JP2001204302A - 擬似餌 - Google Patents

擬似餌

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JP2001204302A
JP2001204302A JP2000011766A JP2000011766A JP2001204302A JP 2001204302 A JP2001204302 A JP 2001204302A JP 2000011766 A JP2000011766 A JP 2000011766A JP 2000011766 A JP2000011766 A JP 2000011766A JP 2001204302 A JP2001204302 A JP 2001204302A
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bait
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JP2000011766A
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Yasuhiro Kitagawa
安洋 北川
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Deyueru Kk
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Deyueru Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊泳時に、より効果的な集魚音を
発生させることができる擬似餌を提供することを課題と
するものである。 【解決手段】 擬似餌本体1に形成された空洞部2内
に、一端部8cが固定され且つ他端部8dに於いて揺動
可能な板状部材8が収容されており、前記擬似餌本体1
の空洞部2内面と、前記板状部材8の少なくとも一面8
aとの間には、粒状体10が遊動可能に収容されている
擬似餌に係る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣りに使用される
擬似餌、更に詳しくは、効果的な集魚音を発生する擬似
餌に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の擬似餌としては、例え
ば、図3に示すように、擬似餌本体31内に形成された
空洞部32内に、粒状体33としてボール33が遊動可
能に複数個収容された擬似餌30や、図4に示すよう
に、擬似餌本体36内に形成された空洞部37内に、金
属製の板状部材38が遊動可能に収容された擬似餌35
が知られている。前者の擬似餌30は、擬似餌30を水
中で遊泳させた際に、ボール33が自由に移動すること
により、擬似餌本体31の空洞部32内面にボール33
が衝突したり、或いはボール33同士が衝突して集魚音
を発するものである。また、後者の擬似餌35も同様
に、擬似餌35の遊泳に応じて板状部材38が自由に振
動することにより、空洞部37内面に衝突して集魚音を
発するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
擬似餌30は、遊泳時に、ボール33が一箇所に集中
し、重なり合いやすいため、ボール33が停滞し、効果
的な集魚音を発生しにくいという問題点がある。一方、
後者の擬似餌35は、板状部材38が自由に移動できる
ようになってはいるが、上記ボール33に比してその自
由移動は限られており、又、板状部材38はそれ自体で
ある程度の重量があるため、相当な速度で引張って擬似
餌35を振れさせるように遊泳させなければ効果的な集
魚音を発生せず、熟練者でなければ十分に使いこなすこ
とができない。
【0004】そこで、本発明は、遊泳時に、より効果的
な集魚音を発生させることができる擬似餌を提供するこ
とを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
としては、本発明は、擬似餌本体1に形成された空洞部
2内に、一端部8cが固定され且つ他端部8dに於いて
揺動可能な板状部材8が収容されており、前記擬似餌本
体1の空洞部2内面と、前記板状部材8の少なくとも一
面8aとの間には、粒状体10が遊動可能に収容されて
いる擬似餌に係る。本発明に係る擬似餌は、空洞部2内
に、一端部8cが固定され且つ他端部8dに於いて揺動
可能な板状部材8が収容されており、その空洞部2内面
と板状部材8の一面8aとの間に、粒状体10が遊動可
能に収容されているので、遊泳時に粒状体10が板状部
材8の一面8aに衝突し、この衝突によって、板状部材
8の他端部8dが揺動(振動)することとなる。かかる
粒状体10の衝撃音と板状部材8の振動音により、これ
らが共鳴し、より効果的な集魚音を発することができ
る。また、板状部材8は、一端部8cが固定され、且つ
他端部8dが揺動するため、共に収容された粒状体10
が一箇所に停滞することも防止される。
【0006】さらに、前記擬似餌本体1には、前記空洞
部2とは別個独立した空洞部3が形成されており、その
空洞部3には、前記粒状体10(擬似餌本体1の空洞部
2内面と板状部材8の少なくとも一面8aとの間に収容
された粒状体10)とは別個の粒状体17が遊動可能に
収容されている擬似餌に係る。かかる擬似餌を遊泳させ
ると、別個の空洞部3に収容された粒状体17がその空
洞部3内面に衝突することによる振動が板状部材8に伝
達され、これにより板状部材8の他端部8dが揺動す
る。この板状部材8の揺動により、板状部材8と共に収
容された粒状体10が振動し、この粒状体10が板状部
材8や空洞部2の内面に衝突して効果的な集魚音を発す
る。
【0007】加えて、前記板状部材8が、前記擬似餌本
体1の垂直方向に於ける縦断面に沿って収容されてお
り、前記擬似餌本体1の空洞部2内面と、前記板状部材
8の一面8a及び他面8bとの間に、前記粒状体10が
遊動可能に収容されている擬似餌に係る。ここで、板状
部材8の一面8a及び他面8bとは、板状部材8の各面
のうち、面積の広い面のことを意味する。かかる擬似餌
は、遊泳時に、板状部材8の両面側に収容された粒状体
10が、板状部材8に衝突するので、さらに効果的であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る擬似餌の実施
形態について図面を参照しながら説明する。図1及び図
2に於いて、1は、所定形状(例えば、外形が略魚の形
状)に形成された擬似餌本体を示す。擬似餌本体1は、
例えば、合成樹脂によって形成されている。
【0009】擬似餌本体1の内部には、少なくとも1箇
所の空洞部2,…が設けられている。すなわち、擬似餌
本体1の略中央部に第一空洞部2、該第一空洞部2に隣
接し且つ擬似餌本体1の中央下部に第二空洞部3、該第
一空洞部2に隣接し且つ擬似餌本体1の後部に第三空洞
部4、該第一空洞部2に隣接し且つ擬似餌本体1の前方
上部に第四空洞部5、擬似餌本体1の前部に第五空洞部
6が、それぞれ形成されている。各空洞部2,…は、各
空洞部2,…に収容された収容物が他の空洞部2,…に
侵入しないように独立させるべく、仕切壁7を介して区
画されている。
【0010】第一空洞部2には、収容物として平板状の
板状部材8と粒状体10がそれぞれ収容されている。板
状部材8は、例えば、金属、ガラス、セラミック、硬質
樹脂などの硬い素材(粒状体などの衝撃により音が出る
程度の硬い素材)で形成されており、その形状は、収容
される空洞部2,…の形状などに応じて適宜設計されて
いるが、空洞部2内面に接触しない程度の平面形状に形
成されている。かかる板状部材8は、後端部8d(他端
部8dに相当する)に於いて揺動可能とすべく、第一空
洞部2内面に接触しないようにして、擬似餌本体1の固
定部12にその前端部8c(一端部8cに相当する)が
固定されている。具体的には、擬似餌本体1の内面から
突設された鍵状突部14を有する異形円柱部15(固定
部12に相当する)に、板状部材8の前端部8cに形成
された嵌合孔16を嵌入することにより、固定されてい
る。さらに、板状部材8は、その一面8aが擬似餌本体
1の垂直方向に於ける縦断面に沿った(平行)状態とな
るように収容されている。尚、板状部材8の前端とは、
擬似餌を引張って遊泳させる際に、擬似餌の進行方向を
指す。
【0011】粒状体10は、例えば、金属、ガラス、セ
ラミック、硬質樹脂などの硬い素材(板状部材などへの
衝撃により音が出る程度の硬い素材)で形成されてお
り、その形状は、球状(ボール状)の他、円柱状、立方
体状、多面体状などに形成され、且つ空洞部2内面と板
状部材8の一面8aとの間に遊びを有した状態となるよ
う(遊動可能な大きさ)に形成されている。粒状体10
は、板状部材8を中心として、その一面8a及び他面8
bと第一空洞部2内面との間に、遊動可能に複数個収容
されている。
【0012】また、第二空洞部3には、前記第一空洞部
2に収容された粒状体10に比して大形の粒状体17
が、第一空洞部2に収容された粒状体10とは別個に遊
動可能に収容されている。さらに、第三空洞部4及び第
四空洞部5にも同様に、粒状体18,19が、1個又は
複数個それぞれ収容されている。尚、20は、第五空洞
部6に移動不能に嵌合された鉛やタングステンなどから
なる錘部材を示し、21は、擬似餌本体1の所定箇所に
設けられたステンレスなどからなる連結用フックを示
す。
【0013】上記構成からなる擬似餌は、遊泳時に、第
二空洞部3に収容された粒状体17がその空洞部3内面
に衝突することによって生ずる振動が板状部材8に伝達
され、これにより板状部材8の他端部8bが揺動する。
この板状部材8の揺動により、板状部材8と共に収容さ
れた粒状体10が振動し、この粒状体10が板状部材8
や空洞部2の内面に衝突して効果的な集魚音を発するこ
ととなる。かかる粒状体10の衝撃音と板状部材8の振
動音は共鳴し、より効果的な集魚音を発することができ
る。
【0014】また、板状部材8は、前端部8cが固定さ
れ、且つ後端部8dが揺動するため、共に収容された粒
状体10が一箇所に停滞することも防止される。さら
に、上記実施形態に於いては、第二空洞部3のみなら
ず、第三空洞部4や第四空洞部5にも粒状体18,19
が遊動可能に収容されているので、これらも第二空洞部
3に収容された粒状体17と同様に、板状部材8を振動
させる作用を有する。このように、板状部材8が収容さ
れた空洞部2とは別個独立した複数の空洞部3,4,
5,…に粒状体17,18,19,…が遊動可能にそれ
ぞれ収容されていることは好ましい態様である。
【0015】また、この板状部材8が収容された第一空
洞部2とは別個独立した空洞部3,…は、第一空洞部2
と隣接して設けられていることが好ましい。当該独立し
た空洞部3,…内に収容された粒状体17,…の振動
が、板状部材8に伝達されやすいからである。但し、別
個独立した空洞部3,…は、板状部材8が収容された空
洞部2に隣接させて設けられる構成に限定されるもので
はない。
【0016】また、板状部材8は、その前端部8cが擬
似餌本体1に固定されているが故に、粒状体10の衝突
によって、板状部材8が揺動(振動)しやすいという利
点を有する。通常、遊泳時には、粒状体10は、揺動可
能な板状部材8の後端部8dに片寄りやすくなるからで
ある。但し、板状部材8は、一端部8cに於いて固定さ
れておれば足り、前端部で固定する構成に限定されるも
のではない。
【0017】さらに、擬似餌本体1、板状部材8及び粒
状体10,…は、上記のように互いに衝突することによ
り音が出る程度の硬い素材であれば特に限定されない
が、これらのうちから選ばれる少なくとも2種の部材
は、異質な素材で形成されていることが好ましい。異質
な素材で形成されていることにより、擬似餌本体1の空
洞部2,…の内面や板状部材8に粒状体10が衝突した
際、音質の変化が期待されるからである。例えば、擬似
餌本体1が合成樹脂、板状部材8がガラス又はセラミッ
ク、粒状体10,…が金属で形成されている場合や、板
状部材8が金属、粒状体10,…が板状部材8とは異な
る材質の金属で形成されている場合などが例示される。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る擬似餌によ
れば、板状部材の振動と粒状体の衝突によって、より効
果的な集魚音を発生させることができる。特に、板状部
材が収容された空洞部とは別個独立した空洞部に別個の
粒状体が遊動可能に収容されている擬似餌にあっては、
該別個の粒状体が空洞部内面に衝突する振動が板状部材
に伝わるので、集魚音を発するのに更に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る擬似餌の一実施形態を示し、擬似
餌の垂直方向に於ける縦断面図。尚、粒状体について
は、ハッチングを省略する(他図も同じ)。
【図2】図1のA−A線断面図(擬似餌の水平方向に於
ける縦断面図)。
【図3】従来の擬似餌を示し、(a)は、その垂直方向
に於ける縦断面図、(b)は、同(a)のB−B線断面
図。
【図4】従来の擬似餌を示し、(a)は、その垂直方向
に於ける縦断面図、(b)は、同(a)のC−C線断面
図。
【符号の説明】
1…擬似餌本体、2,3…空洞部、8…板状部材、8a
…板状部材の一面、8c…板状部材の一端部、8d…板
状部材の他端部、10,17…粒状体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擬似餌本体(1)に形成された空洞部
    (2)内に、一端部(8c)が固定され且つ他端部(8
    d)に於いて揺動可能な板状部材(8)が収容されてお
    り、前記擬似餌本体(1)の空洞部(2)内面と、前記
    板状部材(8)の少なくとも一面(8a)との間には、
    粒状体(10)が遊動可能に収容されていることを特徴
    とする擬似餌。
  2. 【請求項2】 更に、前記擬似餌本体(1)には、前記
    空洞部(2)とは別個独立した空洞部(3)が形成され
    ており、その空洞部(3)には、粒状体(17)が遊動
    可能に収容されていることを特徴とする擬似餌。
  3. 【請求項3】 前記板状部材(8)が、前記擬似餌本体
    (1)の垂直方向に於ける縦断面に沿って収容されてお
    り、前記擬似餌本体(1)の空洞部(2)内面と、前記
    板状部材(8)の一面(8a)及び他面(8b)との間
    に、前記粒状体(10)が遊動可能に収容されているこ
    とを特徴とする擬似餌。
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