JPH08208274A - 着色膜形成用塗布液、着色膜及び着色膜を形成したガラス物品 - Google Patents

着色膜形成用塗布液、着色膜及び着色膜を形成したガラス物品

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JPH08208274A
JPH08208274A JP1013295A JP1013295A JPH08208274A JP H08208274 A JPH08208274 A JP H08208274A JP 1013295 A JP1013295 A JP 1013295A JP 1013295 A JP1013295 A JP 1013295A JP H08208274 A JPH08208274 A JP H08208274A
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film
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Toshiharu Hirai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】充分な低抵抗化が可能な着色材を用い、可視光
全域でほぼ均一な光吸収性を得る。 【構成】(Co、Fe)(Fe、Cr)24 の複合酸
化物顔料10gを水溶液50g中に添加しサンドミルで
2時間粉砕処理し平均2次粒径130nmのゾルを得た
(A液)。A液を水とエタノールの液で酸化物換算で固
形分濃度1.2重量%に希釈しブラウン管パネル表面に
スピンコーターで塗布、焼成し約100nm厚の着色膜
を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管用パネル等に適
用される着色膜形成用塗布液と、それを塗布することに
より形成される着色膜及び着色膜を形成したガラス物品
に関する。
【0002】
【従来の技術】着色膜、着色帯電防止膜、低反射帯電防
止膜、着色低反射帯電防止膜等のコーティング方法は、
従来より、光学機器用のみならず、民生用機器特にT
V、コンピュータ端末の陰極線管(CRT)用としても
多く検討がなされてきた。
【0003】膜の着色に関しては、特開平1−2756
64号公報に水溶性フタロシアニン化合物を用いる方法
が提案されている。また、帯電防止能を持つ着色膜につ
いては特開平1−251545号公報にメチルバイオレ
ットを用いた帯電防止膜の記述がある。しかし、これら
の着色材は耐熱性に乏しく、ブラウン管の製造工程中に
加熱された場合著しく退色する問題があった。
【0004】また、これらの物質は本質的に絶縁体であ
るため、膜に帯電防止性等を付与しようとする場合、着
色材に低抵抗物質を添加する必要があり、これら着色材
の安定性が乏しいため抵抗阻害をおこし、充分低抵抗化
ができない問題があった。
【0005】また着色膜の主目的は陰極線管の画像のコ
ントラスト向上にあるり、そのため可視光全域での均一
な吸収が必要となる。着色材としては黒色であることが
好ましいが、上記の従来の着色材では均一な吸収は非常
に困難であった。
【0006】帯電防止性に関しては、特開昭63−76
247号公報には、ブラウン管パネル表面を350℃程
度に加熱してCVD法により酸化錫及び酸化インジウム
等の低抵抗酸化物層を設ける方法が提案されている。し
かし、CVD法により帯電防止膜を形成させる手法は、
装置コストがかかることに加えてブラウン管表面を高温
に加熱するため、ブラウン管内の蛍光体の脱落を生じた
り寸法精度が低下する等の問題があった。またこの場
合、通常400℃程度の高温を必要とし、低温で焼成し
た場合に充分に低抵抗の膜が得られない欠点がある。
【0007】低反射性に関しては、特開昭61−118
931号公報記載のように、ブラウン管表面に防眩効果
をもたせるために表面に微細な凹凸を有するSiO2
を付着させたり、フッ酸により表面をエッチングして凹
凸を設ける等の方法が採られてきた。
【0008】しかし、これらの方法は外部光を散乱させ
るノングレア処理と呼ばれ、本質的に低反射層を設ける
方法ではないため反射率の低減には限界があり、またブ
ラウン管等においては解像度を低下させる原因ともなっ
ていた。
【0009】低反射低抵抗膜については、特開平3−9
3136号公報にイオンプレーティング法による光学多
層膜を設ける方法が記載されている。しかし、イオンプ
レーティングによる方法は工業的に安価とはいえない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の課題を
解決しようとするものであり、高性能を有する新規な着
色膜形成用塗布液、着色膜及び着色膜を形成したガラス
物品を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、Ti、V、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Cu及びZnのうち少な
くとも1種の元素を含む複合酸化物顔料を分散させた液
を含むことを特徴とする着色膜形成用塗布液を提供す
る。
【0012】本発明の前記塗布液中にSn、In、S
b、Zn、Al、Ti、Si及びGaの群から選ばれる
少なくとも1つの金属の化合物であって、前記複合酸化
物顔料とは別異の化合物を含むようにすれば、低抵抗の
着色膜形成用塗布液となり、形成膜に帯電防止性を付与
でき好ましい。前記化合物としてはSnO2 、In2
3 、ZnO、Al23 、TiO2 、SiO2 (シリカ
ゾル)、SbドープSnO2 、SnドープIn23
(ITO)、Al(又はGa)ドープZnO、Al(又
はGa)ドープTiO2 等が好ましい。
【0013】本発明の着色膜形成用塗布液を塗布するこ
とにより形成された着色膜は、380〜700nmの光
の波長領域において透過率が低下し、ほぼ全可視光の波
長領域で透過率を調整でき好ましい。透過率の低下の程
度については、実用上コントラストの向上が得られる範
囲でよく、少なくとも5%以上の低下が生ずるのがよ
く、好ましくは5〜30%の低下が生ずるのがよい。3
0%を超えると画像自体の輝度が落ちるため好ましくな
い。
【0014】この場合、本発明の着色膜形成用塗布液中
に前述のようなSn、In、Sb、Zn、Al、Ti、
Si及びGaの群から選ばれる少なくとも1つの金属の
化合物を含むようにすれば、380〜700nmの光の
波長領域において透過率が低下しかつ帯電防止能を有す
る低抵抗着色膜が形成できる。前記帯電防止能について
は、帯電したガラス物品の静電荷減衰がすみやかになさ
れればよく、少なくとも1×1010Ω/□以下、好まし
くは1×107 Ω/□以下の表面(電気)抵抗であれば
よい。
【0015】また、透明基体上に基体側から本発明の着
色膜を形成し、その上に前記着色膜より低屈折率の被膜
を順次形成すれば、反射防止性を付与された多層の低反
射着色膜が形成できる。
【0016】本発明の着色膜、低抵抗着色膜、低反射着
色膜、低抵抗低反射着色膜は、陰極線管(CRT)等の
ディスプレイ用途に供されるガラス物品に好ましく用い
られる。ガラス物品としての陰極線管は、近年コンピュ
ータ装置の端末表示装置等に使用される場合、高解像度
の要求とともにハイコントラストの要求も高まりつつあ
る。
【0017】しかし、コントラストの向上を期してガラ
ス自体の透過率を低下させた場合、ディスプレイの大型
化に伴ってパネルのフェイスプレートの肉厚も厚くなっ
てくるので、特に大型ディスプレイでは透過率の著しい
低下が問題となる。
【0018】本発明では、ガラス自体の透過率を下げる
ことなくその表面に膜を形成し、この膜に光吸収性を付
与させることによりコントラストの向上を図る。したが
って、種々の肉厚を持つディスプレイ用ガラスパネルへ
の自在な光吸収性の付与がきわめて容易である。
【0019】陰極線管の発光スペクトルは複数のスペク
トルで構成され、発光スペクトルのバランスを崩さずに
コントラストの向上を図るには、特定の光吸収を持つ着
色膜よりも可視光領域にわたって均一の光吸収をもつ着
色膜が好ましい。
【0020】このような観点から鋭意研究を行った結
果、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu及
びZnのうち少なくとも1種の元素を含む複合酸化物顔
料を分散させた液を含む塗布液を用いることにより、可
視光領域においてほぼ均一かつ充分な着色力を有し、さ
らに耐熱性にも優れた着色膜が製造できることが判明し
た。また上記着色材を含む液は安定であり、従来公知で
ある種々の低抵抗性物質、たとえばSn、In等の酸化
物と混合して低抵抗の着色膜形成用塗布液を容易に製造
しうることも判明した。
【0021】本発明において用いられるTi、V、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Cu及びZnのうち少な
くとも1種の元素を含む複合酸化物顔料は種々の物質が
使用できる。複合酸化物顔料は、通常、原料を混合後焼
成して製造され、他の顔料あるいは染料に比べて耐熱性
及び耐薬品性に優れるという長所があり、本発明にとっ
て好ましい効果を有する。本発明でいう平均粒径は、基
体に塗布する塗布液中における平均粒径を示し、たとえ
ば1次粒子をゾルにして2次粒子を形成させそれを塗布
液に用いるような場合は平均2次粒径を示す。
【0022】複合酸化物顔料の結晶構造としてはガーネ
ット型、ルチル型、オリビン型、スピネル型等種々の構
造を有する物質がある。具体的にはガーネット型として
3CaO・Cr23 ・3SiO2 、ルチル型として(
Ni、Sb、Ti)O2 、オリビン型としてCo2 Si
4 、スピネル型としてCo(Al、Cr)24 等の
物質があげられる。また特殊な構造としてはZrSiO
4 にVが固溶した複合酸化物等があげられる。本発明に
おいては、これらの結晶構造を有するいずれの複合酸化
物も好ましく使用できる。
【0023】ここで、スピネル型複合酸化物は一般式A
24 (A、Bは金属元素)で示され、前記一般式中
において結晶中で金属原子が占有する位置が複数あり、
数種の金属原子で置換可能である。一般に金属酸化物の
光吸収特性は金属種に依存し、通常はその金属に特有な
波長の光を選択的に吸収する。スピネル型複合酸化物の
場合は前述の如く複数の金属原子を結晶中に固溶可能で
あり、そのため可視光全域にわたる均一な吸収が得られ
る。したがって、特に本発明の目的に沿ったものであり
好ましく使用できる。
【0024】スピネル型複合酸化物顔料の組成として
は、CuCr24 、(Co、Fe)(Fe、Cr)2
4 、(Fe、Mn)(Fe、Mn)24 、(Ni、
Fe)(Fe、Cr)24 、(Fe、Co)Fe2
4 、(Zn、Mn)(Al、Cr、Fe)24 、(Z
n、Co)(Al、Cr)24 等があげられる。
【0025】複合酸化物顔料は、平均粒径が5〜200
nmであることが好ましい。5nm未満では液中での分
散安定性に乏しく、200nm超では塗膜外観が悪化す
るため好ましくない。複合酸化物顔料の塗布液中での含
有量は、全固形分量に対し1〜90重量%であることが
好ましい。1重量%未満では着色性能が充分でなく、9
0重量%超では膜の強度が低下するため好ましくない。
【0026】複合酸化物を含む液を合成する際には複合
酸化物粒子が液中に均一に分散していることが必要であ
る。粒子の均一分散が可能な手法であれば分散媒、分散
法等は特に限定されず、公知の種々の分散媒、分散法が
使用できる。
【0027】特に好ましくは水又はアルコール等の有機
溶媒中に粒子を添加し、界面活性剤、樹脂、酸、アルカ
リ等の分散助剤を添加し、コロイドミル、サンドミル、
ホモジナイザー等の市販の粉砕器で分散させる手法を採
用できる。特に分散助剤としては界面活性剤、樹脂が分
散効率の点から有効である。界面活性剤のうちでは特に
陰イオン系及び非イオン系界面活性剤は好ましい。また
樹脂としてはセルロース樹脂、ポリビニルアルコール、
ポリフッ化スチレンあるいはポリスチレン、エポキシ樹
脂、PET(ポリエチレンテレフタラート)、フェノー
ル樹脂、ポリウレタン等が使用できる。
【0028】本発明においては、塗布液中に複合酸化物
を含むことで所期の目標を達成可能であるが、顔料は通
常電気伝導性に乏しい。そのため、帯電防止性等の電気
的特性を膜に付与する場合には、塗布液中にSn、I
n、Sb、Zn、Al、Ti、Si及びGaの群から選
ばれる少なくとも1種の化合物を含有させることによ
り、透過率、表面抵抗を制御できる。特にSbドープS
nO2 又はSnドープInO2 を塗布液中に添加した場
合、前記酸化物は可視光に対しほぼ透明でかつ低抵抗性
であるため、塗膜の表面抵抗を低下させつつ、透過率の
制御ができる。
【0029】本発明においては、塗布液中に公知の染料
又は顔料を添加することにより得られる低抵抗着色膜の
色調を変化させうる。染料としては公知のアゾ染料、ア
ントラキノン染料等が使用できる。複合酸化物以外の顔
料も種々使用でき、これらのうち特に窒素を0.1〜3
0重量%含有するTiOx (1.0≦x<2.0)は着
色力に優れ、またある程度の電導性も有しており、さら
に分散性、安定性に優れるため特に好ましい。
【0030】前記の窒素含有TiOx (1.0≦x<
2.0)の構造については、詳細には判明していない
が、ルチル型TiO2 とアナタース型TiO2 の混相で
あると考えられる。TiO2 結晶中に酸素欠損構造が存
在し、その欠損した結晶格子に窒素Nが入り込んだもの
と考えられる。したがって、より正確には若干量のTi
ONあるいはTiNを含有する酸素欠損型TiO2 であ
るといえる。これをX線回折法により分析すると、既知
のTiO2 ピークの他に未知の弱いピークが観測でき、
TiONのピークと推定できるが正確には不明である。
【0031】窒素を多量に含有しうるTiOx (1.0
≦x<2.0)は、ON計(酸素窒素測定計)等により
その窒素含有量(重量%)を正確に測定できる。
【0032】また、Si化合物は液中に添加した場合膜
外観が向上するため好ましい。Si化合物としては特に
制限されず、Si(OR)m4-m (mは1〜4の整
数、Rは炭素が1〜4個のアルキル基)で示される化合
物、又はその加水分解物、部分加水分解物が好ましい。
ケイ酸ソーダのイオン交換法等の公知手法によって得ら
れる重合ケイ酸よりなるシリカゾルも好ましく使用でき
る。
【0033】本発明では着色膜用塗布液又は低抵抗着色
膜形成用塗布液として、複合酸化物を分散させた液又は
さらに抵抗低減成分を添加した液をそのまま用いること
もできる。また種々の溶媒で希釈して用いることもでき
る。使用できる溶媒としては特に限定はなく、水、アル
コール、ケトン、エーテル、エステル類等種々の有機溶
媒が使用できる。シリコーンオイル等のレベリング剤も
添加できる。
【0034】さらに上記着色膜又は低抵抗の着色膜形成
用塗布液を用いて得られる着色膜又は低抵抗着色膜上
に、前記膜よりも低屈折率の膜を形成し、解像度を損な
うことなく蛍光灯の写り込み等を制御する低反射性能を
も付与しうる。
【0035】一般に、薄膜の光学的性能はその膜を構成
する屈折率と膜厚で決定される。ここで、一定の屈折率
S を有する透明基体上に屈折率nを有する薄膜を付着
させ、屈折率n0 の溶質中より波長λの光が入射した場
合のエネルギー反射率Rを求める。光が膜中を通過する
際の位相差をΔとすると、Δ=4πnd/λ(d:膜
厚)であり、Δ=(2m1 +1)π(m1 は0以上の整
数)、すなわち位相差Δが半波長の奇数倍の時に極小値
をとり、このとき、(1)式のようになる。
【0036】無反射条件を満たすには、(1)式におい
てR=0とおき、(2)式の条件が必要とされる。
(2)式を2層構成に拡張した場合、(3)式のように
なる。ただし、n1 は媒質側層の屈折率、n2 は基体側
層の屈折率である。
【0037】
【数1】
【0038】ここで、n0 =1(空気)、nS =1.5
2(ガラス)を(3)式に適用した場合、n2 /n1
1.23となる。この場合、2層構成膜の最大の低反射
性が得られる。n2 /n1 =1.23を満たさなくて
も、2層膜の屈折率がこれに近い値をとれる場合、低反
射性が得られる。したがって、基体側に設ける高屈折率
層と媒質側に設ける低屈折率層は両者の屈折率比ができ
るだけ1.23に近い値を選択するのが望ましい。
【0039】本発明において、所望の低反射膜を得るに
は、多層膜間の屈折率差とあわせて膜厚も重要な要素で
ある。反射防止性能を有する多層の低反射膜の構成とし
ては、反射防止をしたい波長をλとして、基体側より高
屈折率層及び低屈折率層を光学厚みλ/2及びλ/4で
構成した低反射膜、基体側より中屈折率層、高屈折率層
及び低屈折率層を光学厚みλ/4、λ/2及びλ/4で
順次形成した3層の低反射膜、基体側より低屈折率層、
中屈折率層、高屈折率層及び低屈折率層を光学厚みλ/
4、λ/4、λ/2及びλ/4で順次形成した4層の低
反射膜等が典型例として知られている。
【0040】また、着色膜、低反射着色膜あるいは低抵
抗低反射着色膜において、低屈折率膜を構成する物質と
してはケイ素化合物が屈折率、膜強度の点で好ましく用
いられる。ケイ素化合物としては、Si(OR)m
4-m (mは1〜4の整数、Rは炭素が1〜4個のアルキ
ル基)で示される化合物、又はその加水分解物、部分加
水分解物が好ましい。ケイフッ化水素酸、ホウ酸を含む
水溶液に二酸化ケイ素粉末を飽和させてなる溶液より析
出させてできるケイ素化合物も、使用できる。
【0041】前記Si(OR)m4-m で示される化合
物又は部分加水分解物の低抵抗着色膜上への塗布方法と
しては、スピンコート法、ディップコート法、スプレー
法、ロールコーター法、メニスカスコーター法等種々考
えられ、特にスピンコート法は量産性、再現性に優れ、
好ましい。かかる方法によって、10nm〜1μm程度
の膜が形成できる。
【0042】本発明の着色膜は高屈折率の複合酸化物を
含有するため、上記低屈折率膜との2層で構成した場合
前述の低反射性能が容易に発現できる。
【0043】本発明において、着色膜、帯電防止性を有
する低抵抗着色膜、帯電防止性及び低反射性を有する低
抵抗低反射着色膜を形成する透明基体としては特に限定
されない。目的に応じてソーダライムシリケートガラ
ス、アルミノシリケートガラス、ボロシリケートガラ
ス、リチウムアルミノシリケートガラス、石英ガラス等
のガラス、鋼玉等の単結晶、マグネシア、サイアロン等
の透光性セラミックス、ポリカーボネート等のプラスチ
ックも使用できる。
【0044】
【作用】本発明の着色膜、低抵抗着色膜又は低抵抗低反
射着色膜においては、着色成分として着色力及び耐熱性
に優れた複合酸化物の均一分散液を含む塗布液を用いて
成膜されるため、高性能を有する膜が容易に得られる。
【0045】
【実施例】以下に、実施例(例1〜13)、比較例(例
14〜17)により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらによって限定されない。
【0046】(1)透過率評価 日立製作所製スペクトロフォトメーターU−3500に
より視感透過率を測定した。さらにこの値よりブランク
値として測定したブラウン管パネルの視感透過率を差し
引き、膜による透過率低下を算出した。
【0047】(2)低抵抗性評価 低抵抗着色膜について三菱油化製ハイレスタ抵抗測定器
により相対湿度30%以下の雰囲気中で膜表面の表面抵
抗を測定した。
【0048】(3)耐擦傷性 1kg重の荷重下、消しゴムで膜表面を50回往復後、
その表面の傷の付き方を目視で判断した。評価基準は、
○:傷が全く付かない、△:傷が多少付く、×:多く傷
が付くか剥離、とした。
【0049】(4)視感反射率 低反射着色膜、低反射低抵抗着色膜についてGAMMA
分光反射スペクトル測定器により膜の380〜700n
mの視感反射率を測定した。
【0050】(例1)組成式(Co、Fe)(Fe、C
r)24 で示される複合酸化物顔料(平均1次粒径3
5nm)10gを、あらかじめ界面活性剤(ノニルフェ
ノールエトキシレート)3.0gを添加した水溶液50
g中に添加して、サンドミルで2時間粉砕処理後、水で
濃度10重量%に調整し平均2次粒径130nmのゾル
を得た(A液)。
【0051】A液を水:エタノール=20:80重量比
の液で酸化物換算で固形分濃度1.2重量%となるよう
に希釈後、ブラウン管パネル表面(フェース外面)にス
ピンコーターで100rpmの回転速度で60秒間塗布
し、その後160℃で30分間加熱し約100nmの厚
さの着色膜を得た。
【0052】(例2)組成式(Ni、Fe)(Fe、C
r)24 で示される複合酸化物顔料(平均1次粒径3
5nm)10gを、あらかじめ界面活性剤(ノニルフェ
ノールエトキシレート)3.0gを添加した水溶液50
g中に添加してサンドミルで2時間粉砕処理後、水で濃
度10重量%に調整し平均2次粒径130nmのゾルを
得た(B液)。
【0053】B液を水:エタノール=20:80重量比
の液で酸化物換算で固形分濃度1.2重量%となるよう
に希釈後、例1と同様にしてスピンコーターによりブラ
ウン管パネル表面に着色膜を形成した。
【0054】(例3)組成式CoAl24 で示される
複合酸化物顔料(平均1次粒径25nm)10gを、あ
らかじめ10重量%ポリビニルアルコール水溶液5.0
gを添加した水溶液50g中に添加して、サンドミルで
2時間粉砕処理後、水で濃度10重量%に調整し平均2
次粒径130nmのゾルを得た(C液)。
【0055】C液を水:エタノール=20:80重量比
の液で酸化物換算で固形分濃度1.2重量%となるよう
に希釈後、例1と同様にしてスピンコーターによりブラ
ウン管パネル表面に着色膜を形成した。
【0056】(例4)組成式Co2 SiO4 で示される
複合酸化物顔料(平均1次粒径25nm)10gを、あ
らかじめ界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸アン
モニウム)3.0gを添加した水溶液50g中に添加し
て、サンドミルで2時間粉砕処理後、水で濃度10重量
%に調整し平均2次粒径130nmのゾルを得た(D
液)。
【0057】D液を水:エタノール=20:80重量比
の液で酸化物換算で固形分濃度1.2重量%となるよう
に希釈後、例1と同様にしてスピンコーターによりブラ
ウン管パネル表面に着色膜を形成した。
【0058】(例5)例1における160℃、30分間
の加熱処理を450℃、30分間に変更して約95nm
の厚さの着色膜を得た。
【0059】(例6)SbドープSnO2 粉末(原子比
でSb/Sn=0.15、平均1次粒径10nm)15
gを、水85g中に添加して、サンドミルで16時間粉
砕して90℃で1時間加熱後、水で酸化物換算固形分濃
度10重量%に調整し、平均2次粒径50nmのゾルを
得た(E液)。
【0060】A液とE液を3:7の重量比となるように
混合し、さらに水: エタノール=20:80重量比の液
で固形分濃度1.2重量%となるように希釈後、例1と
同様にスピンコーターによりブラウン管パネル表面に低
抵抗着色膜を形成した。
【0061】(例7)B液とE液を3:7の重量比とな
るように混合し、さらに水: エタノール=20:80重
量比の液で固形分濃度1.2重量%となるように希釈
後、例1と同様にスピンコーターによりブラウン管パネ
ル表面に低抵抗着色膜を形成した。
【0062】(例8)SnドープIn23 粉末(原子
比でSn/In=0.2、平均1次粒径30nm)15
gを、水85g中に添加して、サンドミルで16時間粉
砕して90℃で1時間加熱後、水で酸化物換算固形分濃
度10重量%に調整し平均2次粒径50nmのゾルを得
た(F液)。
【0063】D液とF液を3:7の重量比となるように
混合し、さらに水: エタノール=20:80重量比の液
で固形分濃度1.2重量%となるように希釈後、例1と
同様にスピンコーターによりブラウン管パネル表面に低
抵抗着色膜を形成した。
【0064】(例9)Si(OC254 のエタノー
ル溶液(酸化物換算固形分5重量%)に、SiO2 :水
のモル比が1:8となるように水をpH2.8に調整し
た硝酸酸性水溶液として添加し、1時間撹拌後プロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテート:イソプロ
ピルアルコール:ジアセトンアルコール=5:4:1の
重量比に調整された混合有機溶媒で酸化物換算固形分濃
度1.0重量%となるように希釈した(G液)。
【0065】例1における160℃、30分の加熱処理
を60℃、10分の加熱処理に変更し約105nmの厚
さの着色膜を得た。この膜の上にG液をスピンコーター
で100rpmの回転速度で60秒間塗布し、その後1
60℃で30分間加熱し低反射着色膜を得た。
【0066】(例10)例5における160℃、30分
の加熱処理を60℃、10分の加熱処理に変更し、約1
05nmの厚さの着色膜を得た。この膜の上にG液をス
ピンコーターで100rpmの回転速度で60秒間塗布
し、その後160℃で30分間加熱し低反射低抵抗着色
膜を得た。
【0067】(例11)例7における160℃、30分
の加熱処理を60℃、10分の加熱処理に変更し約10
5nmの厚さの着色膜を得た。この膜の上にG液をスピ
ンコーターで100rpmの回転速度で60秒間塗布
し、その後160℃で30分間加熱し低反射低抵抗着色
膜を得た。
【0068】(例12)A液とE液とG液を3:6:1
の重量比となるように混合したのち、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート:イソプロピルアル
コール:ジアセトンアルコール=5:4:1の重量比に
調整された混合有機溶媒で酸化物換算固形分濃度1.2
重量%となるように希釈した。その後、ブラウン管パネ
ル表面にスピンコーターで100rpmの回転速度で6
0秒間塗布し、その後60℃で10分間加熱し約110
nmの厚さの低抵抗着色膜を得た。この膜の上にG液を
スピンコーターで100rpmの回転速度で60秒間塗
布し、その後160℃で30分間加熱し低反射低抵抗着
色膜を得た。
【0069】(例13)例11における160℃、30
分間の加熱処理を450℃、30分間の加熱処理に変更
して低反射低抵抗着色膜を得た。
【0070】(例14)銅フタロシアニンブルーをエタ
ノール中に固形分濃度1重量%となるように分散した
(H液)。H液とG液を重量比3:7となるように混合
し、ブラウン管パネル表面(フェース外面)にスピンコ
ーターで100rpmの回転速度で60秒間塗布し、そ
の後160℃で30分間加熱し約100nmの厚さの膜
を得た。
【0071】(例15)例14における160℃、30
分間の加熱処理を450℃、30分間に変更して約95
nmの厚さの膜を得た。
【0072】(例16)E液をエタノールで固形分濃度
1.2重量%となるように希釈した後、例14と同様に
してスピンコーターにより膜を形成した。
【0073】(例17)例14における160℃、30
分間の加熱処理を60℃、10分間に変更して約105
nmの厚さの膜を得た。この膜の上にG液をスピンコー
ターで100rpmの回転速度で60秒間塗布し、その
後450℃で30分間加熱し約100nmの厚さの膜を
得た。
【0074】例1〜17のにおける膜の透過率低下、表
面抵抗値、視感反射率、耐擦傷性を表1に示す。
【0075】
【表1】
【0076】
【発明の効果】本発明における複合酸化物分散液を含む
着色膜形成用塗布液により、耐擦傷性、耐熱性に優れ、
可視光領域全域における膜の透過率を均一かつ自在に調
整できるという高品位な着色性を膜に付与し得る。ま
た、導電性成分を付与することにより、充分な帯電防止
性を付与できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 恵子 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 (72)発明者 石関 健二 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 (72)発明者 小松 通郎 福岡県北九州市若松区北湊町13−2 触媒 化成工業株式会社若松工場内 (72)発明者 平井 俊晴 福岡県北九州市若松区北湊町13−2 触媒 化成工業株式会社若松工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、N
    i、Cu及びZnのうち少なくとも1種の元素を含む複
    合酸化物顔料を分散させた液を含むことを特徴とする着
    色膜形成用塗布液。
  2. 【請求項2】塗布液中にSn、In、Sb、Zn、A
    l、Ti、Si及びGaの群から選ばれる少なくとも1
    つの金属の化合物を含む請求項1記載の着色膜形成用塗
    布液。
  3. 【請求項3】請求項1記載の着色膜形成用塗布液を塗布
    することにより形成された、380〜700nmの光の
    波長領域において透過率が低下することを特徴とする着
    色膜。
  4. 【請求項4】請求項2記載の着色膜形成用塗布液を塗布
    することにより形成された、380〜700nmの光の
    波長領域において透過率が低下しかつ帯電防止能を有す
    ることを特徴とする低抵抗着色膜。
  5. 【請求項5】透明基体上に基体側から請求項3又は4記
    載の着色膜を形成し、その上に前記着色膜より低屈折率
    の被膜が順次形成されてなることを特徴とする多層の低
    反射着色膜。
  6. 【請求項6】請求項3、4又は5記載の着色膜が表面に
    形成されてなることを特徴とするガラス物品。
  7. 【請求項7】前記ガラス物品が陰極線管用パネルである
    請求項6記載のガラス物品。
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JP2000214310A (ja) * 1999-01-21 2000-08-04 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 遮光フィルム
JP2008247037A (ja) * 1996-11-07 2008-10-16 Fujifilm Corp 反射防止フイルムの製造方法
JP2013503369A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 帯電防止コーティングを有する光学デバイス

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