JP3911326B2 - 被処理基板用インナーマスク - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被処理基板用インナーマスクに係わり、特に、中央部に円形開口が形成された円形の被処理基板(ディスク)に使用される被処理基板用インナーマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スパッタリング装置、エッチング装置等の真空処理装置によってコンパクトディスク等の円形の被処理基板(ディスク)を真空処理する際には、被処理基板の中央部に形成された円形開口にインナーマスクを取り付けた状態で真空処理を行っている。
【0003】
図4(a)は従来のインナーマスクを示した断面図であり、図4(b)は従来のインナーマスクを裏面側から見た一部破砕図であり、図4(c)は従来のインナーマスクの球状部材の周辺を拡大して示した拡大断面図である。
【0004】
図4(a)、(b)に示したように従来のインナーマスクは、被処理基板の中央部の円形開口に填め込み可能な直径を有する円柱状部分61と、この円柱状部分61の一端に形成された傘状の張り出し部分62と、を備えている。張り出し部分62は、被処理基板の被処理面に当接される当接面63を有している。
【0005】
円柱状部分61には、この円柱状部分61の内部を円柱状部分61の直径線に沿って側方から貫通する貫通孔64が形成されている。また、円柱状部分61の他端の端面65から貫通孔64まで押さえ部材用孔66が貫通形成されている。この押さえ部材用孔66の内部には押さえ部材67が着脱自在に挿入されており、この押さえ部材67の先端部は貫通孔64の内部に露出している。この押さえ部材67は、ホローセット(いもネジ)又はピンによって形成されており、図4においては押さえ部材用孔66に螺着されている。なお、押さえ部材67の先端部分は先細り形状に形成されている。
【0006】
図4(c)に示したように貫通孔64の一方の開口端部には狭隘部68が形成されており、この狭隘部68と押さえ部材67との間の貫通孔64の内部には、球状部材69が可及的密に且つ貫通孔64の孔軸方向に移動可能に設けられている。球状部材69と押さえ部材67との間にはバネ部材71が設けられており、このバネ部材71は球状部材69を狭隘部68に押し付けている。バネ部材71によって狭隘部68に押し付けられた球状部材69の一部は、貫通孔64の一方の開口端部から外側に突出している。なお、円柱状部分61の他端の角部73は面取りされている。
【0007】
そして、図5(a)に示した円形の被処理基板(ディスク)Dの円形開口Daにインナーマスクの円柱状部分61を填め込むと、貫通孔64の一方の開口端部から外側に突出していた球状部材69が、被処理基板Dの円形開口Daの周縁部に押し当てられて貫通孔64内に一旦押し込まれ、図5(b)に示した装着状態に至ると球状部材69が再び突出し、これによってインナーマスクと被処理基板Dとの間の連結状態が達成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように従来のインナーマスクにおいては、バネ部材71の一方の端部を押さえ部材67の側周面に直接押し当てるようにしていたので、押さえ部材67の側周面の複雑な形状のために貫通孔64の内部でバネ部材71が傾いてしまう場合があった。例えば、押さえ部材67の先端の先細り部分にバネ部材71の一部が填り込んでしまうと貫通孔64の内部でバネ部材71が傾いてしまい、このため、バネ部材71によって球状部材69を押す力に製品ごと(インナーマスクごと)のバラツキが生じてしまうという問題があった。
【0009】
このように球状部材69の押圧力にバラツキが発生すると、インナーマスクを被処理基板Dに装着する際に必要な力、或いは被処理基板Dからインナーマスクを外す際に必要な力にバラツキが生じることになり、ひいては被処理基板D着脱時の搬送ミスを引き起こすことになる。
【0010】
さらに、メンテナンス時等において分解したインナーマスクを再び組み立てる際には、貫通孔64の他方の開口端部から細長の治具を挿入し、この治具によってバネ部材71の端部を押し込みながら押さえ部材67を押さえ部材用孔66に螺着するが、細長の治具によってバネ部材71の端部を押し込む作業が困難なために組立作業に長時間を要するという問題があった。
【0011】
そこで、本発明の目的は、被処理基板への着脱を安定して行うことができると共に、容易に組み立てることができる被処理基板用インナーマスクを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明による被処理基板用インナーマスクは、被処理基板の中央部の開口に填め込み可能な柱状部分と、前記柱状部分の一端に形成された張り出し部分と、前記柱状部分の内部を側方から貫通するようにして形成された貫通孔と、前記柱状部分の他端の端面から前記貫通孔まで貫通するようにして形成された押さえ部材用孔と、前記押さえ部材用孔の内部に着脱自在に挿入され、その一部が前記貫通孔の内部に露出している押さえ部材と、前記貫通孔の一方の開口端部に形成された狭隘部と、前記狭隘部と前記押さえ部材との間の前記貫通孔の内部に設けられた第1の球状部材及び第2の球状部材と、前記第1の球状部材と前記第2の球状部材との間に配置され、前記第1の球状部材を前記狭隘部に押し付けると共に、前記第2の球状部材を前記押さえ部材に押し付けるバネ部材と、を備え、前記バネ部材によって前記狭隘部に押し付けられた前記第1の球状部材の一部は、前記貫通孔の一方の開口端部から外側に突出していることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明による被処理基板用インナーマスクは、前記第1の球状部材と前記第2の球状部材との間の前記貫通孔に連通するようにして、前記柱状部分の他端の端面から前記貫通孔までガス抜き孔が形成されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による被処理基板用インナーマスクについて図1乃至図3を参照して説明する。なお、図4に示した従来のインナーマスクと同一構成要素には同一符号を付して説明する。
【0015】
まず初めに、本実施形態によるインナーマスクが装着された被処理基板を真空処理するための真空処理装置について説明する。なお、以下に説明する真空処理装置は、本実施形態によるインナーマスクが装着された被処理基板を真空処理するための真空処理装置の一例を示すものであって、本実施形態によるインナーマスクは、その他の各種の真空処理装置において被処理基板を真空処理する際に使用することができる。
【0016】
図2は真空処理装置の平断面図であり、平面形状がほぼ八角形のハウジング10の内側には、内部を真空排気可能な真空搬送室3が形成されている。この真空搬送室3の一辺には、真空搬送室3の内部に被処理基板Dを搬入し又は搬出するためのロードロック室1が形成され、残りの7辺には7個の真空処理室2A、2B…2Gが等角度間隔で配置形成されている。そして、これらの真空処理室2A、2B…2Gの内部で、被処理基板Dに対してスパッタリング、エッチング、ベーキング、或いはアッシング等の真空処理が実施される。
【0017】
ロードロック室1及び真空処理室2A、2B…2Gの真空搬送室3に面する側には、被処理基板Dを出し入れするための同形同大の開口部1a、2aがそれぞれ形成されている。また、各真空処理室2には、ターボ分子ポンプ(図示せず)が接続されて内部を真空排気できると共に、所定の真空処理を行うための加工装置14A、14B…14Gが設置されている。
【0018】
真空搬送室3の底部には、環状の回転テーブル15が回転可能に配置され、この回転テーブル15の外周には大歯車18が形成されている。この大歯車18には駆動小歯車19が噛み合っている。
【0019】
回転テーブル15の上面には8台のバルブ機構25が回転テーブル15の円周方向に沿って配設されており、これらのバルブ機構25はロードロック室1と7個の真空処理室2A、2B…2Gに対応するように配置されている。各バルブ機構25は、ロードロック室1及び真空処理室2A、2B…2Gのそれぞれの開口部1a、2aを閉塞可能なバルブ円板(可動蓋)26と、このバルブ円板26を開閉駆動するバルブ開閉機構27とを備えている。
【0020】
各バルブ円板26は、ロードロック室1及び真空処理室2A、2B…2Gの各開口部1a、2aを閉塞したときにロードロック室1及び真空処理室2A、2B…2Gの内部に面する内面26aを有し、この内面26aには、被処理基板Dを保持するための保持手段である4個のディスクホルダ28が回転(自転)可能に設けられている。
【0021】
また、ロードロック室1の搬入側には、被処理基板Dをロードロック室1内に搬入するための搬送装置29が設けられており、この搬送装置29によってロードロック室1の内部に4枚一組で被処理基板Dが搬入され又は搬出される。
【0022】
図3は、ロードロック室1に接続された搬送装置29を示した縦断面図である。この搬送装置29のロードロック室1の側の側面には受渡し口30が形成され、上面には受渡し口31が形成されている。搬送装置29の内側には十字状の連結リンク32を介して4個の弁体6A,6B,6C,6Dが図中反時計方向へ90度ずつ回動するようになっている。
【0023】
これらの弁体6A,6B,6C,6Dには電磁石が内装されており、4枚の被処理基板(ディスク)Dがインナーマスクとアウターマスクと共に電磁石の磁気吸引力によって吸着保持されるようになっている。なお、各被処理基板Dは、被処理基板Dの被処理面が弁体6A,6B,6C,6Dの方向を向くようにして保持されている。
【0024】
一方、図の左方には、水平面内を回転可能な供給テーブル33が設置され、その上面には、4枚を一組とした被処理基板Dと4個のディスクマスクが6個の領域内に載置されるようになっている。
【0025】
他方、搬送装置29の中央部には、水平面内で回動可能な回転アーム34の中心軸35が位置している。この回転アーム34の両端には、永久磁石の磁気吸引力によって4個の被処理基板Dと、各被処理基板Dの中心部に装着されるインナーマスクと、被処理基板Dの外周縁に装着されるアウターマスクとを吸着保持できるディスクキャリア蓋36A,36Bが吊持されている。したがって、回転アーム34が180度回動することにより受渡し口31と供給テーブル33との間で被処理基板Dを搬送することができる。
【0026】
なお、図3において符号37はバルブ押付け装置であり、このバルブ押付け装置37は押圧ロッド38を有している。そして、この押圧ロッド38がディスクキャリア蓋36A又は36Bを下方へ押し付けるようになっている。
【0027】
次に、本実施形態によるインナーマスクについて説明する。
【0028】
図1(a)は本実施形態によるインナーマスク60を被処理基板Dに装着した状態を示した断面図であり、図1(b)はインナーマスク60を裏面側から見た一部破砕図である。なお、被処理基板Dはコンパクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)等の円形基板であり、中央部に円形開口Daが形成されたものである。
【0029】
図1(a)、(b)に示したようにインナーマスク60は、被処理基板Dの円形開口Daに填め込み可能な直径を有する円柱状部分61と、この円柱状部分61の一端に形成された傘状の張り出し部分62と、を備えている。張り出し部分62は、被処理基板Dの被処理面Dbに当接される当接面63を有している。
【0030】
円柱状部分61には、この円柱状部分61をその直径線に沿って側方から貫通する貫通孔64が形成されている。また、円柱状部分61の他端の端面65から貫通孔64まで押さえ部材用孔66が貫通形成されている。この押さえ部材用孔66の内部には押さえ部材67が着脱自在に挿入されており、この押さえ部材67の先端部は貫通孔64の内部に露出している。この押さえ部材67は、ホローセット(いもネジ)又はピンによって形成されており、図1においては押さえ部材用孔66に螺着されている。なお、押さえ部材67の先端部分は先細り形状に形成されている。
【0031】
貫通孔64の一方の開口端部には狭隘部68が形成されており、この狭隘部68と押さえ部材67との間の貫通孔64の内部には、第1の球状部材69及び第2の球状部材70が可及的密に且つ貫通孔64の孔軸方向に移動可能に設けられている。第1の球状部材69と第2の球状部材70との間にはバネ部材71が設けられており、このバネ部材71は、第1の球状部材69を狭隘部68に押し付けると共に、第2の球状部材70を押さえ部材67に押し付けている。
【0032】
また、第1の球状部材69と第2の球状部材70との間の貫通孔64に連通するようにして、円柱状部分61の他端の端面65から貫通孔64までガス抜き孔72が貫通形成されている。このガス抜き孔72は、図2に示した真空処理装置のロードロック室1の内部の真空引きの際、或いは真空を解除して大気圧にする際に、第1の球状部材69と第2の球状部材70との間の空間から空気を抜いたり、或いは逆に空気を導入したりするための流路として機能する。なお、円柱状部分61の他端の角部73は面取りされている。
【0033】
そして、バネ部材71によって狭隘部68に押し付けられた第1の球状部材69の突出部は貫通孔64の一方の開口端部から外側に突出しており、第1の球状部材69の一部が被処理基板Dの円形開口Daの裏面縁部Dcに圧接されている。このように、インナーマスク60を被処理基板Dに装着した状態においては、第1の球状部材69が被処理基板Dの裏面Dd側において突出し、突出した第1の球状部材69が円形開口Daの裏面縁部Dcに圧接されることによって、インナーマスク60と被処理基板Dとの連結状態が達成されている。
【0034】
なお、インナーマスク60を被処理基板Dの円形開口Daに装着する際の作用は、図5を参照して既に説明した従来のインナーマスクの場合と同様である。つまり、被処理基板Dの円形開口Daにインナーマスク60の円柱状部分61を填め込むと、貫通孔64の一方の開口端部から外側に突出していた球状部材69が、被処理基板Dの円形開口Daの周縁部に押し当てられて貫通孔64内に一旦押し込まれ、その後に装着状態に至ると球状部材69が再び突出し、これによってインナーマスク60と被処理基板Dとの間の連結状態が達成される。
【0035】
このようにしてインナーマスク60と被処理基板Dとの連結状態が達成されるので、例えば図3に示した4つの弁体のうちの弁体6Cの状態のように被処理基板D及びインナーマスク60を上方から保持するような場合であっても、電磁石によって保持されたインナーマスク60から被処理基板Dが外れて落下するようなことがない。
【0036】
上述したように本実施形態による被処理基板用インナーマスク60においては、バネ部材71と押さえ部材67との間に第2の球状部材70を設けたので、従来のインナーマスク(図4参照)のようにバネ部材の端部が押さえ部材67に直接接触することがない。このため、従来のインナーマスクのように貫通孔64の内部でバネ部材71が傾いてしまったり、或いはバネ部材71の収縮量に製品(インナーマスク)毎のバラツキが発生するようなことがなく、したがって第1の球状部材69に対するバネ部材71からの押圧力が安定し、被処理基板D着脱時の搬送ミスを防止することができる。
【0037】
また、本実施形態による被処理基板用インナーマスク60によれば、上記の如くバネ部材71と押さえ部材67との間に第2の球状部材70を設けるようにしたので、インナーマスク60を組み立てる際には貫通孔64の他方の開口端部から細長の治具を挿入し、この治具によってバネ部材71ではなく第2の球状部材70を押し込みながら押さえ部材67を押さえ部材用孔66に螺着することができるので、メンテナンス時等におけるインナーマスク60の組立作業が従来に比べて極めて容易になる。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように本発明による被処理基板用インナーマスクによれば、バネ部材と押さえ部材との間に第2の球状部材を設けたので、第1の球状部材に対するバネ部材からの押圧力が安定し、被処理基板着脱時の搬送ミスを防止することができる。
【0039】
また、本発明による被処理基板用インナーマスクによれば、バネ部材と押さえ部材との間に第2の球状部材を設けるようにしたので、インナーマスクを組み立てる際には貫通孔の他方の開口端部から細長の治具を挿入し、この治具によってバネ部材ではなく第2の球状部材を押し込みながら押さえ部材を押さえ部材用孔に挿入することができるので、メンテナンス時等におけるインナーマスクの組立作業が従来に比べて極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施形態によるインナーマスクを被処理基板に装着した状態を示した断面図、図1(b)は図1(a)に示したインナーマスクを裏面側から見た一部破砕図。
【図2】本発明の一実施形態によるインナーマスクが装着された被処理基板を真空処理するための真空処理装置の平断面図。
【図3】図2に示した真空処理装置の搬送装置を示した縦断面図。
【図4】図4(a)は従来のインナーマスクを示した断面図、図4(b)は従来のインナーマスクを裏面側から見た一部破砕図、図4(c)は従来のインナーマスクの球状部材の周辺を拡大して示した拡大断面図。
【図5】従来のインナーマスクの被処理基板への装着操作を説明するための説明図であり、図5(a)は装着前の状態を示し、図5(b)は装着後の状態を示している。
【符号の説明】
60 インナーマスク
61 円柱状部分
62 張り出し部分
64 貫通孔
65 円柱状部分の他端の端面
66 押さえ部材用孔
67 押さえ部材
68 狭隘部
69 第1の球状部材
70 第2の球状部材
71 バネ部材
72 ガス抜き孔
D 被処理基板(ディスク)
Da 被処理基板の円形開口
Claims (2)
- 被処理基板の中央部の開口に填め込み可能な柱状部分と、
前記柱状部分の一端に形成された張り出し部分と、
前記柱状部分の内部を側方から貫通するようにして形成された貫通孔と、
前記柱状部分の他端の端面から前記貫通孔まで貫通するようにして形成された押さえ部材用孔と、
前記押さえ部材用孔の内部に着脱自在に挿入され、その一部が前記貫通孔の内部に露出している押さえ部材と、
前記貫通孔の一方の開口端部に形成された狭隘部と、
前記狭隘部と前記押さえ部材との間の前記貫通孔の内部に設けられた第1の球状部材及び第2の球状部材と、
前記第1の球状部材と前記第2の球状部材との間に配置され、前記第1の球状部材を前記狭隘部に押し付けると共に、前記第2の球状部材を前記押さえ部材に押し付けるバネ部材と、を備え、
前記バネ部材によって前記狭隘部に押し付けられた前記第1の球状部材の一部は、前記貫通孔の一方の開口端部から外側に突出していることを特徴とする被処理基板用インナーマスク。 - 前記第1の球状部材と前記第2の球状部材との間の前記貫通孔に連通するようにして、前記柱状部分の他端の端面から前記貫通孔までガス抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の被処理基板用インナーマスク。
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