JP2001213205A - 車両用チャイルドシート - Google Patents
車両用チャイルドシートInfo
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- JP2001213205A JP2001213205A JP2000025353A JP2000025353A JP2001213205A JP 2001213205 A JP2001213205 A JP 2001213205A JP 2000025353 A JP2000025353 A JP 2000025353A JP 2000025353 A JP2000025353 A JP 2000025353A JP 2001213205 A JP2001213205 A JP 2001213205A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- vehicle
- child
- recess
- child seat
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
- B60N2/3081—Seats convertible into parts of the seat cushion or the back-rest or disapppearing therein, e.g. for children
- B60N2/3084—Disappearing in a recess of the back-rest
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車両用シートのシートバックに設けた凹所から
引出して水平状態に支持されるシートクッションを備え
たチャイルドシートにおいて、着座者が車両用シートの
シートクッションのクッション作用の影響を受けること
がなく、かつ着座者の背部を的確に支持してシートベル
トを的確に装着し得るチャイルドシートを提供する。 【解決手段】チャイルドシート10のシートクッション
11を支持ベルト13にて水平状に支持して車両用シー
トのシートクッションBとの関わりを無くし、かつ、凹
所a内を移動可能なシートバック12を設けてシートバ
ックの前後の位置調整を行って、着座者の背部を的確に
支持できるようにした。
引出して水平状態に支持されるシートクッションを備え
たチャイルドシートにおいて、着座者が車両用シートの
シートクッションのクッション作用の影響を受けること
がなく、かつ着座者の背部を的確に支持してシートベル
トを的確に装着し得るチャイルドシートを提供する。 【解決手段】チャイルドシート10のシートクッション
11を支持ベルト13にて水平状に支持して車両用シー
トのシートクッションBとの関わりを無くし、かつ、凹
所a内を移動可能なシートバック12を設けてシートバ
ックの前後の位置調整を行って、着座者の背部を的確に
支持できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートクッション
を車両用シートを構成するシートバックに設けた凹所に
収納されていて、必要時に、同凹所からシートクッショ
ンを水平状態に取出して使用する形式の車両用チャイル
ドシートに関する。
を車両用シートを構成するシートバックに設けた凹所に
収納されていて、必要時に、同凹所からシートクッショ
ンを水平状態に取出して使用する形式の車両用チャイル
ドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、当該形式の車両用チャイルドシ
ートは、車両用シートのシートバックに設けた前方に開
口する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に取付
けたシートクッションを備え、凹所の後側壁部がシート
バックとして機能するもので、シートクッションと後側
壁部間に例えば5点式のシートベルトが配設されてい
る。当該チャイルドシートにおいては、非使用時には、
シートクッションが倒立されて凹所内に収納されてい
て、必要時には、シートクッションを凹所から水平状態
に取出して車両用シートのシートクッションに受承して
使用される。
ートは、車両用シートのシートバックに設けた前方に開
口する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に取付
けたシートクッションを備え、凹所の後側壁部がシート
バックとして機能するもので、シートクッションと後側
壁部間に例えば5点式のシートベルトが配設されてい
る。当該チャイルドシートにおいては、非使用時には、
シートクッションが倒立されて凹所内に収納されてい
て、必要時には、シートクッションを凹所から水平状態
に取出して車両用シートのシートクッションに受承して
使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、当該形式
のチャイルドシートにおいては、使用時には、シートク
ッションが車両用シートのシートクッションに受承され
ていることから、シートクッションが車両用シートのシ
ートクッションのクッション作用の影響を受けることに
なって、着座する幼児や子供(着座者)の体重の相違に
よりシートクッションの撓み量が大きく異なり、かつ、
撓み量の相違によりシートクッションの傾斜角度が異な
ることになる。このため、当該形式のチャイルドシート
においては、シートクッションに着座する幼児や子供の
着座姿勢が十分には安定したものとはならないおそれが
あり、これが当該形式のチャイルドシートの第1の問題
点である。
のチャイルドシートにおいては、使用時には、シートク
ッションが車両用シートのシートクッションに受承され
ていることから、シートクッションが車両用シートのシ
ートクッションのクッション作用の影響を受けることに
なって、着座する幼児や子供(着座者)の体重の相違に
よりシートクッションの撓み量が大きく異なり、かつ、
撓み量の相違によりシートクッションの傾斜角度が異な
ることになる。このため、当該形式のチャイルドシート
においては、シートクッションに着座する幼児や子供の
着座姿勢が十分には安定したものとはならないおそれが
あり、これが当該形式のチャイルドシートの第1の問題
点である。
【0004】また、当該形式のチャイルドシートにおい
ては、車両の正面衝突時には、シートベルトで拘束され
ている着座者には、臀部がシートクッションに沈み込む
サブマリン現象が発生し易い。着座者にサブマリン現象
が発生すると、着座者の腰部を的確に拘束していたシー
トベルトが着座者の腹部側に移動するおそれがあり、こ
れが当該形式のチャイルドシートの第2の問題点であ
る。
ては、車両の正面衝突時には、シートベルトで拘束され
ている着座者には、臀部がシートクッションに沈み込む
サブマリン現象が発生し易い。着座者にサブマリン現象
が発生すると、着座者の腰部を的確に拘束していたシー
トベルトが着座者の腹部側に移動するおそれがあり、こ
れが当該形式のチャイルドシートの第2の問題点であ
る。
【0005】また、当該形式のチャイルドシートにおい
ては、車両用シートのシートバックに設けた凹所の後側
壁部をシートバックとする構成であって、着座者が凹所
内に入って背部を後側壁部に支持された状態で、シート
ベルトが着座者に的確に装着できる構成となっている。
このため、年少の幼稚園児以下等身体が小さくてシート
クッションに着座した状態で凹所内に無理なく入る幼児
に対しては、シートベルトを的確に装着し得るが、年長
の幼稚園児以上等身体が大きくてシートクッションに着
座した状態で凹所内に入るのが無理な子供に対しては、
シートベルトを的確に装着し得えず、また、後側壁部や
車両用シートのシートバック等に的確に支持し得ないお
それがあり、これが当該チャイルドシートの第3の問題
点である。
ては、車両用シートのシートバックに設けた凹所の後側
壁部をシートバックとする構成であって、着座者が凹所
内に入って背部を後側壁部に支持された状態で、シート
ベルトが着座者に的確に装着できる構成となっている。
このため、年少の幼稚園児以下等身体が小さくてシート
クッションに着座した状態で凹所内に無理なく入る幼児
に対しては、シートベルトを的確に装着し得るが、年長
の幼稚園児以上等身体が大きくてシートクッションに着
座した状態で凹所内に入るのが無理な子供に対しては、
シートベルトを的確に装着し得えず、また、後側壁部や
車両用シートのシートバック等に的確に支持し得ないお
それがあり、これが当該チャイルドシートの第3の問題
点である。
【0006】当該形式のチャイルドシートの第3の問題
点を解消し得るチャイルドシートとしては、実開平6−
74470号抄録にて提案されているチャイルドシート
がある。当該チャイルドシートは、専用のシートバック
を備えているもので、シートバックの下端部がシートク
ッションの後端部に上下方向に回動可能に取付けられて
いて、シートクッションとは独立して車両用シートのシ
ートバックに設けた凹所に収納可能で、かつ、収納時に
は、凹所内にて起立した状態でロック機構を介して固定
される構成となっている。
点を解消し得るチャイルドシートとしては、実開平6−
74470号抄録にて提案されているチャイルドシート
がある。当該チャイルドシートは、専用のシートバック
を備えているもので、シートバックの下端部がシートク
ッションの後端部に上下方向に回動可能に取付けられて
いて、シートクッションとは独立して車両用シートのシ
ートバックに設けた凹所に収納可能で、かつ、収納時に
は、凹所内にて起立した状態でロック機構を介して固定
される構成となっている。
【0007】当該チャイルドシートにおいては、使用時
には、シートクッションを凹所から取出して車両用シー
トのシートクッションに受承するとともにシートバック
を凹所内に起立状態に残存させて使用する第1の使用態
様と、シートクッションを凹所から取出して車両用シー
トのシートクッションに受承するとともにシートバック
を凹所から取出してシートクッションに受承して、凹所
内にシートバックを残存させないで使用する第2の使用
態様とに使い分けることができる。
には、シートクッションを凹所から取出して車両用シー
トのシートクッションに受承するとともにシートバック
を凹所内に起立状態に残存させて使用する第1の使用態
様と、シートクッションを凹所から取出して車両用シー
トのシートクッションに受承するとともにシートバック
を凹所から取出してシートクッションに受承して、凹所
内にシートバックを残存させないで使用する第2の使用
態様とに使い分けることができる。
【0008】当該チャイルドシートにおける第1の使用
態様では、チャイルドシートは着座部が低くかつ背もた
れ部が浅いことから、身体の大きい子供に対応すること
ができ、また、第2の使用態様では、チャイルドシート
は着座部が高くかつ背もたれ部が深くなることから、身
体の小さい子供に対応することができる。しかしなが
ら、当該チャイルドシートによっても、当該形式のチャ
イルドシートが有する上記した第1の問題点および第2
の問題点は解消し得ない。
態様では、チャイルドシートは着座部が低くかつ背もた
れ部が浅いことから、身体の大きい子供に対応すること
ができ、また、第2の使用態様では、チャイルドシート
は着座部が高くかつ背もたれ部が深くなることから、身
体の小さい子供に対応することができる。しかしなが
ら、当該チャイルドシートによっても、当該形式のチャ
イルドシートが有する上記した第1の問題点および第2
の問題点は解消し得ない。
【0009】従って、本発明の第1の目的は、当該形式
のチャイルドシートにおける上記した第1の問題点およ
び第2の問題点を解消することにあり、また、本発明の
第2の目的は、当該形式のチャイルドシートにおける上
記した第3の問題点をも解消することにある。
のチャイルドシートにおける上記した第1の問題点およ
び第2の問題点を解消することにあり、また、本発明の
第2の目的は、当該形式のチャイルドシートにおける上
記した第3の問題点をも解消することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は車両用チャイル
ドシートに関するもので、本発明に係る第1のチャイル
ドシートは、車両用シートのシートバックに設けた前方
へ開口する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に
取付けられて、非使用時には倒立状態で前記凹所に収納
され、かつ、同凹所から水平状態に取出して使用される
シートクッションを有する車両用チャイルドシートであ
って、前記シートクッションが前記凹所から取出された
際に同シートクッションを水平状態に支持する支持手段
を備えていることを特徴とするものである。
ドシートに関するもので、本発明に係る第1のチャイル
ドシートは、車両用シートのシートバックに設けた前方
へ開口する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に
取付けられて、非使用時には倒立状態で前記凹所に収納
され、かつ、同凹所から水平状態に取出して使用される
シートクッションを有する車両用チャイルドシートであ
って、前記シートクッションが前記凹所から取出された
際に同シートクッションを水平状態に支持する支持手段
を備えていることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明に係る第2のチャイルドシー
トは、車両用シートのシートバックに設けた前方へ開口
する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に取付け
られて、非使用時には倒立状態で前記凹所に収納され、
かつ、同凹所から水平状態に取出して使用されるシート
クッションを有する車両用チャイルドシートであって、
前記凹所にて前後方向に移動可能で後退位置および前進
位置にて移動を規制され前進位置では前記車両用シート
のシートバックの前面に略一致するシートバックを備
え、同シートバックの下端部に前記シートクッションの
後端部が上下方向に回動に取付けられていることを特徴
とするものである。
トは、車両用シートのシートバックに設けた前方へ開口
する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に取付け
られて、非使用時には倒立状態で前記凹所に収納され、
かつ、同凹所から水平状態に取出して使用されるシート
クッションを有する車両用チャイルドシートであって、
前記凹所にて前後方向に移動可能で後退位置および前進
位置にて移動を規制され前進位置では前記車両用シート
のシートバックの前面に略一致するシートバックを備
え、同シートバックの下端部に前記シートクッションの
後端部が上下方向に回動に取付けられていることを特徴
とするものである。
【0012】また、本発明に係る第3のチャイルドシー
トは、本発明に係る第1のチャイルドシートと第2のチ
ャイルドシートを一体化してなるもので、第1のチャイ
ルドシートが有する支持手段を備えるとともに、第2の
チャイルドシートが有するシートバックを備えているこ
とを特徴とするものである。
トは、本発明に係る第1のチャイルドシートと第2のチ
ャイルドシートを一体化してなるもので、第1のチャイ
ルドシートが有する支持手段を備えるとともに、第2の
チャイルドシートが有するシートバックを備えているこ
とを特徴とするものである。
【0013】本発明に係る第1および第3のチャイルド
シートにおいては、前記支持手段として、可撓性のバン
ドまたは折畳み可能なリンクを採用することができ、ま
た特殊な態様として、可撓性のバンドと、車両の衝突時
に作動して前記バンドを前記シートクッションの着座者
の体重に応じて伸張する伸張手段からなる支持手段を採
用することができる。
シートにおいては、前記支持手段として、可撓性のバン
ドまたは折畳み可能なリンクを採用することができ、ま
た特殊な態様として、可撓性のバンドと、車両の衝突時
に作動して前記バンドを前記シートクッションの着座者
の体重に応じて伸張する伸張手段からなる支持手段を採
用することができる。
【0014】また、本発明に係る第2および第3のチャ
イルドシートにおいては、前記シートバックを左右一対
の連結機構を介して前記凹所の後壁部に連結する構成を
採ることができる。この場合、前記連結機構としては、
前記シートバック側に設けた第1ブラケットと、前記後
壁部側に設けた第2ブラケットと、これら両ブラケット
に各端部を回動可能に連結され前記第2ブラケットとの
連結点を回動支点として回動して前記第1ブラケットを
介して前記シートバックを前後方向へ移動させるリンク
と、前記第1ブラケットに設けられて前記シートバック
が前進位置に位置した際前記リンクに係合して同リンク
のそれ以上の回動を規制するストッパと、前記リンクと
前記後壁部間に掛止されて前記リンクを介して前記第1
ブラケットを常に上方へ付勢するスプリングからなる連
結機構を採用することができる。
イルドシートにおいては、前記シートバックを左右一対
の連結機構を介して前記凹所の後壁部に連結する構成を
採ることができる。この場合、前記連結機構としては、
前記シートバック側に設けた第1ブラケットと、前記後
壁部側に設けた第2ブラケットと、これら両ブラケット
に各端部を回動可能に連結され前記第2ブラケットとの
連結点を回動支点として回動して前記第1ブラケットを
介して前記シートバックを前後方向へ移動させるリンク
と、前記第1ブラケットに設けられて前記シートバック
が前進位置に位置した際前記リンクに係合して同リンク
のそれ以上の回動を規制するストッパと、前記リンクと
前記後壁部間に掛止されて前記リンクを介して前記第1
ブラケットを常に上方へ付勢するスプリングからなる連
結機構を採用することができる。
【0015】
【発明の作用・効果】本発明に係る第1および第3のチ
ャイルドシートにおいては、車両用シートのシートバッ
クに設けた凹所から取出されるシートクッションを水平
状態に支持する支持手段を備えていることから、凹所か
ら取出されるシートクッションは車両用シートのシート
クッションに受承されることがなくて、同シートクッシ
ョンとの関わり合いを解消することができ、または、た
とえ受承されたとしても、同シートクッションのクッシ
ョン作用の影響を防止することができる。このため、当
該チャイルドシートのシートクッションには、車両用シ
ートのシートクッションのクッション作用が影響して上
下動することがなく、当該チャイルドシートのシートク
ッションに着座する子供の体重の相違により同シートク
ッションの撓み量が異なったり、撓み量の相違により同
シートクッションの傾斜角度が異なるようなことがな
い。
ャイルドシートにおいては、車両用シートのシートバッ
クに設けた凹所から取出されるシートクッションを水平
状態に支持する支持手段を備えていることから、凹所か
ら取出されるシートクッションは車両用シートのシート
クッションに受承されることがなくて、同シートクッシ
ョンとの関わり合いを解消することができ、または、た
とえ受承されたとしても、同シートクッションのクッシ
ョン作用の影響を防止することができる。このため、当
該チャイルドシートのシートクッションには、車両用シ
ートのシートクッションのクッション作用が影響して上
下動することがなく、当該チャイルドシートのシートク
ッションに着座する子供の体重の相違により同シートク
ッションの撓み量が異なったり、撓み量の相違により同
シートクッションの傾斜角度が異なるようなことがな
い。
【0016】このため、当該形式のチャイルドシートに
おいては、シートクッションに着座する子供の着座姿勢
が十分に安定したものとなる。また、車両の正面衝突時
には、シートベルトで拘束されている着座者には、臀部
がシートクッションに沈み込むサブマリン現象が発生し
難く、着座者の腰部を的確に拘束しているシートベルト
が着座者の腹部側に移動するおそれもない。
おいては、シートクッションに着座する子供の着座姿勢
が十分に安定したものとなる。また、車両の正面衝突時
には、シートベルトで拘束されている着座者には、臀部
がシートクッションに沈み込むサブマリン現象が発生し
難く、着座者の腰部を的確に拘束しているシートベルト
が着座者の腹部側に移動するおそれもない。
【0017】また、本発明に係る第2および第3のチャ
イルドシートにおいては、車両用シートのシートバック
に設けた凹所にて前後方向に移動可能で後退位置および
前進位置にて移動を規制され前進位置では車両用シート
のシートバックの前面に略一致するシートバックを備え
ていることから、同シートバックの前後の位置の位置調
整により、凹所をシートクッションの着座者の身体の大
きさに対応させて所定の深さの状態と、深さを略零の状
態との変更することができる。
イルドシートにおいては、車両用シートのシートバック
に設けた凹所にて前後方向に移動可能で後退位置および
前進位置にて移動を規制され前進位置では車両用シート
のシートバックの前面に略一致するシートバックを備え
ていることから、同シートバックの前後の位置の位置調
整により、凹所をシートクッションの着座者の身体の大
きさに対応させて所定の深さの状態と、深さを略零の状
態との変更することができる。
【0018】これにより、年少の幼稚園児以下等身体が
小さくてシートクッションに着座した状態で凹所内に無
理なく入る子供に対しては、凹所を所定の深さに調整し
てシートベルトを的確に装着することができる。また、
年長の幼稚園児以上等身体が大きくてシートクッション
に着座した状態で凹所内に入るのが無理な子供に対して
は、凹所の深さを略零の状態に調整してシートベルトを
的確に装着することができる。
小さくてシートクッションに着座した状態で凹所内に無
理なく入る子供に対しては、凹所を所定の深さに調整し
てシートベルトを的確に装着することができる。また、
年長の幼稚園児以上等身体が大きくてシートクッション
に着座した状態で凹所内に入るのが無理な子供に対して
は、凹所の深さを略零の状態に調整してシートベルトを
的確に装着することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図6は、本発明に係るチャイルドシート
の一例を示すもので、図1および図4は当該チャイルド
シート10が非使用で車両用シートのシートバックAの
凹所aに収納されている状態を、図2および図4は当該
チャイルドシート10を幼児向けに使用する状態(幼児
向け使用態様)が、図6は当該チャイルドシートを幼児
より大きい子供向けに使用する状態(子供向け使用態
様)が示されている。当該チャイルドシート10は、非
使用時には、車両用シートを構成するシートバックAに
設けた凹所aに収納されていて、必要時には、凹所aか
ら取出して使用することを基本とするもので、シートク
ッション11、シートバック12、左右一対の支持ベル
ト13、およびシートベルト14を備えている。
明する。図1〜図6は、本発明に係るチャイルドシート
の一例を示すもので、図1および図4は当該チャイルド
シート10が非使用で車両用シートのシートバックAの
凹所aに収納されている状態を、図2および図4は当該
チャイルドシート10を幼児向けに使用する状態(幼児
向け使用態様)が、図6は当該チャイルドシートを幼児
より大きい子供向けに使用する状態(子供向け使用態
様)が示されている。当該チャイルドシート10は、非
使用時には、車両用シートを構成するシートバックAに
設けた凹所aに収納されていて、必要時には、凹所aか
ら取出して使用することを基本とするもので、シートク
ッション11、シートバック12、左右一対の支持ベル
ト13、およびシートベルト14を備えている。
【0020】シートバック12は起立壁状を呈するもの
で、その裏面側の上下の左右両側の部位の4箇所にて、
図3〜図6に示すように、それぞれ連結機構20を介し
て凹所aの後側起立壁部15の前面側に連結されてい
る。シートクッション11は、その後端部にて、シート
バック12の下端部に上下方向へ回動可能に取付けられ
ているとともに、左右一対の支持ベルト13によっても
シートバック12に連結されている。シートバック12
は、その前面の略中央部に取手16が取付けられている
とともに、その上端部と後側起立壁部15の上端部とが
カバー12aにて連結されている。カバー12aは可撓
性のもので、中央部で折り畳み可能であるとともに、折
畳まれた状態から伸張可能である。
で、その裏面側の上下の左右両側の部位の4箇所にて、
図3〜図6に示すように、それぞれ連結機構20を介し
て凹所aの後側起立壁部15の前面側に連結されてい
る。シートクッション11は、その後端部にて、シート
バック12の下端部に上下方向へ回動可能に取付けられ
ているとともに、左右一対の支持ベルト13によっても
シートバック12に連結されている。シートバック12
は、その前面の略中央部に取手16が取付けられている
とともに、その上端部と後側起立壁部15の上端部とが
カバー12aにて連結されている。カバー12aは可撓
性のもので、中央部で折り畳み可能であるとともに、折
畳まれた状態から伸張可能である。
【0021】図3は、当該チャイルドシート10を構成
するシートバック12のみを子供向け使用態様の位置に
移動した状態での、シートバック12を透視してみたシ
ートバックAの状態を示す斜視図であり、図4はシート
ベルト14および取手16を省略した状態の図1に対応
するチャイルドシート10の側面図(収納状態)であ
り、図5はシートベルト14および取手16を省略した
状態の図2に対応するチャイルドシート10の側面図
(幼児向け使用態様)であり、図6はシートベルト14
および取手16を省略した状態のチャイルドシート10
の側面図(子供向け使用態様)である。
するシートバック12のみを子供向け使用態様の位置に
移動した状態での、シートバック12を透視してみたシ
ートバックAの状態を示す斜視図であり、図4はシート
ベルト14および取手16を省略した状態の図1に対応
するチャイルドシート10の側面図(収納状態)であ
り、図5はシートベルト14および取手16を省略した
状態の図2に対応するチャイルドシート10の側面図
(幼児向け使用態様)であり、図6はシートベルト14
および取手16を省略した状態のチャイルドシート10
の側面図(子供向け使用態様)である。
【0022】連結機構20は、図7(a)に示すよう
に、シートバック12の裏面に設けた第1ブラケット2
1と、後側起立壁15に設けた第2ブラケット22と、
両ブラケット21,22に各端部を回動可能に連結した
リンク23と、テンションスプリング24とにより構成
されている。また、第1ブラケット21の後端部には、
第2ブラケット22側に突出するストッパー片21aが
形成されている。
に、シートバック12の裏面に設けた第1ブラケット2
1と、後側起立壁15に設けた第2ブラケット22と、
両ブラケット21,22に各端部を回動可能に連結した
リンク23と、テンションスプリング24とにより構成
されている。また、第1ブラケット21の後端部には、
第2ブラケット22側に突出するストッパー片21aが
形成されている。
【0023】第1ブラケット21は、シートバック12
の裏面側から、後側起立壁15に設けたスリット孔15
aを通して後側に延びている。また、第2ブラケット2
2は、後側起立壁15の前面側から、シートバック12
に設けたスリット孔12bを通して前側に延びている。
リンク23は、その後端部にて第1ブラケット21の後
端部に回動可能に連結され、かつ、その前端部よりわず
かに中央よりにて第2ブラケット22の前端部に回動可
能に連結されている。テンションスプリング24は、そ
の上端部にてリンク23の前端部に掛止され、かつ、そ
の後端部にて後側起立壁部12aにおける第2ブラケッ
ト22より下方の部位に掛止されている。
の裏面側から、後側起立壁15に設けたスリット孔15
aを通して後側に延びている。また、第2ブラケット2
2は、後側起立壁15の前面側から、シートバック12
に設けたスリット孔12bを通して前側に延びている。
リンク23は、その後端部にて第1ブラケット21の後
端部に回動可能に連結され、かつ、その前端部よりわず
かに中央よりにて第2ブラケット22の前端部に回動可
能に連結されている。テンションスプリング24は、そ
の上端部にてリンク23の前端部に掛止され、かつ、そ
の後端部にて後側起立壁部12aにおける第2ブラケッ
ト22より下方の部位に掛止されている。
【0024】連結機構20においては、図7(a)の状
態にあるシートバック12を斜め上方へ引張ると、リン
ク23が第1ブラケット21により引上げられて、リン
ク23は第2ブラケット22との連結点を回動支点とし
て図示反時計方向に回動して、シートバック12を同図
(b)に示す状態を経て同図(c)に示す状態へと前方
へ所定量移動させる。この時点では、同図(c)に示す
ように、第1ブラケット21の後端部に設けたストッパ
ー片21aがリンク23の上端面に当接して、リンク2
3のそれ以上の反時計方向への回動が規制される。
態にあるシートバック12を斜め上方へ引張ると、リン
ク23が第1ブラケット21により引上げられて、リン
ク23は第2ブラケット22との連結点を回動支点とし
て図示反時計方向に回動して、シートバック12を同図
(b)に示す状態を経て同図(c)に示す状態へと前方
へ所定量移動させる。この時点では、同図(c)に示す
ように、第1ブラケット21の後端部に設けたストッパ
ー片21aがリンク23の上端面に当接して、リンク2
3のそれ以上の反時計方向への回動が規制される。
【0025】また、図7(c)の状態にあるシートバッ
ク12を上方へ引張ると、リンク23が第1ブラケット
21により引上げられて、リンク23は第2ブラケット
22との連結点を回動支点として図示時計方向に回動し
て、シートバック12を同図(b)に示す状態を経て同
図(a)に示す状態へと後方へ所定量移動させる。
ク12を上方へ引張ると、リンク23が第1ブラケット
21により引上げられて、リンク23は第2ブラケット
22との連結点を回動支点として図示時計方向に回動し
て、シートバック12を同図(b)に示す状態を経て同
図(a)に示す状態へと後方へ所定量移動させる。
【0026】連結機構20が図7(a)に示す状態にあ
る場合は、シートバック12が図2および図5に示す状
態である幼児向け使用態様に対応し、連結機構20が図
7(c)に示す状態にある場合は、シートバック12が
図6に示す状態である子供向け使用態様に対応する。
る場合は、シートバック12が図2および図5に示す状
態である幼児向け使用態様に対応し、連結機構20が図
7(c)に示す状態にある場合は、シートバック12が
図6に示す状態である子供向け使用態様に対応する。
【0027】当該チャイルドシート10においては、非
使用時には、図1および図4に示すようにシートバック
Aの凹所aに収納されていて、使用に際しては、シート
クッション11を凹所aから引出して、図2および図
5、または図6に示すように、シートクッションBの上
面にて略水平状態とする。この場合、シートクッション
11は、両支持ベルト13を介してシートバック12に
支持されて、シートクッションBに受承されることがな
いか、わずかに当接した状態にある。また、当該チャイ
ルドシート10においては、シートバック12をシート
バックAの凹所a内で前後方向に位置調整することによ
り、幼児向け使用態様と子供向け使用態様の二通りの態
様に使い分けることができる。
使用時には、図1および図4に示すようにシートバック
Aの凹所aに収納されていて、使用に際しては、シート
クッション11を凹所aから引出して、図2および図
5、または図6に示すように、シートクッションBの上
面にて略水平状態とする。この場合、シートクッション
11は、両支持ベルト13を介してシートバック12に
支持されて、シートクッションBに受承されることがな
いか、わずかに当接した状態にある。また、当該チャイ
ルドシート10においては、シートバック12をシート
バックAの凹所a内で前後方向に位置調整することによ
り、幼児向け使用態様と子供向け使用態様の二通りの態
様に使い分けることができる。
【0028】すなわち、当該チャイルドシート10にお
いて、シートクッション11をシートバックAの凹所a
から引出した状態では、シートバック12は図2および
図5に示すように凹所a内にあり、この場合には幼児向
け使用態様とすることができる。また、シートバック1
2を前方へ引出した状態では、シートバック12は図6
に示すようにシートバックAの前面に略一致し、子供向
け使用態様とすることができる。
いて、シートクッション11をシートバックAの凹所a
から引出した状態では、シートバック12は図2および
図5に示すように凹所a内にあり、この場合には幼児向
け使用態様とすることができる。また、シートバック1
2を前方へ引出した状態では、シートバック12は図6
に示すようにシートバックAの前面に略一致し、子供向
け使用態様とすることができる。
【0029】幼児向け使用態様では、幼児を凹所a内に
入れてシートクッション11に着座させて背部を後側起
立壁15に支持し、この支持状態の幼児にシートベルト
14を的確に装着することができる。また、子供向け使
用態様では、シートクッション11に着座した子供の背
部を凹所aから引出されて車両用シートのシートバック
Aの前面に略一致するシートバック12に支持し、この
支持状態の子供にシートベルト14を的確に装着するこ
とができる。
入れてシートクッション11に着座させて背部を後側起
立壁15に支持し、この支持状態の幼児にシートベルト
14を的確に装着することができる。また、子供向け使
用態様では、シートクッション11に着座した子供の背
部を凹所aから引出されて車両用シートのシートバック
Aの前面に略一致するシートバック12に支持し、この
支持状態の子供にシートベルト14を的確に装着するこ
とができる。
【0030】このように、当該チャイルドシート10に
おいては、幼児向け使用態様と子供向け使用態様に使い
分けをすることにより、身体の大きさの相違する幼児、
子供に対して的確な支持をすることができるが、特に、
当該チャイルドシート10においては、凹所aから引出
されたシートクッション11を左右一対の支持ベルト1
3にて略水平状態に支持して、シートクッション11に
対する車両用シートのシートクッションBの関わりを解
消し、または、シートクッションBのクッション作用の
影響を規制している。
おいては、幼児向け使用態様と子供向け使用態様に使い
分けをすることにより、身体の大きさの相違する幼児、
子供に対して的確な支持をすることができるが、特に、
当該チャイルドシート10においては、凹所aから引出
されたシートクッション11を左右一対の支持ベルト1
3にて略水平状態に支持して、シートクッション11に
対する車両用シートのシートクッションBの関わりを解
消し、または、シートクッションBのクッション作用の
影響を規制している。
【0031】これにより、幼児または子供がシートクッ
ション11に着座した状態では、シートクッション11
が車両用シートのシートクッションBのクッション作用
の影響を受けることがなく、着座する幼児や子供の体重
の相違によりシートクッション11の撓み量が大きくこ
となることがなく、かつ、撓み量の相違によりシートク
ッションの傾斜角度が大きく異なることがない。このた
め、当該形式のチャイルドシート10においては、シー
トクッション11に着座する幼児や子供の着座姿勢は十
分に安定したものとなる。また、当該チャイルドシート
10においては、車両の正面衝突時には、シートベルト
13で拘束されている幼児や子供には、臀部がシートク
ッション11に沈み込むサブマリン現象が発生すること
がなく、シートベルト14は幼児や子供の腰部に対する
拘束を的確に維持する。
ション11に着座した状態では、シートクッション11
が車両用シートのシートクッションBのクッション作用
の影響を受けることがなく、着座する幼児や子供の体重
の相違によりシートクッション11の撓み量が大きくこ
となることがなく、かつ、撓み量の相違によりシートク
ッションの傾斜角度が大きく異なることがない。このた
め、当該形式のチャイルドシート10においては、シー
トクッション11に着座する幼児や子供の着座姿勢は十
分に安定したものとなる。また、当該チャイルドシート
10においては、車両の正面衝突時には、シートベルト
13で拘束されている幼児や子供には、臀部がシートク
ッション11に沈み込むサブマリン現象が発生すること
がなく、シートベルト14は幼児や子供の腰部に対する
拘束を的確に維持する。
【0032】図8は、当該チャイルドシート10におけ
る支持ベルト14を左右一対のリンク機構17に変更し
た例であり、リンク機構17は、互いに連結した第1リ
ンク17aと第2リンク17bとからなり、第1リンク
17aの一端はシートクッション11の側部に連結さ
れ、かつ、第2リンク17bの一端はシートバック12
の側部に連結されている。かかる構成においては、両リ
ンク17a,17bの連結点で折畳むことにより、シー
トクッション11を凹所aに収納することができるとと
もに、両リンク17a,17bを引延ばすことによりシ
ートクッション11を引出すことができる。
る支持ベルト14を左右一対のリンク機構17に変更し
た例であり、リンク機構17は、互いに連結した第1リ
ンク17aと第2リンク17bとからなり、第1リンク
17aの一端はシートクッション11の側部に連結さ
れ、かつ、第2リンク17bの一端はシートバック12
の側部に連結されている。かかる構成においては、両リ
ンク17a,17bの連結点で折畳むことにより、シー
トクッション11を凹所aに収納することができるとと
もに、両リンク17a,17bを引延ばすことによりシ
ートクッション11を引出すことができる。
【0033】図9は、当該チャイルドシート10におけ
る支持ベルト14を、特殊な支持手段18に変更した例
であり、支持手段18は、左右一対の支持ベルト18a
と、支持ベルト18aの一端に連結したピストン18b
と、重量センサ18cと、コンピュータ18dにて構成
されている。ピストン18bには、支持ベルト18aに
過剰な張力が作用した際に爆発する複数の火薬が内蔵さ
れていて、車両が正面衝突して支持ベルト18aに過剰
な張力が作用した際火薬が爆発する。これにより、ピス
トン18bは支持ベルト18aを所定量引張って、シー
トクッション11を上方傾斜すべく機能する。
る支持ベルト14を、特殊な支持手段18に変更した例
であり、支持手段18は、左右一対の支持ベルト18a
と、支持ベルト18aの一端に連結したピストン18b
と、重量センサ18cと、コンピュータ18dにて構成
されている。ピストン18bには、支持ベルト18aに
過剰な張力が作用した際に爆発する複数の火薬が内蔵さ
れていて、車両が正面衝突して支持ベルト18aに過剰
な張力が作用した際火薬が爆発する。これにより、ピス
トン18bは支持ベルト18aを所定量引張って、シー
トクッション11を上方傾斜すべく機能する。
【0034】当該支持手段18において、コンピュータ
18dは、重量センサ18cにて検出した着座している
幼児や子供の重量に基づいてピストン18b内の火薬の
爆発個数を予め設定しておき、車両が正面衝突して支持
ベルト18aに過剰な張力が作用した際、幼児や子供の
重量に応じた量の火薬を爆発させて、幼児や子供の重量
に応じて引張するようになっている。
18dは、重量センサ18cにて検出した着座している
幼児や子供の重量に基づいてピストン18b内の火薬の
爆発個数を予め設定しておき、車両が正面衝突して支持
ベルト18aに過剰な張力が作用した際、幼児や子供の
重量に応じた量の火薬を爆発させて、幼児や子供の重量
に応じて引張するようになっている。
【図1】本発明の一例に係るチャイルドシートの収納状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図2】同チャイルドシートの幼児向け使用態様を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】同チャイルドシートにおけるシートバックのみ
を子供向け使用態様の位置に移動した状態での同シート
バックを透視した状態の斜視図である。
を子供向け使用態様の位置に移動した状態での同シート
バックを透視した状態の斜視図である。
【図4】同チャイルドシートの収納状態を示す縦断側面
図である。
図である。
【図5】同チャイルドシートの幼児向け使用態様を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図6】同チャイルドシートの子供向け使用態様を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図7】同チャイルドシートの連結機構であって、幼児
向け使用態様における側面図(a)、使用態様の変更途
中における側面図(b)、および子供向け使用態様にお
ける使用態様における側面図(c)である。
向け使用態様における側面図(a)、使用態様の変更途
中における側面図(b)、および子供向け使用態様にお
ける使用態様における側面図(c)である。
【図8】本発明の他の一例に係るチャイルドシートの幼
児向け使用態様を示す縦断側面図である。
児向け使用態様を示す縦断側面図である。
【図9】本発明のさらに他の一例に係るチャイルドシー
トの幼児向け使用態様を示す縦断側面図である。
トの幼児向け使用態様を示す縦断側面図である。
10…チャイルドシート、11…シートクッション、1
2…シートバック、12a…カバー、12b…スリット
孔、13…支持ベルト、14…シートベルト、15…後
側起立壁部、15a…スリット孔、16…取手、17…
リンク機構、17a…第1リンク、17b…第2リン
ク、18…支持手段、18a…支持ベルト、18b…ピ
ストン、18c…重量センサ、18d…コンピュータ、
20…連結機構、21…第1ブラケット、21a…スト
ッパー片、22…第2ブラケット、23…リンク、24
…テンションスプリング、A…車両用シートのシートバ
ック、a…凹所、B…車両用シートのシートクッショ
ン。
2…シートバック、12a…カバー、12b…スリット
孔、13…支持ベルト、14…シートベルト、15…後
側起立壁部、15a…スリット孔、16…取手、17…
リンク機構、17a…第1リンク、17b…第2リン
ク、18…支持手段、18a…支持ベルト、18b…ピ
ストン、18c…重量センサ、18d…コンピュータ、
20…連結機構、21…第1ブラケット、21a…スト
ッパー片、22…第2ブラケット、23…リンク、24
…テンションスプリング、A…車両用シートのシートバ
ック、a…凹所、B…車両用シートのシートクッショ
ン。
Claims (6)
- 【請求項1】車両用シートのシートバックに設けた前方
へ開口する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に
取付けられて、非使用時には倒立状態で前記凹所に収納
され、かつ、同凹所から水平状態に取出して使用される
シートクッションを有する車両用チャイルドシートであ
り、当該チャイルドシートは、前記シートクッションが
前記凹所から取出された際に同シートクッションを水平
状態に支持する支持手段を備えていることを特徴とする
車両用チャイルドシート。 - 【請求項2】車両用シートのシートバックに設けた前方
へ開口する凹所の下方部にて後端部を上下方向に回動に
取付けられて、非使用時には倒立状態で前記凹所に収納
され、かつ、同凹所から水平状態に取出して使用される
シートクッションを有する車両用チャイルドシートであ
り、当該チャイルドシートは、前記凹所にて前後方向に
移動可能で後退位置および前進位置にて移動を規制され
前進位置では前記車両用シートのシートバックの前面に
略一致するシートバックを備え、同シートバックの下端
部に前記シートクッションの後端部が上下方向に回動に
取付けられていることを特徴とする車両用チャイルドシ
ート。 - 【請求項3】請求項2に記載の車両用チャイルドシート
において、当該チャイルドシートは、前記シートクッシ
ョンが前記凹所から取出された際に同シートクッション
を水平状態に支持する支持手段を備えていることを特徴
とする車両用チャイルドシート。 - 【請求項4】請求項1または3に記載の車両用チャイル
ドシートにおいて、前記支持手段は可撓性のバンドまた
は折畳み可能なリンクであることを特徴とする車両用チ
ャイルドシート。 - 【請求項5】請求項1または3に記載の車両用チャイル
ドシートにおいて、前記支持手段は、可撓性のバンド
と、車両の衝突時に作動して前記バンドを前記シートク
ッションの着座者の体重に応じて伸張する伸張手段にて
構成されていることを特徴とする車両用チャイルドシー
ト。 - 【請求項6】請求項2または3に記載の車両用チャイル
ドシートにおいて、前記シートバックは左右一対の連結
機構を介して前記凹所の後壁部に連結されていて、前記
連結機構は、前記シートバック側に設けた第1ブラケッ
トと、前記後壁部側に設けた第2ブラケットと、これら
両ブラケットに各端部を回動可能に連結され前記第2ブ
ラケットとの連結点を回動支点として回動して前記第1
ブラケットを介して前記シートバックを前後方向へ移動
させるリンクと、前記第1ブラケットに設けられて前記
シートバックが前進位置に位置した際前記リンクに係合
して同リンクのそれ以上の回動を規制するストッパと、
前記リンクと前記後壁部間に掛止されて前記リンクを介
して前記第1ブラケットを常に上方へ付勢するスプリン
グを備えていることを特徴とする車両用チャイルドシー
ト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000025353A JP2001213205A (ja) | 2000-02-02 | 2000-02-02 | 車両用チャイルドシート |
US09/773,817 US20020030394A1 (en) | 2000-02-02 | 2001-02-02 | Child seat assembled with vehicle seat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000025353A JP2001213205A (ja) | 2000-02-02 | 2000-02-02 | 車両用チャイルドシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001213205A true JP2001213205A (ja) | 2001-08-07 |
Family
ID=18551220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000025353A Pending JP2001213205A (ja) | 2000-02-02 | 2000-02-02 | 車両用チャイルドシート |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020030394A1 (ja) |
JP (1) | JP2001213205A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10249465A1 (de) * | 2002-10-24 | 2004-05-06 | Robert Bosch Gmbh | Kindersitz und Verfahren zur Kindersitzerkennung |
US7517016B1 (en) | 2005-12-27 | 2009-04-14 | Eugene West | Vehicle child seat |
EP1873007A1 (en) * | 2006-06-29 | 2008-01-02 | Manuel Toril Espejo | Multifunction back seat for motor vehicles |
US9227535B2 (en) * | 2012-09-25 | 2016-01-05 | Zodiac Seats Us Llc | Aircraft integrated child seat |
US9676305B2 (en) * | 2014-08-18 | 2017-06-13 | Tum Create Limited | Vehicle seat with integrated child seat |
US9764662B1 (en) * | 2016-03-15 | 2017-09-19 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle seat assembly with integral child seat module |
US10632870B1 (en) * | 2018-11-19 | 2020-04-28 | GM Global Technology Operations LLC | Integrated child seat upper harness attachment and routing methods |
CN109223424A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-01-18 | 吴峣 | 一种耳鼻喉科检查座椅 |
US10875425B1 (en) * | 2019-02-22 | 2020-12-29 | Wilson Ashu | Combination child seat and blanket |
CN112895994B (zh) * | 2021-03-15 | 2022-04-19 | 宜宾职业技术学院 | 一种可升降高度的安全座椅 |
-
2000
- 2000-02-02 JP JP2000025353A patent/JP2001213205A/ja active Pending
-
2001
- 2001-02-02 US US09/773,817 patent/US20020030394A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020030394A1 (en) | 2002-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041018 |