JP2001211484A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JP2001211484A
JP2001211484A JP2000016137A JP2000016137A JP2001211484A JP 2001211484 A JP2001211484 A JP 2001211484A JP 2000016137 A JP2000016137 A JP 2000016137A JP 2000016137 A JP2000016137 A JP 2000016137A JP 2001211484 A JP2001211484 A JP 2001211484A
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JP
Japan
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sound
remote control
recording
analog
voice
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JP2000016137A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yamane
淳 山根
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ番組により提供される情報を、直ち
に、しかも正確に記録できるリモートコントロール装置
を提供する 【解決手段】 テレビジョンなどを遠隔的に操作するリ
モートコントロール部100に、録音開始スイッチ10
9の指示により音声を入力する音声入力部102と、入
力された音声を録音して蓄積しておくA/D変換部10
3、音声符号化部104、音声蓄積部105と、録音さ
れた音声を再生するように指示する再生開始スイッチ1
10と、再生指示に従って録音された音声を再生する再
生する音声復号化部106、D/A変換部107、音声
出力部108と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ール装置にかかり、特に映像を視聴するのに使用される
視聴装置のリモートコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビジョン(以下、単にテレビ
という)の受像機などの視聴装置で映像を再生し、これ
を視聴することが広く普及している。このようなテレビ
で放映されるテレビ番組中に記録しておくことが必要な
情報がある場合、視聴者は、メモをとる、あるいは予め
この番組を録画しておくことで情報を記録していた。な
お、このような情報としては、例えば、視聴者向けのプ
レゼントに対する応募要項、料理の材料およびその分量
といった情報が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
番組の視聴中に記録が必要な情報を発見したときには、
直ちにメモや録画のを開始することができない場合も多
い。このような場合には、メモや録画を準備する間に必
要な情報の映像や音声が消えてしまって記録ができない
ことになる。また、特にメモによる記録には、情報を誤
って記録する場合もあり、情報の信頼性に欠けるという
問題もある。
【0004】ところで、現在テレビには、リモートコン
トロールによって選局や音量を調整するリモートコント
ロール装置を備えたものが多い。このようなリモートコ
ントロール装置は、テレビを視聴中の視聴者の近くにあ
る可能性が一般的に高いと考えられる。
【0005】また、テレビ番組を録画するビデオテープ
レコーダ(以下、単にビデオという)にも、ビデオに録
画するテレビ番組が放映される局を選局したり、あるい
は録画モードを設定できるリモートコントロール装置が
備えられている。このようなビデオは、テレビ受像機に
接続されてテレビ受像機のごく近くに置かれる、あるい
はテレビ受像機と一体的に構成されている。このため、
ビデオのリモートコントロール装置も、テレビを視聴中
の視聴者の近くにある可能性が一般的に高いと考えられ
る。
【0006】こうしたテレビやビデオのリモートコント
ロール装置として、実開平6−70316号公報に記載
されたような録音機能を持ったものがある。このリモー
トコントロール装置は、視聴者の音声を録音すると共に
光信号に変換してテレビなどの本体装置に送信する。送
信された光信号は、本体装置で電気信号に変換され、本
体装置の制御にのみ使用される。したがって、この録音
機能を、テレビから提供される情報の記録に使用するこ
とはできなかった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であって、テレビ番組を視聴中の視聴者近くにあるリモ
ートコントロール装置に情報の記録機能を備えることに
より、テレビ番組により提供される情報を、直ちに、し
かも正確に記録できるリモートコントロール装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上述べた課題は、以下
の手段によって解決できる。すなわち、請求項1に記載
の発明は、視聴装置をリモートコントロールするリモー
トコントロール装置であって、前記視聴装置を遠隔的に
操作するリモートコントロール手段と、音声を入力する
音声入力手段と、前記音声入力手段によって入力された
音声を録音する録音手段と、前記録音手段によって録音
された音声を再生するように指示する音声再生指示手段
と、前記音声再生指示手段による再生指示に従って、前
記録音手段で録音された音声を再生する再生手段と、を
備えることを特徴とするものである。
【0009】このように構成することにより、視聴装置
を遠隔操作するリモートコントロール装置に設けられた
録音手段に音声を録音し、録音された音声を再生指示手
段の指示により音声として再生することができるように
なる。
【0010】また、請求項2に記載のリモートコントロ
ール装置は、前記録音手段が、音声を電気的なアナログ
信号に変換する音声・アナログ変換手段と、前記音声・
アナログ変換手段によってアナログ変換された信号をデ
ィジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段
と、前記アナログ・ディジタル変換手段によって変換さ
れた信号を符号化するデータ符号化手段と、前記データ
符号化手段によって符号化されたデータを蓄積するデー
タ蓄積手段と、を備え、かつ、前記再生手段は、前記デ
ータ蓄積手段に蓄積されたデータを復号化する復号化手
段と、前記復号化手段によって復号化されたデータをア
ナログ信号に変換するディジタル・アナログ変換手段
と、前記ディジタル・アナログ変換手段によってアナロ
グ信号に変換されたデータを音声に変換するアナログ・
音声変換手段と、前記アナログ・音声変換手段によって
変換された音声を出力する音声出力手段と、を備えるこ
とを特徴とするものである。
【0011】このように構成することにより、音声を電
気的な信号に変換し、さらに圧縮して蓄積することがで
きる。また、蓄積されたデータを復号化し、音声として
出力することができる。このため、音声によって入力し
た情報を、音声として再生することができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、前記視聴
装置が、テレビジョンの受像機であることを特徴とする
ものである。
【0013】このように構成することにより、テレビジ
ョン受像機のリモートコントロール装置に録音、再生機
能を持たせることができる。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、前記視聴
装置が、ビデオテープレコーダであることを特徴とする
ものである。
【0015】このように構成することにより、ビデオテ
ープレコーダのリモートコントロール装置に録音、再生
機能を持たせることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本実施の形態のリモートコントロ
ール装置を説明するためのブロック図である。本実施の
形態のリモートコントロール装置は、テレビ、あるいは
ビデオといった視聴装置をリモートコントロールするリ
モートコントロール装置である。
【0017】図1に示したリモートコントロール装置
は、テレビ、あるいはビデオを遠隔的に操作するリモー
トコントロール部100と、音声を必要に応じて録音す
ると共に任意に再生できる音声録音再生部101と、を
備えている。リモートコントロール部100は、テレ
ビ、あるいはビデオの遠隔操作に関する構成だけからな
っている。なお、このようなリモートコントロール部1
00は周知の構成であることから、詳細な図示および説
明を省くものとする。
【0018】音声録音再生部101は、録音の開始を指
示する録音開始スイッチ109と、音声を入力する音声
入力部102と、音声入力部102によって入力された
音声を録音するA/D変換部103、音声符号化部10
4、音声蓄積部105と、録音された音声を再生するよ
うに指示する再生開始スイッチ110と、再生開始スイ
ッチ110による指示に従って、録音された音声を再生
する音声復号化部106、D/A変換部107、音声出
力部108とを備えている。
【0019】以上述べた音声録音再生部101のうち、
録音開始スイッチ109としては、ボタンスイッチ、あ
るいは音声に反応して自動的にスイッチングする音声認
識スイッチが考えられる。また、音声入力部102とし
ては、マイクロフォンを用いることが考えられる。ま
た、A/D変換部103としては、A/D変換用のLS
Iを用いることが考えられる。
【0020】また、音声符号化部104としては、プロ
セッサに所定の方式の音声符号化プログラムを搭載した
ものを用いることが考えられる。このプロセッサには、
DSP(ディジタル信号プロセッサ)を用いることが考
えられる。そして、音声符号化の方式としては、波形符
号化方式であるPCM(パルス符号変調)、DPCM
(差分パルス符号変調)、ADPCM(適応差分符号パ
ルス変調)、パラメトリック符号化方式であるLPC
(線形予測)ボコーダ、MELP(混合励振線形予測符
号化)を用いることが考えられる。
【0021】ただし、音声蓄積部105の蓄積量と録音
時間との関係により、ディジタル信号に変換されたデー
タを圧縮する必要がない場合もある。このため、図1に
示した構成にさらに制御部を設け、ディジタル信号の圧
縮が必要か否か判断し、必要である場合にだけ音声符号
化部104を制御してディジタル信号を圧縮するように
しても良い。また、音声蓄積部105の蓄積容量に対し
て充分短い録音時間を設定した場合には、音声符号化部
104を省くこともできる。
【0022】さらに、音声蓄積部105には、リモート
コントロール装置の小型化に適したRAM(Random Acc
ess Memory)、あるいはフラッシュメモリといった半導
体メモリデバイスを用いることが考えられる。
【0023】また、音声録音再生部101のうち、再生
開始スイッチ110としては、録音開始スイッチ109
と同様に、ボタンスイッチや音声認識スイッチを使用す
ることが考えられる。また、音声復号化部106として
は、音声符号化部104と同様に、プロセッサに所定の
方式の音声符号化プログラムを搭載したものが用いられ
る。また、D/A変換部107としては、D/A変換用
LSIを用いることが考えられる。また、音声出力部1
08としては、スピーカを用いることが考えられる。
【0024】リモートコントロール装置の操作者は、例
えば、テレビの視聴中に記録しておきたい情報があると
録音開始スイッチ109を操作し、録音を開始する。そ
して、テレビ画面に表示された所望の情報を読み上げ、
この音声を、あるいは、情報を示すテレビの音声をリモ
ートコントロール装置の音声入力部102に入力する。
音声入力部102から入力した音声は、A/D変換部1
03でA/D変換され、さらに音声符号化部104で符
号化されて音声蓄積部105に蓄積される。
【0025】音声蓄積部105に蓄積された音声を再生
する場合、操作者は、リモートコントロール装置の再生
開始スイッチ110を操作する。この操作により、音声
復号化部106が動作して音声蓄積部105に蓄積され
た符号データが読み出されて復号化される。復号化され
たデータは、D/A変換部107でアナログ信号に変換
され、音声出力部108で音声に変換されて出力され
る。
【0026】図2、図3は、以上述べたリモートコント
ロール装置で行われる処理を説明するためのフローチャ
ートであり、図2のフローチャートは、リモートコント
ロール装置の録音の処理を示している。また、図3のフ
ローチャートは、リモートコントロール装置の再生の処
理を示している。
【0027】操作者は、録音を開始する場合、録音開始
スイッチ109がオン状態になるように操作する。図2
のフローチャートでは、このオン信号の入力の有無によ
り、リモートコントロール装置が録音を開始するか否か
判断する(S201)。ステップS201の判断の結
果、録音を開始する場合には(S201:Yes)音声
入力部102から音声を入力する(S202)。一方、
録音開始スイッチ109からのオン信号が入力されない
場合には(S201:No)、録音開始スイッチ109
がオンされるまで待機する。
【0028】ステップS202の処理で入力された音声
は、アナログ信号に変換され(S203)、さらにこの
アナログ信号がディジタル信号に変換される(S20
4)。音声符号化部104は、このディジタル信号を符
号化することにより圧縮し(S205)、圧縮されたデ
ータは、音声蓄積部105に蓄積される(S206)。
以上の処理により、本実施の形態のリモートコントロー
ル装置による録音が終了する。
【0029】以上の処理によって録音された音声を再生
する場合、操作者は、リモートコントロール装置の再生
開始スイッチ110をオン状態にしてオン信号を出力す
る。図3のフローチャートでは、このオン信号の入力の
有無により、リモートコントロール装置が再生を開始す
るか否か判断する(S301)。ステップS301の判
断の結果、再生を開始する場合には(S301:Ye
s)、音声復号化部106が音声蓄積部105から符号
化データを読み出し(S302)、復号化することによ
って伸張する(S303)。
【0030】伸張されたデータは、D/A変換部107
によってアナログ信号に変換され(S304)、さらに
音声出力部108において音声に変換されて(S30
5)出力される(S306)。以上の処理により、本実
施の形態のリモートコントロール装置による再生が終了
する。
【0031】以上述べた実施の形態によれば、テレビ、
ビデオといった視聴装置を遠隔操作するリモートコント
ロール装置を用いて音声を録音し、録音された音声を任
意に音声として再生することができる。このため、テレ
ビ番組から提供される情報を速やかに録音し、再生開始
スイッチ110を操作することによって任意に再生する
ことができる。テレビ、ビデオのリモートコントロール
装置は、一般にテレビを視聴中の視聴者の手元にあるこ
とが多いため、テレビが提供する情報を、直ちに記録す
ることができる。
【0032】また、本実施の形態のリモートコントロー
ル装置は、音声によって入力した情報を音声として再生
している。このため、情報の入力ミスや再生信号による
誤動作などがなく、情報を正確に記録することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上述べた本発明は、以下のような効果
を奏する。すなわち、請求項1記載の発明は、視聴装置
を遠隔操作するリモートコントロール装置を用いて音声
を録音し、録音された音声を任意に音声として再生する
ことができる。このため、視聴装置から提供される情報
を速やかに録音し、任意に再生することができる。した
がって、視聴装置が提供する情報を、直ちに、しかも正
確に記録することができる。
【0034】請求項2記載の発明は、音声によって入力
した情報を、音声として再生することができる。このた
め、比較的簡易なデータの変換処理により、正確に情報
を記録、再生できるリモートコントロール装置を実現す
ることができる。
【0035】請求項3記載の発明は、テレビジョン受像
機のリモートコントロール装置に録音、再生機能を持た
せることができ、テレビジョンの視聴中の情報の記録を
いっそう速やかにおこなうことができる。
【0036】請求項4に記載の発明は、ビデオテープレ
コーダのリモートコントロール装置に録音、再生機能を
持たせることができ、ビデオテープレコーダの操作中に
も情報の記録を速やかにおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のリモートコントロール
装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態のリモートコントロール
装置による録音の処理を説明するためのフローチャート
である。
【図3】本発明の一実施の形態のリモートコントロール
装置による再生の処理を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
100 リモートコントロール部 101 音声録音再生部 102 音声入力部 103 A/D変換部 104 音声符号化部 105 音声蓄積部 106 音声復号化部 107 D/A変換部 108 音声出力部 109 録音開始スイッチ 110 再生開始スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴装置をリモートコントロールするリ
    モートコントロール装置であって、 前記視聴装置を遠隔的に操作するリモートコントロール
    手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段によって入力された音声を録音する録
    音手段と、 前記録音手段によって録音された音声を再生するように
    指示する音声再生指示手段と、 前記音声再生指示手段による再生指示に従って、前記録
    音手段で録音された音声を再生する再生手段と、 を備えることを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 前記録音手段は、音声を電気的なアナロ
    グ信号に変換する音声・アナログ変換手段と、前記音声
    ・アナログ変換手段によってアナログ変換された信号を
    ディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換手
    段と、前記アナログ・ディジタル変換手段によって変換
    された信号を符号化するデータ符号化手段と、前記デー
    タ符号化手段によって符号化されたデータを蓄積するデ
    ータ蓄積手段と、を備え、かつ、前記再生手段は、前記
    データ蓄積手段に蓄積されたデータを復号化する復号化
    手段と、前記復号化手段によって復号化されたデータを
    アナログ信号に変換するディジタル・アナログ変換手段
    と、前記ディジタル・アナログ変換手段によってアナロ
    グ信号に変換されたデータを音声に変換するアナログ・
    音声変換手段と、前記アナログ・音声変換手段によって
    変換された音声を出力する音声出力手段と、を備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール
    装置。
  3. 【請求項3】 前記視聴装置が、テレビジョンの受像機
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のリモ
    ートコントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記視聴装置が、ビデオテープレコーダ
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに
    記載のリモートコントロール装置。
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