JP3714524B2 - 表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構 - Google Patents

表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構 Download PDF

Info

Publication number
JP3714524B2
JP3714524B2 JP2000030253A JP2000030253A JP3714524B2 JP 3714524 B2 JP3714524 B2 JP 3714524B2 JP 2000030253 A JP2000030253 A JP 2000030253A JP 2000030253 A JP2000030253 A JP 2000030253A JP 3714524 B2 JP3714524 B2 JP 3714524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface combustion
combustion burner
wall
casing
furnace wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000030253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001215006A (ja
Inventor
二朗 建部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2000030253A priority Critical patent/JP3714524B2/ja
Publication of JP2001215006A publication Critical patent/JP2001215006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3714524B2 publication Critical patent/JP3714524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
表面燃焼バーナの一つとして、例えば図9、図10に示すように、前側を開口した金属ケーシングaの開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材b(例えばニットやフェルト状等の素材)を覆って燃焼面を構成したバーナ、いわゆる平面型メタルファイババーナがある。
【0003】
図に示すように、従来のメタルファイババーナでは、ケーシングaは一般的には扁平な箱形形状であり、布状素材bは直接にケーシングaの外周に溶接して支持されている。尚、図中、符号cはケーシングaの後側等に構成し、燃料と空気の予混合気を供給する予混合気供給管、dは燃料分散板、eは整流板としてのパンチングメタル、fは布状素材bの形を保持するための多孔板体としてのエキスパンドメタルである。
【0004】
このような構成の平面型メタルファイババーナを炉体に取付けて使用する場合には、図10に示すように、ケーシングaの外周に位置する布状素材bの外側部分が炉壁gの開口部の内面に当接するように適宜の取付部材(図示省略)により取り付けるのが通常考えられる取り付け方法である。尚、炉壁gは、炉壁自体hと炉断熱材iを含めて指称している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示すようにメタルファイババーナを取付けた使用状態においては、布状素材bを通しての炉壁gからの熱伝導や、炉壁gからの直接の熱放射によりケーシングaの側壁が加熱され、また炉壁gと布状素材bの外側部分との間に隙間があった場合には、この隙間を通して流入する炉内雰囲気の対流によってもケーシングaの側壁が加熱されてしまう。
【0006】
このようにしてケーシングaの側壁が加熱されて、それが燃料の着火温度以上になった場合には、ケーシングa内の燃料と空気の予混合気に着火して、ここから逆火する危険性がある。
従って、本発明はこのような課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明では、まず、一側を開口したケーシングの開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材を覆って燃焼面を構成する表面燃焼バーナにおいて、ケーシングの他側の周囲に、肩部を有する筒状の取付片を突設し、布状素材を取付片に溶接することにより、布状素材とケーシングの側壁との間に空間部を形成するものとし、この空間部にセラミックファイバー等の耐熱断熱材を収容する構成とした表面燃焼バーナを提案する。
【0008】
この表面燃焼バーナにおいて、ケーシングの側壁は、従来と同様に後壁に対して垂直壁として構成する他、一側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成することができる。
【0009】
そして本発明では、以上の構成の表面燃焼バーナの取付片にフランジ部を設け、フランジ部と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けることとした表面燃焼バーナの炉壁への取付機構を提案する。
【0010】
また本発明では、以上の構成の表面燃焼バーナの複数を隣接させて炉壁に設置するものとし、取付片には他の表面燃焼バーナが隣接する部分を除いてフランジ部を設け、フランジ部と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けると共に、隣接する表面燃焼バーナは、取付片間にパッキンを介装してねじ部材により連結することとした表面燃焼バーナの炉壁への取付機構を提案する。
【0011】
次に、本発明では、内側を開口した円筒状ケーシングの円筒状開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材を覆って燃焼面を構成する表面燃焼バーナにおいて、ケーシングの外周に肩部を有するフランジ状の取付片を突設し、布状素材を取付片に溶接することにより、布状素材とケーシングの側壁との間に環状の空間部を形成するものとし、この空間部には、セラミックファイバー等の耐熱断熱材を収容する構成とした表面燃焼バーナを提案する。
【0012】
上述した表面燃焼バーナと同様に、この表面燃焼バーナにおいても、ケーシングの側壁は、垂直壁として構成する他、一側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成することができる。
【0013】
そして本発明では、上記の表面燃焼バーナを、筒状の炉壁間に取り付けるものとし、表面燃焼バーナの取付片と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けることとした表面燃焼バーナの炉壁への取付機構を提案する。
【0014】
また本発明では、上記の表面燃焼バーナを、軸方向に隣接させて筒状の炉壁間に設置するものとし、表面燃焼バーナの炉壁側の取付片と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けると共に、隣接する表面燃焼バーナの取付片間にパッキンを介装してねじ部材により連結することとした表面燃焼バーナの炉壁への取付機構を提案する。
【0015】
以上の本発明によれば、表面燃焼バーナを構成するケーシングは、その後側に突設した取付片、又は取付片に設けたフランジ部を以て、パッキンを介装して炉壁側部材に容易に取り付けることができ、表面燃焼バーナと炉壁の開口部の間の隙間を通しての炉内雰囲気の流入を防止することができる。
【0016】
また隣接する表面燃焼バーナを、取付片間にパッキンを介装して容易に連結することができる。
【0017】
炉壁に取付けた使用状態において、ケーシングの側壁は、その外側の布状素材との間の空間部に収容された耐熱断熱材で囲まれた構成となるため、炉壁からの熱伝導や、炉壁からの直接の熱放射により加熱されて高温になることがない。
【0018】
従ってケーシング内が燃料と空気の予混合気の着火温度以上の高温となることによる逆火の発生を防止することができる。
【0019】
ケーシングの側壁を、開口側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成したものでは、耐熱断熱材を収容した空間部による燃焼面の面積の減少を少なくして、デッドスペースを減らすことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1〜図3は本発明の第一の実施の形態を示すものであり、図1は表面燃焼バーナのみを示す断面図、図2は図1の2点鎖線の円で囲んだ部分の拡大図、図3は表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
これらの図において、符号1は金属ケーシングであり、このケーシング1は後壁2と、それから前側に垂直壁として構成された側壁3を有しており、従来と同様に前側が開口した扁平な箱形形状である。
このケーシング1の後側の周囲には、肩部4を有する筒状の取付片5を突設しており、この取付片5にはフランジ部6を設けている。この取付片5は、図に示すようにケーシング1と一体に構成する他、別部材を取付けて構成することもできる。
【0021】
ケーシング1の後壁2には燃料と空気の予混合気を供給する予混合気供給管7を設けており、ケーシング1内には予混合気供給管7の対向個所に分散板8を設けると共に、分散板8よりも後流に整流板として作用するパンチングメタル9を設けている。
【0022】
以上の構成において、ケーシング1の開口部に、多孔板体としてのエキスパンドメタル10を介在させて耐熱金属の布状素材11を覆い、その端部周縁12を取付片5に溶接する構成としている。この際、ケーシング1の側壁3と、それよりも外側の布状素材11と間には空間部13を形成するものとし、この空間部13に耐熱断熱材14を収容する構成とする。即ち、空間部13にセラミックファイバー等の耐熱断熱材14を収容した後、布状素材11の端部周縁12を取付片5に溶接することにより、図1に示す表面燃焼バーナBを構成することができる。
【0023】
上記構成において、エキスパンドメタル10は、上述したように、布状素材11の形状を保持するためのものであり、布状素材11自体で形状が保持できる場合には、これを省略することもできる。
【0024】
一方、布状素材11自体では形状の保持が困難な場合には、エキスパンドメタル10は、その周縁部15を空間部13に対応させて側壁3よりも外側に位置させる。
【0025】
以上の構成の表面燃焼バーナBは、図3に示すように、フランジ部6と炉壁側取付部16間にパッキン17を介装し、ボルト等のねじ部材18を炉壁側取付部16に締め付けて固定することにより、表面燃焼バーナBを炉壁19の開口部20に設置することができる。
尚、本説明において、炉壁19は炉壁自体と炉断熱材21を含めて指称しており、この実施の形態において、炉壁側取付部16は炉壁自体である。
【0026】
以上のように炉壁19の開口部20に設置した本発明の表面燃焼バーナBにおいては、筒状の取付片5に設けたフランジ部6と炉壁側取付部16をパッキン17を介装して取り付けているため、表面燃焼バーナBと炉壁19の開口部20の間に隙間があったとしても、炉内雰囲気の流入を防止することができる。
【0027】
そして、炉壁19に取付けた使用状態において、ケーシング1の側壁3は、その外側の布状素材11との間の空間部13に収容された耐熱断熱材14で囲まれた構成となるため、炉壁19、この場合、炉断熱材21からの熱伝導や、直接の熱放射により加熱されて高温になることがない。
【0028】
こうしてケーシング1内が燃料と空気の予混合気の着火温度以上の高温となることはなく、逆火の発生を防止することができる。
【0029】
次に図4は本発明の第二の実施の形態を示すもので、表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
この実施の形態は、ケーシング1の側壁3を、開口側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成したものであり、その他の構成は第3図に示す第一の実施の形態の構成と全く同様である。従って、第一の実施の形態の構成と同様な構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0030】
この実施の形態では、上記したとおり、ケーシング1の側壁3を、開口側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成しているため、耐熱断熱材14を収容した空間部13による燃焼面の面積の減少を少なくして、デッドスペースを減らすことができる。
【0031】
次に、図5、図6は本発明の第三の実施の形態を示すもので、図5は断面図、図6は図5の下方から上方を見上げた図である。
この実施の形態は、概ね、第二の実施の形態の表面燃焼バーナBを複数、この場合、2つの表面燃焼バーナBを炉壁19の共通の開口部20に隣接して設置したものである。この第三の実施の形態の表面燃焼バーナBでは、第二の実施の形態のものと異なり、フランジ部6は、取付片5において、他の表面燃焼バーナBが隣接する部分を除いて設けている。即ち、隣接部分にはフランジ部は設けていない。
表面燃焼バーナBのその他の構成要素は、第二の実施の形態のものと同様であるので、同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0032】
この実施の形態では、第二の実施の形態と同様に、フランジ部6を、炉壁側取付部16間にパッキン17を介装してねじ部材18により炉壁側取付部16に取り付けるのであるが、隣接する表面燃焼バーナB同士は、隣接する取付片5間にパッキン22を介装してボルト等のねじ部材23により連結する。
このようにして複数の表面燃焼バーナBを炉壁19の共通の開口部20に設置することができる。
【0033】
図では、2つの表面燃焼バーナBを隣接させて設置しているが、それ以上を一列に、又は縦横に隣接させて設置できることは勿論である。
また、この実施の形態では、隣接して設置する夫々表面燃焼バーナBは、ケーシング1の側壁3が傾斜壁のものを適用しているが、第一の実施の形態のように側壁3が後壁2に対して垂直壁のものにも適用できることは勿論である。
【0034】
次に図7は本発明の第四の実施の形態を示すものである。
この実施の形態は、例えば煙道等の筒状の炉壁間に表面燃焼バーナを設置する場合の、表面燃焼バーナの構成及び取付機構に関するもので、この表面燃焼バーナB′は、内側を開口した円筒状ケーシング101の円筒状開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材111を覆って円筒状の燃焼面を構成するものであり、基本的の構成要素は、形状は円筒状となるものの、機能は第二の実施の形態のものと同様である。
即ち、この実施の形態では、開口部及び布状素材111が円筒状に構成される他、第二の実施の形態の夫々パンチングメタル9及びエキスパンドメタル10に相当するパンチングメタル109及びエキスパンドメタル110も円筒状に構成される。一方、予混合気供給管107は円筒状ケーシング101の適所に適数構成することができ、それに対向して分散板108を設けている。
【0035】
この構成では、円筒状ケーシング101は、外周壁102と、外周壁102から内側に突出する一対の環状の側壁103を有し、この環状側壁103は内側方向に向かって外方に傾斜した傾斜壁として構成すると共に、ケーシング101の外周に肩部104を有するフランジ状取付片105を突出している。
【0036】
以上の構成において、布状素材111は端部周縁112を取付片105に溶接することにより、布状素材111とケーシング101の側壁103との間に環状の空間部113を形成するものとし、この空間部113には耐熱断熱材114を収容して表面燃焼バーナB′を構成する。この場合、布状素材111や耐熱断熱材114は上述した他の実施の形態と同様なものを使用する。
【0037】
そして、以上の表面燃焼バーナB′は、フランジ状取付片105と炉壁側取付部116間にパッキン117を介装し、ボルト等のねじ部材118により炉壁側取付部116に締め付けて固定することにより、煙道等の筒状の炉壁119間に表面燃焼バーナB′を設置することができる。この構成においては、炉壁側取付部116は、炉壁自体123から外側に突設したフランジ部124としている。
【0038】
このように炉壁119間に取付けた使用状態において、ケーシング101の側壁103は、その外側の布状素材111との間の空間部113に収容された耐熱断熱材114で囲まれた構成となるため、炉壁119、この場合、炉断熱材121からの熱伝導や、直接の熱放射により加熱されて高温になることがない。
【0039】
こうしてケーシング1内が燃料と空気の予混合気の着火温度以上の高温となることはなく、逆火の発生を防止することができる。
【0040】
次に、図8は本発明の第五の実施の形態を示すもの縦断面図であり、この実施の形態は、概ね、第四の実施の形態の表面燃焼バーナB′を複数、この場合、2つの表面燃焼バーナBを隣接して設置したものである。この第五の実施の形態の表面燃焼バーナB′自体は、第四の実施の形態のものと同様であるので、同様な構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0041】
この実施の形態では、上記の表面燃焼バーナB′を、軸方向に隣接させて筒状の炉壁119間に設置するものとし、表面燃焼バーナB′の炉壁119側の取付片105と炉壁側取付部116間にパッキン117を介装してボルト等のねじ部材118を締め付けることにより、この取付片105を炉壁側取付部116に取り付け、また隣接する表面燃焼バーナB′の取付片105間にはパッキン121を介装してボルト等のねじ部材121により連結している。この構成においても炉壁側取付部116は、炉壁自体123から外側に突設したフランジ部124としている。
このようにして複数の表面燃焼バーナB′を円筒状の炉壁119間に隣接して設置することができる。
図では、2つの表面燃焼バーナB′を隣接させて設置しているが、それ以上を設置できることは勿論である。
【0042】
また上述した第四、第五の実施の形態では、表面燃焼バーナB′は、ケーシング101の側壁103が傾斜壁のものを適用しているが、第一の実施の形態と同様に側壁103が後壁に対して垂直壁のものにも適用できることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりであるので、次のような効果がある。
a.表面燃焼バーナを構成するケーシングは、その後側に突設した取付片、又は取付片に設けたフランジ部を以て、パッキンを介装して炉壁側部材に容易に取り付けることができ、表面燃焼バーナと炉壁の開口部の間の隙間を通しての炉内雰囲気の流入を防止することができる。
b.隣接する表面燃焼バーナを、取付片間にパッキンを介装して容易に連結することができ、複数の表面燃焼バーナを隣接して設置することができる。
c.炉壁に取付けた使用状態において、ケーシングの側壁は、その外側の布状素材との間の空間部に収容された耐熱断熱材で囲まれた構成となるため、炉壁からの熱伝導や、炉壁からの直接の熱放射により加熱されて高温になることがない。
d.従ってケーシング内が燃料と空気の予混合気の着火温度以上の高温となることによる逆火の発生を防止することができる。
e.ケーシングの側壁を、開口側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成したものでは、耐熱断熱材を収容した空間部による燃焼面の面積の減少を少なくして、デッドスペースを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態に対応するもので、表面燃焼バーナのみを示す断面図である。
【図2】 図1の2点鎖線の円で囲んだ部分の拡大図である。
【図3】 表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
【図4】 本発明の第二の実施の形態に対応するもので、表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
【図5】 本発明の第三の実施の形態に対応するもので、2つの表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
【図6】 図5の下方から見上げた図である。
【図7】 本発明の第四の実施の形態に対応するもので、表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
【図8】 本発明の第五の実施の形態に対応するもので、2つの表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
【図9】 従来の表面燃焼バーナの構成を示す断面図である。
【図10】 図9の表面燃焼バーナを炉壁に取付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金属ケーシング
2 後壁
3 側壁
4 肩部
5 取付片
6 フランジ部
7 予混合気供給管
8 分散板
9 パンチングメタル
10 エキスパンドメタル
11 布状素材
12 端部周縁
13 空間部
14 耐熱断熱材
15 周縁部
16 炉壁側取付部(炉壁自体)
17 パッキン
18 ねじ部材(ボルト)
19 炉壁
20 開口部
21 炉断熱材
22 パッキン
23 ねじ部材(ボルト)
101 円筒状ケーシング
102 外周壁
103 側壁
104 肩部
105 取付片
106 フランジ部
107 予混合気供給管
108 分散板
109 パンチングメタル
110 エキスパンドメタル
111 布状素材
112 端部周縁
113 空間部
114 耐熱断熱材
115 周縁部
116 炉壁側取付部
117 パッキン
118 ねじ部材(ボルト)
119 炉壁
120 開口部
121 炉断熱材
122 パッキン
123 炉壁自体
124 フランジ部
B,B′ 表面燃焼バーナ

Claims (12)

  1. 一側を開口したケーシングの開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材を覆って燃焼面を構成する表面燃焼バーナにおいて、ケーシングの他側の周囲に、肩部を有する取付片を突設し、布状素材を筒状の取付片に溶接することにより、布状素材とケーシングの側壁との間に空間部を形成するものとし、この空間部に耐熱断熱材を収容する構成としたことを特徴とする表面燃焼バーナ
  2. ケーシングの側壁は後壁に対して垂直壁として構成したことを特徴とする請求項1に記載の表面燃焼バーナ
  3. ケーシングの側壁は一側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成したことを特徴とする請求項1に記載の表面燃焼バーナ
  4. 耐熱断熱材が、セラミックファイバーであることを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項に記載の表面燃焼バーナ
  5. 請求項1〜4までのいずれか1項に記載された表面燃焼バーナの取付片にフランジ部を設け、フランジ部と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けることを特徴とする表面燃焼バーナの炉壁への取付機構
  6. 請求項1〜4までのいずれか1項に記載の表面燃焼バーナの複数を隣接させて炉壁に設置するものとし、取付片には他の表面燃焼バーナが隣接する部分を除いてフランジ部を設け、フランジ部と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けると共に、隣接する表面燃焼バーナは、取付片間にパッキンを介装してねじ部材により連結することを特徴とする表面燃焼バーナの炉壁への取付機構
  7. 内側を開口した円筒状ケーシングの円筒状開口部に耐熱金属繊維により形成した布状素材を覆って燃焼面を構成する表面燃焼バーナにおいて、ケーシングの外周に肩部を有するフランジ状の取付片を突設し、布状素材を取付片に溶接することにより、布状素材とケーシングの側壁との間に環状の空間部を形成するものとし、この空間部には耐熱断熱材を収容する構成としたことを特徴とする表面燃焼バーナ
  8. ケーシングの側壁は後壁に対して垂直壁として構成したことを特徴とする請求項7に記載の表面燃焼バーナ
  9. ケーシングの側壁は内側に向かって外方に傾斜させた傾斜壁として構成したことを特徴とする請求項7に記載の表面燃焼バーナ
  10. 耐熱断熱材が、セラミックファイバーであることを特徴とする請求項7〜9までのいずれか1項に記載の表面燃焼バーナ
  11. 請求項7〜10までのいずれか1項に記載された表面燃焼バーナを、筒状の炉壁間に取り付けるものとし、表面燃焼バーナの取付片と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けることを特徴とする表面燃焼バーナの炉壁への取付機構
  12. 請求項7〜10までのいずれか1項に記載の表面燃焼バーナの複数を軸方向に隣接させて筒状の炉壁間に設置するものとし、表面燃焼バーナの炉壁側の取付片と炉壁側取付部間にパッキンを介装してねじ部材により炉壁側取付部に取り付けると共に、隣接する表面燃焼バーナの取付片間にパッキンを介装してねじ部材により連結することを特徴とする表面燃焼バーナの炉壁への取付機構
JP2000030253A 2000-02-02 2000-02-02 表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構 Expired - Fee Related JP3714524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030253A JP3714524B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030253A JP3714524B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001215006A JP2001215006A (ja) 2001-08-10
JP3714524B2 true JP3714524B2 (ja) 2005-11-09

Family

ID=18555292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000030253A Expired - Fee Related JP3714524B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3714524B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109268828A (zh) * 2017-07-18 2019-01-25 林内株式会社 完全一次燃烧式燃烧器

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040040574A (ko) * 2002-11-07 2004-05-13 한국에너지기술연구원 예혼합연소방식의 표면연소 가스버너가 장착된 고효율가스오븐렌지
JP2010230247A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Jx Nippon Oil & Energy Corp 灯油用表面燃焼バーナ
KR102036286B1 (ko) * 2018-04-20 2019-11-26 한국에너지기술연구원 대면적 무산화 균일 신속 가열용 다공체 연소기를 이용한 연소시스템 및 그 작동방법
KR102442934B1 (ko) * 2021-07-02 2022-09-14 화이버텍 (주) 구이기용 토치
CN114110582B (zh) * 2022-01-25 2022-04-19 烟台市大昌燃气器具有限责任公司 一种助燃烧的燃烧器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109268828A (zh) * 2017-07-18 2019-01-25 林内株式会社 完全一次燃烧式燃烧器
CN109268828B (zh) * 2017-07-18 2021-11-23 林内株式会社 完全一次燃烧式燃烧器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001215006A (ja) 2001-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1104355A (en) Pilot flame tube
JP2007170807A (ja) 燃焼器ライナ組立体及び燃焼器組立体
US10697668B2 (en) Flue baffle
US10544961B2 (en) Premix burner internal flue shield
US3726633A (en) Low pollutant-high thermal efficiency burner
US20210088211A1 (en) Inward fired low nox premix burner
JP3714524B2 (ja) 表面燃焼バーナ及びその炉壁への取付機構
MXPA00005374A (es) Camara de combustion para turbinas de gas.
RU2309330C2 (ru) Горелка, в частности горелка вентури, с топочной трубой
JPH0531486Y2 (ja)
JPS6262248B2 (ja)
CN217844738U (zh) 一种火筒炉火筒保护辐射管及火筒结构
JP3816675B2 (ja) 低カロリーガスバーナ
JPH0233522A (ja) 蒸発式バーナ
JP3701082B2 (ja) 平面燃焼バーナ装置
KR100652881B1 (ko) 가스연소버너의 염공부 지지가이드 설치구조
JPH027364Y2 (ja)
RU2191951C1 (ru) U-образный газовый нагреватель и способ его сборки
KR910006677Y1 (ko) 탕비기
JPH0227338Y2 (ja)
JP2568534B2 (ja) バ−ナ
JPS643954Y2 (ja)
JPH0552521U (ja) 表面燃焼バーナ
JPH0531366Y2 (ja)
KR920003223Y1 (ko) 가스레인지용 그릴 버어너의 안전장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080902

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees