JPH0416760Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416760Y2 JPH0416760Y2 JP1985061060U JP6106085U JPH0416760Y2 JP H0416760 Y2 JPH0416760 Y2 JP H0416760Y2 JP 1985061060 U JP1985061060 U JP 1985061060U JP 6106085 U JP6106085 U JP 6106085U JP H0416760 Y2 JPH0416760 Y2 JP H0416760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- bag
- belt
- support member
- seat bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 210000000038 chest Anatomy 0.000 description 3
- 210000000481 breast Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
- B60N2/3081—Seats convertible into parts of the seat cushion or the back-rest or disapppearing therein, e.g. for children
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、乗員、特に幼児を拘束するため等
に使用されるシートベルトを備えたシートに関す
る。
に使用されるシートベルトを備えたシートに関す
る。
〔技術的背景及び問題点〕
一般に、自動車等のシートを反転させ、反転さ
せたシートバツクを利用して幼児を着座させるた
めに、シートツバツクにシートベルトを備えて構
成されるシートがある(実開昭58−87631号公報
参照)。しかしながら、このようなシートは幼児
の座り心地が悪いため、本出願人は先に実願昭59
−1743号に示すシートを提案している。このシー
トはシートバツクとパラレルリンク等を用い反転
可能にし、反転したシートバツクに設けたシート
ベルトを利用して幼児を拘束するものである。と
ころで、この種のシートベルトは幼児の体格に合
わせて構成される必要があるため、シートベルト
の端部は、例えば、シートバツクフレームの上下
中間部に架設したパイプに支持させるか、パイプ
を中継してシートバツクフレームの下端に支持さ
せるものとなる。ところが、このようなシートを
反転させないで、通常状態で大人が着座した場合
には、シートバツクフレームの中間部に架設した
パイプがシートバツククツシヨンを介して丁度背
中の位置に当るため、シートバツクのクツシヨン
性を損ない、快適な乗り心地を得ることができな
いという欠点があつた。
せたシートバツクを利用して幼児を着座させるた
めに、シートツバツクにシートベルトを備えて構
成されるシートがある(実開昭58−87631号公報
参照)。しかしながら、このようなシートは幼児
の座り心地が悪いため、本出願人は先に実願昭59
−1743号に示すシートを提案している。このシー
トはシートバツクとパラレルリンク等を用い反転
可能にし、反転したシートバツクに設けたシート
ベルトを利用して幼児を拘束するものである。と
ころで、この種のシートベルトは幼児の体格に合
わせて構成される必要があるため、シートベルト
の端部は、例えば、シートバツクフレームの上下
中間部に架設したパイプに支持させるか、パイプ
を中継してシートバツクフレームの下端に支持さ
せるものとなる。ところが、このようなシートを
反転させないで、通常状態で大人が着座した場合
には、シートバツクフレームの中間部に架設した
パイプがシートバツククツシヨンを介して丁度背
中の位置に当るため、シートバツクのクツシヨン
性を損ない、快適な乗り心地を得ることができな
いという欠点があつた。
この考案は叙上の如き実情に鑑み、その問題点
を解消すべく創案されたものであつて、シートバ
ツクの背面側に子供を拘束可能なシートベルトを
備えたものでありながら、シートバツクのクツシ
ヨン性を損なわないシートの提供を目的とする。
を解消すべく創案されたものであつて、シートバ
ツクの背面側に子供を拘束可能なシートベルトを
備えたものでありながら、シートバツクのクツシ
ヨン性を損なわないシートの提供を目的とする。
この考案は、シートクツシヨンと、このシート
クツシヨンの後部に位置したシートバツクとから
なり、前記シートバツクを可動支持機構によりシ
ートクツシヨンの前部へ位置変更可能に支持し、
前記シートバツクをシートクツシヨンの前部へ位
置変更させて子供を着座させるシートであつて、
前記着座させる子供を拘束するためのシートベル
トの一端を前記シートバツクの下端に支持し、前
記シートベルトを前記シートバツクの内部を挿通
してシートバツク上部からシートバツク背面外部
へ引出して設け、前記シートベルトの他端を前記
シートクツシヨンの後部に支持し、前記シートバ
ツクの上部内に前記シートベルトを支持する支持
部材を設け、この支持部材を前記シートバツクに
揺動変位自在に取付けた構成とした。
クツシヨンの後部に位置したシートバツクとから
なり、前記シートバツクを可動支持機構によりシ
ートクツシヨンの前部へ位置変更可能に支持し、
前記シートバツクをシートクツシヨンの前部へ位
置変更させて子供を着座させるシートであつて、
前記着座させる子供を拘束するためのシートベル
トの一端を前記シートバツクの下端に支持し、前
記シートベルトを前記シートバツクの内部を挿通
してシートバツク上部からシートバツク背面外部
へ引出して設け、前記シートベルトの他端を前記
シートクツシヨンの後部に支持し、前記シートバ
ツクの上部内に前記シートベルトを支持する支持
部材を設け、この支持部材を前記シートバツクに
揺動変位自在に取付けた構成とした。
この考案を図面に示された車両用のシートの一
実施例に基づいて説明する。
実施例に基づいて説明する。
第1図において、車室内にはシート1が配設さ
れており、このシート1のシートバツク2にはそ
のパツド3内の四周縁にパイプ製のシートバツク
フレーム4が図示しないスプリングを架設して配
設されている。また、シートバツク2は第1図で
はシートクツシヨン5の前端位置に起立している
が、シートクツシヨン5の前端位置と後端位置に
起立位置を変更可能に構成されており、シートバ
ツク2の起立位置を変更するこにより、前向きに
も後向きにも着座可能となつている。シートクツ
シヨン5はシートバツク2と同様、パツド6内の
四周縁にスプリングを架設したパイプ製のフレー
ムが配設されものであるが、第1図においては省
略した。
れており、このシート1のシートバツク2にはそ
のパツド3内の四周縁にパイプ製のシートバツク
フレーム4が図示しないスプリングを架設して配
設されている。また、シートバツク2は第1図で
はシートクツシヨン5の前端位置に起立している
が、シートクツシヨン5の前端位置と後端位置に
起立位置を変更可能に構成されており、シートバ
ツク2の起立位置を変更するこにより、前向きに
も後向きにも着座可能となつている。シートクツ
シヨン5はシートバツク2と同様、パツド6内の
四周縁にスプリングを架設したパイプ製のフレー
ムが配設されものであるが、第1図においては省
略した。
7はシートバツク2の起立位置を変更する可動
支持機構である。可動支持機構7は車体側に固定
されているもので、シートクツシヨン5の両側前
後方向に設けられ、前後方向の溝8aが形成され
た案内部8と、案内部8の中央位置を回動支点と
し、溝8aをシートツシヨン5の前端位置から後
端位置まで溝8aに案内されて回動可能な平行リ
ンク9と、平行リンク9の端部に相対回動可能に
取付けられたリクライニングデイバイス10とか
ら構成されている。7a′,7bは平行リンク9の
前後回動位置を位置決めするストツパである。シ
ートバツク2は、その下側がリクライニングデイ
バイス10のアーム11に連結されている。
支持機構である。可動支持機構7は車体側に固定
されているもので、シートクツシヨン5の両側前
後方向に設けられ、前後方向の溝8aが形成され
た案内部8と、案内部8の中央位置を回動支点と
し、溝8aをシートツシヨン5の前端位置から後
端位置まで溝8aに案内されて回動可能な平行リ
ンク9と、平行リンク9の端部に相対回動可能に
取付けられたリクライニングデイバイス10とか
ら構成されている。7a′,7bは平行リンク9の
前後回動位置を位置決めするストツパである。シ
ートバツク2は、その下側がリクライニングデイ
バイス10のアーム11に連結されている。
12は幼児を拘束してシート1に着座させる拘
束手段としてのシートベルト(以下単に「ベル
ト」と称す)であつて、このベルト12は途中で
2本に分岐された構成となつており、通常シート
バツク2の背面に設けられて次のように支持され
ている。すなわち、リトラクタ13は前記シート
バツクフレーム4の下端部に固定されており、ベ
ルト12の一端が、このリトラクタ13に巻取ら
れている。このリトラクタ13による巻取りは、
図示しないスプリングにより巻取方向に付勢され
た構成となつている。こうしてベルト12の一端
がシートバツク2の下端に支持された構成となつ
ている。
束手段としてのシートベルト(以下単に「ベル
ト」と称す)であつて、このベルト12は途中で
2本に分岐された構成となつており、通常シート
バツク2の背面に設けられて次のように支持され
ている。すなわち、リトラクタ13は前記シート
バツクフレーム4の下端部に固定されており、ベ
ルト12の一端が、このリトラクタ13に巻取ら
れている。このリトラクタ13による巻取りは、
図示しないスプリングにより巻取方向に付勢され
た構成となつている。こうしてベルト12の一端
がシートバツク2の下端に支持された構成となつ
ている。
一方、シートバツクフレーム4の上端部にはブ
ラケツト15を介して一対の支持部材16が間隔
を存して固定され、シートバツク2の上部内にベ
ルト12を支持する支持部材16を設けた構成と
なつており、この支持部材16に支持され挿通部
材17に上記ベルト12の先端側が挿入され、シ
ートバツク2に形成れた引出口18から、その背
面側に引出されている。従つて、ベルト12をシ
ートバツク2の内部を挿通してシートバツク2上
部からシートバツク2背面外部へ引出して設けた
構成となつている。第2図に示すように、ブラケ
ツト15は円環部15aと円環部15aの一部か
ら平行に延設した連結片15bを構えており、ま
た、支持部材16は可撓性部材により形成される
ものであつて、円環部16aと円環部16aの一
部から平行に延設した連結片16bとを備えてお
り、さらに、挿通部材17はベルト12の挿通孔
17aを備えてリング状に形成されている。そし
て、ブラケツト15の円環部15aが前記フレー
ム4の上部に環着され、連結片15aで支持部材
16の連結片16aを挟圧し、両者はボルトナツ
ト19により連結され、さらに、支持部材16の
円環部16aが挿通部材17に環着されており、
大人がシート1に座り、シートバツク2に凭れか
かつたときは、この着座時の荷重に応じて、支持
部材16がブラケツト15との連結部位を支点と
して後方側に撓むようになつている。従つて、支
持部材16をシートバツク2に揺動変位自在に取
付けた構成となつている。
ラケツト15を介して一対の支持部材16が間隔
を存して固定され、シートバツク2の上部内にベ
ルト12を支持する支持部材16を設けた構成と
なつており、この支持部材16に支持され挿通部
材17に上記ベルト12の先端側が挿入され、シ
ートバツク2に形成れた引出口18から、その背
面側に引出されている。従つて、ベルト12をシ
ートバツク2の内部を挿通してシートバツク2上
部からシートバツク2背面外部へ引出して設けた
構成となつている。第2図に示すように、ブラケ
ツト15は円環部15aと円環部15aの一部か
ら平行に延設した連結片15bを構えており、ま
た、支持部材16は可撓性部材により形成される
ものであつて、円環部16aと円環部16aの一
部から平行に延設した連結片16bとを備えてお
り、さらに、挿通部材17はベルト12の挿通孔
17aを備えてリング状に形成されている。そし
て、ブラケツト15の円環部15aが前記フレー
ム4の上部に環着され、連結片15aで支持部材
16の連結片16aを挟圧し、両者はボルトナツ
ト19により連結され、さらに、支持部材16の
円環部16aが挿通部材17に環着されており、
大人がシート1に座り、シートバツク2に凭れか
かつたときは、この着座時の荷重に応じて、支持
部材16がブラケツト15との連結部位を支点と
して後方側に撓むようになつている。従つて、支
持部材16をシートバツク2に揺動変位自在に取
付けた構成となつている。
また、シートバツク2の背面側に引出されたベ
ルト12の先端側は逆三角形の胸当てパツト20
が固定されており、この胸当てパツド20の先端
に係合タング21が設けれている。そして、この
係合タング21はシートクツシヨン5の後端位置
において図示しないシートフレームに固定された
インナーバツクル22に係合可能に構成されてい
る。したがつて、シートバツク2の上端側からシ
ートバツク2の外部に引出され乗員としての幼児
を拘束可能な構成となつている。
ルト12の先端側は逆三角形の胸当てパツト20
が固定されており、この胸当てパツド20の先端
に係合タング21が設けれている。そして、この
係合タング21はシートクツシヨン5の後端位置
において図示しないシートフレームに固定された
インナーバツクル22に係合可能に構成されてい
る。したがつて、シートバツク2の上端側からシ
ートバツク2の外部に引出され乗員としての幼児
を拘束可能な構成となつている。
次にこの考案の作用を説明する。
幼児をベルト12により拘束して着座させるに
は、まず、通常シートクツシヨン5の後端位置に
起立しており、前向きに着座可能となつているシ
ートバツク2を可動支持機構7により前端位置に
起立せしめチヤイルドシートとして構成する。こ
のとき、平行リンク9はストツパ7aで位置決め
される。起立位置の変更はシートバツク2を前端
側に向けて押し出すと、案内部8の中央位置を回
動支点として、溝8aに案内され、平行リンク9
がリクライニングデイバイス10に対して相対回
動しつつ前端側に回動し、溝8aに規制されて回
動停止してストツパ7aで位置決めされる。この
ためシートバツク2はシートクツシヨン5の前端
位置にて固定されて起立する。この状態で、幼児
は後向きに着座可能となる。次いで、シート1に
幼児を後向きに着座させる一方で、係合タング2
1、胸当てパツド20等適宜個所を把持し、リト
ラクタ13に巻取方向に付勢されているベルト1
2の先端側をリトラクタ13の付勢力に抗してシ
ートバツク2に形成された引出口18から、その
背面側に引出す。このベルト12の引出しは、挿
通部材17を介して行うので、円滑に行うことが
できる。ベルト14を引出したならば、ベルト1
2間に幼児の頭部を出して、ベルト14の先端に
ついている係合タング21をインナーバツクル2
2に係合する。この状態で、胸当てパツド20が
幼児の胸部に位置すると共に、リトラクタ13に
より巻取方向に付勢されているベルト12によ
り、幼児はシートバツク2の方向に押圧されるの
で、拘束された状態で着座させられることにな
る。したがつて、幼児の自由な動きは制限され、
走行中における安全が確保できる。
は、まず、通常シートクツシヨン5の後端位置に
起立しており、前向きに着座可能となつているシ
ートバツク2を可動支持機構7により前端位置に
起立せしめチヤイルドシートとして構成する。こ
のとき、平行リンク9はストツパ7aで位置決め
される。起立位置の変更はシートバツク2を前端
側に向けて押し出すと、案内部8の中央位置を回
動支点として、溝8aに案内され、平行リンク9
がリクライニングデイバイス10に対して相対回
動しつつ前端側に回動し、溝8aに規制されて回
動停止してストツパ7aで位置決めされる。この
ためシートバツク2はシートクツシヨン5の前端
位置にて固定されて起立する。この状態で、幼児
は後向きに着座可能となる。次いで、シート1に
幼児を後向きに着座させる一方で、係合タング2
1、胸当てパツド20等適宜個所を把持し、リト
ラクタ13に巻取方向に付勢されているベルト1
2の先端側をリトラクタ13の付勢力に抗してシ
ートバツク2に形成された引出口18から、その
背面側に引出す。このベルト12の引出しは、挿
通部材17を介して行うので、円滑に行うことが
できる。ベルト14を引出したならば、ベルト1
2間に幼児の頭部を出して、ベルト14の先端に
ついている係合タング21をインナーバツクル2
2に係合する。この状態で、胸当てパツド20が
幼児の胸部に位置すると共に、リトラクタ13に
より巻取方向に付勢されているベルト12によ
り、幼児はシートバツク2の方向に押圧されるの
で、拘束された状態で着座させられることにな
る。したがつて、幼児の自由な動きは制限され、
走行中における安全が確保できる。
一方、シートバツク2がシートクツシヨン5の
後端位置に起立しており、前向きに着座可能とな
つているシート1に大人が第3図に示すように着
座すると支持部材16、挿通部材17がパツド3
を介して背中位置に当たる。ところが、支持部材
16は可撓性部材により形成されており、しか
も、シートバツク2内上部側でシートバツクフレ
ーム4に取付けられており、大人がシートバツク
2に凭れかかると、矢印方向の荷重に応じて、ブ
ラケツト15との連結部位を支点として後方側に
撓み、挿通部材17とともに後方側に移動するの
で、大人の背中に異物感を抱かせることが全くな
い。したがつて、拘束手段であるベルト12に何
ら煩わされることなく、シートバツク2のクツシ
ヨン勢を損なわずに大人も快適な乗り心地を得る
ことができる。
後端位置に起立しており、前向きに着座可能とな
つているシート1に大人が第3図に示すように着
座すると支持部材16、挿通部材17がパツド3
を介して背中位置に当たる。ところが、支持部材
16は可撓性部材により形成されており、しか
も、シートバツク2内上部側でシートバツクフレ
ーム4に取付けられており、大人がシートバツク
2に凭れかかると、矢印方向の荷重に応じて、ブ
ラケツト15との連結部位を支点として後方側に
撓み、挿通部材17とともに後方側に移動するの
で、大人の背中に異物感を抱かせることが全くな
い。したがつて、拘束手段であるベルト12に何
ら煩わされることなく、シートバツク2のクツシ
ヨン勢を損なわずに大人も快適な乗り心地を得る
ことができる。
なお、シートバツク2がシートクツシヨン5の
先端位置に起立しており、、後向きに着座可能と
なつているときは、幼児ばかりでなく、大人も着
座することができ、また、上記のように前向きに
着座したときと同様に、支持部材16と挿通部材
17とは着座に応じて後方側に移動するので、背
中に異物感を抱くことなく、快適に着座すること
ができる。シートバツク2がリクライニングデイ
バイス10によつて、リクイニングできるのは勿
論である。
先端位置に起立しており、、後向きに着座可能と
なつているときは、幼児ばかりでなく、大人も着
座することができ、また、上記のように前向きに
着座したときと同様に、支持部材16と挿通部材
17とは着座に応じて後方側に移動するので、背
中に異物感を抱くことなく、快適に着座すること
ができる。シートバツク2がリクライニングデイ
バイス10によつて、リクイニングできるのは勿
論である。
また、上記実施例については支持部材16を可
撓性部材ににより形成したものについて示したが
これに限定されるものではなく、ブラケツト15
の円環部15aを回動可能に構成して、後方側に
移動させるものでもよく、要は、大人の着座に応
じて、支持部材16が後方側に移動するものなら
ばよい。
撓性部材ににより形成したものについて示したが
これに限定されるものではなく、ブラケツト15
の円環部15aを回動可能に構成して、後方側に
移動させるものでもよく、要は、大人の着座に応
じて、支持部材16が後方側に移動するものなら
ばよい。
さらに、本実施例は、拘束手段12をシートバ
ツク2の背面側に設けたものについて示したが、
前面側に設けるものであつてもよい。
ツク2の背面側に設けたものについて示したが、
前面側に設けるものであつてもよい。
また、支持部材16は長さを調節可能に構成し
て、ベルト14の引出口18からの引出し高さ
を、幼児の成長に合わせて調節できるようにして
もよい。
て、ベルト14の引出口18からの引出し高さ
を、幼児の成長に合わせて調節できるようにして
もよい。
拘束手段12は幼児用のものについて示した
が、大人用のものであつてもよい。
が、大人用のものであつてもよい。
さらに、本実施例は車両用のシートについて示
したが、これに限定されず、航空機、船舶等種々
の乗物にも適用することができる。
したが、これに限定されず、航空機、船舶等種々
の乗物にも適用することができる。
以上より明らかなように、この考案の構成によ
ればシートバツクをシートクツシヨンの前部へ位
置変更させシートバツクの背面とシートクツシヨ
ンとにより子供を着座させ得るチヤイルドシート
を構成することができ、着座させる子供をシート
ベルトで拘束することができる。しかもシートバ
ツクをシートクツシヨンの後部へ戻して通常のシ
ートとして利用する場合、着座者がシートバツク
に寄りかかるとシートバツクが撓み、この撓みに
よつてシートベルトの支持部材に荷重が作用する
と支持部材は揺動変位することができ、シートバ
ツクのクツシヨン性を損なうことがない。従つて
快適な乗り心地を得ることができる。
ればシートバツクをシートクツシヨンの前部へ位
置変更させシートバツクの背面とシートクツシヨ
ンとにより子供を着座させ得るチヤイルドシート
を構成することができ、着座させる子供をシート
ベルトで拘束することができる。しかもシートバ
ツクをシートクツシヨンの後部へ戻して通常のシ
ートとして利用する場合、着座者がシートバツク
に寄りかかるとシートバツクが撓み、この撓みに
よつてシートベルトの支持部材に荷重が作用する
と支持部材は揺動変位することができ、シートバ
ツクのクツシヨン性を損なうことがない。従つて
快適な乗り心地を得ることができる。
第1図は本考案の一実施例に係るシートの全体
斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は作用説明図である。 1……シート、2……シートバツク、4……シ
ートバツクフレーム、14……ベルト、16……
支持部材。
斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は作用説明図である。 1……シート、2……シートバツク、4……シ
ートバツクフレーム、14……ベルト、16……
支持部材。
Claims (1)
- シートクツシヨンと、このシートクツシヨンの
後部に位置したシートバツクとからなり、前記シ
ートバツクを可動支持機構によりシートクツシヨ
ンの前部へ位置変更可能に支持し、前記シートバ
ツクをシートクツシヨンの前部へ位置変更させて
子供を着座させるシートであつて、前記着座させ
る子供を拘束するためのシートベルトの一端を前
記シートバツクの下端に支持し、前記シートベル
トを前記シートバツクの内部を挿通してシートバ
ツク上部からシートバツク背面外部へ引出して設
け、前記シートベルトの他端を前記シートクツシ
ヨンの後部に支持し、前記シートバツクの上部内
に前記シートベルトを支持する支持部材を設け、
この支持部材を前記シートバツクに揺動変位自在
に取付けたことを特徴とするシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985061060U JPH0416760Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985061060U JPH0416760Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61177927U JPS61177927U (ja) | 1986-11-06 |
JPH0416760Y2 true JPH0416760Y2 (ja) | 1992-04-15 |
Family
ID=30588983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985061060U Expired JPH0416760Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416760Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108501779A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-09-07 | 宁波高新区新柯保汽车科技有限公司 | 一种汽车座椅 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5954325U (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-10 | タカタ株式会社 | 子供用保護シ−ト |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP1985061060U patent/JPH0416760Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108501779A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-09-07 | 宁波高新区新柯保汽车科技有限公司 | 一种汽车座椅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61177927U (ja) | 1986-11-06 |
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