JP2010002841A - コンテンツ再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビ受像機、デジタル放送受信可能な携帯電話端末、デジタルオーディオ機器、ボイスレコーダ機器等において、聞き返し操作を行った場合に音声情報を聞き逃しにくくなるコンテンツ再生装置を提供する。
【解決手段】音響信号復号部104が生成した音響信号の再生速度を変換できる再生速度変換部105と、ユーザ操作などの状況から適切な再生速度比を算出し再生速度変換部105に対して再生速度を指示するコントロール部103とを有し、コントロール部103は、再生速度変換部105がコンテンツデータを適当な速度で再生している最中に操作部102で聞き返し操作があった場合、再生速度変換部105に対して戻った時点からはこれまでの再生速度より遅い速度で再生するよう指示し、聞き返し操作を行った時刻まで再生を行ったら元の速度で再生するよう指示する。
【選択図】図1
【解決手段】音響信号復号部104が生成した音響信号の再生速度を変換できる再生速度変換部105と、ユーザ操作などの状況から適切な再生速度比を算出し再生速度変換部105に対して再生速度を指示するコントロール部103とを有し、コントロール部103は、再生速度変換部105がコンテンツデータを適当な速度で再生している最中に操作部102で聞き返し操作があった場合、再生速度変換部105に対して戻った時点からはこれまでの再生速度より遅い速度で再生するよう指示し、聞き返し操作を行った時刻まで再生を行ったら元の速度で再生するよう指示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ビットストリームとして連続的に現れる符号化された音響信号を入力し再生するためのコンテンツ再生装置に関する。
例えばデジタルテレビ録画機、デジタルオーディオ機器、ボイスレコーダ機器のようなデジタル機器においては、特に会話や台詞などの音声情報を聞き逃した場合に巻き戻し操作を行い、聞き逃した部分を再度再生するという聞き返し操作方法が考えられる。また、この一連の操作を簡単に行えるように、例えば一度特定のキーを押下するとコンテンツの数秒前に自動的に戻り再生を行う機器(例えば、特許文献1参照)や音声入力による戻り再生を可能にした機器も具現化されている(例えば、特許文献2参照)。
また、先に述べたデジタルテレビ録画機、デジタルオーディオ機器、ボイスレコーダ機器においては、音程を変換せずに再生速度を変換する機能を搭載しているものもある。この機能は、主にコンテンツを速く聴取したい場合に用いられるが、再生速度が速くなるため情報の聞き逃しが発生する可能性が高くなることが容易に想像できる。
しかしながら、コンテンツに含まれている音声情報が、音量が小さいなど元々聞き取りにくい場合は、単に聞き返し操作を行ってもまた音声情報を聞き逃す可能性が高い。また、コンテンツの再生速度を速くして再生している状況で音声情報を聞き逃した場合、聞き返し操作を行ってもコンテンツ再生速度が速いままでは再び音声情報を聞き逃す可能性が高い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、聞き返し操作を行った場合に音声情報を聞き逃しにくくなるコンテンツ再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1のコンテンツ再生装置は、音響信号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記音響信号を再生する再生手段と、前記再生手段に前記音響信号の再生を指示する操作手段と、前記音響信号の再生速度を変換する再生速度変換手段と、を備え、前記再生手段は、前記音響信号を第1の再生速度で再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記再生速度変換手段により前記第1の再生速度より遅い第2の再生速度に変換された音響信号を再生する。
この構成により、例えば音響信号を一倍速よりも速い速度に変換して鳴動している最中に聞き返し操作が有った場合、聞き返し中はこれまでの再生速度より遅い速度で再生する機能が実現可能となる。
また、上記第1のコンテンツ再生装置において、前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前から前記第2の再生速度で再生を行う場合で、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記再生速度変換手段により前記第1の再生速度に変換された音響信号を再生する。
この構成により、聞き返し部分が終了したらそれまで聴取していた再生速度に戻る機能が実現可能となる。
また、上記第1のコンテンツ再生装置において、前記再生速度変換手段は、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した時点で、再生速度が前記第2の再生速度から前記第1の再生速度に徐々に遷移するよう音響信号を変換する。
この構成により、聞き返し部分が終了したらそれまで聴取していた再生速度に戻る際に徐々に当該再生速度に戻す機能が実現可能となる。
また、上記第1のコンテンツ再生装置において、前記再生速度変換手段は、前記操作手段から前記音響信号の再生中に所定時間前に戻って再生する指示があった場合、再生位置の変化量に応じて再生速度変換値を変更する。
この構成により、聞き返すための戻り時間の長さに応じて再生速度変換値を変える機能が実現可能となる。
また、上記第1のコンテンツ再生装置において、前記再生速度変換手段は、前記音響信号の再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、当該指示の回数に応じて再生速度変換値を変更する。
この構成により、聞き返し操作の回数に応じて再生速度変換値を変える機能が実現可能となる。
また、本発明の第2のコンテンツ再生装置は、音響信号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記音響信号を再生する再生手段と、前記再生手段に前記音響信号の再生を指示する操作手段と、前記音響信号の周波数特性を変換する周波数特性変換手段と、を備え、前記再生手段は、前記音響信号を第1の周波数特性で再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記周波数特性変換手段により前記第1の周波数特性とは異なった第2の周波数特性に変換された音響信号を再生する。
この構成により、例えば音響信号を再生中に聞き返し操作が有った場合、聞き返し中はこれまでとは異なった、例えば音声帯域を強調するような周波数特性で再生する機能が実現可能となる。
また、上記第2のコンテンツ再生装置において、前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前から前記第2の周波数特性で再生を行う場合で、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記周波数特性変換手段により前記第1の周波数特性に変換された音響信号を再生する。
この構成により、聞き返し部分が終了したらそれまで聴取していた周波数特性に戻る機能が実現可能となる。
また、上記第2のコンテンツ再生装置において、前記周波数特性変換手段は、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した時点で、周波数特性が前記第2の周波数特性から前記第1の周波数特性に徐々に遷移するよう音響信号を変換する。
この構成により、聞き返し部分が終了したらそれまで聴取していた周波数特性に戻る際に徐々に当該周波数特性に戻す機能が実現可能となる。
また、上記第2のコンテンツ再生装置において、前記周波数特性変換手段は、前記操作手段から前記音響信号の再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、当該指示の回数に応じて周波数特性の変更量を変える。
この構成により、聞き返し操作の回数に応じて周波数特性の変更量を変える機能が実現可能となる。
また、本発明の第3のコンテンツ再生装置は、音響信号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記音響信号を再生する再生手段と、前記再生手段に前記音響信号の再生を指示する操作手段と、前記音響信号の音量を変換する音量変換手段と、を備え、
前記再生手段は、前記音響信号を第1の音量で再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記音量変換手段により前記第1の音量とは異なる第2の音量に変換された音響信号を再生する。
前記再生手段は、前記音響信号を第1の音量で再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記音量変換手段により前記第1の音量とは異なる第2の音量に変換された音響信号を再生する。
この構成により、例えば音響信号を再生中に聞き返し操作が有った場合、聞き返し中はこれまでよりも大きい音量で再生する機能が実現可能となる。
また、上記第3のコンテンツ再生装置において、前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前から前記第2の音量で再生を行う場合で、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記音量変換手段により前記第1の音量に変更された音響信号を再生する。
この構成により、聞き返し部分が終了したらそれまで聴取していた音量に戻る機能が実現可能となる。
また、上記第3のコンテンツ再生装置において、前記音量変換手段は、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した時点で、音量が前記第2の音量から前記第1の音量に徐々に遷移するよう音響信号を変換する。
この構成により、聞き返し部分が終了したらそれまで聴取していた音量に戻る際に徐々に当該音量に戻す機能が実現可能となる。
また、上記第3のコンテンツ再生装置において、前記音量変換手段は、前記操作手段から前記音響信号の再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、当該指示の回数に応じて音量の変更量を変える。
この構成により、聞き返し操作の回数に応じて音量の変更量を変える機能が実現可能となる。
また、本発明の第4のコンテンツ再生装置は、音響信号と画像信号と字幕信号が多重化されたコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶手段と、前記コンテンツデータ記憶手段に記憶された前記コンテンツデータを再生する再生手段と、前記再生手段に前記コンテンツデータの再生を指示する操作手段と、前記画像信号と前記字幕信号を合成する画像合成手段と、を備え、前記再生手段は、前記コンテンツデータを字幕なしで再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記画像合成手段により前記画像信号と前記字幕信号とが合成された字幕付きのコンテンツデータを再生する。
この構成により、例えばコンテンツデータを再生中に聞き返し操作が有った場合、聞き返し中のみ字幕を表示し、且つ聞き返し部分が終了したらそれまでの字幕を表示しないように戻る機能が実現可能となる。
また、上記第4のコンテンツ再生装置において、前記再生手段は、前記操作手段からコンテンツデータ再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、画像の表示方法が変更されたコンテンツデータを再生する。
この構成により、複数回聞き返しが行われる場合、その都度、画像の表示方法を変える機能が実現可能となる。
また、上記第4のコンテンツ再生装置において、前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前に戻って、表示されていなかった字幕を表示して再生を行う場合で、前記コンテンツデータの再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記画像合成手段による字幕信号の合成を停止する。
この構成により、聞き返しが行われる場合、聞き返し期間に字幕を表示する機能が実現可能となる。
また、上記第4のコンテンツ再生装置において、前記再生手段は、前記操作手段から字幕表示を行っているときでコンテンツデータ再生中に所定時間前に戻って再生する指示があった場合、字幕表示方法が変更されたコンテンツデータを再生する。
この構成により、聞き返しが行われる場合、字幕表示方法を変える機能が実現可能となる。
また、上記第4のコンテンツ再生装置において、前記再生手段は、前記操作手段からコンテンツデータ再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、字幕表示方法が変更されたコンテンツデータを再生する。
この構成により、複数回聞き返しが行われる場合、その都度、画像の字幕表示方法を変える機能が実現可能となる。
本発明によれば、例えば再生速度を速くしてコンテンツを聴取している場合に聞き返し操作を行っても、聞き返し再生中は今までよりも遅い再生速度で聴取することが可能で、音声情報をより聞き取りやすくすることが可能である。また、本発明によれば、一倍速でコンテンツを聴取している場合に聞き返し操作を行っても、聞き返し再生中は今までよりとは異なった周波数特性で聴取することが可能で、音声情報をより聞き取りやすくすることが可能である。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ再生装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態に係るコンテンツ再生装置100は、コンテンツデータ記録部101と、操作部102と、コントロール部103と、音響信号復号部104と、再生速度変換部105と、D/A部106と、アンプ部107と、スピーカ部108とを有して構成される。なお、コンテンツ再生装置100の各構成要素の実体については、論理回路を含む専用のハードウェアで構成することもできるし、マイクロプロセッサやDSP(Digital Signal Processor)のハードウェアとそれを制御するプログラムとの組み合わせにより実現することもできる。なお、また、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ再生装置100は音響信号を出力する手段としてスピーカ部108を設けた場合を例として説明したが、これに限定されるものでなく、例えばヘッドフォンであってもよい。
図1は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ再生装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態に係るコンテンツ再生装置100は、コンテンツデータ記録部101と、操作部102と、コントロール部103と、音響信号復号部104と、再生速度変換部105と、D/A部106と、アンプ部107と、スピーカ部108とを有して構成される。なお、コンテンツ再生装置100の各構成要素の実体については、論理回路を含む専用のハードウェアで構成することもできるし、マイクロプロセッサやDSP(Digital Signal Processor)のハードウェアとそれを制御するプログラムとの組み合わせにより実現することもできる。なお、また、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ再生装置100は音響信号を出力する手段としてスピーカ部108を設けた場合を例として説明したが、これに限定されるものでなく、例えばヘッドフォンであってもよい。
コンテンツデータ記録部101は、コンテンツデータS101を記録したランダムアクセス可能な記録媒体であり、半導体メモリやCD−ROMやDVD−ROMなどが考えられる。操作部102は、ユーザがコンテンツ再生装置100に対して指示を出すための操作部分であり、押下式のボタンや音声認識などを用いたユーザインターフェースなどが考えられる。ユーザが聞き返し操作を行った場合、ユーザ操作信号S102をコントロール部103に入力する。
コントロール部103は、コンテンツデータ記録部101内のコンテンツデータS101をランダムアクセス可能であり、また操作部102からの指示をもとにコンテンツデータ記録部101のコンテンツデータS101の任意の箇所を読み込んで音響符号化信号S103として音響信号復号部104に入力可能であり、またユーザ操作などの状況から適切な再生速度比を算出し再生速度変換部105に対して算出した再生速度比信号S104で再生速度を変更するよう指示する。
音響信号復号部104は、コントロール部103から受け取った音響符号化信号S103を復号音響信号S105に復号する。再生速度変換部105は、音響信号復号部104が出力した復号音響信号S105の再生速度を、コントロール部103が生成した再生速度比信号S104に従って変換し再生速度変換済み音響信号S106を生成する。D/A部106は、再生速度変換部105が出力した再生速度変更済み音響信号S106をアナログ音響信号S107に変換する。アンプ部107は、D/A部106が出力したアナログ音響信号S107を増幅済みアナログ音響信号S108に変換する。スピーカ部108は増幅済みアナログ音響信号S108を外部に出力する。
なお、コンテンツデータ記憶部101はコンテンツデータ記録手段に対応し、操作部102は操作手段に対応する。また、音響信号復号部104は音響復号手段に対応し、再生速度変換部105は再生速度変換手段に対応する。また、コントロール部103は制御手段に対応する。
次に、本実施の形態のコンテンツ再生装置100の動作の一例について説明する。図2及び図3はコンテンツ再生装置100の主要な動作の一例を示すフローチャート、図4はコンテンツ再生装置100がどのようにコンテンツデータS101を処理するかを示す例の一つである。以下、例として図4に示したようにコンテンツデータS101を時刻0から1.3倍速で再生し、時刻Aの時点で聞き返し操作を行い、その後コンテンツデータS101の最後まで再生を行った場合の動作について説明する。
再生開始時に、ステップST201でユーザが操作部102を用いて再生速度に関する設定を行う。例として、1.3倍速で再生する場合を説明すると、ユーザは操作部102を操作し1.3倍速で再生することをコントロール部103に対して指示する。この操作を行った場合、操作部102からコントロール部103に向けて、再生速度を1.3倍速にする指示を含んだユーザ操作信号S102が出力され、速度初期値に1.3倍速が設定される。
次に、ステップST202でコントロール部103は再生動作に関する初期設定を行う。本発明では聞き返し再生中か否かが重要であるので、最初に現時点では聞き返し再生中ではないことを設定する。この設定はコントロール部103が再生開始直後に自動的に行い記憶しているものとする。次に、コンテンツ再生装置100は再生動作を行う。再生動作はステップST203からステップST217までを繰り返し行うことにより実現される。ステップST203からステップST217までの処理は、コンテンツデータS101を最後まで再生したか、ユーザが操作部102を通じて停止を指示するかまで繰り返し行われるものとする。
次に、ステップST204で、コントロール部103は現在聞き返し再生中かを判断する。この判断はコントロール部103が自動的に行う。聞き返し再生中であれば、ステップST208に移行し、そうでない場合はステップST205に移行する。この説明において、まだ聞き返し再生中ではないので、今はステップST205に移行したものとして説明を続ける。次に、ステップST205で、コントロール部103は操作部102を介してユーザが聞き返し操作を行ったかを判断し、聞き返し操作があった場合はステップST206に移行し、そうでない場合はステップST211に移行する。今はまだ聞き返し操作が行われていないものとし、ステップST211に移行したものとして説明を続ける。
次に、ステップST211で、コントロール部103はコンテンツデータS101内の再生すべき時刻の部分をコンテンツデータ記録部101から読み込み、音響符号化信号S103として音響信号復号部104に入力する。例えば、再生開始直後であればコンテンツデータの先頭部分を、1秒再生した後であればコンテンツデータS101内の1秒から後の部分を音響信号復号部104が音響符号化信号S103を生成するのに十分な量を読み込む。ユーザから再生時刻に関する特別な指示がない限り、次回ステップST211を行うときは前回読み込んだコンテンツデータS101の続きを読み込む。
次に、ステップST212で、音響信号復号部104で音響符号化信号S103から復号音響信号S105を生成する。次に、ステップST213で、再生速度変換部105で復号音響信号S105の速度を速度比変更信号S104に沿って変換し、再生速度変換済み音響信号S106を生成する。この時点では、速度比変更信号S104は速度初期値に設定されたままなので、1.3倍速に変換するものとする。次に、ステップST214で、D/A部106で再生速度変更済み音響信号S106をアナログ音響信号S107に変換し、ステップST215で、アンプ部107でアナログ音響信号S107を増幅済みアナログ音響信号S108に変換し、ステップST216でスピーカ部108から増幅済みアナログ音響信号S108を外部に出力する。ステップST216まで処理が行われたら処理をステップST204に移行する。
ここで、図4で示した時刻Aまで再生が行われ、ユーザが聞き返し操作を行ったため時刻Bまで時刻を遡って再生する場合について説明する。まずユーザが図4で示した時刻Aにおいて聞き返し操作を行ったものとする。これはユーザが操作部102を操作することによって行われる。操作部102は聞き返し操作を指示する操作をされた場合、聞き返し操作を指示されたことをユーザ操作信号S102でコントロール部103に入力する。コントロール部103は聞き返し操作を指示されたことを記憶しておく。聞き返し操作はステップST204からステップST216のどのタイミングでも操作可能であるが、実際にその指示が反映されるのは次回のステップST205からである。
本説明では、例として聞き返し操作をステップST204の実行時に行われたものとし、ステップST204から説明を行う。ステップST204で、コントロール部103は現在聞き返し再生中かを判断する。本説明においてはまだ聞き返し再生中ではないので、ステップST205に移行したものとして説明を続ける。次に、ステップST205で、操作部102を介してユーザが聞き返し操作を行ったかを判断する。今は聞き返し操作が行われた場合を説明しているので、ステップST206に移行したものとして説明を続ける。次に、ステップST206で、コントロール部103は速度初期値よりも遅い再生速度比信号S104を再生速度変換部105に入力する。例として、速度初期値1.3倍速よりも遅い1倍速を再生速度比信号S104として再生速度変換部105に送信したものとする。今は例として再生速度を1倍としたが、速度初期値より遅い速度であればよい。
聞き返し中の再生速度の算出方法であるが、何かしらの計算式で算出してもよいし、予めコンテンツ再生装置100内に、例えば「1.3倍速再生中の聞き返し操作の再生速度は1倍、1.5倍速再生中の聞き返し操作の再生速度は1.2倍」、という内容を記述した表データを保持していてもよい。
次に、ステップST207で、コントロール部103は現在聞き返し再生中であると記憶する。次に、ステップST211で、コントロール部103はコンテンツデータS101内の再生すべき時刻の部分をコンテンツデータ記録部101から読み込み、音響符号化信号S103として音響信号復号部104に入力する。ここでは聞き返し操作が行われたので、図4で示した時刻Bまで時間を遡って再生を行うものとするので、時刻Bから後の部分を音響信号復号部104が音響符号化信号S103を生成するのに十分な量を読み込む。
時刻Aと時刻Bの関係であるが、例えば操作部102に聞き返しキーのような専用キーが存在する場合、そのキーを一度押すと数秒から数十秒分時間を遡るなどが考えられる。また、聞き返しキーのような専用キーを押している時間に比例して遡る時間を可変にしてもよい。また、聞き返しキーのような専用キーがなくても、通常の巻き戻しキーでの操作でも本発明の効果を有効にすることも考えられる。
次に、ステップST212で、音響信号復号部104で音響符号化信号S103から復号音響信号S105を生成する。次に、ステップST213で、再生速度変換部105で復号音響信号S105の速度を速度比変更信号S104に沿って変換し、再生速度変換済み音響信号S106を生成する。先に速度比変更信号S104は1倍に設定されたので1倍速に変換するものとする。次に、ステップST214で、D/A部106で再生速度変更済み音響信号S106をアナログ音響信号S107に変換し、ステップST215で、アンプ部107でアナログ音響信号S107を増幅済みアナログ音響信号S108に変換し、ステップST216で、スピーカ部108から増幅済みアナログ音響信号S108を外部に出力する。ステップST216まで処理が行われたら処理をステップST204に移行する。
次に、ステップST204に処理が移行し、聞き返し再生中か否かの判定が行われる。ここでは聞き返し再生中なのでステップST208に処理が移行するが、聞き返し再生動作を行っている状態で図4に示す時刻Aまで再生が行われない限り、速度比変更信号S104は1倍のままであり、またコントロール部103は現在は聞き返し再生中であると記憶し続ける。また、同様に聞き返し再生動作を行っている状態で図4に示す時刻Aまで再生が行われるまでは、ステップST208の次の処理はステップST211となる。
ここで、聞き返し再生を行った結果、図4で示した時刻Aまで再生が行われた場合について説明する。まずステップST204で、現在聞き返し再生中かを判断する。聞き返し再生中なので、ステップST208に移行したものとして説明を続ける。次に、ステップST208で、聞き返しを指定した時刻まで再生したかを判定する。現時点では図4に示す時刻Aまで再生されているので、ステップST209に以降する。次に、ステップST209で、コントロール部103は速度初期値を再生速度比信号S104として再生速度変換部105に入力する。この時点で再生速度比信号S104は速度初期値の1.3倍となる。
次に、ステップST210で、コントロール部103は現在聞き返し再生中ではないということを記憶する。次に、ステップST211で、コントロール部103はコンテンツデータS101内の再生すべき時刻の部分をコンテンツデータ記録部101から読み込み、音響符号化信号S103として音響信号復号部104に入力する。ここでは聞き返し操作が終了したので、時刻Bから後の部分を音響信号復号部104が音響符号化信号S103を生成するのに十分な量を読み込む。次に、ステップST212で、音響信号復号部104で音響符号化信号S103から復号音響信号S105を生成する。
次に、ステップST213で、再生速度変換部105で復号音響信号S105の速度を速度比変更信号S104に従って変換し、再生速度変換済み音響信号S106を生成する。先に速度比変更信号S104は1.3倍に設定されたので1.3倍速に変換するものとする。次に、ステップST214で、D/A部106で再生速度変更済み音響信号S106をアナログ音響信号S107に変換し、ステップST215で、アンプ部107でアナログ音響信号S107を増幅済みアナログ音響信号S108に変換し、ステップST216で、スピーカ部108から増幅済みアナログ音響信号S108を外部に出力する。ステップST216まで処理が行われたら処理をステップST204に移行する。
以上に示した通りの処理を行った場合、コンテンツデータS101がどのように再生されたかを図4及び図5を用いて説明する。
まず図4で示した区間1及び区間2は、1.3倍速で再生される。次に区間2については聞き返し再生により1倍で再生される。次に区間3は1.3倍速で再生される。これを時系列で並べた模式図が図5である。区間1は1.3倍速で一回再生され、区間2はまず1.3倍速で一回、聞き返し再生で1倍速で再生され、最後に区間3は1.3倍速で再生される。
このようなコンテンツ再生装置100によれば、音響信号に含まれる音声情報を聞き逃した場合に聞き返し再生を行った場合、聞き返し再生中は自動的に再生速度が遅くなるため音声情報を聞き逃しにくくなる効果がある。また、聞き返し再生を指定した時刻で自動的に再生速度が聞き返し再生処理を行う前の再生速度に戻るため、聞き返しにより音声情報を聞き取った後に再生速度に関する操作が不要となる。
また、本実施の形態に対して、聞き返し操作が同じ箇所で繰り返された場合に再生速度を更に遅くする機能を組み合わせてもよい。2回聞き返し操作を同じ箇所で行った場合の動作の説明を図6及び図7を用いて説明する。
図6は動作の模式図で、時刻Aで2回聞き返し操作が行われたことを示す。なお、実際の動作では時刻Aに完全一致で聞き返し操作が行われた場合のみ有効というわけではなく、時刻Aの前後数秒程度に聞き返し動作が再度行われた場合に複数回聞き返し操作が行われたと判断するのがよい。
図7は実際にコンテンツデータS101が再生される速度を示した模式図である。図7に示すように、聞き返し操作が行われる前の区間1701は1.3倍速で、1回目の聞き返し操作による聞き返し再生区間1702は1倍速で、2回目の聞き返し操作による聞き返し再生区間1703は0.8倍速で、聞き返し区間終了後の区間1704は元の1.3倍速で動作する。
このように、複数回聞き返し操作を行っているということは聞き取りづらい部分であると想定されるが、その部分を操作回数に応じて再生速度をだんだん遅くすることにより、より音声情報を聞き逃しにくくなる効果を得ることが可能である。
なお、本実施の形態において、聞き返し操作によって巻き戻される時間が異なる場合、その巻き戻される時間の長さに応じて再生速度を変更する機能を組み合わせてもよい。例えば、再生速度を1.5倍速で再生している最中に聞き返し操作により10秒前まで戻った場合は1.1倍で、20秒前まで戻った場合は1.3倍で再生する、という動作を行う。この動作により、長い時間戻された場合はある程度早い速度で再生することが可能となり、聞き返し操作によるコンテンツ聴取時間の削減が可能となる。
また、本実施の形態において、聞き返し操作による聞き返し再生区間が終了する時点での速度変更を急激に変更するのではなく、緩やかに変更する機能を組み合わせてもよい。つまり、図8で示したように、区間301と区間302のつなぎ目及び区間302と区間303のつなぎ目部分の再生速度を急激に変更するのではなく、緩やかに再生速度を変更する、という動作を行う。この動作により、聞き返し再生時に急激に再生速度が変更される違和感が緩和され、聴感上自然な聞き返し再生が可能となる。
また、本実施の形態では、ユーザ操作による聞き戻し操作を説明しているが、ユーザ操作ではなく例えばBluetooth(登録商標)などの無線機器接続でコンテンツを聴取している場合に、無線機器間の接続が切断された区間だけ聞き返し操作と同等の動作を行ってもよい。この場合、無線機器間の接続が切断された時刻が図4の時刻Bに、接続が再開した時刻が図4の時刻Aに相当すると考えてよい。また本動作においては、聞き返し区間中つまり図4の区間302は区間301の再生速度から変えなくても構わない。
(実施の形態2)
また、本発明の実施の形態2に係るコンテンツ再生装置について、図面を参照しながら以下に説明する。
また、本発明の実施の形態2に係るコンテンツ再生装置について、図面を参照しながら以下に説明する。
図9は、本発明の実施の形態2に係るコンテンツ再生装置の概略構成を示すブロック図である。図9において、コンテンツ再生装置500は、コンテンツデータ記録部101と、操作部102と、コントロール部103と、音響信号復号部104と、周波数特性変換部505と、D/A部106と、アンプ部107と、スピーカ部108とを有して構成される。なお、コンテンツ再生装置500の各構成要素の実体については、論理回路を含む専用のハードウェアで構成することもできるし、マイクロプロセッサやDSPのハードウェアとそれを制御するプログラムとの組み合わせにより実現することもできる。
コントロール部103は、再生速度比信号S104の代わりに周波数特性指示信号S504を、周波数特性変換部505に入力することが異なる以外は、コンテンツデータ記録部101、操作部102、コントロール部103、音響信号復号部104、D/A部106、アンプ部107、スピーカ部108は本発明の実施の形態1のコンテンツ再生装置100と同一なので説明を割愛する。
周波数特性変換部505は、音響信号復号部104が出力した復号音響信号S105の周波数特性を、コントロール部103が指示した周波数特性指示信号S504に従って変換し周波数特性変換済み音響信号S506を生成するものである。なお、周波数特性変換部505は周波数特性変換手段に対応する。
次に、本実施の形態のコンテンツ再生装置500の動作の一例について説明する。図10及び図11はコンテンツ再生装置500の主要な動作の一例を示すフローチャートである。
以下、例として図4に示したようにコンテンツデータS101を時刻0から再生し、時刻Aの時点で聞き返し操作を行い、その後コンテンツデータS101の最後まで再生を行った場合の動作について説明する。
本実施の形態のコンテンツ再生装置500の動作は実施の形態1のコンテンツ再生装置100で説明に使用した図2及び図3内のステップST201がステップST601に、ステップST206がステップST606に、ステップST209がステップST609に、ステップST213がステップST613に置き換わっただけで、その他の処理は同一である。以降、置き換わった部分についてのみ説明する。
再生開始時に、ステップST601でユーザが操作部102を用いて再生時の周波数特性に関する設定を行う。例として、フラットな周波数特性で再生する場合を説明すると、ユーザは操作部102を操作しフラットな周波数特性で再生することをコンテンツ再生装置500に対して指示する。この操作を行った場合、操作部102からコントロール部103に、周波数特性をフラットにする指示を含んだユーザ操作信号S102が入力され、周波数特性初期値にフラットな特性が設定される。
ステップST606では、コントロール部103は周波数特性初期値とは異なった周波数特性指示信号S504を周波数特性変換部505に入力する。この場合、聞き返し動作中なのでより人間の声が聞き取りやすい周波数特性に変更する。人間の声が聞き取りやすい周波数特性の一例として、図12に示すように主に人間の音声帯域を通過するような周波数特性が考えられる。
ステップST609では、コントロール部103は周波数特性初期値を周波数特性指示信号S504として周波数変換部505に入力する。この時点で周波数特性指示信号S504は速度初期値のフラットな特性となる。ステップST613では、周波数特性変換部505で復号音響信号S105の周波数特性を周波数特性指示信号S504に従って変換し、周波数特性変換済み音響信号S506を生成する。本実施の形態においては、聞き返し再生中以外はフラットな特性、聞き返し再生中は図12に示したような特性に変換する。
このようなコンテンツ再生装置500によれば、音響信号に含まれる音声情報を聞き逃した場合に聞き返し再生を行った場合、聞き返し再生中は自動的に音声信号が聞き取りやすい周波数特性になるため音声情報を聞き逃しにくくなる効果がある。また、聞き返し再生を指定した時刻で自動的に周波数特性が聞き返し再生処理を行う前の周波数特性に戻るため、聞き返しにより音声情報を聞き取った後に周波数特性に関する操作が不要となる。
なお、本実施の形態において、聞き返し操作が同じ箇所で繰り返された場合に周波数特性を更に異なった特性に変更する機能を組み合わせてもよい。動作は実施の形態1で説明した内容の、再生速度が周波数特性に置き換わったものなので説明を割愛する。
また、本実施の形態において、聞き返し操作による聞き返し再生区間が終了する時点での周波数特性を急激に変更するのではなく、緩やかに変更する機能を組み合わせてもよい。動作は実施の形態1で説明した内容の、再生速度が周波数特性に置き換わったものなので説明を割愛する。
また、本実施の形態ではユーザ操作による聞き戻し操作を説明したが、ユーザ操作ではなく例えばBluetooth(登録商標)などの無線機器接続でコンテンツを聴取している場合に、無線機器間の接続が切断された区間だけ聞き返し操作と同等の動作を行ってもよい。この場合、無線機器間の接続が切断された時刻が図4の時刻Bに、接続が再開した時刻が図4の時刻Aに相当すると考えてよい。また本動作においては、聞き返し区間中つまり図4の区間302は区間301の周波数特性から変えなくても構わない。
(実施の形態3)
また、本発明の実施の形態3に係るコンテンツ再生装置について、図面を参照しながら以下に説明する。
また、本発明の実施の形態3に係るコンテンツ再生装置について、図面を参照しながら以下に説明する。
図13は、本発明の実施の形態3に係るコンテンツ再生装置の概略構成を示すブロック図である。図13において、本実施の形態のコンテンツ再生装置800は、コンテンツデータ記録部101と、操作部102と、コントロール部103と、音響信号復号部104と、音量変換部805と、D/A部106と、アンプ部107と、スピーカ部108とを有して構成される。なお、コンテンツ再生装置800の各構成要素の実体については、論理回路を含む専用のハードウェアで構成することもできるし、マイクロプロセッサやDSPのハードウェアとそれを制御するプログラムとの組み合わせにより実現することもできる。
コントロール部103は再生速度比信号S104の代わりに音量指示信号S804を音量変換部805に入力することが異なる以外は、コンテンツデータ記録部101、操作部102、コントロール部103、音響信号復号部104、D/A部106、アンプ部107、スピーカ部108は実施の形態1のコンテンツ再生装置100と同一なので説明を割愛する。音量変換部805は、音響信号復号部104が出力した復号音響信号S105の周波数特性を、コントロール部103が指示した音量指示信号S804に沿って変換し音量変換済み音響信号S806を生成する。なお、音量変換部805は音量変換手段に対応する。
次に、コンテンツ再生装置800の動作の一例について説明する。図14及び図15はコンテンツ再生装置800の主要な動作の一例を示すフローチャートである。以下、例として図4に示したようにコンテンツデータS101を時刻0から再生し、時刻Aの時点で聞き返し操作を行い、その後コンテンツデータS101の最後まで再生を行った場合の動作について説明する。
本実施の形態のコンテンツ再生装置800の動作は実施の形態1のコンテンツ再生装置100で説明に使用した図2及び図3内のステップST201がステップST901に、ステップST206がステップST906に、ステップST209がステップST909に、ステップST213がステップST913に置き換わっただけで、その他の処理は同一である。以降、置き換わった部分についてのみ説明する。
再生開始時に、ステップST901でユーザが操作部102を用いて再生時の音量に関する設定を行う。例として、本コンテンツ再生装置800がボリューム1から順番に音量が大きくなるボリューム10までの10段階のボリュームを持っていて、ユーザがボリューム5で再生する場合を説明すると、ユーザは操作部102を操作しボリューム5で再生することをコンテンツ再生装置100に対して指示する。この操作を行った場合、操作部102からコントロール部103に、ボリュームを5にする指示を含んだユーザ操作信号S102が入力され、音量初期値にボリューム5が設定される。
ステップST906では、コントロール部103は音量初期値とは異なった音量指示信号S804を音量変換部605に送信する。この場合、聞き返し動作中なのでより人間の声が聞き取りやすいようより大きな音量に変更する。例えば、本説明では音量初期値がボリューム5だったので、音量指示信号S804はボリューム6に変更されるものとする。
ステップST909では、コントロール部103は音量初期値を音量指示信号S804として音量変換部805に入力する。この時点で音量信号S804は音量初期値のボリューム5となる。ステップST913では、音量変換部805で復号音響信号S105の音量を音量指示信号S804に従って変換し、音量変換済み音響信号S806を生成する。本実施の形態のコンテンツ再生装置800においては、聞き返し再生中以外はボリューム5に、聞き返し再生中はボリューム6に相当する音量に変換する。
このようなコンテンツ再生装置800によれば、音響信号に含まれる音声情報を聞き逃した場合に聞き返し再生を行った場合、聞き返し再生中は自動的に音声信号の音量が増幅されるため音声情報を聞き逃しにくくなる効果がある。また、聞き返し再生を指定した時刻で自動的に再生音量が聞き返し再生処理を行う前の音量に戻るため、聞き返しにより音声情報を聞き取った後に再生音量に関する操作が不要となる。
なお、本実施の形態において、聞き返し操作が同じ箇所で繰り返された場合に音量を更に大きくする機能を組み合わせてもよい。動作は実施の形態1で説明した内容の、再生速度が音量に置き換わったものなので説明を割愛する。
また、本実施の形態において、聞き返し操作による聞き返し再生区間が終了する時点での音量を急激に変更するのではなく、緩やかに変更する機能を組み合わせてもよい。動作は実施の形態1で説明した内容の、再生速度が音量に置き換わったものなので説明を割愛する。
また、本実施の形態ではユーザ操作による聞き戻し操作を説明したが、ユーザ操作ではなく例えばBluetooth(登録商標)などの無線機器接続でコンテンツを聴取している場合に、無線機器間の接続が切断された区間だけ聞き返し操作と同等の動作を行ってもよい。この場合、無線機器間の接続が切断された時刻が図4の時刻Bに、接続が再開した時刻が図4の時刻Aに相当すると考えてよい。また本動作においては、聞き返し区間中つまり図4の区間302は区間301の音量から変えなくても構わない。
(実施の形態4)
また、本発明の実施の形態4に係るコンテンツ再生装置ついて、図面を参照しながら以下に説明する。
また、本発明の実施の形態4に係るコンテンツ再生装置ついて、図面を参照しながら以下に説明する。
図16は、本発明の実施の形態4に係るコンテンツ再生装置の概略構成を示すブロック図である。図16において、本実施の形態のコンテンツ再生装置1000は、コンテンツデータ記録部101と、操作部102と、コントロール部103と、音響信号復号部104と、画像信号復号部1001と、字幕画像信号復号部1002と、画像信号合成部1003と、D/A部106と、アンプ部107と、スピーカ部108と、画像表示部1004とを有して構成される。なお、コンテンツ再生装置1000の各構成要素の実体については、論理回路を含む専用のハードウェアで構成することもできるし、マイクロプロセッサやDSPのハードウェアとそれを制御するプログラムとの組み合わせにより実現することもできる。画像表示部1004は、コンテンツ再生装置1000によって生成された画像を表示する部分であり、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどが想定される。
コンテンツデータ記録部101、操作部102、音響信号復号部104、D/A部106、アンプ部107、スピーカ部108は実施の形態1のコンテンツ再生装置100と同一なので説明を割愛する。コントロール部103は、コンテンツデータ記録部101内のコンテンツデータS101をランダムアクセス可能であり、また操作部102からの指示をもとにコンテンツデータ記録部101のコンテンツデータS101の任意の箇所を読み込んで音響符号化信号S103として音響信号復号部104に入力すること及び画像符号化信号S1001を画像信号復号部1001に入力すること及び字幕信号S1002を字幕画像信号復号部1002に入力することが可能であり、また音響信号復号部104と画像信号復号部1001と字幕画像信号復号部1002のそれぞれに対してどのように動作するかを指示し、さらにユーザ操作などの状況から字幕を表示するか否かを指示する字幕合成指示信号S1005を画像信号合成部1003に入力することが可能である、という機能を有する。
画像信号復号部1001は、コントロール部103が出力した画像符号化信号S1001を復号し、復号画像信号S1003として画像信号合成部1003に入力する。字幕画像信号復号部1002は、コントロール部103が出力した字幕信号S1002を復号し、字幕画像信号S1004として画像信号合成部1003に入力する。画像信号合成部1003は、画像信号復号部1001が出力した復号画像信号S1003と字幕画像信号復号部1002が出力した字幕画像信号S1004を一つの画面に表示できるよう合成し、それを合成画像信号S1006として画像表示部1004に入力する。
画像信号復号部1001は、コンテンツデータ再生中にコントロール部103から同じ箇所で一回あるいは複数回、少し前の時刻に戻って再生する指示があった場合、その指示の回数によって画像の表示方法を変更することが可能である。例えば、画像信号復号部1001は、コンテンツデータ再生中にコントロール部103から現在より前の時刻に戻って再生する指示があった場合、繰り返して再生する区間の画像の明るさを繰り返し前よりも少し暗くするように画像を表示する。さらに、画像信号復号部1001は、コンテンツデータ再生中にコントロール部103から同じ箇所で再度、現在より前の時刻に戻って再生する指示があった場合、繰り返して再生する区間の画像を繰り返し前よりもさらに暗くするように変更する。これにより、例えば画面に表示される字幕が、少し戻っての再生を繰り返す回数が増えるたびにより目立つような効果が得られ、結果的に字幕の情報を把握しやすくなるようにすることができる。字幕画像信号復号部1002は、コントロール部103からの指示で少し前の時刻からこれまで表示していなかった字幕を表示しながら再生を行う場合で、コンテンツデータの再生位置がコントロール部103からの指示があった時刻に達した場合、字幕の表示を止めて再生を継続する。また、字幕画像信号復号部1002は、既に字幕表示を行っている最中にコンテンツデータ再生中に少し前の時刻に戻って再生する指示があった場合、字幕表示方法を変更する。また、コンテンツデータ再生中に同じ箇所で複数回少し前の時刻に戻って再生する指示があった場合にはその指示の回数によって字幕表示方法を変更することが可能である。例えば、字幕画像信号復号部1002は、コンテンツデータ再生中にコントロール部103から現在より前の時刻に戻って再生する指示があった場合、それまで字幕が表示されていなかった場合は字幕を表示し、既に字幕が表示されていた場合は例えば字幕の文字の大きさを大きくしたり字幕の文字の色をより目立つ色に変えたりして字幕表示を行う。さらに、画像信号復号部1001は、コンテンツデータ再生中にコントロール部103から同じ箇所で再度、現在より前の時刻に戻って再生する指示があった場合、それまでの字幕の文字の大きさよりさらに大きくしたり字幕の文字の色をさらにより目立つ色に変えたりして字幕表示を行う。これにより、例えば画面に表示される字幕の文字が、少し戻っての再生を繰り返す回数が増えるたびにより目立つような効果が得られ、結果的に字幕の情報を把握しやすくなるようにすることができる。
なお、画像信号復号部1001は画像復号手段に対応し、字幕画像信号復号部1002は字幕復号手段に対応し、画像信号合成部1003は画像合成手段に対応する。
次に、コンテンツ再生装置1000の動作の一例について説明する。図17及び図18はコンテンツ再生装置1000の主要な動作の一例を示すフローチャートである。以下、例として図4に示したようにコンテンツデータS101を時刻0から再生し、時刻Aの時点で聞き返し操作を行い、その後コンテンツデータS101の最後まで再生を行った場合の動作について説明する。
本実施の形態のコンテンツ再生装置1000の動作は実施の形態1のコンテンツ再生装置100で説明に使用した図2及び図3内のステップST201及びステップST213を削除、ステップST206がステップST1106に置き換え、ステップST209がステップST1109に置き換え、ステップST216とステップST217の処理の間にステップST1118及びステップST1119及びステップST1120及びステップST1121及びステップST1122及びステップST1123が追加したものであり、その他の処理は同一である。以降、変更された部分についてのみ説明する。
図2において説明したステップST201については、本実施の形態のコンテンツ再生装置1000は再生速度を変更するものではないため不要となる。ステップST1106では、コントロール部103は画像信号合成部1003に対して復号画像信号S1003と字幕画像信号S1004を合成するよう字幕合成指示信号S1005で指示する。字幕合成指示信号S1005は2値の値をとり、例えば値が1の場合は字幕を合成する指示、値が0の場合は字幕を合成しない、という意味を持つとする。この場合、コントロール部103から出力される字幕合成指示信号S1005の値は1である。
ステップST1109では、コントロール部103は画像信号合成部1003に対して復号画像信号S1003と字幕画像信号S1004を合成しないよう字幕合成指示信号S1005で指示する。この場合、送信される字幕合成指示信号S1005の値は0である。図3において説明したステップST213については、本実施の形態のコンテンツ再生装置1000は再生速度を変更するものではないため不要となる。ステップST1118では、コントロール部103がコンテンツデータS101の適切な部分をコンテンツデータ記録部101から読み込み、画像符号化信号S1001として画像信号復号部1001に入力する。画像符号化信号S1001とは画像を圧縮した信号であり、例えばH.264などで符号化された情報を指す。ステップST1119では、コントロール部103はコンテンツデータS101の適切な部分をコンテンツデータ記録部101から読み込み、字幕信号S1002として字幕画像信号復号部1002に入力する。字幕信号S1002とは、例えば台詞の内容を記述した文字列を情報化したものである。
ステップST1120では、画像信号復号部1001で画像符号化信号S1001から復号画像信号S1003を生成する。ステップST1121では、字幕画像信号復号部1002で字幕信号S1002から字幕画像信号S1004を生成する。ステップST1122では、コントロール部103から字幕合成を行うよう指示がされている場合、画像信号合成部1003で復号画像信号S1003と字幕画像信号S1004を合成し、合成画像信号S1006として画像表示部1004に入力する。ステップST1123では、合成画像信号S1006を画像表示部1004で表示する。ステップST1123の終了後、ステップST217に制御を移行し、以後繰り返し動作を行う。
今まで説明してきた動作で、画像表示部1005にどのような画像が表示されるかを説明する。説明の前に説明に必要な図19から図21までの説明を行う。図19は聞き返し操作の模式図である。1201及び1202が聞き返し操作前の通常再生区間を示す。1203は聞き返し操作を行った後の聞き返し区間を示す。1204は聞き返し操作を行った後の、聞き返し区間を過ぎた部分の通常再生区間を示す。図20はコンテンツデータS101を再生したときに表示される画像の模式図である。この画像は図20の画像信号復号部1001で生成される。図20の(a)は図19の区間1201の画像、図20の(b)は図19の区間1202及び1203の画像、図20の(c)は図19の区間1204の画像である。図21はコンテンツデータS101を再生したときに表示される画像の模式図である。この画像は図16の字幕画像信号復号部1002で生成される。図21で示すとおり、図19の区間1201では「では」という文字列が、図19の区間1202及び1203では「小机町集合で」の文字列が、図19の区間1204では「よろしく」の文字列が、各区間で字幕表示をオンにした場合に表示されるものである。
次に、図22を用いて、実際にどのように動作するかを説明する。まず、再生開始から聞き返し操作が行われる図19の時刻Aまでは字幕表示は行われない。そのため、表示される画像は図19の区間1201では図22の(a)が、区間1202では図22の(b)が表示される。この場合、図22の(a)は図20の(a)と、図22の(b)は図20の(b)と、それぞれ等価な画像である。
次に、図19の時刻Aで聞き返し操作が行われた場合の、聞き返し中の動作について説明する。聞き返し区間中は字幕が表示される。そのため、表示される画像は図19の区間1203では図22の(c)が表示される。この場合、図22の(c)は、図20の(b)と図21で示した1202区間で表示されるべき字幕文字列を合成したものとなる。
次に、聞き返し操作後に再び図19の時刻Aまで到達し、その後通常再生が行われている状態での動作を説明する。聞き返し区間が終了した場合は通常再生に戻るため字幕が表示されない。そのため、表示される画像は図19の区間1204では図22の(d)が表示される。この場合、図22の(d)は図20の(c)と等価な画像となる。
このようなコンテンツ再生装置1000によれば、音響信号に含まれる音声情報を聞き逃した場合に聞き返し再生を行った場合、聞き返し再生中は自動的に字幕表示が行われるため、音声情報を理解しやすくなる効果がある。また、聞き返し再生を指定した時刻で自動的に字幕表示がオフされるため、聞き返しにより音声情報を聞き取った後に字幕表示に関する操作が不要となる。
なお、本実施の形態において、既に字幕表示をオンにして再生している場合に聞き返し操作が行われた場合、字幕の表示方法を変更する機能を組み合わせてもよい。
図23の(a)は図19の区間1201の画像、図23の(b)は図19の区間1202の画像、図23の(c)は図19の1203の画像、図23の(d)は図19の区間1204の画像である。図23の(c)に示すように、聞き返し区間中の字幕だけ大きく表示することにより、情報の理解度を高めることが可能となる。
また、本実施の形態において、聞き返し操作が行われた場合、より字幕情報が目立つよう画像の表示方法を変更する機能を組み合わせてもよい。例えば画像信号合成部1003で画像を合成する際に、復号画像信号S1003で表示される画像の明るさを暗くするなどの処理を行うことにより、字幕の表示が目立つようになる効果が得られる。
また、本実施の形態では、ユーザ操作による聞き戻し操作を説明したが、ユーザ操作ではなく例えばBluetooth(登録商標)などの無線機器接続でコンテンツを聴取している場合に、無線機器間の接続が切断された区間だけ聞き返し操作と同等の動作を行ってもよい。この場合、無線機器間の接続が切断された時刻が図4の時刻Bに、接続が再開した時刻が図4の時刻Aに相当すると考えてよい。また本動作においては、聞き返し区間中つまり図4の区間302は区間301の画像表示状態から変えなくても構わない。
本発明は、音響符号化方式を再生するコンテンツ再生装置及び音響符号化方式及び字幕情報付画像符号化方式を再生するコンテンツ再生装置等として有用であり、例えばデジタルテレビ放送を受信するテレビ受像機、デジタル放送を受信する機能を備えた携帯電話端末、デジタルオーディオ機器、ボイスレコーダ機器等に有用である。
100、500、800、1000 コンテンツ再生装置
101 コンテンツデータ記録部
102 操作部
103 コントロール部
104 音響信号復号部
105 再生速度変換部
106 D/A部
107 アンプ部
108 スピーカ部
505 周波数特性変換部
805 音量変換部
1001 画像信号復号部
1002 字幕画像信号復号部
1003 画像信号合成部
1004 画像表示部
101 コンテンツデータ記録部
102 操作部
103 コントロール部
104 音響信号復号部
105 再生速度変換部
106 D/A部
107 アンプ部
108 スピーカ部
505 周波数特性変換部
805 音量変換部
1001 画像信号復号部
1002 字幕画像信号復号部
1003 画像信号合成部
1004 画像表示部
Claims (18)
- 音響信号を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記音響信号を再生する再生手段と、
前記再生手段に前記音響信号の再生を指示する操作手段と、
前記音響信号の再生速度を変換する再生速度変換手段と、を備え、
前記再生手段は、前記音響信号を第1の再生速度で再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記再生速度変換手段により前記第1の再生速度より遅い第2の再生速度に変換された音響信号を再生するコンテンツ再生装置。 - 前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前から前記第2の再生速度で再生を行う場合で、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記再生速度変換手段により前記第1の再生速度に変換された音響信号を再生する請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記再生速度変換手段は、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した時点で、再生速度が前記第2の再生速度から前記第1の再生速度に徐々に遷移するよう音響信号を変換する請求項2に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記再生速度変換手段は、前記操作手段から前記音響信号の再生中に所定時間前に戻って再生する指示があった場合、再生位置の変化量に応じて再生速度変換値を変更する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
- 前記再生速度変換手段は、前記音響信号の再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、当該指示の回数に応じて再生速度変換値を変更する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
- 音響信号を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記音響信号を再生する再生手段と、
前記再生手段に前記音響信号の再生を指示する操作手段と、
前記音響信号の周波数特性を変換する周波数特性変換手段と、を備え、
前記再生手段は、前記音響信号を第1の周波数特性で再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記周波数特性変換手段により前記第1の周波数特性とは異なった第2の周波数特性に変換された音響信号を再生するコンテンツ再生装置。 - 前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前から前記第2の周波数特性で再生を行う場合で、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記周波数特性変換手段により前記第1の周波数特性に変換された音響信号を再生する請求項6に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記周波数特性変換手段は、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した時点で、周波数特性が前記第2の周波数特性から前記第1の周波数特性に徐々に遷移するよう音響信号を変換する請求項7に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記周波数特性変換手段は、前記操作手段から前記音響信号の再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、当該指示の回数に応じて周波数特性の変更量を変える請求項6又は請求項8に記載のコンテンツ再生装置。
- 音響信号を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記音響信号を再生する再生手段と、
前記再生手段に前記音響信号の再生を指示する操作手段と、
前記音響信号の音量を変換する音量変換手段と、を備え、
前記再生手段は、前記音響信号を第1の音量で再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記音量変換手段により前記第1の音量とは異なる第2の音量に変換された音響信号を再生するコンテンツ再生装置。 - 前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前から前記第2の音量で再生を行う場合で、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記音量変換手段により前記第1の音量に変更された音響信号を再生する請求項10に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記音量変換手段は、前記音響信号の再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した時点で、音量が前記第2の音量から前記第1の音量に徐々に遷移するよう音響信号を変換する請求項11に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記音量変換手段は、前記操作手段から前記音響信号の再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、当該指示の回数に応じて音量の変更量を変える請求項11又は請求項12に記載のコンテンツ再生装置。
- 音響信号と画像信号と字幕信号が多重化されたコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶手段と、
前記コンテンツデータ記憶手段に記憶された前記コンテンツデータを再生する再生手段と、
前記再生手段に前記コンテンツデータの再生を指示する操作手段と、
前記画像信号と前記字幕信号を合成する画像合成手段と、を備え、
前記再生手段は、前記コンテンツデータを字幕なしで再生しているときに、前記操作手段から所定時間前に戻って再生する指示があった場合、戻った時点からは前記画像合成手段により前記画像信号と前記字幕信号とが合成された字幕付きのコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置。 - 前記再生手段は、前記操作手段からコンテンツデータ再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、画像の表示方法が変更されたコンテンツデータを再生する請求項14に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記再生手段は、前記操作手段からの指示で所定時間前に戻って、表示されていなかった字幕を表示して再生を行う場合で、前記コンテンツデータの再生位置が前記操作手段からの指示があった時刻に達した場合、前記画像合成手段による字幕信号の合成を停止する請求項14又は請求項15に記載のコンテンツ再生装置。
- 前記再生手段は、前記操作手段から字幕表示を行っているときでコンテンツデータ再生中に所定時間前に戻って再生する指示があった場合、字幕表示方法が変更されたコンテンツデータを再生する請求項14乃至請求項16のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
- 前記再生手段は、前記操作手段からコンテンツデータ再生中に同じ箇所で複数回所定時間前に戻って再生する指示があった場合、字幕表示方法が変更されたコンテンツデータを再生する請求項14乃至請求項17のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
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