JP2001205195A - バックホー用トロンメル - Google Patents

バックホー用トロンメル

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JP2001205195A
JP2001205195A JP2000022166A JP2000022166A JP2001205195A JP 2001205195 A JP2001205195 A JP 2001205195A JP 2000022166 A JP2000022166 A JP 2000022166A JP 2000022166 A JP2000022166 A JP 2000022166A JP 2001205195 A JP2001205195 A JP 2001205195A
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JP
Japan
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trommel
backhoe
sides
excavation
guide plate
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JP2000022166A
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English (en)
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Takeo Ito
武男 伊藤
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KOMAKI KOGYO KK
Original Assignee
KOMAKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土壌を掘削すると共に、採取した土石を篩い
分けるバックホー用トロンメルであって、一層高い篩い
分け効率が得られ且つ篩操作においてより安定した回転
が得られるバックホー用トロンメルを提供する。 【解決手段】 バックホー用トロンメルは、バックホー
のアーム(6)先端に回転可能に取り付けられるトロン
メルであり、有底の六角筒状に形成され且つ周面に相当
する6側面が篩綱として構成される。トロンメル本体
(1)の開口側の先端には、掘削用の爪(2)及び土石
を取り込むための案内板(3)が付設される。掘削用の
爪(2)は、六角形の離間した3辺に相当する先端縁に
配置され、そして、案内板(3)は、前記3辺に隣接し
た他の3辺に相当する先端縁に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー用トロ
ンメルに関するものであり、詳しくは、土壌を掘削する
と共に、採取した土石を篩い分けるバックホー用トロン
メルであって、一層高い篩い分け効率が得られ且つ篩操
作においてより安定した回転が得られるバックホー用ト
ロンメルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、バックホーは、上下および
前後方向に回動する蝶番つきのアームの先端にバケット
が取り付けられ、斯かるバケットの引寄せ操作により土
壌を掘削する掘削機である。特許第2700540号公
報には、採取した土石を直ちに篩い分けるため、バック
ホーのアーム先端にバケットに代えて筒状の回転篩、所
謂トロンメルを装着した技術が開示されている。斯かる
トロンメルは、有底筒状に形成され、かつ、周面の他、
底面に相当する後端面側に篩部を設けることにより、従
来の周面だけが篩に構成されたものに比べ、高い篩い分
け効率を発揮する様になされている。なお、上記トロン
メルには、土壌を掘起すためのショベルが開口側の前端
縁の一部に付設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の公報
に記載の様なバックホー用のトロンメルは、通常、円筒
状に形成されており、篩操作において回転させた際、篩
部としての内周面の回転移動に伴って内部の土石が直ち
に下方へずれるため、撹拌作用が比較的小さく、周面側
の篩部による篩い分け効果を十分に発揮できないと言う
実情がある。しかも、篩操作において回転させた際、前
端縁に付設されたショベルにより、軸線に対して回転重
心が偏心するため、実際、大きな振動を発生する。従っ
て、特に、バックホーのアームに対する取付け部に大き
な負荷が掛かり、取付け部が破損する虞もある。
【0004】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、土壌を掘削すると共に、採取した
土石を篩い分けるバックホー用トロンメルであって、一
層高い篩い分け効率が得られ且つ篩操作においてより安
定した回転が得られるバックホー用トロンメルを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のバックホー用トロンメルは、バックホーの
アーム先端に回転可能に取り付けられるバックホー用ト
ロンメルであって、有底の六角筒状に形成され且つ周面
に相当する6側面が篩綱として構成されたトロンメル本
体と、当該トロンメル本体の開口側の先端に付設された
掘削用の爪および土石を取り込むための案内板とから成
り、前記掘削用の爪は、六角形の離間した3辺に相当す
る先端縁に配置され、そして、前記案内板は、前記3辺
に隣接した他の3辺に相当する先端縁に配置されている
ことを特徴とする。
【0006】上記バックホー用トロンメルの掘削操作に
おいては、軸回りに位置調整することによって掘削用の
爪を最低位置に配置し且つ案内板を最低位置の爪の両側
に配置し、そして、掘削用の爪を土壌に食込ませ、掘起
した土石を案内板に沿わせてトロンメル本体の内部に取
り込む。また、取り込んだ土石の篩操作において、トロ
ンメル本体の軸線が略水平となる状態または先端側を幾
分持ち上げた状態で回転させた場合、六角筒状に形成さ
れたトロンメル本体は、その回転により篩綱としての内
側面に多くの土石を高い位置まで同伴させるため、より
大きな撹拌作用を発揮する。しかも、六角筒状のトロン
メル本体の先端縁の特定位置に掘削用の爪および案内板
が配置された構造は、トロンメル本体の軸線に回転重心
を一致させる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のバックホー用トロンメル
の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、バッ
クホー用トロンメルの外観を示す斜視図である。図2
は、バックホー用トロンメルの側面図であり、図3は、
バックホー用トロンメルの正面図である。以下、実施形
態の説明においては、バックホー用トロンメルを「トロ
ンメル」と略記する。
【0008】本発明のトロンメルは、図1に示す様に、
バックホーのアーム(6)先端にバケットに代えて回転
可能に取り付けられる掘削機能を有するトロンメルであ
る。バックホーは、周知の通り、旋回可能に構成され、
前端側のアーム(6)は、油圧シリンダによって上下お
よび前後方向に回動可能に構成される。そして、トロン
メルは、油圧シリンダによって更に上下方向に回動可能
になされたブラケット(7)を介してアーム(6)先端
に取り付けられる。バックホー及びトロンメルの取付構
造は、特許第2700540号公報に記載されている。
【0009】本発明のトロンメルは、有底の六角筒状に
形成され且つ周面に相当する6側面が篩綱として構成さ
れたトロンメル本体(1)と、当該トロンメル本体の開
口側の先端に付設された掘削用の爪(2)及び土石を取
り込むための案内板(3)とから成る。
【0010】トロンメル本体(1)は、軸線に直交する
断面、すなわち、図3に示す正面形状を略正六角形に形
成される。トロンメル本体(1)は、図1及び図2に示
す様に、略正六角形の先端側フレーム(11)及び後端
側フレーム(12)、これらのフレームの各角部を連結
する支柱フレーム(15)、ならびに、6つの側面に十
文字状に架け渡された細幅板状の補強フレーム(13)
から成る枠組構造を備えている。そして、トロンメル本
体(1)の後端は、バックプレート(4)で封止され、
周面に相当する6側面は、篩綱として構成される。
【0011】6つの側面の篩綱は、所要の強度が得られ
る限り、金網、パンチングメタル等の各種の部材で構成
できるが、例えば、金属製帯板を格子状に配列して成る
綱状体(5)によって構成される。綱状部材(5)の網
目の大きさは、土石や礫の篩い分ける大きさによって設
定する必要があるが、本発明においては、目的に応じて
篩分ける大きさ、すなわち、篩分けの基準を簡単に変更
し得る様に、トロンメル本体(1)の6側面には、それ
ぞれに平板状の綱状部材(5)が着脱自在に装着され
る。換言すれば、トロンメル本体(1)の篩綱は、6側
面にネジによって各装着された平板状の綱状部材(5)
によって構成される。
【0012】トロンメル本体(1)の先端には、上記の
掘削用の爪(2)及び案内板(3)が付設される。本発
明においては、回転時の振れを防止するため、掘削用の
爪(2)は、トロンメル本体(1)に対し、六角形の互
いに離間した3辺に相当する先端縁に配置され、そし
て、案内板(3)は、トロンメル本体(1)に対し、前
記3辺に隣接した他の3辺に相当する先端縁に配置され
る。
【0013】すなわち、トロンメル本体(1)の前端の
6つの辺に掘削用の爪(2)と案内板(3)が交互に配
置される。掘削用の爪(2)は、例えば、4本を1組と
して1つの辺に設けられ、案内板(3)は、2枚の平板
を1組として1つの辺に設けられる。また、これらの掘
削用の爪(2)及び案内板(3)は、摩耗時に容易に交
換し得る様に、ネジによって着脱可能に設けられる。
【0014】本発明のトロンメルは、バックホーの上記
ブラケット(7)に対し、バックプレート(4)側を回
動自在に取り付けられ、そして、ブラケット(7)に配
置された歯車付の油圧モータ(8)(図2参照)及びバ
ックプレート(4)側に付設された歯車によりトロンメ
ル本体(1)の軸線を中心に回転する様になされてい
る。
【0015】本発明のトロンメルによる掘削操作におい
ては、先ず、軸回りにトロンメル本体(1)を位置調整
することにより、掘削用の爪(2)を最低位置に配置し
且つ案内板(3)を最低位置の爪(2)の両側に配置す
る。次いで、バックホーの操作によって掘削用の爪
(2)を土壌に食込ませ、掘起した土石を案内板(3)
に沿わせてトロンメル本体(1)の内部に取り込む。そ
して、取り込んだ土石の篩操作においては、トロンメル
本体(1)の軸線が略水平となる状態または先端側を幾
分持ち上げた状態で回転させることにより、6側面の綱
状部材(5)によって土石を篩い分ける。
【0016】本発明のトロンメルにおいては、トロンメ
ル本体(1)が六角筒状に形成されており、上記の様に
篩操作においてトロンメル本体(1)を回転させた場
合、トロンメル本体(1)は、その回転により、綱状部
材(5)が装着された篩綱としての内側面に多くの土石
を高い位置まで同伴させるため、より大きな撹拌作用を
発揮する。従って、本発明のトロンメルは、周面側の篩
綱だけで一層高い篩い分け効率が得られる。
【0017】しかも、本発明のトロンメルにおいて、六
角筒状のトロンメル本体(1)の先端縁の特定位置に掘
削用の爪(2)及び案内板(3)が配置された構造は、
トロンメル本体(1)を回転させた場合、トロンメル本
体(1)の軸線に回転重心を一致させる。すなわち、回
転の重心が振れることがない。その結果、本発明のトロ
ンメルは、回転中に振動を発生することなく、より安定
した回転が得られる。従って、バックホーのアーム
(6)に対する取付け部位の負荷も一層低減できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のバックホー
用トロンメルによれば、篩操作においてトロンメル本体
を回転させた場合、トロンメル本体が六角筒状に形成さ
れており、篩綱としての内側面に多くの土石を高い位置
まで同伴させ、より大きな撹拌作用を発揮するため、一
層高い篩い分け効率が得られる。しかも、特定位置に掘
削用の爪および案内板が配置されており、トロンメル本
体の軸線に回転重心が一致するため、回転中に振動を発
生することなく、より安定した回転が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックホー用トロンメルの外観を示す
斜視図
【図2】本発明のバックホー用トロンメルの側面図
【図3】本発明のバックホー用トロンメルの正面図
【符号の説明】
1 :トロンメル本体 2 :掘削用の爪 3 :案内板 5 :綱状部材 6 :バックホーのアーム 7 :ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックホーのアーム先端に回転可能に取
    り付けられるバックホー用トロンメルであって、有底の
    六角筒状に形成され且つ周面に相当する6側面が篩綱と
    して構成されたトロンメル本体と、当該トロンメル本体
    の開口側の先端に付設された掘削用の爪および土石を取
    り込むための案内板とから成り、前記掘削用の爪は、六
    角形の離間した3辺に相当する先端縁に配置され、そし
    て、前記案内板は、前記3辺に隣接した他の3辺に相当
    する先端縁に配置されていることを特徴とするバックホ
    ー用トロンメル。
  2. 【請求項2】 周面に相当する6側面には、それぞれに
    平板状の綱状部材が着脱自在に装着されている請求項1
    に記載のバックホー用トロンメル。
JP2000022166A 2000-01-31 2000-01-31 バックホー用トロンメル Withdrawn JP2001205195A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346477A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Okada Aiyon Corp トロンメル装置
KR100420355B1 (ko) * 2001-04-20 2004-03-02 주식회사 엘지이아이 공기조화기용 터보팬
KR100807883B1 (ko) 2007-08-21 2008-03-10 (유) 현신환경 포크레인 장착용 건설폐기물 분리장치
US7591379B2 (en) 2002-05-31 2009-09-22 Sam Dominic Seaton Turnbull Screen/mixer
JP2018183726A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 住友金属鉱山株式会社 トロンメル
DE102022120932A1 (de) 2022-08-18 2024-02-29 Kiesel Technology Gmbh Anbauvorrichtung für einen Stiel eines Baggers

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JP2002346477A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Okada Aiyon Corp トロンメル装置
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KR100807883B1 (ko) 2007-08-21 2008-03-10 (유) 현신환경 포크레인 장착용 건설폐기물 분리장치
JP2018183726A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 住友金属鉱山株式会社 トロンメル
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Effective date: 20070403