JP2001212787A - 光学素子の製造装置および光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子の製造装置および光学素子の製造方法

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Toshiichi Nagaura
歳一 長浦
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/04Cutting or splitting in curves, especially for making spectacle lenses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸着槽への基板の投入可能枚数を多くでき、
歩留まりの向上とコスト低減を図れる光学素子の製造装
置および製造方法を提供する。 【解決手段】 この光学素子の製造方法は、有効パター
ン部11の周囲に無効パターン部12を設けた矩形基板
10から、光学素子を製造する。この製造方法では、矩
形基板10の有効パターン部11の周囲に無効パターン
部12を設けたので、この無効パターン部12を製造工
程におけるハンドリング部とすることで、有効パターン
部11に対して非接触で光学素子を製造でき、高効率,
高品質で光学素子を製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板に光学パタ
ーンを一括的に形成するようにした光学素子の製造装置
および製造方法に関する。この発明が対象とする光学素
子はその表裏両面に何らかの光学パターンを有するもの
であれば何でもよいが、特には、CD(コンパクトディ
スク),CD−R(コンパクトディスク-レコーダブル),C
D−ROM(リードオンリメモリ),LD(レーザディス
ク),MD(ミニディスク),DVD(デジタルビデオディス
ク),DVD−ROM,DVD−RAM(ランダムアクセス
メモリ)などの光ディスク/光磁気ディスクに記録されて
いる光情報を光学的に読み取ると共に、フォーカスエラ
ー信号やトラッキングエラー信号を生成する光ピックア
ップに用いられるホログラムが発明の対象となる。
【0002】
【従来の技術】光ディスク用の光ピックアップの部品と
して使用されるホログラム素子は、通常数mm角の大き
さのものであり、大型の透明基板上に一括して複数個の
光学パターンを形成した後に分断することによって、大
量かつ安価に製造される。
【0003】このホログラム素子には、ホログラムや回
折格子(グレーティング)を構成する極めて微細なパター
ンが精密に形成されている。
【0004】この微細パターンを形成する方法として
は、未公開であるが本出願人によって提案されている2
P(フォトポリマ)法を適用した方法がある(特願平11
−055281)。この方法は、まず、図7(a)に示す
ように、透明な下スタンパ340の上に紫外線硬化樹脂
302bを塗布する。また、透明基板301の上に紫外
線硬化樹脂302aを塗布し、この透明基板301を、
下スタンパ340と上スタンパ341の間に挿入する。
この上スタンパ341には転写用表光学パターン341
aが形成されており、下スタンパ340には転写用裏光
学パターン340aが形成されている。
【0005】次に、図7(b)に示すように、透明基板3
01を、透明上スタンパ341と透明下スタンパ342
とで挟み込んで加圧し、紫外線硬化樹脂302aおよび
302bを透明基板301の表面301aと裏面301
bに広げる。次に、図7(c)に示すように、上スタンパ
341の上方から紫外線を照射して、上記紫外線硬化樹
脂302aおよび302bを硬化させる。次に、図7
(d)に示すように、上スタンパ341と下スタンパ34
0を透明基板301から離型させる。
【0006】これにより、透明基板301の表裏両面に
上、下スタンパ341,340の表,裏光学パターン34
1a,340aが形成される。この光学素子製造方法に
よれば、透明基板301の表面301aと裏面301b
に密着させた紫外線硬化樹脂302aおよび302bに
表,裏光学パターン341a,340aを同時に形成で
き、短い生産時間と高い生産効率を達成できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記2P法
で用いる透明基板301は、矩形形状である必要があ
る。その理由は、2P成形装置へ基板301を挿入した
場合に、基板301が矩形であれば、X,Y,θ方向の位
置決めが可能となるからである。また、2P成形後の離
型時も、この離型のための基板ハンドリングを容易にす
るために、基板を矩形形状にする必要がある。
【0008】しかし、その後の工程であるAR(アンチ
リフレクション)コート時には、矩形基板の状態では、
蒸着槽への投入可能枚数が少なくなるという問題があ
る。また、蒸着槽内では、ARコート膜を均一化するた
めに、基板のセット方向を蒸着槽の中心に対して放射線
状に配置する必要があるので、投入枚数がますます少な
くなる問題がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、蒸着槽への基
板の投入可能枚数を多くでき、歩留まりの向上とコスト
低減を図れる光学素子の製造装置および製造方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の光学素子の製造方法は、有効領域の周囲
に無効領域を設けた矩形基板から、光学素子を製造する
ことを特徴としている。
【0011】この発明の製造方法では、矩形基板の有効
領域の周囲に無効領域を設けたので、この無効領域を製
造工程におけるハンドリング部とすることで、有効領域
に対して非接触で光学素子を製造でき、高効率,高品質
で光学素子を製造できる。例えば、蒸着槽の中心に対し
て、有効領域を放射線状に配置する場合に、円形の有効
領域であれば、任意の方向にセットでき、かつ、どのよ
うな方向にセットしたとしても蒸着槽への投入枚数が変
わらないという利点がある。
【0012】また、一実施形態の光学素子の製造方法
は、上記矩形基板の有効領域を円形としている。
【0013】この一実施形態では、上記矩形基板の有効
領域を円形としたから、配置に関する方向性をなくする
ことができ、製造がやり易くなる。
【0014】また、他の実施形態の光学素子の製造方法
は、上記矩形基板の有効領域を円形に打抜いて、この円
形に打ち抜いた有効領域に光学素子を作製する。
【0015】この実施形態では、矩形基板を打抜いて、
上記矩形基板の有効領域を、この有効領域よりも小さな
円形の有効領域に打ち抜いて、この円形有効領域に光学
素子を作製するので、打抜き作業を効率よく行えるとと
もに、打抜き用の刃物が円形になるから、有効領域に対
する位置合せが容易になる。
【0016】また、一実施形態の光学素子の製造方法
は、打ち抜き刃物を、上記矩形基板の表面から所定の非
貫通深さだけ貫入させて、円形の非貫通深さの溝を形成
し、上記円形の非貫通深さの溝からクラックを伝播させ
て、上記矩形基板から円形の有効領域を打抜く。
【0017】この実施形態では、矩形基板から円形有効
領域を打抜くに際し、円形の非貫通深さの溝からクラッ
クを伝播させることによって、矩形基板から円形有効領
域を打ち抜いているので、円形の有効領域は、その周囲
の無効領域に対して上記クラックを境として密接に組合
わさることとなる。したがって、この打ち抜き状態にお
いても、円形の有効領域が無効領域から外れてしまうこ
となく、無効領域をハンドリング部として、有効領域を
キズ付けることなく、矩形基板を搬送できる。
【0018】また、他の実施形態の製造装置は、有効領
域の周囲に無効領域を設けた複数の矩形基板から、複数
の光学素子を一括して製造する光学素子の製造装置であ
って、上記矩形基板の上下面に配置される上下動可能な
円形刃物を駆動して、上記矩形基板から円形の有効領域
を打ち抜くこと。
【0019】この実施形態の製造装置では、上記矩形基
板の上下に配置された円形刃物で、上記矩形基板を噛む
ことによって、矩形基板の上下両面から円形刃物を食い
込ませるから、上下面における円形有効領域の輪郭を合
致させることができる。その上、上記上下両面から略均
一な力が加わることとなるので、打抜きによる歪やバリ
も最小限にすることができる。
【0020】また、一実施形態の光学素子の製造方法
は、上記矩形基板の外周から上記円形の非貫通深さの溝
に達する分離用溝を形成し、上記分離用溝を開くよう
に、上記分離用溝の両側の無効領域を開いて、上記矩形
基板から上記円形の有効領域を分離する。
【0021】この実施形態では、上記分離用溝を形成す
るから、上記分離用溝の両側の無効領域を開いて、分離
用溝を広げることで、矩形基板から円形有効領域を容易
に取り出すことができる。
【0022】また、他の実施形態は、有効領域の周囲に
無効領域を設けた複数の矩形基板から、複数の光学素子
を一括して製造する光学素子の製造装置であって、上記
矩形基板の上下面に配置され、上記矩形基板に円形の非
貫通溝を形成する上下動可能な円形刃物と、上記円形刃
物の外側に配置され、上記矩形基板の外周から上記円形
の非貫通深さの溝に達する分離用溝を形成する上下動可
能な分離用刃物とを備える。
【0023】この実施形態では、上下動可能な円形刃物
で円形の非貫通溝を形成すると同時に、上下動可能な分
離用刃物で分離用の溝を形成することができるので、製
造効率の向上を図れる。
【0024】また、一実施形態の光学素子の製造方法
は、上記有効領域と上記無効領域の境界に段差を形成し
て、この段差を、上記矩形基板の有効領域を円形に打ち
抜くときの位置決めの基準とする。
【0025】この実施形態では、上記有効領域と上記無
効領域の境界に段差を形成するから、有効領域と無効領
域の境界を認識し易くなり、かつ、この段差を打抜きの
位置決め基準とすることで、打抜き作業がやり易くな
る。
【0026】また、他の実施形態は、有効領域の周囲に
無効領域を設けた複数の矩形基板から、複数の光学素子
を一括して製造する光学素子の製造装置であって、上記
有効領域と上記無効領域の境界に段差を形成し、この段
差を、認識手段で認識して位置決めの基準とし、上記矩
形基板の上下面に配置される上下動可能な円形刃物を駆
動して、上記矩形基板から円形の有効領域を打ち抜く。
【0027】この実施形態の製造装置は、有効領域と無
効領域の境界に段差を形成し、この段差を、認識手段で
認識して位置決めの基準とするから、その後の打抜き位
置を正確にできる。
【0028】また、一実施形態の光学素子の製造装置
は、基材の表側と裏側に配置した樹脂を、この基材の上
下に配置したスタンパで挟んで押し広げ、上記樹脂と上
記基材からなる有効領域と、上記基材だけからなる無効
領域と、この無効領域と上記有効領域との境となる段差
とを形成する。
【0029】この実施形態では、基材の上下に配置した
スタンパで、基材の表と裏に配置した樹脂を挟んで押し
広げることで、有効領域と無効領域の境となる段差を容
易に形成できる。
【0030】また、他の実施形態の光学素子の製造方法
は、有効領域の周囲に無効領域を設けた複数の多角形基
板から、複数の光学素子を一括して製造する。
【0031】この実施形態では、多角形基板の有効領域
の周囲に無効領域を設けたので、この無効領域を製造工
程におけるハンドリング部とすることで、有効領域に対
して非接触で光学素子を製造でき、高効率,高品質で光
学素子を製造できる。この多角形基板は、四角形基板で
あってもよく、六角形基板や八角形基板であってもよ
い。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態に基いて詳細に説明する。
【0033】図1に示す矩形基板10は、円形の有効パ
ターン部11と、この有効パターン部11の周囲の無効
パターン部12とからなる。この矩形基板10は、上記
無効パターン部12をハンドリング部とすることができ
る。
【0034】したがって、図7に示すように、上スタン
パ341と下スタンパ340とを備えた2P装置を用い
て、矩形基板10に2P法で微細パターンを形成する際
に、有効パターン11にキズを付けること無く2P装置
内に基板10を搬入できる。また、有効パターン11に
キズを付けること無く2P装置外に基板10を搬出でき
る。つまり、上記2P法でのパターニングにおいて、2
P装置への基板10の供給から、パターニングを完了し
た基板10の2P装置外への排出までの一連の作業の
間、有効パターン11に接触すること無く、光学素子を
製造できる。
【0035】また、上記矩形基板10から有効パターン
部11を打ち抜く作業(後述)時にも、上記無効パターン
部12をハンドリング部として扱えるので、円形の有効
パターン部11に対して非接触で矩形基板10を搬送で
き、打ち抜き作業によって円形の有効パターン部11に
キズを付けることがない。
【0036】上記矩形基板10から有効パターン部11
を打ち抜くには、図3に示す打抜き装置100を用い
る。この打抜き装置100は、搬送部103に矢印Z方
向にスライド自在に載置されたダイセット下ベース42
とこのダイセット下ベース42上に取り付けた下刃物部
102を備える。また、この打ち抜き装置100は、上
記下刃物部102をまたぐように土台109に取り付け
られた加圧部105を備える。この加圧部105は、上
下(矢印X)方向に昇降自在になっている。この加圧部1
05の下側には上刃物部101が取り付けられている。
この上刃物部101は上記下刃物部102に向かい合っ
ている。この下刃物部102は基板吸着板45を有し、
この基板吸着板45上に上記矩形の光学基板10が載置
される。この基板吸着板45に載置された矩形基板10
は、加圧部105が下方へ降下したときに、上下両側か
ら上刃物部101の上刃物と下刃物部102の下刃物と
で挟まれることとなる。
【0037】また、この打ち抜き装置100は、上記搬
送部103のスライド端付近の上方に配置されたCCD
カメラ50を有し、このCCDカメラ50に画像処理装
置51が接続されている。このCCDカメラ50と画像
処理装置51が画像認識部104を構成している。この
画像認識部104は、図3において仮想線で示す位置ま
でスライドした打抜き対象基板10と下刃物部102の
位置を計測する。
【0038】図4(a),(c)に示すように、上刃物部1
01は、ダイセット上ベース41と4本のダイセットポ
ール43と上刃物ブロック31から構成されている。上
刃物ブロック31は、矩形の刃物ベース23上に配置さ
れた円形刃物20と基板分割刃物22を有する。この基
板分割刃物22は、刃物ベース23の外周縁の1辺から
円形刃物20に達する真っ直ぐな刃物である。
【0039】一方、図4(b),(d)に示すように、下刃
物部102は、ダイセット下ベース42上に固定された
下刃物ブロック32を有する。この下刃物ブロック32
はXYZステージ46を有し、このXYZステージ46
はZ方向に対向して配置された1対の基板吸着板45,
45を、図に示すX,Y,Z方向に移動させることができ
る。また、このダイセット下ベース42の四隅には4本
のダイセットポール43用ブッシュ44が固定されてい
る。また、下刃物ブロック32は、上刃物ブロック31
と同様に、矩形の刃物ベース25上に配置された円形刃
物21と基板分割刃物24を有する。図4(a),(c)と
図4(b),(d)を参照すれば分かるように、上刃物ブロ
ック31の円形刃物20,分割刃物22は、下刃物ブロ
ック32の円形刃物21,分割刃物24に対向して配置
されるようになっている。
【0040】次に、上記打ち抜き装置100を用いて、
上記矩形基板10を打ち抜く方法を説明する。
【0041】図1に示す矩形の光学基板10の無効パタ
ーン部12をハンドリングして、図3に示すように、下
刃物部102のXYZステージ46上に配置した吸着板
45上に光学基板10を搭載し、図示しない真空源によ
り吸着固定する。
【0042】この搭載した矩形基板10は、図3の仮想
線位置に搬送されて、画像処理部104のCCDカメラ
50で円形刃物21と基板10とが撮像される。そし
て、円形刃物21の円形部の重心位置と搭載した矩形基
板10の円形の有効パターン部11の重心位置を画像処
理装置51によって計測し、この2つの重心位置の位置
ずれ量を算出する。そして、この位置ずれ量に基いて、
XYZステージ46のZ,Y軸を駆動することで、基板
吸着板45を矩形の刃物ベース25に対してスライドさ
せ、矩形基板10の有効パターン部11の重心位置を円
形刃物21の重心位置に一致させる。次に、XYZステ
ージ46のX軸を駆動して、基板吸着板45と一緒に矩
形基板10を降下させ、矩形基板10を円形刃物21に
接触させる。
【0043】次に、下刃物部102を、図示しない駆動
源によって、搬送部103に沿って、Z方向に移動さ
せ、下刃物部102を上刃物部101の下方に位置させ
る。
【0044】次に、加圧部105の駆動源(図示せず)に
よって、上刃物部101を下降させ、ポール(ストッパ)
43で停止させる。この上刃物部101の下降停止位置
は、矩形基板10に円形刃物20,21が上下から所定
の寸法だけ食込み、かつ、基板分割刃物22,24も矩
形基板10に所定寸法だけ食い込む位置にする。この動
作によって、図5(a),図5(b)に示すように、矩形基
板10に、上,下の円形刃物20,21による円形の非貫
通溝71,72および分割刃物22,24による直線の非
貫通溝73,74が形成される。さらには、上,下の円形
刃物20,21および分割刃物22,24の先端を起点と
して、深さ方向にクラックが伝播する。これにより、矩
形基板10から有効パターン部11の有効領域11aが
打ち抜かれたことになる。
【0045】次に、上刃物部101が図示しない駆動源
によって上昇させられ、下刃物部102が、搬送部10
3によって、図3において右手(Z方向)に移動して打抜
き動作を完了する。
【0046】この打抜き装置100は、図5(a)に示す
ように、矩形基板10の有効パターン部11を、この有
効パターン部11よりも小さな円形領域11aに打ち抜
いて、この円形領域11aから光学素子を作製するの
で、打抜き作業を効率よく行える。また、打抜き用の刃
物20,21が円形であるから、有効パターン部11に
対する位置合せが容易になる。また、この打抜き装置1
00は、上記矩形基板10の上下に配置された円形刃物
20,21で、矩形基板10を噛むことによって、矩形
基板10の上下両面から円形刃物20,21を食い込ま
せるから、上下面における円形有効パターン部11の円
形領域11aの輪郭を合致させることができる。その
上、上記上下両面から略均一な力が加わることとなるの
で、打抜きに起因する歪やバリも最小限にすることがで
きる。
【0047】また、この光学素子の製造方法では、図5
に示すように、有効パターン部11と無効パターン部1
2の境界に段差81,82が形成されているので、有効
パターン部11と無効パターン部12との境界をCCD
カメラ50で認識し易くなり、かつ、この段差81,8
2を打抜きの位置決め基準とすることで、打抜き作業が
やり易くなる。図5(a)に示すような段差81,82
は、たとえば、基材90の表と裏に配置した樹脂を、図
7に示すような上,下スタンパ341,340で挟んで押
し広げることで形成した樹脂槽91,92と基材90と
の段差として形成できる。
【0048】そして、上記矩形基板10の無効パターン
部12をハンドリングして、矩形基板10を、上記基板
打抜き装置100の外へ排出する。このとき、図5
(a),(b)に示すように、基板10の有効パターン部1
1は無効パターン部12からクラック伝播で打ち抜かれ
た状態になっているが、このクラックを境として隙間な
く組み合わさっている。したがって、無効パターン部1
2をハンドリングしても有効パターン部11の円形領域
11aが無効パターン部12から外れてしまうことがな
い。
【0049】次に、円形の有効パターン部11の領域1
1aがクラックを境として無効パターン部12に組合わ
さった基板10において、図6(a),(b),(c)に示すよ
うにして、円形の有効パターン部11の円形領域11a
を取り出す作業が行われる。すなわち、図6(a)に示す
ように、無効パターン部12の直線溝73(74)を挟ん
で対向する1対の隅部12A,12Bを左右の手でつま
み、白抜き矢印で示すように、左右方向に引張ることに
よって、無効パターン部12の隅部12Aと隅部12B
を開き、図6(b)に示す無効パターン部12から図6
(c)に示す有効パターン部11aを取り出すことができ
る。
【0050】このように、有効パターン部11の円形領
域11aを一度もハンドリングすること無く、矩形の光
学基板10から有効パターン部11の円形領域11aだ
けを取り出すことが可能となる。
【0051】次に、図2(b)に示すように、この光学基
板10から取り出した円形の有効パターン部11の円形
領域11aを、円形ドーム1のドーム中心2に関して放
射線状に複数個配置し、この複数個の円形有効パターン
部11,11…の円形領域11a,11a…に反射防止膜
であるAR(アンチリフレクション)コートを蒸着して、
円形有効パターン部11の円形領域11aを光学素子と
して製品化する。上記放射線状配置は、蒸着膜厚の均一
性を確保するために必要である。
【0052】この実施形態では、ハンドリングでキズ付
けられることなく形成された円形の有効パターン部11
の円形領域11aを、図2(b)に示すように、蒸着用円
形ドーム1内に周方向に密に配置できるから、蒸着ドー
ム1内での取れ数がアップし、製造コストの低減につな
がる。また、矩形基板10から円形の有効パターン部1
1だけを取り出すから、蒸着の無駄がなく、製造コスト
を低減できる。
【0053】これに対し、図2(a)に示すように、矩形
基板10のままで、蒸着を行う場合には、蒸着ドーム1
内への配置個数が少なくなる上に、無効パターン部12
にも蒸着を行うことになるから、取れ数が少ない上に、
蒸着の無駄が発生し、製造コストがアップする。
【0054】尚、上記実施の形態では、光学基板10を
矩形としたが、五角形以上の多角形の基板としてもよ
い。
【0055】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の光
学素子の製造方法は、有効領域の周囲に無効領域を設け
た矩形基板から、光学素子を製造する。この発明の製造
方法では、矩形基板の有効領域の周囲に無効領域を設け
たので、この無効領域を製造工程におけるハンドリング
部とすることで、有効領域に対して非接触で光学素子を
製造でき、高効率,高品質で光学素子を製造できる。例
えば、蒸着槽の中心に対して、有効領域を放射線状に配
置する場合に、円形の有効領域であれば、任意の方向に
セットでき、かつ、どのような方向にセットしたとして
も蒸着槽への投入枚数が変わらないという利点がある。
【0056】また、一実施形態の光学素子の製造方法
は、上記矩形基板の有効領域を円形としたから、配置に
関する方向性をなくすることができ、製造がやり易くな
る。
【0057】また、他の実施形態の光学素子の製造方法
は、上記矩形基板の有効領域を円形に打抜いて、この円
形に打ち抜いた有効領域に光学素子を作製するので、打
抜き作業を効率よく行えるとともに、打抜き用の刃物が
円形になるから、有効領域に対する位置合せが容易にな
る。
【0058】また、一実施形態の光学素子の製造方法
は、矩形基板から円形有効領域を打抜くに際し、円形の
非貫通深さの溝からクラックを伝播させることによっ
て、矩形基板から円形有効領域を打ち抜いているので、
円形の有効領域は、その周囲の無効領域に対して上記ク
ラックを境として密接に組合わさることとなる。したが
って、この打ち抜き状態においても、円形の有効領域が
無効領域から外れてしまうことなく、無効領域をハンド
リング部として、有効領域をキズ付けることなく、矩形
基板を搬送できる。
【0059】また、他の実施形態の製造装置は、上記矩
形基板の上下に配置された円形刃物で、上記矩形基板を
噛むことによって、矩形基板の上下両面から円形刃物を
食い込ませるから、上下面における円形有効領域の輪郭
を合致させることができる。その上、上記上下両面から
略均一な力が加わることとなるので、打抜きによる歪や
バリも最小限にすることができる。
【0060】また、一実施形態の製造方法は、矩形基板
の外周から上記円形の非貫通深さの溝に達する分離用溝
を形成し、この分離用溝を開くように、分離用溝の両側
の無効領域を開いて、矩形基板から円形有効領域を容易
に取り出すことができる。
【0061】また、他の実施形態の製造装置は、矩形基
板の上下面に配置され、矩形基板に円形の非貫通溝を形
成する上下動可能な円形刃物と、この円形刃物の外側に
配置され、矩形基板の外周から円形の非貫通深さの溝に
達する分離用溝を形成する上下動可能な分離用刃物とを
備える。したがって、上下動可能な円形刃物で円形の非
貫通溝を形成すると同時に、上下動可能な分離用刃物で
分離用の溝を形成することができるので、製造効率の向
上を図れる。
【0062】また、一実施形態の光学素子の製造方法
は、上記有効領域と上記無効領域の境界に段差を形成す
るから、有効領域と無効領域の境界を認識し易くなり、
かつ、この段差を打抜きの位置決め基準とすることで、
打抜き作業がやり易くなる。
【0063】また、他の実施形態の製造装置は、矩形基
板の有効領域と無効領域の境界に段差を形成し、この段
差を、認識手段で認識して位置決めの基準とするから、
その後の打抜き位置を正確にできる。
【0064】また、一実施形態の製造装置は、基材の上
下に配置したスタンパで、基材の表と裏に配置した樹脂
を挟んで押し広げることで、有効領域と無効領域の境と
なる段差を容易に形成できる。
【0065】また、他の実施形態の光学素子の製造方法
は、多角形基板の有効領域の周囲に無効領域を設けたの
で、この無効領域を製造工程におけるハンドリング部と
することで、有効領域に対して非接触で光学素子を製造
でき、高効率,高品質で光学素子を製造できる。この多
角形基板は、四角形基板であってもよく、六角形基板や
八角形基板であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の光学素子の製造方法の実
施の形態で作製されるホログラム素子基板の外観形状図
である。
【図2】 図2(a)は比較例におけるARコート時の基
板配置図であり、図2(b)は本発明の実施形態における
ARコート時の基板配置図である。
【図3】 図3は、この発明の光学素子の製造装置の実
施形態としての基板打抜き装置100の全体構成図であ
る。
【図4】 図4(a)は上記基板打抜き装置100の上刃
物部101の側面図であり、図4(b)は上記打抜き装置
100の下刃物部102の上面図であり、図4(c)は上
刃物部101の下面図であり、図4(d)は下刃物部10
2の側面図である。
【図5】 図5(a)は、上記実施形態における基板打抜
き時の基板分割状態を示す断面図であり、図5(b)は上
記基板分割状態を示す平面図である。
【図6】 図6(a)は、基板打抜き作業後の有効パター
ン部の取り出し方法を説明する図であり、図6(b),
(c)は取りだし後の無効パターン部,有効パターン部を
示す図である。
【図7】 図7(a)〜(d)は、参照例としての2P法を
用いた光学素子製造方法を順に示す工程図である。
【符号の説明】
1…円形の蒸着ドーム、2…ドーム中心、10…2P成
形法で製作されたホログラム素子基板である矩形基板、
11…有効パターン部、12…無効パターン部、12
A,12B…隅部、20…円形刃物、21…円形刃物、
22…基板分割刃物、23,25…刃物ベース、24…
分割刃物、31…上刃物ブロック、32…下刃物ブロッ
ク、41…ダイセット上ベース、42…ダイセット下ベ
ース、43…ダイセットポール、45…基板吸着板、4
6…XYZステージ、50…CCDカメラ、51…画像
処理装置、71,72…円形の非貫通溝、73,74…直
線の非貫通溝、100…打抜き装置、101…上刃物
部、102…下刃物部、103…搬送部、105…加圧
部、109…土台、104…画像認識部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効領域の周囲に無効領域を設けた複数
    の矩形基板から、複数の光学素子を一括して製造するこ
    とを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学素子の製造方法に
    おいて、 上記矩形基板の有効領域を円形とすることを特徴とする
    光学素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光学素子の製造方法に
    おいて、 上記矩形基板の有効領域を円形に打抜いて、この円形に
    打ち抜いた有効領域に光学素子を作製することを特徴と
    する光学素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光学素子の製造方法に
    おいて、 打ち抜き刃物を、上記矩形基板の表面から所定の非貫通
    深さだけ貫入させて、円形の非貫通深さの溝を形成し、 上記円形の非貫通深さの溝からクラックを伝播させて、
    上記矩形基板から円形の有効領域を打抜くことを特徴と
    する光学素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 有効領域の周囲に無効領域を設けた複数
    の矩形基板から、複数の光学素子を一括して製造する光
    学素子の製造装置であって、 上記矩形基板の上下面に配置される上下動可能な円形刃
    物を駆動して、上記矩形基板から円形の有効領域を打ち
    抜くことを特徴とする光学素子の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の光学素子の製造方法に
    おいて、 上記矩形基板の外周から上記円形の非貫通深さの溝に達
    する分離用溝を形成し、 上記分離用溝を開くように、上記分離用溝の両側の無効
    領域を開いて、上記矩形基板から上記円形の有効領域を
    分離することを特徴とする光学素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 有効領域の周囲に無効領域を設けた複数
    の矩形基板から、複数の光学素子を一括して製造する光
    学素子の製造装置であって、 上記矩形基板の上下面に配置され、上記矩形基板に円形
    の非貫通溝を形成する上下動可能な円形刃物と、 上記円形刃物の外側に配置され、上記矩形基板の外周か
    ら上記円形の非貫通深さの溝に達する分離用溝を形成す
    る上下動可能な分離用刃物とを備えることを特徴とする
    光学素子の製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の光学素子の製造方法お
    いて、 上記有効領域と上記無効領域の境界に段差を形成して、
    この段差を、上記矩形基板の有効領域を円形に打ち抜く
    ときの位置決めの基準とすることを特徴とする光学素子
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 有効領域の周囲に無効領域を設けた複数
    の矩形基板から、複数の光学素子を一括して製造する光
    学素子の製造装置であって、 上記有効領域と上記無効領域の境界に段差を形成し、 この段差を、認識手段で認識して位置決めの基準とし、
    上記矩形基板の上下面に配置される上下動可能な円形刃
    物を駆動して、上記矩形基板から円形の有効領域を打ち
    抜くことを特徴とする光学素子の製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の光学素子の製造装置
    において、 基材の表側と裏側に配置した樹脂を、この基材の上下に
    配置したスタンパで挟んで押し広げ、上記樹脂と上記基
    材からなる有効領域と、上記基材だけからなる無効領域
    と、この無効領域と上記有効領域との境となる段差とを
    形成することを特徴とする光学素子の製造装置。
  11. 【請求項11】 有効領域の周囲に無効領域を設けた複
    数の多角形基板から、複数の光学素子を一括して製造す
    ることを特徴とする光学素子の製造方法。
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