JP2001211430A - 補間フェーズの動的計算を使用するフィールドまたはフレーム周波数変換のための方法およびデバイス - Google Patents

補間フェーズの動的計算を使用するフィールドまたはフレーム周波数変換のための方法およびデバイス

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JP2001211430A JP2000383583A JP2000383583A JP2001211430A JP 2001211430 A JP2001211430 A JP 2001211430A JP 2000383583 A JP2000383583 A JP 2000383583A JP 2000383583 A JP2000383583 A JP 2000383583A JP 2001211430 A JP2001211430 A JP 2001211430A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補間フェーズの動的計算を使用するフィール
ドまたはフレーム周波数変換のための方法およびデバイ
スを提供すること。 【解決手段】 この方法は、入力信号に関係する同期信
号S1を受信するとP INの値を提供し、出力信号に
関係する同期信号S2を受信するとP OUTの値を
提供するように、書込みポインタPの位置を記憶し、
補間フェーズα(12、13、14、15)を、 【数11】 となるように、動的に計算を行い、上記の式で、ΔP
FIELDが、入力信号のフィールドまたはフレー
ムの記憶のために必要とされるメモリ容量であり、N
CAPが、フィールドまたはフレームの数として表現さ
れるメモリ(8)の容量であり、方法がこの値に対応す
るフェーズ補間(20)を実行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、補間フェーズの
動的計算を使用する、ビデオ信号の周波数変換のための
方法およびデバイスに関係する。
【0002】
【従来の技術】周知の周波数変換デバイスは、例えば、
PALまたはSECAM 50Hz信号からNTSC
60Hz信号への変換など、とりわけ規格変換のために
使用される。これらはまた、広範囲フリッカを減少させ
ることによって画質を改善する目的で、通常、50Hz
から100Hzへと、テレビ受信機の走査周波数を増加
させるために使用される。
【0003】一般的な場合、変換されるべき信号の周波
数および変換された信号の周波数は、事前に知られてい
る。補間処理は、変換されるべき入力信号の2つの参照
フィールドの間に、中間フィールドを生成することにあ
る。この処理は、図として図1に示されている。
【0004】1および2として参照されるフィールドは
それぞれ、入力ビデオ・シーケンスの前の参照フィール
ド、ならびにこのシーケンスの次の参照フィールドに対
応している。
【0005】3として参照されるフィールドは、生成さ
れるべき中間フィールドである。このフィールドは一時
的に、補間フェーズに対応する値αによって定義される
時点で、前のフィールドと次のフィールドの間に配置さ
れる。
【0006】tprevおよびtnextが、前のフィ
ールドおよび次のフィールドに関係する時点に対応して
いる場合、補間されるべき中間フィールドに関係する時
点t interpは以下のとおりである。 Tinterp=tprev+α(tnext−tprev) =tnext−(1−α)(tnext−tprev
【0007】周知の方式では、補間処理は、有限インパ
ルス応答をもった時空フィルタを使用するリニア・フィ
ルタ処理、あるいは運動補償された補間を使用すること
ができる。
【0008】使用される処理方法は、補完されるべき各
フィールドについての補間フェーズの知識を必要とす
る。
【0009】入力または出力信号が、その周波数を定義
している規格に束縛されていない場合、これらの信号
に、そして詳細にはその走査周波数特性に専用の、変換
デバイスが設計されなくてはならない。この特異性によ
って当然、高いコストが生じる。さらに、信号の走査特
性を変更することによって、こうしたデバイスが使用不
能になり、あるいは少なくとも、デバイスを変更された
1つまたは複数の信号に適合させるように手を入れるこ
と、またはこれらの新しい特性向けの専用の回路が存在
することのいずれかが必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
記の障害を軽減することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的で、この発明
は、補間フェーズの動的計算を使用して、同期信号S1
によって定義される周波数F1の入力ビデオ信号を、同
期信号S2によって定義される可変周波数F2の出力ビ
デオ信号にフィールドまたはフレーム周波数変換するた
めの方法に関係するものであり、書込みポインタP
INに基づいて入力信号をメモリに書き込むステッ
プと、出力信号を得るためにメモリから読取りを行うス
テップとを含み、同期信号S1を受信するとP IN
の値を提供し、同期信号S2を受信するとP OUT
の値を提供するように、書込みポインタPの位置を記
憶し、補間フェーズαを、
【数3】 となるように動的計算を行い、ただし、ΔP
FIELDが、入力信号のフィールドまたはフレー
ムの記憶のために必要とされるメモリ容量であり、N
CAPが、フィールドまたはフレームの数として表現さ
れるメモリの容量であり、方法が、この値に対応するフ
ェーズ補間を実行することを特徴とするものである。
【0012】1つの特定の特徴によれば、3つまたは4
つの連続するフィールドまたはフレームが同時に、メモ
リに記憶されて、この計算された補間フェーズに基づい
て、補間フェーズの計算のために使用された信号S2を
受信すると、記憶されているフィールドまたはフレーム
の前に来るフィールドまたはフレームに対して補間が実
行される。
【0013】別の特徴によれば、補間フェーズの計算
は、アクティブ・ビデオの前に来るフィールドまたはフ
レーム・ブランキング信号の持続時間に対応する書込み
ポインタのシフトを考慮に入れる。
【0014】この発明はまた、同期信号S1によって定
義される周波数F1の入力信号を、同期信号S2の受信
によって定義される可変周波数F2の出力信号に変換す
るための動的周波数変換デバイスに関係するものであっ
て、書込みポインタPに基づいて入力信号を書き込む
ためのメモリ、ならびに前のフィールドまたはフレーム
T1への読取りアクセスおよび次のフィールドまたはフ
レームT2への読取りアクセスのために、メモリから出
力を受信する補間回路を含み、さらに、値P IN
提供するように、信号S1の受信時にポインタPを記
憶するための回路と、値P OUTを提供するよう
に、信号S2の受信時にポインタPを記憶するための
回路と、
【数4】 であるように計算を行うための回路であって、ただし、
ΔP FIELDが、入力信号のフィールドまたはフ
レームの記憶のために必要とされるメモリ容量であり、
CAPが、フィールドまたはフレームの数として表現
されるメモリの容量であるものとして、計算を行うため
の回路とを含むことを特徴とし、補間回路が、この補間
フェーズを受信して、補間されたフィールドまたはフレ
ームを補間フェーズの関数として計算するように、計算
回路と結合されていることを特徴とするものである。
【0015】この発明によって、この方法は、出力信号
の走査周波数が事前に知られていないとき、生成される
べき出力信号に対応する補間フェーズを自動的に計算す
る。
【0016】得られるデバイスは、少なくとも広周波数
範囲での、どのタイプの出力信号にも適合している。こ
のデバイスは簡単に実現でき、安価である。これは、P
C型パーソナル・コンピュータのモニタなどの、調整可
能な走査周波数装置を提供することを可能にする。
【0017】本発明の特徴と利点は、添付の図を参照
し、例として提供されている次の説明によって、より明
白となる。
【0018】
【発明の実施の形態】この方法を実施するフィールド周
波数変換のためのデバイスが、図2に図として示されて
いる。
【0019】入力ビデオ信号Video Inが、メモ
リ・インターフェース回路4に伝送される。この信号と
ともに伝送されるのが、水平および垂直同期信号H/V
SY NC INであり、パルスが、新しいライン(水平
同期)または新しいフィールド(垂直同期)の開始を示
す。
【0020】ビデオ信号によって搬送されるビデオ情報
は、各ピクセルに関係しており、ビデオ・ラインは一連
のピクセルから構成され、フィールドは一連のラインか
ら構成されている。RAMダイナミック・ビデオ・メモ
リ5は、連続するアドレスに、メモリ・インターフェー
ス4を通って行き交うデジタル・データを記憶する。そ
のメモリ容量は、少なくとも2つの連続するフィールド
が記憶できるようなものである。これらの2つのフィー
ルドは、上記で前のフィールドおよび次のフィールドと
呼ばれた参照フィールドである。
【0021】出力ビデオ信号Video Outは、装
置から発信され、変換デバイスによって供給され、所望
の走査周波数に対応している同期信号V
SYNC OUTと同期である。RAM5に記憶される
ビデオ・データは、メモリ・インターフェース6を介し
て、補間回路7に伝送される。
【0022】したがって、この補間回路7は、信号V
SYNC OUTを受信し、これに基づいて補間される
フレームを計算する。入力信号の周波数と出力信号の周
波数の比率は、事前に知られていない場合、補間フェー
ズは動的に計算される。したがって、補間回路は、入力
信号に関して非同期方式で動作し、例えば、TV→PC
コンバータの場合、PC型コンピュータ・モニタのグラ
フィック・カードから発信される出力ビデオ信号が供給
される装置から発信される同期信号VSYNC OUT
よって制御される。
【0023】図3は、さらに詳細に、周波数変換デバイ
スの例を図示している。
【0024】デバイスへのビデオ情報入力は、メモリ8
に記憶される。このメモリは、4フィールド分の容量を
もち、二重読取りアクセスによって、補間を実行するた
めに2つの完全な連続フィールドにアクセスすることを
可能にする。これは、同期化の問題を回避することを可
能にしており、ここで、メモリから読み取られたフィー
ルドは、このメモリに完全に記憶された最後のフィール
ドとなっている。これは、一例であって、もちろんメモ
リ容量は、より少ないものであることも可能であり、例
えば3フィールド分、またはフィールドが完全に記憶さ
れる前に読取りが始められる場合には、それより少ない
ものであり得るが、その場合には、これはポインタの管
理に関する注意を必要とする。
【0025】フィールド1とすぐ後に続くフィールドT
2の間で補間を実行する。
【0026】これ以降S1と呼ぶことにする垂直同期信
号VSYNC INは、各入力フィールドで用意されて
いる。毎4パルスに1パルスは、書込みアドレス・カウ
ンタ9のリセット入力(リセット)に伝送され、これが
信号VSYNC IN/4である。このカウンタの出力
は、メモリ8のアドレス入力にリンクされている。ま
た、これは、レジスタREG.IN10およびレジスタ
REG.OUT11の入力に伝送される。
【0027】レジスタのクロック入力上で伝送される入
力垂直同期信号VSYNC INを受信すると、レジス
タREG.INは、書込みポインタの値、つまりアドレ
ス・バス上に存在するアドレスP INを記憶する。
【0028】レジスタのクロック入力上で伝送される出
力垂直同期信号VSYNC OUTを受信すると、レジ
スタREG.OUTは、書込みポインタの値、つまりア
ドレス・バス上に存在するアドレスP OUTを記憶
する。また、この信号VSY NC OUTも、S2と呼
ぶことにする。
【0029】減算器12は、レジスタ10および11に
よって提供されるデータP INおよびP OUT
受信する。その出力(P OUT−P IN)は、マ
ルチプレクサ13の制御入力ならびに乗算器14の入力
に、信号SGNとして符号化されて、伝送される。マル
チプレクサ13は、ゼロ・インプットおよびメモリ8の
容量をフィールドの数として表している定数NCAP
等しい入力を受信する。このマルチプレクサは、(P
OUT−P IN)≧0の場合には値0に、(P
OUT−P IN)<0の場合には値NCAPにそ
の出力が設定されるように、信号SGNによって主導さ
れている。別の入力で1/ΔP FIE LDに等しい
値Kを受信する乗算器14の出力は、加算器15の入力
に伝送される。加算器の第2入力は、マルチプレクサ1
3の出力から発信している。信号SGNの符号により、
式K(P OUT−P IN)、あるいはK(P
OU −P IN)+NCAPに対応する加算器1
5からの出力信号の値は、αという値を表す。この信号
は、遅延回路17を通過した後、補間回路20に伝送さ
れる。
【0030】レジスタREG.OUT11から発信され
る情報P OUTはまた、記憶および計算回路16に
伝送される。この回路は、ポインタP OUTの最後
の値を記憶する。これは、その2つの出力で、第1ロー
ド値「ロード1」および第2ロード値「ロード2」を提
供する。これらのロード値は、各出力フィールドごとに
変更される。これらは、フェーズから出た1つのフィー
ルドである。
【0031】メモリ8の書込みポインタPは、入力信
号(VSYNC IN)の垂直同期パルスを受信したと
き、および出力信号(VSYNC OUT)の垂直同期
パルスを受信したときに記録される。対応する情報P
INおよびP OUTはそれぞれ、メモリに記録さ
れた現行のフィールドの開始アドレス、および出力信号
の同期パルスが受信され、新たな補間された出力フィー
ルドの計算を起動させた時点での、ポインタPの値を
表している。
【0032】tprevおよびtnextを、補間され
たフィールドを計算するために使用される前および次の
参照フィールドを受信した時点、つまりこれらのフィー
ルドの同期信号を受信した時点とする。tinterp
を、補間されたフィールドの一時的な位置とする。
【0033】図1によれば、
【数5】 である。
【0034】bを、一般に輝度信号である入力ビデオ信
号に対応するワードが、メモリ8に入力するビットレー
トとして、ΔP FIELDを入力フィールドの記憶
のために必要とされるメモリ容量とすると、P
OUTおよびP INの定義により、 b(tinterp−tprev)=P OUT−P
IN b(tnext−Tprev)=ΔP FIELD であり、これより、
【数6】 が導出される。
【0035】実際には、メモリ8の容量NCAP.ΔP
FIELDは有限であり、入力フィールドはそれ
に、周期的に書き込まれる。したがって、その容量をN
CAP=4フィールドとすると、アドレス0から開始し
て、最初に受信された4つのフィールドでこれらのメモ
リを埋めた後、第5番目のフィールドの書込みは、アド
レス0から開始することになり、したがって第1番目の
フィールドの内容に上書きすることになる。P
OUTがP INより小さくなるこの構成では、α
を計算するための前記の式は、次のように変更されなけ
ればならない。
【数7】
【0036】P OUT−P INは、減算器12に
よって計算される。
【0037】行われるべき修正は、必要な場合、加算器
15によって実行される。
【0038】乗算器14に入力として伝送される定数K
は、値1/ΔP FIELDである。
【0039】この値は事前に知られている。
【0040】加算器15からの出力は、フィールド同期
信号が着信するたびに計算される値αに対応する。この
係数αは、フィールドT1およびT2のセットにそれを
正確に適用することができるよう、遅延回路17によっ
て遅延させられる。
【0041】記憶および計算回路16は、メモリ8の2
つのアクセスに関係している読取りアドレスを計算す
る。同期信号VSYNC OUTを受信すると、書込み
ポインタの値P OUTが記憶される。この値は、補
間のために使用されるフィールドT1およびT2の読取
りを行うための、開始アドレスを計算するのに使用され
る。4つの連続するフィールドがメモリに記憶されてい
る場合、どれが読み取られることになるか確認すること
が必要で、これは、同期信号VSYNC OUTが受信
した時点での、書込みポインタの位置に依存している。
【0042】Nを、フィールドに対応しているアドレス
の数として、信号S2を受信したとき、ポインタの値が
0とNの間にあるとすると、読み取られるべき第1フィ
ールドT1に対するロード値は、アドレス2Nとなり、
読み取られるべき第2フィールドT2に対するロード値
は、アドレス3Nとなって、これらの値は、メモリにロ
ードされた最後の2つの完全なフィールドに対応してい
る。ポインタのこの値がNと2Nの間にある場合、これ
は第2フィールドがメモリ8に記憶されていることを意
味し、そのときフィールドT2に対するロード値は、ア
ドレス0となる。したがって、
【数8】 である。
【0043】そのときフィールドT2は、「ロード2」
の値に対応する。
【数9】
【0044】2つの読取りカウンタ18および19は、
ロード入力でそれぞれ、記憶および計算回路16から発
信される出力「ロード1」および「ロード2」を受信す
る。カウンタのロード検証入力には、同期信号V
SYNC OUTが提供される。値「ロード1」および
「ロード2」は、同期信号VSYNC OUTが受信さ
れたとき、記憶される。カウンタは、これらの値に初期
化され、その出力はメモリ8にリンクされて、この初期
設定値に基づいて、メモリからフィールドT1およびT
2のビデオ・データの読取りを起動させる。
【0045】読み取られたビデオ・データは、補間回路
20に伝送され、これが、例えば時空リニア・フィルタ
処理または運動補償された補間を使用するなどの周知の
方法に従い、参照ソース・フィールドT1およびT2と
の関係で、αという値によって定義されるその一時的位
置の関数として、補間されたフィールドの計算を実行す
る。
【0046】こうして計算されたビデオ・データは、デ
バイスの出力信号を構成するように、補間回路からの出
力として伝送される。
【0047】前記の計算は、入力ビデオ信号のデータの
連続的なストリームを前提としている。実際には、信号
は、その間にフィールド・フライバックが行われるフィ
ールド・ブランキング・インターバル(垂直ブランキン
グ・インターバルを表すVBI)を含む。
【0048】そこで、2つの解決法が実施され得る。
【0049】一つは、このタイム・スパンVBIに対応
するビデオ信号が、ビデオ・メモリに書き込まれて、未
使用の信号によるメモリの占有が行われるようにする。
この場合、実際にP OUT−P INの値は、現行
のフィールドの受信の開始から経過した時間を表してい
る。
【0050】あるいは、ビデオ信号のアクティブな部分
だけ記憶されるようにし、この場合には、図4を用いて
以下に説明される方式で、この信号VBIによって生成
されたオフセットまたはシフトを考慮に入れる必要があ
る。この図4では、時間軸が表されている。VSYNC
は、垂直同期信号に対応している。ビデオ信号は、Δt
VBI start時にアクティブ・ビデオの前に来る
フィールド・ブランキング信号VBI(垂直ブランキン
グ・インターバルを表す)およびアクティブ・ビデオΔ
VBI endの後に続くVBI信号から成ってい
る。
【0051】ΔP VBI start、およびΔP
VBI endをビデオ・メモリ内の書込みポインタ
に対応するオフセットまたはシフトと仮定する。 ΔP VBI start=bΔtVBI start ΔP VBI end=bΔtVBI end
【0052】すると、αの値は、
【数10】 となる。
【0053】新しい出力フィールドの要求がVBIイン
ターバルの間に着信し、Pがこれらのインターバルの
間に更新されていない場合には、この要求が、アクティ
ブ・ビデオの前に来るVBIインターバルの間に着信し
たものか、後に続くものの間に着信したものかにより、
αの値を0または1に丸めることが可能である。
【0054】ライン・フライバックに対応するライン・
ブランキング信号(つまり水平ブランキング信号)につ
いては、それらの持続時間は、無視できるほどに短い。
【0055】上記の説明は、信号の飛越し型走査に関し
て、つまりフィールドに関して行った。もちろん、この
発明は、例えば、入力信号が前進型走査に対応している
場合、同様にフレームにも適用できる。この場合、記憶
されるのは連続的なフレームである。同様に、補間のタ
イプに依存する出力信号は、この発明の範囲から逸脱す
ることなく、飛越し型または前進型のものであることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィールド補間を表す図である。
【図2】周波数変換デバイスを図示する図である。
【図3】周波数変換デバイスを詳細に表す図である。
【図4】フィールド・ブランキング・インターバルを表
す図である。
【符号の説明】
1、2 参照フィールド 3 中間フィールド 4 メモリ・インターフェース回路 5 RAMダイナミック・ビデオ・メモリ 6 メモリ・インターフェース 7 補間回路 8 メモリ 9 書込みアドレス・カウンタ 10 レジスタREG.IN 11 レジスタREG.OUT 12、13、14、15 計算回路 16 記憶および計算回路 17 遅延回路 18、19 読取りカウンタ 20 補間回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランソワ ル クレール フランス国, 35700 レーヌ, リュ エミール ベルナール 24ビス番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補間フェーズの動的計算を使用して、同
    期信号S1によって定義される周波数F1の入力ビデオ
    信号を、同期信号S2によって定義される可変周波数F
    2の出力ビデオ信号に周波数変換するための方法であっ
    て、 書込みポインタPに基づいて入力信号をメモリ(8)
    に書き込むステップと、 出力信号を得るためにメモリから読取りを行うステップ
    とを含み、 同期信号S1を受信するとP INの値を提供し、同
    期信号S2を受信するとP OUTの値を提供するよ
    うに、書込みポインタPの位置を記憶し、 補間フェーズα(12、13、14、15)を、 【数1】 であるように動的計算を行い、ただし、ΔP
    FIELDが、入力信号のフィールドまたはフレー
    ムの記憶のために必要とされるメモリ容量であり、N
    CAPが、フィールドまたはフレームの数として表現さ
    れるメモリ(8)の容量であり、 方法が、この値に対応するフェーズ補間(20)を実行
    することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 3つまたは4つの連続するフィールドま
    たはフレームがメモリ(8)に記憶され、この計算され
    た補間フェーズに基づいて、補間フェーズの計算のため
    に使用された信号S2を受信すると、記憶されているフ
    ィールドまたはフレームの後に続くフィールドまたはフ
    レームに対して補間が実行されることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 補間フェーズの計算が、アクティブ・ビ
    デオの前に来るフィールドまたはフレーム・ブランキン
    グ信号の持続時間に対応する書込みポインタのシフトを
    考慮に入れることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 同期信号S1によって定義される周波数
    F1の入力信号を、同期信号S2の受信によって定義さ
    れる可変周波数F2の出力信号に変換するための動的周
    波数変換デバイスであって、 書込みポインタPに基づいて入力信号を書き込むため
    のビデオ・メモリ(8)、ならびに第1アクセスとして
    のフィールドまたはフレームT1の読取り、次いで第2
    アクセスとしての、それに続くフィールドまたはフレー
    ムT2の読取りのために、メモリ(8)から出力を受信
    する補間回路(20)を含み、 値P INを提供するように、信号S1を受信したと
    きにポインタPを記憶するための回路(10)と、 値P OUTを提供するように、信号S2の受信時に
    ポインタPを記憶するための回路(11)と、 補間フェーズを、 【数2】 で計算する回路(12、13、14、15)であって、
    ただし、ΔP FIE LDが、入力信号のフィールド
    またはフレームの記憶のために必要とされるメモリ容量
    であり、NCAPが、フィールドまたはフレームの数と
    して表現されるメモリ(8)の容量である回路(12、
    13、14、15)とを含み、 補間回路(20)が、この補間フェーズを受信して、補
    間されたフィールドまたはフレームを補間フェーズの関
    数として計算するように、計算回路(12、13、1
    4、15)と結合されていることを特徴とするデバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 計算回路が、減算器(12)、マルチプ
    レクサ(13)、乗算器(14)、および加算器(1
    5)から構成されることを特徴とする請求項4に記載の
    デバイス。
JP2000383583A 1999-12-20 2000-12-18 補間フェーズの動的計算を使用するフィールドまたはフレーム周波数変換のための方法およびデバイス Expired - Fee Related JP4733829B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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