JP4747697B2 - 再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器 - Google Patents

再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器 Download PDF

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本発明は、USB(Universal Serial Bus)再生機能を有する再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器に係わり、特に、USBメモリに記録されたMP3(エムペグ「MPEG−1」のAudio Layer-3)プレーヤをステレオシステム再生装置やディジタルオーディオ電子機器に装着することで他のファンクションからUSBファンクションに切換え、そのまま直に再生させた場合に、再生トラックの先頭がファンクション変更時のミューティングに掛かることを防止可能な再生装置及び再生方法並びリムーバブルメモリ用電子機器に関する。
従来から、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、CD−R(-Recordable)、CD−RW(-Reritable)等のディスクに記録された音楽や映像データを再生するステレオシステム再生装置やディジタルオーディオ電子機器はよく知られている。最近はフラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)に書き込まれたデータを再生する電子機器も多用されている。この電子機器ではフラッシュメモリやHDDといった記憶メディアを電子機器に内蔵させると、データの入れ替え時の簡便性や音楽再生時の携帯性が問題となるため、これら記憶メディアを取り外し自在としているが、この様な記録メディアはメモリスティック、スマートメディア等の複数の規格が存在し汎用性に問題が発生するために汎用性に富むUSB端子を有するメディアであるUSBメモリを対象とする電子機器が多くなってきている。
上述のUSBメモリ等のリムーバブルメモリからユーザーコードがインタフェースを経由してコンピュータ等の本体に送信されると、ユーザーコードの内容とユニットコードの内容とを比較し、これらが一致していればシステムの起動を許可し、一致していなければシステムの起動を不許可する機能を有するようにしたコンピュータが特許文献1に開示されている。
又、特許文献1にはリムーバブルメモリに音声圧縮フォーマットの再生部をさらに加えることで,コンピュータの起動時以外は一般データ記録部に記録した音声情報を再生するプレーヤとして使用することができる様にしている。音声データはコンピュータ本体からインタフェースを経由してリムーバブルメモリにダウンロードすることもできる。音声情報再生のためには「再生」「停止」「スキップ」などの入力ボタンや,音量ボリューム、ヘッドホン端子などを追加すればよいことと音声圧縮フォーマットの規格は特に限定されず例えば、MP3の他、ATRAC3(Adaptive Transform Acoustic Coding)等適宜選択することができることの記載がある。
更に,リムーバブルメモリにCCD(電荷結合半導体素子)等の画像撮影部及び液晶等の画像表示部を加えればデジタルカメラとしても使用できて、画像としては静止画像の他に動画を扱えるようにしてもよく解像度、撮影可能枚数などは、一般データ記録部の容量等に従って定め、画像圧縮形式も特に限定されない。リムーバブルメモリで撮影した画像の他、コンピュータ本体からインタフェースを経由してリムーバブルメモリにダウンロードした画像も表示し、音声再生プレーヤとデジタルカメラの機能を併せもたせてもよい旨の記載があるが、あくまで特許文献1に記載の構成は,MP3プレーヤ(以下、USBプレーヤと記す)に関するもので、キーボードからのパスワード入力を必要としないセキュリティシステムを実現しようとするものである。
更に、又、エンファシスなどの記録特性が変化した場合でもアンプ側で頭切れにならないように再生出力するディジタルオーディオ信号再生装置が特許文献2に開示されている。このディジタルオーディオ信号再生装置は次のトラックのエンファシス設定が現在のトラックのエンファシス設定から変化するとき、次のトラックを再生する前に、そのエンファシス設定をサブコード情報に書き込んだ数秒間の無音信号を出力し、それに続けて次のトラックを再生出力することで、無音信号によりエンファシス設定の変更が行われ、次のトラックが頭切れすることなく再生するようにしたものである。
上述の特許文献2に開示のディジタルオーディオ信号再生装置では、記録特性が異なる複数のディジタルオーディオファイルを連続して再生する場合やデフォルト設定と異なるファイルを再生する場合でも、頭切れなくこれを再生することができるように成したものである。
更に、ステレオシステム再生装置やディジタルオーディオ電子機器の特に、MP3プレーヤ等のデジタルシステム機器では不要輻射がよく出力されるが、ステレオシステム再生装置でUSBプレーヤを搭載すると、再生装置中のチューナによる情報受信時(以下チューナファンクションと記す)にその輻射を受信することが起きやすい、この様なチューナファンクション時にノイズ源となる再生装置中の各種回路は、そのノイズ源を断つために発振回路の停止や電源回路を切断することが行なわれている。
上述のチューナファンクション時に回路電源を切断すると、再生を停止させたときの再生状態を保持する所謂リジューム機能を実現するときにEEPROM等の不揮発性メモリが必要となり、又、チューナファンクション時にUSBプレーヤの発振回路を停止すると、再生を停止させたときの再生状態を保持する所謂リジューム機能を実現する時に発振回路の電源のバックアップ回路が必要になってしまう、このように、EEPROMや電源回路のバックアップ回路を用いるとコストアップになる課題がある。
ステレオシステム再生装置やディジタルオーディオ電子機器内のシステムコンピュータは通常様々な情報をバックアップするため、何らかのデータバックアップ回路を有する。システムコンピュータと電源を切断する部分のコントローラが分離している場合は、電源切断時にリジューム情報をシステムコンピュータに渡すことで、USBプレーヤのEEPROMやバックアップ回路の追加を防ぐことが出来る。
ステレオシステム再生装置でUSBプレーヤを再生する場合のファンクション(以下USBファンクションと記す)以外でUSBプレーヤの電源を切断すると、USBファンクションにするたびにメディアのコンテンツ読み出しを行うため、再生可能になるまでの時間が掛り、ユーザが不便を感じることになる。この様にUSBファンクションに切換えた時のメディアのコンテンツの読み出しによる待ち時間が発生する。この待ち時間を低減するためには、USBファンクション以外で出来るだけUSBプレーヤの電源を切断しない方がよい。
然し、チューナファンクション時のみUSBプレーヤの電源を切断する必要があるため、USBファンクション以外からUSBファンクションに切換えた場合は、チューナファンクションからUSBファンクションに切かえた場合に比べコンテンツの読み出しが無い分、ファンクション変更後の再生動作に時間を必要としないことになる。
又、各種のファンクション切換えを行なった時は、その切換時にノイズを出力させないため、しばらくの間ミューティングを掛けることがよくあるが、USBファンクション以外からUSBファンクションに切り換え再生操作をした場合、すぐさま動作に移行すると、このファンクション切換えのミューティングのタイミングで再生音を放音することがある。この様にファンクション切換時のミューティングのタイミングで再生音を出力するとコンテンツの頭切れを起こすことになり、ユーザに不快感を与える課題を有していた。
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、ファンクションを変更して直に再生ができるファンクションをもったステレオシステム再生装置で、ファンクション切換時のポップノイズ除去のためのミューティングを働かせるものに於いて、ファンクション変更後の再生音の冒頭部分がミューティングにより欠けてしまう問題を解決させた再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を提供するものである。
本発明の再生装置は、少なくともUSBプレーヤからのUSBファンクションと、他の複数のファンクションとを動作させる再生装置において、USBファンクションと他の複数のファンクションの動作を制御する制御手段と、制御手段により制御されるファンクションが変更されると、ミューティングを一定期間行うミューティング手段、制御手段により制御されるファンクションが、他の複数のファンクションの内の1つのファンクションからUSBファンクションに切換変更されたときに、切換変更がチューナファンクションからの切換変更かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果が、チューナファンクションを除く直に再生可能なファンクションからの切換変更を示す場合に、切換変更から少なくとも一定期間以上待機してミューティング手段によるミューティング中にUSBファンクションの動作が開始されないようにする待機手段と、を備えるものである。
本発明の再生方法は、少なくともUSBプレーヤからのUSBファンクションと、他の複数のファンクションとを動作させる再生方法において、USBファンクションと他の複数のファンクションの動作を制御する制御ステップと、制御ステップで制御されているファンクションが変更されると、ミューティングを一定期間行うミューティングステップ、制御ステップで制御されているファンクションが、他の複数のファンクションの内の1つのファンクションからUSBファンクションに切換変更されたときに、切換変更がチューナファンクションからの切換変更かを判定する判定ステップと、判定ステップでの判定結果が、チューナファンクションを除く直に再生可能なファンクションからの切換変更を示す場合に、切換変更から少なくとも一定期間以上待機してミューティングステップでのミューティング中にUSBファンクションの動作が開始されないようにする待機ステップと、を備えるものである。
本発明のリムーバブルメモリ用電子機器は、少なくともUSBプレーヤからのUSBファンクションと、他の複数のファンクションとを動作させるリムーバブルメモリ用電子機器において、USBファンクションと他の複数のファンクションの動作を制御する制御手段と、制御手段により制御されるファンクションが変更されると、ミューティングを一定期間行うミューティング手段、制御手段により制御されるファンクションが、他の複数のファンクションの内の1つのファンクションからUSBファンクションに切換変更されたときに、切換変更がチューナファンクションからの切換変更かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果が、チューナファンクションを除く直に再生可能なファンクションからの切換変更を示す場合に、切換変更から少なくとも一定期間以上待機してミューティング手段によるミューティング中にUSBファンクションの動作が開始されないようにする待機手段と、を備えるものである。
本発明によると、チューナファンクションでUSBプレーヤの輻射に影響されてしまうこと及びチューナファンクション以外のファンクションからUSBファンクションに切換えた時にコンテンツの頭切れを起こしてしまうこと並びにコンテンツ読み出しの時間だけユーザを待たせてしまうといった問題を全て解決した再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を得ることが可能となる効果を生ずる。
以下、本発明の1形態例の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を図1乃至図7によって説明する。図1は本発明の再生装置の1形態例を示す系統図、図2乃至図6は本発明の再生方法の1形態例を示すフローチャート、図7は本発明の再生装置の1形態例を示す全体的構成の斜視図である。
以下、図1乃至図6によって本発明のステレオシステム再生装置及び再生方式を説明する前に図7によってステレオシステム再生装置の全体的システム構成を説明する。図7に於いて、コンピュータ及び再生装置の本体21を構成する筐体の前面パネルには上部にモニタ用のフラット表示部7を有し、モニタ用のフラット表示部7の下側には各種操作キー群5が映出されている。これ等の操作キー群5は「TAPE」「DVD」「TUNER」「再生」「停止」「録音」「ファンクション切換キー」等が画面表示される。本体21の右上にはCDやDVD挿入開口スリット26が穿たれ、パネル下面に開閉扉21a、21bが設けられ、開閉扉21a内にUSBプレーヤを構成するムーバブルメモリ、即ち、USBメモリ(以下、少なくともUSBメモリを内蔵したものをUSBプレーヤと記す)29が挿入可能な接栓座(以下USBソケットと記す)28が設けられ、開閉扉21b内にはテープカセットを記録再生する駆動部が配設されてテープカセットプレーヤを構成している。22L、22Rは左右スピーカ、23はコンピュータ用のディスプレイ、24はキーボード、25はマウスを示し、コンピュータ用の本体21を介してUSBプレーヤ29内の音楽データや画像データ等を簡単に聴取或いはモニタできるように構成されている。図7の構成では左右スピーカ22L、22Rしか配設されていないが本体21の背面板には5−1チャンネル用のスピーカ出力端子を有する。
以下、図1によって、上述構成の本発明のステレオシステム再生装置内のブロックを説明する。図1に於いて、再生装置30はUSBメモリプレーヤ基板31とメインコンピュータ基板32から構成されている。本例では、USBプレーヤ29を再生するUSBメモリプレーヤ基板31、CDを再生するCDプレーヤ33、テープカセットを再生するテープカセットプレーヤ34、AM、FM、TV等のチューナ35を備えたシステムスオーディオについて詳記する。
USBメモリプレーヤ基板31にはUSBソケット28が取り付けられ、このUSBソケット28はUSBプレーヤ29の口金が接触する口金部28aと伝送データD+、D−の端子が装着可能となされている。伝送データD+、D−の端子、GND端子、VBAS端子はUSBソケット28からの圧縮データを読み出して、伸張などを制御するコンピュータの中央情報処理部及びUSBコントローラ並びにCODEC(コーダック)が集積されたCPUチップ1に接続されている。USBソケット28の口金部28aはメインコンピュータ基板32内に設けられCPUチップ1とデータの授受を行うメインコンピュータ(以下メインCPUと記す)37のデータラインに接続されている。このデータラインは抵抗Rによってプルアップされている。CPUチップ1はフラッシュメモリ等のROM(ロム)3とSDRAM(SDラム)2に接続され、CPUチップ1はROM3に記録されたROM情報に従って動作し、USBプレーヤ29のメモリからデータを読み出して圧縮してSDRAM2に記録する。更に、CPUチップ1には画像入力端子VINから画像データが供給され、ビデオアンプ16を介して画像出力端子VOUTに画像データが出力される。尚、41はUSBメモリプレーヤ基板31内の電源回路を示す。
CPUチップ1にはアナログ−ディジタル変換回路/ディジタル−アナログ変換回路(AD/DA)15が接続されAD15からのディジタルデータはメインコンピュータ基板32側に配設したセレクタ11に供給されると共にDA15にはセレクタ11からでディジタルデータが供給されている。又、SDRAM2に記録された圧縮データをCPUチップ1で伸張し、DA15でディジタル音声信号をアナログ音声に変換する。更に、伸張された画像データをアナログ変換し、かつビデオフォーマットに変換しコンポジット信号に変換した後にビデオアンプ16に出力する。
メインコンピュータ基板32内にはCDプレーヤ33、テープカセットプレーヤ34、チューナ35等からの各種情報データが供給されるCDソケット38、テープカセットソケット39、チューナソケット40がバスを介してメインCPU37に接続されると共にセレクタ11に各ソケット38、39、40から情報データを供給可能なように接続されている。商用電源端子ACINに供給された商用電圧はシステム全体の電源をまかなう電源回路13に接続され、メインCPU37で制御するスイッチ等の切換回路12を介してUSBメモリプレーヤ基板31内の電源回路41に接続されている。
システムオーディオを構成する再生装置30の全体を制御するためのメインCPU37には操作キー群5及びリモートコントローラ(リモコン)6から音声データや映像データの動作指示が成されと共にセレクタ11及びプリアンプ10並びにフラット表示部駆動回路8にはメインCPU37から出力データが供給されるように接続されている。フラット表示部駆動回路8からのデータはフラット表示部7に与えられて操作キー群5やリモコン6の信号を処理し適切な動作をさせて、その状態をフラット表示部7に出力させる。
セレクタ11の出力端はプリアンプ10に接続されプリアンプ10の出力端は更に、ミューティング回路9に接続されたパワーアンプ14に接続されたスピーカ端子SPOUTを介して左右スピーカ22L、22Rに接続されている。メインCPU37はDA制御を行い、CDプレーヤ33、テープカセットプレーヤ34、チューナ35から出力される夫々の音声信号はセレクタ11で選択され、プリアンプ10で音量や音質が変更されミューティング回路9ミューティング動作がなされ、最終的にパワーアンプ14で左右スピーカ22L、22Rを駆動できる信号に変換し、左右スピーカ22L,22Rに音声信号を出力する。
USBソケット28とCPUチップ1とはSUB伝送データ(VBAS,GND,D+、D−)の4信号で接続されるUSB端子を有し、USBソケット28に接続されるUSBプレーヤ29をエミュレーションして認識し、通信開始する。又、USBソケット28の口金部28aは抵抗Rでプルアップされた信号線(MEDIA−DET)を持ち、口金部28aとUSB端子内のGNDが接続されているメディアが挿入されたことを検出できる様に構成されている。この構成によれば、口金部28aとUSB端子内のGNDが接続されているメディアを挿入したときにMEDIA−DETはその信号論理は「L」それ以外で「H」となるため、その信号を検出することでUSBソケット28に接続されたメディアであるUSBプレーヤ29の有無を検出することができる。
その他メディアの有無を確認する方法として、USBデータD+、D−の端子ラインをモニタすることも可能である。USBプレーヤ29はフルスピードではUSB端子D+に、ロースピードではUSB端子D−にそれぞれ15kΩのプルアップ抵抗を持つため、これらのポートの変化をCPUチップ1でモニタすることでもメディアの有無を確認することが出来る。それ以外にも通信が確立した任意の時点でメディア有と判定し、それ以外ではメディア無と判定することも可能である。
他にCPUチップ1はセレクタ11から入力されAD15にてディジタル化された音声信号やVINから入力された映像信号をディジタル変換し、それを圧縮してUSBソケット28に接続されたUSBプレーヤ29に記録することも出来る。この時AD15は入力されたアナログ音声信号をディジタル化してCPUチップ1に渡す。又、VINから入力された映像信号もCPUチップ1に渡されディジタル化される。ディジタル化された音声・映像信号をSDRAM2に記録する共に圧縮してUSBソケット28に接続されたUSBプレーヤ29のメモリに記録することも出来る。
再生を行う際は、メインCPU37からCPUチップ1に対して再生するためのコマンドを送信する必要がある。このコマンドはキーコマンドであったり、再生のため定義された専用のものであったりと種々な場合がある。通常、ファンクション毎にそのファンクションだけが動作するようにすることが多く、例えば、メインCPU37はUSBファンクションではUSB関連のコマンドをCPUチップ1に対して送信する。そして、USBファンクション以外のときに、メインCPU37が再生動作しないようにCPUチップ1はコマンド出力を制御する必要がある。
このようにステレオシステム再生装置30は種々なファンクションを持ち、種々な音源を再生可能だが、USBプレーヤ29等のディジタル機器では不要輻射を発生し易い。特にステレオシステム再生装置30の様にチューナファンクションを有する場合、チューナファンクション時にこれらの輻射を受信してノイズを発生させてしまうことがよくある。そのためチューナファンクション時に、チューナに関係のない部分の輻射源の電源回路を切断したり発振回路の停止を行ったりしている。
図1のようにUSBプレーヤ29をコントロールするCPUチップ1とメインコンピュータ基板32のメインシステムを制御するメインCPU37が分離している場合、切換回路12のスイッチにより回路全体の電源回路13を切断したり、電源回路13は切断しないもののCPUチップ1の発振回路の電源回路41の電圧を停止させたりすることがある。回路全体の電源を切断する場合で、再生を停止させたときの再生状態を保持するいわゆるリジューム機能を実現するときには単純に回路全体の電源回路13を切るわけにはいかず、EEPROM等の不揮発メモリを使用しなければならなくなる。
又、USBメモリプレーヤ基板31の発振回路の停止を行った場合にリジューム機能を実現するときにその部分の電源のバックアップ回路が必要になってしまう。その他発振回路を停止させる場合、CPUチップ1のコントローラの発振を止めることになるが、このときSDRAM2のクロックも停止させなければならないため、別に新たなRAMを追加する必要が生ずる。このように、リジューム機能を実行する場合にはコストがアップする問題があった。
然し、システムオーディオやステレオシステム再生装置30のメインCPU37は通常様々な情報をバックアップするため、何らかのデータバックアップ回路を有することが多い。例えば、TVチューナのプリセットや各種設定値等がこれにあたる。そのため、USBメモリプレーヤ基板31のCPUチップ1からリジューム等のバックアップの必要なデータをメインCPU37に送信しておくことで、USBプレーヤ29は電源回路13を遮断されても、電源投入時に過去に送ったデータを要求してデータをリストアすることができる。
これにより、USBメモリプレーヤ基板31のコストをアップせずにリジューム機能を実現することができるようになる。然し、チューナファンクションからUSBファンクションに切換える時にはコンテンツ情報の読み出し及び、これらのデータのリストアを必要とするため、ファンクションを切り替えてから再生し、再生データを出力させるまでにはある程度の時間がかかってしまう。チューナファンクション以外のファンクションではこのようにUSBプレーヤの電源を切断する必要はない上、ユーザがファンクションを切換えてから再生音が出力されるまでの時間はできるだけ短くしたいことから、通常チューナファンクション以外のファンクションではこのように電源を切断することは行わないのが普通である。このようにすると、ファンクション変更した後すぐに再生動作をさせようとしたとき、すぐに再生音が出力されてしまう。
他方、ファンクション変更時にはセレクタ11の切断によって再生信号にポップノイズを発生するため、ファンクションを変更してある一定時間だけミューティング回路9によりミューティング動作を行うがファンクションを変更してすぐに再生動作を行うと、時に再生すべきコンテンツの冒頭部分がミューティングされてしまう。
本発明はこのように、ファンクションを変更してすぐに再生ができるファンクションをもったシステムオーディオやステレオシステム再生装置で、ファンクション切換時のポップノイズ除去のためのミューティングを働かせながら、ファンクション変更後の再生音の冒頭部分がミューティングにより頭切れして、欠けてしまう課題を有していた。
上述の課題を解決するための動作を図2乃至図6により説明する。上記の様にチューナファンクション以外のファンクションでUSBプレーヤの電源切断を必要としない場合はファンクション切換え動作がすぐに行えてしまうことから、ある一定時間の待機処理をさせてミューティング状態で再生が開始しない様にしたフローチャートを図2に示す。
図2に於いて、第1ステップS21に示す様にUSBファンクションに変更したときには第2ステップS22に進みメインCPU37はチューナ35からの変更か否かをチェックする。チューナ35からの変更が「NO」のときには第3ステップS23のようにコマンド送信開始を待つためにカウンタの値Aをセットし、第2ステップS22が「YES」の場合はエンドに至る。
一方、メインCPU37は図3の第4ステップS31に示す様に定期処理等でスタートを開始し、第3ステップS23のカウンタの値Aから一定時間が経過したかを第5ステップS32の様にチェックする。ここで、「NO」の場合は第5ステップS32の頭に戻され、一定時間が経ったと判断された「YES」の場合、第6ステップS33に進みコマンド送信を開始するようにしエンドに至る。
前述の一定時間による待機処理でなく、他にファンクション変更時のミューティング処理中かどうかを判断し、ミューティング処理が終了した段階からコマンド送信を開始するようにしても同様なことが実現可能である。ミューティング期間の如何をチェックする方法でも、同様に問題を回避できる。即ち、図4の第1ステップS41に示すファクション変更時のミューティング処理の開始から第2ステップS42の様のファンクション変更するときにフラグBをセットしてエンドとし、図5に示す様に第3ステップのファンクション変更の終了(解除)時には第4ステップS52の様にフラグBをクリアしてエンドに至る様にしても良い。
図6の第1ステップS61に示す様にファンクションをUSBファンクションに変更したときは、メインCPU1はそれが第2ステップS62の様にチューナファンクションからの変更かをチェックする。チューナファンクションからの変更でない「NO」では第3ステップS63に進み、ミューティング期間中かを定期的にチェック(実際はフラグBをチェック)して「YES」のミューティング中であれば、第3ステップS63の頭に戻し、「NO」であれば、フラグBがクリアされたのを確認して第4ステップS64に進んでコマンド送信可能としてエンドに至る。一方、第2ステップS62にて、チューナファンクションからの変更である「YES」のときは第4ステップS64に移行する。
ファンクション変更をしてからコマンド送信を開始するまでの間は、別途出力するべきコマンドを適切に処理することも可能である。例えば、ファンクションをCDプレーヤ33のCDファンクション(チューナファンクション以外)からUSBファンクションに変更したとき(すなわちコマンド送信開始前の待機処理期間)に、再生キーが押下されたとする。この再生キーの押下を処理することによりコマンド送信開始時に再生コマンドを出力するようにすることなどである。このようにコマンド送信開始前に受ける様々な動作コマンドをもとにコマンド送信可能時に送るべきコマンドを適切に設定し、コマンド送信可能になった時点でそのコマンドを送ることも同時に行ってもよい。
上述の構成ではメインCPU37で図2乃至図6のフロー制御を行なったが、メインCPU37と接続されたCPUチップ1で行っても良いことは明らかである。本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器であるメディアに記録された音楽や映像データの再生動作などを行う場合に、チューナファンクションでUSBプレーヤの輻射に影響されてしまうこと及びチューナファンクション以外のファンクションからUSBファンクションに切換えた時にコンテンツの頭切れを起こしてしまうこと並びにコンテンツ読み出しの時間だけユーザを待たせてしまうといった問題を全て解決した再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を得ることが可能となる効果を生ずる。
上述の構成では再生装置について説明したが、本発明はUSBインタフェースを具えた情報製品、例えば、PDA(個人用携帯情報端末)、携帯式MP3プレーヤ、マイクロコンピュータ、携帯電話、USBインタフェースのデジタルビデオカメラ等のUSBインタフェースを有する電子機器に適用可能である。又、実施例では音声再生/録音及び映像再生/記録可能な自動再生/記録装置として説明したが再生装置(システムオーディオ、ステレオプレーヤ、ステレオシステム)として画像処理系回路を取り除いた構成としても良いことは明らかである。
本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示す系統図である。 本発明の本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示すフローチャート(I)である。 本発明の本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示すフローチャート(II)である。 本発明の本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示すフローチャート(III)である。 本発明の本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示すフローチャート(IV)である。 本発明の本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示すフローチャート(V)である。 本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブル用電子機器の1形態例を示す斜視図である。
符号の説明
1・・・CPUチップ、2・・・SDRAM、3・・・ROM、5・・・操作キー群、6・・・リモコン、7・・・フラット表示部、8・・・フラット表示部駆動回路、9・・・ミューティング回路、10・・・プリアンプ、11・・・セレクタ、12・・・切換回路、13、41・・・電源回路、14・・・パワーアンプ、15・・・AD/DA、16・・・ビデオアンプ、21・・・本体、22L、22R・・・左右スピーカ、28・・・USBソケット、29・・・USBメモリ(USBプレーヤ)、30・・・再生装置、31・・・USBメモリプレーヤ基板、32・・・メインコンピュータ基板、33・・・CDプレーヤ、34・・・テープカセットプレーヤ、35・・・チューナ、37・・・メインCPU、38・・・CDソケット、39・・・デッキソケット、40・・・チューナソケット、41・・・USBソケット

Claims (5)

  1. 少なくともUSBプレーヤからのUSBファンクションと、他の複数のファンクションとを動作させる再生装置において、
    前記USBファンクションと前記他の複数のファンクションの動作を制御する制御手段と、
    前記制御手段により制御されるファンクションが変更されると、ミューティングを一定期間行うミューティング手段
    前記制御手段により制御されるファンクションが、前記他の複数のファンクションの内の1つのファンクションから前記USBファンクションに切換変更されたときに、前記切換変更がチューナファンクションからの切換変更かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が、前記チューナファンクションを除く直に再生可能なファンクションからの切換変更を示す場合に、前記切換変更から少なくとも前記一定期間以上待機して前記ミューティング手段によるミューティング中に前記USBファンクションの動作が開始されないようにする待機手段と、を備える
    生装置。
  2. 少なくともUSBプレーヤからのUSBファンクションと、他の複数のファンクションとを動作させる再生方法において、
    前記USBファンクションと前記他の複数のファンクションの動作を制御する制御ステップと、
    前記制御ステップで制御されているファンクションが変更されると、ミューティングを一定期間行うミューティングステップ
    前記制御ステップで制御されているファンクションが、前記他の複数のファンクションの内の1つのファンクションから前記USBファンクションに切換変更されたときに、前記切換変更がチューナファンクションからの切換変更かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定結果が、前記チューナファンクションを除く直に再生可能なファンクションからの切換変更を示す場合に、前記切換変更から少なくとも前記一定期間以上待機して前記ミューティングステップでのミューティング中に前記USBファンクションの動作が開始されないようにする待機ステップと、を備える
    生方法。
  3. 少なくともUSBプレーヤからのUSBファンクションと、他の複数のファンクションとを動作させるリムーバブルメモリ用電子機器において、
    前記USBファンクションと前記他の複数のファンクションの動作を制御する制御手段と、
    前記制御手段により制御されるファンクションが変更されると、ミューティングを一定期間行うミューティング手段
    前記制御手段により制御されるファンクションが、前記他の複数のファンクションの内の1つのファンクションから前記USBファンクションに切換変更されたときに、前記切換変更がチューナファンクションからの切換変更かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が、前記チューナファンクションを除く直に再生可能なファンクションからの切換変更を示す場合に、前記切換変更から少なくとも前記一定期間以上待機して前記ミューティング手段によるミューティング中に前記USBファンクションの動作が開始されないようにする待機手段と、を備える
    ムーバブルメモリ用電子機器。
  4. 前記待機手段は前記切換変更を機にカウントが開始されるカウンタであり、該カウンタにおけるカウント数がセット値に達したか否かを定期的に確認し、前記カウント数が前記セット値に達したことを確認することにより、前記切換変更から前記一定期間が経過していることを認識するチェック手段を含む
    求項1記載の再生装置。
  5. 前記待機ステップでは、前記切換変更を機にカウントが開始されるカウンタにおけるカウント数がセット値に達したか否かを定期的に確認し、前記カウント数が前記セット値に達したことを確認することにより、前記切換変更から前記一定期間が経過していることを認識する
    求項2記載の再生方法。
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