JP2001212523A - 粉粒体検査装置 - Google Patents

粉粒体検査装置

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JP2001212523A
JP2001212523A JP2000024007A JP2000024007A JP2001212523A JP 2001212523 A JP2001212523 A JP 2001212523A JP 2000024007 A JP2000024007 A JP 2000024007A JP 2000024007 A JP2000024007 A JP 2000024007A JP 2001212523 A JP2001212523 A JP 2001212523A
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Yuichi Yamazaki
祐一 山崎
Takahiro Mizoguchi
高宏 溝口
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流下案内面に沿って一層状態で且つ横幅方向
に複数個の粉粒体が並ぶ状態で流下案内されている粉粒
体群において、各粉粒体を流下案内面の流下方向に沿っ
て極力真っ直ぐに流下させて、適切な選別処理を行うこ
とができる粉粒体検査装置を提供する。 【解決手段】 粉粒体群における各粉粒体kが流下案内
面1aを流下するときに、各粉粒体kの外径よりも狭い
幅で流下方向に沿うように形成され且つ横幅方向に並べ
て形成された複数の溝mにより、横幅方向への移動が抑
制されて、上記溝mの形成方向である流下方向に沿うよ
うに、流下案内体1にて流下案内される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体の複数個を
並べる大きさの横幅を備えた流下案内面に沿って、粉粒
体群を一層状態で且つ横幅方向に複数個の粉粒体が並ぶ
状態で流下案内する流下案内体と、その流下案内体にて
流下案内される前記粉粒体群における不良物もしくは正
常物の存否を検出し、その検出結果に基づいて、不良物
と正常物とを分離して選別する選別手段とが設けられて
いる粉粒体検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記粉粒体検査装置には、流下案内体と
してのいわゆる平面式シュータが設けられ、そのシュー
タの流下案内面は、粉粒体の複数個を並べる大きさの横
幅を備えた平面状に形成されている。又、選別手段とし
ては、上記平面式シュータの下端部から粉粒体群が広幅
状態で流下する落下経路中に、蛍光灯等にて照明される
上記広幅状態の粉粒体群からの反射光及び透過光を受光
するCCDラインセンサや、そのCCDラインセンサに
て検出された不良物に対してエアーを吹き付けて正常物
と異なる経路に分離させるための複数の噴出ノズル等を
設置して構成されている。
【0003】そして、上記粉粒体検査装置は、上記平面
状の流下案内面に沿って、粉粒体群を一層状態で且つ横
幅方向に複数個の粉粒体が並ぶ状態で、即ち広幅状態で
流下案内させながら、選別手段にて選別処理することに
よって、粉粒体群を例えば樋状体に沿って一列状態で流
下案内させながら選別処理するものに比べて、単位時間
当たりの処理量を多くして、多量の検査対象物を能率良
く選別処理できるようにするものである。
【0004】さらに、検査される粉粒体群としては、玄
米や精米等の米粒群、成形加工用の樹脂ペレット等であ
る。そして、米粒群の場合における不良物は、着色米な
どの不良の米粒や石・ガラス等の異物であり、樹脂ペレ
ットの場合における不良物は、ペレット表面に処理過程
で生じた黒色系の焼けや汚染によるコンタミ等が存在す
る樹脂ペレット、検査対象の樹脂ペレットに混入してい
る他の色の樹脂ペレット等である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の粉粒体検査
装置では、流下案内面が平面状に形成されているので、
粉粒体が例えば楕円形等のいびつな形状である場合に
は、粉粒体が流下案内面にて流下案内されるときに、流
下方向に沿って真っ直ぐに流下せずに、流下方向に対し
て斜め方向に流下する状態(斜行状態)が生じて、粉粒
体群の流れが乱れ、選別処理を適切に行えない虞があ
る。即ち、流下案内体によって流下案内されながら流下
移動する粉粒体が斜行する状態が生じると、不良物とし
て検出された粉粒体が自ら斜行したりあるいは周りの粉
粒体が斜行した影響を受けて、上記不良物の粉粒体群に
おける横幅方向での位置がずれ、そのため、流下方向の
下手側において、上記不良物と正常物とを的確に分離し
て選別することができなくなる虞がある。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消す
べく、粉粒体群を広幅の流下案内面に沿って流下案内さ
せながら能率良く選別処理する場合において、各粉粒体
を流下案内面の流下方向に沿って極力真っ直ぐに流下さ
せて、適切な選別処理を行うことができる粉粒体検査装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1では、前記流下
案内体が、その流下案内面に、各粉粒体の外径よりも狭
い幅で流下方向に沿うように形成された複数の溝を、横
幅方向に並べて形成させている。つまり、粉粒体群にお
ける各粉粒体が流下案内面を流下するときに、各粉粒体
の外径よりも狭い幅で流下方向に沿うように形成され且
つ横幅方向に並べて形成された複数の溝により、横幅方
向への移動が抑制されて、上記溝の形成方向である流下
方向に沿うように流下案内される。従って、粉粒体が楕
円形等のいびつな形状である場合にも、各粉粒体を流下
案内面の流下方向に沿って極力真っ直ぐに流下させるの
で、検出された不良物もしくは正常物の粉粒体群におけ
る横幅方向での位置ずれが抑制されて、不良物と正常物
とを的確に分離させることができ、もって、粉粒体群を
広幅の流下案内面に沿って流下案内させながら能率良く
選別処理する場合において、適切な選別処理を行うこと
ができる粉粒体検査装置が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る粉粒体検査装
置の実施形態を、粉粒体群としての樹脂ペレット群を検
査する場合について説明する。図1に全体構成を示すよ
うに、そして、図3に不良物の検出及び分離処理の動作
を示すように、ペレットkの複数個を並べる大きさの横
幅を備えた流下案内面1aに沿って、ペレット群kを一
層状態で且つ横幅方向に複数個のペレットkが並ぶ状態
で流下案内する流下案内体としてのシュータ1が、水平
面に対して所定角度(例えば60度)傾斜させて設置さ
れている。シュータ1の上部に設けた貯留タンク7から
落下し、振動フィーダ9によって搬送供給されたペレッ
ト群kが、シュータ1の上面に沿う流下経路に沿って一
層状態で横幅方向に広がった状態で流下案内されてい
る。尚、この場合において一層状態で流下させることを
目的としているので、流れ状態により部分的に二層状態
等になっても、一層状態の概念に含むものである。
【0009】図4に示すように、上記シュータ1が、そ
の流下案内面1aに、各ペレットkの外径よりも狭い幅
で流下方向に沿うように形成された複数の溝mを、横幅
方向に並べて形成させている。図4には、上記溝mの断
面形状が矩形状で、溝の幅が粉粒体kの外径の1/2〜
3/4程度に形成されている場合を示す。従って、上記
流下案内面1aの上面に沿って流下する各ペレットk
が、流下案内面1aの横幅方向に移動しようとした場合
に、溝mの上端部箇所(上記矩形状の溝の角部)に当た
って横幅方向への移動が抑制され、各溝mの形成方向で
ある流下案内面1aの流下方向に沿って流下するように
流下案内されることになる。
【0010】貯留タンク7には、外部から供給されるペ
レットが貯留され、又、その外部からの検査対象物を1
次選別処理して得られた正常物又は不良物が再選別のた
めに貯留される。貯留タンク7は下端側ほど先細筒状に
形成され、貯留タンク7から振動フィーダ9上に落下し
たペレット群kのシュータ1への供給量は、振動フィー
ダ9の振動振幅を変化させてペレット群kの搬送速度を
変えることにより調節される。
【0011】ペレット群kがシュータ1の下端部から移
動落下する落下経路IK中に検出箇所Jが設定され、そ
の検出箇所Jを照明する照明手段4として、落下経路I
Kの前面側(図2において左側)を照明する前面側ライ
ン状光源4Bと、落下経路IKの後面側(図2において
右側)を照明する後面側ライン状光源4Aとが、蛍光灯
にて構成されて設けられている。
【0012】前面側ライン状光源4Bからの照明光が検
出箇所Jのペレット群kの前面側で反射した反射光を受
光する前面側ラインセンサ5Bと、後面側ライン状光源
4Aからの照明光が検出箇所Jのペレット群kの後面側
で反射した反射光を受光する後面側ラインセンサ5Aと
が設けられている。図6に示すように、上記両ラインセ
ンサ5A,5Bは、ペレット群の各ペレットkの大きさ
よりも小さい範囲p(例えばペレットkの大きさの10
分の1程度)を夫々の受光対象範囲とする複数個の受光
素子5aを、直線状の検出箇所Jに対応させてライン状
に並ぶ状態で備えている。具体的には、各ラインセンサ
5A,5Bは、受光素子5aが直線状に並置されたモノ
クロタイプのCCDセンサ部50と、検出箇所Jでのペ
レット群kの像を上記CCDセンサの各受光素子5a上
に結像させる光学系51とから構成されている。
【0013】前面側ラインセンサ5Bの受光方向であっ
て前記検出箇所Jの背部側箇所に、前面側ライン光源4
Bにて照明されて、前面側ライン光源4Bにて照明され
たペレット群kのうちの正常物からの反射光と同一又は
略同一の明るさの光を前面側ラインセンサ5Bに向けて
投射する長尺帯状の前面側反射面hbを備えた前面側反
射板8Bが設置されている。また、後面側ラインセンサ
5Aの受光方向であって前記検出箇所Jの背部側箇所
に、後面側ライン光源4Aにて照明されて、後面側ライ
ン光源4Aにて照明されたペレット群kのうちの正常物
からの反射光と同一又は略同一の明るさの光を後面側ラ
インセンサ5Aに向けて投射する長尺帯状の後面側反射
面haを備えた後面側反射板8Aが設置されている。
【0014】上記前面側反射板8B及び後面側反射板8
Aは、断面L字型で長尺状に形成され、同様な構造によ
って光源支持用のフレーム22に取付けられている。即
ち、断面コの字状で長尺状に形成されたブラケット22
aが光源支持用のフレーム22にネジ止め固定されると
ともに、そのブラケット22aにおけるフレーム22へ
の固定部とは反対側の角部に上記各反射板8A,8Bの
角部を当て付けた状態で,各反射板8A,8Bがブラケ
ット22aにネジ止めされている。
【0015】前面側ライン状光源4B、前面側ラインセ
ンサ5B及び後面側反射板8Aが一方の収納部13Bに
収納され、後面側ライン状光源4A、後面側ラインセン
サ5A及び前面側反射板8Bが他方の収納部13Aに収
納されている。尚、両収納部13A,13Bは側板が共
通の一体の箱体に形成され、両収納部13A,13B夫
々は、検出箇所Jに面する側に板状の透明なガラスから
なる光透過用の窓部14A,14Bを備えている。そし
て、図示しないが、両窓部14A,14Bの表面に長手
方向(図2の紙面垂直方向)に沿ってエアを吹き付け
て、窓表面に付着した塵等を除くための清掃ノズル26
が設けられている(図5参照)。
【0016】前記検出箇所Jから落下経路IKの落下方
向下手側に、検出箇所Jでの受光情報に基づいて検出さ
れた不良物g(例えば前記黒色系の焼けやコンタミ等が
存在する樹脂ペレット)に対してエアーを吹き付けて正
常なペレットkの移動方向から分離させるためのエアー
吹き付け装置6が設けられ、このエアー吹き付け装置6
は、噴射ノズル6aの複数個を、上記落下経路IKの全
幅を所定幅で複数個の区画に分割形成した各区画に対応
する状態で並置させ、不良物gが存在する区画の噴射ノ
ズル6aが作動されるように構成されている。
【0017】そして、噴射ノズル6aからのエアーの吹
き付けを受けずにそのまま進行してくる正常なペレット
kを回収する良品用の受口部2Bと、エアーの吹き付け
を受けて正常なペレットkの流れから横方向に分離した
不良物gを回収する不良物用の受口部3Bとが設けら
れ、良品用の受口部2Bが横幅方向に細長い筒状に形成
され、その良品の受口部2Bの周囲を囲むように、不良
物用の受口部3Bが形成されている。尚、良品用の受口
部2Bにて回収されたペレットk、及び、不良物用の受
口部3Bにて回収された不良物は、再選別等のために、
本検査装置のタンク7又は他の検査装置に搬送される。
【0018】次に、粉粒体検査装置の装置構成について
説明する。図1に示すように、ジャッキボルト式の脚部
F0を備えた底板F1上に立設された縦枠F2,F3,
F4が、横枠F5,F6,F7によって連結されて機枠
が構成されている。表側の縦枠F4の上部斜め部分に、
情報の表示及び入力用の操作卓21が設置され、前記フ
ィーダ9に対するフィーダ駆動回路20が横枠F5上に
設置され、底板F1上には、電源ボックス17とエアタ
ンク15とが設置されている。尚、このエアタンク15
から、前記エアー吹き付け装置6及び前記清掃ノズル2
6に対して加圧されたエアが供給されている。又、箱状
の前記収納部13A,13Bが前部側で縦枠F4に、後
部側で縦枠F3に夫々支持され、シュート1が上部側で
横枠F6に下部側で収納部13Bに支持され、制御ボッ
クス16が、横枠F7上に設置されている。機枠には、
装置外面を覆うカバー12が取り付けられている。尚、
各ユニットの前面側のカバー12のカバー上部12A
は、上下方向に開閉式に構成され、そのカバー上部12
Aを持ち上げた状態で装置内部の点検等を行う。
【0019】制御構成を説明すると、図5に示すよう
に、マイクロコンピュータ利用の制御装置10が設けら
れ、この制御装置10に、両ラインセンサ5A,5Bか
らの各画像信号と、前記操作卓21からの操作情報とが
入力されている。一方、制御装置10からは、前記操作
卓21に対する表示用の駆動信号と、前記各ライン状光
源4A,4Bを点灯させる点灯回路19に対する駆動信
号と、各噴射ノズル6aへの各エアー供給をオンオフす
る複数個の電磁弁11に対する駆動信号と、前記フィー
ダ駆動回路20に対する駆動信号と、前記清掃ノズル2
6に対するエアー供給をオンオフする電磁弁26Aに対
する駆動信号とが出力されている。
【0020】そして、上記制御装置10及び前記エアー
吹き付け装置6を利用して、前記シュータ1にて流下案
内されるペレット群kにおける不良物の存否を検出し、
その検出結果に基づいて、不良物と正常物とを分離して
選別する選別手段100が構成されている。つまり、制
御装置10は、ペレット群kの前面側及び後面側からの
各反射光、並びに、前面側及び後面側の各反射面ha,
hbからの反射光を受光する各ラインセンサ5A,5B
の受光情報に基づいて、複数の受光素子5a夫々からの
明度情報のいずれかが適正明度範囲を外れていると不良
物の存在を検出し、その不良物がエアー吹き付け装置6
による分離箇所に達したときに不良物の位置に対応する
ノズル6aを作動させて分離するように構成される。
【0021】上記適正明度範囲は、ペレット群kのうち
の正常物を前面側ライン光源5Bにて照明したときの反
射光に対する適正明度範囲ΔE2と、ペレット群kのう
ちの正常物を後面側ライン光源5Aにて照明したときの
反射光に対する適正明度範囲ΔE1として設定される。
そして、制御装置10は、前面側ラインセンサ5Bの受
光情報に基づいて、前面側受光部5a2からの明度が前
面側の反射光について設定された適正明度範囲ΔE2を
外れたか否かの判別を行うとともに、後面側ラインセン
サ5Aの受光情報に基づいて、後面側受光部5a1から
の明度が後面側の反射光について設定された適正明度範
囲ΔE1を外れたか否かの判別を行い、前面側受光部5
a2からの明度がその適正明度範囲ΔE2を外れている
場合及び後面側受光部5a1からの明度がその適正明度
範囲ΔE1を外れている場合のいずれかの場合に不良物
の存在を検出する。
【0022】次に、各ラインセンサ5A,5Bの受光出
力における不良物の判別について、具体的に説明する
と、図7に示すように、各受光素子5aの受光量に対応
する出力電圧がペレット群kに対する適正明度範囲ΔE
1,ΔE2内にある場合に正常なペレットの存在を検出
し、適正明度範囲ΔE1,ΔE2を外れた場合にペレッ
トの不良又は異物の存在を検出する。図中、e0は、正
常ペレット粒からの標準的な反射光に対する出力電圧レ
ベルである。そして、受光素子5aの出力電圧が適正明
度範囲ΔE1,ΔE2よりも小さい場合e1,e2に
は、正常なペレット粒よりも反射率が小さい不良のペレ
ット粒(例えば前記黒色系の焼け部分や汚染によるコン
タミ箇所等が表面にあるペレット)等の存在を検出し、
適正明度範囲ΔE1,ΔE2よりも大きい場合e3に
は、正常なペレット粒kよりも反射率が大きい他の色の
樹脂ペレット(例えば明度が大きい白色の樹脂ペレッ
ト)が混入しているような場合におけるその混入ペレッ
ト等の不良物の存在を検出する。
【0023】そして、制御装置10は、両ラインセンサ
5A,5Bの検出位置Jに移送したペレット群kのうち
で、不良物の存在が検出された場合には、検出位置Jか
ら噴射ノズル6aの噴射位置にペレット群kが移送され
るのに要する時間間隔が経過するに伴って、不良のペレ
ット又は異物に対して、その位置に対応する区画の各噴
射ノズル6aからエアーを吹き付けて正常なペレットの
経路から分離させる。
【0024】〔別実施形態〕上記実施形態では、前記流
下案内面1aに流下方向に沿うように形成される溝mの
断面形状を矩形状に形成した(図4参照)が、これ以外
の形状でもよい。以下、図8に基づいて溝mの別実施形
態について例示する。(イ)には、溝mの断面形状を上
部側ほど溝の幅が広くなる三角形状に形成したものを示
し、(ロ)には、溝mの断面形状を上記三角形状に比べ
て溝の幅が下部側ほどより狭くなる曲面状に形成したも
のを示す。また、図4及び図8の(イ)(ロ)では、溝
の幅を粉粒体kの外径の1/2〜3/4程度に形成した
ものを示したが、(ハ)に示すように、ヘアライン加工
等によって、溝mの断面形状を粉粒体kの外径に対し
て、より細かい形状に形成してもよい。
【0025】上記実施形態では、選別手段100が、流
下案内されている粉粒体の前面側及び後面側夫々からの
反射光の受光情報に基づいて、粉粒体群における不良物
の存否を検出するように構成したが、これ以外に、粉粒
体からの反射光と粉粒体を透過した透過光の受光情報に
基づいて不良物の存否を検出するものでもよい。また、
粉粒体群における不良物の存否を検出するのではなく、
例えば粉粒体群における正常物の存否を検出するもので
もよい。又、上記実施形態では、選別手段100が、不
良物もしくは正常物にエアーを吹き付けて不良物と正常
物とを異なる経路に分離するように構成したが、エア以
外に、例えば不良物もしくは正常物に板ばねを当てて弾
き飛ばして分離させるように構成してもよい。
【0026】上記実施形態では、粉粒体群が樹脂ペレッ
トである場合について例示したが、粉粒体群はこれに限
るものではなく、例えば、精米や玄米等の米粒を検査す
る場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉粒体検査装置の全体側面図
【図2】同要部側面図
【図3】同要部斜視図
【図4】同要部断面図
【図5】制御構成のブロック図
【図6】ラインセンサの受光状態を示す図
【図7】ラインセンサの出力波形図
【図8】別実施形態における粉粒体検査装置の要部断面
【符号の説明】
1 流下案内体 1a 流下案内面 100 選別手段 m 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体の複数個を並べる大きさの横幅を
    備えた流下案内面に沿って、粉粒体群を一層状態で且つ
    横幅方向に複数個の粉粒体が並ぶ状態で流下案内する流
    下案内体と、 その流下案内体にて流下案内される前記粉粒体群におけ
    る不良物もしくは正常物の存否を検出し、その検出結果
    に基づいて、不良物と正常物とを分離して選別する選別
    手段とが設けられている粉粒体検査装置であって、 前記流下案内体が、その流下案内面に、各粉粒体の外径
    よりも狭い幅で流下方向に沿うように形成された複数の
    溝を、横幅方向に並べて形成させている粉粒体検査装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130235A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2008259948A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Akatake Engineering Kk 粉体薄膜供給装置および粉体中の異物検知装置
JP2012250195A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Kubota Corp 粒状体選別装置

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