JP2001216775A - 記録媒体の記録再生装置 - Google Patents

記録媒体の記録再生装置

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JP2001216775A
JP2001216775A JP2000024591A JP2000024591A JP2001216775A JP 2001216775 A JP2001216775 A JP 2001216775A JP 2000024591 A JP2000024591 A JP 2000024591A JP 2000024591 A JP2000024591 A JP 2000024591A JP 2001216775 A JP2001216775 A JP 2001216775A
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Yoshikazu Yashiro
淑和 八代
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でデータのバックアップを行うこ
とができる記録媒体の記録再生装置を提供すること。 【解決手段】 記録媒体の記録再生装置は、バックアッ
プ用メモリ2を内蔵したマイクロコンピュータ1と、デ
ータのバックアップ後の主電源オン時に、主電源オン直
前のバックアップ電源の電圧を保持するコンデンサと、
バックアップ電源とコンデンサの間に接続され、主電源
オフ時にオンとなりかつ主電源オン時にオフとなるスイ
ッチ素子とを備えている。マイクロコンピュータは、デ
ータのバックアップ後の主電源オン時に、保持電圧がデ
ータ保持保証電圧より大きい場合は、バックアップ用メ
モリに保存されたデータを用いてその後の処理を実行
し、データ保持保証電圧以下の場合は、バックアップ用
メモリを初期化して記録媒体のデータを読み直し、読み
直したデータを使用して、その後の処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MD(ミニディス
ク)等の記録媒体の記録再生装置に関し、特に、RAM
内蔵マイコン1つでバックアップシステムを構成した、
記録媒体の記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録媒体の記録再生装置、たとえ
ばMDレコーダにおいては、MDへの記録は、指定した
トラックナンバーに音声や音楽等を記録した後、MDの
UTOC(ユーザー テーブル オブ コンテンツ)領
域へ記録内容(曲番や曲名等の情報)が書き込まれた時
点で完了する。ところが、UTOCの書き込み中または
書き込み前に、電源を抜いたり外部接続のタイマーで留
守番録音をした場合に電源がタイマーオフされたりする
と、曲番等の情報が正しく書き込まれなかったり、今ま
で記録した内容が全て消えてしまうことがある。
【0003】このため、電源がオフされる瞬間に、UT
OCの内容をSRAM等にバックアップしておく必要が
ある。その後、電源がオンされバックアップから立ち上
がったとき、MDレコーダに搭載されている全体動作制
御用のマイクロコンピュータは、SRAMの内容チェッ
クを行い、記録データが正常か否かを判断する。記録デ
ータが正常ならば、マイクロコンピュータは、バックア
ップされたUTOC情報を使用して、ユーザーが選択し
た動作を実行する。記録データが異常ならば、MDのU
TOC情報を読み直す処理をする。しかし、SRAMの
記憶容量が大きく、一部のチェックサム検査で全体を類
推せざるを得ない。
【0004】また、SRAMには、電源オフ時にもバッ
クアップ保証電圧が印加されている。そこで、このバッ
クアップ電圧を電源監視素子(または電源監視回路)で
監視し、バックアップ電圧が保証電圧以下になった後に
電源がオンされた場合は、マイクロコンピュータをリセ
ットしてSRAMを初期化し(以後、「イニシャライ
ズ」という)、MDのUTOC情報を読み直す。
【0005】あるいは、マイクロコンピュータで、SR
AM等の電源を制御し、電源がオンされた時、SRAM
をバックアップ状態にしたまま、そのバックアップ電圧
を観測して、バックアップ電圧が保証電圧以下ならば、
SRAMをイニシャライズし、MDのUTOCを読み直
す。
【0006】図3は、上述の動作を行う従来の記録媒体
の記録再生装置であるMDレコーダの構成例を示す回路
図である。MDレコーダは、マイクロコンピュータ1
と、システム電源回路3と、電源検出回路4と、電源ス
イッチ5と、電源制御用マイクロコンピュータ6とを備
えている。
【0007】マイクロコンピュータ1は、MDレコーダ
の全体動作を制御するためのものであり、UTOC情報
を一時退避するためのSRAM2等を内蔵し、バックア
ップ電源ポートVDDと、バックアップ処理制御ポート
CE2とを有する。
【0008】システム電源回路3は、AC電源より電源
スイッチ5を介してAC電圧を受けてDC電圧に変換
し、このDC電圧を電源制御トランジスタQ11のエミ
ッタおよびコレクタを介して、マイクロコンピュータ1
のバックアップ電源ポートV に供給し、SRAM2
のバックアップ電圧VDDとする。また、バックアップ
電源ポートVDDには、抵抗13と大容量のコンデンサ
C11が接続されている。
【0009】電源検出回路4は、システム電源回路3に
AC電源電圧が印加されていることを検出するためのも
のであり、その検出出力は、電源制御用マイクロコンピ
ュータ6の入力ポートCE1に供給される。
【0010】電源制御用マイクロコンピュータ6は、入
力ポートCE1のほかに、電圧検出制御用出力ポート
a、バックアップ電圧検出用入力ポートb、バックアッ
プ電源制御用出力ポートcおよび出力ポートdを有し、
システム電源回路3からの電源電圧で動作する。
【0011】バックアップ電源制御用出力ポートcは、
抵抗R12を介してスイッチングトランジスタQ12の
ベースに接続されている。スイッチングトランジスタQ
12のコレクタは、抵抗R11を介して電源制御トラン
ジスタQ11のベースに接続され、エミッタは接地され
ている。バックアップ電圧検出用入力ポートbには、マ
イクロコンピュータ1のバックアップ電圧VDDが、ト
ランジスタQ13のエミッタおよびコレクタを介して供
給されている。
【0012】電圧検出制御用出力ポートaは、抵抗R1
5を介してスイッチングトランジスタQ14のベースに
接続される。スイッチングトランジスタQ14のコレク
タは、抵抗R14を介してトランジスタQ13のベース
に接続され、エミッタは接地される。出力ポートdは、
抵抗R16を介してトランジスタQ15のベースに接続
されている。トランジスタQ15のコレクタは、マイク
ロコンピュータ1の入力ポートCE2に接続されると共
に抵抗R17を介してバックアップ電圧端子に接続さ
れ、エミッタは接地されている。
【0013】上述の構成において、MDレコーダが動作
状態にあるとき、AC電源に接続するコンセント(図示
しない)が抜かれたり、電源ラインに接続された外部タ
イマー(図示しない)でタイマーオフされたりしてAC
電源がオフされた場合を考える。この場合、電源検出回
路4が、AC電源のオフを検出し、ローレベルの検出出
力が、電源制御用マイクロコンピュータ6の入力ポート
CE1に供給される。
【0014】それに基づいて、電源制御用マイクロコン
ピュータ6は、出力ポートdからローレベルの制御信号
をトランジスタQ15のベースに供給してトランジスタ
Q5をオフにする。トランジスタQ5がオフすると、マ
イクロコンピュータ1のバックアップ処理制御ポートC
E2が、抵抗R17を介するバックアップ電圧VDD
よりハイレベルになる。バックアップ処理制御ポートC
E2がハイレベルになると、マイクロコンピュータ1
は、バックアップ処理、すなわち、SRAM2にAC電
源オフ直前のUTOC情報を書き込んで確保する処理を
行う。
【0015】次いで、電源制御用マイクロコンピュータ
6は、電圧検出制御用出力ポートaからローレベルの制
御信号をトランジスタQ14のベースに供給して、トラ
ンジスタQ14をオフにする。また、電源制御用マイク
ロコンピュータ6は、バックアップ電源制御用出力ポー
トcからローレベルの制御信号をトランジスタQ12の
ベースに供給して、トランジスタQ12をオフにする。
それにより、トランジスタQ11がオフになり、システ
ム電源回路3からのDC電圧が遮断され、マイクロコン
ピュータ1のバックアップ電源ポートVDDには、コン
デンサC11の充電電圧が、バックアップ電源として供
給され、マイクロコンピュータ1のSRAM2はスリー
プ状態になる。
【0016】その後、電源スイッチ5がオンされ、AC
電源がシステム電源回路3に供給されると、電源オン処
理に入る。すなわち、電源制御用マイクロコンピュータ
6は、入力ポートCE1に入力される電源検出回路4か
らのハイレベル検出出力により、電圧検出制御用出力ポ
ートaからハイレベルの制御信号を出力し、トランジス
タQ14をオンにする。トランジスタQ14がオンする
と、トランジスタQ13もオンになり、コンデンサC1
1の充電電圧(すなわち、マイクロコンピュータ1のバ
ックアップ電源ポートVDDにバックアップ電源として
供給されている電圧)が、トランジスタQ13を介して
電源制御用マイクロコンピュータ6の入力ポートbに供
給される。電源制御用マイクロコンピュータ6は、バッ
クアップ電圧検出用入力ポートbに入力されたコンデン
サC11のバックアップ電圧が、SRAM2のデータ保
持保証電圧Xより大きいか否かを判定する。
【0017】バックアップ電圧検出用入力ポートbに入
力されたコンデンサC11のバックアップ電圧が、SR
AM2のデータ保持保証電圧Xより大きければ、電源制
御用マイクロコンピュータ6は、出力ポートcからハイ
レベルの制御信号を出力し、トランジスタQ12をオン
にする。トランジスタQ12がオンになると、トランジ
スタQ11もオンになり、システム電源回路4からのD
C電圧が、コンデンサC11のバックアップ電圧の代わ
りにマイクロコンピュータ1のバックアップ電源ポート
DDに供給される。
【0018】それと同時に、電源制御用マイクロコンピ
ュータ6は、出力ポートdからのハイレベル制御信号を
出力し、トランジスタQ15をオンにし、マイクロコン
ピュータ1のバックアップ処理制御ポートCE2をロー
レベルに保つ。マイクロコンピュータ1のバックアップ
処理制御ポートCE2がローレベルの間、マイクロコン
ピュータ1は、通常の動作状態に入り、SRAM2等の
内容、すなわち、バックアップされたUTOC情報をチ
ェックし、そのUTOC情報を使用して、ユーザーが選
択した動作を実行する。
【0019】一方、バックアップ電圧検出用入力ポート
bに入力されたコンデンサC11のバックアップ電圧
が、SRAM2のデータ保持保証電圧X以下の場合は、
電源制御用マイクロコンピュータ6の出力ポートcから
ハイレベルの制御信号が出力され、電源制御トランジス
タQ11がオンとなり、システム電源回路4からのDC
電圧が、コンデンサC11のバックアップ電圧に代わっ
てマイクロコンピュータ1のバックアップ電源ポートV
DDに供給される。それと同時に、電源制御用マイクロ
コンピュータ6は、出力ポートdからのローレベル制御
信号を出力し、トランジスタQ15をオフにし、マイク
ロコンピュータ1のバックアップ処理制御ポートCE2
をハイレベルにする。バックアップ処理制御ポートCE
2がハイレベルになると、マイクロコンピュータ1は、
SRAM2のイニシャライズを行ってバックアップされ
たUTOC情報を消去し、MDのUTOCを読み直す。
そして、読み直したUTOC情報を使用して、ユーザー
が選択した動作を実行する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、大きなデータをバックアップする場合、上述のよう
な電源制御用マイクロコンピュータ等の電源監視素子が
必要であったり、マイクロコンピュータと外部SRAM
の組み合わせ構成やSRAM内臓型マイクロコンピュー
タとその制御用マイクロコンピュータの組み合わせ構成
が必要であり、コストアップにつながっている。
【0021】そこで、本発明は、上述の課題に鑑み、簡
単な構成でデータのバックアップを行う、低コストの記
録媒体の記録再生装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記した目的に鑑みて、
本発明の記録媒体の記録再生装置は、主電源オフ時にバ
ックアップ電源で動作し、主電源オフ直前の記録媒体の
データを保存するバックアップ用メモリを内蔵したマイ
クロコンピュータを有する。また、この記録再生装置
は、データのバックアップ後の主電源オン時、主電源オ
ン直前のバックアップ電源の電圧を保持するコンデンサ
と、バックアップ電源とコンデンサの間に接続され、主
電源オフ時にオンとなりかつ主電源オン時にオフとなる
スイッチ素子とを備えている。マイクロコンピュータ
は、データのバックアップ後の主電源オン時、コンデン
サの保持電圧を予め決められたデータ保持保証電圧と比
較して、保持電圧がデータ保持保証電圧より大きい場合
は、バックアップ用メモリに保存されたデータをチェッ
クし、データが正常ならばデータを用いてその後の処理
を実行し、保持電圧が上記データ保持保証電圧以下の場
合は、バックアップ用メモリをイニシャライズして記録
媒体のデータを読み直し、読み直した上記データを使用
して、その後の処理を実行する。
【0023】それにより、バックアップ用メモリを内蔵
したマイクロコンピュータのみで、他の制御用マイクロ
コンピュータを使用することなく、適切なデータのバッ
クアップを行うことができる。
【0024】また、他の発明では、上述の発明の記録媒
体の記録再生装置に加え、主電源オン時に、データのチ
ェック後、マイクロコンピュータの制御によりスイッチ
素子をオンにするスイッチング手段を備えている。それ
により、コンデンサは、バックアップ電源に影響を与え
ることはない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録媒体の記
録再生装置の実施の形態について、図面に基づいて説明
する。
【0026】図1は、本発明による記録媒体の記録再生
装置の実施の形態を示す回路図である。ここでは、本発
明による記録媒体の記録再生装置として、MDを記憶媒
体とするMDレコーダを例に挙げて説明する。MDレコ
ーダは、マイクロコンピュータ1と、システム電源回路
3と、電源検出回路4と、電源スイッチ5とを備えてい
る。
【0027】マイクロコンピュータ1は、MDレコーダ
の全体動作を制御するためのものであり、UTOC情報
を一時退避するバックアップ用メモリとしてのSRAM
2等を内蔵し、バックアップ電源ポートVDDと、バッ
クアップ処理制御ポートCEと、出力ポートAと、入力
ポートBとを有する。
【0028】システム電源回路3は、主電源として働
き、AC電源より電源スイッチ5を介してAC電圧を受
けてDC電圧に変換し、このDC電圧をダイオードD1
を介して、マイクロコンピュータ1のバックアップ電源
ポートVDDに供給し、SRAM2のバックアップ電圧
DDとする。また、バックアップ電源ポートVDD
は、抵抗1と、電気二重層コンデンサ等からなる大容量
のコンデンサC1とが接続されている。
【0029】電源検出回路4は、システム電源回路3に
AC電源電圧が印加されていることを検出するためのも
のであり、その検出出力は、マイクロコンピュータ1の
バックアップ処理制御ポートCEに供給される。
【0030】また、マイクロコンピュータ1のバックア
ップ電源ポートVDDと接地間には、電界効果トランジ
スタ(FET)からなるスイッチ素子Q2とコンデンサ
C2が直列接続されている。スイッチ素子Q2のドレイ
ンとゲート間には抵抗R4が接続されている。また、ス
イッチ素子Q2のゲートと接地間には、トランジスタQ
1が接続されている。トランジスタQ1のベースは、抵
抗R2,R3の分圧回路とダイオードD2,D3とを介
して、電源スイッチ5とシステム電源回路3の間のAC
電源ラインに接続されている。
【0031】スイッチ素子Q2とコンデンサC2の接続
点は、トランジスタQ3を介してマイクロコンピュータ
1の入力ポートBに接続されている。トランジスタQ3
のベースと接地間には、抵抗R5とトランジスタQ4が
接続されている。トランジスタQ4のベースは、抵抗R
6を介してマイクロコンピュータ1の出力ポートAに接
続されている。
【0032】上述の構成において、電源スイッチ5がオ
ンされ、MDレコーダが動作状態にあるとき、AC電源
に接続するコンセント(図示しない)が抜かれたり、電
源ラインに接続された外部タイマー(図示しない)でタ
イマーオフされたりしてAC電源がオフされた場合を考
える。この場合、電源検出回路4が、AC電源オフを検
出し、ローレベルの検出出力が、マイクロコンピュータ
1の入力ポートCEに供給される。それに基づいて、マ
イクロコンピュータ1は、バックアップ処理、すなわ
ち、すなわち、SRAM2にAC電源オフ直前のMDの
データ、たとえばUTOC情報を書き込んで確保する処
理を行う。
【0033】次いで、システム電源回路3から出力され
るDC電圧が下降するため、ダイオードD1の存在によ
りシステム電源回路3が切り離され、マイクロコンピュ
ータ1のバックアップ電源ポートVDDには、コンデン
サ1にAC電源オフ直前まで充電されていた電圧が、バ
ックアップ電源として供給される。
【0034】また、AC電源オフにより、トランジスタ
Q1がオフとなるため、スイッチ素子Q2がオンとな
り、コンデンサC2が、バックアップ電源として働くコ
ンデンサC1に並列接続され、コンデンサC1の充電電
圧と同一電圧レベルまで充電される。
【0035】このようにして、主電源オフ直前のMDの
データをSRAM2に保存するバックアップ処理が終了
する。
【0036】次に、このデータのバックアップ処理後、
電源スイッチ5がオンされ、AC電源がシステム電源回
路3に供給された場合、電源オン処理に入る。すなわ
ち、AC電源オンにより、トランジスタQ1がオンにな
るため、スイッチ素子Q2がオフとなり、コンデンサC
2は、バックアップ電源、すなわちコンデンサC1から
切り離され、AC電源オン直前までコンデンサC1より
マイクロコンピュータ1のバックアップ電源ポートV
DDに供給されていたバックアップ電圧を保持する。
【0037】また、電源検出回路4が、AC電源オンを
検出し、ハイレベルの検出出力が、マイクロコンピュー
タ1の入力ポートCEに供給される。それに基づいて、
マイクロコンピュータ1は、出力ポートAからハイレベ
ルの制御信号を出力し、トランジスタQ4をオンにす
る。トランジスタQ4がオンになると、トランジスタQ
3もオンとなり、コンデンサC2の保持電圧が、マイク
ロコンピュータ1の入力ポートBに供給される。
【0038】マイクロコンピュータ1は、入力ポートB
に供給されたコンデンサC2の保持電圧を観測し、その
保持電圧、すなわち、AC電源オン直前までコンデンサ
C1よりマイクロコンピュータ1のバックアップ電源ポ
ートVDDに供給されていたバックアップ電圧が、SR
AM2の予め決められたデータ保持保証電圧Xより大き
いか否かを判定する。
【0039】コンデンサC2の保持電圧が、SRAM2
のデータ保持保証電圧Xより大きければ、マイクロコン
ピュータ1は、通常の動作状態に入り、SRAM2等の
内容、すなわち、バックアップされたデータ、たとえば
UTOC情報をチェックし、UTOC情報が正常ならば
このUTOC情報を用いて、ユーザーが選択した動作を
実行する。
【0040】一方、コンデンサC2の保持電圧が、SR
AM2のデータ保持保証電圧X以下の場合は、マイクロ
コンピュータ1は、SRAM2をイニシャライズする異
常処理を開始し、SRAM2にバックアップされたデー
タ、たとえばUTOC情報を消去し、MDのUTOC情
報を読み直す。そして、読み直したUTOC情報を使用
して、ユーザーが選択した動作を実行する。
【0041】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0042】たとえば、他の実施例として、図2に示す
ように、図1の回路と同一構成に加えて、マイクロコン
ピュータ1の出力ポートCと、ベースが、出力ポートC
に抵抗R7を介して接続され、コレクタが、抵抗R8を
介してダイオードD2,D3に接続されると共に抵抗R
2に接続され、エミッタが接地されたスイッチング手段
としてのトランジスタQ5とを備えた回路とすることが
できる。
【0043】この構成では、図1の回路と同様に、スイ
ッチ素子Q2のオン/オフ制御をAC電源のオン/オフ
で行う。さらに、電源スイッチ5がオンされ、AC電源
がシステム電源回路3に供給された時に、すなわち主電
源オン時に、マイクロコンピュータ1は、上述のデータ
のチェック後、出力ポートCからハイレベルの制御信号
を出力してトランジスタQ5をオンにし、トランジスタ
Q1をオフにし、スイッチ素子Q2をオンさせておく。
これにより、コンデンサC2が、システム電源回路3の
DC電圧で充電され、主電源オンの間、コンデンサC2
の充電電圧は、コンデンサC1の充電電圧と等しくなっ
ている。したがって、AC電源がオフされた時、コンデ
ンサC2は、すでにコンデンサC1に並列接続されてい
るので、コンデンサC1の充電電圧に影響を与えること
はない。
【0044】
【発明の効果】本発明による記録媒体の記録再生装置に
よれば、バックアップ用メモリを内蔵したマイクロコン
ピュータのみで、記録媒体のデータを適切にバックアッ
プするバックアップ回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録媒体の記録再生装置の実施の
形態を示す回路図である。
【図2】本発明による記録媒体の記録再生装置の他の実
施例を示す回路図である。
【図3】従来の記録媒体の記録再生装置の構成例を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 SRAM(バックアップ用メモリ) 3 システム電源回路(主電源) C1 コンデンサ(バックアップ電源) C2 コンデンサ Q2 スイッチ素子 Q4 トランジスタ(スイッチング手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源オフ時にバックアップ電源で動作
    し、上記主電源オフ直前の記録媒体のデータを保存する
    バックアップ用メモリを内蔵したマイクロコンピュータ
    を有する記録媒体の記録再生装置であって、 上記データのバックアップ後の主電源オン時に、上記主
    電源オン直前の上記バックアップ電源の電圧を保持する
    コンデンサと、 上記バックアップ電源と上記コンデンサの間に接続さ
    れ、上記主電源オフ時にオンとなりかつ上記主電源オン
    時にオフとなるスイッチ素子とを備え、 上記マイクロコンピュータは、上記データのバックアッ
    プ後の主電源オン時に、上記コンデンサの保持電圧を予
    め決められたデータ保持保証電圧と比較して、上記保持
    電圧が上記データ保持保証電圧より大きい場合は、上記
    バックアップ用メモリに保存されたデータをチェック
    し、上記データが正常ならば上記データを用いてその後
    の処理を実行し、上記保持電圧が上記データ保持保証電
    圧以下の場合は、上記バックアップ用メモリを初期化し
    て、上記記録媒体のデータを読み直し、読み直した上記
    データを使用して、その後の処理を実行することを特徴
    とする記録媒体の記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記主電源オン時に、上記データのチェ
    ック後、前記マイクロコンピュータの制御により前記ス
    イッチ素子をオンにするスイッチング手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の記録媒体の記録再生装置。
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