JP2001210196A - 遮断器の操作装置 - Google Patents

遮断器の操作装置

Info

Publication number
JP2001210196A
JP2001210196A JP2000021100A JP2000021100A JP2001210196A JP 2001210196 A JP2001210196 A JP 2001210196A JP 2000021100 A JP2000021100 A JP 2000021100A JP 2000021100 A JP2000021100 A JP 2000021100A JP 2001210196 A JP2001210196 A JP 2001210196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
spring
large gear
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000021100A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nanbu
諄一 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP2000021100A priority Critical patent/JP2001210196A/ja
Publication of JP2001210196A publication Critical patent/JP2001210196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構成が簡単で部品点数が少なく、確実に動作
するようにする。 【解決手段】 遮断ばね21の放勢により遮断動作が行
われ、投入ばね11の放勢により回転駆動される蓄勢軸
8によって投入動作が行われ、遮断ばね21の蓄勢は投
入ばね11の放勢により行われ、投入ばね11の蓄勢は
電動蓄勢機構による蓄勢軸8の回転によって行われ、欠
歯部15のつぎに鋭角形状の鋭角歯38を有する大歯車
35と、電動機1により回転駆動される小歯車34と、
軸突部37と、歯車突部36とを備え、投入ばね11の
蓄勢時のみ歯車突部36が軸突部37に当接して大歯車
35から蓄勢軸8に回転力を与え、投入動作時には軸突
部37が歯車突部36から離れて蓄勢軸8のみが回転す
るように構成され、投入動作の開始にともなって補助ば
ね47が蓄勢されて大歯車35を小歯車34と噛み合う
位置まで回転させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機による蓄勢
軸の回転により投入ばねが蓄勢され、その投入ばねの放
勢により遮断器の投入動作が行われる遮断器の操作装置
に関し、さらに詳しくは、構成が簡単で部品点数が少な
く、安価にできる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各図において同一符号は同一もしくは相
当するものを示す。 (従来例1)従来例1を図4を参照して説明する。同図
のAは斜視図、Bは爪車の一部分を示し、電動機1によ
り減速機構2を介して送りカム3が回転し、送りカム3
の回転によりローラ4、送り板5を介してラチェット機
構6の送り爪7が揺動し、送り爪7により蓄勢軸8に固
定された爪車9がひと歯またはふた歯ずつ回転し、蓄勢
軸8に固定されたクランクアーム10の回転により投入
ばね11が蓄勢される。図4Aは蓄勢完了状態を示す。
【0003】この状態で、蓄勢軸8に固定された投入カ
ム12のローラ13が投入フック14に当接し、蓄勢完
了状態が保持され、一方、ラチェット機構6の中で図4
Bに示すように、送り爪7が爪車9の欠歯部15に位置
し、爪車9は電動機1の回転力伝達の経路から切り離さ
れている。
【0004】そして、投入指令による投入コイル16へ
の通電により投入鎖錠ピン17が回転し、投入フック1
4のロックを外し、投入ばね11による投入カム12、
蓄勢軸8の回転により伝達機構を介して3相連結軸18
が回転し、3相連結軸18に固定された開閉レバー19
の回転により、各遮断部20が閉路されて投入され、遮
断ばね21が蓄勢される。
【0005】つぎに遮断指令による引外しコイル22へ
の通電により引外し鎖錠ピン23が回転し、引外しフッ
ク24のロックが外れ、遮断ばね21により各遮断部2
0が開路されて遮断される。図中25はラチェット機構
6を手動で操作する手動ハンドルである。
【0006】(従来例2)従来例2を図5を参照して説
明する。同図のAは斜視図、Bは爪車9の一部分を示
し、電動機1と蓄勢軸8との間に1次減速機構2a、ラ
チェット機構6及び2次減速機構2bが設けられ、投入
ばね11の蓄勢完了時における電動機1の出力軸との切
り離しは、同図Bに示すように、送り爪7の軸26に固
定された送り爪レバー27を回転させることにより、送
り爪7を爪車9から逃すことにより行っている。図中、
28は引き外し機構、29は補助軸、30は緩衝器であ
る。
【0007】(従来例3)従来例3を図6を参照して説
明する。同図のAは正面図、Bは側面図を示し、電動機
1と蓄勢軸8との間に伝達用の中間軸31を設け、電動
機1の出力軸に噛み合う中歯車32と中間軸31との間
にクラッチ33を構成し、中間軸31の小歯車34と蓄
勢軸8の大歯車35とが噛み合い、大歯車35の回転に
より投入ばね11が蓄勢され、大歯車35の側面に設け
た突部36が、投入ばね11の蓄勢完了と同時に中歯車
32を移動し、移動したクラッチ33により中歯車32
の中間軸31への伝達力を遮断している。
【0008】(従来例4)従来例4を図7を参照して説
明する。同図のAは正面図、Bは側面図を示し、電動機
1と蓄勢軸8との間は、電動機1の出力軸に取り付けら
れた小歯車34と噛み合う大歯車35を蓄勢軸8に回転
自在に取り付け、その大歯車35と蓄勢軸8とに歯車突
部36と軸突部37を設け、投入ばね11の蓄勢時の
み、歯車突部36が軸突部37に当接し、小歯車34の
回転が大歯車35に伝達され、投入ばね11の蓄勢完了
と同時に、両突部36、37による伝達が解かれ、投入
動作時は大歯車35が停止した状態で蓄勢軸8のみが回
転する。
【0009】なお、蓄勢完了時の電動機1の停止時期
は、図示してない機構により、投入ばね11の蓄勢完了
に同期し、微妙な設定がなされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例1及び2の
場合、電動機1から蓄勢軸8へ回転力の伝達を行うに際
し、大がかりな減速機構2、2a、2b、爪車9、大歯
車を歩進回転させる歩進機構、送り爪7の逃し機構を要
し、構造が複雑で部品点数が多く、高価になるという問
題点がある。
【0011】従来例3では、電動機1と蓄勢軸8との間
に中間軸31やクラッチ33を設ける必要があるため、
操作装置の部品点数も多くなり、かつ大形になるという
問題点がある。
【0012】また、従来例4では、投入ばね11の蓄勢
完了に同期し、電動機1の慣性による力の切り離しのた
めの機構と微妙な設定、あるいはブレーキ機構を要する
という問題点がある。
【0013】本発明は、前記の点に留意し、大がかりな
減速機構及び歩進機構あるいは補助の機構をなくし、構
成が簡単で部品点数が少なく、安価であり、また、微妙
な設定を要せず、確実に動作する機構を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明は、遮断ばねの放勢により遮断動作が行わ
れ、投入ばねの放勢により回転駆動される蓄勢軸によっ
て投入動作が行われ、前記遮断ばねの蓄勢は前記投入ば
ねの放勢により行われ、前記投入ばねの蓄勢は電動蓄勢
機構による前記蓄勢軸の回転によって行われるようにし
た遮断器の操作装置おいて、前記蓄勢軸には固定され
ず、前記蓄勢軸の軸線上に回転中心が配置され、一部に
欠歯部、前記欠歯部のつぎに鋭角形状の鋭角歯を有する
大歯車と、前記大歯車に噛み合い電動機により回転駆動
される小歯車と、前記蓄勢軸の周面に突設された軸突部
と、前記大歯車の側面に突設された歯車突部とを備え、
前記投入ばねの蓄勢時のみ前記歯車突部が前記軸突部に
当接して前記大歯車から前記蓄勢軸に回転力を与え、投
入動作時には前記軸突部が前記歯車突部から離れて前記
蓄勢軸のみが回転するように構成され、投入動作の開始
にともなって前記歯車突部と前記軸突部との間に介在さ
れた補助ばねが蓄勢されて前記大歯車を前記小歯車と噛
み合う位置まで回転させるように構成したものである。
【0015】前記のように構成された本発明の遮断器の
操作装置は、電動機により回転される小歯車に、投入ば
ね蓄勢用の大歯車が噛み合い、その大歯車が蓄勢軸に固
定されず、投入ばねの蓄勢時のみ大歯車の歯車突部が蓄
勢軸の軸突部に当接して大歯車から蓄勢軸に回転力が伝
達され、投入ばねの蓄勢完了時は、大歯車の欠歯部に小
歯車が位置して大歯車が電動機から切り離され、投入動
作の開始にともなって歯車突部と軸突部との間の補助ば
ねにより、大歯車が回転し、大歯車の欠歯部のつぎの鋭
角歯が小歯車に当接し、投入ばねの蓄勢に際し、小歯車
の回転が大歯車に円滑に伝達される。
【0016】従って、電動機から蓄勢軸へ力を伝達する
のに、大がかりな減速機構や歩進機構がなく、構成が簡
単で部品点数が少なく、安価になり、確実に動作して信
頼性が向上する。
【0017】また、電動機の出力軸と蓄勢軸との間の力
の伝達の接続、切り離しを、大歯車の欠歯部と鋭角歯に
より行うため、複雑な調整機構や電動機の制動装置など
を必要とせず、確実に接続、切り離しを行え、電動機の
慣性で掛金を押し過ぎて変形させたり、破損させたりす
ることがない。
【0018】さらに、投入動作時は、大歯車が回転せ
ず、蓄勢軸のみの回転で遮断部を投入できるため、最小
限の機構の動作で投入でき、ばねの小勢力化や高速動作
を行いやすくできる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図1ない
し図3を参照して説明する。まず、図1Aは斜視図、B
は大歯車の一部分を示し、電動機1から簡単な減速機構
2aを介した出力軸に小歯車34が固着され、小歯車3
4に大歯車35が噛み合う。この大歯車35は、一部に
欠歯部15と、欠歯部15のつぎに三角の鋭角形状の鋭
角歯38を有し、蓄勢軸8には固定されずに回転自在に
設けられ、蓄勢軸8の軸線上に回転中心が配置され、大
歯車35の側面に突出部材からなる歯車突部36が突設
され、蓄勢軸8に柱状の軸突部37が突設され、小歯車
34の回転による大歯車35の回転により歯車突部36
が軸突部37に当接し、大歯車35から蓄勢軸8に回転
力が伝達される。
【0020】蓄勢軸8の回転により蓄勢軸8に固定され
たクランクアーム10が回転し、下方に位置したクラン
クアーム10の先端部のアームピン10aが時計方向に
回転し、投入ばね11が最も蓄勢された上方位置のデッ
ドポイントの位置を少し過ぎた位置で、小歯車34が大
歯車35の欠歯部15に位置し、小歯車34の回転が大
歯車35を介して蓄勢軸8に伝達されなくなる。この状
態で蓄勢軸8に固定された投入カム12のローラ13が
投入フック14に当接し、投入ばね11の蓄勢状態が保
持される。
【0021】つぎに、投入指令による投入コイル16へ
の通電、または投入押釦16aの押圧により投入鎖錠ピ
ン17が回転し、投入フック14のロックが外れ、投入
ばね11により投入カム12が回転し、補助軸29に固
定された補助レバー39の補助ローラ40が投入カム1
2に押圧され、補助軸29が回転し、補助レバー39に
連結されたリンク41を介して開閉レバー19が回転
し、各遮断部が投入される。同時に補助軸29の回転に
よりクランクアーム42を介して遮断ばね21が蓄勢さ
れる。
【0022】つぎに、引外しコイル22への通電、また
は引外し押釦22aの押圧により引外し鎖錠ピン23が
回転し、引外しフック24が回転し、引外しレバー43
のローラ44から外れ、ロックされていた引外しレバー
43が回転する。この引外しレバー43の回転により遮
断ばね21の放勢をロックしていたリンク45が移動
し、遮断ばね21の放勢により補助軸29が回転し、補
助レバー39、リンク41を介して開閉レバー19が回
転し、遮断部が遮断される。なお、引外しレバー43は
蓄勢軸8にベアリングなどの軸受46により回転自在に
取り付けられている。
【0023】さらに、前記投入動作の開始にともない、
大歯車35の歯車突部36と蓄勢軸8の軸突部37との
間に介在された補助ばね47が蓄勢され、その補助ばね
47により大歯車35が、鋭角歯38が小歯車34に当
接する迄回転し、つぎの小歯車34の回転により大歯車
35に噛み合って大歯車35が回転するようになる。
【0024】(レバー、フック等の動作説明)つぎに、
各レバー、フック等の動作を図2を参照して説明する。
同図Aは、遮断状態で投入ばね11の蓄勢が完了し、投
入動作待機状態であり、投入フック14は投入鎖錠ピン
17によりロックされ、投入カム12のローラ13が投
入フック14に当接している。
【0025】そして、投入指令により投入コイル16に
通電され、投入鎖錠ピン17が回転し、投入フック14
が回転してストッパ48に当接し、ローラ13が投入フ
ック14から外れて投入カム12が蓄勢軸8とともに投
入ばね11により回転し、投入カム12によりローラ4
0を介して補助レバー39が回転し、リンク41を介し
て開閉レバー19が回転し、同図Bに示すように、遮断
部20が投入され、投入ばね11が放勢された状態にな
る。
【0026】投入完了後、蓄勢軸8が電動機1の起動に
より回転しだす小歯車34によって動かされた大歯車3
5により回転し、投入ばね11を蓄勢しつつ、同図Cに
示すように、投入カム12が2点鎖線の位置まで回転し
て止まる。
【0027】同図Dは、同図Cの時の引外しレバー43
の状態を示し、引外しフック24が引外し鎖錠ピン23
にロックされ、引外しレバー43の一端部のローラ44
が引外しフック24にロックされ、引外しレバー43の
他端部のピン49にリンク45の一端部が当接し、リン
ク45の他端部が補助レバー39のローラ40に当接
し、引外しレバー43によりリンク45を介して補助レ
バー39が保持され、投入状態が維持されている。
【0028】同図Eは、遮断指令による引外しコイル2
2への通電により引外し鎖錠ピン23が回転し、引外し
フック24が回転し、ローラ44が引外しフック24か
ら外れて引外しレバー43が回転し、リンク45が補助
レバー39のローラ40から外れ、補助レバー39が遮
断ばね21の放勢により時計方向に回転し、リンク41
を介して開閉レバー19を反時計方向に回転し、遮断部
20を遮断した遮断状態を示す。
【0029】同図Fは、投入ばね11、投入カム12を
含む概略図、同図Gは、引外しレバー43、遮断ばね2
1を含む概略図である。
【0030】(歯車等の動作説明)つぎに大歯車35、
小歯車34等の動作について図3を参照して説明する。
同図Aaは、小歯車34が大歯車35を時計方向に回転
し、大歯車35の欠歯部15の前の歯に小歯車34が噛
合した状態を示し、同図Abに示すように、アームピン
10aが投入ばね11を最も蓄勢したデッドポイントの
位置にあり、同図Acに示すように、歯車突部36が軸
突部37にまだ当接しており、投入カム12のローラ1
3と投入フック14との間にギャップGがある。
【0031】同図Baは、蓄勢軸8が投入ばね11によ
り時計方向に僅かに回転し、小歯車34が大歯車35の
欠歯部15に位置し、小歯車34は空転して大歯車35
を回転しない状態を示し、同図Bbに示すように、アー
ムピン10aがデッドポイントを少し過ぎた位置にあ
り、同Bcに示すように、投入カム12のローラ13が
投入フック14に当接してロックされ、蓄勢軸8の回転
が止まり、軸突部37が歯車突部36から離れ、両突部
37、36間にギャップgを生じ、投入待機状態が保持
されている。
【0032】つぎに、同図Ccに示すように、投入フッ
ク14が回転し、投入カム12のローラ13が投入フッ
ク14から外れ、投入動作を開始して蓄勢軸8が大歯車
35を残して時計方向に約180°回転し、軸突部37
と歯車突部36間の補助ばね47により大歯車35が時
計方向に回転し、同図Cbに示すように、大歯車35の
欠歯部15のつぎの鋭角歯38が小歯車34に当接す
る。
【0033】この当接は、同図Ca、D、Eのいずれか
であり、同図Caは、小歯車34の歯の先端が鋭角歯3
8の頂点、即ち歯先に当接した状態を示し、小歯車34
の当接した歯先の接線方向に対し、鋭角歯38の前面が
数度の角αを有する。
【0034】同図Dは、小歯車34の歯の側面が鋭角歯
38の歯先に当接した状態、同図Eは、小歯車34の歯
先が鋭角歯38の前面に当接した状態を示す。
【0035】前記補助ばね47により大歯車35を回転
させると同時に、電動機を起動して小歯車34を回転さ
せると、小歯車34は大歯車35に噛み合うが、同図C
aの場合は同図Eを経て、同図Dの場合は直接、同図F
に示すように噛み合い、同図Gに示すように、小歯車3
4の回転力により大歯車35が回転する。
【0036】この大歯車35の時計方向の回転により、
投入ばね11のアームピン10aが最下位(下方のデッ
ドポイント)に位置した軸突部37に歯車突部36が当
接し、蓄勢軸8を回転して投入ばね11を蓄勢し、同図
Baの状態で停止する。
【0037】この形態の場合、従来例のような大がかり
な減速機構、歩進機構がなく、構成が簡単で部品点数が
少なく、安価であり、確実に動作する。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。電
動機1により回転される小歯車34に、投入ばね11蓄
勢用の大歯車35が噛み合い、その大歯車35が蓄勢軸
8に固定されず、投入ばね11の蓄勢時のみ大歯車35
の歯車突部36が蓄勢軸8の軸突部37に当接して大歯
車35から蓄勢軸8に回転力が伝達され、投入ばね11
の蓄勢完了時は、大歯車35の欠歯部15に小歯車34
が位置して大歯車35が電動機1から切り離され、投入
動作の開始にともなって歯車突部36と軸突部37との
間の補助ばね47により、大歯車35が回転し、大歯車
35の欠歯部15のつぎの鋭角歯38が小歯車34に当
接し、投入ばね11の蓄勢に際し、小歯車34の回転が
大歯車35に円滑に伝達される。
【0039】従って、電動機1から蓄勢軸8へ力を伝達
するのに、大がかりな減速機構や歩進機構がなく、構成
が簡単で部品点数が少なく、安価になり、確実に動作し
て信頼性が向上する。
【0040】また、電動機1の出力軸と蓄勢軸8との間
の力の伝達の接続、切り離しを、大歯車35の欠歯部1
5と鋭角歯38により行うため、複雑な調整機構や電動
機の制動装置などを必要とせず、確実に接続、切り離し
を行え、電動機の慣性で掛金を押し過ぎて変形させた
り、破損させたりすることを防止することができる。
【0041】さらに、投入動作時は、大歯車35が回転
せず、蓄勢軸8のみの回転で遮断部を投入できるため、
最小限の機構の動作で投入でき、ばねの小勢力化や高速
動作を行いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A、Bは本発明の実施の1形態の斜視図及び一
部の拡大図である。
【図2】A、B、C、D、E、F、Gは図1のレバー、
フック等の動作説明図である。
【図3】Aa、Ab、Ac、Ba、Bb、Bc、Ca、
Cb、Cc、D、E、F、Gは図1の歯車等の動作説明
図である。
【図4】A、Bは従来例1の斜視図及び一部の拡大図で
ある。
【図5】A、Bは従来例2の斜視図及び一部の拡大図で
ある。
【図6】A、Bは従来例3の正面図及び側面図である。
【図7】A、Bは従来例4の正面図及び側面図である。
【符号の説明】
8 蓄勢軸 11 投入ばね 15 欠歯部 21 遮断ばね 34 小歯車 35 大歯車 36 歯車突部 37 軸突部 38 鋭角歯 47 補助ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断ばねの放勢により遮断動作が行わ
    れ、投入ばねの放勢により回転駆動される蓄勢軸によっ
    て投入動作が行われ、前記遮断ばねの蓄勢は前記投入ば
    ねの放勢により行われ、前記投入ばねの蓄勢は電動蓄勢
    機構による前記蓄勢軸の回転によって行われるようにし
    た遮断器の操作装置おいて、 前記蓄勢軸には固定されず、前記蓄勢軸の軸線上に回転
    中心が配置され、一部に欠歯部、前記欠歯部のつぎに鋭
    角形状の鋭角歯を有する大歯車と、 前記大歯車に噛み合い電動機により回転駆動される小歯
    車と、 前記蓄勢軸の周面に突設された軸突部と、 前記大歯車の側面に突設された歯車突部とを備え、 前記投入ばねの蓄勢時のみ前記歯車突部が前記軸突部に
    当接して前記大歯車から前記蓄勢軸に回転力を与え、 投入動作時には前記軸突部が前記歯車突部から離れて前
    記蓄勢軸のみが回転するように構成され、 投入動作の開始にともなって前記歯車突部と前記軸突部
    との間に介在された補助ばねが蓄勢されて前記大歯車を
    前記小歯車と噛み合う位置まで回転させるように構成さ
    れたことを特徴とする遮断器の操作装置。
JP2000021100A 2000-01-31 2000-01-31 遮断器の操作装置 Pending JP2001210196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000021100A JP2001210196A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 遮断器の操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000021100A JP2001210196A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 遮断器の操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001210196A true JP2001210196A (ja) 2001-08-03

Family

ID=18547554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000021100A Pending JP2001210196A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 遮断器の操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001210196A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008117438A1 (ja) * 2007-03-27 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corporation 開閉装置の蓄勢機構
WO2008117437A1 (ja) * 2007-03-27 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corporation 開閉装置の蓄勢機構
WO2014025102A1 (ko) * 2012-08-07 2014-02-13 현대중공업 주식회사 공회전 장치 및 이를 구비하는 회로 차단기
WO2019148622A1 (zh) * 2018-02-02 2019-08-08 深圳曼顿科技有限公司 新型小型断路器自动分合闸控制机构及断路器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008117438A1 (ja) * 2007-03-27 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corporation 開閉装置の蓄勢機構
WO2008117437A1 (ja) * 2007-03-27 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corporation 開閉装置の蓄勢機構
JP4707759B2 (ja) * 2007-03-27 2011-06-22 三菱電機株式会社 開閉装置の蓄勢機構
KR101050589B1 (ko) * 2007-03-27 2011-07-19 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 개폐 장치의 축세(蓄勢) 기구
KR101050548B1 (ko) * 2007-03-27 2011-07-19 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 개폐 장치의 축세 기구
US8124901B2 (en) 2007-03-27 2012-02-28 Mitsubishi Electric Corporation Energy storage mechanism for switching device
WO2014025102A1 (ko) * 2012-08-07 2014-02-13 현대중공업 주식회사 공회전 장치 및 이를 구비하는 회로 차단기
WO2019148622A1 (zh) * 2018-02-02 2019-08-08 深圳曼顿科技有限公司 新型小型断路器自动分合闸控制机构及断路器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4649244A (en) Control device of an electric circuit breaker
WO2011055564A1 (ja) 開閉装置の操作機構
JPH0693338B2 (ja) 遮断器の操作機構
EP0216949B1 (en) Spring-type operating mechanism for a circuit interrupter
JPH09106741A (ja) 遮断器の操作機構
JP2003059375A5 (ja)
JP2001210196A (ja) 遮断器の操作装置
JP2529309B2 (ja) 遮断器の操作機構
WO1999010906A1 (fr) Disjoncteur
JP2536739B2 (ja) 遮断器の投入装置
JP7407760B2 (ja) 遮断器の操作機構
JP2002150900A (ja) 遮断器の操作装置
JP4437630B2 (ja) 開閉装置のばね蓄勢機構
JP3738586B2 (ja) 開閉器用操作装置の機械ロック機構
JP3268164B2 (ja) 開閉器操作機構
JP2558369Y2 (ja) 遮断器
JP4632943B2 (ja) 開閉操作装置
JP2000133097A (ja) 遮断器
JPS6335048B2 (ja)
JP4122616B2 (ja) 遮断器
JPH02197033A (ja) 開閉器の操作装置
JPS6364022B2 (ja)
JPS6247153Y2 (ja)
JP2003031089A (ja) 開閉器操作装置
KR20090019221A (ko) 기중차단기의 캠축과 출력기어의 연결구조