JP2001210625A - エッチング深さの検出方法 - Google Patents

エッチング深さの検出方法

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JP2001210625A JP2000019524A JP2000019524A JP2001210625A JP 2001210625 A JP2001210625 A JP 2001210625A JP 2000019524 A JP2000019524 A JP 2000019524A JP 2000019524 A JP2000019524 A JP 2000019524A JP 2001210625 A JP2001210625 A JP 2001210625A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光等の単色光を用いて干渉波形を得て
周波数解析等によりエッチング深さを検出しているが、
この干渉波形では特定の位相での周期的な歪みが避け難
く、この歪みの部分のエッチング速度が周期的に大きく
ずれ、エッチング深さを正確に測定し、モニターするこ
とができない。 【解決手段】 本発明のエッチング深さの検出方法は、
半導体ウエハWの被エッチング層Eの上面と被エッチン
グ部E’の表面から反射する3種類の波長を異にする干
渉光L、L、Lを検出し、次いで各干渉光の周波
数解析を行ってそれぞれの干渉光波形の周波数ω
(t)、ω(t)、ωを求めた後、これらの周波数に
基づいて各干渉波形に即したエッチング速度を算出して
算出エッチング速度E(t)、E(t)、Eとして求
め、次いでいずれかの干渉波形の歪みに基づく算出エッ
チング速度のずれを他の歪みのない干渉波形の算出エッ
チング速度で平均化した後、平均エッチング速度E
aveを積分してエッチング深さσを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイムでエッチ
ング深さを検出することができるエッチング深さの検出
方法及びエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマを用いたエッチング方法は、従
来から半導体製造工程あるいはLCD基板製造工程に広
く適用されている。そのエッチング装置は、例えば、処
理室内に互いに平行に配設された上部電極と下部電極を
備え、下部電極に半導体ウエハを載置した状態で上部電
極と下部電極間の放電によりエッチング用ガスからプラ
ズマを発生させ、半導体ウエハ等の被処理体を所定のパ
ターンに即してエッチングする。エッチングを監視する
方法として発光分光分析法が提案されているが、これは
エッチングによって発生したガスの発光スペクトルの特
定波長が変化した時点をエッチングの終点として検出す
る方法であり、エッチングの深さを知ることはできな
い。
【0003】エッチング深さを検出できるエッチング装
置は例えば特許第2545948号明細書において提案
されている。このエッチング装置の場合には、上部電極
に観測用の窓を設け、この窓を介して処理室の外側から
半導体ウエハ表面に光を照射し、半導体ウエハの表面で
干渉した反射光を検出器で検出し、この検出器で光電変
換された信号を波形解析手段において最大エントロピー
法を用いて干渉波形の周波数解析を行い、干渉波の周波
数分布に基づいてエッチング深さを計算しリアルタイム
でエッチング深さを検出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エッチング深さの検出方法は、レーザ光等の単色光を用
いて干渉波形を得て周波数解析等によりエッチング深さ
を検出しているが、この干渉波形では特定の位相での周
期的な歪みが避け難く、この歪みの部分のエッチング速
度が周期的に大きくずれ、エッチング深さを正確に測定
し、モニターすることができないという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、干渉波形の特定位相に歪みがあっても歪み
の影響を抑制してエッチング深さを精度良く検出するこ
とができるエッチング深さの検出方法を提供することを
目的としている。または、本発明は、エッチング深さを
短時間で計算することができる時間応答性に優れたエッ
チング深さの検出方法を併せて提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のエッチング深さの検出方法は、被処理体に光を照射
し、その反射光を用いてエッチング深さを検出する方法
において、上記被処理体に波長を異にする複数の光を照
射する工程と、被エッチング層の上面及び被エッチング
部の表面からの反射光により周期変動する波長を異にす
る複数の干渉光を検出する工程と、複数の干渉光の周波
数解析を行うことによりそれぞれの干渉波形の周波数を
求める周波数解析工程と、複数の干渉波形の周波数を用
いてエッチング速度を算出するエッチング速度算出工程
と、エッチング速度からエッチング深さを求める工程と
を備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、請求項1に記載の発明において、
上記エッチング速度算出工程は、上記各干渉波形の周波
数に基づいてエッチング速度を算出してそれぞれの算出
エッチング速度を求める工程と、いずれかの干渉波形の
歪みに基づく算出エッチング速度のずれを他の歪みのな
い干渉波形に基づく算出エッチング速度で補完してエッ
チング速度を求める工程とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0008】また、本発明の請求項3に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、請求項2に記載の発明において、
上記各干渉波形の歪みの大きさに応じてそれぞれの算出
エッチング速度を加重平均して上記エッチング速度を求
めることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項4に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、請求項3に記載の発明において、
上記周波数解析工程で上記各干渉波形それぞれの位相も
求め、これらの干渉波形の位相に応じてそれぞれの算出
エッチング速度を加重平均することを特徴とするもので
ある。
【0010】また、本発明の請求項5に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、請求項1〜請求項4のいずれか1
項に記載の発明において、上記各干渉波形それぞれの波
長が同時にnπ+1/2πとならない波長を選択するこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項6に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、被処理体に光を照射し、その反射
光を用いてエッチング深さを検出する方法において、上
記被処理体に光を照射する工程と、被エッチング層の上
面及び被エッチング部の表面からの反射光による周期変
動する干渉光を検出する工程と、干渉光の近似式を決定
する近似式決定工程と、干渉光強度から近似式の定数を
決定する近似式定数決定工程と、定数の決定した近似式
と干渉光強度とに基づきエッチング深さを算出するエッ
チング深さ算出工程とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0012】また、本発明の請求項7に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、請求項6に記載の発明において、
上記近似式定数決定工程は、近似式から近似式の包絡線
を決定する工程と、干渉光強度から包絡線の定数を求め
ることにより近似式の定数を決定する工程とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項8に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、請求項7に記載の発明において、
3つの連続する干渉光強度の極値から包絡線の定数を求
めることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項9に記載のエッチン
グ深さの検出方法は、請求項6〜請求項8のいずれか1
項に記載の発明において、上記エッチング深さ算出工程
は、定数の決定した近似式と干渉光強度とに基づいて干
渉波形の位相を求め、この位相に基づいてエッチング深
さを算出することを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の請求項10に記載のエッチ
ング深さの検出方法は、複数の波長の光を用いてそれぞ
れの波長について請求項6の方法でそれぞれのエッチン
グ深さを検出する工程と、それぞれのエッチング深さを
補完することにより平均エッチング深さを算出すること
を特徴とするものである。
【0016】また、本発明の請求項11に記載のエッチ
ング深さの検出方法は、被処理体に光を照射し、その反
射光を用いてエッチング深さを検出する方法において、
上記被処理体に光を照射する工程と、被エッチング層の
上面及び被エッチング部の表面からの反射光による周期
変動する干渉光を検出する工程と、干渉光の干渉波形の
極値に基づいてその後の干渉波形の振幅を予測する振幅
予測工程と、ある時刻における干渉強度と振幅に基づい
て位相を算出する位相算出工程と、算出された位相に基
づいてエッチング深さを算出するエッチング深さ算出工
程とを備えたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。まず、本発明のエッチン
グ深さの検出方法を実現できる本発明のエッチング装置
の一実施形態について図1を参照しながら説明する。図
1に示すエッチング装置10は、例えばアルミニウム等
の導電性材料からなる処理室11と、この処理室11内
の底面に配設され且つ被処理体としての半導体ウエハW
を載置する載置台を兼ねた下部電極12と、この下部電
極12の上方に所定の間隔を隔てて配設された上部電極
13とを備えている。処理室11周面の上部にはガス供
給源(図示せず)が接続されたガス供給部11Aが形成
され、処理室11周面の下部には真空排気装置(図示せ
ず)が接続されたガス排出部11Bが形成されている。
また、下部電極12にはマッチングボックス14を介し
て高周波電源15が接続され、上部電極13にはマッチ
ングボックス16を介してより周波数の高い高周波電源
17が接続され、半導体ウエハWのエッチングを行う。
【0018】上記ガス排出部11Bから真空排気装置を
介して排気して処理室11内を所定の真空度まで減圧し
た後、上下両電極12、13にそれぞれ高周波電力を印
加した状態で、ガス供給部11Aから処理室11内へエ
ッチング用ガスを供給すると、両電極12、13間でエ
ッチング用ガスのプラズマを発生し、例えば図2に示す
ように下部電極12上の半導体ウエハW表面のレジスト
層Rの開口部Oから被エッチング層Eの被エッチング部
E’をエッチングし、所定の深さの溝Tを形成する。
【0019】而して、上記処理室11には筒状のモニタ
ー用の窓部材18が装着され、この窓部材18の上端に
は石英ガラス等の透明体からなるモニター用の窓18A
が取り付けられている。窓部材18の下端部は上部電極
13の貫通孔を貫通し、半導体ウエハWの表面と対向し
ている。そして、この窓部材18に連結されたエッチン
グモニター装置20を介して処理室11内の半導体ウエ
ハWのエッチング状況をモニターするようにしてある。
このエッチングモニター装置20は、図1に示すよう
に、光源21、光ファイバー22、レンズ23、ポリク
ロメータ24、光検出器25及び解析・演算手段26及
びメモリ27を備え、光源21からの放射光Lを処理室
11内の半導体ウエハWの表面に照射し、半導体ウエハ
W表面からの反射する反射光Lを検出し、3種類の干
渉光L、L、Lに基づいてエッチング状況をリア
ルタイムで監視し、エッチング深さが所定の深さに達す
ると制御装置28を介して高周波電源14、17をオフ
にしてエッチングを終了させる。
【0020】例えば光源21から図3に示す波長領域の
スペクトルをもつ光を放射すると、この放射光Lが光フ
ァイバー22を経由して処理室11内の半導体ウエハW
の被エッチング部E及びレイジスト層Rに入射し、それ
ぞれの部分(レジスト層と被エッチング層Eとの界面
(被エッチング層Eの上面)、被エッチング部E’)に
おいて反射し、反射光は互いに干渉して干渉光を発生す
る。即ち、図1に示すように反射光Lは光ファイバー
22を経由してポリクロメータ24を介して分光され、
このうち例えば波長λ=350nm、450nm、55
0nmをもつ干渉光L、L、Lをそれぞれ第1、
第2、第3光検出器25A、25B、25Cで検出す
る。これらの光検出器25A、25B、25Cは各波長
の干渉光を光電変換してアナログ信号S、S、S
として出力する。これらのアナログ信号は図示しない増
幅器を介して増幅後、図示しないA/D変換器を介して
デジタル信号となって解析・演算手段26に入力する。
解析・演算手段26は後述のようにしてこれらのデジタ
ル信号に基づいてエッチング深さを求める。尚、光源2
1としては例えばキセノンランプが用いられる。
【0021】ところで、被エッチング部E’はエッチン
グにより削られて深くなるため、この深さに即して各干
渉光の強度が周期的に変化してそれぞれの干渉波形を形
成する。これらの干渉波形は理論的には下記の(1)式で
示す正弦波として表され時間的と共に変化する。(1)式
における周波数ωとエッチング深さの関係は理論的には
下記の(2)式で表される。(1)式及び(2)式において、I
dcは干渉波形の直流成分、Ippは干渉波形の交流成
分の振幅、ωは干渉波形の角周波数(以下、「周波数」
と称す。)、nは屈折率、δはエッチング深さ、λは測
定に用いられる光の波長である。 I=Idc+Ippsin(ωt)・・・(1) ω=2πd(nδ/λ)/dt・・・(2)
【0022】上記解析・演算手段26は、図1に示すよ
うに、最大エントロピー法や高速フーリエ変換を用いて
干渉光の周波数の解析を行う周波数解析手段26Aと、
周波数解析手段26Aにおいて求められた周波数ωを基
に各干渉波形のエッチング速度を算出するエッチング速
度算出手段26Bと、エッチング速度算出手段26Bに
おいて求められた各エッチング速度を互いに補完してよ
り現実に即したエッチング速度を算出するエッチング速
度補完手段26Cと、エッチング速度補完手段26Cに
おいて求められたエッチング速度に基づいてエッチング
深さを算出するエッチング深さ算出手段26Dと、この
エッチング深さ算出手段26Dにおいて求められたエッ
チング深さを判定する判定手段26Eとを備えている。
また、メモリ27には最大エントロピー法や高速フーリ
エ変換に関するプログラム、エッチング速度及びエッチ
ング深さを算出する場合に用いられるプログラムや干渉
波形のデータ等が格納されている。
【0023】上記解析・演算手段26の周波数解析手段
26Aでは、最大エントロピー法や高速フーリエ変換
(本実施形態では最大エントロピー法)を用いて上述し
た3種類の干渉光の周波数の解析を行って、例えば時刻
(t−Δt)から時刻tにおける周波数ω(t)及び位相
p(t)を各干渉波形について求める。周波数はΔt刻
みで求める。
【0024】エッチング速度E(t)と周波数ω(t)との
間には下記の(3)式の関係にあることから、エッチング
速度算出手段26Bでは、プログラムに従って時刻(t
−Δt)から時刻tまでの周波数ω(t)を各干渉波形に
ついて求めると、これらの周波数ω(t)とエッチング速
度との関係から、その時点での各干渉波形に即したエッ
チング速度E(t)を下記(3)式に基づいてΔt刻みで算
出する。 E(t)=dδ(t)/dt=ω(t)λ/(2πn)・・・(3)
【0025】実際に観測される干渉波形は様々の要因に
よって歪む。ところが、周波数解析に用いる時間幅Δt
がある程度長い時間(1周期以上、Δt>2π/ω)の場
合にはこの歪みの影響は平均化されて大きな影響はな
い。しかしながら、エッチング速度の時間変化への追随
能力(ここでは、「時間応答性」と称す。)を良くする
ためにはΔtをできるだけ小さくする必要がある。最大
エントロピー法や高速フーリエ法のいずれもΔtが観測
している干渉波形の半周期以上(Δt>π/ω)であれば
解析は可能である。ところが、このようにΔtが短いと
エッチング速度は干渉波形の歪みの影響を受け、丁度s
in波において位相p=π/2に当たるところではエッ
チング速度が例えば20%程度小さくなり、p=3π/
2に当たるところではエッチング速度が例えば20%程
度大きく目の値がでる。
【0026】このように各干渉波形はそれぞれ特定の位
相(π/2、3π/2、・・・mπ/2:mは奇数)で歪みを
持ち、これらの位相でのエッチング速度が本来の速度か
らずれるが、歪みを持つ時刻は波長が異なれば干渉波形
によって異なる。そこで、複数種類(本実施形態では3
種類)の波長を異にする干渉波形について、それぞれの
エッチング速度を求めると同時にそれぞれの位相pを求
め、一つの干渉波形が歪みを持つ位相では他の二つの干
渉波形は歪みを持たないように干渉波形の波長が選択さ
れているので、前者の干渉波形から求められたエッチン
グ速度を後者の波形から求められたエッチング速度で補
完するようにしている。上記エッチング速度補完手段2
6Cでは、プログラム上では、i番目の波長λに対し
て時刻tで求めた算出エッチング速度E(t)をその時
の位相p(t)に対してcos(p(t))という重
みを付けを行い、重み付けをしたエッチング速度の平均
値を平均エッチング速度Eave(t)として下記の(4)
式によって求める。この処理により波形の歪む位相(p
=π/2、3π/2、・・・)近傍ではcos(p
(t))が0に近づき、歪まない波形のデータの重みが
相対的に大きくなり、自動的に相互の歪みに伴うエッチ
ング速度のずれを補完し合い、本来のエッチング速度に
近い値として平均エッチング速度Eave(t)を求める
ことができる。但し、エッチング時間内では常に(4)式
の分母であるΣcos(p(t))≠0となる波長を
選択しなくてはならない。 Eave(t)=〔ΣE(t)cos(p(t))〕/Σcos(p(t)) ・・(4)
【0027】上記エッチング深さ算出手段26Dでは、
下記の(5)式にあるように平均エッチング速度E
ave(t)を時間積分してエッチング深さδ(t)をΔt
刻みで算出する。そして、判定手段26Eではエッチン
グ深さδ(t)が目標エッチング深さに達しているか否か
を判定し、目標エッチング深さに達していないと、目標
エッチング深さに達するまで上述の一連の動作を繰り返
す。 δ(t)=∫Eave(t)dt・・・(5)
【0028】次いで、本実施形態のエッチング深さの検
出方法について図4を参照しながら説明する。エッチン
グ装置の処理室11内で半導体ウエハWをエッチングし
始めると、エッチングモニター装置20が自動的に作動
し、例えばキセノンランプからなる光源21から光ファ
イバー22を介して半導体ウエハW表面に対して垂直に
放射光Lを照射すると(ステップS1)、放射光Lは被
エッチング部及びその他の部分から反射する。反射光L
は干渉しながら光ファイバー22を介してポリクロメ
ータ24に達し、ここで350nm、450nm、55
0nmの波長を持った干渉光L、L、Lに分光す
る(ステップS2)。次いで、各干渉光を第1、第2、
第3光検出器25A、25B、25Cで検出し、各光検
出器25A、25B、25Cにおいて各干渉光をそれぞ
れ光電変換した後(ステップS3)、増幅器及びA/D
変換器を経由して各干渉光L、L、Lに対応する
干渉強度信号S、S、S3を解析・演算部25の周
波数解析手段26Aへ出力する。
【0029】周波数解析手段26Aでは干渉強度信号S
、S、Sに基づいて最大エントロピー法やフーリ
エ変換を用いて各干渉強度信号S、S、Sを周波
数解析し、時間(t−Δt)から時間tまでの周波数ω
(t)、ω(t)、ω(t)及びp(t)、p(t)、
(t)を求める(ステップS4)。尚、時間幅Δtは
各干渉波形の半周期となるように設定してある。周波数
解析手段26Aは各干渉波形の周波数信号ω、ω
ωをエッチング速度算出手段26Bへ出力すると、エ
ッチング速度算出手段26Bではそれぞれの周波数信号
を用いて各干渉波形に対応するエッチング速度E
(t)、E(t)、E(t)を上記(3)式に基づいて算
出する(ステップS5)。エッチング速度算出手段26
Bは各干渉波形の算出エッチング速度信号E、E
をエッチング速度補完手段26Cへ出力すると、エ
ッチング速度補完手段26Cではそれぞれの算出エッチ
ング速度信号を用いてこれらのエッチング速度の平均値
ave(t)を上記(4)式に基づいて算出する(ステッ
プS6)。エッチング速度補完手段26Cは平均エッチ
ング速度信号Eaveをエッチング深さ算出手段26D
へ出力すると、エッチング深さ算出手段26Dではこの
平均エッチング速度信号を用いてエッチング深さ(t)を
上記(5)式に基づいて算出する(ステップS7)。エッ
チング深さδ(t)が算出されると判定手段26Eにおい
てこのエッチング深さδ(t)が目標エッチング深さに達
しているか否かを判定し(ステップS8)、目標エッチ
ング深さに達していなければステップS2〜ステップS
8の動作を繰り返し、目標エッチング深さに達すれば、
制御装置28を介して高周波電源14、17をオフにし
てエッチングを終了する。
【0030】この一連の動作により得られた結果を示す
図5〜図8から以下のことが判った。尚、図5は350
nm、450nm、550nmの干渉波形を示し、横軸
は経過時間(単位:秒)、縦軸は干渉波の強度を示す。
図5では位相π/2、3π/2において干渉波形が歪んで
いるようには見えないが、波形解析を行うと歪んでいる
ことが判る。図6は(3)式を用いて単一波長350n
m、450nm、550nmの干渉波から個別に求めた
エッチング速度(nm/秒)を示す。図7は(4)式を用い
て単一波長350nm、450nm、550nmの干渉
波を互いに補完し、重み付けをして求めたエッチング速
度を示す。図8は時間とエッチング深さの関係を示し、
一点鎖線は(3)式に基づいて求めた各時刻における45
0nmの単一波長のエッチング深さを示し、実線は(4)
式に基づいて求めた各時刻におけるエッチング深さを示
す。
【0031】図6に示す結果によれば、本来一定である
筈のエッチング速度が3種類の干渉波形から得られた算
出エッチング速度E(t)、E(t)、E(t)の場合
にはいずれも約800nm/秒を中心に約±200nm
も変化していることが判った。しかしながら、図7に示
す結果によれば、3種類の算出エッチング速度の重み付
けを行うことによりそれぞれの算出エッチング速度を互
いに補完して求めた平均エッチング速度Eave(t)は
エッチング速度の誤差が約±80nm程度に抑制され、
単一の波長を用いた場合と比べてエッチング速度の誤差
が格段に改善されていることが判った。また、図8に示
す結果によれば、3種類の波長を用いて互いを補完し合
った平均エッチング速度Eave(t)に基づいて得られ
たエッチング深さδは時間と共に直線的に変化する傾斜
を描いているが、単一の波長の場合にはエッチング速度
の誤差の影響で傾斜にうねりがあることが判った。
【0032】以上説明したように本実施形態によれば、
半導体ウエハWに波長を異にする3種類の光を照射し、
レジスト層Rと被エッチング層Eの界面(被エッチング
層Eの上面)及び被エッチング部E’の表面からの反射
光Lが解析・演算手段20の入射すると、解析・演算
手段20において、反射光Lの周期変動する波長を異
にする3種類の干渉光L、L、Lを第1、第2、
第3光検出器25A、25B、25Cで検出した後、こ
れらの干渉光L、L、Lの周波数解析を行うこと
によりそれぞれの干渉波形の周波数ω(t)、ω
(t)、ω(t)を求め、更に、これらの周波数に基づ
いてそれぞれの干渉波形に即したエッチング速度を算出
エッチング速度E(t)、E(t)、E(t)として求
め、これらの算出エッチング速度に対して各干渉波形の
位相p(t)、p(t)、p(t)に基づいた重み付け
した加重平均を行って3種類の干渉波形の平均エッチン
グ速度E ve(t)を求めた後、この平均エッチング速
度Eave(t)を積分してエッチング深さδ(t)を算出
するようにしたため、ある時刻で一つの干渉波形が特定
位相(例えば、π/2)に該当して歪みがあっても他の
干渉波形はπ/2の位相に該当しないため、後者の2つ
の算出エッチング速度で前者の1つのエッチング速度を
補完して前者のπ/2における歪みの影響を抑制し、エ
ッチング深さを正確に検出することができる。
【0033】本実施形態では、エッチング速度を算出す
る際に、3種類の干渉波形の周波数ω (t)、ω
(t)、ω(t)に基づいてそれぞれのエッチング速度
を算出エッチング速度E(t)、E(t)、E(t)を
求め、いずれかの干渉波形の歪みに基づく算出エッチン
グ速度のずれを他の歪みのない干渉波形に基づく算出エ
ッチング速度で補完した平均エッチング速度Eave
エッチング速度として求めるようにしたため、いずれか
の干渉波形が歪みを持っていてもその歪みの影響を抑制
したエッチング速度を求めることができる。いずれかの
干渉波形の歪みに基づく算出エッチング速度のずれを他
の歪みのない干渉波形に基づく算出エッチング速度で補
完する方法としては、周波数解析の際、3種類の干渉波
形それぞれの位相p(t)、p(t)、p(t)も求
め、これらの干渉波形の位相に応じてそれぞれの算出エ
ッチング速度E(t)、E(t)、E(t)をcos
(p(t))で加重平均した平均エッチング速度E
ave(t)をエッチング速度として求めるようにしたた
め、各干渉波形で歪みの現れるπ/2π、3/2、・・・
(n+1/2)πではそれぞれの歪みの影響を確実に抑
制することができる。加重平均の際、3種類の干渉波形
の波長が同時に(n+1/2)πにならない干渉波形を
選択したため、いずれかの干渉波形の歪みに基づく算出
エッチング速度のずれを他の歪みのない干渉波形に基づ
く算出エッチング速度で確実に補完することができる。
【0034】図9は本発明の他のエッチング深さの検出
方法を実現できるエッチング装置の一例を示す構成図で
ある。本実施形態のエッチング装置10Aは、図9に示
すように、半導体ウエハWの処理室11と、この処理室
11内の半導体ウエハWのエッチング状況をモニターす
るエッチングモニター装置30とを備え、エッチングモ
ニター装置30以外は上記実施形態のエッチング装置1
0に準じて構成されている。そこで、以下ではエッチン
グモニター装置30を中心に説明する。
【0035】本実施形態のエッチングモニター装置30
は、図9に示すように、光源31、光ファイバー32、
レンズ33、モノクロメータ34、光検出器35及び解
析・演算手段36及びメモリ37を備え、光源31から
の放射光Lを処理室11内の半導体ウエハWの表面に照
射し、半導体ウエハW表面からの反射する反射光L
検出し、単一の干渉光Lに基づいてエッチング状況を
リアルタイムで監視し、エッチング深さが所定の深さに
達すると制御装置38を介してエッチングを終了させ
る。
【0036】上記解析・演算手段36は、図9に示すよ
うに、干渉光Lの干渉波形の連続する極大値及び極小
値を検出する極値検出手段36Aと、この極値検出手段
36Aを介して検出された干渉波形の極大値及び極小値
に基づいてその後の干渉波形の振幅を予測する振幅予測
手段36Bと、ある時刻における干渉波形の強度と予測
振幅の比に基づいて干渉波形の位相を算出する位相算出
手段36Cと、この位相算出手段36Cを介して得られ
た位相に基づいてエッチング深さを算出するエッチング
深さ算出手段36Dと、このエッチング深さ算出手段3
6Dにおいて求められたエッチング深さを判定する判定
手段36Eとを備えている。
【0037】即ち、干渉波形は前述したように(1)式で
表されるように周期的に変化する。ところが、干渉光は
プラズマ発光の影響を受けると共に反射率、透過率がエ
ッチング深さに依存するため、図5に示すように振幅が
徐々に減衰する。そこで、本実施形態では(1)式に減衰
率exp(γt)を考慮した干渉波形を下記の(6)式で近
似する。近似式(6)において、Idc、Ipp、γは定
数である。 I=Idc+Ippexp(γt)sin(ωt)・・・(6)
【0038】そして、上記極値検出手段36Aでは、実
際の干渉波形の位相p=ωtがπ/2、3π/2、5π/
2、・・・mπ/2(mは奇数)になるところで干渉波形強
度Iの極大値及び極小値を検出する。厳密に云えばこれ
らは極値ではないが、観測される干渉波形では経験的に
周波数ωがγよりも遥かに大きく、近似的に極値と看做
すことができる。ところが、定数Idc、Ipp、γも
ωと比べるとゆっくりとではあるが時間的に変化する。
そこで、各時間t、t、tにおいて近傍の極値I
、I、Iを3つ連続して検出し、これらの極値信
号I、I、I を振幅予測手段36Bへ出力する。
これらの極値は図10では×で示してある。
【0039】上記振幅予測手段36Bでは、極値検出手
段36Aからの連続する3つの干渉強度の極値の値
、I、Iから数値解法である二分法を用いて3
つの極値が通る包絡線を近似式(6)から決定する。次い
で、この包絡線の3つの極値I、I、Iに基づい
て近似式(6)の定数Idc、Ipp及びγを求めて近似
式(6)の定数を決定し、ひいては定数の決定された近似
式(6)を決定し、位相算出手段36Cへ出力する。
【0040】上記位相算出手段36Cでは振幅予測手段
26Bで決定された定数Idc、I 、γを用いて、
ある時間(t)の干渉波形の強度I(t)を検出すれば、
(6)式を変形して得られる下記の(7)式からある時間(t)
の位相p(t)を求めることができ、その位相信号をエッ
チング深さ算出手段36Dへ出力する。 p(t)=Arcsin〔(I(t)−Idc)/(Ippexp(γt))〕・・・(7)
【0041】上記エッチング深さ算出手段36Dでは、
位相算出手段36Cで求められた、ある時間(t)のエッ
チング深さδ(t)は、位相p(t)とエッチング深さδ
(t)との間の関係を表す下記の(8)式を用いて求めるこ
とができる。このようにして求められたエッチング深さ
δ(t)と時間との関係を示すグラフが図11である。図
11からも明らかなようにエッチング深さはうねりがな
く、一定のエッチング速度を持つことが判る。 δ(t)=p(t)λ/(2πn)・・・(8)
【0042】定数Idc、Ipp、γを求める時にはよ
り多くの点を用いて最小二乗法等によって求めることも
できるが、このようにして求められた近似式(6)の場合
には干渉波形(I=Idc+Ippexp(γt)sin
(ωt))が全ての極値を通るとは限らず、極値近傍にお
ける位相p(t)が値が極めて不正確になる。ところが、
本実施形態のように3つの極値から定数Idc
pp、γを求めた場合には干渉波形は全ての極値を必
ず通るため、干渉波形の精度を確保することができる。
【0043】次に、図10、図11を参照しながら本実
施形態のエッチング深さの検出方法について説明する。
モノクロメータ34及び光検出器35を介して干渉光の
信号が演算・解析手段36へ入力すると、極値検出手段
36Aで干渉強度の極値を時間の経過と共に検出する。
例えば図10に示すように、極値検出手段36Aでは時
刻t、t、tで干渉強度の極値I、I、I
を順次検出する。振幅予測手段36Bではこれらの干渉
強度に基づいて数値解析法である二分法を用いて連続す
る3つの点を通る包絡線を近似式(6)から決定した後、
この包絡線の定数Idc、Ipp、γを求め、これらの
定数を近似式(6)の定数として決定し、近似式(6)を決定
する。次の時刻tと時刻tの間では定数の決定され
た近似式及びその時の干渉強度から式(7)、式(8)を用い
てその間(時刻tと時刻tの間)のエッチング深さ
を逐次求めることができる。次の極値となる時刻t
は、この時の干渉強度の極値Iを含めた3つの連続す
る極値I、I、Iの値から二分法を用いて上述の
場合と同様の手順でこの時点の定数及び近似式(6)を決
定する。そして、時刻tと時刻tの間のエッチング
深さは新たに決定された近似式及びその間の干渉強度の
極値から求めることができる。同様の手順をエッチング
終了まで繰り返し、最終的には所定のエッチング深さに
達した時点で制御装置28を介して高周波電源15、1
7をオフにしてエッチングを終了する。
【0044】以上説明したように本実施形態によれば、
半導体ウエハWに光Lを照射する工程と、被エッチング
層Eの上面及び被エッチング部E’の表面からの反射光
による周期変動する干渉光Lを検出する工程と、
干渉光Lの近似式(6)を決定する近似式決定工程と、
干渉光強度から近似式(6)の定数Idc、Ipp、γを
決定する近似式定数決定工程と、定数Idc、Ipp
γの決定した近似式(6)と干渉光強度の極値I
、Iとに基づきエッチング深さδ(t)を算出する
エッチング深さ算出工程とを備えているため、少なくと
も3つの極値を検出すれば少ない計算量で短時間で計算
してエッチング深さを求めることができ、時間応答性に
優れている。
【0045】近似式定数決定する際には、近似式(6)か
ら近似式(6)の包絡線を決定し、干渉光強度I
、Iから包絡線の定数Idc、Ipp、γを求め
ることによりこれらの定数を近似式(6)の定数Idc
pp、γとして決定するため、最小二乗法等の手法に
比べて精度の高い干渉波形を得ることができる。また、
3つの連続する干渉光強度の極値I、I、Iから
包絡線の定数Idc、Ipp、γを求めるため、極めて
少ないデータで包絡線を決定することができ、短時間で
エッチング深さを求めることができ、時間応答性に優れ
ている。更に、エッチング深さ算出する際に、式(8)を
用いて定数Idc、Ipp、γの決定した近似式(6)と
干渉光強度I、I、Iとに基づいて干渉波形の位
相p(t)を求め、この位相に基づいてエッチング深さを
算出するため、極めて少ないデータから短時間でエッチ
ング深さを求めることができる。
【0046】従って、本実施形態では、干渉光L1の干
渉波形の連続する3つの極大値及び極小値を極値I
、Iとして極値検出手段36Aで検出し、これら
の極値I、I、Iに基づいてその後の干渉波形の
振幅を近似式(6)から予測し、ある時刻tにおける干渉
強度Iと振幅の比〔(I(t)−Idc)/(Ippex
p(γt))〕から位相p(t)を算出し、この位相p(t)
に基づいてエッチング深さδ(t)を算出するようにした
ため、少なくとも3つの極値を検出すれば、少ない計算
量でその後のエッチング速度を短時間で計算してエッチ
ング深さを求めることができる。
【0047】また、後者の実施形態では位相p(t)は、
p(t)=Arcsin(f(t))、f(t)=(I(t)−
dc)/Ippexp(γt)を用いて求めているが、
位相p(t)の誤差Δpは下記の(9)式になり。位相p=
mπ/2(mは正の奇数)において誤差を生じる。そこ
で、前者の実施形態と同様に複数の波長を持つ光を用
い、一つの干渉波形が歪みを持つ位相p(t)では他の干
渉波形の位相を用いることにより上述の誤差を確実に抑
制することができ、エッチング深さを高精度で求めるこ
とができる。プログラム上では(10)式のように前者の実
施形態と同様に各波長λに対し(8)式で求めたエッチン
グ深さδiをcos(p)で重み付けを行って平均値を
取る。この場合のエッチング装置は図9のモノクロメー
タ、光検出器に代えてポリクロメータ、複数の光検出器
を用いる。 Δp=dp/df*Δf=1/cos(p)*Δf・・・(9) δ(t)=〔Σδ(t)cos(p(t))/Σcos(p(t))・・・(10)
【0048】尚、上記各実施形態では、最大エントロピ
ー法や高速フーリエ変換法を用いてエッチング深さを検
出する方法、干渉波形の振幅の時間変化を予測してエッ
チング深さを検出する方法について説明したが、前者の
方法は干渉波形の歪みの影響を受け難く、しかもプログ
ラミングを簡便に行うことができる特性を有し、後者の
方法は時間応答性及び計算速度に優れた特性を有してい
る。従って、エッチングの内容によってこれらの方法を
適宜使い分け、あるいは最後に説明したようにこれら両
者を適宜組み合わせて使用すれば良い。また、本発明は
上記各実施形態に何等制限されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない限り本発明に包含される。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項5及び請求項
10に記載の発明によれば、干渉波形の特定位相に歪み
があっても歪みの影響を抑制してエッチング深さを精度
良く検出することができるエッチング深さの検出方法を
提供することができる。
【0050】また、本発明の請求項6〜請求項11記載
の発明によれば、エッチング深さを短時間で計算するこ
とができる時間応答性に優れたエッチング深さの検出方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエッチング深さの検出方法を適用する
エッチング装置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】半導体ウエハをエッチングする際の干渉光を説
明するための説明図である。
【図3】図1に示すエッチング装置の半導体ウエハから
の反射光のスペクトルを示す図である。
【図4】図1に示すエッチング装置を用いて本発明のエ
ッチング深さの検出方法の手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】図1のエッチング装置を用いた時の被エッチン
グ部と被エッチング層の上面からの反射光によって得ら
れた3種類の干渉波形の干渉信号を示す実測波形図であ
る。
【図6】図5に示す単一波長350nm、450nm、
550nmの干渉波形から個別に求めたエッチング速度
(nm/秒)を示すグラフである。
【図7】図6に示す単一波長350nm、450nm、
550nmの干渉波形それぞれのエッチング速度を互い
に補完し、重み付けをして求めたエッチング速度を示す
グラフである。
【図8】図7に示す各時刻における450nmの単一波
長を用いて求めたエッチング深さを示すグラフで、一点
鎖線で示したエッチング深さは図6に示すエッチング速
度から求めたものを示し、実線で示したエッチング深さ
は図7に示すエッチング速度から求めたものを示す。
【図9】本発明のエッチング装置の他に実施形態を示す
構成図である。
【図10】図10に示すエッチング装置を用いて干渉波
形の振幅の時間変化の予測図である。
【図11】図10に示す予測図に基づいてエッチング深
さを求めたグラフである。
【符号の説明】
10、10A エッチング装置 11 処理室 12 下部電極 13 上部電極 20、30 エッチングモニター装置 21、31 光源 22、32 光ファイバー(導光手段) 26、36 解析・演算手段 26A 周波数解析手段 26B エッチング速度算出手段 26C エッチング速度補完手段 26D エッチング深さ算出手段 36A 極値検出手段 36B 振幅予測手段 36C 位相算出手段 36D エッチング深さ算出手段 E’被エッチング部 E 被エッチング層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K057 DA12 DB06 DD01 DJ07 DM03 4M106 AA01 AA20 BA04 CA48 CA70 DH03 DH12 DH31 DJ11 DJ12 DJ20 DJ21 5F004 BA04 CB10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に光を照射し、その反射光を用
    いてエッチング深さを検出する方法において、上記被処
    理体に波長を異にする複数の光を照射する工程と、被エ
    ッチング層の上面及び被エッチング部の表面からの反射
    光により周期変動する波長を異にする複数の干渉光を検
    出する工程と、複数の干渉光の周波数解析を行うことに
    よりそれぞれの干渉波形の周波数を求める周波数解析工
    程と、複数の干渉波形の周波数を用いてエッチング速度
    を算出するエッチング速度算出工程と、エッチング速度
    からエッチング深さを求める工程とを備えたことを特徴
    とするエッチング深さの検出方法。
  2. 【請求項2】 上記エッチング速度算出工程は、上記各
    干渉波形の周波数に基づいてエッチング速度を算出して
    それぞれの算出エッチング速度を求める工程と、いずれ
    かの干渉波形の歪みに基づく算出エッチング速度のずれ
    を他の歪みのない干渉波形に基づく算出エッチング速度
    で補完してエッチング速度を求める工程とを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のエッチング深さの検出方
    法。
  3. 【請求項3】 上記各干渉波形の歪みの大きさに応じて
    それぞれの算出エッチング速度を加重平均して上記エッ
    チング速度を求めることを特徴とする請求項2に記載の
    エッチング深さの検出方法。
  4. 【請求項4】 上記周波数解析工程で上記各干渉波形そ
    れぞれの位相も求め、これらの干渉波形の位相に応じて
    それぞれの算出エッチング速度を加重平均することを特
    徴とする請求項3に記載のエッチング深さの検出方法。
  5. 【請求項5】 上記各干渉波形それぞれの波長が同時に
    (n+1/2)πとならない波長を選択することを特徴
    とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のエッ
    チング深さの検出方法。
  6. 【請求項6】 被処理体に光を照射し、その反射光を用
    いてエッチング深さを検出する方法において、上記被処
    理体に光を照射する工程と、被エッチング層の上面及び
    被エッチング部の表面からの反射光による周期変動する
    干渉光を検出する工程と、干渉光の近似式を決定する近
    似式決定工程と、干渉光強度から近似式の定数を決定す
    る近似式定数決定工程と、定数の決定した近似式と干渉
    光強度とに基づきエッチング深さを算出するエッチング
    深さ算出工程とを備えたことを特徴とするエッチング深
    さの検出方法。
  7. 【請求項7】 上記近似式定数決定工程は、近似式から
    近似式の包絡線を決定する工程と、干渉光強度から包絡
    線の定数を求めることにより近似式の定数を決定する工
    程とを備えたことを特徴とする請求項6に記載のエッチ
    ング深さの検出方法。
  8. 【請求項8】 3つの連続する干渉光強度の極値から包
    絡線の定数を求めることを特徴とする請求項7に記載の
    エッチング深さの検出方法。
  9. 【請求項9】 上記エッチング深さ算出工程は、定数の
    決定した近似式と干渉光強度とに基づいて干渉波形の位
    相を求め、この位相に基づいてエッチング深さを算出す
    ることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1項
    に記載のエッチング深さの検出方法。
  10. 【請求項10】 複数の波長の光を用いてそれぞれの波
    長について請求項6の方法でそれぞれのエッチング深さ
    を検出する工程と、それぞれのエッチング深さを補完す
    ることにより平均エッチング深さを算出することを特徴
    とするエッチング深さの検出方法。
  11. 【請求項11】 被処理体に光を照射し、その反射光を
    用いてエッチング深さを検出する方法において、上記被
    処理体に光を照射する工程と、被エッチング層の上面及
    び被エッチング部の表面からの反射光による周期変動す
    る干渉光を検出する工程と、干渉光の干渉波形の極値に
    基づいてその後の干渉波形の振幅を予測する振幅予測工
    程と、ある時刻における干渉強度と振幅に基づいて位相
    を算出する位相算出工程と、算出された位相に基づいて
    エッチング深さを算出するエッチング深さ算出工程とを
    備えたことを特徴とするエッチング深さの検出方法。
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