JP3109463U - プラスチックルアー - Google Patents

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誠司 加藤
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株式会社ジャッカル
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Abstract

【課題】ルアー本体の一部中空内部において自由に移動が可能な錘を収納しておき、当該プラスチックルアー遊泳時に、錘の移動によって細かな振動と音を発生するプラスチックルアーを提供すること。
【解決手段】プラスチック材により釣り用餌の形態を外観的に擬似成形してなり、少なくとも一部を中空状に成形してなるルアー本体2に対し、前記ルアー本体の一部中空部内に錘3を配設してなるプラスチックルアー1において、錘が、ルアー本体の一部中空部内において回転移動可能な多面体もしくは球体形状の複数の任意点において平面状、凹状16あるいは凸状17に変形成形したものからなり、プラスチックルアーの遊泳時に、錘の回転移動にともなってルアー本体を微細に振動させるとともに音を発生するものからなることを特徴するプラスチックルアー。
【選択図】図1

Description

この考案は、釣りの際に用いるプラスチックルアーに係るものであり、特に、当該プラスチックルアーの遊泳時に、微細な振動と雑音とを発するように設計してなるプラスチックルアーの改良に関するものである。
周知のように、一般的なプラスチックルアーは、魚の餌となる小魚、エビ、昆虫およびこれに類するものをプラスチック成形により具現化したものであリ、例えば、図1に示す実施例のもののように、小魚の形態に似せたプラスチック成形品として供され、生餌に代えて釣り糸ラインに連結して使用するものであり、釣り糸を結束するための釣り糸結束アイ、釣り針を連結するための釣り針連結アイ、重量を付加するための錘、ルアー本体に対して水受け部として機能するリップなどの各パーツを取り付けたものからなっている。
通常、この種のプラスチックルアーは、プラスチック成形により左半部と右半部とに分けてプラスチック成形し、この樹脂製成形品に錘(金属製、高比重樹脂製など)、釣り糸結束アイ、釣り針連結アイ、ラトル〔雑音を発生させるための小型球(ガラス製、金属製、樹脂製、その他)〕を組み込み、左半部と右半部とを接合することにより、中空部内に錘および/またはラトルを封入した状態で、各パーツを組み込んだプラスチックルアーを作っている。
図2は、従来の典型的なプラスチックルアー21の構成例を示すものであって、従来のプラスチックルアー21において、ルアー本体22の一部中空部内に封入する錘23やラトルは、図2に示すもののような完全球体のものであった。このように、ルアー本体の内部に封入する錘やラトルを完全球体とすることにより、当該錘やラトルをルアー本体の内部においてスムースに動かすことができるというものであった。図2において、ルアー本体22は、中空状にプラスチック成形された成形体であり、外観的には、略魚形状を具現する頭部24、尾部25、背部26、腹部27を有するものからなっており、頭部24の先端側には、水受け部として機能する板状のリップ28を備えたものからなっている。
図2に示すプラスチックルアー21は、ルアー本体22におけるリップ28の上面部分に、釣り糸ラインに連結される釣り糸結束アイ29が設けてあり、尾部25並びに腹部27にそれぞれ釣り針を連結するための釣り針連結アイ30、31が設けてある。
このルアー本体22は、内部が中空部Hとして形成されているものであり、前記中空部Hは、仕切壁32によって第1の中空部33および第2の中空部34に仕切られていて、第1の中空部33内に、完全球体状の錘23が収納してある。
さらにまた、従来のプラスチックルアーにおいて、ルアー本体の一部中空部内に封入する錘やラトルは、例えば、立方体、直方体、円柱、半円柱、その他ルアーの形態に合わせたさまざまな異形状のものが使用されているが、これらの異形状の錘は完全に固定されているか、あるいは限られた個所でしか動かないように半固定状態のものであった。
そこで、この考案は、上記する従来のルアーの構成において指摘されている問題点並びに欠点を解消するべく改良したものであって、とりわけ、ルアー本体の一部中空内部において自由に移動が可能な錘を収納しておき、当該プラスチックルアー遊泳時に、錘の移動によって細かな振動と音を発生させることができるようになしたプラスチックルアーを提供しようとするものである。
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、請求項1に記載の考案は、プラスチック材により釣り用餌の形態を外観的に擬似成形してなり、少なくとも一部を中空状に成形してなるルアー本体に対し、前記ルアー本体の一部中空部内に錘を配設してなるプラスチックルアーにおいて、前記錘が、ルアー本体の一部中空部内において回転移動可能な多面体もしくは球体形状の複数の任意点において平面状、凹状あるいは凸状に変形成形したものからなり、プラスチックルアーの遊泳時に、錘の回転移動にともなってルアー本体を微細に振動させるとともに音を発生するものからなるプラスチックルアーを構成するものである。
さらに、この考案において請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のプラスチックルアーであって、前記錘が、金属製、ガラス製、石製あるいは高比重樹脂製のものからなることを特徴とするものである。
さらにまた、この考案において請求項3に記載の考案は、請求項1あるいは請求項2に記載のプラスチックルアーであって、前記ルアー本体の一部中空部内に複数個の錘を封入してなることを特徴とするものでもある。
この考案になるプラスチックルアーは、構造が極めて簡単であり、製造が容易であって、多量生産に適合し得る点において、経済的にも極めて有利に作用するものであり、さらに、構成部材が少ないものであるという点においても極めて実効性の高いものであるといえる。
さらに、この考案になるプラスチックルアーによれば、ルアー本体の一部中空部内に配した錘が、多面体もしくは球体形状の複数の任意点において平面状、凹状あるいは凸状に変形成形したものからなっていて、ルアー本体の一部中空部内において回転移動可能に構成したことにより、当該プラスチックルアー遊泳時に、錘の回転移動にともなってルアー本体を微細に振動させるとともに、音を発生することにより、釣り魚を誘い込むことができ、この点においても極めて有効に作用するものといえる。
以下、この考案になるプラスチックルアーについて、図面に示す具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、この考案になるプラスチックルアーの具体的な一実施例を示すものであって、図1Aは、この考案になるプラスチックルアーの第1の実施例を示す概略的な側断面図であり、図1B1および図1B2は、ルアー本体の一部中空部内に収納する錘の異なる形態を示す概略的な側面図であり、図1Cは、この考案になるプラスチックルアーの第2の実施例を示す概略的な側断面図である。
まず、この考案になるプラスチックルアー1は、その一例において、プラスチックにより中空の略魚形状をなすルアー本体2および当該ルアー本体2の一部中空部内に収納される錘3とを含むものからなっている。前記ルアー本体2は、中空状にプラスチック成形された成形体であり、外観的には、略魚形状を具現する頭部4、尾部5、背部6、腹部7を有するものからなっており、頭部4の先端側には、水受け部として機能する板状のリップ8を備えたものからなっている。
図1に示す実施例になるプラスチックルアー1は、前記ルアー本体2におけるリップ8の上面部分に、釣り糸ラインに連結される釣り糸結束アイ9がが設けてあり、前記尾部5並びに腹部7にそれぞれ釣り針を連結するための釣り針連結アイ10、11が設けてある。
一方、この考案になるプラスチックルアー1におけるルアー本体2は、内部が中空部Hとして形成されているものであり、図1Aに示す第1の実施例のものによれば、前記中空部Hは、仕切壁12によって第1の中空部13および第2の中空部14に仕切られている。一方、図1Cに示す第2の実施例のものによれば、前記中空部Hは、ルアー本体2の内部を全体的に中空状にした中空部15として形成したものであってもよい。
前記ルアー本体2における前記中空部Hには、金属製、ガラス製、石製あるいは高比重樹脂製の略球状の錘3が、当該中空部H内において回転移動可能に収納されている。この考案において、前記錘3の形状は極めて重要なものである。すなわち、この考案において、前記錘3は、多面体もしくは図1B1あるいは図1B2に示すもののように、球体形状の複数の任意点において平面状、凹状16あるいは凸状17に変形成形したものからなっている。
この考案において、前記錘3の素材としては、比較的比重が高いもののほうが、比重の低いものよりも、より大きな振動と音とを発生させることができ有利であり、前記錘3の形状としては、回転移動可能な範囲で適度にごつごつしていたほうが有利であり、前記錘3の大きさに対してルアー本体2の中空部が広いほど有利であり、さらに、ルアー本体2の中空部内に複数個の錘を収納することによてのより大きな振動と音とを発生させることができる。
図1は、この考案になるプラスチックルアーの具体的な一実施例を示すものであって、図1Aは、この考案になるプラスチックルアーの第1の実施例を示す概略的な側断面図であり、図1B1および図1B2は、ルアー本体の一部中空部内に収納する錘の異なる形態を示す概略的な側面図であり、図1Cは、この考案になるプラスチックルアーの第2の実施例を示す概略的な側断面図である。 図2は、従来のプラスチックルアーの一構成例を示すものであって、完全球体の錘を内蔵するプラスチックルアーの概略的な側断面図である。
符号の説明
1 プラスチックルアー
2 ルアー本体
3 錘
4 魚形状体の頭部
5 尾部
6 背部
7 腹部
8 リップ
9 釣り糸結束アイ
10、11 釣り針連結アイ
H 中空部
12 仕切壁
13 第1の中空部
14 第2の中空部
15 全体中空部
16 錘表面の平面、凹部
17 錘表面の凸部

Claims (3)

  1. プラスチック材により釣り用餌の形態を外観的に擬似成形してなり、少なくとも一部を中空状に成形してなるルアー本体に対し、前記ルアー本体の一部中空部内に錘を配設してなるプラスチックルアーにおいて、前記錘が、ルアー本体の一部中空部内において回転移動可能な多面体もしくは球体形状の複数の任意点において平面状、凹状あるいは凸状に変形成形したものからなり、プラスチックルアーの遊泳時に、錘の回転移動にともなってルアー本体を微細に振動させるとともに音を発生するものからなることを特徴するプラスチックルアー。
  2. 前記錘が、金属製、ガラス製、石製あるいは高比重樹脂製のものからなることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックルアー。
  3. 前記ルアー本体の一部中空部内に複数個の錘を封入してなることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載のプラスチックルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04192951A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Canon Inc 構内交換装置

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