JP2001210966A - 電気機器の取付装置 - Google Patents

電気機器の取付装置

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JP2001210966A
JP2001210966A JP2000327766A JP2000327766A JP2001210966A JP 2001210966 A JP2001210966 A JP 2001210966A JP 2000327766 A JP2000327766 A JP 2000327766A JP 2000327766 A JP2000327766 A JP 2000327766A JP 2001210966 A JP2001210966 A JP 2001210966A
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column
flange
piece
flange portion
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JP2000327766A
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English (en)
Inventor
Koji Yokota
浩二 横田
Sadao Fukuzawa
貞男 福澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取付板への着脱に要する作業時間を短くし施工
を容易にした電気機器の取付装置を提供する。 【解決手段】電気機器のケース1が天井板2に穿孔した
取付孔3の周部に当接するフランジ部としてのボディ1
1を備える。ボディ11には複数個の固定ブロック30
が着脱自在に取着される。固定ブロック30は、ボディ
11に立設される形で着脱自在に取着され取付孔3に挿
入される柱体31を備える。柱体31には取付ねじ32
が挿通され、取付ねじ32には挟み片33が螺合する。
挟み片33は柱体31の開口面31aから突出した状態
で取付ねじ32の回動に伴って柱体31の長手方向に移
動する。したがって、ボディ11と挟み片33との間で
天井板2を挟持してケース1を天井板2に固定すること
ができる。また、柱体31の端部には挟み片33を退避
させる切欠部31bが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として天井に取
り付けられる電気機器の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、天井に取り付けられる電気機
器として、遠隔監視制御システムのワイヤレス受信器が
知られている。この種の遠隔監視制御システムは照明負
荷等の負荷制御に用いられており、たとえば、図10の
ように、スイッチSWを備える操作用端末器42と照明
負荷Lを制御する制御用端末器43とを2線式の信号線
Lsに接続するとともに、この信号線Lsを通して操作
用端末器42および制御用端末器43を伝送制御装置4
1に接続した構成のものが提案されている。
【0003】このような遠隔監視制御システムでは、伝
送制御装置41から図11(a)に示すような形式を有
した伝送信号Vsを送出することにより、各端末器4
2,43との間でデータを授受する。すなわち、伝送信
号Vsは、信号の送出開始を示すスタートパルスST、
信号のモードを示すモードデータMD、端末器42,4
3を個別に認識するためのアドレスデータAD、照明負
荷Lへの制御内容を示す制御データCD、伝送誤りを検
出するチェックサムデータのようなエラー訂正符号C
S、端末器42,43からの返送期間を設定する信号返
送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信
号であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるよ
うになっている(図11(b))。各端末器42,43
では、信号線Lsを介して受信された伝送信号Vsのア
ドレスデータADに含まれるアドレスがあらかじめ設定
されているアドレスと一致したときに、その伝送信号V
sの制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vs
の信号返送期間WTに同期して監視データを電流モード
信号(信号線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号)として返送するようにな
っている。
【0004】一方、伝送制御装置41には、ダミー信号
送信手段と、割込み処理手段とが設けられている。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードと
してアドレスデータADをサイクリックに変えた伝送信
号Vsを常時送出する。また、割込み処理手段では、ダ
ミーモードの伝送信号VsのスタートパルスSTに同期
して操作用端末器42から図11(c)に示すような割
込み信号Viが発生したときに、操作用端末器42をア
クセスして監視データとともにアドレスデータを監視デ
ータとして返送させるようになっている。
【0005】伝送制御装置41では、上述のようにして
操作用端末器42からのアドレスデータを受け取ると、
アドレスによる対応関係があらかじめ設定されている制
御用端末器43への制御データCDを監視データに基づ
いて作成し信号線Lsを介して時分割多重伝送する。す
なわち、指定された制御用端末器43に接続されている
照明負荷Lが制御データCDに応じて点灯・消灯された
り、調光されたりするのである。ここに、操作用端末器
42や制御用端末器43の動作用の電源は、上記伝送信
号Vsを全波整流することによって得られている。ま
た、調光制御には制御用端末器43として調光制御の可
能なものを用い、制御データにより調光のレベルを指示
する。
【0006】以上の動作をまとめると、操作用端末器4
2はスイッチSWが操作されると信号線Lsに割込み信
号Viを送出し、割込み信号Viを受信した伝送制御装
置41では伝送信号Vsを送出し、信号返送期間に操作
用端末器42から照明負荷Lの制御に対応する監視デー
タとアドレスデータとを受信する。伝送制御装置41に
は受信したアドレスデータに対し制御データCDを伝送
すべき相手方のアドレスデータが格納されており、この
アドレスデータADを含む伝送信号Vsを送出すること
によって目的の制御用端末器43に制御データCDを伝
送して照明負荷Lを制御することができる。
【0007】ところで、本発明者らは、上述した操作用
端末器42に代えて赤外線等の光によるワイヤレス信号
を用いることで、スイッチSWを有する操作部の配線を
不要にすることを先に提案した(特願平3−24397
3号等)。すなわち、天井面などに操作用端末器42と
しての機能を有し外部からのワイヤレス信号を受信する
ワイヤレス受信器44を配置し、スイッチSWを設けた
ワイヤレススイッチ45からスイッチの操作によってワ
イヤレス信号を送出し、ワイヤレス受信器44ではワイ
ヤレス信号を受信するとスイッチの操作に対応した監視
データを信号線Lsに送出する構成を採用した。
【0008】上記構成では、ワイヤレス受信器44を天
井面に取り付けるために、図12に示す構造のケース1
を用いている。すなわち、ケース1はフランジ部となる
円板状のボディ11と、ボディ11の上面中央部に結合
され本体部となるカバー12とを備え、ボディ11とカ
バー12とは、カバー12から挿入されボディ11に螺
合する一対の組立ねじ13により結合される。ボディ1
1とカバー12とに囲まれた空間には、上述した動作を
実現するための端末処理部を実装したプリント配線基板
よりなる回路基板14が収容される。また、回路基板1
4の下面側にはワイヤレス信号を受信するための受光素
子を備えた受光モジュール15が受光部として実装され
る。ボディ11の中央部には受光モジュール15に対応
する部位で円形の開口窓11aが形成され、開口窓11
aには赤外線透過フィルタ16および受光レンズ17が
嵌着保持される。また、回路基板14にはリード線18
を介してケース1の上面に露出する端子ねじを有してい
て信号線Lsを接続するための一対の端子19が接続さ
れる。端子19はカバー12の上面を覆う平板状の端子
カバー20で覆われ、端子カバー20はカバー12に螺
合する固定ねじ21で着脱可能に固定される。
【0009】ボディ11の周部には一対の挿通孔22が
形成され、各挿通孔22を通して固定用ねじ23が挿通
されている。この固定用ねじ23の中間部には取付金具
24が挿通され、固定用ねじ23の先端部には取付金具
24に対して回り止めがなされたナット25が螺合す
る。取付金具24の基端部はカバー12の上部に設けた
軸受部26に枢着され、先端部はボディ11の周部との
距離を変えることができるようになっている。また、取
付金具24には線ばねよりなる復帰ばね27が連結さ
れ、先端部がボディ11の周部から離れる向きに付勢さ
れている。
【0010】したがって、ケース1を天井面などに固定
する際には、図13に示すように、取付板としての天井
板2にカバー12および両取付金具24が挿入できる大
きさの取付孔3を穿孔し、固定用ねじ23を緩めること
によって、復帰ばね27のばね力により取付金具24の
先端部をボディ11から離した状態とする(すなわち、
取付金具24の先端部間の距離を小さくする)。この状
態で、取付孔3にボディ11および取付金具24を挿入
し、天井板2の表面にボディ11の上面を当接させる。
次に、固定用ねじ23を締め付けると、取付金具24の
先端部がボディ11の周部に近付いて、ボディ11の周
部と取付金具24との間で取付孔3の周部で天井板2を
挟持することができる。
【0011】以上のようにしてケース1を天井板2に固
定した後、ボディ11の下面を覆うように化粧プレート
28を装着する。化粧プレート28は受光レンズ17に
対応した円形の窓孔28aを有し、ボディ11の他の部
分を覆うように形成されている。ケース1を上述のよう
な形状に形成したことにより、天井パネル等の取付板に
容易に取り付けることができるのである。ボディ11に
は、配線器具用のスイッチボックスのような埋込ボック
スを天井に埋め込んでいる場合に対応できるように、埋
込ボックスに螺合するボックスねじを挿通するための一
対の固定孔29も形成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のケース1を
用いれば、固定用ねじ23を締め付けることでケース1
を取付板に固定することができてケース1の取付施工は
比較的容易であるが、天井板2に形成した取付孔3に挿
入する際には固定用ねじ23を緩めて取付金具24を立
てた状態とし、天井板2への固定時には取付金具24を
横に広げた形とするから、ケース1の着脱作業時の固定
用ねじ23の回転量が非常に多くなるという不便さがあ
る。また、ボックスねじを挿通するための固定孔29を
形成してあり、埋込ボックスを用いた施工時には取付金
具24をケース1から外すことになるが、取付金具24
をケース1から外すと固定用ねじ23、ナット25、復
帰ばね27が取付金具24から外れることになり、再度
組み立てる作業が面倒であり、また部品が散逸しやすく
なる。
【0013】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、取付板に対する着脱作業に要する作
業時間をより短縮して施工を一層容易にし、かつまた取
付孔の周部を挟み込む形での固定方法とは異なる固定方
法を採用する際に取付用部材が散逸せず、しかも取付用
部材を容易に着脱することができるようにした電気機器
の取付装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電気
機器が取り付けられる取付板に穿孔した取付孔の周部に
当接するフランジ部を有したケースと、フランジ部に複
数個が着脱自在に取着されていて取付孔に挿入されるフ
ランジ部との間に取付板を挟持する固定ブロックとを備
え、固定ブロックが、フランジ部に立設される形でケー
スに着脱自在に取着され取付孔に挿入されるとともにフ
ランジ部の外周側に開口面を有する柱体と、柱体の長手
方向に沿って配置され柱体に対して回動自在に固定され
た取付ねじと、取付ねじに螺合し取付ねじの回動に伴っ
て柱体の上記開口面から突出した状態で柱体の長手方向
に移動する挟み片とを備え、柱体においてフランジ部か
ら遠いほうの端部側壁には取付ねじを中心とする挟み片
の回転を許して挟み片を柱体の開口面から突出しない位
置に退避させる切欠部が形成されているものである。こ
の構成によれば、フランジ部に複数個の固定ブロックを
着脱自在に取着し、各固定ブロックにはフランジ部との
間に取付板を挟持する挟み片を設けているから、必要に
応じてフランジ部に対して固定ブロックを装着するだけ
で、取付板に形成した取付孔の周部をフランジ部と挟み
片とで挟持する固定方法はもちろん、固定ブロックを外
せば他の固定方法にも容易に対応することができる。し
かも、固定ブロックを構成する各部品が柱体により結合
されることになり、柱体をフランジ部に着脱すること
で、他の部品を個別に分解することなく固定ブロックを
ケースから分離することができる。つまり、固定ブロッ
クの着脱作業が容易になるのである。また、挟み片はフ
ランジ部との間に取付板を挟持しないときに挟み片を柱
体の開口面から突出しない位置に退避させるように切欠
部を形成しているから、挟み片の移動量は各種の取付板
の厚み寸法の最大値と最小値との差程度であればよく、
従来構成に比較すると取付板への着脱の際の取付ねじの
回転量を少なくすることができる。つまり、着脱の作業
量が少なくなり、着脱作業が従来構成よりも容易になる
のである。
【0015】請求項2の発明は、電気機器が取り付けら
れる取付板に穿孔した取付孔の周部に当接するフランジ
部を有したケースと、フランジ部に複数個が着脱自在に
取着されていて取付孔に挿入されるフランジ部との間に
取付板を挟持する固定ブロックとを備え、固定ブロック
が、フランジ部に立設される形でケースに着脱自在に取
着され取付孔に挿入されるとともにフランジ部の外周側
に開口面を有する柱体と、柱体の長手方向に進退自在に
配置され柱体に対して回動自在な保持軸と、保持軸が挿
通され柱体の開口面から突出した状態で柱体の長手方向
に移動自在となった挟み片と、保持軸が挿通され柱体に
対して挟み片をフランジ部に近付ける向きに付勢する押
しばねとを備え、柱体においてフランジ部から遠いほう
の端部側壁には押しばねに抗して挟み片をフランジ部か
ら遠ざける向きに押圧したときに保持軸を中心とする挟
み片の回転を許して挟み片を柱体の開口面から突出しな
い位置に退避させる切欠部が形成されているものであ
る。この構成によれば、フランジ部に複数個の固定ブロ
ックを着脱自在に取着し、各固定ブロックにはフランジ
部との間に取付板を挟持する挟み片を設けているから、
必要に応じてフランジ部に対して固定ブロックを装着す
るだけで、取付板に形成した取付孔の周部をフランジ部
と挟み片とで挟持する固定方法はもちろん、固定ブロッ
クを外せば他の固定方法にも容易に対応することができ
る。また、請求項1の発明と同様に、固定ブロックを構
成する各部品が柱体により結合されることになり、柱体
をフランジ部に着脱することで、他の部品を個別に分解
することなく固定ブロックをケースから分離することが
できる。つまり、固定ブロックの着脱作業が容易になる
のである。また、挟み片はフランジ部との間に取付板を
挟持しないときに柱体の開口面から突出しない位置に退
避することができ、しかも挟み片は押しばねによってフ
ランジ部に近付く向きに付勢されているから、取付板へ
の固定には切欠部に退避してある挟み片を回転させれ
ば、押しばねのばね力で挟み片がフランジ部に近付くこ
とで、取付板をフランジ部と挟み片との間に挟持するこ
とができ、逆にケースを取付板から取り外すときには、
押しばねのばね力に抗して挟み片をフランジ部から引き
離す向きに押した後に切欠部に退避させればよいのであ
って、請求項1の発明のように取付ねじを用いる場合よ
りも取付施工が容易になるのである。
【0016】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記保持軸における前記フランジ部側の端面にはド
ライバの先端部を受けるドライバ溝が形成されているも
のである。この構成によれば、保持軸におけるフランジ
部側の端面にドライバの先端部を受けるドライバ溝が形
成されているので、特別な工具を必要とすることなく通
常の工具としてのドライバを用いるだけで、ケースを着
脱することができる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記フランジ部には前記各柱体に対
応する部位にそれぞれ外周側から内周側に向かって走る
各一対の引掛孔が形成され、柱体にはフランジ部側の端
部に各引掛孔内でスライド自在に係合される一対の引掛
片が突設され、引掛孔内には引掛片のスライド範囲を規
制するストッパが形成されているものである。この構成
によれば、フランジ部に外周側から内周側に向かって形
成された引掛孔に、柱体に設けた引掛片をスライド自在
に係合するのであって、引掛孔内には引掛片のスライド
範囲を規制するストッパが形成されているから、取付孔
の大きさに応じて固定ブロックを所望の位置に位置させ
ることができ、しかも、スライド範囲を規制するストッ
パを設けたことで標準の寸法を有した取付孔に取り付け
る際に、固定ブロックの適正な位置が容易にわかる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施形態
は、図1ないし図5に示す構成を有する。すなわち、図
12に示した従来構成と同符号の部材は同機能を有して
おり、ケース1を取付板に固定するための部材のみが従
来構成とは相違する。したがって、以下のでは主として
この相違点について説明する。
【0019】本実施形態では、ケース1を取付板に固定
するための手段としてボディ11の周部に着脱自在に取
着される一対の固定ブロック30を用いている。固定ブ
ロック30は角柱状の柱体31を備え、柱体31の一側
面は開口面31aになっている。柱体31には上下に貫
通するように取付ねじ32が保持される。取付ねじ32
は下端部に頭部を有し、上端部にはEリングを装着する
ことで柱体31に対して抜け止めを施してある。すなわ
ち、取付ねじ32は柱体31に対する回動は許されてい
るが、柱体31から脱落しないように抜け止めがなされ
ている。この取付ねじ32には一端部が柱体31の開口
面31aから突出可能な挟み片33が螺合している。し
たがって、挟み片33の一端部を開口面31aから突出
させた状態で取付ねじ32を回動させると、取付ねじ3
2の回転方向に応じて挟み片33が上下に移動するので
ある。挟み片33は開口面31aから突出している状態
では柱体31の両側壁の内周面に当接して回り止めがな
される。
【0020】柱体31の一方の側壁の上端部には挟み片
33を開口面31aから突出させないように退避させる
切欠部31bが形成されている。取付ねじ32は右ねじ
であるから、切欠部31bは柱体31の開口面31aを
正面から見るときに左側の側壁に形成され、切欠部31
bに挟み片33を退避している状態から取付ねじ32を
右回りに回転させると、挟み片33の先端部が開口面3
1aから突出した状態で下方に移動する。逆に、挟み片
33の先端部が開口面31aから突出した状態で取付ね
じ32を左回りに回転させると、挟み片33が上昇し、
切欠部31bに対応する位置まで上昇すると挟み片33
が回転して切欠部31bに導入されるのである。
【0021】柱体31の下面には左右一対の引掛片31
cが突設されている。両引掛片31cの側部のうち互い
に近いほうの側部(引掛片31cの内側の側部)は、柱
体31の下面から離れており、柱体31の下面と引掛片
31cとの間には隙間が形成されている。また、引掛片
31cは柱体31の開口面31aよりも前方に突出して
いる。この引掛片31cをボディ11に係合させること
によって、固定ブロック30をボディ11に固定するの
である。
【0022】ボディ11の上面周部には、外周部から内
周部に向かって走る引掛孔35が各固定ブロック30の
取付位置に対応して一対ずつ形成されている。引掛孔3
5には図3、図4によって明らかなように、各一対の引
掛孔35の側縁のうち互いに近いほうの側縁に係止片3
6が突設されている。係止片36は引掛孔35において
ボディ11の内周側の端部に形成され、引掛孔35の外
周側の端部は柱体31に設けた引掛片31cと略等しい
幅を有している。したがって、引掛片31cをボディ1
1の外周側から引掛孔35に導入して柱体31の下面と
引掛片31cとの間の上記隙間を係止片36に噛み合わ
せると、柱体31を上下方向に移動しないようにボディ
11に取着することができる。引掛孔35は引掛片31
cがスライドして移動できる程度の長さを有している。
このとき、柱体31の開口面31aはボディ11の外周
側を向く。
【0023】また、引掛孔35において引掛片31cの
導入部分には図4、図5に示すようにストッパ37が形
成されており、このストッパ37は引掛片31cを引掛
孔35に対して着脱できる程度の段差を有している。し
かして、引掛片31cが引掛孔35の中でスライドさせ
たときにストッパ37に当接することで、柱体31の移
動を規制し、ボディ11に対して柱体31をこじるよう
にしなければ柱体31がボディ11から外れないように
してある。つまり、柱体31がボディ11から簡単に脱
落してしまうのを防止している。しかも、ストッパ37
によって柱体31の移動を規制するから、ストッパ37
に引掛片31cを係止させた位置では2本の柱体31の
間隔が決まり、取付板に形成する取付孔の寸法として標
準寸法を規定してある場合に、ストッパ37での位置規
制によって標準寸法に対応させることができる。
【0024】上述のようにして固定ブロック30をボデ
ィ11に着脱自在に結合することができ、ボディ11に
固定ブロック30を結合した状態では、取付ねじ32の
頭部がボディ11に設けた固定孔29に係止されるよう
にしてある(図3参照)。すなわち、固定孔29はボデ
ィ11の直径方向に長い長孔状であって、外周側の端部
は取付ねじ32の頭部が通過可能な幅を有し、内周側で
は取付ねじ32の頭部が通過できない幅を有した、いわ
ゆるだるま孔になっている。このようにして、引掛片3
1cを引掛孔35に係止すると同時に、取付ねじ32の
頭部も挿通孔22に係止することで、固定ブロック30
のボディ11に対する固定強度を高めているのである。
【0025】ケース1を天井面に固定する際には、図6
に示すように、取付板としての天井板2に取付孔3を貫
設しておき、ボディ11を天井板2の下面に当接させた
形でカバー12および固定ブロック30を取付孔3に挿
入する。このとき、挟み片33は柱体31の切欠部31
bに退避させておく。次に、取付ねじ32を右回りに締
め付けると、挟み片33が回転して柱体31の開口面3
1aから突出し、取付ねじ32の締め付けに伴って下方
に移動することになる。したがって、天井板2の上面に
挟み片33が当接し、ボディ11と挟み片33とによっ
て取付孔3の周部で天井板2を挟持することができ、結
果的にケース1が天井板2に固定されるのである。この
とき、挟み片33の移動量は小さくてよいから、取付ね
じ32の回転量は少ないものである。つまり、取付作業
に要する時間を従来構成よりも短くすることができ、取
付作業が従来構成よりも容易になる。
【0026】ケース1を天井板2から外すには上述した
手順とは逆の作業を行なえばよく、この場合も従来構成
よりも短時間で天井板2から外すことができる。ここ
で、取付ねじ32は柱体31に対して抜け止めされ、ま
た挟み片33は切欠部31bに導入されて切欠部31b
の上端縁に当接すると移動しなくなるから、取付ねじ3
2や挟み片33が柱体31から脱落することはない。つ
まり、固定ブロック30の構成部品は分離することがな
く扱いが容易になる。また、上述のように、ボディ11
に対して固定ブロック30を一括して着脱することがで
きるから、別の取付方法(固定孔29を用いて埋込ボッ
クスに取り付けるなど)を採用するために固定ブロック
30を外すのが容易であり、しかもその際に従来構成の
ように部品が分離して散逸することがないのである。
【0027】(第2の実施の形態)本実施形態は、図7
ないし図9に示すように、固定ブロック30として第1
の実施の形態とは異なる構成のものを用いている。すな
わち、取付ねじ32に代えて柱体31の上端部に回動自
在に保持された保持軸38を設け、保持軸38を挟み片
33に挿通してある。また、保持軸38は挟み片33を
下方に付勢するコイルスプリングよりなる押しばね39
に挿通されている。保持軸38の下端部にはねじと同様
にプラスドライバを受けることができるドライバ溝38
a(図9参照)が形成されている。ここで、挟み片33
は保持軸38とともに回転し、かつ上下に移動自在にな
っている。この機能は、保持軸38に挟み片33を固定
しておき、保持軸38を柱体31に対して上下にスライ
ド自在とすることで実現される。
【0028】しかして、ケース1を天井面に取り付ける
には、第1の実施の形態と同様に、挟み片33を切欠部
31bに退避させた状態で天井板2の取付孔3に挿入
し、その後にドライバ溝38aにドライバを差し込んで
保持軸38を回転させればよく、挟み片33が切欠部3
1bから出ると、押しばね39のばね力によって挟み片
33が下方に移動し、押しばね39のばね力でボディ1
1と挟み片33との間に天井板2を挟持することができ
る。また、ケース1を取り外す際には、ドライバによっ
て押しばね39のばね力に抗して保持軸38を押し上げ
た後に、挟み片33を切欠部31bに導入するように回
転させれば、挟み片33を退避させてケース1を取り外
すことができるのである。つまり、本実施形態の構成で
は、取付ねじ32の回転を伴わないから、ケース1の着
脱が一層容易になる。また、固定孔29についてはだる
ま孔として形成する必要はなく、固定ブロック30のス
ライド範囲で保持軸38を操作できる程度の楕円状に形
成しておけばよい。他の構成は第1の実施の形態と同様
である。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、フランジ部に複数個
の固定ブロックを着脱自在に取着し、各固定ブロックに
はフランジ部との間に取付板を挟持する挟み片を設けて
いるから、必要に応じてフランジ部に対して固定ブロッ
クを装着するだけで、取付板に形成した取付孔の周部を
フランジ部と挟み片とで挟持する固定方法はもちろん、
固定ブロックを外せば他の固定方法にも容易に対応する
ことができるという利点がある。しかも、固定ブロック
を構成する各部品が柱体により結合されることになり、
柱体をフランジ部に着脱することで、他の部品を個別に
分解することなく固定ブロックをケースから分離するこ
とができ、固定ブロックの着脱作業が容易になるという
効果がある。また、挟み片はフランジ部との間に取付板
を挟持しないときに挟み片を柱体の開口面から突出しな
い位置に退避させるように切欠部を形成しているから、
挟み片の移動量は各種の取付板の厚み寸法の最大値と最
小値との差程度であればよく、従来構成に比較すると取
付板への着脱の際の取付ねじの回転量を少なくすること
ができ、着脱の作業量が少なくなって、着脱作業が従来
構成よりも容易になるという利点がある。
【0030】請求項2の発明は、フランジ部に複数個の
固定ブロックを着脱自在に取着し、各固定ブロックには
フランジ部との間に取付板を挟持する挟み片を設けてい
るから、必要に応じてフランジ部に対して固定ブロック
を装着するだけで、取付板に形成した取付孔の周部をフ
ランジ部と挟み片とで挟持する固定方法はもちろん、固
定ブロックを外せば他の固定方法にも容易に対応するこ
とができるという利点がある。しかも、請求項1の発明
と同様に、固定ブロックを構成する各部品が柱体により
結合されることになり、柱体をフランジ部に着脱するこ
とで、他の部品を個別に分解することなく固定ブロック
をケースから分離することができ、固定ブロックの着脱
作業が容易になるという利点がある。また、挟み片はフ
ランジ部との間に取付板を挟持しないときに柱体の開口
面から突出しないように切欠部に退避され、しかも挟み
片は押しばねによってフランジ部に近付く向きに付勢さ
れているから、取付板への固定には切欠部に退避してあ
る挟み片を回転させれば、押しばねのばね力で挟み片が
フランジ部に近付くことで、取付板をフランジ部と挟み
片との間に挟持することができ、逆にケースを取付板か
ら取り外すときには、押しばねのばね力に抗して挟み片
をフランジ部から引き離す向きに押した後に切欠部に退
避させればよいのであって、請求項1の発明のように取
付ねじを用いる場合よりも取付施工が容易になるという
効果がある。
【0031】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、保持軸におけるフランジ部側の端面にドライバの先
端部を受けるドライバ溝が形成されているので、特別な
工具を必要とすることなく通常の工具としてのドライバ
を用いるだけで、ケースを着脱することができるという
利点がある。
【0032】請求項4の発明は、フランジ部に外周側か
ら内周側に向かって形成された引掛孔に、柱体に設けた
引掛片をスライド自在に係合するのであって、引掛孔内
には引掛片のスライド範囲を規制するストッパが形成さ
れているから、取付孔の大きさに応じて固定ブロックを
所望の位置に位置させることができ、しかも、スライド
範囲を規制するストッパを設けたことで標準の寸法を有
した取付孔に取り付ける際に、固定ブロックの適正な位
置が容易にわかるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図2】同上の一部切欠側面図である。
【図3】同上の下面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】同上を示し、固定ブロックの位置をストッパで
規制した状態の平面図である。
【図6】同上を示し、(a)(b)はそれぞれ異なる施
工状態を示す断面図である。
【図7】第2の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図8】同上を示す一部切欠側面図である。
【図9】同上を示す下面図である。
【図10】遠隔監視制御システムの構成例を示す図であ
る。
【図11】遠隔監視制御システムの動作説明図である。
【図12】従来例を示す分解斜視図である。
【図13】従来例の施工状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 天井板 3 取付孔 11 ボディ 12 カバー 30 固定ブロック 31 柱体 31a 開口面 31b 切欠部 31c 引掛片 32 取付ねじ 33 挟み片 35 引掛孔 37 ストッパ 38 保持軸 38a ドライバ溝 39 押しばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器が取り付けられる取付板に穿孔
    した取付孔の周部に当接するフランジ部を有したケース
    と、フランジ部に複数個が着脱自在に取着されていて取
    付孔に挿入されるフランジ部との間に取付板を挟持する
    固定ブロックとを備え、固定ブロックが、フランジ部に
    立設される形でケースに着脱自在に取着され取付孔に挿
    入されるとともにフランジ部の外周側に開口面を有する
    柱体と、柱体の長手方向に沿って配置され柱体に対して
    回動自在に固定された取付ねじと、取付ねじに螺合し取
    付ねじの回動に伴って柱体の上記開口面から突出した状
    態で柱体の長手方向に移動する挟み片とを備え、柱体に
    おいてフランジ部から遠いほうの端部側壁には取付ねじ
    を中心とする挟み片の回転を許して挟み片を柱体の開口
    面から突出しない位置に退避させる切欠部が形成されて
    いることを特徴とする電気機器の取付装置。
  2. 【請求項2】 電気機器が取り付けられる取付板に穿孔
    した取付孔の周部に当接するフランジ部を有したケース
    と、フランジ部に複数個が着脱自在に取着されていて取
    付孔に挿入されるフランジ部との間に取付板を挟持する
    固定ブロックとを備え、固定ブロックが、フランジ部に
    立設される形でケースに着脱自在に取着され取付孔に挿
    入されるとともにフランジ部の外周側に開口面を有する
    柱体と、柱体の長手方向に進退自在に配置され柱体に対
    して回動自在な保持軸と、保持軸が挿通され柱体の開口
    面から突出した状態で柱体の長手方向に移動自在となっ
    た挟み片と、保持軸が挿通され柱体に対して挟み片をフ
    ランジ部に近付ける向きに付勢する押しばねとを備え、
    柱体においてフランジ部から遠いほうの端部側壁には押
    しばねに抗して挟み片をフランジ部から遠ざける向きに
    押圧したときに保持軸を中心とする挟み片の回転を許し
    て挟み片を柱体の開口面から突出しない位置に退避させ
    る切欠部が形成されていることを特徴とする電気機器の
    取付装置。
  3. 【請求項3】 前記保持軸における前記フランジ部側の
    端面にはドライバの先端部を受けるドライバ溝が形成さ
    れて成ることを特徴とする請求項2記載の電気機器の取
    付装置。
  4. 【請求項4】 前記フランジ部には前記各柱体に対応す
    る部位にそれぞれ外周側から内周側に向かって走る各一
    対の引掛孔が形成され、柱体にはフランジ部側の端部に
    各引掛孔内でスライド自在に係合される一対の引掛片が
    突設され、引掛孔内には引掛片のスライド範囲を規制す
    るストッパが形成されて成ることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の電気機器の取付装置。
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