JP2543029B2 - 点火プラグの取付装置 - Google Patents
点火プラグの取付装置Info
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- JP2543029B2 JP2543029B2 JP60231534A JP23153485A JP2543029B2 JP 2543029 B2 JP2543029 B2 JP 2543029B2 JP 60231534 A JP60231534 A JP 60231534A JP 23153485 A JP23153485 A JP 23153485A JP 2543029 B2 JP2543029 B2 JP 2543029B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spark plug
- combustion chamber
- mounting device
- insulator
- combustion
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用、工業用の暖房器や調理器に利用す
るガスバーナの点火プラグの取付装置に関する。
るガスバーナの点火プラグの取付装置に関する。
従来の技術 以下図面を参照しながら、前述の点火プラグの取付装
置の一例について説明する。
置の一例について説明する。
第2図は従来の点火プラグの取付装置を示すものであ
る。1は主バーナ、2は燃焼室、3は点火プラグ、4は
点火プラグの取付具である。
る。1は主バーナ、2は燃焼室、3は点火プラグ、4は
点火プラグの取付具である。
従来では、主バーナ1に取付けられた燃焼室2に点火
プラグ3を、直接接触させて点火プラグ3の取付具4を
用いて取付けていた。
プラグ3を、直接接触させて点火プラグ3の取付具4を
用いて取付けていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、主バーナの燃焼
時、この燃焼により点火プラグ3の温度が高温度となる
ため、点火プラグ3の碍子3aの温度が高温となり、絶縁
抵抗が減少し、消火後再度点火する場合、点火性能が安
定しないという問題点があった。
時、この燃焼により点火プラグ3の温度が高温度となる
ため、点火プラグ3の碍子3aの温度が高温となり、絶縁
抵抗が減少し、消火後再度点火する場合、点火性能が安
定しないという問題点があった。
また、この高温度に対応するため、碍子3aの材料を高
耐熱性にしなければならず、加工上の点で問題があっ
た。
耐熱性にしなければならず、加工上の点で問題があっ
た。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の点火プラグの取
付装置は、点火プラグの碍子の温度を低く保つために点
火プラグの取付具と燃焼室壁の間に、燃焼室の内外に通
じる通路を備えるという構成をとっている。
付装置は、点火プラグの碍子の温度を低く保つために点
火プラグの取付具と燃焼室壁の間に、燃焼室の内外に通
じる通路を備えるという構成をとっている。
作用 本発明は上記した構成によって、燃焼室の内外に通じ
る通路を、点火プラグの取付具内に設けることにより、
前記通路を通じての空気流通により、点火プラグの碍子
の温度を低温度に保つことができる。
る通路を、点火プラグの取付具内に設けることにより、
前記通路を通じての空気流通により、点火プラグの碍子
の温度を低温度に保つことができる。
実施例 以下本発明の一実施例の点火プラグの取付装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
第1図において、主バーナ1に取付けられた燃焼室2
に点火プラグ3は燃焼室壁2aに固定した取付具5を介し
て取付け、燃焼室2に臨ましてある。6は燃焼室壁2aと
取付具5の間に形成した通路をなす隔室で、点火プラグ
3の碍子3aが位置し、燃焼室2には電極3bのみが臨まし
てある。2bは点火プラグ3の電極3bが貫通した孔で、隔
室6を燃焼室2内に連通する。5aは取付具5に設けた小
孔で、隔室6を外気に連通させる。
に点火プラグ3は燃焼室壁2aに固定した取付具5を介し
て取付け、燃焼室2に臨ましてある。6は燃焼室壁2aと
取付具5の間に形成した通路をなす隔室で、点火プラグ
3の碍子3aが位置し、燃焼室2には電極3bのみが臨まし
てある。2bは点火プラグ3の電極3bが貫通した孔で、隔
室6を燃焼室2内に連通する。5aは取付具5に設けた小
孔で、隔室6を外気に連通させる。
上記実施例において点火プラグ3で主バーナ1に点火
して燃焼させる。そして、燃焼による内外の温度差で、
外気が小孔5a、隔室6、孔2bを通って燃焼室2内に流れ
る。したがって、この外気流によって碍子3aを常に低温
に保つことができるので、碍子3aの絶縁抵抗を高く保て
る。また、碍子3aは隔室6内にあって燃焼室2内にない
ので、燃焼熱による直接の加熱もうけない。
して燃焼させる。そして、燃焼による内外の温度差で、
外気が小孔5a、隔室6、孔2bを通って燃焼室2内に流れ
る。したがって、この外気流によって碍子3aを常に低温
に保つことができるので、碍子3aの絶縁抵抗を高く保て
る。また、碍子3aは隔室6内にあって燃焼室2内にない
ので、燃焼熱による直接の加熱もうけない。
発明の効果 以上のように本発明は、燃焼室の内外に通じる隔室を
点火プラグの取付具内に設けることにより、バーナが燃
焼中は燃焼ガスが作る自然ドラフトで空気孔から流入す
る空気で点火プラグを冷却し、また燃焼停止後でも燃焼
室の熱気が作る自然ドラフトの継続で引き続いて点火プ
ラグを迅やかに冷却し、これによって低温冷却された点
火プラグは消火後に早目の再点火があっても従来より点
火性能を安定化できる。
点火プラグの取付具内に設けることにより、バーナが燃
焼中は燃焼ガスが作る自然ドラフトで空気孔から流入す
る空気で点火プラグを冷却し、また燃焼停止後でも燃焼
室の熱気が作る自然ドラフトの継続で引き続いて点火プ
ラグを迅やかに冷却し、これによって低温冷却された点
火プラグは消火後に早目の再点火があっても従来より点
火性能を安定化できる。
第1図は本発明の実施例における点火プラグの取付装置
の要部欠載の側面図、第2図は従来の点火プラグの取付
装置の要部欠載の側面図である。 1……主バーナ、2……燃焼室、2a……孔、3……点火
プラグ、3a……点火プラグの碍子、5……点火プラグの
取付具、5a……小孔、6……隔室。
の要部欠載の側面図、第2図は従来の点火プラグの取付
装置の要部欠載の側面図である。 1……主バーナ、2……燃焼室、2a……孔、3……点火
プラグ、3a……点火プラグの碍子、5……点火プラグの
取付具、5a……小孔、6……隔室。
Claims (1)
- 【請求項1】燃焼室に臨ませた点火プラグと、この点火
プラグの碍子を支持し、燃焼室壁外面側の滞留空気の存
在する空間に取付けた取付具と、この取付具と燃焼室壁
の間に形成し、かつ燃焼室内外に通じると共に、前記碍
子を臨ませてバーナの燃焼用空気を供給する送風路から
独立した隔室と、前記隔室および燃焼室壁に設けられ前
記空間から燃焼室内に通じる空気孔を備えた点火プラグ
の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60231534A JP2543029B2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 点火プラグの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60231534A JP2543029B2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 点火プラグの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6291726A JPS6291726A (ja) | 1987-04-27 |
JP2543029B2 true JP2543029B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=16924996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60231534A Expired - Fee Related JP2543029B2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 点火プラグの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543029B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012107498A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Liebherr-Hydraulikbagger Gmbh | 駆動装置およびエネルギー回収シリンダ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2547701Y2 (ja) * | 1989-12-21 | 1997-09-17 | ダイニチ工業株式会社 | 強制燃焼装置 |
JP6805727B2 (ja) * | 2016-10-27 | 2020-12-23 | 株式会社ノーリツ | 燃焼装置および温水装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5455744U (ja) * | 1977-09-22 | 1979-04-18 | ||
JPS58132363U (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-06 | 株式会社トヨトミ | ポツトバ−ナの電極取付構造 |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP60231534A patent/JP2543029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012107498A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Liebherr-Hydraulikbagger Gmbh | 駆動装置およびエネルギー回収シリンダ |
US9593465B2 (en) | 2010-11-17 | 2017-03-14 | Liebherr-Hydraulikbagger Gmbh | Heat exchanger for energy recovery cylinder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6291726A (ja) | 1987-04-27 |
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