JP2001018696A - 自動車用年少者安全座席 - Google Patents
自動車用年少者安全座席Info
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- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 abstract 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- B60N2/2806—Adaptations for seat belts for securing the child seat to the vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブースタと呼ばれるタイプの自動車用年少者
安全座席において、体の大きな年少者３にもたらされて
いた腹部の圧迫感を解消できる自動車用年少者安全座席
を提供する。 【解決手段】 本発明に基づく自動車用年少者安全座席
１は、腰ベルトの高さを決める腰ベルト係合部１３を、
ベース部２４に対して変位可能な可動部材２５に設け、
ベース部２４に対する可動部材２５の変位を拘束するた
めのロック手段を備える。可動部材２５は軸Ｘ−Ｘを中
心に回転可能とする。使用者は、可動部材２５を回転さ
せることで、腰ベルトの高さを調節でき、スイッチ部１
６の向きを変えることによって高さを固定することがで
きる。
安全座席において、体の大きな年少者３にもたらされて
いた腹部の圧迫感を解消できる自動車用年少者安全座席
を提供する。 【解決手段】 本発明に基づく自動車用年少者安全座席
１は、腰ベルトの高さを決める腰ベルト係合部１３を、
ベース部２４に対して変位可能な可動部材２５に設け、
ベース部２４に対する可動部材２５の変位を拘束するた
めのロック手段を備える。可動部材２５は軸Ｘ−Ｘを中
心に回転可能とする。使用者は、可動部材２５を回転さ
せることで、腰ベルトの高さを調節でき、スイッチ部１
６の向きを変えることによって高さを固定することがで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の座席上
に載置され、この座席に備付けのシートベルトに含まれ
る腰ベルトを用いて、自動車の座席に固定されるととも
に年少者を拘束するタイプの自動車用年少者安全座席に
関するものである。
に載置され、この座席に備付けのシートベルトに含まれ
る腰ベルトを用いて、自動車の座席に固定されるととも
に年少者を拘束するタイプの自動車用年少者安全座席に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車に関する安全性の向上に対
する意識が高まりつつある中で、新生児、乳児、幼児、
学童（以下、これらの者を総称して年少者という。）を
自動車に乗せる場合に、年少者の自動車内での安全性を
確保するための装置として、自動車用年少者安全座席が
開発されている。
する意識が高まりつつある中で、新生児、乳児、幼児、
学童（以下、これらの者を総称して年少者という。）を
自動車に乗せる場合に、年少者の自動車内での安全性を
確保するための装置として、自動車用年少者安全座席が
開発されている。
【０００３】従来の自動車用年少者安全座席の一例を図
８に示す。この自動車用年少者安全座席１は、座高の低
い年少者が肩ベルトを含むタイプのシートベルトを装着
したときに、肩ベルトが顔にかからないように座面を高
くすることを目的とするタイプのものであり、一般に
「ブースタ」と呼ばれて市販されている。また、このタ
イプの自動車用年少者安全座席１は、自動車に備付けの
シートベルトに含まれる腰ベルトを用いて、自動車の座
席（以下、「自動車座席」という。）に固定される。
８に示す。この自動車用年少者安全座席１は、座高の低
い年少者が肩ベルトを含むタイプのシートベルトを装着
したときに、肩ベルトが顔にかからないように座面を高
くすることを目的とするタイプのものであり、一般に
「ブースタ」と呼ばれて市販されている。また、このタ
イプの自動車用年少者安全座席１は、自動車に備付けの
シートベルトに含まれる腰ベルトを用いて、自動車の座
席（以下、「自動車座席」という。）に固定される。
【０００４】この自動車用年少者安全座席１は、座面１
１と、側壁１２とを備える。側壁１２は、腰ベルト係合
部１３と、肩ベルト係合部１４とを有する。
１と、側壁１２とを備える。側壁１２は、腰ベルト係合
部１３と、肩ベルト係合部１４とを有する。
【０００５】この自動車用年少者安全座席１の使用時の
状態を図９に示す。自動車用年少者安全座席１は、自動
車座席２の上側に載置され、年少者３は座面１１によっ
て下側から支えられる。自動車に備付けのシートベルト
の一部である腰ベルト５が、その上側から張られる。腰
ベルト５はスリット１５を通って、側壁１２の切欠き部
分の内側に入り込み、腰ベルト係合部１３に係合され
る。腰ベルト５の先端には、タングプレート６があり、
タングプレート６をバックル７に接続することで、シー
トベルトの装着が完了し、自動車用年少者安全座席１お
よび年少者３は、自動車座席２に対して同時に固定され
る。
状態を図９に示す。自動車用年少者安全座席１は、自動
車座席２の上側に載置され、年少者３は座面１１によっ
て下側から支えられる。自動車に備付けのシートベルト
の一部である腰ベルト５が、その上側から張られる。腰
ベルト５はスリット１５を通って、側壁１２の切欠き部
分の内側に入り込み、腰ベルト係合部１３に係合され
る。腰ベルト５の先端には、タングプレート６があり、
タングプレート６をバックル７に接続することで、シー
トベルトの装着が完了し、自動車用年少者安全座席１お
よび年少者３は、自動車座席２に対して同時に固定され
る。
【０００６】一方、肩ベルト４は、年少者３に対して斜
め上方から掛かり、スリット１５を通って側壁１２に設
けられた肩ベルト係合部１４に係合される。自動車用年
少者安全座席１の座面１１が自動車座席２の座面に比べ
て高い位置にあるため、年少者３の座高が低い場合であ
っても、肩ベルト４が年少者３の顔に掛かることはな
く、年少者３の肩から正しく掛けることができる。
め上方から掛かり、スリット１５を通って側壁１２に設
けられた肩ベルト係合部１４に係合される。自動車用年
少者安全座席１の座面１１が自動車座席２の座面に比べ
て高い位置にあるため、年少者３の座高が低い場合であ
っても、肩ベルト４が年少者３の顔に掛かることはな
く、年少者３の肩から正しく掛けることができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】自動車用年少者安全座
席１を使用する年少者３には、個人差や年齢によって体
の大きさにばらつきがある。しかし、従来の自動車用年
少者安全座席１においては、腰ベルト５の張られる高さ
は、腰ベルト係合部１３の高さによって一定に決まる。
腰ベルト係合部１３は側壁１２の一部であり、側壁１２
は固定されていたため、腰ベルト係合部１３の高さは変
更することができなかった。そのため、体の大きな年少
者３にとっては、腰ベルト５が腹部の圧迫感をもたらす
ことがあり、問題となっていた。
席１を使用する年少者３には、個人差や年齢によって体
の大きさにばらつきがある。しかし、従来の自動車用年
少者安全座席１においては、腰ベルト５の張られる高さ
は、腰ベルト係合部１３の高さによって一定に決まる。
腰ベルト係合部１３は側壁１２の一部であり、側壁１２
は固定されていたため、腰ベルト係合部１３の高さは変
更することができなかった。そのため、体の大きな年少
者３にとっては、腰ベルト５が腹部の圧迫感をもたらす
ことがあり、問題となっていた。
【０００８】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたもので、使用する年少者の体の大きさに合わせ
て、腰ベルトの張られる高さを変更可能な自動車用年少
者安全座席を提供することを目的とする。
されたもので、使用する年少者の体の大きさに合わせ
て、腰ベルトの張られる高さを変更可能な自動車用年少
者安全座席を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に基づく自動車用年少者安全座席の１つの局
面においては、自動車に備付けの腰ベルトを用いて上記
自動車の座席に固定されるとともに年少者を拘束するタ
イプの自動車用年少者安全座席であって、年少者を下側
から支えるベース部と、上記ベース部の側方部分に位置
し、上記ベース部に対して高さ方向に変位可能に設けら
れている腰ベルト係合部と、上記腰ベルト係合部の高さ
位置を固定するロック手段とを備える、自動車用年少者
安全座席である。
め、本発明に基づく自動車用年少者安全座席の１つの局
面においては、自動車に備付けの腰ベルトを用いて上記
自動車の座席に固定されるとともに年少者を拘束するタ
イプの自動車用年少者安全座席であって、年少者を下側
から支えるベース部と、上記ベース部の側方部分に位置
し、上記ベース部に対して高さ方向に変位可能に設けら
れている腰ベルト係合部と、上記腰ベルト係合部の高さ
位置を固定するロック手段とを備える、自動車用年少者
安全座席である。
【００１０】上記構成を採用することにより、腰ベルト
係合部を変位させ、その高さ位置をロック手段によって
固定することができるため、年少者の体形に合った高さ
位置に腰ベルトを調節することが可能となる。
係合部を変位させ、その高さ位置をロック手段によって
固定することができるため、年少者の体形に合った高さ
位置に腰ベルトを調節することが可能となる。
【００１１】また、上記発明において好ましくは、上記
腰ベルト係合部が、上記ベース部に対して変位可能に設
けられた可動部材に設けられており、上記ロック手段
は、上記可動部材を上記ベース部に対して固定する。
腰ベルト係合部が、上記ベース部に対して変位可能に設
けられた可動部材に設けられており、上記ロック手段
は、上記可動部材を上記ベース部に対して固定する。
【００１２】上記構成を採用することにより、可動部材
を変位させることで、腰ベルト係合部の高さ位置を調節
することができるため、操作が容易となる。
を変位させることで、腰ベルト係合部の高さ位置を調節
することができるため、操作が容易となる。
【００１３】さらに、上記発明において好ましくは、上
記ベース部と上記可動部材とが互いに係合する係合箇所
が、上記ベース部および上記可動部材の少なくともいず
れか一方に、高さ方向に段階的に設けられている。
記ベース部と上記可動部材とが互いに係合する係合箇所
が、上記ベース部および上記可動部材の少なくともいず
れか一方に、高さ方向に段階的に設けられている。
【００１４】上記構成を採用することにより、可動部材
の高さを段階的に変更することができ、その結果、腰ベ
ルト係合部の高さ位置も段階的に変更することが可能と
なる。
の高さを段階的に変更することができ、その結果、腰ベ
ルト係合部の高さ位置も段階的に変更することが可能と
なる。
【００１５】さらに、上記発明において好ましくは、上
記係合箇所においては、上記ベース部と上記可動部材の
うちいずれか一方に設けられた突出部を他方に設けられ
た受容部に係合可能である。
記係合箇所においては、上記ベース部と上記可動部材の
うちいずれか一方に設けられた突出部を他方に設けられ
た受容部に係合可能である。
【００１６】上記構成を採用することにより、腰ベルト
係合部の高さを決定する際には、突出部を受容部に係合
すればよいため、係合操作が容易となる。
係合部の高さを決定する際には、突出部を受容部に係合
すればよいため、係合操作が容易となる。
【００１７】さらに、上記発明において好ましくは、上
記ベース部が、側面に、複数の上記受容部を溝によって
互いに連絡した歯付き溝を備え、上記可動部材が上記突
出部を備え、上記突出部が、上記歯付き溝に対して、高
さ方向および前後方向に変位可能である。
記ベース部が、側面に、複数の上記受容部を溝によって
互いに連絡した歯付き溝を備え、上記可動部材が上記突
出部を備え、上記突出部が、上記歯付き溝に対して、高
さ方向および前後方向に変位可能である。
【００１８】上記構成を採用することにより、突出部を
歯付き溝内で移動させることで腰ベルト係合部の高さ調
節を行なえるため、操作が容易となる。
歯付き溝内で移動させることで腰ベルト係合部の高さ調
節を行なえるため、操作が容易となる。
【００１９】さらに、上記発明において好ましくは、上
記可動部材が、上記ベース部に対して、軸によって連結
され、回転可能である。
記可動部材が、上記ベース部に対して、軸によって連結
され、回転可能である。
【００２０】上記構成を採用することにより、可動部材
を回転させることによって腰ベルトの高さを調節できる
ため、操作が単純化され、腰ベルトの高さ位置の調節が
容易になる。
を回転させることによって腰ベルトの高さを調節できる
ため、操作が単純化され、腰ベルトの高さ位置の調節が
容易になる。
【００２１】さらに、上記発明において好ましくは、上
記ロック手段が、上記ベース部に対して結合され、回転
可能なスイッチ部と、上記可動部材に設けられ、上記ス
イッチ部と係合可能なスイッチ部係合部とを備え、上記
可動部材の前後方向の変位によって、上記突出部が上記
受容部から離脱したときには、同時に、上記スイッチ部
係合部が、上記スイッチ部と係合することによって、上
記スイッチ部と上記可動部材との回転方向の相対運動を
拘束し、上記可動部材が、上記スイッチ部の回転中心を
中心として、回転可能となる。
記ロック手段が、上記ベース部に対して結合され、回転
可能なスイッチ部と、上記可動部材に設けられ、上記ス
イッチ部と係合可能なスイッチ部係合部とを備え、上記
可動部材の前後方向の変位によって、上記突出部が上記
受容部から離脱したときには、同時に、上記スイッチ部
係合部が、上記スイッチ部と係合することによって、上
記スイッチ部と上記可動部材との回転方向の相対運動を
拘束し、上記可動部材が、上記スイッチ部の回転中心を
中心として、回転可能となる。
【００２２】上記構成を採用することにより、突出部が
受容部から離脱している状態で可動部材がスイッチ部と
一体となって回転可能となる。逆に突出部が受容部に係
合した状態では、可動部材はスイッチ部と係合していな
いため、回転しなくなり、固定が確実となる。
受容部から離脱している状態で可動部材がスイッチ部と
一体となって回転可能となる。逆に突出部が受容部に係
合した状態では、可動部材はスイッチ部と係合していな
いため、回転しなくなり、固定が確実となる。
【００２３】さらに、上記発明において好ましくは、上
記スイッチ部が上記スイッチ部係合部に係合されていな
い状態で、上記スイッチ部の向きを変えることによっ
て、上記可動部材の前後方向の変位を拘束することが可
能である。
記スイッチ部が上記スイッチ部係合部に係合されていな
い状態で、上記スイッチ部の向きを変えることによっ
て、上記可動部材の前後方向の変位を拘束することが可
能である。
【００２４】上記構成を採用することにより、スイッチ
部の向きを変えることによって、可動部材は回転方向の
みならず前後方向の変位も拘束されるため、確実に固定
することが可能となる。したがって、使用する年少者に
とってより安全となる。
部の向きを変えることによって、可動部材は回転方向の
みならず前後方向の変位も拘束されるため、確実に固定
することが可能となる。したがって、使用する年少者に
とってより安全となる。
【００２５】さらに、上記発明において好ましくは、上
記可動部材が、切欠き部を有する板状の部材であって、
上記腰ベルト係合部が、上記切欠き部の内側に設けられ
ている。
記可動部材が、切欠き部を有する板状の部材であって、
上記腰ベルト係合部が、上記切欠き部の内側に設けられ
ている。
【００２６】上記構成を採用することにより、腰ベルト
を確実に腰ベルト係合部に係合することができる。
を確実に腰ベルト係合部に係合することができる。
【００２７】
【発明の実施の形態】（実施の形態１） （構造）図１に、本実施の形態における自動車用年少者
安全座席１の構造を示す。自動車用年少者安全座席１
は、ベース部２４と、可動部材２５とを備える。ベース
部２４は、座面１１とベース部側面２６とを備える。可
動部材２５は、腰ベルト係合部１３と、肩ベルト係合部
１４とを有する点は従来の側壁１２と共通であるが、ベ
ース部側面２６に取付けられており、スイッチ部１６の
中心を通る回転軸Ｘ−Ｘを中心として回転可能となって
いる点で従来の側壁１２と異なる。図１では、着席した
年少者３（図３参照）から見て右側（以下、特記ない限
り、「右側」、「左側」とは、着席した年少者３から見
たそれぞれ右側、左側をいう。）の可動部材２５につい
て詳細に図示しているが、本実施の形態における自動車
用年少者安全座席１は左右対称であり、左側の可動部材
２５も同様に回転可能である。両側の可動部材２５は、
それぞれ独立に回転可能である。なお、図１は、左側の
可動部材２５を下げ、右側の可動部材２５を上げた状態
を示す。
安全座席１の構造を示す。自動車用年少者安全座席１
は、ベース部２４と、可動部材２５とを備える。ベース
部２４は、座面１１とベース部側面２６とを備える。可
動部材２５は、腰ベルト係合部１３と、肩ベルト係合部
１４とを有する点は従来の側壁１２と共通であるが、ベ
ース部側面２６に取付けられており、スイッチ部１６の
中心を通る回転軸Ｘ−Ｘを中心として回転可能となって
いる点で従来の側壁１２と異なる。図１では、着席した
年少者３（図３参照）から見て右側（以下、特記ない限
り、「右側」、「左側」とは、着席した年少者３から見
たそれぞれ右側、左側をいう。）の可動部材２５につい
て詳細に図示しているが、本実施の形態における自動車
用年少者安全座席１は左右対称であり、左側の可動部材
２５も同様に回転可能である。両側の可動部材２５は、
それぞれ独立に回転可能である。なお、図１は、左側の
可動部材２５を下げ、右側の可動部材２５を上げた状態
を示す。
【００２８】図２は、左側の可動部材２５の周辺を左側
側面から見た図である。可動部材２５は、回転可能なス
イッチ部１６と、その周りを取囲むスイッチ部リング２
３を備える。スイッチ部リング２３の内周には、スイッ
チ部１６を嵌め込むことによって係合可能な形状の凹部
であるスイッチ部係合部２１が設けられている。可動部
材２５は、上述のように、スイッチ部１６の回転中心を
中心に回転可能である。可動部材２５は裏面に突出部１
７を有する。図２に示す状態では、突出部１７がベース
部側面２６に設けられた歯付き溝２０の凹部１８に嵌合
することによって、可動部材２５全体は、回転しないよ
うに固定されている。腰ベルトの高さの調節方法につい
ては後述する。
側面から見た図である。可動部材２５は、回転可能なス
イッチ部１６と、その周りを取囲むスイッチ部リング２
３を備える。スイッチ部リング２３の内周には、スイッ
チ部１６を嵌め込むことによって係合可能な形状の凹部
であるスイッチ部係合部２１が設けられている。可動部
材２５は、上述のように、スイッチ部１６の回転中心を
中心に回転可能である。可動部材２５は裏面に突出部１
７を有する。図２に示す状態では、突出部１７がベース
部側面２６に設けられた歯付き溝２０の凹部１８に嵌合
することによって、可動部材２５全体は、回転しないよ
うに固定されている。腰ベルトの高さの調節方法につい
ては後述する。
【００２９】（使用方法） （自動車座席への装着方法）図３に、本実施の形態にお
ける自動車用年少者安全座席１を自動車座席２に装着し
た状態を示す。自動車座席２の上側に載置され、年少者
３は座面１１によって下側から支えられる点およびシー
トベルトの掛け方は、図９に示すような従来の自動車用
年少者安全座席１と共通する。
ける自動車用年少者安全座席１を自動車座席２に装着し
た状態を示す。自動車座席２の上側に載置され、年少者
３は座面１１によって下側から支えられる点およびシー
トベルトの掛け方は、図９に示すような従来の自動車用
年少者安全座席１と共通する。
【００３０】しかし、可動部材２５を高さ方向に変位さ
せることによって、腰ベルト５の高さ方向の位置を変更
することができる点で、従来の自動車用年少者安全座席
１とは相違する。
せることによって、腰ベルト５の高さ方向の位置を変更
することができる点で、従来の自動車用年少者安全座席
１とは相違する。
【００３１】（腰ベルトの高さの調節方法）図４〜７を
参照して、腰ベルトの高さ方向の位置を調節するための
方法を説明する。図４〜７には、説明の便宜のため、可
動部材２５については、スイッチ部１６、スイッチ部リ
ング２３および突出部１７のみを表示し、ベース部２４
については、歯付き溝２０のみを表示している。歯付き
溝２０は、受容部１８と円弧状の溝１９とからなる。ス
イッチ部リング２３および突出部１７は、それぞれ可動
部材２５に固定されている。
参照して、腰ベルトの高さ方向の位置を調節するための
方法を説明する。図４〜７には、説明の便宜のため、可
動部材２５については、スイッチ部１６、スイッチ部リ
ング２３および突出部１７のみを表示し、ベース部２４
については、歯付き溝２０のみを表示している。歯付き
溝２０は、受容部１８と円弧状の溝１９とからなる。ス
イッチ部リング２３および突出部１７は、それぞれ可動
部材２５に固定されている。
【００３２】図４に、ロックが解除されている状態を示
す。この状態では、スイッチ部１６は、スイッチ部係合
部２１に係合しているため、スイッチ部１６およびスイ
ッチ部リング２３は一体となって、スイッチ部１６の中
心を通る回転軸Ｘ−Ｘ（紙面に垂直なため、図示省略）
を中心に回転可能である。スイッチ部１６およびスイッ
チ部リング２３が回転することは、すなわち、可動部材
２５が回転することである。
す。この状態では、スイッチ部１６は、スイッチ部係合
部２１に係合しているため、スイッチ部１６およびスイ
ッチ部リング２３は一体となって、スイッチ部１６の中
心を通る回転軸Ｘ−Ｘ（紙面に垂直なため、図示省略）
を中心に回転可能である。スイッチ部１６およびスイッ
チ部リング２３が回転することは、すなわち、可動部材
２５が回転することである。
【００３３】図５に、可動部材２５が上向きに回転した
状態を示す。突出部１７は可動部材２５に固定されてい
るため、可動部材２５の回転に従って円弧上を移動す
る。歯付き溝２０は複数の受容部１８を有しており、受
容部１８は溝１９に沿って段階的に配置されている。突
出部１７が所望の腰ベルト高さを実現し得る受容部１８
に対応する位置に至るまで、可動部材２５を回転させ
る。
状態を示す。突出部１７は可動部材２５に固定されてい
るため、可動部材２５の回転に従って円弧上を移動す
る。歯付き溝２０は複数の受容部１８を有しており、受
容部１８は溝１９に沿って段階的に配置されている。突
出部１７が所望の腰ベルト高さを実現し得る受容部１８
に対応する位置に至るまで、可動部材２５を回転させ
る。
【００３４】図６に、可動部材２５の高さ方向の位置を
決定した状態を示す。可動部材２５を前向きすなわち図
中左向きに移動させることで、突出部１７が受容部１８
に係合され、同時に、スイッチ部１６はスイッチ部係合
部２１に対する係合を解かれる。この状態では、可動部
材２５の動きは、高さ方向については拘束されている
が、前後方向は完全には拘束されていない。
決定した状態を示す。可動部材２５を前向きすなわち図
中左向きに移動させることで、突出部１７が受容部１８
に係合され、同時に、スイッチ部１６はスイッチ部係合
部２１に対する係合を解かれる。この状態では、可動部
材２５の動きは、高さ方向については拘束されている
が、前後方向は完全には拘束されていない。
【００３５】図７に、スイッチ部１６の向きを変え、可
動部材２５の姿勢を固定した状態を示す。このように固
定することによるロック手段を有することで、可動部材
２５は、高さ方向のみならず前後方向の動きも拘束さ
れ、突出部１７が受容部１８に係合したままの状態を保
持することができる。
動部材２５の姿勢を固定した状態を示す。このように固
定することによるロック手段を有することで、可動部材
２５は、高さ方向のみならず前後方向の動きも拘束さ
れ、突出部１７が受容部１８に係合したままの状態を保
持することができる。
【００３６】腰ベルト５の高さを他の高さに変更する場
合は、上述と逆の操作を行なえばよい。すなわち、スイ
ッチ部１６をスイッチ部係合部２１と平行な向きになる
ように回転させ、可動部材２５を後ろ側（図中右側）へ
移動させることによって、突出部１７を受容部１８から
離脱させ、その後、可動部材２５を回転させ、同様に他
の受容部１８に導いた後に、同様にロック手段を用いて
固定すればよい。
合は、上述と逆の操作を行なえばよい。すなわち、スイ
ッチ部１６をスイッチ部係合部２１と平行な向きになる
ように回転させ、可動部材２５を後ろ側（図中右側）へ
移動させることによって、突出部１７を受容部１８から
離脱させ、その後、可動部材２５を回転させ、同様に他
の受容部１８に導いた後に、同様にロック手段を用いて
固定すればよい。
【００３７】（作用・効果）上述のように、腰ベルト係
合部１３は、自動車用年少者安全座席１の両側に備えら
れた可動部材２５に設けられており、可動部材２５はベ
ース部に対して軸によって結合され、回転可能であるた
め、可動部材２５を変位させることで、腰ベルト係合部
１３の高さを変えることが可能である。したがって、腰
ベルト５の高さ方向の位置を変えることができる。その
結果、従来、体形が腰ベルト５に合わないために年少者
３が感じていた腹部の圧迫感は解消することができる。
合部１３は、自動車用年少者安全座席１の両側に備えら
れた可動部材２５に設けられており、可動部材２５はベ
ース部に対して軸によって結合され、回転可能であるた
め、可動部材２５を変位させることで、腰ベルト係合部
１３の高さを変えることが可能である。したがって、腰
ベルト５の高さ方向の位置を変えることができる。その
結果、従来、体形が腰ベルト５に合わないために年少者
３が感じていた腹部の圧迫感は解消することができる。
【００３８】また、可動部材２５の回転によって腰ベル
ト係合部１３の高さを変える際には、受容部１８が段階
的に設けられているために、腰ベルト５の高さを段階的
に変えることができ、高さの調節操作が容易かつ確実と
なる。
ト係合部１３の高さを変える際には、受容部１８が段階
的に設けられているために、腰ベルト５の高さを段階的
に変えることができ、高さの調節操作が容易かつ確実と
なる。
【００３９】さらに、腰ベルト５の高さを変更するため
に可動部材２５を回転させた後に、その結果を図６、図
７に示すようにロック手段によって固定することができ
るため、安全が確保される。
に可動部材２５を回転させた後に、その結果を図６、図
７に示すようにロック手段によって固定することができ
るため、安全が確保される。
【００４０】ロック手段は、スイッチ部１６の向きを変
えるのみで可動部材２５の動きを拘束することができる
ため、操作が容易である。しかも、再びスイッチ部１６
の向きを図６に示すように変えない限り、可動部材２５
は、多少の衝撃などによっても姿勢を変えることはな
い。
えるのみで可動部材２５の動きを拘束することができる
ため、操作が容易である。しかも、再びスイッチ部１６
の向きを図６に示すように変えない限り、可動部材２５
は、多少の衝撃などによっても姿勢を変えることはな
い。
【００４１】しかし、ロック手段は、この方法に限ら
ず、他の手段によって可動部材２５の動きを拘束するこ
ととしてもよい。
ず、他の手段によって可動部材２５の動きを拘束するこ
ととしてもよい。
【００４２】また、上記実施の形態では、可動部材２５
の変位は、軸Ｘ−Ｘを中心とした回転によるものとした
が、回転でなく、スライドによるものであってもよい。
の変位は、軸Ｘ−Ｘを中心とした回転によるものとした
が、回転でなく、スライドによるものであってもよい。
【００４３】上記実施の形態では、受容部１８は溝１９
によって互いに連絡した歯付き溝２０を構成するものと
したが、受容部１８を他の形態で設けることとしてもよ
い。たとえば、受容部１８として、ベース部側面２６に
所定の間隔で並べて配置した互いに独立した穴を用いて
もよい。
によって互いに連絡した歯付き溝２０を構成するものと
したが、受容部１８を他の形態で設けることとしてもよ
い。たとえば、受容部１８として、ベース部側面２６に
所定の間隔で並べて配置した互いに独立した穴を用いて
もよい。
【００４４】上記実施の形態では、可動部材２５側とベ
ース部２４側との係合箇所において、突出部１７と受容
部１８の組み合わせによる係合手段を用いたが、他の係
合手段によって係合するものとしてもよい。
ース部２４側との係合箇所において、突出部１７と受容
部１８の組み合わせによる係合手段を用いたが、他の係
合手段によって係合するものとしてもよい。
【００４５】上記実施の形態では、可動部材２５の姿勢
を決めるための受容部１８は段階的に設けることとした
が、無段階に設けることとしても、腰ベルトの高さの調
節が無段階で行なうものとなる以外は、同様の効果が得
られる。
を決めるための受容部１８は段階的に設けることとした
が、無段階に設けることとしても、腰ベルトの高さの調
節が無段階で行なうものとなる以外は、同様の効果が得
られる。
【００４６】上記実施の形態では、突出部１７を可動部
材２５に設け、歯付き溝２０をベース部側面２６に設け
ることとした組み合わせは、あくまで例示であって、こ
れを逆に設けてもよい。
材２５に設け、歯付き溝２０をベース部側面２６に設け
ることとした組み合わせは、あくまで例示であって、こ
れを逆に設けてもよい。
【００４７】上記実施の形態では、腰ベルト係合部１３
が可動部材２５に設けられている構造としたが、必ずし
もこれに限定されるものではなく、腰ベルト係合部１３
の位置が他の要素で定まるものとしてもよい。
が可動部材２５に設けられている構造としたが、必ずし
もこれに限定されるものではなく、腰ベルト係合部１３
の位置が他の要素で定まるものとしてもよい。
【００４８】なお、今回開示した上記実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
【００４９】
【発明の効果】本発明に基づく自動車用年少者安全座席
によれば、可動部材を、軸を中心として回転させること
によって、腰ベルト係合部の高さ方向の位置を容易に変
更することができる。また、突出部を所望の位置の受容
部に係合し、ロック手段によって拘束することで、可動
部材の位置を固定することができる。したがって、年少
者の体形に合わせて腰ベルトの高さ方向の位置を調節す
ることが可能となり、従来、腰ベルトによって年少者に
もたらされていた腹部の圧迫感を解消することができ
る。
によれば、可動部材を、軸を中心として回転させること
によって、腰ベルト係合部の高さ方向の位置を容易に変
更することができる。また、突出部を所望の位置の受容
部に係合し、ロック手段によって拘束することで、可動
部材の位置を固定することができる。したがって、年少
者の体形に合わせて腰ベルトの高さ方向の位置を調節す
ることが可能となり、従来、腰ベルトによって年少者に
もたらされていた腹部の圧迫感を解消することができ
る。
【図１】 本発明に基づく実施の形態１における自動車
用年少者安全座席の斜視図である。
用年少者安全座席の斜視図である。
【図２】 本発明に基づく実施の形態１における自動車
用年少者安全座席の側面図である。
用年少者安全座席の側面図である。
【図３】 本発明に基づく実施の形態１における自動車
用年少者安全座席を自動車座席に装着した状態を示す正
面図である。
用年少者安全座席を自動車座席に装着した状態を示す正
面図である。
【図４】 本発明に基づく実施の形態１における自動車
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第１の
説明図である。
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第１の
説明図である。
【図５】 本発明に基づく実施の形態１における自動車
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第２の
説明図である。
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第２の
説明図である。
【図６】 本発明に基づく実施の形態１における自動車
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第３の
説明図である。
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第３の
説明図である。
【図７】 本発明に基づく実施の形態１における自動車
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第４の
説明図である。
用年少者安全座席の腰ベルトの高さの調節方法の第４の
説明図である。
【図８】 従来技術に基づく自動車用年少者安全座席の
斜視図である。
斜視図である。
【図９】 従来技術に基づく自動車用年少者安全座席を
自動車座席に装着した状態を示す正面図である。
自動車座席に装着した状態を示す正面図である。
１ 自動車用年少者安全座席、２ 自動車座席、３ 年
少者、４ 肩ベルト、５ 腰ベルト、６ タングプレー
ト、７ バックル、１１ 座面、１２ 側壁、１３ 腰
ベルト係合部、１４ 肩ベルト係合部、１５ スリッ
ト、１６ スイッチ部、１７ 突出部、１８ 受容部、
１９ 溝、２０ 歯付き溝、２１ スイッチ部係合部、
２３ スイッチ部リング、２４ ベース部、２５ 可動
部材、２６ベース部側面。
少者、４ 肩ベルト、５ 腰ベルト、６ タングプレー
ト、７ バックル、１１ 座面、１２ 側壁、１３ 腰
ベルト係合部、１４ 肩ベルト係合部、１５ スリッ
ト、１６ スイッチ部、１７ 突出部、１８ 受容部、
１９ 溝、２０ 歯付き溝、２１ スイッチ部係合部、
２３ スイッチ部リング、２４ ベース部、２５ 可動
部材、２６ベース部側面。
Claims (9)
- 【請求項１】 自動車に備付けの腰ベルトを用いて前記
自動車の座席に固定されるとともに年少者を拘束するタ
イプの自動車用年少者安全座席であって、 年少者を下側から支えるベース部と、 前記ベース部の側方部分に位置し、前記ベース部に対し
て高さ方向に変位可能に設けられている腰ベルト係合部
と、 前記腰ベルト係合部の高さ位置を固定するロック手段と
を備える、 自動車用年少者安全座席。 - 【請求項２】 前記腰ベルト係合部が、前記ベース部に
対して変位可能に設けられた可動部材に設けられてお
り、 前記ロック手段は、前記可動部材を前記ベース部に対し
て固定する、 請求項１に記載の自動車用年少者安全座席。 - 【請求項３】 前記ベース部と前記可動部材とが互いに
係合する係合箇所が、前記ベース部および前記可動部材
の少なくともいずれか一方に、高さ方向に段階的に設け
られている、 請求項２に記載の自動車用年少者安全座席。 - 【請求項４】 前記係合箇所においては、 前記ベース部と前記可動部材のうちいずれか一方に設け
られた突出部を他方に設けられた受容部に係合可能であ
る、 請求項３に記載の自動車用年少者安全座席。 - 【請求項５】 前記ベース部が、側面に、複数の前記受
容部を溝によって互いに連絡した歯付き溝を備え、 前記可動部材が前記突出部を備え、 前記突出部が、前記歯付き溝に対して、高さ方向および
前後方向に変位可能である、 請求項４に記載の自動車用年少者安全座席。 - 【請求項６】 前記可動部材が、前記ベース部に対し
て、軸によって連結され、回転可能である、 請求項２から５のいずれかに記載の自動車用年少者安全
座席。 - 【請求項７】 前記ロック手段が、 前記ベース部に対して結合され、回転可能なスイッチ部
と、 前記可動部材に設けられ、前記スイッチ部と係合可能な
スイッチ部係合部とを備え、 前記可動部材の前後方向の変位によって、前記突出部が
前記受容部から離脱したときには、同時に、 前記スイッチ部係合部が、前記スイッチ部と係合するこ
とによって、前記スイッチ部と前記可動部材との回転方
向の相対運動を拘束し、前記可動部材が、前記スイッチ
部の回転中心を中心として、回転可能となる、 請求項５に記載の自動車用年少者安全座席。 - 【請求項８】 前記スイッチ部が前記スイッチ部係合部
に係合されていない状態で、前記スイッチ部の向きを変
えることによって、 前記可動部材の前後方向の変位を拘束することが可能で
ある、 請求項７に記載の自動車用年少者安全座席。 - 【請求項９】 前記可動部材が、切欠き部を有する板状
の部材であって、前記腰ベルト係合部が、前記切欠き部
の内側に設けられている、 請求項２から７のいずれかに記載の自動車用年少者安全
座席。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11194342A JP2001018696A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 自動車用年少者安全座席 |
| CA002327440A CA2327440A1 (en) | 1999-07-08 | 2000-12-04 | Vehicular child safety seat |
| US09/729,612 US6322143B2 (en) | 1999-07-08 | 2000-12-04 | Vehicular child safety seat |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11194342A JP2001018696A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 自動車用年少者安全座席 |
| CA002327440A CA2327440A1 (en) | 1999-07-08 | 2000-12-04 | Vehicular child safety seat |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001018696A true JP2001018696A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=25682269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11194342A Pending JP2001018696A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 自動車用年少者安全座席 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6322143B2 (ja) |
| JP (1) | JP2001018696A (ja) |
| CA (1) | CA2327440A1 (ja) |
Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2018111492A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | ワンダーランド スウィツァランド アーゲー | 取り外し可能ベルト位置決めシートを含む子供用セーフティシート |
| KR20200037962A (ko) * | 2018-10-02 | 2020-04-10 | 현대자동차주식회사 | 부스터 시트 |
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| US7346492B2 (en) * | 2001-01-24 | 2008-03-18 | Shaw Stroz Llc | System and method for computerized psychological content analysis of computer and media generated communications to produce communications management support, indications, and warnings of dangerous behavior, assessment of media images, and personnel selection support |
| US6749260B2 (en) | 2001-12-12 | 2004-06-15 | Kenton B. Abel | System, method and apparatus adapted to install a child safety seat in a vehicle |
| US7066536B2 (en) * | 2002-02-11 | 2006-06-27 | Graco Children's Products Inc. | Child seat |
| DE60324889D1 (de) * | 2003-01-29 | 2009-01-08 | Ford Global Tech Llc | Zusatzsitz |
| US7300113B2 (en) * | 2003-04-29 | 2007-11-27 | Thomas Charles Baloga | Child's booster seat |
| CA2469994C (en) * | 2003-06-04 | 2008-01-22 | Cosco Management, Inc. | Juvenile vehicle booster seat kit |
| US7347494B2 (en) * | 2003-10-10 | 2008-03-25 | Indiana Mills & Manufacturing Inc. | Vehicle safety restraint system |
| US20050184567A1 (en) * | 2003-12-01 | 2005-08-25 | Graco Children's Products Inc. | Lock-off mechanism for a child seat |
| DE102004005624A1 (de) * | 2004-02-04 | 2005-08-25 | Recaro Gmbh & Co. Kg | Auto-Kindersitz |
| US7533901B2 (en) * | 2005-05-31 | 2009-05-19 | Yair David | Child safety seat set-up in a vehicle |
| US7488038B2 (en) * | 2005-06-29 | 2009-02-10 | Indiana Mills & Manufacturing, Inc. | Portable restraint system for a vehicle |
| CN2830154Y (zh) * | 2005-10-17 | 2006-10-25 | 明门实业股份有限公司 | 扶手装置 |
| FR2916391B1 (fr) * | 2007-05-22 | 2009-08-07 | Knauf Ind Gestion Soc Par Acti | Rehausseur de siege de vehicule |
| EP2189327B1 (en) * | 2008-11-21 | 2012-10-24 | Key Safety Systems, Inc. | Vehicle seat |
| US8240762B2 (en) * | 2009-12-03 | 2012-08-14 | Louis Herzberg | Single, multiple and integrated car seat systems |
| FR3035833A1 (fr) * | 2015-05-06 | 2016-11-11 | Dorel France Sa | Siege auto pour enfant presentant des elements de guidage de sangle ajustables |
| US10112508B2 (en) * | 2015-08-05 | 2018-10-30 | Evenflo Company, Inc. | Harness booster car seat convertible to multiple separately usable configurations |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3564403D1 (en) * | 1984-03-13 | 1988-09-22 | Roemer Britax Autogurte Gmbh | Child's safety device in vehicles |
| US5507558A (en) * | 1993-10-01 | 1996-04-16 | Lisco, Inc. | Auto booster seat |
| US5685604A (en) * | 1995-09-26 | 1997-11-11 | Cosco, Inc. | Child-restraint booster seat |
-
1999
- 1999-07-08 JP JP11194342A patent/JP2001018696A/ja active Pending
-
2000
- 2000-12-04 CA CA002327440A patent/CA2327440A1/en not_active Abandoned
- 2000-12-04 US US09/729,612 patent/US6322143B2/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018111492A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | ワンダーランド スウィツァランド アーゲー | 取り外し可能ベルト位置決めシートを含む子供用セーフティシート |
| KR20200037962A (ko) * | 2018-10-02 | 2020-04-10 | 현대자동차주식회사 | 부스터 시트 |
| KR102540926B1 (ko) * | 2018-10-02 | 2023-06-08 | 현대자동차주식회사 | 부스터 시트 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20010000638A1 (en) | 2001-05-03 |
| US6322143B2 (en) | 2001-11-27 |
| CA2327440A1 (en) | 2002-06-04 |
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|---|---|---|---|
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