JP2001213070A - 単片用紙処理装置および方法 - Google Patents

単片用紙処理装置および方法

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JP2001213070A
JP2001213070A JP2000023103A JP2000023103A JP2001213070A JP 2001213070 A JP2001213070 A JP 2001213070A JP 2000023103 A JP2000023103 A JP 2000023103A JP 2000023103 A JP2000023103 A JP 2000023103A JP 2001213070 A JP2001213070 A JP 2001213070A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の単片用紙から、複数枚の圧着はがきを
迅速且つ効率的に形成する。 【解決手段】 処理すべき矩形状の単片用紙(2)を順
次供給する給紙部(1)と、単片用紙を三つ折りにする
ための三つ折り部(4)と、三つ折りにされた単片用紙
を3つの三つ折り単位用紙に等分するために切断するた
めの切断部(5)と、各三つ折り単位用紙(2c〜2
e)の重ね合わせ面を圧着させるための圧着部(6)と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単片用紙処理装置
および方法に関し、特に枚葉紙と呼ばれる単片用紙を処
理して圧着はがきを形成する装置および方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、人目に触れられたくない情報をは
がきの形態で郵送するための手段として、いわゆる圧着
はがきが用いられている。圧着はがきは、たとえば矩形
状の単片用紙に、折り畳み加工、切断加工および圧着加
工などを施すことによって形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、たとえ
ばA4の大きさを有する単片用紙から控え片を切り落と
した後に、残りの紙片を三つ折りにすることにより、1
枚の単片用紙から1枚の圧着はがきを形成していた。そ
の結果、従来技術では、圧着はがきの形成処理能力が十
分に高くなかった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、1枚の単片用紙から複数枚の圧着はがきを迅
速且つ効率的に形成することのできる、処理能力の高い
単片用紙処理装置および方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1発明では、処理すべき矩形状の単片用
紙を順次供給する給紙部と、前記給紙部から供給された
単片用紙を、その短辺に対して平行な一対の直線に沿っ
て三つ折りにするための三つ折り部と、前記三つ折り部
を介して三つ折りにされた単片用紙を3つの三つ折り単
位用紙に等分するために、三つ折りにされた単片用紙の
短辺に対して平行な一対の直線に沿って切断するための
切断部と、前記切断部を介して形成された各三つ折り単
位用紙の重ね合わせ面を圧着させるための圧着部とを備
えていることを特徴とする単片用紙処理装置を提供す
る。
【0006】第1発明の好ましい態様によれば、前記三
つ折り部は、長辺に対して平行な方向に沿って導入され
た単片用紙をZ状に折り畳む機構を有するか、あるいは
長辺に対して平行な方向に沿って導入された単片用紙を
C状に折り畳む機構を有する。また、前記単片用紙は、
A3に相当する大きさを有することが好ましい。さら
に、前記単片用紙には、折り畳み用ミシン目が形成され
ていることが好ましい。また、前記単片用紙の重ね合わ
せ面には感圧性接着剤が予め塗布されており、該感圧性
接着剤は重ね合わせ面を剥離可能に接着する特性を有す
ることが好ましい。
【0007】本発明の第2発明では、処理すべき矩形状
の単片用紙を順次供給する給紙部と、前記給紙部から供
給された単片用紙を、その長辺に対して平行な直線に沿
って二つ折りにするための二つ折り部と、前記二つ折り
部を介して二つ折りにされた単片用紙を2つの二つ折り
単位用紙に等分するために、二つ折りにされた単片用紙
の短辺に対して平行な直線に沿って切断するための切断
部と、前記切断部を介して形成された各二つ折り単位用
紙の重ね合わせ面を圧着させるための圧着部とを備えて
いることを特徴とする単片用紙処理装置を提供する。こ
の場合、前記単片用紙は、A4に相当する大きさを有す
ることが好ましい。
【0008】また、本発明の別の局面によれば、処理す
べき矩形状の単片用紙を順次供給する給紙工程と、供給
された単片用紙をその短辺に対して平行な一対の直線に
沿って三つ折りにする三つ折り工程と、前記三つ折り工
程を介して三つ折りにされた単片用紙を3つの三つ折り
単位用紙に等分するために、三つ折りにされた単片用紙
の短辺に対して平行な一対の直線に沿って切断する切断
工程と、前記切断工程を介して形成された各三つ折り単
位用紙の重ね合わせ面を圧着させる圧着工程とを含むこ
とを特徴とする単片用紙処理方法を提供する。
【0009】さらに、本発明の別の局面によれば、処理
すべき矩形状の単片用紙を順次供給する給紙工程と、供
給された単片用紙を3つの単位用紙に等分するために、
その長辺に対して平行な一対の直線に沿って切断する切
断工程と、前記切断工程を介して形成された各単位用紙
を、その短辺に対して平行な一対の直線に沿って三つ折
りにする三つ折り工程と、前記三つ折り工程を介して形
成された各三つ折り単位用紙の重ね合わせ面を圧着させ
る圧着工程とを含むことを特徴とする単片用紙処理方法
を提供する。
【0010】また、本発明の別の局面によれば、処理す
べき矩形状の単片用紙を順次供給する給紙工程と、供給
された単片用紙をその長辺に対して平行な直線に沿って
二つ折りにする二つ折り工程と、前記二つ折り工程を介
して二つ折りにされた単片用紙を2つの二つ折り単位用
紙に等分するために、二つ折りにされた単片用紙の短辺
に対して平行な直線に沿って切断する切断工程と、前記
切断工程を介して形成された各二つ折り単位用紙の重ね
合わせ面を圧着させる圧着工程とを含むことを特徴とす
る単片用紙処理方法を提供する。
【0011】さらに、本発明の別の局面によれば、処理
すべき矩形状の単片用紙を順次供給する給紙工程と、供
給された単片用紙を2つの単位用紙に等分するために、
その短辺に対して平行な直線に沿って切断する切断工程
と、前記切断工程を介して形成された各単位用紙を、そ
の短辺に対して平行な直線に沿って二つ折りにする二つ
折り工程と、前記二つ折り工程を介して形成された各二
つ折り単位用紙の重ね合わせ面を圧着させる圧着工程と
を含むことを特徴とする単片用紙処理方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の典型的な一形態では、処
理すべき矩形状の単片用紙として、たとえばA3の大き
さを有する単片用紙を、鉛直方向に沿って多数積み重ね
て準備する。そして、たとえばフリクション方式のトッ
プフィード方式にしたがって、積み重ねられた多数の単
片用紙から処理すべき単片用紙を1枚ずつ供給する。順
次供給された各単片用紙は、その短辺に対して平行な一
対の直線に沿って、たとえばZ状にあるいはC状に三つ
折りにされる。
【0013】次いで、Z状にあるいはC状に三つ折りに
された各単片用紙は、その短辺(三つ折り状態における
短辺であって、展開された状態における単片用紙の長辺
に対応する辺)に対して平行な一対の直線に沿って切断
される。その結果、三つ折りにされた各単片用紙は、3
つの三つ折り単位用紙に等分される。
【0014】最後に、三つ折りにされた各単片用紙を3
等分に切断することによって形成された各三つ折り単位
用紙は、その重ね合わせ面に予め塗布された所定の特性
を有する感圧性接着剤の作用により圧着される。こうし
て、本発明では、たとえばA3の大きさを有する1枚の
単片用紙から、3枚の三つ折り圧着はがきを迅速且つ効
率的に形成することができる。
【0015】本発明の実施形態を、添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる単片
用紙処理装置の構成を概略的に示す斜視図である。ま
た、図2は、図1の装置で処理される各単片用紙の構成
を概略的に示す図である。図1の装置では、給紙部1に
おいて、処理すべき矩形状の単片用紙2が鉛直方向に沿
って多数積み重ねられている。ここで、各単片用紙2
は、A3の大きさを有する単片用紙(枚葉紙)である。
【0016】図2を参照すると、各単片用紙2には、そ
の短辺2aに対して平行に一対の折り畳み用ミシン目1
1aおよび11bが予め形成されている。ここで、ミシ
ン目11aおよび11bは、ミシン目11aよりも図中
左側の左側領域12aの幅(長辺2bに沿った長さ)と
ミシン目11bよりも図中右側の右側領域12bの幅と
がほぼ一致し、且つ左側領域12aの幅および右側領域
12bの幅がミシン目11aとミシン目11bとの間の
中央領域12cの幅よりもわずかに小さくなるように設
定されている。
【0017】なお、後述するように、各単片用紙2は、
長辺2bに対して平行な一対の破線13aおよび13b
に沿って3等分に切断されることになる。ただし、一対
の破線13aおよび13bは各単片用紙2の構成を説明
するための仮想線であって、この一対の破線13aおよ
び13bに沿ってミシン目などが形成されているわけで
はない。もちろん、切断を容易にするために、一対の破
線13aおよび13bに沿って切断用ミシン目などを予
め形成することもできる。
【0018】いずれにしても、各単片用紙2は、一対の
破線13aおよび13bに沿って切断される。その結
果、各単片用紙2は、破線13aよりも図中上側の単位
用紙14aと、破線13bよりも図中下側の単位用紙1
4bと、破線13aと破線13bとの間の単位用紙14
cとに3等分される。ここで、3等分された各単位用紙
14a、14bおよび14cは、それぞれ1枚の三つ折
り圧着はがきを形成すべき単位用紙である。したがっ
て、各単片用紙2は、各単位用紙14a、14bおよび
14cが互いに同じ構成を有するように形成されてい
る。以下、中央の単位用紙14cに着目して、各単片用
紙2の構成を説明する。
【0019】中央の単位用紙14cは、ミシン目11a
よりも図中左側の左側紙片15aと、ミシン目11bよ
りも図中右側の右側紙片15bと、ミシン目11aとミ
シン目11bとの間の中央紙片15cとから構成されて
いる。ここで、左側紙片15aは、その表面(図2の紙
面の表面に対応する面)に宛名および住所などの可変情
報が印字された宛名紙片であって、その表面の隅部には
たとえば料金後納郵便であることを示すマーク16が不
変情報としてプレ印刷されている。また、左側紙片15
aの表面には、三つ折り圧着はがきの剥離展開方法を示
す不変情報が必要に応じてプレ印刷されている。
【0020】一方、右側紙片15bおよび中央紙片15
cは情報紙片であって、その表面には人目に触れること
なく伝えるべき可変情報(個人情報)が印画または印字
されている。なお、右側紙片15bの裏面(図2の紙面
の裏面に対応する面)には、右側紙片15bの表面およ
び中央紙片15cの表面に記載された個人情報が外部か
ら透けて見えることを防止するためのプレ印刷、すなわ
ち裏写り防止用のプレ印刷(不図示)が必要に応じて施
されている。
【0021】また、後述するように、単位用紙14c
は、Z状に三つ折りにされる。このとき、三つ折り状態
において、左側紙片15aの裏面と中央紙片15cの裏
面とが重ね合わされ、且つ中央紙片15cの表面と右側
紙片15bの表面とが重ね合わされる。そこで、左側紙
片15aの裏面および中央紙片15cの裏面のうちの少
なくとも一方の面、および中央紙片15cの表面および
右側紙片15bの表面のうちの少なくとも一方の面に
は、そのほぼ全面に亘って所定の感圧性接着剤が塗布さ
れている。ここで、感圧性接着剤は、上述の重ね合わせ
面を剥離可能に接着する特性を有する。
【0022】再び図1を参照すると、鉛直方向に沿って
積み重ねられた多数の単片用紙のうち最も上側に位置す
る単片用紙2が、その短辺に対して平行な軸線を中心と
して回転する回転体1aのフリクションフィード作用に
より、片寄せ部3に向かって順次供給される。なお、第
1実施形態では、フリクション方式のトップフィード方
式にしたがって積み重ねられた多数の単片用紙から処理
すべき単片用紙を1枚ずつ供給しているが、たとえばフ
リクション方式のボトムフィード方式や、エアバキュー
ム方式のトップフィード方式や、エアバキューム方式の
ボトムフィード方式などを適宜採用することもできる。
【0023】片寄せ部3は、給紙部1から供給される単
片用紙2の長辺に対してほぼ平行な案内面3aを有する
案内レール3bを備えている。片寄せ部3において、単
片用紙2は、その長辺方向に対して斜め方向に且つ案内
面3aに近づくように移動する無端搬送ベルト(不図
示)に下側から支持されるとともに、案内面3aとほぼ
平行な方向に沿って等間隔に配置された複数の回転球体
(不図示)に上側から押さえられた状態で搬送される。
その結果、単片用紙2の一方の長辺が案内面3aに当接
するように片寄せされた状態で、三つ折り部4へ移送さ
れる。
【0024】三つ折り部4は、長辺方向に沿って導入さ
れた単片用紙2をZ状に折り畳む機構を有する。なお、
この種のZ状折り畳み機構は、すでに知られており、た
とえば特開2000−16693号公報(特願平10−
199754号明細書および図面)に開示されている。
したがって、三つ折り部4の内部機構について詳細な説
明は省略する。
【0025】図3は、図1の三つ折り部において単片用
紙がZ状に折り畳まれる様子を説明する図である。図2
および図3を参照すると、三つ折り部4に導入された単
片用紙2は、中央領域12cの表面と右側領域12bの
表面とが重なり合う(対向する)ように、ミシン目11
bに沿って折り畳まれる。次いで、単片用紙2は、中央
領域12cの裏面と左側領域12bの裏面とが重なり合
うように、ミシン目11aに沿って折り畳まれる。その
結果、単片用紙2は、いわゆるZ状に三つ折りされるこ
とになる。
【0026】三つ折り部4を介してZ状に三つ折りされ
た単片用紙2は、切断部5に移送される。切断部5は、
単片用紙2を破線13aに沿って切断するための上下一
対のスリット刃5aおよび5bと、単片用紙2を破線1
3bに沿って切断するための上下一対のスリット刃5c
および5dとを備えている。こうして、切断部5では、
Z状に三つ折りされた単片用紙2が、その短辺に対して
平行な一対の直線13aおよび13bに沿って切断され
る。その結果、Z状に三つ折りにされた単片用紙2は、
3つの三つ折り単位用紙2c、2dおよび2e(図2の
14a、14cおよび14bに対応)に等分される。
【0027】切断部5を介して形成された3つの三つ折
り単位用紙2c〜2eは、切断方向と直交する方向に沿
った搬送部8の作用により、いわゆる横搬送される。な
お、搬送部8では、各三つ折り単位用紙2c〜2eは、
たとえば搬送方向に沿って移動する無端搬送ベルト(不
図示)に下側から支持されるとともに、搬送方向に沿っ
て等間隔に配置された複数の回転球体(不図示)に上側
から押さえられた状態で搬送される。こうして横搬送さ
れた各三つ折り単位用紙2c〜2eは、順次圧着部6へ
移送される。
【0028】圧着部6は、一対の圧着ローラー6aおよ
び6bを備えている。なお、一対の圧着ローラー6aお
よび6bは、各三つ折り単位用紙2c〜2eの送給方向
と直交する方向に沿って延びる一対の軸線を中心として
回転駆動されるように構成されている。また、一対の圧
着ローラー6aと6bとの間隔は、各三つ折り単位用紙
2c〜2eに加えるべき圧力に応じて調整自在に構成さ
れている。圧着部6では、各三つ折り単位用紙2c〜2
eが一対の圧着ローラー6aと6bとの間を通過する際
に、その重ね合わせ面が圧着される。
【0029】すなわち、図2を参照すると、各三つ折り
単位用紙において、左側紙片15aの裏面と中央紙片1
5cの裏面とが剥離可能に接着され、且つ中央紙片15
cの表面と右側紙片15bの表面とが剥離可能に接着さ
れる。こうして、A3の大きさを有する1枚の単片用紙
2から、3枚のZ状三つ折り圧着はがき7が迅速且つ効
率的に形成される。圧着部6を介して形成されたZ状三
つ折り圧着はがき7は、互いに重なり合うようにスタッ
クされる(積み重ねられる)。
【0030】なお、第1実施形態では、単片用紙2がZ
状に三つ折りされるが、図4に示すように、単片用紙2
をいわゆるC状に三つ折りすることもできる。この場
合、中央領域12cの裏面と右側領域12bの裏面とが
重なり合うように、ミシン目11bに沿って折り畳まれ
る。次いで、単片用紙2は、右側領域12cの表面と左
側領域12bの裏面とが重なり合うように、ミシン目1
1aに沿って折り畳まれる。その結果、単片用紙2は、
いわゆるC状に三つ折りされることになる。なお、この
種のC状折り畳み機構もすでに知られている。
【0031】また、第1実施形態では、図5(a)に示
すように、単片用紙2を三つ折りにした後に、3つの三
つ折り単位用紙2c〜2eに等分している。しかしなが
ら、図5(b)に示すように、単片用紙2を3つの単位
用紙2c〜2eに等分した後に、各単位用紙2c〜2e
を三つ折りにすることもできる。なお、図5(a)およ
び(b)では、Z状に三つ折りしているが、上述したよ
うにC状に三つ折りすることもできる。
【0032】図6は、本発明の第2実施形態にかかる単
片用紙処理装置の構成を概略的に示す斜視図である。ま
た、図7は、図6の装置で処理される各単片用紙の構成
を概略的に示す図である。第2実施形態の構成は、第1
実施形態の構成と類似している。しかしながら、第1実
施形態ではA3の単片用紙から3つの三つ折り圧着はが
きを形成しているのに対し、第2実施形態ではA4の単
片用紙から2つの二つ折り圧着はがきを形成している点
が基本的に相違している。図6において、第1実施形態
の構成要素と同様の機能を有する要素には、図1と同じ
参照符号を付している。以下、第1実施形態との相違点
に着目して第2実施形態を説明する。
【0033】図6の装置では、給紙部1において、A4
の大きさを有する単片用紙22が鉛直方向に沿って多数
積み重ねられている。図7を参照すると、各単片用紙2
2には、その長辺22aに対して平行に折り畳み用ミシ
ン目31が予め形成されている。ここで、ミシン目31
は、ミシン目31よりも図中左側の左側領域32aの幅
(短辺22bに沿った長さ)がミシン目31よりも図中
右側の右側領域32bの幅よりもわずかに大きくなるよ
うに設定されている。
【0034】なお、後述するように、各単片用紙22
は、その短辺22bに対して平行な破線33に沿って2
等分に切断されることになる。その結果、各単片用紙2
2は、破線33よりも図中上側の単位用紙34aと、破
線33よりも図中下側の単位用紙34bとに2等分され
る。ここで、2等分された各単位用紙34aおよび34
bは、それぞれ1枚の二つ折り圧着はがきを形成すべき
単位用紙である。したがって、各単片用紙22は、各単
位用紙34aと34bとが互いに同じ構成を有するよう
に形成されている。以下、上側の単位用紙34aに着目
して、各単片用紙22の構成を説明する。
【0035】単位用紙34aは、ミシン目31よりも図
中左側の左側紙片35aと、ミシン目31よりも図中右
側の右側紙片35bとから構成されている。ここで、左
側紙片35aの表面には、宛名および住所などの可変情
報が印字され、その隅部にはたとえば料金後納郵便であ
ることを示すマーク16が不変情報としてプレ印刷され
ている。また、左側紙片35aの表面には、二つ折り圧
着はがきの剥離展開方法を示す不変情報が必要に応じて
プレ印刷されている。
【0036】一方、左側紙片35aの裏面および右側紙
片35bの裏面には、人目に触れることなく伝えるべき
可変情報(個人情報)が印画または印字されている。な
お、右側紙片35bの表面には、左側紙片35aの裏面
および右側紙片35bの裏面に記載された個人情報が外
部から透けて見えることを防止するための裏写り防止用
プレ印刷(不図示)が必要に応じて施されている。単位
用紙34aは、二つ折りにされた状態で、左側紙片35
aの裏面と右側紙片35bの裏面とが重ね合わされる。
そこで、左側紙片35aの裏面および右側紙片35bの
裏面のうちの少なくとも一方の面には、そのほぼ全面に
亘って所定の感圧性接着剤が塗布されている。
【0037】再び図6を参照すると、鉛直方向に沿って
積み重ねられた多数の単片用紙のうち最も上側に位置す
る単片用紙22が、回転体1aのフリクションフィード
作用により、片寄せ部3に向かって順次供給される。片
寄せ部3では、給紙部1から供給された単片用紙22の
一方の長辺が案内レール3bの案内面3aに当接するよ
うに片寄せされた後、二つ折り部24へ移送される。二
つ折り部24は、長辺方向に沿って導入された単片用紙
22を二つ折りにする機構を有する。なお、この種の折
り畳み機構は、すでに知られている。
【0038】図8は、図6の二つ折り部において単片用
紙が二つ折りにされる様子を説明する図である。図7お
よび図8を参照すると、二つ折り部24に導入された単
片用紙22は、左側領域32aの裏面と右側領域32b
の裏面とが重なり合うように、ミシン目31に沿って折
り畳まれる。その結果、単片用紙22は、二つ折りされ
ることになる。
【0039】二つ折り部24を介して二つ折りされた単
片用紙22は、切断部25に移送される。切断部25
は、単片用紙22を破線33に沿って切断するための上
下一対のスリット刃25aおよび25bを備えている。
こうして、切断部25では、二つ折りされた単片用紙2
2が、その短辺に対して平行な直線33に沿って切断さ
れる。その結果、二つ折りにされた単片用紙22は、2
つの二つ折り単位用紙22cおよび22d(図7の34
aおよび34bに対応)に等分される。
【0040】切断部25を介して形成された2つの二つ
折り単位用紙22cおよび22dは、搬送部8の作用に
より、順次圧着部6へ横搬送される。圧着部6では、各
二つ折り単位用紙22cおよび22dが一対の圧着ロー
ラー6aと6bとの間を通過する際に、その重ね合わせ
面が圧着される。すなわち、図7を参照すると、各二つ
折り単位用紙において、左側紙片35aの裏面と右側紙
片35bの裏面とが剥離可能に接着される。こうして、
A4の大きさを有する1枚の単片用紙22から、2枚の
二つ折り圧着はがき27が迅速且つ効率的に形成され
る。圧着部6を介して形成された二つ折り圧着はがき2
7は、互いに重なり合うようにスタックされる。
【0041】なお、第2実施形態では、図9(a)に示
すように、単片用紙22を二つ折りにした後に、2つの
二つ折り単位用紙22cおよび22dに等分している。
しかしながら、図9(b)に示すように、単片用紙22
を2つの単位用紙22cおよび22dに等分した後に、
各単位用紙22cおよび22dを二つ折りにすることも
できる。
【0042】なお、上述の各実施形態では、圧着はがき
に本発明を適用しているが、圧着はがきに限定されるこ
となく、本発明の範囲内において一般の単片用紙処理に
対しても適用することができる。また、上述の各実施形
態では、A3およびA4の単片用紙に本発明を適用して
いるが、これに限定されることなく、A3およびA4に
相当する大きさの単片用紙に対しても本発明を適用する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の単片用紙
処理装置および方法では、1枚の単片用紙から複数枚の
圧着はがきを迅速且つ効率的に形成することができる。
具体的には、たとえばA3の大きさを有する1枚の単片
用紙から、3枚の三つ折り圧着はがきを迅速且つ効率的
に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる単片用紙処理装
置の構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1の装置で処理される各単片用紙の構成を概
略的に示す図である。
【図3】図1の三つ折り部において単片用紙がZ状に折
り畳まれる様子を説明する図である。
【図4】第1実施形態の変形例において単片用紙をC状
に折り畳む様子を説明する図である。
【図5】第1実施形態の変形例において単片用紙を3つ
の単位用紙に等分した後に三つ折りにする様子を説明す
る図である。
【図6】本発明の第2実施形態にかかる単片用紙処理装
置の構成を概略的に示す斜視図である。
【図7】図6の装置で処理される各単片用紙の構成を概
略的に示す図である。
【図8】図6の二つ折り部において単片用紙が二つ折り
にされる様子を説明する図である。
【図9】第2実施形態の変形例において単片用紙を2つ
の単位用紙に等分した後に二つ折りにする様子を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 給紙部 1a 回転体 2、22 単片用紙 3 片寄せ部 3a 案内面 3b 案内レール 4 三つ折り部 5、25 切断部 5a〜5d、25a、25b スリット刃 6 圧着部 6a、6b 圧着ローラー 7 三つ折り圧着はがき 8 横搬送部 24 二つ折り部 27 二つ折り圧着はがき

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理すべき矩形状の単片用紙を順次供給
    する給紙部と、 前記給紙部から供給された単片用紙を、その短辺に対し
    て平行な一対の直線に沿って三つ折りにするための三つ
    折り部と、 前記三つ折り部を介して三つ折りにされた単片用紙を3
    つの三つ折り単位用紙に等分するために、三つ折りにさ
    れた単片用紙の短辺に対して平行な一対の直線に沿って
    切断するための切断部と、 前記切断部を介して形成された各三つ折り単位用紙の重
    ね合わせ面を圧着させるための圧着部とを備えているこ
    とを特徴とする単片用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 前記三つ折り部は、長辺に対して平行な
    方向に沿って導入された単片用紙をZ状に折り畳む機構
    を有することを特徴とする請求項1に記載の単片用紙処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記三つ折り部は、長辺に対して平行な
    方向に沿って導入された単片用紙をC状に折り畳む機構
    を有することを特徴とする請求項1に記載の単片用紙処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記単片用紙は、A3に相当する大きさ
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載の単片用紙処理装置。
  5. 【請求項5】 処理すべき矩形状の単片用紙を順次供給
    する給紙部と、 前記給紙部から供給された単片用紙を、その長辺に対し
    て平行な直線に沿って二つ折りにするための二つ折り部
    と、 前記二つ折り部を介して二つ折りにされた単片用紙を2
    つの二つ折り単位用紙に等分するために、二つ折りにさ
    れた単片用紙の短辺に対して平行な直線に沿って切断す
    るための切断部と、 前記切断部を介して形成された各二つ折り単位用紙の重
    ね合わせ面を圧着させるための圧着部とを備えているこ
    とを特徴とする単片用紙処理装置。
  6. 【請求項6】 前記単片用紙は、A4に相当する大きさ
    を有することを特徴とする請求項5に記載の単片用紙処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記単片用紙には、折り畳み用ミシン目
    が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の単片用紙処理装置。
  8. 【請求項8】 前記単片用紙の重ね合わせ面には感圧性
    接着剤が予め塗布されており、該感圧性接着剤は重ね合
    わせ面を剥離可能に接着する特性を有することを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の単片用紙処
    理装置。
  9. 【請求項9】 処理すべき矩形状の単片用紙を順次供給
    する給紙工程と、 供給された単片用紙をその短辺に対して平行な一対の直
    線に沿って三つ折りにする三つ折り工程と、 前記三つ折り工程を介して三つ折りにされた単片用紙を
    3つの三つ折り単位用紙に等分するために、三つ折りに
    された単片用紙の短辺に対して平行な一対の直線に沿っ
    て切断する切断工程と、 前記切断工程を介して形成された各三つ折り単位用紙の
    重ね合わせ面を圧着させる圧着工程とを含むことを特徴
    とする単片用紙処理方法。
  10. 【請求項10】 処理すべき矩形状の単片用紙を順次供
    給する給紙工程と、 供給された単片用紙を3つの単位用紙に等分するため
    に、その長辺に対して平行な一対の直線に沿って切断す
    る切断工程と、 前記切断工程を介して形成された各単位用紙を、その短
    辺に対して平行な一対の直線に沿って三つ折りにする三
    つ折り工程と、 前記三つ折り工程を介して形成された各三つ折り単位用
    紙の重ね合わせ面を圧着させる圧着工程とを含むことを
    特徴とする単片用紙処理方法。
  11. 【請求項11】 処理すべき矩形状の単片用紙を順次供
    給する給紙工程と、 供給された単片用紙をその長辺に対して平行な直線に沿
    って二つ折りにする二つ折り工程と、 前記二つ折り工程を介して二つ折りにされた単片用紙を
    2つの二つ折り単位用紙に等分するために、二つ折りに
    された単片用紙の短辺に対して平行な直線に沿って切断
    する切断工程と、 前記切断工程を介して形成された各二つ折り単位用紙の
    重ね合わせ面を圧着させる圧着工程とを含むことを特徴
    とする単片用紙処理方法。
  12. 【請求項12】 処理すべき矩形状の単片用紙を順次供
    給する給紙工程と、供給された単片用紙を2つの単位用
    紙に等分するために、その短辺に対して平行な直線に沿
    って切断する切断工程と、 前記切断工程を介して形成された各単位用紙を、その短
    辺に対して平行な直線に沿って二つ折りにする二つ折り
    工程と、 前記二つ折り工程を介して形成された各二つ折り単位用
    紙の重ね合わせ面を圧着させる圧着工程とを含むことを
    特徴とする単片用紙処理方法。
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