JP2003029794A - 音声再生装置及び方法 - Google Patents

音声再生装置及び方法

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JP2003029794A
JP2003029794A JP2001217016A JP2001217016A JP2003029794A JP 2003029794 A JP2003029794 A JP 2003029794A JP 2001217016 A JP2001217016 A JP 2001217016A JP 2001217016 A JP2001217016 A JP 2001217016A JP 2003029794 A JP2003029794 A JP 2003029794A
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fast
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JP2001217016A
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Soichi Nagano
聡一 永野
Kenji Miyashita
賢二 宮下
Takahisa Aoyanagi
貴久 青柳
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L21/00Processing of the speech or voice signal to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
    • G10L21/04Time compression or expansion

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速早送り及び巻き戻し時の所定倍速の速度
を容易に可変でき、所望する再生箇所に短時間で到達で
き操作性に優れること。 【解決手段】 MP3等の音声データはデジタルメモリ
1に格納され、指定再生フレーム数デコード手段2で指
定フレームをデコードし再生出力される。再生フレーム
数設定手段11、スキップフレーム数設定手段12には
再生フレーム数、スキップフレーム数が設定される。高
速早送り・早戻し指示手段14で高速早送りが指示され
ると、再生フレームのみデコードして倍速再生する。再
生フレーム数及びスキップフレーム数は任意に変更で
き、倍速の速度を可変できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声データを音
声再生する音声再生装置に係り、特に、再生しながら高
速早送り及び高速早戻し可能な音声再生装置及び方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の音声再生装置を示すブロッ
ク図であり、101はデジタルメモリ、102は指定再
生フレーム数デコード手段、103はD/A変換器、1
04は高速早送り・早戻し指示手段である。この音声再
生装置は、音声データ、例えばMP3(MPEG1 L
AYER3)等の圧縮された音楽データを通常速度で音
声再生する。また、音声再生しながら、高速早送り(C
UE)及び高速早戻し(REVIEW)できる機能を有
している。
【0003】次に動作について説明する。通常再生の場
合、音楽圧縮データをデジタルメモリ101に格納し、
高速早送り・早戻し指示手段104からの指示がなけれ
ば、指定再生フレーム数デコード手段102で全フレー
ム再生(デコード処理)を行い、D/A変換器103を
経由して音声出力される。
【0004】一方、高速早送り・早戻し指示手段104
から、高速早送り、あるいは高速早戻しの指示がある場
合、指定再生フレーム数デコード手段102は、デジタ
ルメモリ101に格納された音楽圧縮データから、予め
決められたフレーム数分再生を行い、D/A変換器10
3を経由して音声出力する。具体的には、予め決められ
たフレーム数分の再生が完了すると、予め決められたフ
レーム数分再生(デコード処理)しないスキップを行
い、その次のフレームから上記と同様に、デジタルメモ
リ101から、予め決められたフレーム数分再生を行う
制御を継続する事により、高速早送り又は高速早戻しを
実現している。
【0005】ここで、図10を用いてデジタルメモリ1
01に入力される音楽圧縮データのフレーム構造に関し
て説明する。図10(a)は、音楽圧縮データを含むフ
レームの構成例を示す図である。同図において、201
は同期ヘッダ、202は1フレームに相当するデータ、
203は音楽圧縮データ等を含む領域であり、図示のよ
うに、音楽圧縮データはフレーム単位で連結されてお
り、音楽圧縮データを含む全フレームがデジタルメモリ
101にデータとして格納される。
【0006】図10(b)は、2倍速の高速早送り(C
UE)を行う場合のスキップ状態を示す図である。区間
Aは再生フレーム(2フレーム分)、区間Bはスキップ
フレーム(2フレーム分)である。一方、2倍速の高速
早送り時には、図10(b)に示すように、図10
(a)の再生フレーム(2フレーム分)Aのみを連結さ
せたデータ列として、指定再生フレーム数デコード手段
102で再生される。即ち、実際の音楽圧縮データの半
分を再生することとなり、見かけ上2倍速の高速早送り
が行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声再生装置は
以上のように構成されており、先頭に同期ヘッダを内蔵
しているデータの塊を1フレームとする音楽圧縮データ
を、高速早送り(CUE)及び高速早戻し(REVIE
W)する場合、再生(デコード処理)を行う連続するフ
レーム数と再生しない連続するフレーム数の設定が固定
であり、任意に変更出来ず、高速再生時の速度が固定と
なるため、所望する再生箇所迄の早送り及び早戻し時間
がかかるなどの課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、高速早送り及び巻き戻し時の所定
倍速の速度を容易に可変でき、所望する再生箇所に短時
間で到達でき操作性に優れた音声再生装置及び方法を得
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る音声再生
装置は、高速早送り・早戻しを検出する操作手段と、高
速早送り・早戻しの際に、指定された再生フレームをデ
コードし、スキップフレームをスキップ処理して所定倍
速での再生を行う指定再生フレーム数デコード手段と、
再生フレーム数を指定する再生フレーム数設定手段と、
スキップフレーム数を指定するスキップフレーム数設定
手段とを備え、再生フレーム数、及びスキップフレーム
数を任意に変更可能としたものである。
【0010】この発明に係る音声再生装置は、キーの押
下時間を判別し、長押し時に再生フレーム数、及びスキ
ップフレーム数を、さらに高速となる所定の値に変更し
倍速の速度を高速化させる可変判別手段を備えたもので
ある。
【0011】この発明に係る音声再生装置は、各フレー
ム内の同期ヘッダからサンプリング周波数を認識し、高
速早送り・早戻し中にサンプリング周波数が変化した際
に、聴感上の速度が違和感無く行えるよう、再生フレー
ム数とスキップフレーム数を変化前後のサンプリング周
波数に基づき所定の数値に変更するサンプリング周波数
認識手段を備えたものである。
【0012】この発明に係る音声再生装置は、高速早送
り・早戻しの際に、操作手段のキーの押下時間が所定の
期間より長い長押しの際には、再生フレーム数設定手段
に設定される再生フレーム数、及びスキップフレーム数
設定手段に設定されているスキップフレーム数を個別
に、あるいは組み合わせて、さらに高速な所定の倍速に
対応した所定の値に変更するフレーム数可変指示手段を
備えたものである。
【0013】この発明に係る音声再生方法は、高速早送
り・早戻しのキー操作を検出し、音声データ内の再生フ
レームをデコードし、スキップフレームをスキップ処理
して所定倍速での再生を行い、再生フレーム数、及びス
キップフレーム数を任意に変更可能としたものである。
【0014】この発明に係る音声再生方法は、高速早送
り・早戻しの際のキー操作の押下時間を判別し、長押し
の際には、再生フレーム数、及びスキップフレーム数
を、さらに高速となる所定の値に変更し倍速の速度を高
速化させたものである。
【0015】この発明に係る音声再生方法は、各フレー
ム内の同期ヘッダからサンプリング周波数を認識し、高
速早送り・早戻し中にサンプリング周波数が変化した際
には、聴感上の速度が違和感無く行えるよう、再生フレ
ーム数とスキップフレーム数を変化前後のサンプリング
周波数に基づき所定の数値に変更するものである。
【0016】この発明に係る音声再生方法は、高速早送
り・早戻しの際に、キーの長押し時には、再生フレーム
数設定手段に設定される再生フレーム数、及びスキップ
フレーム数設定手段に設定されているスキップフレーム
数を個別に、あるいは組み合わせて、さらに高速な所定
の倍速に対応した所定の値に変更するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。この発明で再生する音声データは、MP3
(MPEG1 LAYER3)で圧縮された音楽データ
を例とし、この音楽データを高速早送り(CUE)及び
高速早戻し(REVIEW)を行う構成について説明す
る。
【0018】実施の形態1.図1はこの発明の音声再生
装置を示すブロック図である。図において、1はデジタ
ルメモリ、2は指定再生フレーム数デコード手段、3は
D/A変換器である。また、11は再生フレーム数設定
手段、12はスキップフレーム数設定手段、14は高速
早送り・早戻し指示手段、13はこれら再生フレーム数
設定手段11、スキップフレーム数設定手段12、高速
早送り・早戻し指示手段14からなる操作部である。
【0019】次に動作について説明する。通常速度時の
再生は、従来同様であり説明を省略し、高速早送り・早
戻し指示手段14により、高速早送り、もしくは高速早
戻し状態となった場合について説明する。この場合、再
生フレーム数設定手段11及びスキップフレーム数設定
手段12に設定された再生フレーム数及びスキップフレ
ーム数に応じて、デジタルメモリ1から指定再生フレー
ム数デコード手段2へ、再生フレーム数分、音声データ
を転送し、指定再生フレーム数デコード手段2において
再生フレーム数分の再生処理を行う。
【0020】また、スキップフレーム数分、デジタルメ
モリ1から指定再生フレーム数デコード手段2への転送
は行わず、次のフレームから、再生フレーム数分、音声
データをデジタルメモリ1から指定再生フレーム数デコ
ード手段2へ転送し、この指定再生フレーム数デコード
手段2において再生フレーム数分、再生処理を行う。こ
の制御により、再生フレーム数設定手段11及びスキッ
プフレーム数設定手段12により再生フレーム数及びス
キップフレーム数を任意に変更しながら、高速早送り及
び高速早戻しが実現可能となる。
【0021】また、上記の再生フレーム数設定手段11
及びスキップフレーム数設定手段12に設定される再生
フレーム数及びスキップフレーム数は外部操作等の入力
で任意に設定変更可能である。
【0022】図2は、音楽データのフレーム構成を示す
図である。同図の符号は、従来技術で用いた各部と同一
のもので、201は同期ヘッダ、202は1フレームに
相当するデータ、203は音楽圧縮データ等を含む領域
である。例えば、図2(a)に示されるような2倍速の
高速早送り、即ち再生フレーム数が2フレーム(区間
A)、スキップフレーム数が2フレーム(区間B)であ
ったものが、上記再生フレーム数設定手段11及びスキ
ップフレーム数設定手段12の設定変更により、図2
(b)に示すように、再生フレーム数が1フレーム(区
間A)、スキップフレーム数が4フレーム(区間B)へ
と変更でき、この場合、5倍速の高速早送りに変更する
ことができる。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、再生フレーム数設定手段に設定される再生フレーム
数と、スキップフレーム数設定手段に設定されるスキッ
プフレーム数を変更することができ、高速早送り・早戻
し時に再生しながらの倍速の速度を可変できるため、不
要な箇所を高速で送り、必要な箇所近辺で低速化させる
等の操作が行え、容易かつ短時間で目的の箇所に到達で
きる効果が得られる。
【0024】実施の形態2.図3は、実施の形態2によ
る音声再生装置の構成を示すブロック図である。実施の
形態2は、上記の実施の形態1で説明した高速早送り・
早戻しの再生速度可変を操作部の操作時間に基づき切り
換えるように構成したものである。
【0025】同図において、1はデジタルメモリ、2は
指定再生フレーム数デコード手段、3はD/A変換器、
14は高速早送り・早戻し指示手段、15は再生フレー
ム数自動設定手段、16はスキップフレーム数自動設定
手段、21は高速度可変手段、22は高速度可変判別手
段、23は低速度可変判別手段、24は上記の高速度可
変判別手段22、低速度可変判別手段23、高速早送り
・早戻し指示手段14からなる操作部である。高速度可
変判別手段22、及び低速度可変判別手段23は、それ
ぞれ速度可変用のキーを備え、高速早送り・早戻し指示
手段14のキーからも有効・無効を判別するよう構成さ
れている。
【0026】次に動作について説明する。高速早送り・
早戻し指示手段14により、高速早送りもしくは高速早
戻し状態となった場合、もしくは通常速度の再生中にお
いて、操作部24内の高速度可変判別手段22、あるい
は低速度可変判別手段23のキーが長押しされるとこの
キーの長押し時間が判別される。そして、この長押し時
間の判定結果により、高速度可変手段21は、再生フレ
ーム数自動設定手段15及びスキップフレーム数自動設
定手段16を制御し、再生フレーム数及びスキップフレ
ーム数を設定する。
【0027】そして、再生フレーム数自動設定手段15
及びスキップフレーム数自動設定手段16に設定される
再生フレーム数及びスキップフレーム数に応じて、デジ
タルメモリ1から指定再生フレーム数デコード手段2
へ、再生フレーム数分音声データを転送し、指定再生フ
レーム数デコード手段2において再生フレーム数分、再
生処理を行う。
【0028】また、スキップフレーム数分、デジタルメ
モリ1から指定再生フレーム数デコード手段2への転送
を行わず、次のフレームから、再生フレーム数分、音楽
圧縮データをデジタルメモリ1から指定再生フレーム数
デコード手段2へ転送し、指定再生フレーム数デコード
手段2で再生フレーム数分の再生処理を行う。
【0029】以上の制御により、操作部24の高速度可
変判別手段22、あるいは低速度可変判別手段23によ
りキー長押し時間を判別することにより、再生フレーム
数とスキップフレーム数を自動的に所定の数値に変更し
ながらの高速早送り及び高速早戻しが実現可能となる。
【0030】図4は、上述した高速早送り・早戻しの速
度可変動作を説明するためのフローチャートである。高
速早送り・早戻し指示手段14により、高速早送り状態
となった場合(ステップST1−Yes)、もしくは通
常速度の再生中であり(ステップST2−Yes)、操
作部24の高速度可変判別手段22が高速度可変のキー
の操作を検出した場合(ステップST3−Yes)、高
速早送りが未実行で有れば(ステップST4−No)、
高速早送りが実行される高速早送りの速度可変が実行さ
れる(ステップST5)。
【0031】そして、これら高速早送り・早戻し指示手
段14のキー、あるいは高速度可変判別手段22のキー
が長押し状態、即ち予め設定したタイマー時間(例えば
500ms)の間、達続して押されたと判断した場合
(ステップST6−Yes)、高速度可変手段21は、
より高速度な早送りを実行する(ステップST7)。例
えば、再生フレーム数自動設定手段15の再生フレーム
数を、例えば2フレームから1フレームに減らす。ま
た、スキップフレーム数自動設定手段16のスキップフ
レーム数を、例えば2フレームから4フレームに増や
す。この後、タイマーをクリアし(ステップST8)、
初期状態(ステップST1)に復帰する。この例では、
操作部24内のキー長押しにより、高速早送りの速度を
2倍速から5倍速に変更させることができる。
【0032】上記の説明では、高速度可変判別手段22
が高速度可変のキーの長押しを検出してより高速な早送
り状態(5倍速)に変更する構成を説明したが、この
後、低速度可変判別手段23が低速度可変のキーの長押
しを検出した場合には、早送り状態が低速(例えば2倍
速)に変更することができる。
【0033】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、再生フレーム数設定手段に設定される再生フレーム
数と、スキップフレーム数設定手段に設定されるスキッ
プフレーム数を変更することができ、高速早送り・早戻
し時に再生しながらの倍速の速度を可変でき、また、こ
の高速早送り・早戻し時に再生フレーム数、スキップフ
レーム数を変更して倍速の速度を可変でき、キーの長押
しによって倍速の速度自体を可変できるため、高速早送
り・早戻しの操作性を向上でき、不要な箇所を高速で送
り、必要な箇所近辺で低速化させる等の操作が行え、容
易かつ短時間で目的の箇所に到達できる効果が得られ
る。
【0034】実施の形態3.実施の形態3は、各フレー
ム内の同期ヘッダにある音楽圧縮データのサンプリング
周波数を認識するサンプリング周波数認識手段を設ける
ことにより、高速早送り及び高速早戻し中にサンプリン
グ周波数の変化を認識して、再生フレーム数とスキップ
フレーム数を自動的に所定の数値に変更する事により、
高速早送り及び高速早戻しの速度を聴感上一定に保持す
るものである。
【0035】図5は、実施の形態3による音声再生装置
の構成を示すブロック図である。同図に示す構成は、上
述した実施の形態1(図1)で説明した各構成部(同一
符号として説明を省略する)に、サンプリング周波数認
識手段31を付加したものである。このサンプリング周
波数認識手段31は、デジタルメモリ1に格納された音
楽圧縮データ内からサンプリング周波数を抽出し、スキ
ップフレーム数設定手段12に出力する。
【0036】図6は、音声データ(MP3データ)の1
フレーム分の内容を示す図である。MP3データの1フ
レームは、図6(a)に示すように、同期ヘッダ、CR
Cエラーチェック、オーディオデータ(スケーリングフ
ァクタ等の各パラメータと音楽圧縮データ)から成る。
【0037】図6(b)は、同期ヘッダの詳細図であ
る。図示のように、サンプリング周波数は、同期ヘッダ
内に存在している。サンプリング周波数認識手段31
は、この同期ヘッダ内にあるサンプリング周波数を示す
ビット(2ビット)SBの値に基づき、サンプリング周
波数を認識する。例えば、図示のように、ビットが「0
0」であれば44.1kHz、「01」であれば48k
Hz、「10」であれば32kHzであると認識する。
【0038】次に動作について説明する。上記の実施の
形態1で説明したと同様に、高速早送り・早戻し指示手
段14により、高速早送りもしくは高速早戻し状態とな
った場合には、再生フレーム数設定手段11及びスキッ
プフレーム数設定手段12に設定された再生フレーム数
及びスキップフレーム数に応じて、デジタルメモリ1か
ら指定再生フレーム数デコード手段2へ、再生フレーム
数分、音声データを転送する。指定再生フレーム数デコ
ード手段2は再生フレーム数分、再生処理を行う。
【0039】また、スキップフレーム数分、デジタルメ
モリ1から指定再生フレーム数デコード手段2への転送
を行わず、次のフレームから、再生フレーム数分、音楽
圧縮データをデジタルメモリ1から指定再生フレーム数
デコード手段2へ転送する。指定再生フレーム数デコー
ド手段2は、再生フレーム数分、再生処理を行う事で、
高速早送り及び高速早戻しの制御を行う。
【0040】そして、高速早送りもしくは高速早戻し中
に、サンプリング周波数認識手段31がサンプリング周
波数の変化を認識した場合には、再生フレーム数及びス
キップフレーム数の設定を、高速早送りもしくは高速早
戻しの速度がサンプリング周波数の変化の前後で一定と
なるよう変更する。これにより、高速早送りもしくは高
速早戻し中にサンプリング周波数が変化しても聴感上、
違和感無く高速早送りもしくは高速早戻しを行う。
【0041】例えば、サンプリング周波数48kHz、
再生フレーム数6、スキップフレーム数12である3倍
速の高速早送り中に、途中からサンプリング周波数が3
2kHzに変化(ビットレートは一定として)した場合
には、1フレームの時間は、サンプリング周波数48k
Hz時には、 1152÷48000=24ms また、サンプリング周波数32kHz時には、 1152÷32000=36ms と1.5倍になる。
【0042】このため、サンプリング周波数認識手段3
1は、サンプリング周波数が32kHzに変更になった
ときに、指定再生フレーム数デコード手段2に対し、以
前の3倍速(再生フレーム数6、スキップフレーム数1
2)の値をそれぞれ、1.5倍の逆数値である2/3
倍、即ち、再生フレーム数4、スキップフレーム数8に
変更し、聴感上同等レベルの3倍速高速早送りを行う。
【0043】上記の動作説明では、サンプリング周波数
認識手段31は、指定再生フレーム数デコード手段2に
対して再生フレーム数、スキップフレーム数をサンプリ
ング周波数の変更に合わせて直接変更する構成とした
が、これに限らず、再生フレーム数設定手段11及びス
キップフレーム数設定手段12に設定された再生フレー
ム数及びスキップフレーム数を変更する構成としてもよ
い。
【0044】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、高速早送り・早戻し時に再生フレーム数設定手段に
設定される再生フレーム数と、スキップフレーム数設定
手段に設定されるスキップフレーム数を変更して倍速の
速度を可変でき、容易かつ短時間で目的の箇所に到達で
きるとともに、高速早送り・早戻し中に音声データのサ
ンプリング周波数が変更になった場合であっても、変更
前後で聴感上の速度を一定にでき、違和感を与えないと
いう効果が得られる。
【0045】実施の形態4.図7は、実施の形態4によ
る音声再生装置の構成を示すブロック図である。同図に
示す構成は、上述した実施の形態2(図3)で説明した
各構成部(同一符号として説明を省略する)に、再生フ
レーム、あるいはスキップフレームを個別に設定可能な
手段を付加したものである。
【0046】37はフレーム数可変設定手段、38はフ
レーム数可変指示手段である。フレーム数可変設定手段
37は、高速度可変手段21と、再生フレーム数自動設
定手段15、スキップフレーム数自動設定手段16の間
に設けられ、再生フレーム数のみ、あるいはスキップフ
レーム数のみ、あるいはこれら再生フレーム数とスキッ
プフレーム数のいずれも設定変更可能である。フレーム
数可変指示手段38は、操作部24に設けられ、フレー
ム数可変設定手段37に対し、再生フレーム数のみ、あ
るいはスキップフレーム数のみ、あるいはこれら再生フ
レーム数とスキップフレーム数のいずれも変更指示を出
力する。
【0047】次に動作について説明する。高速早送り・
早戻し指示手段14により、高速早送りもしくは高速早
戻し状態となった場合、もしくは通常速度の再生中にお
いて、操作部24内の高速度可変判別手段22、あるい
は低速度可変判別手段23のキーが長押しされると、こ
の長押し時間の判定結果により、高速度可変手段21
は、再生フレーム数自動設定手段15及びスキップフレ
ーム数自動設定手段16を制御し、再生フレーム数及び
スキップフレーム数を設定する。
【0048】そして、再生フレーム数自動設定手段15
及びスキップフレーム数自動設定手段16に設定される
再生フレーム数及びスキップフレーム数に応じて、デジ
タルメモリ1から指定再生フレーム数デコード手段2
へ、再生フレーム数分音声データを転送し、指定再生フ
レーム数デコード手段2において再生フレーム数分、再
生処理を行う。
【0049】また、スキップフレーム数分、デジタルメ
モリ1から指定再生フレーム数デコード手段2への転送
を行わず、次のフレームから、再生フレーム数分、音楽
圧縮データをデジタルメモリ1から指定再生フレーム数
デコード手段2へ転送し、指定再生フレーム数デコード
手段2で再生フレーム数分の再生処理を行う。
【0050】以上のように、操作部24の高速度可変判
別手段22、あるいは低速度可変判別手段23によりキ
ー長押し時間を判別して、再生フレーム数とスキップフ
レーム数を自動的に所定の数値に変更しながらの高速早
送り及び高速早戻しが行える。
【0051】図8は、再生及びスキップフレームの変更
動作を説明するためのフレーム構成図である。この図を
用いて、高速早送り・早戻し実行時における再生フレー
ム数のみ、あるいはスキップフレーム数のみ、あるいは
これら再生フレーム数とスキップフレーム数の任意な設
定変更動作について説明する。
【0052】図8(a)は、2倍速の高速早送り状態を
示すものであり、再生フレーム数が2(区間A)、スキ
ップフレーム数も2(区間B)が設定されている。この
状態で、フレーム数可変指示手段38がスキップフレー
ム数のみを変更し3倍速に変更させた状態を図8(b)
に示す。この際、フレーム数可変指示手段38により3
倍速の指定を行うと、フレーム数可変設定手段37は、
再生フレーム数は2のまま、スキップフレーム数自動設
定手段16に対するスキップフレーム数を4に変更設定
する。これにより、3倍速の高速早送りが可能となる。
【0053】また、図8(a)に示す2倍速の状態で、
フレーム数可変指示手段38が再生フレーム数のみを変
更し3倍速に変更させた状態を図8(c)に示す。この
際、フレーム数可変指示手段38により3倍速の指定を
行うと、フレーム数可変設定手段37は、スキップフレ
ーム数は2のまま、再生フレーム数自動設定手段15に
対する再生フレーム数を1に変更設定する。これによ
り、3倍速の高速早送りが可能となる。
【0054】また、図8(a)に示す2倍速の状態で、
フレーム数可変指示手段38が再生フレーム数、及びス
キップフレーム数をいずれも変更し3倍速に変更させた
状態を図8(d)に示す。この際、フレーム数可変指示
手段38により3倍速の指定を行うと、フレーム数可変
設定手段37は、再生フレーム数を3、スキップフレー
ム数を6として、再生フレーム数自動設定手段15、ス
キップフレーム数自動設定手段16にそれぞれ変更設定
する。これにより、3倍速の高速早送りが可能となる。
【0055】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、高速早送り・早戻し時に再生フレーム数設定手段に
設定される再生フレーム数と、スキップフレーム数設定
手段に設定されるスキップフレーム数を変更して倍速の
速度を可変できるので、不要な箇所を高速で送り、必要
な箇所近辺で低速化させる等の操作が行え、容易かつ短
時間で目的の箇所に到達できる効果が得られる。また、
高速早送り・早戻し時に再生フレーム数及びスキップフ
レーム数を個別に、あるいは組み合わせて変更して倍速
の速度自体を変更できるため、再生フレーム数とスキッ
プフレーム数の割合、及びフレーム単位で連続する再生
フレーム数とスキップフレーム数を変更できることにな
る為、再生するデータ内容が聴感上適切となるよう適宜
設定変更できるようになり、高速早送り・早戻しの操作
性を向上できる効果が得られる。
【0056】なお、上記説明した各実施の形態では、高
速早送り(CUE)についてのみ説明したが、高速早戻
し(REVIEW)についても同様に、再生フレームと
スキップフレームを設定し、これら両フレームの値を変
更することにより、変更値に対応した倍速値で高速早戻
しを行うことができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、高速
早送り・早戻しを検出する操作手段と、高速早送り・早
戻しの際に、指定された再生フレームをデコードし、ス
キップフレームをスキップ処理して所定倍速での再生を
行う指定再生フレーム数デコード手段と、再生フレーム
数を指定する再生フレーム数設定手段と、スキップフレ
ーム数を指定するスキップフレーム数設定手段とを備
え、再生フレーム数、及びスキップフレーム数を任意に
変更可能となるよう構成したので、高速早送り・早戻し
時には、再生フレーム数、スキップフレーム数を変更す
るだけで倍速の速度を任意に可変できるようになり、容
易かつ短時間で目的の箇所に到達できる効果がある。
【0058】この発明によれば、キーの押下時間を判別
し、長押し時に再生フレーム数、及びスキップフレーム
数を、さらに高速となる所定の値に変更し倍速の速度を
高速化させる可変判別手段を備えて構成したので、高速
早送り・早戻し時に再生フレーム数、スキップフレーム
数を変更して倍速の速度を可変できるに加えて、キーを
長押しするだけで倍速の速度自体を可変できるようにな
るため、高速早送り・早戻しの操作性を向上でき、容易
かつ短時間で目的の箇所に到達できる効果がある。
【0059】この発明に係る音声再生装置は、各フレー
ム内の同期ヘッダからサンプリング周波数を認識し、高
速早送り・早戻し中にサンプリング周波数が変化した際
に、聴感上の速度が違和感無く行えるよう、再生フレー
ム数とスキップフレーム数を変化前後のサンプリング周
波数に基づき所定の数値に変更するサンプリング周波数
認識手段を備えて構成したので、高速早送り・早戻し時
に再生フレーム数、スキップフレーム数を変更して倍速
の速度を可変でき、容易かつ短時間で目的の箇所に到達
できるとともに、高速早送り・早戻し中にサンプリング
周波数が変更になっても、高速早送り・早戻しの聴感上
の速度に違和感を与えない効果がある。
【0060】この発明に係る音声再生装置は、高速早送
り・早戻しの際に、操作手段のキーの押下時間が所定の
期間より長い長押しの際には、再生フレーム数設定手段
に設定される再生フレーム数、及びスキップフレーム数
設定手段に設定されているスキップフレーム数を個別
に、あるいは組み合わせて、さらに高速な所定の倍速に
対応した所定の値に変更するフレーム数可変指示手段を
備えて構成したので、高速早送り・早戻し時に再生フレ
ーム数、スキップフレーム数を変更して倍速の速度を可
変でき、高速早送り・早戻しの操作性を向上でき、容易
かつ短時間で目的の箇所に到達できる効果がある。ま
た、再生フレーム数及びスキップフレーム数を個別に、
あるいは組み合わせて変更して倍速の速度を設定できる
ため、再生するデータ内容に応じて適切な設定を用いる
ことができ聴感上適切な設定を任意に選択できる効果が
ある。
【0061】この発明に係る音声再生方法は、高速早送
り・早戻しのキー操作を検出し、音声データ内の再生フ
レームをデコードし、スキップフレームをスキップ処理
して所定倍速での再生を行い、再生フレーム数、及びス
キップフレーム数を任意に変更可能となるよう構成した
ので、再生フレーム数、スキップフレーム数を変更する
だけで高速早送り・早戻し時の倍速の速度を任意に可変
できるようになり、簡単な操作で短時間に目的の箇所に
到達できる効果がある。
【0062】この発明に係る音声再生方法は、高速早送
り・早戻しの際のキー操作の押下時間を判別し、長押し
の際には、再生フレーム数、及びスキップフレーム数
を、さらに高速となる所定の値に変更し倍速の速度を高
速化させるよう構成したので、再生フレーム数、スキッ
プフレーム数を変更するだけで高速早送り・早戻し時の
倍速の速度を可変できるに加えて、キーを長押しするだ
けで倍速の速度自体を可変できるようになるため、高速
早送り・早戻しの操作性を向上でき、簡単な操作で短時
間に目的の箇所に到達できる効果がある。
【0063】この発明に係る音声再生方法は、各フレー
ム内の同期ヘッダからサンプリング周波数を認識し、高
速早送り・早戻し中にサンプリング周波数が変化した際
には、聴感上の速度が違和感無く行えるよう、再生フレ
ーム数とスキップフレーム数を変化前後のサンプリング
周波数に基づき所定の数値に変更するよう構成したの
で、高速早送り・早戻し中にサンプリング周波数が変更
になっても変更前後で聴感上の速度を一定にし違和感を
与えず、容易かつ短時間で目的の箇所に到達できる効果
がある。
【0064】この発明に係る音声再生方法は、高速早送
り・早戻しの際に、キーの長押し時には、再生フレーム
数設定手段に設定される再生フレーム数、及びスキップ
フレーム数設定手段に設定されているスキップフレーム
数を個別に、あるいは組み合わせて、さらに高速な所定
の倍速に対応した所定の値に変更するよう構成したの
で、高速早送り・早戻し時に簡単な操作で再生フレーム
数、スキップフレーム数を変更して倍速の速度を可変で
き、高速早送り・早戻しの操作性を向上でき、短時間に
目的の箇所に到達できる効果がある。また、倍速の速度
は、再生フレーム数及びスキップフレーム数を個別に、
あるいは組み合わせて変更して設定できるため、再生す
るデータ内容に応じて適切な設定を用いて聴感上適切な
設定での高速早送り・早戻しができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による音声再生装置
を示すブロック図である。
【図2】 音楽データのフレーム構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による音声再生装置
を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2による高速早送り・早戻しの速
度可変動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3による音声再生装置
を示すブロック図である。
【図6】 音声データの1フレーム分の内容を示す図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態4による音声再生装置
を示すブロック図である。
【図8】 再生及びスキップフレームの変更動作を説明
するためのフレーム構成図である。
【図9】 従来の音声再生装置を示すブロック図であ
る。
【図10】 音楽データのフレーム構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 デジタルメモリ、2 指定再生フレーム数デコード
手段、3 D/A変換器、11 再生フレーム数設定手
段、12 スキップフレーム数設定手段、13操作部、
14 高速早送り・早戻し指示手段、15 再生フレー
ム数自動設定手段、16 スキップフレーム数自動設定
手段、21 高速度可変手段、22高速度可変判別手
段、23 低速度可変判別手段、24 操作部、31
サンプリング周波数認識手段、37 フレーム数可変設
定手段、38 フレーム数可変指示手段、SB サンプ
リング周波数を示すビット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青柳 貴久 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 DE32 DE44 DE83 FG10 FG18 FG24 GK08 5D045 DB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレーム単位のデータが複数フレーム
    連結されてなる音声データを再生する音声再生装置にお
    いて、 高速早送り・早戻しのキー操作を検出し指示する操作手
    段と、 高速早送り・早戻しの際に、音声データ内の指定された
    再生フレームをデコードし、スキップ指定されたスキッ
    プフレームをスキップ処理して所定倍速での再生を行う
    指定再生フレーム数デコード手段と、 高速早送り・早戻しの際に、指定再生フレーム数デコー
    ド手段に対し、再生フレーム数を指定する再生フレーム
    数設定手段と、 高速早送り・早戻しの際に、指定再生フレーム数デコー
    ド手段に対し、スキップフレーム数を指定するスキップ
    フレーム数設定手段とを備え、 再生フレーム数、及びスキップフレーム数を任意に変更
    可能なことを特徴とする音声再生装置。
  2. 【請求項2】 操作手段のキーの押下時間を判別し、押
    下時間が所定の期間より長い長押し時の際に、再生フレ
    ーム数設定手段の再生フレーム数、及びスキップフレー
    ム数設定手段のスキップフレーム数を、さらに高速とな
    る所定の値に変更し倍速の速度を高速化させる可変判別
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の音声再生
    装置。
  3. 【請求項3】 音声データの各フレーム内に含まれる同
    期ヘッダに記載された音声データのサンプリング周波数
    を認識し、高速早送り・早戻し中にサンプリング周波数
    が変化した際に、聴感上の速度が違和感無く行えるよ
    う、再生フレーム数とスキップフレーム数を変化前後の
    サンプリング周波数に基づき所定の数値に変更するサン
    プリング周波数認識手段を備えたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の音声再生装置。
  4. 【請求項4】 高速早送り・早戻しの際に、操作手段の
    キーの押下時間が所定の期間より長い長押しの際には、
    再生フレーム数設定手段に設定される再生フレーム数、
    及びスキップフレーム数設定手段に設定されているスキ
    ップフレーム数を個別に、あるいは組み合わせて、さら
    に高速な所定の倍速に対応した所定の値に変更するフレ
    ーム数可変指示手段を備えたことを特徴とする請求項2
    または請求項3記載の音声再生装置。
  5. 【請求項5】 1フレーム単位のデータが複数フレーム
    連結されてなる音声データを再生する音声再生方法にお
    いて、 高速早送り・早戻しのキー操作を検出し、 音声データ内の指定された再生フレームをデコードし、
    スキップ指定されたスキップフレームをスキップ処理し
    て所定倍速での再生を行い、 高速早送り・早戻しの際に再生フレーム数、及びスキッ
    プフレーム数を任意に変更可能なことを特徴とする音声
    再生方法。
  6. 【請求項6】 高速早送り・早戻しの際のキー操作の押
    下時間を判別し、押下時間が所定の期間より長い長押し
    の際には、再生フレーム数設定手段の再生フレーム数、
    及びスキップフレーム数設定手段のスキップフレーム数
    を、さらに高速となる所定の値に変更し倍速の速度を高
    速化させることを特徴とする請求項5記載の音声再生方
    法。
  7. 【請求項7】 音声データの各フレーム内に含まれる同
    期ヘッダに記載された音声データのサンプリング周波数
    を認識し、 高速早送り・早戻し中にサンプリング周波数が変化した
    際には、聴感上の速度が違和感無く行えるよう、再生フ
    レーム数とスキップフレーム数を変化前後のサンプリン
    グ周波数に基づき所定の数値に変更することを特徴とす
    る請求項5または請求項6記載の音声再生方法。
  8. 【請求項8】 高速早送り・早戻しの際に、操作手段の
    キーの押下時間が所定の期間より長い長押しの際には、
    再生フレーム数設定手段に設定される再生フレーム数、
    及びスキップフレーム数設定手段に設定されているスキ
    ップフレーム数を個別に、あるいは組み合わせて、さら
    に高速な所定の倍速に対応した所定の値に変更すること
    を特徴とする請求項6または請求項7記載の音声再生方
    法。
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