JP2001208670A - 走査形プローブ顕微鏡 - Google Patents

走査形プローブ顕微鏡

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 探針や試料を安全にしっかりと装着側に固定
できる走査形プローブ顕微鏡を提供すること。 【解決手段】 探針ホルダ17の吸着部19が探針装着
部13の回転板15に当接される。次に、前記回転板1
5を左に90度ほど回転させるために、吸着部19が回
転板15に当接した状態で探針ホルダ17が左に90度
ほど回転される。この結果、回転板15は、90度ほど
左に回転する。この状態においては、磁場遮断板14と
回転板15によって容器口が完全に覆われなくなるの
で、その隙間から永久磁石12による磁場が外に漏れ
る。このため、探針ホルダ17の強磁性材料で作製され
た吸着部19は、探針装着部13に吸着固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、走査形トンネル
顕微鏡や原子間力顕微鏡などの走査形プローブ顕微鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】 現在、走査形トンネル顕微鏡や原子間
力顕微鏡などの走査形プローブ顕微鏡は、表面観察装置
として必要不可欠な装置となっている。
【0003】このような走査形プローブ顕微鏡において
は、探針や試料がスキャナに装着されて表面観察が行わ
れるが、その装着方式においては、次の条件などが満た
されていることが重要である。 1)探針や試料の装着/脱着が容易である。 2)超高真空にも対応できる。 3)熱の影響を受けにくい。 4)磁場を漏洩させない。 5)振動による問題を避けるために、探針や試料をしっ
かりと固定できる。
【0004】これまで、探針や試料のスキャナへの装着
方式として、ねじ込み式やスプリング方式やマグネット
方式などが一般的に採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
したねじ込み式では、探針や試料をスキャナにしっかり
と固定できるが、ねじのねじ込み過ぎにより、圧電素子
で作製されたスキャナに大きな負荷がかかって、スキャ
ナが破損する問題が起きている。
【0006】また、スプリング方式では、スプリングの
ばね力の低下によって強い固定ができなくなり、表面観
察が正確に行えなくなる。
【0007】また、マグネット方式では、探針や試料を
スキャナにしっかりと固定できるが、それらをスキャナ
から取り外す時に大きな負荷がスキャナにかかって、ス
キャナが破損する問題が起きている。さらに、走査形プ
ローブ顕微鏡は、走査電子顕微鏡などを装着することが
あるが、この場合に、走査電子顕微鏡像観察中に電子ビ
ームがマグネットによって曲げられる問題が発生してい
る。
【0008】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
ので、その目的は、探針や試料を安全にしっかりと装着
側に固定できると共に、探針や試料を安全に装着側から
取り外すことができ、さらに、荷電粒子線装置を装着し
たときでも荷電粒子線を曲げることのない走査形プロー
ブ顕微鏡を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成する第
1の本発明の走査形プローブ顕微鏡は、以下の構成
(a)〜(c)を備えた探針装着機構と、(a)試料室
に配置された磁化容器、(b)その磁化容器の中に配置
された磁石、(c)前記磁化容器の容器開口部に取り付
けられ、前記磁石による磁場を遮断および漏洩可能に構
成された探針装着部、強磁性材料で作製された吸着部を
有する、探針を保持するための探針ホルダを備えた走査
形プローブ顕微鏡であり、前記探針装着部において前記
磁石による磁場がその外部に漏洩されて、前記探針ホル
ダの吸着部が探針装着部に吸着固定されることを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】 以下、図面を用いて本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】図1は、本発明の走査形プローブ顕微鏡の
一例として示した、走査形トンネル顕微鏡の概略図であ
る。
【0012】図1において、1は試料室チャンバであ
り、試料室チャンバ1の内部、すなわち試料室2には試
料ステージ3が配置されている。この試料ステージ3
は、x,yおよびz方向に移動可能に構成されており、
試料ステージ3上に試料4が載置されている。
【0013】5は、試料室2の固定端であり、この固定
端5にスキャナ6が固定されている。スキャナ6は、圧
電素子で作製された円筒型のスキャナであり、xスキャ
ナ7とyスキャナ8とzスキャナ9で構成されている。
そして、探針装着機構10が、前記zスキャナ9の試料
側端面に取り付けられている。
【0014】この探針装着機構10は、磁化容器11
と、その磁化容器11の中に配置された永久磁石12
と、磁化容器11の容器開口部Oに取り付けられた探針
装着部13で構成されている。
【0015】このような探針装着機構10の各構成につ
いて詳しく説明すると、前記磁化容器11は、FeやN
iなどの強磁性材料で作製された円筒状の容器であり、
その容器の底部が前記zスキャナ9に取り付けられてい
る。
【0016】また、前記探針装着部13は、図2(a)
に示すような磁場遮断板14と、図2(b)に示すよう
な回転板15で構成されている。この磁場遮断板14
は、扇状の遮断部14aと扇状の遮断部14bを有して
おり、遮断部14bには回転止め14b’が設けられて
いる。そして、磁場遮断板14の中心位置にピン溝14
cが設けられている。
【0017】一方、前記回転板15は、扇状の回転部1
5aと扇状の回転部15b、および窓部15c,15d
を有しており、回転板15の中心位置にピン穴15eが
開けられている。図2(c)は、図2(b)のA−B断
面図を示した図であり、回転板15の内径l1は、前記
磁化容器11の外径とほぼ同じであり、また、回転板1
5の内側の高さl2は、前記磁場遮断板14の厚さとほ
ぼ同じである。この回転板15と前記磁場遮断板14
は、いずれもFeやNiなどの強磁性材料で作製されて
いる。
【0018】図3(a)は、図2(a)に示した磁場遮
断板14が、磁化容器11の容器開口の周縁部に取り付
けられた状態を試料側から見た図であり、この図3
(a)は、図2(b)に示した回転板15が磁場遮断板
14に取り付けられる前の状態を示したものである。こ
の図3(a)の状態においては、磁化容器11の中の永
久磁石12が試料側から見えている。
【0019】そして、図3(b)は、図3(a)の状態
から、回転板15が磁場遮断板14に取り付けられた状
態を試料側から見た図であり、回転板15はピン16に
より磁場遮断板14に取り付けられている。この回転板
15は、ピン16を中心として、磁場遮断板14上をス
ライドしながら回転可能であるが、その回転は前記回転
止め14b’で規制される。
【0020】図3(b)の状態は、回転板15の回転部
15aが回転止め14b’に当接していて、回転板15
をそれ以上右に回転できない状態であり、この状態にお
いては、磁化容器11の中の永久磁石12は試料側から
全く見えない。また、図3(c)は、図3(b)のC−
D断面図を示した図である。なお、前記回転止め14
b’は、回転板15の試料に対向する面よりも試料側に
突出していない。
【0021】以上、探針装着機構10の各構成について
説明したが、図1において17は探針ホルダであり、図
1は、探針ホルダ17が探針装着部13に装着される前
の状態を示した図である。探針ホルダ17は、探針18
を保持しており、また、FeやNiなどの強磁性材料で
作製された吸着部19を有している。この吸着部19の
形状は円盤状であり、その直径は前記回転板15の外径
とほぼ同じである。
【0022】なお、図1における試料室2は、図示しな
い排気装置により超高真空に排気可能に構成されてい
る。
【0023】以上、図1の装置構成について説明した
が、以下に、上述した探針ホルダ17を探針装着部13
に装着する場合について説明する。
【0024】なお、この探針ホルダ17の装着前におい
ては、探針装着部13は図3(b)に示した状態にある
ものとする。
【0025】さて、探針ホルダ17を探針装着部13に
装着する場合、オペレータは、図示していない探針ホル
ダ移送機構で探針ホルダ17を把持し、探針ホルダ17
の吸着部19が探針装着部13の回転板15に当接する
ように、探針ホルダ移送機構を操作する。
【0026】このような操作により吸着部19が回転板
15に当接したとき、探針装着部13は図3(b)に示
した状態にあるが、この図3(b)の状態においては、
強磁性材料でそれぞれ作製された磁場遮断板14と回転
板15によって、磁化容器11の容器口が完全に覆われ
ており、この磁場遮断板14と回転板15と磁化容器1
1で完全に閉じた磁路が形成されている。このように、
前記永久磁石12による磁場は磁場遮断板14と回転板
15で遮断されて、探針装着部13から外に漏れていな
いので、この状態では、探針ホルダ17の強磁性材料で
作製された吸着部19は、探針装着部13に吸着固定さ
れない。
【0027】そこで、オペレータは、前記回転板15を
左に90度ほど回転させるために、吸着部19が回転板
15に当接した状態で探針ホルダ17が左に90度ほど
回転するように、前記探針ホルダ移送機構を操作する。
【0028】このような操作により、回転板15は、図
4(a)に示すように90度ほど左に回転する。この状
態においては、磁場遮断板14と回転板15によって磁
化容器口が完全に覆われなくなり、回転板15の窓部1
5c,15dから永久磁石12による磁場が外に漏れ
る。このため、探針ホルダ17の強磁性材料で作製され
た吸着部19は、永久磁石12による磁力によって探針
装着部13に吸着固定される。
【0029】そして、探針ホルダ17が探針装着部13
に吸着固定されると、オペレータは、前記探針ホルダ移
送機構による探針ホルダの把持を解除して、探針ホルダ
移送機構を所定の位置に退避させる。
【0030】図4(b)は、探針ホルダ17が探針装着
部13に装着されたときの状態を示した図である。
【0031】このようにして、探針ホルダ17が探針装
着部13に吸着固定されるが、このとき、強磁性材料で
それぞれ作製された磁場遮断板14と回転板15と吸着
部19によって、前記磁化容器11の容器口が完全に覆
われており、この磁場遮断板14と回転板15と吸着部
19と磁化容器11で完全に閉じた磁路が形成されてい
る。このため、探針ホルダ装着時でも、前記永久磁石1
2による磁場は試料面方向などに漏れることはなく、走
査電子顕微鏡を走査形プローブ顕微鏡に装着した場合で
も、漏洩磁場により電子ビームが偏向されることはな
い。
【0032】なお、探針ホルダ17を探針装着部13か
ら取り外すには、探針移送機構で探針ホルダ17を把持
して、今度は探針ホルダ17を右に回転させれば良い。
すると、その回転に伴って回転板15が右に回転し、磁
石による探針ホルダの吸着力が弱まって、探針ホルダ1
7を探針装着部13から取り外すことができる。
【0033】以上、図1に示した走査形トンネル顕微鏡
について説明したが、このような装置においては、装着
側を破損させずに探針を装着側にしっかりと固定でき、
また、装着側を破損させずに探針を装着側から簡単に取
り外すことができる。
【0034】なお、本発明はこの例に限定されるもので
はなく、以下に他の例について説明する。
【0035】上記例においては、スキャナに探針ホルダ
を装着する場合について説明したが、図5に示すような
試料ホルダを図1に示したような装着側に装着するよう
にしても良い。図5における試料ホルダ20は、試料2
1を保持しており、また、FeやNiなどの強磁性材料
で作製された吸着部22を有している。この吸着部22
の形状および大きさは、前記吸着部19とほぼ同じであ
る。この場合、前記探針装着機構10を試料装着機構と
よび、前記探針装着部13を試料装着部とよぶ。また、
試料ホルダ20の吸着部22がその試料装着部に吸着固
定されたとき、試料ホルダ20と対向する側に探針が配
置される。
【0036】また、図6は、本発明の他の例として示し
た、走査形トンネル顕微鏡の概略図である。図6におい
て、図1と同じ構成要素には図1と同じ番号を付けてお
り、その詳しい説明を省略する。
【0037】図6において、23は探針ホルダ機構であ
り、この探針ホルダ機構23は、前記探針装着機構10
と同じ構成のものに探針ホルダ24が取り付けられたも
のである。探針ホルダ24は、磁化容器11の底部に取
り付けられており、探針を保持している。
【0038】25は探針ホルダ吸着部であり、この構成
は前記探針装着部13の構成と同じである。また、26
は、前記zスキャナ9に取り付けられた探針ホルダ機構
装着部であり、この探針ホルダ機構装着部26は、Fe
やNiなどの強磁性材料で作製された円盤状のものであ
り、その直径は探針ホルダ吸着部25の回転板15の外
径とほぼ同じである。
【0039】このような構成においては、まず、回転板
15が前記図3(b)の状態で探針ホルダ機構装着部2
6に当接される。その後、回転板15が装着部26に当
接した状態で、その回転板15以外のホルダ機構23が
一体的に左に回転される。
【0040】この結果、磁場遮断板14と回転板15に
よって、磁化容器11の容器口が完全に覆われなくな
り、回転板15の窓部15c,15dから永久磁石12
による磁場が外に漏れる。このため、前記探針ホルダ吸
着部25が探針ホルダ機構装着部26に吸着固定され
る。
【0041】なお、探針ホルダ機構23を探針ホルダ機
構装着部26から取り外すには、探針ホルダ24を今度
は右に回転させるようにすれば良い。
【0042】また、図6の装置は、スキャナに探針ホル
ダを装着する場合のものであるが、図7に示すような試
料ホルダ機構27を図6に示したようなスキャナ側に装
着するようにしても良い。図7における試料ホルダ機構
27は、前記探針ホルダ機構23の探針ホルダ24が試
料ホルダ28に置き換わったものであり、試料ホルダ2
8は試料29を保持している。この場合、前記探針ホル
ダ吸着部25は試料ホルダ吸着部とよばれると共に、前
記探針ホルダ機構装着部26は試料ホルダ機構装着部と
よばれ、また、試料ホルダ28と対向する側に探針が配
置される。
【0043】また、上記例においては、磁場遮断板や回
転板の形状は扇状であったが、本発明はこの形状に限定
されるものではなく、本発明の目的を達成できる形状で
あればスライド方式も含めどのような形状でも良い。
【0044】また、上記例においては、磁石として永久
磁石が用いられたが、コイルを磁化容器の中に配置し
て、そのコイルに電流を流すようにしても良い。
【0045】また、上記例においては、走査形トンネル
顕微鏡を例にあげて説明したが、本発明は、原子間力顕
微鏡における探針や試料を装着側に装着する場合にも適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の走査形プローブ顕微鏡の一例として
示した、走査形トンネル顕微鏡の概略図である。
【図2】 図1の装置を説明するために示した図であ
る。
【図3】 図1の装置を説明するために示した図であ
る。
【図4】 図1の装置を説明するために示した図であ
る。
【図5】 本発明の他の例を説明するために示した図で
ある。
【図6】 本発明の走査形プローブ顕微鏡の一例として
示した、走査形トンネル顕微鏡の概略図である。
【図7】 本発明の他の例を説明するために示した図で
ある。
【符号の説明】
1…試料室チャンバ、2…試料室、3…試料ステージ、
4、21、29…試料、5…固定端、6…スキャナ、7
…xスキャナ、8…yスキャナ、9…zスキャナ、10
…探針装着機構、11…磁化容器、12…永久磁石、1
3…探針装着部、14…磁場遮断板、14a、14b…
遮断部、14b’…回転止め、14c…ピン溝、15…
回転板、15a、15b…回転部、15c、15d…窓
部、15e…ピン穴、16…ピン、17…探針ホルダ、
18…探針、19、22…吸着部、20…試料ホルダ、
23…探針ホルダ機構、24…探針ホルダ、25…探針
ホルダ吸着部、26…探針ホルダ機構装着部、27…試
料ホルダ機構、28…試料ホルダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の構成(a)〜(c)を備えた探針
    装着機構と、(a)試料室に配置された磁化容器、
    (b)その磁化容器の中に配置された磁石、(c)前記
    磁化容器の容器開口部に取り付けられ、前記磁石による
    磁場を遮断および漏洩可能に構成された探針装着部、強
    磁性材料で作製された吸着部を有する、探針を保持する
    ための探針ホルダを備えた走査形プローブ顕微鏡であ
    り、前記探針装着部において前記磁石による磁場がその
    外部に漏洩されて、前記探針ホルダの吸着部が探針装着
    部に吸着固定されることを特徴とする走査形プローブ顕
    微鏡。
  2. 【請求項2】 前記探針装着部は、強磁性材料で作製さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の走査形プロー
    ブ顕微鏡。
  3. 【請求項3】 以下の構成(a)〜(d)を備えた探針
    ホルダ機構と、(a)磁化容器、(b)その磁化容器の
    中に配置された磁石、(c)前記磁化容器の容器開口部
    に取り付けられ、前記磁石による磁場を遮断および漏洩
    可能に構成された探針ホルダ吸着部、(d)前記磁化容
    器に取り付けられた探針ホルダ、試料室に配置され、強
    磁性材料で作製された探針ホルダ機構装着部を備えた走
    査形プローブ顕微鏡であり、前記探針ホルダ吸着部にお
    いて前記磁石による磁場がその外部に漏洩されて、その
    探針ホルダ吸着部が探針ホルダ機構装着部に吸着固定さ
    れることを特徴とする走査形プローブ顕微鏡。
  4. 【請求項4】 前記探針ホルダ吸着部は、強磁性材料で
    作製されていることを特徴とする請求項3記載の走査形
    プローブ顕微鏡。
  5. 【請求項5】 以下の構成(a)〜(c)を備えた試料
    装着機構と、(a)試料室に配置された磁化容器、
    (b)その磁化容器の中に配置された磁石、(c)前記
    磁化容器の容器開口部に取り付けられ、前記磁石による
    磁場を遮断および漏洩可能に構成された試料装着部、強
    磁性材料で作製された吸着部を有する、試料を保持する
    ための試料ホルダを備えた走査形プローブ顕微鏡であ
    り、前記試料装着部において前記磁石による磁場がその
    外部に漏洩されて、前記試料ホルダの吸着部が試料装着
    部に吸着固定されることを特徴とする走査形プローブ顕
    微鏡。
  6. 【請求項6】 前記試料装着部は、強磁性材料で作製さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の走査形プロー
    ブ顕微鏡。
  7. 【請求項7】 以下の構成(a)〜(d)を備えた試料
    ホルダ機構と、(a)磁化容器、(b)その磁化容器の
    中に配置された磁石、(c)前記磁化容器の容器開口部
    に取り付けられ、前記磁石による磁場を遮断および漏洩
    可能に構成された試料ホルダ吸着部、(d)前記磁化容
    器に取り付けられた試料ホルダ、試料室に配置され、強
    磁性材料で作製された試料ホルダ機構装着部を備えた走
    査形プローブ顕微鏡であり、前記試料ホルダ吸着部にお
    いて前記磁石による磁場がその外部に漏洩されて、その
    試料ホルダ吸着部が試料ホルダ機構装着部に吸着固定さ
    れることを特徴とする走査形プローブ顕微鏡。
  8. 【請求項8】 前記試料ホルダ吸着部は、強磁性材料で
    作製されていることを特徴とする請求項7記載の走査形
    プローブ顕微鏡。
  9. 【請求項9】 前記磁化容器は、スキャナに取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1、2、5、6の何れ
    かに記載の走査形プローブ顕微鏡。
  10. 【請求項10】 前記探針ホルダ機構装着部は、スキャ
    ナに取り付けられていることを特徴とする請求項3また
    は4に記載の走査形プローブ顕微鏡。
  11. 【請求項11】 前記試料ホルダ機構装着部は、スキャ
    ナに取り付けられていることを特徴とする請求項7また
    は8に記載の走査形プローブ顕微鏡。
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