JP2001208909A - 光選択吸収性フィルター及び該フィルターを備えたカラー表示装置 - Google Patents
光選択吸収性フィルター及び該フィルターを備えたカラー表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画素の輝度を低下させず、しかも反射光を高
い効率で吸収し得る光選択吸収性フィルター及び該フィ
ルターを備えたカラー表示装置を提供する。 【解決手段】 470nmから510nmの間の波長領
域と550nmから600nmの間の波長領域に於ける
光の透過率が、上記2つの波長領域以外の領域に於ける
光透過率より小さい光選択吸収性フィルターとする。即
ち、光選択吸収性フィルターを、金属−テトラ−2,3
−ピリジノポルフィラジン、金属−テトラ−3,4−ピ
リジノポルフィラジン、テトラ−2,3−ピリジノポル
フィラジン及びテトラ−3,4−ピリジノポルフィラジ
ンからなる群から選択されるピリジノフタロシアニン
と、アンスラキノン系染料とを含有する色材にいよって
構成する。
い効率で吸収し得る光選択吸収性フィルター及び該フィ
ルターを備えたカラー表示装置を提供する。 【解決手段】 470nmから510nmの間の波長領
域と550nmから600nmの間の波長領域に於ける
光の透過率が、上記2つの波長領域以外の領域に於ける
光透過率より小さい光選択吸収性フィルターとする。即
ち、光選択吸収性フィルターを、金属−テトラ−2,3
−ピリジノポルフィラジン、金属−テトラ−3,4−ピ
リジノポルフィラジン、テトラ−2,3−ピリジノポル
フィラジン及びテトラ−3,4−ピリジノポルフィラジ
ンからなる群から選択されるピリジノフタロシアニン
と、アンスラキノン系染料とを含有する色材にいよって
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光選択吸収性フ
ィルター及び該フィルターを備えたカラー表示装置に関
し、更に詳しくは、470nmから510nmの間の波
長領域と550nmから600nmの間の波長領域に於
ける光透過率を小さくすることにより、表示装置からの
光の吸収を最小限に抑えつつ、反射光を低減した光選択
吸収性フィルター及び該フィルターを備えたカラー表示
装置に関するものである。
ィルター及び該フィルターを備えたカラー表示装置に関
し、更に詳しくは、470nmから510nmの間の波
長領域と550nmから600nmの間の波長領域に於
ける光透過率を小さくすることにより、表示装置からの
光の吸収を最小限に抑えつつ、反射光を低減した光選択
吸収性フィルター及び該フィルターを備えたカラー表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRT、PDP(プラズマディスプレイ
パネル)、液晶パネル等のカラー表示装置では、コント
ラストを向上させるために反射防止フィルターが設けら
れることが多く、取り扱い上の簡便さから、特に単層の
ものが好適に使用されている。反射防止フィルターは、
表示装置の外部から表示装置に向かって入射する外光が
表示装置の画面上で反射されるのを防止し、表示装置の
画面が見難くなるという問題点を解消するために使用さ
れるものである。
パネル)、液晶パネル等のカラー表示装置では、コント
ラストを向上させるために反射防止フィルターが設けら
れることが多く、取り扱い上の簡便さから、特に単層の
ものが好適に使用されている。反射防止フィルターは、
表示装置の外部から表示装置に向かって入射する外光が
表示装置の画面上で反射されるのを防止し、表示装置の
画面が見難くなるという問題点を解消するために使用さ
れるものである。
【0003】このような反射防止フィルターとしては、
赤、緑、青色の画素からの光の輝度の低下を最小限に抑
え、しかもより多くの外光を吸収するものが理想的であ
り、各種の色材を用いたものが知られている。
赤、緑、青色の画素からの光の輝度の低下を最小限に抑
え、しかもより多くの外光を吸収するものが理想的であ
り、各種の色材を用いたものが知られている。
【0004】近年、反射防止フィルターに用いる色材と
して、青色顔料と赤色顔料を混合したものや無水リン酸
コバルト顔料などが提案されている。
して、青色顔料と赤色顔料を混合したものや無水リン酸
コバルト顔料などが提案されている。
【0005】しかしながら、現在提案されているような
青色顔料と赤色顔料を混合して形成されたフィルターで
は、緑色の波長領域である500nm〜600nmで透
過率が低くなり、結果的に緑色の画素からの発光を吸収
し輝度が低下するという欠点がある。
青色顔料と赤色顔料を混合して形成されたフィルターで
は、緑色の波長領域である500nm〜600nmで透
過率が低くなり、結果的に緑色の画素からの発光を吸収
し輝度が低下するという欠点がある。
【0006】また、無水リン酸コバルト顔料を用いた反
射防止フィルターに於いても、透明度不足などに起因し
て輝度が低下し、フィルターとしての基本的品質が不十
分であるというのが実状である。
射防止フィルターに於いても、透明度不足などに起因し
て輝度が低下し、フィルターとしての基本的品質が不十
分であるというのが実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
述したような問題を改善するために為されたものであ
り、本発明の目的は、表示装置に於ける画素の輝度を低
下させることがなく、しかも外光を高い効率で吸収し得
る光選択吸収性フィルター及び該フィルターを備えたカ
ラー表示装置を提供することである。
述したような問題を改善するために為されたものであ
り、本発明の目的は、表示装置に於ける画素の輝度を低
下させることがなく、しかも外光を高い効率で吸収し得
る光選択吸収性フィルター及び該フィルターを備えたカ
ラー表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光選択吸収性フ
ィルターは、青色、緑色及び赤色の画素を有するカラー
表示装置に於ける外光を選択的に吸収する光選択吸収性
色材を有する光選択吸収性フィルターであって、470
nmから510nmの間の波長領域と550nmから6
00nmの間の波長領域とに於ける光の透過率が、上記
2つの波長領域以外の可視領域(380nm〜780n
m)に於ける光の透過率より小さいことを特徴とする。
ィルターは、青色、緑色及び赤色の画素を有するカラー
表示装置に於ける外光を選択的に吸収する光選択吸収性
色材を有する光選択吸収性フィルターであって、470
nmから510nmの間の波長領域と550nmから6
00nmの間の波長領域とに於ける光の透過率が、上記
2つの波長領域以外の可視領域(380nm〜780n
m)に於ける光の透過率より小さいことを特徴とする。
【0009】通常、青色、緑色及び赤色の画素は、それ
ぞれ450nm付近、540nm付近及び630nm付
近に発光スペクトルのピークを有しているが、本発明の
光選択吸収性フィルターでは、これらの発光ピークの間
の波長領域、即ち、470nm〜510nmの波長領域
と、550nm〜600nmの波長領域とに吸収ピーク
を有しているので、発光画素の輝度は低下することがな
く、しかも反射光は高い効率で吸収されることとなる。
ぞれ450nm付近、540nm付近及び630nm付
近に発光スペクトルのピークを有しているが、本発明の
光選択吸収性フィルターでは、これらの発光ピークの間
の波長領域、即ち、470nm〜510nmの波長領域
と、550nm〜600nmの波長領域とに吸収ピーク
を有しているので、発光画素の輝度は低下することがな
く、しかも反射光は高い効率で吸収されることとなる。
【0010】本発明の光選択吸収性フィルターは、CR
T、PDP、液晶等の各種のカラー表示装置に適用する
ことができるものである。
T、PDP、液晶等の各種のカラー表示装置に適用する
ことができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に於ける光選択吸収性色材
は、化5の一般式(I)で示される金属−テトラ−2,3
−ピリジノポルフィラジン、化6の一般式(II)で示され
る金属−テトラ−3,4−ピリジノポルフィラジン、化
7の一般式(III)で示されるテトラ−2,3−ピリジノ
ポルフィラジン及び化8の一般式(IV)で示されるテトラ
−3,4−ピリジノポルフィラジンからなる群から選択
されるピリジノフタロシアニンと、アンスラキノン系染
料とを含有している構成とすることが好ましい。
は、化5の一般式(I)で示される金属−テトラ−2,3
−ピリジノポルフィラジン、化6の一般式(II)で示され
る金属−テトラ−3,4−ピリジノポルフィラジン、化
7の一般式(III)で示されるテトラ−2,3−ピリジノ
ポルフィラジン及び化8の一般式(IV)で示されるテトラ
−3,4−ピリジノポルフィラジンからなる群から選択
されるピリジノフタロシアニンと、アンスラキノン系染
料とを含有している構成とすることが好ましい。
【0012】
【化5】
【0013】
【化6】
【0014】
【化7】
【0015】
【化8】
【0016】ここで、化5及び化6に於いて、Mは銅、
コバルト、ニッケル、亜鉛、鉄、錫及びアルミニウムか
ら選択される中心金属を表し、Xは中心金属Mに直接結
合している配位子であってフッ素、塩素、臭素等のハロ
ゲン原子、酸素原子、窒素原子、ヒドロキシ基又はシロ
キサン基を表し、化5、化6、化7及び化8に於いて、
Rはアルキル基又はハロゲン原子を表し、nは0から3
までの整数を表している。なお、本明細書中において、
Mを「中心金属」とし、「中心金属イオン」として記載
していないのは、本発明の光選択吸収性フィルター中で
は、溶液状態とは異なり、上記金属−テトラピリジノポ
ルフィラジンはイオンに解離していないと考えられるか
らである。
コバルト、ニッケル、亜鉛、鉄、錫及びアルミニウムか
ら選択される中心金属を表し、Xは中心金属Mに直接結
合している配位子であってフッ素、塩素、臭素等のハロ
ゲン原子、酸素原子、窒素原子、ヒドロキシ基又はシロ
キサン基を表し、化5、化6、化7及び化8に於いて、
Rはアルキル基又はハロゲン原子を表し、nは0から3
までの整数を表している。なお、本明細書中において、
Mを「中心金属」とし、「中心金属イオン」として記載
していないのは、本発明の光選択吸収性フィルター中で
は、溶液状態とは異なり、上記金属−テトラピリジノポ
ルフィラジンはイオンに解離していないと考えられるか
らである。
【0017】本発明によるピリジノフタロシアニンの製
造法としては、2,3−ジシアノピリジン、3、4−ジ
シアノピリジン又はそれらの誘導体を塩化第二銅等の金
属源と加熱する方法や、キノリンアミド等を金属源とア
ミノ−スルホン酸のアンモニウム塩とともに加熱する方
法等も知られているが、通常、色材としてよく知られて
いる銅−フタロシアニンの代表的な製法であるWyle
r法(例えば、「PHTALOCYANINE COMPOUNDS」,Moser e
t al., Reinhold Publ. Co. 1963、「新染料化学」、細
田豊著,技報堂 1963)に準じて行う方が、製造工程的
にも価格的にも有利である。Wyler法での金属−フ
タロシアニン製造のための一般的な原料は、無水フタル
酸、尿素、塩化銅等の金属源及び触媒(モリフデン酸ア
ンモニウム)であるが、ピリジノフタロシアニンを調製
する場合は、無水フタル酸をキノリン酸、無水キノリン
酸、シンコメロン酸又はそれらの誘導体等に変更するの
みで、反応温度、時間など他の条件も含めて銅−フタロ
シアニンの合成法に準じれば、特に問題はなく得られる
ものである。
造法としては、2,3−ジシアノピリジン、3、4−ジ
シアノピリジン又はそれらの誘導体を塩化第二銅等の金
属源と加熱する方法や、キノリンアミド等を金属源とア
ミノ−スルホン酸のアンモニウム塩とともに加熱する方
法等も知られているが、通常、色材としてよく知られて
いる銅−フタロシアニンの代表的な製法であるWyle
r法(例えば、「PHTALOCYANINE COMPOUNDS」,Moser e
t al., Reinhold Publ. Co. 1963、「新染料化学」、細
田豊著,技報堂 1963)に準じて行う方が、製造工程的
にも価格的にも有利である。Wyler法での金属−フ
タロシアニン製造のための一般的な原料は、無水フタル
酸、尿素、塩化銅等の金属源及び触媒(モリフデン酸ア
ンモニウム)であるが、ピリジノフタロシアニンを調製
する場合は、無水フタル酸をキノリン酸、無水キノリン
酸、シンコメロン酸又はそれらの誘導体等に変更するの
みで、反応温度、時間など他の条件も含めて銅−フタロ
シアニンの合成法に準じれば、特に問題はなく得られる
ものである。
【0018】ここで、ピリジノフタロシアニン顔料が本
発明の目的とする機能を発揮させるためには、通常の反
応と同様に、原料のキノリン酸、無水キノリン酸、シン
コメロン酸又はそれらの誘導体の使用量に注意が必要で
あり、また、通常の他の顔料の場合と同様に顔料化工程
が必要なため、この顔料化工程にも注意が必要である。
発明の目的とする機能を発揮させるためには、通常の反
応と同様に、原料のキノリン酸、無水キノリン酸、シン
コメロン酸又はそれらの誘導体の使用量に注意が必要で
あり、また、通常の他の顔料の場合と同様に顔料化工程
が必要なため、この顔料化工程にも注意が必要である。
【0019】本発明の光選択吸収性フィルターに必要な
アンスラキノン系染料としては、ソルベント・オレンジ
(35,64,65,66,68,69,71,77,
86,87)、ソルベント・レッド(52,152,1
55,156,168,169,170,171,17
2,175,177,181,190,191)を例示
することができる。なお、上記に於けるかっこ内の数値
表示は、色指数(カラー・インデックス)である。
アンスラキノン系染料としては、ソルベント・オレンジ
(35,64,65,66,68,69,71,77,
86,87)、ソルベント・レッド(52,152,1
55,156,168,169,170,171,17
2,175,177,181,190,191)を例示
することができる。なお、上記に於けるかっこ内の数値
表示は、色指数(カラー・インデックス)である。
【0020】本発明の光選択吸収性フィルターを作製す
るために使用される色材は、ピリジノフタロシアニンを
分散体とし、これとアンスラキノン系染料の溶解液とを
配合して調製することができる。ピリジノフタロシアニ
ン分散体は、従来の公知の装置、例えばボールミル、ビ
ーズミル、ロールミル、超音波分散機等を使用して調製
することができる。
るために使用される色材は、ピリジノフタロシアニンを
分散体とし、これとアンスラキノン系染料の溶解液とを
配合して調製することができる。ピリジノフタロシアニ
ン分散体は、従来の公知の装置、例えばボールミル、ビ
ーズミル、ロールミル、超音波分散機等を使用して調製
することができる。
【0021】ピリジノフタロシアニンとアンスラキノン
系染料との配合割合については、分光透過スペクトルの
形状からピリジノフタロシアニン/アンスラキノン系染
料=80/20〜20/80に選ぶことが好ましい。ピ
リジノフタロシアニンの比率が80%を超えると480
nm付近の吸収が不十分になり、外光の効率の良い吸収
が期待できないので好ましくない。また、アンスラキノ
ン系染料の比率が80%を超えると580nm付近の吸
収が不十分になり、この場合も外光の効率の良い吸収が
期待できないので好ましくない。
系染料との配合割合については、分光透過スペクトルの
形状からピリジノフタロシアニン/アンスラキノン系染
料=80/20〜20/80に選ぶことが好ましい。ピ
リジノフタロシアニンの比率が80%を超えると480
nm付近の吸収が不十分になり、外光の効率の良い吸収
が期待できないので好ましくない。また、アンスラキノ
ン系染料の比率が80%を超えると580nm付近の吸
収が不十分になり、この場合も外光の効率の良い吸収が
期待できないので好ましくない。
【0022】
【実施例】以下、実施例、比較例を挙げ、本発明をさら
に詳細に説明するが、本発明は、これらに限定されるも
のではない。なお、本明細書中に於いて、「部」とは質
量に基づく比を表すものである。
に詳細に説明するが、本発明は、これらに限定されるも
のではない。なお、本明細書中に於いて、「部」とは質
量に基づく比を表すものである。
【0023】(実施例1)下記の配合に直径0.5mm
のジルコニアビ−ズ800gを加え、サンドミルで1時
間分散させ、ピリジノフタロシアニン分散液を組成物1
として調製した。
のジルコニアビ−ズ800gを加え、サンドミルで1時
間分散させ、ピリジノフタロシアニン分散液を組成物1
として調製した。
【0024】 <組成物1> 銅−テトラ−2,3−ピリジノポルフィラジン 20部 BYK−110(ビックケミ−社製) 10部 トルエン 170部。
【0025】続いて、下記の成分を配合したものを1時
間撹拌し、染料溶解液を組成物2として調製した。
間撹拌し、染料溶解液を組成物2として調製した。
【0026】 <組成物2> ダイヤレジン オレンジ G(三菱化学社製) 1.3部 (C.l.ソルベント・オレンジ68) トル工ン 198.7部。
【0027】上記組成物1のピリジノフタロシアニン分
散液と組成物2の染料溶解液とを用いて、下記の配合に
て各成分を混合し、1時間撹拌して混合液を得た。な
お、ここではバインダーとしてポリ塩化ビニル樹脂(以
下塩ビ系樹脂)を用いたが、これに代えてアクリル系樹
脂等を用いても良い。
散液と組成物2の染料溶解液とを用いて、下記の配合に
て各成分を混合し、1時間撹拌して混合液を得た。な
お、ここではバインダーとしてポリ塩化ビニル樹脂(以
下塩ビ系樹脂)を用いたが、これに代えてアクリル系樹
脂等を用いても良い。
【0028】 <組成物3> 組成物1の分散体 1部 組成物2の染料溶解液 90部 ポリ塩化ビニル樹脂(ユニオンカーバイド社製VYHH) 12部 トルエン 60部。
【0029】上記混合物を1時間撹拌してコーティング
液とした。このコーティング液をガラス板に膜厚が0.
6〜0.7μmになるようにスピンコート塗布し、本実
施例の光選択吸収性フィルターを得た。
液とした。このコーティング液をガラス板に膜厚が0.
6〜0.7μmになるようにスピンコート塗布し、本実
施例の光選択吸収性フィルターを得た。
【0030】図1は本実施例の光選択吸収性フィルター
の分光透過スペクトルを示している。また、図1には、
カラー表示装置の赤、緑、青の各色の発光スペクトルを
重ねて示してある。カラー表示装置の赤、緑、青の各色
の発光スペクトルは、それぞれ625nm付近,535
nm付近及び450nm付近の波長に主発光ピークを有
している。これに対して、本発明の色材の分光透過スペ
クトルは、赤及び緑の主発光ピークの間の580nm付
近の波長領域と、青及び緑の主発光ピークの間の480
nm付近の波長領域とに吸収ピーク(透過率の小さい領
域)を有していることが分かる。
の分光透過スペクトルを示している。また、図1には、
カラー表示装置の赤、緑、青の各色の発光スペクトルを
重ねて示してある。カラー表示装置の赤、緑、青の各色
の発光スペクトルは、それぞれ625nm付近,535
nm付近及び450nm付近の波長に主発光ピークを有
している。これに対して、本発明の色材の分光透過スペ
クトルは、赤及び緑の主発光ピークの間の580nm付
近の波長領域と、青及び緑の主発光ピークの間の480
nm付近の波長領域とに吸収ピーク(透過率の小さい領
域)を有していることが分かる。
【0031】(比較例1)実施例1に於けるピリジノフ
タロシアニンに代えて、シアニンブルーKRO(山陽色
素社製C.l.ピグメント・ブルー15:3)を用いた
こと以外は実施例1と同様にしてガラス板に塗膜を形成
し、比較例1の光選択吸収性フィルターを得た。図2は
この光選択吸収性フィルターの分光透過スペクトルを示
している。図2に於いても、比較のためにカラー表示装
置の赤、緑、青の各色の発光スペクトルを重ねて示して
ある。比較例1の光選択吸収性フィルターでは、図2の
透過スペクトルの形状から判るように、長波長側の吸収
が620nm付近に生じるため、カラー表示装置の赤色
の発光ピークを大きく吸収し、輝度の低下を招くことが
分かる。
タロシアニンに代えて、シアニンブルーKRO(山陽色
素社製C.l.ピグメント・ブルー15:3)を用いた
こと以外は実施例1と同様にしてガラス板に塗膜を形成
し、比較例1の光選択吸収性フィルターを得た。図2は
この光選択吸収性フィルターの分光透過スペクトルを示
している。図2に於いても、比較のためにカラー表示装
置の赤、緑、青の各色の発光スペクトルを重ねて示して
ある。比較例1の光選択吸収性フィルターでは、図2の
透過スペクトルの形状から判るように、長波長側の吸収
が620nm付近に生じるため、カラー表示装置の赤色
の発光ピークを大きく吸収し、輝度の低下を招くことが
分かる。
【0032】(比較例2)実施例1に於けるアンスラキ
ノン系染料のC.I.Solvent Orage 68に代えて、C.I.SoIv
ent Red 111を用いたこと以外は実施例1と同様にして
ガラス板に塗膜を形成し、比較例2の光選択吸収性フィ
ルターを得た。図3はこの光選択吸収性フィルターの分
光透過率スペクトルを示している。図3に於いても、比
較のためにカラー表示装置の赤、緑、青の各色の発光ス
ペクトルを重ねて示してある。比較例2の光選択吸収性
フィルターでは、図3の透過スペクトルの形状から判る
ように、カラー表示装置の緑色の発光ピークを吸収して
しまい、比較例2の場合も輝度の低下を招くことが分か
る。
ノン系染料のC.I.Solvent Orage 68に代えて、C.I.SoIv
ent Red 111を用いたこと以外は実施例1と同様にして
ガラス板に塗膜を形成し、比較例2の光選択吸収性フィ
ルターを得た。図3はこの光選択吸収性フィルターの分
光透過率スペクトルを示している。図3に於いても、比
較のためにカラー表示装置の赤、緑、青の各色の発光ス
ペクトルを重ねて示してある。比較例2の光選択吸収性
フィルターでは、図3の透過スペクトルの形状から判る
ように、カラー表示装置の緑色の発光ピークを吸収して
しまい、比較例2の場合も輝度の低下を招くことが分か
る。
【0033】次に、上記実施例並びに比較例1及び2の
光選択吸収性フィルターをカラーCRT表示装置に実際
に使用した。その結果、本実施例の光選択吸収性フィル
ターを用いた表示装置では、赤、緑、青の各色の画素の
輝度は高く、しかも、反射光の光量は少なかった。これ
に対して、比較例1及び2の光選択吸収性フィルターを
用いたカラーCRT表示装置では、それぞれ赤色及び緑
色の輝度が低く、しかも反射光の光量はあまり低減され
ていなかった。
光選択吸収性フィルターをカラーCRT表示装置に実際
に使用した。その結果、本実施例の光選択吸収性フィル
ターを用いた表示装置では、赤、緑、青の各色の画素の
輝度は高く、しかも、反射光の光量は少なかった。これ
に対して、比較例1及び2の光選択吸収性フィルターを
用いたカラーCRT表示装置では、それぞれ赤色及び緑
色の輝度が低く、しかも反射光の光量はあまり低減され
ていなかった。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光選択吸
収性フィルターは、470nmから510nmの間の波
長領域と550nmから600nmの間の波長領域に於
ける光の透過率が、上記2つの波長領域以外の領域に於
ける光透過率より小さいので、カラー表示装置の赤、
緑、青色光の吸収による輝度低下を招くことなく、効率
よく外光を吸収する。
収性フィルターは、470nmから510nmの間の波
長領域と550nmから600nmの間の波長領域に於
ける光の透過率が、上記2つの波長領域以外の領域に於
ける光透過率より小さいので、カラー表示装置の赤、
緑、青色光の吸収による輝度低下を招くことなく、効率
よく外光を吸収する。
【0035】また、上記光選択吸収性フィルターを備え
たカラー表示装置を使用すれば、赤、緑、青色光の吸収
による輝度低下が少なく、かつ、反射光の少ない画面
を、本発明のカラー表示装置の使用者に提供することが
できる。
たカラー表示装置を使用すれば、赤、緑、青色光の吸収
による輝度低下が少なく、かつ、反射光の少ない画面
を、本発明のカラー表示装置の使用者に提供することが
できる。
【図1】本発明の一実施例に係る光選択吸収性フィルタ
ーの分光透過スペクトルを示す図である。
ーの分光透過スペクトルを示す図である。
【図2】比較例1の光選択吸収性フィルターの分光透過
スペクトルを示す図である。
スペクトルを示す図である。
【図3】比較例2の光選択吸収性フィルターの分光透過
率スペクトルを示す図である。
率スペクトルを示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 青色、緑色及び赤色の画素を有するカラ
ー表示装置に於ける外光を選択的に吸収する光選択吸収
性色材を有する光選択吸収性フィルターであって、47
0nmから510nmの間の波長領域と550nmから
600nmの間の波長領域とに於ける光の透過率が、上
記2つの波長領域以外の可視領域に於ける光の透過率よ
り小さいことを特徴とする光選択吸収性フィルター。 - 【請求項2】 前記光選択吸収性色材が、化1の一般式
(I)で示される金属−テトラ−2,3−ピリジノポルフ
ィラジン、化2の一般式(II)で示される金属−テトラ−
3,4−ピリジノポルフィラジン、化3の一般式(III)
で示されるテトラ−2,3−ピリジノポルフィラジン及
び化4の一般式(IV)で示されるテトラ−3,4−ピリジ
ノポルフィラジンからなる群から選択されるピリジノフ
タロシアニンと、アンスラキノン系染料とを含有してい
ることを特徴とする請求項1記載の光選択吸収性フィル
ター。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 (ここで、化1及び化2に於いて、Mは銅、コバルト、
ニッケル、亜鉛、鉄、錫及びアルミニウムから選択され
る中心金属を表し、Xは中心金属Mに直接結合している
配位子であってフッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子、
酸素原子、窒素原子、ヒドロキシ基又はシロキサン基を
表し、化1、化2、化3及び化4に於いて、Rはアルキ
ル基又はハロゲン原子を表し、nは0から3までの整数
を表す。) - 【請求項3】 前記アンスラキノン系染料が、ソルベン
ト・オレンジ(35,64,65,66,68,69,
71,77,86,87)、ソルベント・レッド(5
2,152,155,156,168,169,17
0,171,172,175,177,181,19
0,191)から選択される化合物である請求項2記載
の光選択吸収性フィルター。 - 【請求項4】 前記ピリジノフタロシアニンと前記アン
スラキノン系染料との重量比が、(ピリジノフタロシア
ニン/アンスラキノン系染料)=20/80〜80/2
0である請求項2又は3に記載の光選択吸収性フィルタ
ー。 - 【請求項5】 前記光選択吸収性色材をフィルム表面に
塗布することにより得られることを特徴とする請求項1
乃至4の何れかに記載の光選択吸収性フィルター。 - 【請求項6】 前記光選択吸収性色材をフィルム内に均
一に分散させたことを特徴とする請求項1乃至4の何れ
かに記載の光選択吸収性フィルター。 - 【請求項7】 前記光選択吸収性色材を、アルコ−ルを
含有する溶剤に分散し、該分散物をゾル−ゲル法により
ガラスにコーティングしたことを特徴とする請求項1乃
至4の何れかに記載の光選択吸収性フィルター。 - 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の光選択
吸収性フィルターを備えたことを特徴とするカラー表示
装置。
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