JP2001212135A - 放射線断層撮影装置および記憶媒体 - Google Patents

放射線断層撮影装置および記憶媒体

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JP2001212135A
JP2001212135A JP2000027653A JP2000027653A JP2001212135A JP 2001212135 A JP2001212135 A JP 2001212135A JP 2000027653 A JP2000027653 A JP 2000027653A JP 2000027653 A JP2000027653 A JP 2000027653A JP 2001212135 A JP2001212135 A JP 2001212135A
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JP2000027653A
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English (en)
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Yoshihiro Matsushima
祥浩 松島
Makoto Gono
誠 郷野
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/50Clinical applications
    • A61B6/507Clinical applications involving determination of haemodynamic parameters, e.g. perfusion CT

Abstract

(57)【要約】 【課題】 造影剤によらずに所望の組織を際立たせた画
像を撮影する放射線断層撮影装置、および、そのような
撮影機能をコンピュータに実現させるプログラムを記録
した記録媒体を実現する。 【解決手段】 断層像702に関心領域706を設定
し、関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの
画素値を最大輝度値または最小輝度値に変更してコント
ラストを強調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線断層撮影装
置および記録媒体に関し、特に、所望の組織を際立たせ
た画像を撮影する放射線断層撮影装置、および、そのよ
うな撮影機能をコンピュータ(computer)に実
現させるプログラム(program)を記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線としてX線を用いる放射線断層撮
影装置、すなわち、X線CT(computerize
d tomography)装置では、X線照射・検出
装置を用いて撮影対象について透過X線信号を獲得し、
この透過X線信号に基づいて撮影対象の断層像を生成
(再構成)する。
【0003】X線照射装置は、撮影断面を包含する広が
り(幅)を持ちそれに垂直な方向に厚みを持つX線ビー
ム(beam)を照射し、X線検出装置は、複数のX線
検出素子をアレイ(array)状に配置した多チャン
ネル(channel)のX線検出器でX線ビームを検
出する。
【0004】X線検出素子のアレイは1次元または2次
元のアレイとなっている。2次元アレイは、マトリクス
サイズ(matrix size)が、X線ビームの幅
の方向で例えば数百程度、X線ビームの厚みの方向で例
えば十数程度である。
【0005】このようなX線照射・検出装置を撮影対象
の周りで回転(スキャン:scan)させて、撮影対象
の周囲の複数のビュー(view)方向でそれぞれX線
による投影を求め、それら投影に基づいてコンピュータ
により断層像を再構成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】血流像が明確な断層像
を撮影する場合は、血流像のコントラスト(contr
ast)を増強するために造影剤が注入されるが、造影
剤の注入は撮影対象にとって少なからぬ負担となる。
【0007】そこで、本発明の課題は、造影剤によらず
に所望の組織を際立たせた画像を撮影する放射線断層撮
影装置、および、そのような撮影機能をコンピュータに
実現させるプログラムを記録した記録媒体を実現するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するための1つの観点での発明は、撮影対象の透過放射
線信号を獲得する信号獲得手段と、前記透過放射線信号
に基づいて断層像を生成する断層像生成手段と、前記撮
影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定手段と、
前記断層像において前記CT値に対応する画素値を持つ
ピクセルの画素値を予め定めた値に変更する画素値変更
手段とを具備することを特徴とする放射線断層撮影装置
である。
【0009】この観点での発明では、断層像において、
指定されたCT値に対応する画素値を持つピクセルの画
素値を予め定めた値に変更することにより、所望の組織
の像を際立たせる。
【0010】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
号獲得手段と、前記透過放射線信号に基づいて断層像を
生成する断層像生成手段と、前記断層像に関心領域を設
定する関心領域設定手段と、前記断層像において前記関
心領域のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの画素値
を予め定めた値に変更する画素値変更手段とを具備する
ことを特徴とする放射線断層撮影装置である。
【0011】この観点での発明では、断層像において関
心領域のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの画素値
を予め定めた値に変更することにより、所望の組織の像
を際立たせる。
【0012】(3)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
号獲得手段と、前記透過放射線信号に基づいて断層像を
生成する断層像生成手段と、前記撮影対象内の複数の組
織に関する複数のCT値をそれぞれ指定するCT値指定
手段と、前記断層像において前記複数のCT値に対応す
る画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値
にそれぞれ変更する画素値変更手段とを具備することを
特徴とする放射線断層撮影装置である。
【0013】この観点での発明では、断層像において、
指定された複数のCT値に対応する画素値を持つピクセ
ルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞれ変換するこ
とにより、所望の複数の組織の像を際立たせる。
【0014】(4)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
号獲得手段と、前記透過放射線信号に基づいて断層像を
生成する断層像生成手段と、前記断層像に複数の関心領
域を設定する関心領域設定手段と、前記断層像において
前記複数の関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピク
セルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞれ変更する
画素値変更手段とを具備することを特徴とする放射線断
層撮影装置である。
【0015】この観点での発明では、断層像において複
数の関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの
画素値を予め定めた複数の値にそれぞれ変換することに
より、所望の複数の組織の像を際立たせる。
【0016】(5)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
号獲得手段と、前記透過放射線信号に基づいて断層像を
生成する断層像生成手段と、前記撮影対象内の組織のC
T値を指定するCT値指定手段と、前記断層像において
前記CT値に対応する画素値と異なる画素値を持つピク
セルについてCT値と画素値との対応関係を変更する画
素値変更手段とを具備することを特徴とする放射線断層
撮影装置である。
【0017】この観点での発明では、断層像において、
指定されたCT値に対応する画素値と異なる画素値を持
つピクセルについてCT値と画素値との対応関係を変更
することにより、所望の組織の像を際立たせる。
【0018】(6)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
号獲得手段と、前記透過放射線信号に基づいて断層像を
生成する断層像生成手段と、前記断層像に関心領域を設
定する関心領域設定手段と、前記断層像において前記関
心領域のピクセルと異なる画素値を持つピクセルについ
てCT値と画素値との対応関係を変更する画素値変更手
段とを具備することを特徴とする放射線断層撮影装置で
ある。
【0019】この観点での発明では、断層像において関
心領域のピクセルと異なる画素値を持つピクセルについ
てCT値と画素値との対応関係を変更することにより、
所望の組織の像を際立たせる。
【0020】(7)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の透
過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、前記複数スラ
イス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそれ
ぞれ生成する断層像生成手段と、前記撮影対象内の組織
のCT値を指定するCT値指定手段と、前記複数の断層
像において前記CT値に対応する画素値を持つピクセル
の画素値を予め定めた値に変更する画素値変更手段と、
前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
3D画像生成手段とを具備することを特徴とする放射線
断層撮影装置である。
【0021】この観点での発明では、複数の断層像にお
いて指定されたCT値に対応する画素値を持つピクセル
の画素値を予め定めた値に変更して所望の組織の像を際
立たせる。また、画素値変換済みの複数の断層像から3
D画像を生成し、所望の組織を際立たせた3D画像を得
る。
【0022】(8)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の透
過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、前記複数スラ
イス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそれ
ぞれ生成する断層像生成手段と、前記断層像に関心領域
を設定する関心領域設定手段と、前記複数の断層像にお
いて前記関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピクセ
ルの画素値を予め定めた値に変更する画素値変更手段
と、前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成
する3D画像生成手段とを具備することを特徴とする放
射線断層撮影装置である。
【0023】この観点での発明では、複数の断層像にお
いて関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの
画素値を予め定めた値に変更して所望の組織の像を際立
たせる。また、画素値変換済みの複数の断層像から3D
画像を生成し、所望の組織を際立たせた3D画像を得
る。
【0024】(9)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の透
過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、前記複数スラ
イス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそれ
ぞれ生成する断層像生成手段と、前記撮影対象内の複数
の組織に関する複数のCT値をそれぞれ指定するCT値
指定手段と、前記断層像において前記複数のCT値に対
応する画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複数
の値にそれぞれ変更する画素値変更手段と、前記変更を
施した複数の断層像から3D画像を生成する3D画像生
成手段とを具備することを特徴とする放射線断層撮影装
置である。
【0025】この観点での発明では、複数の断層像にお
いて指定された複数のCT値に対応する画素値を持つピ
クセルの画素値を予め定めた複数の値に変換して所望の
複数の組織の像を際立たせる。また、画素値変換済みの
複数の断層像から3D画像を生成し、所望の組織を際立
たせた3D画像を得る。
【0026】(10)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成手段と、前記断層像に複数の
関心領域を設定する関心領域設定手段と、前記断層像に
おいて前記複数の関心領域のピクセルと同じ画素値を持
つピクセルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞれ変
更する画素値変更手段と、前記変更を施した複数の断層
像から3D画像を生成する3D画像生成手段とを具備す
ることを特徴とする放射線断層撮影装置である。
【0027】この観点での発明では、複数の断層像にお
いて複数の関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピク
セルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞれ変換して
所望の複数の組織の像を際立たせる。また、画素値変換
済みの複数の断層像から3D画像を生成し、所望の組織
を際立たせた3D画像を得る。
【0028】(11)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、前記3D画像における前記予め定めた
値を持つ孤立ピクセルに対応する前記複数の断層像にお
けるピクセルにつき前記変更前の画素値を復元する画素
値復元手段と、前記復元を施した前記複数の画像から3
D画像を生成する3D画像生成手段とを具備することを
特徴とする(7)ないし(10)のうちのいずれか1つ
に記載の放射線断層撮影装置である。
【0029】この観点での発明では、3D画像における
予め定めた値を持つ孤立ピクセルに対応する複数の画像
におけるピクセルについて変更前の画素値を復元し、画
素値復元済みの複数の画像からあらためて3D画像を生
成する。これによってノイズ等の影響を受けない3D画
像を得る。
【0030】(12)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成手段と、前記撮影対象内の組
織のCT値を指定するCT値指定手段と、前記断層像に
おいて前記CT値に対応する画素値と異なる画素値を持
つピクセルについてCT値と画素値との対応関係を変更
する画素値変更手段と、前記変更を施した複数の断層像
から3D画像を生成する3D画像生成手段とを具備する
ことを特徴とする放射線断層撮影装置である。
【0031】この観点での発明では、複数の断層像にお
いて指定されたCT値に対応する画素値と異なる画素値
を持つピクセルについてCT値と画素値との対応関係を
変更して所望の組織の像を際立たせる。また、画素値変
換済みの複数の断層像から3D画像を生成し、所望の組
織を際立たせた3D画像を得る。
【0032】(13)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成手段と、前記断層像に関心領
域を設定する関心領域設定手段と、前記断層像において
前記関心領域のピクセルと異なる画素値を持つピクセル
についてCT値と画素値との対応関係を変更する画素値
変更手段と、前記変更を施した複数の断層像から3D画
像を生成する3D画像生成手段とを具備することを特徴
とする放射線断層撮影装置である。
【0033】この観点での発明では、複数の断層像にお
いて関心領域のピクセルと異なる画素値を持つピクセル
についてCT値と画素値との対応関係を変更して所望の
組織の像を際立たせる。また、画素値変換済みの複数の
断層像から3D画像を生成し、所望の組織を際立たせた
3D画像を得る。
【0034】(14)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する
信号獲得機能と、前記透過放射線信号に基づいて断層像
を生成する断層像生成機能と、前記撮影対象内の組織の
CT値を指定するCT値指定機能と、前記断層像におい
て前記CT値に対応する画素値を持つピクセルの画素値
を予め定めた値に変更する画素値変更機能とをコンピュ
ータに実現させるプログラムをコンピュータで読み取り
可能なように記録したことを特徴とする記録媒体であ
る。
【0035】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、断層像において、指定されたCT値
に対応する画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた
値に変更する機能をコンピュータに実現させる。これに
より、所望の組織の像を際立たせる。
【0036】(15)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する
信号獲得機能と、前記透過放射線信号に基づいて断層像
を生成する断層像生成機能と、前記断層像に関心領域を
設定する関心領域設定機能と、前記断層像において前記
関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの画素
値を予め定めた値に変更する画素値変更機能とをコンピ
ュータに実現させるプログラムをコンピュータで読み取
り可能なように記録したことを特徴とする記録媒体であ
る。
【0037】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、断層像において関心領域のピクセル
と同じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた値に
変更する機能をコンピュータに実現させる。これによ
り、所望の組織の像を際立たせる。
【0038】(16)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する
信号獲得機能と、前記透過放射線信号に基づいて断層像
を生成する断層像生成機能と、前記撮影対象内の複数の
組織に関する複数のCT値をそれぞれ指定するCT値指
定機能と、前記断層像において前記複数のCT値に対応
する画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の
値にそれぞれ変更する画素値変更機能とをコンピュータ
に実現させるプログラムをコンピュータで読み取り可能
なように記録したことを特徴とする記録媒体である。
【0039】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、断層像において、指定された複数の
CT値に対応する画素値を持つピクセルの画素値を予め
定めた複数の値にそれぞれ変換する機能をコンピュータ
に実現させる。これにより、所望の複数の組織の像を際
立たせる。
【0040】(17)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する
信号獲得機能と、前記透過放射線信号に基づいて断層像
を生成する断層像生成機能と、前記断層像に複数の関心
領域を設定する関心領域設定機能と、前記断層像におい
て前記複数の関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピ
クセルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞれ変更す
る画素値変更機能とをコンピュータに実現させるプログ
ラムをコンピュータで読み取り可能なように記録したこ
とを特徴とする記録媒体である。
【0041】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、断層像において、複数の関心領域の
ピクセルと同じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定
めた複数の値にそれぞれ変更する機能をコンピュータに
実現させる。これにより、所望の複数の組織の像を際立
たせる。
【0042】(18)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する
信号獲得機能と、前記透過放射線信号に基づいて断層像
を生成する断層像生成機能と、前記撮影対象内の組織の
CT値を指定するCT値指定機能と、前記断層像におい
て前記CT値に対応する画素値と異なる画素値を持つピ
クセルについてCT値と画素値との対応関係を変更する
画素値変更機能とをコンピュータに実現させるプログラ
ムをコンピュータで読み取り可能なように記録したこと
を特徴とする記録媒体である。
【0043】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、断層像において、指定されたCT値
に対応する画素値と異なる画素値を持つピクセルについ
てCT値と画素値との対応関係を変更する機能をコンピ
ュータに実現させる。これにより、所望の組織の像を際
立たせる。
【0044】(19)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象の透過放射線信号を獲得する
信号獲得機能と、前記透過放射線信号に基づいて断層像
を生成する断層像生成機能と、前記断層像に関心領域を
設定する関心領域設定機能と、前記断層像において前記
関心領域のピクセルと異なる画素値を持つピクセルにつ
いてCT値と画素値との対応関係を変更する画素値変更
機能とをコンピュータに実現させるプログラムをコンピ
ュータで読み取り可能なように記録したことを特徴とす
る記録媒体である。
【0045】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、断層像において、関心領域のピクセ
ルと異なる画素値を持つピクセルについてCT値と画素
値との対応関係を変更する機能をコンピュータに実現さ
せる。これにより、所望の組織の像を際立たせる。
【0046】(20)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成機能と、前記撮影対象内の組
織のCT値を指定するCT値指定機能と、前記複数の断
層像において前記CT値に対応する画素値を持つピクセ
ルの画素値を予め定めた値に変更する画素値変更機能
と、前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成
する3D画像生成機能とをコンピュータに実現させるプ
ログラムをコンピュータで読み取り可能なように記録し
たことを特徴とする記録媒体である。
【0047】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、複数の断層像において指定されたC
T値に対応する画素値を持つピクセルの画素値を予め定
めた値に変更する機能をコンピュータに実現させる。こ
れにより、所望の組織の像を際立たせる。また、画素値
変更済みの複数の断層像から3D画像を生成する機能を
コンピュータに実現させる。これにより、所望の組織を
際立たせた3D画像を得る。
【0048】(21)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成機能と、前記断層像に関心領
域を設定する関心領域設定機能と、前記複数の断層像に
おいて前記関心領域のピクセルと同じ画素値を持つピク
セルの画素値を予め定めた値に変更する画素値変更機能
と、前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成
する3D画像生成機能とをコンピュータに実現させるプ
ログラムをコンピュータで読み取り可能なように記録し
たことを特徴とする記録媒体である。
【0049】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、複数の断層像において関心領域のピ
クセルと同じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定め
た値に変更する機能をコンピュータに実現させる。これ
により、所望の組織の像を際立たせる。また、画素値変
更済みの複数の断層像から3D画像を生成する機能をコ
ンピュータに実現させる。これにより、所望の組織を際
立たせた3D画像を得る。
【0050】(22)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成機能と、前記撮影対象内の複
数の組織に関する複数のCT値をそれぞれ指定するCT
値指定機能と、前記断層像において前記複数のCT値に
対応する画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複
数の値にそれぞれ変更する画素値変更機能と、前記変更
を施した複数の断層像から3D画像を生成する3D画像
生成機能とをコンピュータに実現させるプログラムをコ
ンピュータで読み取り可能なように記録したことを特徴
とする記録媒体である。
【0051】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、複数の断層像において指定された複
数のCT値に対応する画素値を持つピクセルの画素値を
予め定めた複数の値に変更する機能をコンピュータに実
現させる。これにより、所望の複数の組織の像を際立た
せる。また、画素値変更済みの複数の断層像から3D画
像を生成する機能をコンピュータに実現させる。これに
より、所望の組織を際立たせた3D画像を得る。
【0052】(23)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成機能と、前記断層像に複数の
関心領域を設定する関心領域設定機能と、前記断層像に
おいて前記複数の関心領域のピクセルと同じ画素値を持
つピクセルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞれ変
更する画素値変更機能と、前記変更を施した複数の断層
像から3D画像を生成する3D画像生成機能とをコンピ
ュータに実現させるプログラムをコンピュータで読み取
り可能なように記録したことを特徴とする記録媒体であ
る。
【0053】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、複数の断層像において複数の関心領
域のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの画素値を予
め定めた複数の値にそれぞれ変更する機能をコンピュー
タに実現させる。これにより、所望の複数の組織の像を
際立たせる。また、画素値変更済みの複数の断層像から
3D画像を生成する機能をコンピュータに実現させる。
これにより、所望の組織を際立たせた3D画像を得る。
【0054】(24)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、前記3D画像における前記予め定めた
値を持つ孤立ピクセルに対応する前記複数の断層像にお
けるピクセルにつき前記変更前の画素値を復元する画素
値復元機能と、前記復元を施した前記複数の画像から3
D画像を生成する3D画像生成機能とをコンピュータに
実現させるプログラムをコンピュータで読み取り可能な
ように記録したことを特徴とする(20)ないし(2
3)のうちのいずれか1つに記載の記録媒体である。
【0055】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、3D画像における予め定めた値を持
つ孤立ピクセルに対応する複数の画像におけるピクセル
について変更前の画素値を復元し、画素値復元済みの複
数の画像からあらためて3D画像を生成する機能をコン
ピュータに実現させる。これによってノイズ等の影響を
受けない3D画像を得る。
【0056】(25)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成機能と、前記撮影対象内の組
織のCT値を指定するCT値指定機能と、前記断層像に
おいて前記CT値に対応する画素値と異なる画素値を持
つピクセルについてCT値と画素値との対応関係を変更
する画素値変更機能と、前記変更を施した複数の断層像
から3D画像を生成する3D画像生成機能とをコンピュ
ータに実現させるプログラムをコンピュータで読み取り
可能なように記録したことを特徴とする記録媒体であ
る。
【0057】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、複数の断層像において指定されたC
T値に対応する画素値と異なる画素値を持つピクセルに
ついてCT値と画素値との対応関係を変更する機能をコ
ンピュータに実現させる。これにより、所望の組織の像
を際立たせる。また、画素値変更済みの複数の断層像か
ら3D画像を生成する機能をコンピュータに実現させ
る。これにより、所望の組織を際立たせた3D画像を得
る。
【0058】(26)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、撮影対象についての複数スライス分の
透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、前記複数ス
ライス分の透過放射線信号に基づいて複数の断層像をそ
れぞれ生成する断層像生成機能と、前記断層像に関心領
域を設定する関心領域設定機能と、前記断層像において
前記関心領域のピクセルと異なる画素値を持つピクセル
についてCT値と画素値との対応関係を変更する画素値
変更機能と、前記変更を施した複数の断層像から3D画
像を生成する3D画像生成機能とをコンピュータに実現
させるプログラムをコンピュータで読み取り可能なよう
に記録したことを特徴とする記録媒体である。
【0059】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、複数の断層像において関心領域のピ
クセルと異なる画素値を持つピクセルについてCT値と
画素値との対応関係を変更する機能をコンピュータに実
現させる。これにより、所望の組織の像を際立たせる。
また、画素値変更済みの複数の断層像から3D画像を生
成する機能をコンピュータに実現させる。これにより、
所望の組織を際立たせた3D画像を得る。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1にX線CT装置のブロ
ック(block)図を示す。本装置は本発明の実施の
形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装
置に関する実施の形態の一例が示される。
【0061】図1に示すように、本装置は、信号獲得部
2、撮影テーブル(table)4および信号処理部6
を備えている。信号獲得部2は、本発明における信号獲
得手段の実施の形態の一例である。信号獲得部2はX線
CT装置のいわゆるガントリ(gantry)に相当
し、信号処理部6はいわゆるオペレータコンソール(o
perator console)に相当する。
【0062】信号獲得部2はX線管20を有する。X線
管20から放射された図示しないX線は、コリメータ
(collimator)22により例えば扇状のX線
ビームすなわちファンビーム(fan beam)とな
るように成形され、検出器アレイ24に照射される。検
出器アレイ24は、扇状のX線ビームの幅および厚みの
方向にアレイ状に配列された複数のX線検出素子を有す
る。検出器アレイ24の構成については後にあらためて
説明する。
【0063】X線管20、コリメータ22および検出器
アレイ24は、X線照射・検出装置を構成する。X線照
射・検出装置については、後にあらためて説明する。検
出器アレイ24にはデータ(data)収集部26が接
続されている。データ収集部26は検出器アレイ24の
個々のX線検出素子の検出データを収集する。
【0064】X線管20からのX線の照射は、X線コン
トローラ(controller)28によって制御さ
れる。なお、X線管20とX線コントローラ28との接
続関係については図示を省略する。コリメータ22は、
コリメータコントローラ30によって制御される。な
お、コリメータ22とコリメータコントローラ30との
接続関係については図示を省略する。
【0065】以上のX線管20からコリメータコントロ
ーラ30までのものが、信号獲得部2の回転部34に搭
載されている。回転部34の回転は、回転コントローラ
36によって制御される。なお、回転部34と回転コン
トローラ36との接続関係については図示を省略する。
【0066】撮影テーブル4は、図示しない撮影対象を
信号獲得部2のX線照射空間に搬入および搬出するよう
になっている。撮影対象とX線照射空間との関係につい
ては後にあらためて説明する。
【0067】信号処理部6はデータ処理装置60を有す
る。データ処理装置60は、例えばコンピュータ等によ
って構成される。データ処理装置60には、制御インタ
フェース(interface)62が接続されてい
る。制御インタフェース62には、信号獲得部2と撮影
テーブル4が接続されている。データ処理装置60は制
御インタフェース62を通じて信号獲得部2および撮影
テーブル4を制御する。
【0068】信号獲得部2内のデータ収集部26、X線
コントローラ28、コリメータコントローラ30および
回転コントローラ36が制御インタフェース62を通じ
て制御される。なお、それら各部と制御インタフェース
62との個別の接続については図示を省略する。
【0069】データ処理装置60には、また、データ収
集バッファ64が接続されている。データ収集バッファ
64には、信号獲得部2のデータ収集部26が接続され
ている。データ収集部26で収集されたデータがデータ
収集バッファ64を通じてデータ処理装置60に入力さ
れる。
【0070】データ処理装置60は、データ収集バッフ
ァ64を通じて収集した複数ビューのプロジェクション
データ(projection data)を用いて画
像再構成を行う。画像再構成には、例えばフィルタード
・バックプロジェクション(filtered bac
k projection)法等が用いられる。データ
処理装置60は、本発明における断層像生成手段の実施
の形態の一例である。
【0071】データ処理装置60には、また、記憶装置
66が接続されている。記憶装置66は、各種のデータ
や再構成画像および本装置の機能を実現するプログラム
等を記憶する。データ処理装置60には、また、表示装
置68および操作装置70がそれぞれ接続され、それら
を通じての操作者によるインタラクティブ(inter
active)な操作を可能にしている。
【0072】表示装置68は、データ処理装置60から
出力される再構成画像やその他の情報を表示する。表示
装置68は例えばグラフィックディスプレー(grap
hic display)等により実現される。操作装
置70は、例えばマウス(mouse)やトラックボー
ル(track ball)等のポインティングデバイ
ス(pointing device)およびキーボー
ド(keyboard)等を備えた操作卓により実現さ
れる。
【0073】図2に、検出器アレイ24の模式的構成を
示す。同図に示すように、検出器アレイ24は、多数の
X線検出素子24(ik)を2次元アレイ状に配列した
多チャンネルのX線検出器となっている。X線検出素子
24(ik)は、全体として、円筒凹面状に湾曲したX
線入射面を形成する。
【0074】ここで、iはチャンネル番号であり例えば
i=1〜1000である。kは列番号であり例えばk=
1〜16である。X線検出素子24(ik)は、列番号
kが同一なもの同士でそれぞれ検出素子列を構成する。
なお、検出器アレイ24は16列に限るものではなく適
宜の複数列であって良い。また、1列のアレイすなわち
1次元アレイであっても良い。以下、4列の例で説明す
る。
【0075】X線検出素子24(ik)は、例えばシン
チレータ(scintillator)とフォトダイオ
ード(photo diode)の組み合わせによって
構成される。なお、これに限るものではなく、例えばカ
ドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体X線
検出素子、あるいは、キセノン(Xe)ガスを利用した
電離箱型のX線検出素子であって良い。
【0076】図3に、X線照射・検出装置におけるX線
管20とコリメータ22と検出器アレイ24の相互関係
を示す。なお、図3の(a)は信号獲得部2の正面から
見た状態を示す図、(b)は側面から見た状態を示す図
である。同図に示すように、X線管20から放射された
X線は、コリメータ22により扇状のX線ビーム400
となるように成形され、検出器アレイ24に照射され
る。
【0077】図3の(a)では、扇状のX線ビーム40
0の広がりすなわちX線ビーム400の幅を示す。X線
ビーム400の幅方向は、検出器アレイ24におけるチ
ャンネルの配列方向(i方向)に一致する。(b)では
X線ビーム400の厚みを示す。X線ビーム400の厚
み方向は、検出器アレイ24における列の並設方向(k
方向)に一致する。
【0078】このようなX線ビーム400の扇面に体軸
を交差させて、例えば図4に示すように、撮影テーブル
4に載置された撮影対象8がX線照射空間に搬入され
る。信号獲得部2は、内部にX線照射・検出装置を収容
した筒状の構造を持つ。
【0079】X線照射空間は、信号獲得部2の筒状構造
の内側空間に形成される。X線ビーム400によってス
ライスされた撮影対象8の像が検出器アレイ24に投影
される。検出器アレイ24によって、撮影対象8を透過
したX線が検出される。検出器アレイ24が4列構成に
なっていることにより、4スライス分の投影が一挙に得
られる。各スライスの厚みはthである。X線照射・検
出装置を撮影対象8の体軸の周りで回転させて、複数の
ビュー方向でそれぞれX線による投影を得る。
【0080】本装置の動作を説明する。図5に、本装置
の動作のフロー(flow)図を示す。同図に示すよう
に、ステップ(step)502でスキャンを行う。す
なわち、X線照射・検出装置を撮像対象8の周囲で回転
させて、1回転当たり例えば1000ビューの投影デー
タをデータ収集バッファ64に収集する。データ収集バ
ッファ64には4スライス分のデータが収集される。
【0081】スキャン後、ステップ504〜510で順
次に画像再構成を行う。画像再構成は例えばフィルター
ド・バックプロジェクション法等により行われる。ステ
ップ504では、検出器アレイ24における第1(k=
1)の検出素子列を通じて収集したデータを用いた画像
再構成を行う。これによって、第1の検出素子列に対応
するスライスについての断層像(イメージ1)が得られ
る。
【0082】ステップ506,508,510では、検
出器アレイ24における第2(k=2)、第3(k=
3)および第4(k=4)の検出素子列を通じてそれぞ
れ収集したデータを用いた画像再構成をそれぞれ行う。
これによって、第2、第3および第4の検出素子列に対
応するスライスについての各断層像(イメージ2,3,
4)がそれぞれ得られる。
【0083】なお、検出器アレイ24として、検出素子
列が1列しかないものを用いたときは、撮影テーブル4
を間欠的に移動させながら上記の4つのスライスに相当
する位置で順次にスキャンし、各回のスキャンデータに
基づいてそれぞれ画像を再構成することにより、同様な
4つのイメージを得ることができる。
【0084】次に、ステップ512で画像処理を行う。
ステップ512での画像処理のフロー図を図6に示す。
同図に示すように、ステップ602で関心領域(RO
I:Region of Interest)を設定す
る。ROI設定は表示装置68に表示したイメージ上で
操作者により行われる。ROIはコントラストを強調し
たい描出対象に応じて適宜の部位が選ばれる。
【0085】ROI設定用に例えば図7に示すような画
像が表示装置68に表示される。同図に示すように、表
示装置68の画面の半分には腹部の断層像702が表示
される。断層像702には大動脈像704が含まれる。
画面の残り半分には、表示画像の階調の尺度(グレイス
ケール:gray scale)710を縦軸とし、C
T値の尺度(CT値スケール)712を横軸として、C
T値と表示階調との対応を示すグラフ(graph)7
14が表示される。中間調で表すCT値の範囲すなわち
ウィンドウ(window)の上限値と下限値を表すC
T値722,724がCT値スケールに沿って数値で表
示される。
【0086】このような表示画像において、例えば血流
のコントラストを強調したい場合は、図8に示すよう
に、大動脈像704の中にROI706を設定する。こ
のようなROI設定は、操作装置70の操作に対応した
データ処理装置60の動作により行われる。データ処理
装置60、表示装置68および操作装置70からなる部
分は、本発明における関心領域設定手段の実施の形態の
一例である。
【0087】ROI設定に伴って、ROI706おける
ピクセル(pixel)の階調値とCT値との対応がグ
ラフ716上に示される。ROI706のCT値は、C
T値スケールに沿って数値で表示される。表示するCT
値は、ROI706のCT値の中心値732、最大値7
34および最小値736である。これら各CT値と表示
階調との対応が波線によって表示される。
【0088】このようなROI設定を行った後、ステッ
プ604で画素値変更を行う。画素値変更は、ROI7
06のピクセルと同じ画素値を持つピクセルの画素値を
予め定めた値に変更する処理である。
【0089】予め定めた値としては、画素値のスパン
(span)の最大値または最小値が用いられる。例え
ば、表示階調を256階調としたとき、スパンの最大値
は255であり最小値は0である。
【0090】最大値とするか最小値とするかは予め決め
られている。あるいは、撮影のつど操作者がどちらかを
指定するようにしても良い。これによって、断層像70
2における血流像のピクセルが最大画素値または最小画
素値を持つようになる。
【0091】血流像のピクセルを最大画素値に変更した
とき、断層像702中の血流像は最高輝度で表示され、
いわゆる白抜き像となる。これによって、表示装置68
が表示する画像は例えば図9に示すようになる。すなわ
ち、断層像702中では大動脈像704をはじめとする
血流像708が白抜き像として表示され、コントラスト
が強調されたきわめて視認しやすい血流像を得ることが
できる。
【0092】このとき、グラフ716は、血流のCT値
に対応する部分がスパンの最大値を持つことにより、矩
形波状の突起部を持つ。矩形波状突起部の立ち上がり部
分および立ち下がり部分のCT値は、それぞれ、ROI
706のCT値の最小値736および最大値734であ
る。
【0093】白抜きにするCT値の範囲は操作者が任意
に調整できるようになっている。すなわち、矩形波状突
起部の立ち上がりに相当する縦線および立ち下がりに相
当する縦線が、それぞれ、ポインティングデバイスによ
り横方向にドラッグ(drag)可能になっており、そ
れによって、CT値の最小値736または最大値734
を増減し、白抜きにするCT値の範囲を調整する。
【0094】ポインティングデバイスによる縦線のドラ
ッグは、両側を別々に行えるようにするのが精密な調整
を行う点で好ましい。あるいは、片側をドラッグするこ
とにより、反対側が対称的に移動するようにするのが、
調整を簡便化する点で好ましい。また、縦線ばかりでな
く、その延長線に相当する波線、または、直交する波線
をドラッグすることによりCT値を調整するようにして
も良い。
【0095】さらに、CT値の中心値732に対応する
波線(垂直または水平)をドラッグして中心値732を
調整できるようにしても良い。なお、このとき、中心値
732の移動に伴って最大値734および最小値736
も平行移動させる。
【0096】CT値の調整は、ポインティング・デバイ
スによるドラッグに限らず、キーボードからの数値入力
によって行うこともできる。また、血流のCT値範囲が
予め判明しているときは、ROIによらずにキーボード
から数値入力するようにしても良い。そのときの、デー
タ処理装置60、表示装置68および操作装置70から
なる部分は、本発明におけるCT値指定手段の実施の形
態の一例である。
【0097】CT値の調整に対応して断層像702にお
ける血流像708の現れ方が変化する。操作者は血流像
708を観察しながらインタラクティブに上記の調整を
行い、血流像を最も良く表示するCT値範囲を確定す
る。
【0098】血流像のピクセルを最小画素値に変更した
とき、断層像702中の血流像は最小輝度で表示され、
いわゆる黒抜き像となる。したがって、表示装置68が
表示する画像は例えば図10に示すようになる。すなわ
ち、断層像702中では大動脈像704をはじめとする
血流像708が黒抜き像として表示され、コントラスト
が強調されたきわめて視認しやすい血流像を得ることが
できる。
【0099】このとき、グラフ716は、血流のCT値
に対応する画素値がスパンの最小値を持つことにより、
矩形波状の陥没部を持つ。このような陥没部の縦線等を
上記のようにをポインティングデバイスにより横方向に
ドラッグ可能とし、それによって最小値に変更するCT
値の範囲を調整可能とするのが、適正な血流像を得る点
で好ましい。
【0100】確定したCT値範囲に基づく画素値変更が
イメージ1〜4についてそれぞれ行われる。画素値変更
はデータ処理装置60によって行われる。データ処理装
置60は本発明における画素値変更手段の実施の形態の
一例である。画素値変更された断層像は記憶装置66に
記憶される。
【0101】なお、画素値変更を行う断層像はROIを
設定する断層像と同一である必要はなく、別々であって
良い。すなわち、ROI設定は例えば腹部断層像におけ
る大動脈像に対して行い、このROIのCT値に基づ
き、例えば頭部の断層像について画素値変更を行うよう
にしても良い。これにより、脳血流を強調した断層像を
得ることができる。その場合も、脳血流を強調した断層
像を見ながら上記のようにインタラクティブにCT値範
囲を調整することにより、最適な血流像を得ることがで
きる。
【0102】次に、ステップ606で、3D(3−di
mension)画像の形成の要否を判断する。3D画
像形成の要否は撮影開始に先立って予め指定されてい
る。あるいは、操作者が必要に応じて適宜に指定する。
【0103】3D画像形成が指定されていないときは、
ステップ618で、上記のように画素値を変更した断層
像を表示装置68に表示する。表示画像では血流像が白
抜き像または黒抜き像として示されるので、血流像をき
わめて視認しやすいものとなる。血流がスライスに沿っ
て流れているときは、3D画像を形成するまでもなく血
流の走行状態を示す画像を得ることができる。
【0104】3D画像形成が指定されているときは、ス
テップ608でMIP処理を行う。MIP処理は、前述
の予め定めた値に対応した投影条件にしたがって投影像
を生成する処理である。MIP処理はデータ処理装置6
0によって行われる。データ処理装置60は本発明にお
ける3D画像生成手段の実施の形態の一例である。
【0105】投影条件は、予め定めた値が最大画素値で
ある場合は最大値投影(MIP:Maximum In
tensity Projection)であり、最小
画素値である場合は最小値投影(MIP:Minimu
m Intensity Projection)であ
る。すなわち、血流像を白抜きにした断層像については
最大値投影を行い、黒抜きにした断層像については最小
値投影を行う。
【0106】MIP処理の概念を図11に示す。同図に
示すように、4つの断層像を通じて、2次元座標(x,
y)が同一なピクセルごとにk方向に、最大値投影の場
合は最大値、最小値投影の場合は最小値をそれぞれ探索
し、得られた最大値または最小値をその座標における画
素値とする。このような画素値処理はそれぞれ次式で表
される。
【0107】
【数1】
【0108】
【数2】
【0109】白抜き画像のMIP処理によって血流の3
次元的走行状態を白抜き画像で示す示す投影像すなわち
3D画像が得られる。黒抜き画像のMIP処理によって
血流の3次元的走行状態を黒抜き画像で示す示す投影像
すなわち3D画像が得られる。
【0110】なお、投影の方向すなわち視線方向はk方
向に限る必要はなく、k方向に対して適宜の傾斜を持た
せるようにしても良い。また、少しずつ角度を変えた複
数視線でそれぞれ投影像を形成し、表示段階でそれらを
順次に表示すれば、あたかも3次元物体を回転させたか
のような視覚的効果を生じることができ、3次元的形状
の把握が容易になる。
【0111】次に、ステップ612で、MIP画像につ
いて孤立ピクセルの有無を調べる。孤立ピクセルの有無
はピクセルの連結性によって判断される。連結性とは、
最大値投影画像については最大画素値を持つピクセルが
連続する長さであり、最小値投影画像については最小画
素値を持つピクセルが連続する長さである。
【0112】所定の長さにわたって連続していないピク
セルは孤立ピクセルであるとする。血流像は血管の形状
を示すものであり、そのピクセルはある範囲にわたって
連続しているはずであるから、孤立ピクセルは血流像で
はなくノイズ(noise)等である可能性が高い。
【0113】MIP画像に孤立ピクセルが含まれている
ときは、ステップ614で、孤立ピクセルについて画素
値の復元を行う。画素値復元は、孤立ピクセルに相当す
るピクセルの画素値を元の画素値に戻す処理である。こ
の処理をMIP画像ではなくイメージ1〜4において行
う。孤立ピクセルの有無の検査および孤立ピクセルの画
素値の復元はデータ処理装置60が行う。データ処理装
置60は本発明における画素値復元手段の実施の形態の
一例である。
【0114】次に、ステップ616で、画素値復元済み
のイメージ1〜4について再度MIP処理を行って最大
画素値または最小画素値による投影像を生成する。これ
によってノイズ等を含むことなく血流像を明瞭に表示し
たMIP画像を得ることができる。投影像の生成はデー
タ処理装置60が行う。データ処理装置60は本発明に
おける投影像生成手段の実施の形態の一例である。
【0115】MIP画像はステップ618で表示装置6
8に表示される。なお、ステップ612での検査でMI
P画像に孤立ピクセルが検出されないときは、そのMI
P画像をステップ618で表示装置68に表示する。
【0116】なお、3D画像はMIP画像に限るもので
はなく、サーフェースレンダリング(surface
rendering)やボリュームレンダリング(vo
lume rendering)により形成した3D画
像であって良いのはもちろんである。
【0117】強調する対象は血流に限るものではなく、
例えば脂肪等他の組織を強調した画像も全く同様にして
撮影することができる。脂肪のCT値は比較的低い値な
ので、そのCT値には画素値のスパンの最小値を割り当
て黒抜き画像として表示するのが適当である。その場
合、血流のCT値には画素値のスパンの最大値を割り当
てて白抜き像とし、黒抜きにした脂肪像と同時に表示す
るようにしても良い。
【0118】コントラスト強調は、上記のように血流像
を白抜きまた黒抜きとする代わりに、血流像以外の部分
の階調を変えることにより相対的に血流像を際立たせる
ようにしても良い。
【0119】図12に、そのようにした例を示す。同図
は、ROI706の階調を図8に示したものと同じに保
ったままウィンドウ幅を狭めたものである。すなわち、
ウィンドウの上限を規定するCT値722’を、図8に
おけるCT値722よりも小さくし、ウィンドウの下限
を規定するCT値724’を、図8におけるCT値72
4よりも大きくする。
【0120】これによって、ROI706のCT値と同
じCT値を持つ画像は中間調で表示されるが、ROI7
06のCT値よりも大きなCT値を持つ画像はほぼ白抜
きで表示され、ROI706のCT値よりも小さなCT
値を持つ画像はほぼ黒抜きで表示されるので、血流像が
相対的に際立つことになる。
【0121】ウィンドウを狭める代わりに、図13に示
すように、ウィンドウ内のグラフ716の特性を、CT
値734,736の両側のCT値726,728を折れ
点とする折れ線としても良い。これによって、ROI7
06のCT値と同じCT値を持つ画像、それよりも大き
なCT値を持つ画像および小さなCT値を持つ画像がそ
れぞれ異なる階調特性で表示され、血流像が相対的に際
立つ。
【0122】このような表示階調の変更すなわちCT値
と画素値との対応関係の変更はデータ処理装置60によ
って行われる。データ処理装置60は、本発明における
画素値変更手段の実施の形態の一例である。
【0123】以上のような本装置の機能をデータ処理装
置60(コンピュータ)に実現させるためのプログラム
が、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され
る。コンピュータで読み取り記録媒体は、磁気的な記録
媒体、光学的な記録媒体、磁気的光学的な記録媒体およ
び半導体を用いた記憶媒体のいずれであっても良い。な
お、本書では記録媒体は記憶媒体と同義である。
【0124】以上、造影剤を用いない例で説明したが、
造影剤を併用して撮影するようにしても良い。その場合
は、従来よりも遙かに濃度の薄い造影剤で済ますことが
できる。
【0125】また、放射線としてX線を用いた例で説明
したが、放射線はX線に限るものではなく、例えばγ線
等の他の種類の放射線であっても良い。ただし、現時点
では、X線がその発生、検出および制御等に関し実用的
な手段が最も充実している点で好ましい。
【0126】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、造影剤によらずに所望の組織を際立たせた画像を
撮影する放射線断層撮影装置、および、そのような撮影
機能をコンピュータに実現させるプログラムを記録した
記録媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】図1に示した装置における検出器アレイの模式
図である。
【図3】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【図4】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【図5】図1に示した装置の動作のフロー図である。
【図6】図5に示したフロー図の一部の詳細なフロー図
である。
【図7】図1に示した装置の動作説明図図である。
【図8】図1に示した装置の動作説明図図である。
【図9】図1に示した装置の動作説明図図である。
【図10】図1に示した装置の動作説明図図である。
【図11】MIP処理の概念図である。
【図12】図1に示した装置の動作説明図図である。
【図13】図1に示した装置の動作説明図図である。
【符号の説明】
2 信号獲得部 20 X線管 22 コリメータ 24 検出器アレイ 26 データ収集部 28 X線コントローラ 30 コリメータコントローラ 34 回転部 36 回転コントローラ 4 撮影テーブル 6 信号処理部 60 データ処理装置 62 制御インタフェース 64 データ収集バッファ 66 記憶装置 68 表示装置 70 操作装置 8 撮影対象
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 CA04 CA23 CA33 FF08 FF09 FF28 FF35 FF42 FG04 FH03 5B057 AA07 BA03 CA08 CA12 CB08 CB12 CB16 CE09 DA08 DB02 DB09

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
    号獲得手段と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成手段と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定手
    段と、 前記断層像において前記CT値に対応する画素値を持つ
    ピクセルの画素値を予め定めた値に変更する画素値変更
    手段と、を具備することを特徴とする放射線断層撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
    号獲得手段と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成手段と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定手段と、 前記断層像において前記関心領域のピクセルと同じ画素
    値を持つピクセルの画素値を予め定めた値に変更する画
    素値変更手段と、を具備することを特徴とする放射線断
    層撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記予め定めた値は画素値のスパンの最
    大値である、ことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の放射線断層撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記予め定めた値は画素値のスパンの最
    小値である、ことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の放射線断層撮影装置。
  5. 【請求項5】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
    号獲得手段と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成手段と、 前記撮影対象内の複数の組織に関する複数のCT値をそ
    れぞれ指定するCT値指定手段と、 前記断層像において前記複数のCT値に対応する画素値
    を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞ
    れ変更する画素値変更手段と、を具備することを特徴と
    する放射線断層撮影装置。
  6. 【請求項6】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
    号獲得手段と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成手段と、 前記断層像に複数の関心領域を設定する関心領域設定手
    段と、 前記断層像において前記複数の関心領域のピクセルと同
    じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値
    にそれぞれ変更する画素値変更手段と、を具備すること
    を特徴とする放射線断層撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記予め定めた複数の値の1つは画素値
    のスパンの最大値であり、他の1つは画素値のスパンの
    最小値である、ことを特徴とする請求項5または請求項
    6に記載の放射線断層撮影装置。
  8. 【請求項8】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
    号獲得手段と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成手段と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定手
    段と、 前記断層像において前記CT値に対応する画素値と異な
    る画素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対
    応関係を変更する画素値変更手段と、を具備することを
    特徴とする放射線断層撮影装置。
  9. 【請求項9】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する信
    号獲得手段と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成手段と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定手段と、 前記断層像において前記関心領域のピクセルと異なる画
    素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対応関
    係を変更する画素値変更手段と、を具備することを特徴
    とする放射線断層撮影装置。
  10. 【請求項10】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成手段と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定手
    段と、 前記複数の断層像において前記CT値に対応する画素値
    を持つピクセルの画素値を予め定めた値に変更する画素
    値変更手段と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成手段と、を具備することを特徴とする放射
    線断層撮影装置。
  11. 【請求項11】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成手段と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定手段と、 前記複数の断層像において前記関心領域のピクセルと同
    じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた値に変更
    する画素値変更手段と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成手段と、を具備することを特徴とする放射
    線断層撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記予め定めた値は画素値のスパンの
    最大値である、ことを特徴とする請求項10または請求
    項11に記載の放射線断層撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記予め定めた値は画素値のスパンの
    最小値である、ことを特徴とする請求項10または請求
    項11に記載の放射線断層撮影装置。
  14. 【請求項14】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成手段と、 前記撮影対象内の複数の組織に関する複数のCT値をそ
    れぞれ指定するCT値指定手段と、 前記断層像において前記複数のCT値に対応する画素値
    を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞ
    れ変更する画素値変更手段と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成手段と、を具備することを特徴とする放射
    線断層撮影装置。
  15. 【請求項15】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成手段と、 前記断層像に複数の関心領域を設定する関心領域設定手
    段と、 前記断層像において前記複数の関心領域のピクセルと同
    じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値
    にそれぞれ変更する画素値変更手段と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成手段と、 を具備することを特徴とする放射線断層撮影装置。
  16. 【請求項16】 前記予め定めた複数の値の1つは画素
    値のスパンの最大値であり、他の1つは画素値のスパン
    の最小値である、ことを特徴とする請求項14または請
    求項15に記載の放射線断層撮影装置。
  17. 【請求項17】 前記3D画像における前記予め定めた
    値を持つ孤立ピクセルに対応する前記複数の断層像にお
    けるピクセルにつき前記変更前の画素値を復元する画素
    値復元手段と、 前記復元を施した前記複数の画像から3D画像を生成す
    る3D画像生成手段と、 を具備することを特徴とする請求項10ないし請求項1
    6のうちのいずれか1つに記載の放射線断層撮影装置。
  18. 【請求項18】 前記3D画像生成手段は前記予め定め
    た値に対応した投影条件による投影像を生成する、こと
    を特徴とする請求項10ないし請求項17のうちのいず
    れか1つに記載の放射線断層撮影装置。
  19. 【請求項19】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成手段と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定手
    段と、 前記断層像において前記CT値に対応する画素値と異な
    る画素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対
    応関係を変更する画素値変更手段と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成手段と、を具備することを特徴とする放射
    線断層撮影装置。
  20. 【請求項20】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得手段と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成手段と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定手段と、 前記断層像において前記関心領域のピクセルと異なる画
    素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対応関
    係を変更する画素値変更手段と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成手段と、を具備することを特徴とする放射
    線断層撮影装置。
  21. 【請求項21】 前記信号獲得手段は複数スライス分の
    透過放射線信号を逐次に獲得する、ことを特徴とする請
    求項10ないし請求項20のうちのいずれか1つに記載
    の放射線断層撮影装置。
  22. 【請求項22】 前記信号獲得手段は複数スライス分の
    透過放射線信号を同時に獲得する、ことを特徴とする請
    求項10ないし請求項20のうちのいずれか1つに記載
    の放射線断層撮影装置。
  23. 【請求項23】 前記透過放射線信号は透過X線信号で
    ある、ことを特徴とする請求項1ないし請求項22のう
    ちのいずれか1つに記載の放射線断層撮影装置。
  24. 【請求項24】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する
    信号獲得機能と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成機能と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定機
    能と、 前記断層像において前記CT値に対応する画素値を持つ
    ピクセルの画素値を予め定めた値に変更する画素値変更
    機能と、をコンピュータに実現させるプログラムをコン
    ピュータで読み取り可能なように記録したことを特徴と
    する記録媒体。
  25. 【請求項25】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する
    信号獲得機能と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成機能と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定機能と、 前記断層像において前記関心領域のピクセルと同じ画素
    値を持つピクセルの画素値を予め定めた値に変更する画
    素値変更機能と、をコンピュータに実現させるプログラ
    ムをコンピュータで読み取り可能なように記録したこと
    を特徴とする記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記予め定めた値は画素値のスパンの
    最大値である、ことを特徴とする請求項24または請求
    項25に記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記予め定めた値は画素値のスパンの
    最小値である、ことを特徴とする請求項24または請求
    項25に記載の記録媒体。
  28. 【請求項28】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する
    信号獲得機能と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成機能と、 前記撮影対象内の複数の組織に関する複数のCT値をそ
    れぞれ指定するCT値指定機能と、 前記断層像において前記複数のCT値に対応する画素値
    を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞ
    れ変更する画素値変更機能と、をコンピュータに実現さ
    せるプログラムをコンピュータで読み取り可能なように
    記録したことを特徴とする記録媒体。
  29. 【請求項29】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する
    信号獲得機能と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成機能と、 前記断層像に複数の関心領域を設定する関心領域設定機
    能と、 前記断層像において前記複数の関心領域のピクセルと同
    じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値
    にそれぞれ変更する画素値変更機能と、をコンピュータ
    に実現させるプログラムをコンピュータで読み取り可能
    なように記録したことを特徴とする記録媒体。
  30. 【請求項30】 前記予め定めた複数の値の1つは画素
    値のスパンの最大値であり、他の1つは画素値のスパン
    の最小値である、ことを特徴とする請求項28または請
    求項29に記載の記録媒体。
  31. 【請求項31】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する
    信号獲得機能と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成機能と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定機
    能と、 前記断層像において前記CT値に対応する画素値と異な
    る画素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対
    応関係を変更する画素値変更機能と、をコンピュータに
    実現させるプログラムをコンピュータで読み取り可能な
    ように記録したことを特徴とする記録媒体。
  32. 【請求項32】 撮影対象の透過放射線信号を獲得する
    信号獲得機能と、 前記透過放射線信号に基づいて断層像を生成する断層像
    生成機能と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定機能と、 前記断層像において前記関心領域のピクセルと異なる画
    素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対応関
    係を変更する画素値変更機能と、をコンピュータに実現
    させるプログラムをコンピュータで読み取り可能なよう
    に記録したことを特徴とする記録媒体。
  33. 【請求項33】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成機能と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定機
    能と、 前記複数の断層像において前記CT値に対応する画素値
    を持つピクセルの画素値を予め定めた値に変更する画素
    値変更機能と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成機能と、をコンピュータに実現させるプロ
    グラムをコンピュータで読み取り可能なように記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  34. 【請求項34】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成機能と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定機能と、 前記複数の断層像において前記関心領域のピクセルと同
    じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた値に変更
    する画素値変更機能と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成機能と、をコンピュータに実現させるプロ
    グラムをコンピュータで読み取り可能なように記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記予め定めた値は画素値のスパンの
    最大値である、ことを特徴とする請求項33または請求
    項34に記載の記録媒体。
  36. 【請求項36】 前記予め定めた値は画素値のスパンの
    最小値である、 ことを特徴とする請求項33または請求項34に記載の
    記録媒体。
  37. 【請求項37】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成機能と、 前記撮影対象内の複数の組織に関する複数のCT値をそ
    れぞれ指定するCT値指定機能と、 前記断層像において前記複数のCT値に対応する画素値
    を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値にそれぞ
    れ変更する画素値変更機能と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成機能と、をコンピュータに実現させるプロ
    グラムをコンピュータで読み取り可能なように記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  38. 【請求項38】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成機能と、 前記断層像に複数の関心領域を設定する関心領域設定機
    能と、 前記断層像において前記複数の関心領域のピクセルと同
    じ画素値を持つピクセルの画素値を予め定めた複数の値
    にそれぞれ変更する画素値変更機能と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成機能と、をコンピュータに実現させるプロ
    グラムをコンピュータで読み取り可能なように記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  39. 【請求項39】 前記予め定めた複数の値の1つは画素
    値のスパンの最大値であり、他の1つは画素値のスパン
    の最小値である、ことを特徴とする請求項37または請
    求項38に記載の記録媒体。
  40. 【請求項40】 前記3D画像における前記予め定めた
    値を持つ孤立ピクセルに対応する前記複数の断層像にお
    けるピクセルにつき前記変更前の画素値を復元する画素
    値復元機能と、 前記復元を施した前記複数の画像から3D画像を生成す
    る3D画像生成機能と、をコンピュータに実現させるプ
    ログラムをコンピュータで読み取り可能なように記録し
    たことを特徴とする請求項33ないし請求項39のうち
    のいずれか1つに記載の記録媒体。
  41. 【請求項41】 前記3D画像生成機能は前記予め定め
    た値に対応した投影条件による投影像を生成する、こと
    を特徴とする請求項33ないし請求項39のうちのいず
    れか1つに記載の記録媒体。
  42. 【請求項42】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成機能と、 前記撮影対象内の組織のCT値を指定するCT値指定機
    能と、 前記断層像において前記CT値に対応する画素値と異な
    る画素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対
    応関係を変更する画素値変更機能と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成機能と、をコンピュータに実現させるプロ
    グラムをコンピュータで読み取り可能なように記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  43. 【請求項43】 撮影対象についての複数スライス分の
    透過放射線信号を獲得する信号獲得機能と、 前記複数スライス分の透過放射線信号に基づいて複数の
    断層像をそれぞれ生成する断層像生成機能と、 前記断層像に関心領域を設定する関心領域設定機能と、 前記断層像において前記関心領域のピクセルと異なる画
    素値を持つピクセルについてCT値と画素値との対応関
    係を変更する画素値変更機能と、 前記変更を施した複数の断層像から3D画像を生成する
    3D画像生成機能と、をコンピュータに実現させるプロ
    グラムをコンピュータで読み取り可能なように記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  44. 【請求項44】 前記信号獲得機能は複数スライス分の
    透過放射線信号を逐次に獲得する、ことを特徴とする請
    求項33ないし請求項43のうちのいずれか1つに記載
    の記録媒体。
  45. 【請求項45】 前記信号獲得機能は複数スライス分の
    透過放射線信号を同時に獲得する、ことを特徴とする請
    求項33ないし請求項43のうちのいずれか1つに記載
    の記録媒体。
  46. 【請求項46】 前記透過放射線信号は透過X線信号で
    ある、ことを特徴とする請求項1ないし請求項45のう
    ちのいずれか1つに記載の記録媒体。
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