JP2001215006A - 表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構 - Google Patents

表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構

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JP2001215006A JP2000030253A JP2000030253A JP2001215006A JP 2001215006 A JP2001215006 A JP 2001215006A JP 2000030253 A JP2000030253 A JP 2000030253A JP 2000030253 A JP2000030253 A JP 2000030253A JP 2001215006 A JP2001215006 A JP 2001215006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一側を開口したケーシングの開口部に耐熱金属
繊維により形成した布状素材を覆って燃焼面を構成する
従来の表面燃焼バーナでは、使用状態において布状素材
を通しての炉壁からの熱伝導や直接の熱放射等によりケ
ーシングの側壁が加熱され、それが燃料の着火温度以上
になった場合には、ケーシング内の燃料と空気の予混合
気に着火して、ここから逆火する危険性がある。 【解決手段】そこで本発明では、ケーシング1の他側の
周囲に、肩部4を有する筒状の取付片5を突設し、布状
素材11を取付片に溶接することにより、布状素材とケ
ーシングの側壁3との間に空間部13を形成するものと
し、この空間部に耐熱断熱材14を収容する構成とした
表面燃焼バーナBを提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面燃焼バーナ及
びその炉壁への取付機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面燃焼バーナの一つとして、例えば図
9、図10に示すように、前側を開口した金属ケーシン
グaの開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材b
(例えばニットやフェルト状等の素材)を覆って燃焼面
を構成したバーナ、いわゆる平面型メタルファイババー
ナがある。
【0003】図に示すように、従来のメタルファイババ
ーナでは、ケーシングaは一般的には扁平な箱形形状で
あり、布状素材bは直接にケーシングaの外周に溶接し
て支持されている。尚、図中、符号cはケーシングaの
後側等に構成し、燃料と空気の予混合気を供給する予混
合気供給管、dは燃料分散板、eは整流板としてのパン
チングメタル、fは布状素材bの形を保持するための多
孔板体としてのエキスパンドメタルである。
【0004】このような構成の平面型メタルファイババ
ーナを炉体に取付けて使用する場合には、図10に示す
ように、ケーシングaの外周に位置する布状素材bの外
側部分が炉壁gの開口部の内面に当接するように適宜の
取付部材(図示省略)により取り付けるのが通常考えら
れる取り付け方法である。尚、炉壁gは、炉壁自体hと
炉断熱材iを含めて指称している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すようにメ
タルファイババーナを取付けた使用状態においては、布
状素材bを通しての炉壁gからの熱伝導や、炉壁gから
の直接の熱放射によりケーシングaの側壁が加熱され、
また炉壁gと布状素材bの外側部分との間に隙間があっ
た場合には、この隙間を通して流入する炉内雰囲気の対
流によってもケーシングaの側壁が加熱されてしまう。
【0006】このようにしてケーシングaの側壁が加熱
されて、それが燃料の着火温度以上になった場合には、
ケーシングa内の燃料と空気の予混合気に着火して、こ
こから逆火する危険性がある。従って、本発明はこのよ
うな課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、まず、一側を開口したケーシングの
開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材を覆って
燃焼面を構成する表面燃焼バーナにおいて、ケーシング
の他側の周囲に、肩部を有する筒状の取付片を突設し、
布状素材を取付片に溶接することにより、布状素材とケ
ーシングの側壁との間に空間部を形成するものとし、こ
の空間部にセラミックファイバー等の耐熱断熱材を収容
する構成とした表面燃焼バーナを提案する。
【0008】この表面燃焼バーナにおいて、ケーシング
の側壁は、従来と同様に後壁に対して垂直壁として構成
する他、一側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として
構成することができる。
【0009】そして本発明では、以上の構成の表面燃焼
バーナの取付片にフランジ部を設け、フランジ部と炉壁
側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側
取付部に取り付けることとした表面燃焼バーナの炉壁へ
の取付機構を提案する。
【0010】また本発明では、以上の構成の表面燃焼バ
ーナの複数を隣接させて炉壁に設置するものとし、取付
片には他の表面燃焼バーナが隣接する部分を除いてフラ
ンジ部を設け、フランジ部と炉壁側取付部間にパッキン
を介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けると
共に、隣接する表面燃焼バーナは、取付片間にパッキン
を介装してねじ部材により連結することとした表面燃焼
バーナの炉壁への取付機構を提案する。
【0011】次に、本発明では、内側を開口した円筒状
ケーシングの円筒状開口部に耐熱金属繊維により形成し
た布状素材を覆って燃焼面を構成する表面燃焼バーナに
おいて、ケーシングの外周に肩部を有するフランジ状の
取付片を突設し、布状素材を取付片に溶接することによ
り、布状素材とケーシングの側壁との間に環状の空間部
を形成するものとし、この空間部には、セラミックファ
イバー等の耐熱断熱材を収容する構成とした表面燃焼バ
ーナを提案する。
【0012】上述した表面燃焼バーナと同様に、この表
面燃焼バーナにおいても、ケーシングの側壁は、垂直壁
として構成する他、一側に向かって外方に傾斜させた傾
斜壁として構成することができる。
【0013】そして本発明では、上記の表面燃焼バーナ
を、筒状の炉壁間に取り付けるものとし、表面燃焼バー
ナの取付片と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ
部材により炉壁側取付部に取り付けることとした表面燃
焼バーナの炉壁への取付機構を提案する。
【0014】また本発明では、上記の表面燃焼バーナ
を、軸方向に隣接させて筒状の炉壁間に設置するものと
し、表面燃焼バーナの炉壁側の取付片と炉壁側取付部間
にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取
り付けると共に、隣接する表面燃焼バーナの取付片間に
パッキンを介装してねじ部材により連結することとした
表面燃焼バーナの炉壁への取付機構を提案する。
【0015】以上の本発明によれば、表面燃焼バーナを
構成するケーシングは、その後側に突設した取付片、又
は取付片に設けたフランジ部を以て、パッキンを介装し
て炉壁側部材に容易に取り付けることができ、表面燃焼
バーナと炉壁の開口部の間の隙間を通しての炉内雰囲気
の流入を防止することができる。
【0016】また隣接する表面燃焼バーナを、取付片間
にパッキンを介装して容易に連結することができる。
【0017】炉壁に取付けた使用状態において、ケーシ
ングの側壁は、その外側の布状素材との間の空間部に収
容された耐熱断熱材で囲まれた構成となるため、炉壁か
らの熱伝導や、炉壁からの直接の熱放射により加熱され
て高温になることがない。
【0018】従ってケーシング内が燃料と空気の予混合
気の着火温度以上の高温となることによる逆火の発生を
防止することができる。
【0019】ケーシングの側壁を、開口側に向かって外
方に傾斜させた傾斜壁として構成したものでは、耐熱断
熱材を収容した空間部による燃焼面の面積の減少を少な
くして、デッドスペースを減らすことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1〜図3は本発明の第一の実施の形
態を示すものであり、図1は表面燃焼バーナのみを示す
断面図、図2は図1の2点鎖線の円で囲んだ部分の拡大
図、図3は表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す
断面図である。これらの図において、符号1は金属ケー
シングであり、このケーシング1は後壁2と、それから
前側に垂直壁として構成された側壁3を有しており、従
来と同様に前側が開口した扁平な箱形形状である。この
ケーシング1の後側の周囲には、肩部4を有する筒状の
取付片5を突設しており、この取付片5にはフランジ部
6を設けている。この取付片5は、図に示すようにケー
シング1と一体に構成する他、別部材を取付けて構成す
ることもできる。
【0021】ケーシング1の後壁2には燃料と空気の予
混合気を供給する予混合気供給管7を設けており、ケー
シング1内には予混合気供給管7の対向個所に分散板8
を設けると共に、分散板8よりも後流に整流板として作
用するパンチングメタル9を設けている。
【0022】以上の構成において、ケーシング1の開口
部に、多孔板体としてのエキスパンドメタル10を介在
させて耐熱金属の布状素材11を覆い、その端部周縁1
2を取付片5に溶接する構成としている。この際、ケー
シング1の側壁3と、それよりも外側の布状素材11と
間には空間部13を形成するものとし、この空間部13
に耐熱断熱材14を収容する構成とする。即ち、空間部
13にセラミックファイバー等の耐熱断熱材14を収容
した後、布状素材11の端部周縁12を取付片5に溶接
することにより、図1に示す表面燃焼バーナBを構成す
ることができる。
【0023】上記構成において、エキスパンドメタル1
0は、上述したように、布状素材11の形状を保持する
ためのものであり、布状素材11自体で形状が保持でき
る場合には、これを省略することもできる。
【0024】一方、布状素材11自体では形状の保持が
困難な場合には、エキスパンドメタル10は、その周縁
部15を空間部13に対応させて側壁3よりも外側に位
置させる。
【0025】以上の構成の表面燃焼バーナBは、図3に
示すように、フランジ部6と炉壁側取付部16間にパッ
キン17を介装し、ボルト等のねじ部材18を炉壁側取
付部16に締め付けて固定することにより、表面燃焼バ
ーナBを炉壁19の開口部20に設置することができ
る。尚、本説明において、炉壁19は炉壁自体と炉断熱
材21を含めて指称しており、この実施の形態におい
て、炉壁側取付部16は炉壁自体である。
【0026】以上のように炉壁19の開口部20に設置
した本発明の表面燃焼バーナBにおいては、筒状の取付
片5に設けたフランジ部6と炉壁側取付部16をパッキ
ン17を介装して取り付けているため、表面燃焼バーナ
Bと炉壁19の開口部20の間に隙間があったとして
も、炉内雰囲気の流入を防止することができる。
【0027】そして、炉壁19に取付けた使用状態にお
いて、ケーシング1の側壁3は、その外側の布状素材1
1との間の空間部13に収容された耐熱断熱材14で囲
まれた構成となるため、炉壁19、この場合、炉断熱材
21からの熱伝導や、直接の熱放射により加熱されて高
温になることがない。
【0028】こうしてケーシング1内が燃料と空気の予
混合気の着火温度以上の高温となることはなく、逆火の
発生を防止することができる。
【0029】次に図4は本発明の第二の実施の形態を示
すもので、表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す
断面図である。この実施の形態は、ケーシング1の側壁
3を、開口側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として
構成したものであり、その他の構成は第3図に示す第一
の実施の形態の構成と全く同様である。従って、第一の
実施の形態の構成と同様な構成要素には同一の符号を付
して重複する説明は省略する。
【0030】この実施の形態では、上記したとおり、ケ
ーシング1の側壁3を、開口側に向かって外方に傾斜さ
せた傾斜壁として構成しているため、耐熱断熱材14を
収容した空間部13による燃焼面の面積の減少を少なく
して、デッドスペースを減らすことができる。
【0031】次に、図5、図6は本発明の第三の実施の
形態を示すもので、図5は断面図、図6は図5の下方か
ら上方を見上げた図である。この実施の形態は、概ね、
第二の実施の形態の表面燃焼バーナBを複数、この場
合、2つの表面燃焼バーナBを炉壁19の共通の開口部
20に隣接して設置したものである。この第三の実施の
形態の表面燃焼バーナBでは、第二の実施の形態のもの
と異なり、フランジ部6は、取付片5において、他の表
面燃焼バーナBが隣接する部分を除いて設けている。即
ち、隣接部分にはフランジ部は設けていない。表面燃焼
バーナBのその他の構成要素は、第二の実施の形態のも
のと同様であるので、同一の符号を付して重複する説明
は省略する。
【0032】この実施の形態では、第二の実施の形態と
同様に、フランジ部6を、炉壁側取付部16間にパッキ
ン17を介装してねじ部材18により炉壁側取付部16
に取り付けるのであるが、隣接する表面燃焼バーナB同
士は、隣接する取付片5間にパッキン22を介装してボ
ルト等のねじ部材23により連結する。このようにして
複数の表面燃焼バーナBを炉壁19の共通の開口部20
に設置することができる。
【0033】図では、2つの表面燃焼バーナBを隣接さ
せて設置しているが、それ以上を一列に、又は縦横に隣
接させて設置できることは勿論である。また、この実施
の形態では、隣接して設置する夫々表面燃焼バーナB
は、ケーシング1の側壁3が傾斜壁のものを適用してい
るが、第一の実施の形態のように側壁3が後壁2に対し
て垂直壁のものにも適用できることは勿論である。
【0034】次に図7は本発明の第四の実施の形態を示
すものである。この実施の形態は、例えば煙道等の筒状
の炉壁間に表面燃焼バーナを設置する場合の、表面燃焼
バーナの構成及び取付機構に関するもので、この表面燃
焼バーナB′は、内側を開口した円筒状ケーシング10
1の円筒状開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素
材111を覆って円筒状の燃焼面を構成するものであ
り、基本的の構成要素は、形状は円筒状となるものの、
機能は第二の実施の形態のものと同様である。即ち、こ
の実施の形態では、開口部及び布状素材111が円筒状
に構成される他、第二の実施の形態の夫々パンチングメ
タル9及びエキスパンドメタル10に相当するパンチン
グメタル109及びエキスパンドメタル110も円筒状
に構成される。一方、予混合気供給管107は円筒状ケ
ーシング101の適所に適数構成することができ、それ
に対向して分散板108を設けている。
【0035】この構成では、円筒状ケーシング101
は、外周壁102と、外周壁102から内側に突出する
一対の環状の側壁103を有し、この環状側壁103は
内側方向に向かって外方に傾斜した傾斜壁として構成す
ると共に、ケーシング101の外周に肩部104を有す
るフランジ状取付片105を突出している。
【0036】以上の構成において、布状素材111は端
部周縁112を取付片105に溶接することにより、布
状素材111とケーシング101の側壁103との間に
環状の空間部113を形成するものとし、この空間部1
13には耐熱断熱材114を収容して表面燃焼バーナ
B′を構成する。この場合、布状素材111や耐熱断熱
材114は上述した他の実施の形態と同様なものを使用
する。
【0037】そして、以上の表面燃焼バーナB′は、フ
ランジ状取付片105と炉壁側取付部116間にパッキ
ン117を介装し、ボルト等のねじ部材118により炉
壁側取付部116に締め付けて固定することにより、煙
道等の筒状の炉壁119間に表面燃焼バーナB′を設置
することができる。この構成においては、炉壁側取付部
116は、炉壁自体123から外側に突設したフランジ
部124としている。
【0038】このように炉壁119間に取付けた使用状
態において、ケーシング101の側壁103は、その外
側の布状素材111との間の空間部113に収容された
耐熱断熱材114で囲まれた構成となるため、炉壁11
9、この場合、炉断熱材121からの熱伝導や、直接の
熱放射により加熱されて高温になることがない。
【0039】こうしてケーシング1内が燃料と空気の予
混合気の着火温度以上の高温となることはなく、逆火の
発生を防止することができる。
【0040】次に、図8は本発明の第五の実施の形態を
示すもの縦断面図であり、この実施の形態は、概ね、第
四の実施の形態の表面燃焼バーナB′を複数、この場
合、2つの表面燃焼バーナBを隣接して設置したもので
ある。この第五の実施の形態の表面燃焼バーナB′自体
は、第四の実施の形態のものと同様であるので、同様な
構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略す
る。
【0041】この実施の形態では、上記の表面燃焼バー
ナB′を、軸方向に隣接させて筒状の炉壁119間に設
置するものとし、表面燃焼バーナB′の炉壁119側の
取付片105と炉壁側取付部116間にパッキン117
を介装してボルト等のねじ部材118を締め付けること
により、この取付片105を炉壁側取付部116に取り
付け、また隣接する表面燃焼バーナB′の取付片105
間にはパッキン121を介装してボルト等のねじ部材1
21により連結している。この構成においても炉壁側取
付部116は、炉壁自体123から外側に突設したフラ
ンジ部124としている。このようにして複数の表面燃
焼バーナB′を円筒状の炉壁119間に隣接して設置す
ることができる。図では、2つの表面燃焼バーナB′を
隣接させて設置しているが、それ以上を設置できること
は勿論である。
【0042】また上述した第四、第五の実施の形態で
は、表面燃焼バーナB′は、ケーシング101の側壁1
03が傾斜壁のものを適用しているが、第一の実施の形
態と同様に側壁103が後壁に対して垂直壁のものにも
適用できることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。 a.表面燃焼バーナを構成するケーシングは、その後側
に突設した取付片、又は取付片に設けたフランジ部を以
て、パッキンを介装して炉壁側部材に容易に取り付ける
ことができ、表面燃焼バーナと炉壁の開口部の間の隙間
を通しての炉内雰囲気の流入を防止することができる。 b.隣接する表面燃焼バーナを、取付片間にパッキンを
介装して容易に連結することができ、複数の表面燃焼バ
ーナを隣接して設置することができる。 c.炉壁に取付けた使用状態において、ケーシングの側
壁は、その外側の布状素材との間の空間部に収容された
耐熱断熱材で囲まれた構成となるため、炉壁からの熱伝
導や、炉壁からの直接の熱放射により加熱されて高温に
なることがない。 d.従ってケーシング内が燃料と空気の予混合気の着火
温度以上の高温となることによる逆火の発生を防止する
ことができる。 e.ケーシングの側壁を、開口側に向かって外方に傾斜
させた傾斜壁として構成したものでは、耐熱断熱材を収
容した空間部による燃焼面の面積の減少を少なくして、
デッドスペースを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態に対応するもの
で、表面燃焼バーナのみを示す断面図である。
【図2】 図1の2点鎖線の円で囲んだ部分の拡大図で
ある。
【図3】 表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す
断面図である。
【図4】 本発明の第二の実施の形態に対応するもの
で、表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図
である。
【図5】 本発明の第三の実施の形態に対応するもの
で、2つの表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す
断面図である。
【図6】 図5の下方から見上げた図である。
【図7】 本発明の第四の実施の形態に対応するもの
で、表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図
である。
【図8】 本発明の第五の実施の形態に対応するもの
で、2つの表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す
断面図である。
【図9】 従来の表面燃焼バーナの構成を示す断面図で
ある。
【図10】 図9の表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金属ケーシング 2 後壁 3 側壁 4 肩部 5 取付片 6 フランジ部 7 予混合気供給管 8 分散板 9 パンチングメタル 10 エキスパンドメタル 11 布状素材 12 端部周縁 13 空間部 14 耐熱断熱材 15 周縁部 16 炉壁側取付部(炉壁自体) 17 パッキン 18 ねじ部材(ボルト) 19 炉壁 20 開口部 21 炉断熱材 22 パッキン 23 ねじ部材(ボルト) 101 円筒状ケーシング 102 外周壁 103 側壁 104 肩部 105 取付片 106 フランジ部 107 予混合気供給管 108 分散板 109 パンチングメタル 110 エキスパンドメタル 111 布状素材 112 端部周縁 113 空間部 114 耐熱断熱材 115 周縁部 116 炉壁側取付部 117 パッキン 118 ねじ部材(ボルト) 119 炉壁 120 開口部 121 炉断熱材 122 パッキン 123 炉壁自体 124 フランジ部 B,B′ 表面燃焼バーナ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側を開口したケーシングの開口部に耐
    熱金属繊維により形成した布状素材を覆って燃焼面を構
    成する表面燃焼バーナにおいて、ケーシングの他側の周
    囲に、肩部を有する取付片を突設し、布状素材を筒状の
    取付片に溶接することにより、布状素材とケーシングの
    側壁との間に空間部を形成するものとし、この空間部に
    耐熱断熱材を収容する構成としたことを特徴とする表面
    燃焼バーナ
  2. 【請求項2】 ケーシングの側壁は後壁に対して垂直壁
    として構成したことを特徴とする請求項1に記載の表面
    燃焼バーナ
  3. 【請求項3】 ケーシングの側壁は一側に向かって外方
    に傾斜させた傾斜壁として構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の表面燃焼バーナ
  4. 【請求項4】 耐熱断熱材が、セラミックファイバーで
    あることを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項
    に記載の表面燃焼バーナ
  5. 【請求項5】 請求項1〜4までのいずれか1項に記載
    された表面燃焼バーナの取付片にフランジ部を設け、フ
    ランジ部と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部
    材により炉壁側取付部に取り付けることを特徴とする表
    面燃焼バーナの炉壁への取付機構
  6. 【請求項6】 請求項1〜4までのいずれか1項に記載
    の表面燃焼バーナの複数を隣接させて炉壁に設置するも
    のとし、取付片には他の表面燃焼バーナが隣接する部分
    を除いてフランジ部を設け、フランジ部と炉壁側取付部
    間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に
    取り付けると共に、隣接する表面燃焼バーナは、取付片
    間にパッキンを介装してねじ部材により連結することを
    特徴とする表面燃焼バーナの炉壁への取付機構
  7. 【請求項7】 内側を開口した円筒状ケーシングの円筒
    状開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材を覆っ
    て燃焼面を構成する表面燃焼バーナにおいて、ケーシン
    グの外周に肩部を有するフランジ状の取付片を突設し、
    布状素材を取付片に溶接することにより、布状素材とケ
    ーシングの側壁との間に環状の空間部を形成するものと
    し、この空間部には耐熱断熱材を収容する構成としたこ
    とを特徴とする表面燃焼バーナ
  8. 【請求項8】 ケーシングの側壁は後壁に対して垂直壁
    として構成したことを特徴とする請求項7に記載の表面
    燃焼バーナ
  9. 【請求項9】 ケーシングの側壁は内側に向かって外方
    に傾斜させた傾斜壁として構成したことを特徴とする請
    求項7に記載の表面燃焼バーナ
  10. 【請求項10】 耐熱断熱材が、セラミックファイバー
    であることを特徴とする請求項7〜9までのいずれか1
    項に記載の表面燃焼バーナ
  11. 【請求項11】 請求項7〜10までのいずれか1項に
    記載された表面燃焼バーナを、筒状の炉壁間に取り付け
    るものとし、表面燃焼バーナの取付片と炉壁側取付部間
    にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取
    り付けることを特徴とする表面燃焼バーナの炉壁への取
    付機構
  12. 【請求項12】 請求項7〜10までのいずれか1項に
    記載の表面燃焼バーナの複数を軸方向に隣接させて筒状
    の炉壁間に設置するものとし、表面燃焼バーナの炉壁側
    の取付片と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部
    材により炉壁側取付部に取り付けると共に、隣接する表
    面燃焼バーナの取付片間にパッキンを介装してねじ部材
    により連結することを特徴とする表面燃焼バーナの炉壁
    への取付機構
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