記リフレクタに対向する端面が所望の配光パターンと相似の外形形状を有して形成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、
前記導光手段は、光源に対向する端面を有する複数の分岐導光路を備えて構成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、
前記光源は、LEDであることを特徴とする車両用灯具。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用灯具であって、
前記リフレクタが複数設けられると共に、前記導光手段がこの複数のリフレクタにそれぞれ対応させて複数設けられており、かつ前記光源が複数の前記導光手段にそれぞれ対応する複数のLEDで構成されると共に、これら複数のLEDを1個の基板に列状に配線して構成されていることを特徴とする車両用灯具。
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