JP2001213091A - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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JP2001213091A JP2000030220A JP2000030220A JP2001213091A JP 2001213091 A JP2001213091 A JP 2001213091A JP 2000030220 A JP2000030220 A JP 2000030220A JP 2000030220 A JP2000030220 A JP 2000030220A JP 2001213091 A JP2001213091 A JP 2001213091A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップが嵌着された先口の中心孔内に沈降した
顔料も撹拌することが可能であり、塗布液がチップ先端
からスムーズに吐出する塗布具を提供する。 【解決手段】球状塗布体4を回転自由に抱持したチップ
3が先口2の中心孔21に嵌着され、先口が先端に接続
された塗布液タンク1内に、粘度の高い造膜性塗布液L
が充填されるとともに、撹拌子5が内蔵された塗布具に
おいて、細い線材が螺旋状に巻回されて成形された円筒
状の大径部61、テーパー部62、先端小径部63から
なる振動子6を内蔵し、塗布液タンクを軸線方向に振る
と、振動子の先端小径部が振動して先口の中心孔内の塗
布液を撹拌するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、修正液や化粧液など、
顔料が溶媒内に分散した粘度の高い塗布液が充填された
塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塗布体が球状の塗布具は、顔料が溶媒内
に分散した粘度の高い塗布液が充填された塗布液タンク
の先端に先口を介してチップが取り付けられており、ボ
ールペンと同様に、チップの先端からその一部が先端か
ら臨出した状態で球状塗布体が回転自由に抱持されてい
る。そして、球状塗布体をスプリングで弾発し、不使用
時に、球状塗布体をチップの内向きの先端縁に密着さ
せ、球状塗布体とチップの先端縁で弁構造を構成して塗
布液が吐出しないようにしている。
【0003】使用時において、球状塗布体を塗布面に押
し付けると球状塗布体がスプリングの弾発力に抗して後
退し、球状塗布体とチップの先端縁との間に隙間ができ
るので、球状塗布体のチップ内の部分に付着した塗布液
が球状塗布体の回転に伴ってこの隙間を通ってチップの
外側に出て塗布される。
【0004】塗布液タンクに充填された造膜性の塗布液
は、顔料が溶媒内に分散したものであるので、長時間放
置しておくと、顔料が溶媒と分離して沈降する。このた
め、塗布液タンク内に球状や棒状の撹拌部材を配置し、
使用に先だって、塗布具を振って上下動する撹拌部材で
塗布液を撹拌し、分離した顔料を溶媒に分散させる必要
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、直径がφ1
mm程度の球状塗布体を回転自由に抱持したチップは外
径がφ3mm程度であり、このチップか先口の中心孔の
中腹部まで嵌着されている。従って、先口の中心孔の内
径もφ3mm程度である。一方、塗布液タンクの内径は
φ8mm程度であり、塗布液タンク内に配置された撹拌
子の外径はφ6mm程度である。このため、塗布具を上
下に振っても、撹拌子は先口の中心孔内に侵入しないの
で、先口の中心孔のチップが嵌着されていない部分に沈
降した顔料を撹拌することができず、この先口の中心孔
内に沈降した顔料が塗布液のチップへの流動を阻害し、
塗布液がチップ先端からスムーズに吐出しない不具合が
ある。
【0006】そこで本発明は、チップが嵌着された先口
の中心孔内に沈降した顔料も撹拌することが可能であ
り、塗布液がチップ先端からスムーズに吐出する塗布具
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、球状塗布体を回転自由に抱持
したチップが先口の中心孔に嵌着され、先口が先端に接
続された塗布液タンク内に、粘度の高い造膜性塗布液が
充填されるとともに、撹拌子が内蔵された塗布具におい
て、細い線材が螺旋状に巻回されて成形された円筒状の
大径部、テーパー部、先端小径部からなる振動子の大径
部を先口に固定すると共に、先端小径部を先口の中心孔
内に挿入し、塗布具を軸線方向に振って撹拌すると、撹
拌子が振動子のテーパー部に衝突して振動子が振動し、
振動子の先端小径部が先口の中心孔内の塗布液を撹拌す
るようにする。
【0008】また、請求項2の発明は、球状塗布体を回
転自由に抱持したチップが先口の中心孔に嵌着され、先
口が先端に接続された塗布液タンク内に、粘度の高い造
膜性塗布液が充填されるとともに、撹拌子が内蔵された
塗布具において、細い線材が螺旋状に巻回されて成形さ
れた円筒状の大径部、テーパー部、先端小径部からな
り、全長が塗布液タンクの内径よりも大きい振動子を撹
拌子と先口の間に配置し、塗布具を軸線方向に振って撹
拌すると、振動子が撹拌子と共に先口側に移動して先端
小径部が先口の中心孔内に侵入して振動し、先口の中心
孔内の塗布液を撹拌するようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1は請求項1の発明
の実施例を示すが、図1において、合成樹脂で成形され
た先口2は内径がφ3.0mmの中心孔21を有し、こ
の中心孔21の中腹部までチップ3の尾端部が嵌着され
ている。従って、中心孔21にはチップ3が嵌着されて
いない部分が存在する。
【0010】チップ3は、ステンレスにて砲弾型に形成
されており、チップ3先端のボールハウスに、直径が例
えばφ1.0mmの超硬ボールからなる球状塗布体4が
その一部がチップ3の先端から臨出した状態で回転自由
に抱持されたボールペンタイプである。なお、チップ3
は金属パイプからなるものであってもよい。そして、チ
ップ3内には、質量の小さなスプリング(図示略)が配
置されており、このスプリングが球状塗布体4を弾発し
てチップ3の内向きの先端縁に圧接している。つまり、
球状塗布体4とチップ3の先端縁とで弁機構を構成し、
不使用時に塗布液がチップ3の先端から吐出しないよう
になっている。
【0011】チップ3が嵌着された先口2が塗布液タン
ク1の先端開口に接続されている。円筒状の塗布液タン
ク1は、硬質合成樹脂で射出成形されたものであり、内
径はφ8mmである。塗布液タンク1および先口2内部
からチップ3にかけて、例えば粘度が30〜40cps
であって、溶媒に顔料が分散した造膜性の高い修正液で
ある塗布液Lが充填されている。そして、外径がφ6m
mの球状の撹拌子5が3個塗布液タンク1内に配置され
ている。また、不使用時にはキャップ9が先口2に嵌着
されてチップ3の先端をシールしている。
【0012】振動子6は、細い線材を螺旋状に巻回して
成形されたものであり、外径が先口2の内周面の内径に
等しい円筒状の大径部61と、徐々に径が小さくなるテ
ーパー部62と、外径が先口2の中心孔21の内径より
も小さな円筒状の先端小径部63が一体に連設されてな
る。そして、大径部61は先口2の内周面に固定されて
おり、先端小径部63は先口2の中心孔21のチップ3
が嵌着されていない部分に位置している。
【0013】しかして、かかる塗布具を軸線方向に、例
えば先口2を下側にして上下に振ると、撹拌子5が塗布
液L内を上下に移動して塗布液Lを撹拌し、溶剤から分
離した顔料を溶剤に再び分散させる。そして、撹拌子5
が下降したときに振動子6の大径部61に入ってテーパ
ー部62に衝突する。これにより、振動子6が振動し、
振動子6の先端小径部63が先口2の中心孔21内で上
下に振動するので、先口2の中心孔21内の塗布液Lを
撹拌する。従って、先口2の中心孔21内で沈降した顔
料も溶剤に分散し、塗布液Lはチップ3内にスムーズに
流入する。また、チップ3を下向きにして放置したとき
は、撹拌子5がテーパー部62に当接した図1に示す状
態になるので、撹拌子5とテーパー部62が弁機構のよ
うな働きをし、溶剤から分離した顔料が先口2の中心孔
21内に沈降するのを阻止できる効果もある。
【0014】図2および図3は請求項2の発明の実施例
を示すが、図2において、振動子6は、細い線材を螺旋
状に巻回して成形されたものであり、円筒状の大径部6
1と、徐々に径が小さくなるテーパー部62と、外径が
先口2の中心孔21の内径よりも小さな円筒状の先端小
径部63が一体に連設されてなることは請求項1の発明
の場合と同じであるが、大径部61の外径は塗布液タン
ク1の内径よりも小さく、かつ振動子6の全長は塗布液
タンク1の内径よりもずっと大きくなっている。そし
て、振動子6は、先端小径部63を先口2側にして、先
口2と撹拌子5の間に配置されている。つまり、振動子
6は、塗布液タンク1内を上下動可能に配置されている
が、全長が塗布液タンク1の内径よりもずっと大きいの
で、移動時に振動子6が回動して上下の方向が逆になる
ことがない。その他の構造は図1に示すものと同じであ
る。
【0015】しかして、かかる塗布具を軸線方向、例え
ば先口2を下側にして上下に振ると、撹拌子5が塗布液
L内を上下に移動して塗布液Lを撹拌し、溶剤から分離
した顔料を溶剤に再び分散させるが、撹拌子5が下降し
たときに振動子6の大径部61に入ってテーパー部62
に衝突するので、振動子6も撹拌子5と共に下降し、図
3に示すように、先端小径部63が先口2の中心孔21
内に入り込む。そして、先端小径部63がチップ3の尾
端縁に当接すると、その反動で先端小径部63が振動
し、先口2の中心孔21内の塗布液Lを撹拌する。従っ
て、先口2の中心孔21内で沈降した顔料も溶剤に分散
し、塗布液Lはチップ3内にスムーズに流入する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗布具
は、塗布液タンクを軸線方向に振ると、細い線材を螺旋
状に巻回して成形された振動子の先端小径部が、チップ
が嵌着された先口の内径の小さな中心孔内で振動して塗
布液を撹拌するので、先口の中心孔内に沈降した顔料も
撹拌することが可能であり、塗布液がチップ先端からス
ムーズに吐出する塗布具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示す断面図である。
【図2】請求項2の発明の実施例を示す断面図である。
【図3】請求項2の発明の実施例の使用状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 塗布液タンク 2 先口 21 先口の中心孔 3 チップ 4 球状塗布体 5 撹拌子 6 振動子 61 大径部 62 テーパー部 63 先端小径部 9 キャップ L 塗布液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状塗布体を回転自由に抱持したチップ
    が先口の中心孔に嵌着され、該先口が先端に接続された
    塗布液タンク内に、粘度の高い造膜性塗布液が充填され
    るとともに、撹拌子が内蔵された塗布具において、 細い線材が螺旋状に巻回されて成形された円筒状の大径
    部、テーパー部、先端小径部からなる振動子の該大径部
    が先口に固定されると共に、該先端小径部が先口の中心
    孔内に挿入され、 塗布具を軸線方向に振ると、該撹拌子が振動子のテーパ
    ー部に衝突して該振動子が振動し、振動子の先端小径部
    が先口の中心孔内の塗布液を撹拌することを特徴とする
    塗布具。
  2. 【請求項2】 球状塗布体を回転自由に抱持したチップ
    が先口の中心孔に嵌着され、該先口が先端に接続された
    塗布液タンク内に、粘度の高い造膜性塗布液が充填され
    るとともに、撹拌子が内蔵された塗布具において、 細い線材が螺旋状に巻回されて成形された円筒状の大径
    部、テーパー部、先端小径部からなり、全長が塗布液タ
    ンクの内径よりも大きい振動子が該撹拌子と先口の間に
    配置され、 塗布具を軸線方向に振ると、振動子が撹拌子と共に先口
    側に移動して該先端小径部が先口の中心孔内に侵入して
    振動し、先口の中心孔内の塗布液を撹拌することを特徴
    とする塗布具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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