JP2001207709A - 車両用スマートエントリシステム - Google Patents

車両用スマートエントリシステム

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JP2001207709A
JP2001207709A JP2000357552A JP2000357552A JP2001207709A JP 2001207709 A JP2001207709 A JP 2001207709A JP 2000357552 A JP2000357552 A JP 2000357552A JP 2000357552 A JP2000357552 A JP 2000357552A JP 2001207709 A JP2001207709 A JP 2001207709A
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Japan
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door
vehicle
detection antenna
portable device
smart entry
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JP2000357552A
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Hidenori Kawasaki
秀則 川崎
Yasuyoshi Okada
康義 岡田
Yoshio Yamamoto
喜雄 山本
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯機の置き忘れや電池切れ等に起因した携帯
機の閉じ込みを未然に防止できるようにする。 【解決手段】ドアが開放されたときに、スマートエント
リECUにより室外検知用アンテナを介して起動信号を
再度送信し(S1、S2)、電子カードキーからの応答
信号を受信すれば(S3のYES)、スマートエントリ
ECUの制御によってドアをアンロック状態に保持し
(S4)、電子カードキーからの応答信号を受信しなけ
れば(S3のNO)、警告ブザーを駆動し、電子カード
キーの携帯し忘れや室外検知用アンテナの送信エリア外
への置き忘れ、或いは電子カードキーの内蔵電池の動作
電圧以下への消耗等の発生を報知する(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に設けられ
た室外に及ぶ検知エリアを有する室外検知用アンテナか
ら起動信号を送信し、携帯機が室外検知用アンテナから
の起動信号を受信するかどうかによってユーザの車両へ
の接近/離間を制御部により認識し、制御部によりドア
ロック駆動部を制御してドアのアンロック/ロックを行
う車両用スマートエントリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車において、キー等の携帯機
からの送信信号を車両側の受信機で受信することで、キ
ーをドア錠に差し込まずにロック/アンロックを行うキ
ーレスエントリシステムが実用化されているが、近年で
は、特開平5−106376号公報等に記載のように、
ドライバが携帯機を持って車両に接近/離間することに
より、ドアのアンロック/ロックを行うことが可能なス
マートエントリと称されるシステムも開発されている。
【0003】このようなスマートエントリシステムは、
携帯機からの信号を車両側の受信機で受信できないとき
にはドライバが車両を中心とする範囲の外側にいて、ド
ライバが車両を降りてどこかへ向かったと判断して、ド
アのロック処理を行うべく構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すよ
うに、室外アンテナの送信エリアSAは車両全体をカバ
ーしているわけではないため、例えば後部座席の隅や後
部のトランクルーム等のような室外アンテナの送信エリ
アSAの外に携帯機を置き忘れると、置き忘れに気付か
ずドアロックされてしまい、いわゆる携帯機の閉じ込み
が発生するおそれがあるという問題があった。
【0005】また、携帯機の内蔵電池が消耗して電池切
れにより携帯機が動作しなくなったときにも、上記した
ようなドアロックが生じることも考えられる。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、携帯
機の置き忘れや電池切れ等に起因した携帯機の閉じ込み
を未然に防止できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明における車両用スマートエントリシステ
ムは、車両に設けられた室外に及ぶ検知エリアを有する
室外検知用アンテナからドア近辺を送信エリアとして起
動信号を送信し、携帯機が前記室外検知用アンテナから
の起動信号を受信して応答信号を発信するかどうかによ
ってユーザの車両への接近/離間を制御部により認識
し、前記制御部によりドアロック駆動部を制御してドア
のアンロック/ロックを行う車両用スマートエントリシ
ステムにおいて、前記携帯機の車室内への置き忘れを報
知する報知部を設け、前記制御部が、ドアが開放された
ときに前記室外検知用アンテナから起動信号を再度送信
し、前記携帯機からの前記応答信号がなければ前記報知
部を駆動することを特徴としている。
【0008】このような構成によれば、ドアが開放され
たときに、制御部により、室外検知用アンテナから起動
信号が再度送信され、そのときに携帯機からの応答信号
がなければ報知部が駆動される。そのため、報知部の報
知により、ユーザは、携帯機の携帯し忘れや室外検知用
アンテナの送信エリア外への置き忘れ、或いは携帯機の
内蔵電池の動作電圧以下への消耗等が発生していること
を容易に認識することができる。
【0009】また、本発明における車両用スマートエン
トリシステムは、前記制御部が、ドアが開放されたとき
に前記室外検知用アンテナから起動信号を再度送信し、
前記携帯機からの前記応答信号がなく、かつドアが閉塞
されることを条件にドアアンロック状態に保持すべく前
記ドアロック駆動部を制御することを特徴としている。
【0010】こうすると、特にユーザが携帯機を携帯し
忘れたり、携帯機を室外検知用アンテナの送信エリア外
に置き忘れたまま、車室外に出ようとしたときであって
も、ドアが自動ロックされることがないため、携帯機の
閉じ込みを防止することができる。
【0011】また、本発明における車両用スマートエン
トリシステムは、前記携帯機の車室内への置き忘れを報
知する報知部を設け、前記制御部が、ドアが開放された
ときに前記室外検知用アンテナから起動信号を再度送信
し、前記携帯機からの前記応答信号がなければ前記報知
部を駆動すると共に、更にドアが閉塞されることを条件
にドアアンロック状態に保持すべく前記ドアロック駆動
部を制御することを特徴としている。
【0012】こうすれば、ユーザが、携帯機を携帯し忘
れたり携帯機を室外検知用アンテナの送信エリア外に置
き忘れたまま車室外に出ようとしたときであっても、報
知部の報知により、ユーザは、携帯機の携帯し忘れや室
外検知用アンテナの送信エリア外への置き忘れ等が発生
していることを容易に認識でき、しかもドアが自動ロッ
クされることがないため、携帯機の閉じ込みを未然に防
止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)この発明の第1
実施形態について図1及び図2を参照して説明する。但
し、図1はブロック図、図2は動作説明用フローチャー
トである。
【0014】図1に示すように、カード型の携帯機とし
ての電子カードキー1を携帯したドライバが、車両(図
示せず)の例えば運転席側シート等に内蔵されている室
外に及ぶ検知エリアを有する室外検知用アンテナ2の送
信エリア内に入ると、室外検知用アンテナ2を介してス
マートエントリECU3から発信される起動信号が電子
カードキー1により受信されて電子カードキー1が起動
する。このとき、室外検知用アンテナ2の送信エリアS
Aは、その出力パワーから、図4に示されるように運転
席側ドアの外側に少し広がる程度である。
【0015】そして、起動した電子カードキー1からは
無線信号による応答信号が送信され、この応答信号がス
マートエントリチューナ4により受信され、スマートエ
ントリECU3によりこの応答信号の受信、つまり電子
カードキー1を携帯したドライバの車両への接近が認識
されると、ドアロックECU5が制御されてドアロック
モータ6がドアをアンロックすべく駆動され、ドアのア
ンロックが行われる。
【0016】一方、これとは逆に、電子カードキー1を
携帯したドライバが室外検知用アンテナ2の送信エリア
外に出ると、ドアが閉じられ、かつ電子カードキー1が
この送信エリア外に出たことを条件に、スマートエント
リECU3により電子カードキー1を携帯したドライバ
の車両からの離間が認識されてドアロックECU5が制
御され、ドアロックモータ6がドアをロックすべく駆動
されてドアのロックが行われる。ここで、ドアロックE
CU5及びドアロックモータ6によりドアロック駆動部
が構成されている。
【0017】また、ドライバが電子カードキー1を持っ
て運転席に着座すると、運転席シート内に埋設されてい
る車室内にのみ検知エリアを有する室内検知用アンテナ
7を介して、スマートエントリECU3からイモビレー
ション機能(以下、イモビ機能と称する)の起動信号が
設定された時間継続して送信され、電子カードキー1に
よりこの起動信号が受信されて電子カードキー1のイモ
ビ機能が起動する。この室内検知用アンテナ7からの起
動信号の送信エリアは、室外検知用アンテナ2よりも狭
く車室内の特定エリアに限定されている。
【0018】このとき、室内検知用アンテナ7を介して
起動信号が送信されると、上記した室外検知用アンテナ
2からの起動信号の送信は停止し、イグニッションスイ
ッチ(以下、IGスイッチと称する)に設けられた後述
のイグニッションノブがOFF(或いはLOCK)位置
に戻されるか、或いはメインキーが抜かれることによ
り、室外検知用アンテナ2から再び起動信号が送信され
るようになっている。また、IGスイッチがイグニッシ
ョンオン(IGON)状態になると、スマートエントリ
ECU3はいわゆるスリープ状態になって、システムは
停止した状態となる。
【0019】そして、電子カードキー1から予め設定さ
れた識別(ID)コード信号が送信され、このIDコー
ド信号がスマートエントリチューナ4により受信され、
スマートエントリECU3により、受信されたIDコー
ド信号のコード内容と、スマートエントリECU3に内
蔵のROM等に予め登録されているIDコードのコード
内容とが照合され、両者が一致すればスマートエントリ
ECU3によりイグニッションノブ回転防止用ソレノイ
ド9が励磁され、ソレノイド9の励磁により、例えばI
Gスイッチのキーシリンダに係止していた係止ピンが外
れてイグニッションノブが回転可能な状態になる。
【0020】ここで、イグニッションノブは、メインキ
ー11を差し込まずに操作できるように、IGスイッチ
のキーシリンダのキー挿入部に操作用摘みが形成された
ものである。従って、通常のキーシリンダにメインキー
11を差し込んで少し押し込みながら回すのと同じよう
に、このイグニッションノブを摘んで少し押し込みなが
ら回すことにより、IGスイッチがOFF(或いはLO
CK)位置からアクセサリ(ACC)位置、IGON
(イグニッションオン)位置を経てスタート(STAR
T)位置へと回転することができるようになる。
【0021】一方、メインキー11によるIGスイッチ
の操作も可能で、メインキー11がIGスイッチのキー
シリンダに差し込まれると、メインキー11に内蔵され
ているIDコード送信機からIDコード信号が送信さ
れ、このIDコード信号が、IGスイッチ近傍に設けら
れたイモビアンテナ12を介してスマートエントリEC
U3により受信される。
【0022】そして、上記した電子カードキー1からの
IDコード信号の場合と同様に、スマートエントリEC
U3により、受信されたメインキー11からのIDコー
ド信号のコード内容と、スマートエントリECU3の内
蔵ROM等に予め登録されているIDコードのコード内
容とが照合され、一致すればスマートエントリECU3
によりイグニッションノブ回転防止用ソレノイド9が励
磁され、IGスイッチが回転可能な状態になる。
【0023】ところで、イグニッションノブのOFF位
置への戻し忘れ及びメインキー11の抜き忘れを報知す
る警告ブザー13が設けられているが、ドライバが一旦
車室内に入り、その後ドアが開放されたときには、スマ
ートエントリECU3により室外検知用アンテナ2を介
して起動信号が再度送信され、電子カードキー1から応
答信号の送信がなければ警告ブザー13が駆動制御され
るようになっている。そして、警告ブザー13の鳴動に
より、イグニッションノブのOFF位置への戻し忘れ等
のほか、電子カードキー1の携帯し忘れや室外検知用ア
ンテナ2の送信エリア外への置き忘れ、或いは電子カー
ドキー1の内蔵電池の動作電圧以下への消耗等の発生が
報知される。このように、警告ブザー13は報知部とし
ての機能を有する。
【0024】また、図1において、15はカーテシラン
プの点灯、消灯を制御するためにドアの開、閉に応じて
オン、オフするカーテシスイッチ、16はドアのロッ
ク、アンロックに応じてオン、オフするドアロックスイ
ッチ、17はメインキー11のIGスイッチへの差し込
みを検出するキー挿入スイッチ、18はEFI(電子燃
料噴射装置)用ECUである。
【0025】次に、警告ブザー17の制御動作について
図2のフローチャートを参照して説明する。いま、図2
に示すように、ドアが開放されたか否かの判定がなされ
(S1)、この判定結果がNOであれば判定結果がYE
Sになるまで繰り返され、判定結果がYESになれば、
スマートエントリECU3により室外検知用アンテナ2
を介して起動信号が再度送信され(S2)、スマートエ
ントリチューナ4により電子カードキー1からの応答信
号が受信されたか否かの判定がなされる(S3)。
【0026】そして、このステップS3の判定結果がY
ESであれば、スマートエントリECU3によってドア
ロックECU5及びドアロックモータ6が制御されてド
アがアンロック状態に保持され(S4)、判定結果がN
Oであれば、警告ブザー13が駆動され(S5)、電子
カードキー1の携帯し忘れや室外検知用アンテナ2の送
信エリア外への置き忘れ、或いは電子カードキー1の内
蔵電池の動作電圧以下への消耗等の発生が報知され、そ
の後動作は終了する。
【0027】従って、第1実施形態によれば、ドアが開
放されたときに、スマートエントリECU3により、室
外検知用アンテナ2から起動信号が再度送信され、その
ときに電子カードキー1からの応答信号がなければ警告
ブザー13が駆動されるため、警告ブザー13の報知に
より、ドライバは、電子カードキー1の携帯し忘れや室
外検知用アンテナ2の送信エリア外への置き忘れ、或い
は電子カードキー1の内蔵電池の動作電圧以下への消耗
等が発生していることを容易に認識することが可能にな
る。
【0028】なお、イグニッションノブのOFF位置へ
の戻し忘れ及びメインキー15の抜き忘れを報知する警
告ブザー13とは別に、電子カードキー1の携帯し忘れ
や室外検知用アンテナ2の送信エリア外への置き忘れ、
或いは電子カードキー1の内蔵電池の動作電圧以下への
消耗等を報知する報知部としての他のブザーを設けても
よい。
【0029】こうすれば、電子カードキー1の携帯し忘
れや室外検知用アンテナ2の送信エリア外への置き忘
れ、或いは電子カードキー1の内蔵電池の動作電圧以下
への消耗等の発生を明確に区別して認識することが可能
になる。
【0030】また、報知部は上記したようなブザーに限
らず、所定メッセージを発する音声合成装置により構成
しても構わない。
【0031】(第2実施形態)この発明の第2実施形態
について図3のフローチャートを参照して説明する。但
し、本実施形態におけるシステムの全体構成は上記した
第1実施形態と同様であるため、以下では図1を参照し
つつ、主として第1実施形態と相違する点について説明
する。
【0032】本実施形態では、警告ブザー13は、イグ
ニッションノブのOFF位置への戻し忘れ及びメインキ
ー15の抜き忘れを報知するだけで、上記した第1実施
形態のように、電子カードキー1の携帯し忘れや室外検
知用アンテナ2の送信エリア外への置き忘れ、或いは電
子カードキー1の内蔵電池の動作電圧以下への消耗等の
発生を報知する機能はない点、上記した第1実施形態と
相違している。
【0033】更に、ドライバが一旦車室内に入り、その
後ドアが開放されたときに、スマートエントリECU3
は室外検知用アンテナ2から起動信号を再度送信し、電
子カードキー1からの応答信号がなく、かつドアが閉塞
されることを条件に、ドアロックECU5及びドアロッ
クモータ6が制御されてドアがアンロック状態に保持さ
れる点が第1実施形態と相違している。
【0034】続いて、電子カードキー1の閉じ込み防止
動作について図3のフローチャートを参照して説明する
と、図3に示すように、ドアが開放されたか否かの判定
がなされ(S11)、この判定結果がNOであれば判定
結果がYESになるまで繰り返され、判定結果がYES
になれば、スマートエントリECU3により室外検知用
アンテナ2を介して起動信号が再度送信され(S1
2)、スマートエントリチューナ4により電子カードキ
ー1からの応答信号が受信されたか否かの判定がなされ
る(S13)。
【0035】そして、このステップS13の判定結果が
YESであれば、そのときに電子カードキー1から送信
されていたIDコード信号のコード内容がスマートエン
トリECU3により記憶され(S14)、室外検知用ア
ンテナ2からの起動信号の送信が継続され(S15)、
ドアが閉塞されれば(S16)、ドアロックECU5及
びドアロックモータ6が制御されてドアが自動的にロッ
クされ(S17)、その後動作は終了する。
【0036】一方、上記したステップS13の判定結果
がNOであれば、ドアが閉塞されることを条件に(S1
8)、ドアロックECU5及びドアロックモータ6が制
御されてドアがアンロック状態に保持され(S19)、
その誤動作は終了する。
【0037】従って、第2実施形態によれば、特にドラ
イバが電子カードキー1を携帯し忘れたり、電子カード
キー1を室外検知用アンテナ2の送信エリア外に置き忘
れたまま、車室外に出ようとしたときであっても、ドア
がアンロック状態に保持されて自動ロックされることが
ないため、従来のような電子カードキー1の閉じ込みを
確実に防止することができる。
【0038】なお、本発明の第3実施形態として、ドラ
イバが一旦車室内に入り、その後ドアが開放されたとき
に、スマートエントリECU3により室外検知用アンテ
ナ2から起動信号を再度送信し、電子カードキー1から
の応答信号がなければ警告ブザー13等の報知部を駆動
すると共に、更にドアが閉塞されることを条件に、スマ
ートエントリECU3によりドアロックECU5及びド
アロックモータ6を制御してドアをアンロック状態に保
持するようにしてもよい。
【0039】このようにすると、ドライバが、特に電子
カードキー1を携帯し忘れたり電子カードキー1を室外
検知用アンテナ2の送信エリア外に置き忘れたまま車室
外に出ようとしたときであっても、報知部の報知によ
り、ドライバは、電子カードキー1の携帯し忘れや室外
検知用アンテナ2の送信エリア外への置き忘れ等が発生
していることを容易に認識でき、しかもドアがアンロッ
ク状態に保持されて自動ロックされることがないことか
ら、電子カードキー1の閉じ込みを未然に防止できる。
【0040】なお、上記した各実施形態では、メインキ
ー11だけでなく、メインキー11を差し込まずにイグ
ニッションノブを摘んで少し押し込みながら回すことに
より、IGスイッチを回転できるようにした場合につい
て説明しているが、必ずしもこのようなイグニッション
ノブを設ける必要はなく、メインキー11によってのみ
IGスイッチを回転可能にする場合であっても、本発明
を適用可能であるのは勿論である。
【0041】また、本発明は上記した各実施形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記した実施形態はイモビ機能を有する構
成について説明したが、本発明はこの構成に限定される
ものではなく、イモビ機能を有することなくドアのアン
ロック/ロックを行う車両用スマートエントリシステム
として構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、ドアが開放されたときに、制御部により、室外
検知用アンテナから起動信号が再度送信され、そのとき
に携帯機からの応答信号がなければ報知部が駆動される
ため、報知部の報知により、ユーザは、携帯機の携帯し
忘れや室外検知用アンテナの送信エリア外への置き忘
れ、或いは携帯機の内蔵電池の動作電圧以下への消耗等
が発生していることを容易に認識することができ、機能
の優れたスマートエントリシステムを提供することが可
能になる。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、特
にユーザが携帯機を携帯し忘れたり、携帯機を室外検知
用アンテナの送信エリア外に置き忘れたまま、車室外に
出ようとしたときであっても、ドアが自動ロックされる
ことがないため、携帯機の閉じ込みを未然に防止するこ
とができ、信頼性の高いスマートエントリシステムを提
供することが可能になる。
【0044】また、請求項3に記載の発明によれば、ユ
ーザが、特に携帯機を携帯し忘れたり携帯機を室外検知
用アンテナの送信エリア外に置き忘れたまま車室外に出
ようとしたときであっても、報知部の報知により、ユー
ザは、携帯機の携帯し忘れや室外検知用アンテナの送信
エリア外への置き忘れ等が発生していることを容易に認
識でき、しかもドアが自動ロックされることがないこと
から、携帯機の閉じ込みを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のブロック図である。
【図2】この発明の第1実施形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【図3】この発明の第2実施形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【図4】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 電子カードキー(携帯機) 2 室外検知用アンテナ 3 スマートエントリECU(制御部) 5 ドアロックECU(ドアロック駆動部) 6 ドアロックモータ(ドアロック駆動部) 7 室内検知用アンテナ 11 メインキー 13 警告ブザー(報知部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられた室外に及ぶ検知エリア
    を有する室外検知用アンテナからドア近辺を送信エリア
    として起動信号を送信し、携帯機が前記室外検知用アン
    テナからの起動信号を受信して応答信号を発信するかど
    うかによってユーザの車両への接近/離間を制御部によ
    り認識し、前記制御部によりドアロック駆動部を制御し
    てドアのアンロック/ロックを行う車両用スマートエン
    トリシステムにおいて、 前記携帯機の車室内への置き忘れを報知する報知部を設
    け、前記制御部が、ドアが開放されたときに前記室外検
    知用アンテナから起動信号を再度送信し、前記携帯機か
    らの前記応答信号がなければ前記報知部を駆動すること
    を特徴とする車両用スマートエントリシステム。
  2. 【請求項2】 車両に設けられた室外に及ぶ検知エリア
    を有する室外検知用アンテナからドア近辺を送信エリア
    として起動信号を送信し、携帯機が前記室外検知用アン
    テナからの起動信号を受信して応答信号を発信するかど
    うかによってユーザの車両への接近/離間を制御部によ
    り認識し、前記制御部によりドアロック駆動部を制御し
    てドアのアンロック/ロックを行う車両用スマートエン
    トリシステムにおいて、 前記制御部が、ドアが開放されたときに前記室外検知用
    アンテナから起動信号を再度送信し、前記携帯機からの
    前記応答信号がなく、かつドアが閉塞されることを条件
    にドアアンロック状態に保持すべく前記ドアロック駆動
    部を制御することを特徴とする車両用スマートエントリ
    システム。
  3. 【請求項3】 車両に設けられた室外に及ぶ検知エリア
    を有する室外検知用アンテナからドア近辺を送信エリア
    として起動信号を送信し、携帯機が前記室外検知用アン
    テナからの起動信号を受信して応答信号を発信するかど
    うかによってユーザの車両への接近/離間を制御部によ
    り認識し、前記制御部によりドアロック駆動部を制御し
    てドアのアンロック/ロックを行う車両用スマートエン
    トリシステムにおいて、 前記携帯機の車室内への置き忘れを報知する報知部を設
    け、前記制御部が、ドアが開放されたときに前記室外検
    知用アンテナから起動信号を再度送信し、前記携帯機か
    らの前記応答信号がなければ前記報知部を駆動すると共
    に、更にドアが閉塞されることを条件にドアアンロック
    状態に保持すべく前記ドアロック駆動部を制御すること
    を特徴とする車両用スマートエントリシステム。
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