JP2878985B2 - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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JP2878985B2
JP2878985B2 JP5377195A JP5377195A JP2878985B2 JP 2878985 B2 JP2878985 B2 JP 2878985B2 JP 5377195 A JP5377195 A JP 5377195A JP 5377195 A JP5377195 A JP 5377195A JP 2878985 B2 JP2878985 B2 JP 2878985B2
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JP
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coating liquid
liquid tank
stirrer
coating
spherical
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博文 浜本
英士 岡本
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SEERAA MANNENHITSU KK
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SEERAA MANNENHITSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、修正液や化粧液、接着
剤、ペイトンなどの粘度の高い塗布液が充填された塗布
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記の塗布具は、塗布体が塗布液タンク
の先端に取り付けられるとともに、塗布体の後方に弁機
構が配置されており、使用に際しては、塗布体先端を塗
布面に押圧して開弁し、この状態で粘度の高い塗布液を
塗布体に供給するようにしたものが多い。そして、塗布
体が球状の場合は、先端縁を内向きにかしめたチップ内
に球状塗布体を後方から入れて球状塗布体の一部をチッ
プ先端から露出させ、スプリングで弾発された可動子の
先端面で前方に付勢しているものが多い。つまり、不使
用時に、球状塗布体をチップの内向きの先端縁に密着さ
せ、球状塗布体とチップの先端縁で弁構造を構成して塗
布液が吐出しないようにしている。
【0003】かかる塗布具において、塗布液として、粘
度の高い造膜性液が使用されるが、かかる塗布液は、顔
料や造膜性樹脂、溶媒としての水などを含んでいる。そ
して、比較的短時間でも放置していると、これらが分離
するので、塗布液タンク内に球状や棒状の撹拌子を配置
し、使用する前に塗布液タンクを上下に振って撹拌子で
塗布液を撹拌している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、係る塗布液
を使用する塗布具を長時間放置していると、分離した顔
料や樹脂が固化し、ケーキが形成される。そして、塗布
液タンクの内面と撹拌子の接触部分でもケーキが形成さ
れ、撹拌子が塗布液タンクの内面に接着されたような状
態になる。ことに、撹拌子が棒状の場合は、塗布液タン
クとの接触面積が大きいので、強く固着されてしまう。
従って、塗布液タンクを通常の強さで上下に振っても撹
拌子が移動せず、このため、極めて強い衝撃を与えてか
ら撹拌することが必要になる。
【0005】そこで本発明は、長時間放置しても撹拌子
が塗布液タンクの内面にケーキによって固着されること
がなく、塗布液タンクを通常に上下動させることによっ
て塗布液を撹拌できる塗布具を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、球状塗布体を保持したチップが先口に
固定されるとともに、先口が円筒状の塗布液タンクに接
続され、塗布液タンクに粘度の高い造膜性塗布液が充填
されるとともに、撹拌子を内蔵した塗布具において、塗
布液タンクの内面に縦方向のリブを複数本形成し、撹拌
子が塗布液タンクの内周面に接触しないようにする。ま
た、先口内にも縦方向のリブを複数本形成して撹拌子が
先口の内面に直接接触しないようにするのがよい。
【0007】
【作用】すなわち、撹拌子が塗布液タンクの内周面に接
触していないので、長時間放置してケーキが形成されて
も、このケーキが撹拌子を塗布液タンクに固着すること
がほとんどなく、塗布液タンクを通常に上下動させるこ
とによって塗布液を撹拌できる。
【0008】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基いて本発明を具
体的に説明する。図1において、先口2の先端開口にチ
ップ3が嵌着されている。そして、先口2が塗布液タン
ク1に接続されている。塗布液タンク1は、通常の硬質
合成樹脂で円筒状に射出成形されたものであり、可撓性
材によりブロー成形したものに比べて製造コストが低く
なっている。
【0009】そして、塗布液タンク1の内面には、例え
ば4本の縦リブ11が形成されている。また、棒状の撹
拌子6が塗布液タンク1内に配置されている。従って、
塗布具を横方向に放置した場合に、図2に示すように、
撹拌子6は縦リブ11に接触して塗布液タンク1の内面
には直接接触しないようになっている。また、図3に示
すように、先口2の内面にも複数本の縦リブ21が形成
されており、撹拌子6が先口2内に位置した場合にも、
先口2の内面に直接接触しないようになっている。そし
て、塗布液タンク1および先口2内部からチップ3にか
けて、例えば粘度が30〜40cpsであって、顔料や
樹脂を含み、造膜性の高い修正液である塗布液が充填さ
れている。
【0010】チップ3は、ステンレスにて砲弾型に形成
されており、チップ3先端のボールハウスに、直径が
1.0mmφの超硬ボールからなる球状塗布体4がその一
部がチップ3の先端から臨出した状態で回転自由に抱持
されている。ここで、球状塗布体4は、図3に示すよう
に、ステンレスで砲弾型に形成されたチップ3のボール
ハウス31内で、前後方向に例えば15〜30μm 程度
の範囲で移動可能に抱持され、チップ3の先端縁からそ
の一部が臨出している。そして、チップ3内には、例え
ばバネ力が40gの小さなスプリング5が配置されてお
り、前方に付勢された球状塗布体4はチップ3の先端縁
に接触し、球状塗布体4とチップ3の先端縁で弁機構を
構成している。従って、塗布するときに、球状塗布体4
を塗布面に押圧した状態で移動させると、球状塗布体4
はチップ3の先端縁から離れて回転し、球状塗布体4に
付着した塗布液によって塗布することができる。
【0011】しかして、かかる塗布具を長時間放置する
と塗布液の顔料や樹脂が固化してケーキが形成される。
しかし、撹拌子6は塗布液タンク1の縦リブ11や先口
2の縦リブ21に接触して塗布液タンク1や先口2の内
面には直接接触していないので、形成されたケーキによ
って撹拌子6が塗布液タンク1や先口2の内面に固着さ
れることがほとんどない。従って、使用時に塗布液タン
ク1にきわめて強い衝撃などを与える必要がなく、通常
の強さで上下に振ることによって撹拌子6は塗布液タン
ク1内を相対的に移動し、塗布液を撹拌することができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗布具
は、塗布液タンクや先口の内面に縦方向のリブを複数本
形成し、撹拌子が塗布液タンクや先口の内周面に接触し
ないようにしたので、長時間放置しても撹拌子が塗布液
タンクや先口の内面にケーキによって固着されることが
なく、塗布液タンクを通常に上下動させることによって
塗布液を撹拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の一部断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 塗布液タンク 11 縦リブ 2 先口 21 縦リブ 3 チップ 31 ボールハウス 4 球状塗布体 5 スプリング 6 撹拌子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 17/00 A45D 34/04 B43K 7/10 B43L 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状塗布体を保持したチップが先口に固
    定されるとともに、先口が円筒状の塗布液タンクに接続
    され、該塗布液タンクに粘度の高い造膜性塗布液が充填
    されるとともに、撹拌子を内蔵した塗布具において、 前記塗布液タンクの内面に縦方向のリブが複数本形成さ
    れ、該撹拌子が塗布液タンクの内周面に接触しないこと
    を特徴とする塗布具。
  2. 【請求項2】 前記先口の内面にも縦方向のリブが複数
    本形成されたことを特徴とする請求項1記載の塗布具。
JP5377195A 1995-02-20 1995-02-20 塗布具 Expired - Lifetime JP2878985B2 (ja)

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JPH08224529A JPH08224529A (ja) 1996-09-03
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