JP3058863U - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP3058863U
JP3058863U JP1998008662U JP866298U JP3058863U JP 3058863 U JP3058863 U JP 3058863U JP 1998008662 U JP1998008662 U JP 1998008662U JP 866298 U JP866298 U JP 866298U JP 3058863 U JP3058863 U JP 3058863U
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隆 阿久津
芳男 西川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルアー先端の部材を交換することで、泳ぎ方
等の特性そのものを変えることが可能なルアーを提供す
ること。 【解決手段】ルアー本体1は、胴体部3と胴体部3の先
端に取り付けるキャップ部材81とから構成されてい
る。胴体部3は、釣糸をルアー本体1に取り付けるため
の取付部材51を先端部に有し、釣針をルアー本体に取
り付けるための取付部材53、55を所定の位置に有し
ている。キャップ部材81は、胴体部3先端に設けた前
記取付金具51を挿通させるための挿通孔83を有し、
胴体部3に取り付けた状態で挿通孔83を介して取付部
材55が突出可能となるように形成されている。また、
外観形状の異なる二以上のキャップ部材81を有してお
り、一のキャップ部材を選択的に取り付けることができ
るようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ルアーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平7−255325号公報に示すような組立式ルアーが知られてい る。当該組立式ルアーは、背から腹部方向に縦割りにしかつ内部を中空にした左 右一対のルアー本体と、釣糸結束リングおよび釣針とからなり、リップを選択的 に嵌着したり、ルアー本体がネジ等によって分解・組立ができるように構成され たものである。そして、このような構成によって、組立が容易でかつ内部に自分 の好みの発光体、蛍光物体、錘等を入れることができ、色彩・模様等を使用者自 身の経験や好みを生かして施し、形状の異なるリップを取り付けたり、取付角度 を変更して取り付けて、手作りの楽しみを味わうことができる組立式ルアーを提 供することをその目的としたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の組立式ルアーは、自分の経験や好みによって自分に適したルアーを 作り出すことができるものであり、基本的には魚を模した胴体部の先端にリップ を取付けた構造を有し、リップの有無あるいは取付角度の調整によって、釣糸に よって水中のルアーを引っ張った時の動作(泳ぎ方)に若干の変化をつけること ができるものである。 しかし、実際の釣り場では、季節、天候、水温等の環境条件、水底や水際等の 地形条件、その場所に繁殖する餌となる生物の違いによって、使用に適したルア ーが異なるものである。そして、通常は、形状や性質の異なる複数の種類のルア ーを用意し選択的に使用することが行われるものである。
【0004】 ルアーには、その動作や形態等の違いによって様々な種類のものがある。例え ば、プラグ、スプーン、スピナー、ワーム等に大きく分類される。プラグだけに 関しても、水面を泳ぐタイプのものと潜水しながら泳ぐタイプのものがあり、さ らに、左右に動きながら泳いだり、引き寄せる速度の変化によって水面を泳いだ り潜行したり、音を発しながら泳ぐもの等様々のものがある。 これらルアーの選択は、上記の通り釣り場での環境等によって選択されるもの である。上記従来の組立式ルアーでは、リップの取付角度を変更したりすること で若干のルアー動作の調整をすることはできるが、一つの組立式ルアーによって 潜行するタイプから水面を左右に動作しながら泳ぐタイプへ、あるいは音を発生 させることができるタイプへといったルアーの特性そのものを変更するようなこ とまでは行うことができなかった。
【0005】 本考案のルアーは上記の点に鑑み考案されたものであって、ルアー先端の部材 を交換することで、泳ぎ方等の特性そのものを変えることが可能なルアーを提供 することを目的とする。 また、ルアー先端の部材に合わせて、ルアー全体としての浮力や重心位置等の バランスを調整することが可能なルアーの構造を提供することをその目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願考案は以下の構成を有する。 すなわち、請求項1記載のルアーは、 (イ)ルアー本体は、胴体部と胴体部の先端に取り付けるキャップ部材とから構 成されていること。 (ロ)胴体部は、釣糸をルアー本体に取り付けるための取付部材を先端部に有し 、釣針をルアー本体に取り付けるための取付部材を所定の位置に有していること 。 (ハ)キャップ部材は、胴体部先端に設けた前記取付金具を挿通させるための挿 通孔を有し、胴体部に取り付けた状態で挿通孔を介して取付部材が突出可能とな るように形成されていること。 (ニ)外観形状の異なる二以上のキャップ部材を有しており、一のキャップ部材 を選択的に取り付けることができるようになっていること。
【0007】 また、請求項2記載のルアーは、 (イ)ルアー本体は、胴体部と胴体部の先端に取り付けるキャップ部材とから構 成されていること。 (ロ)胴体部は、略対称形状の左右一対の半割体を締結手段によって一体的に結 合することにより、内部に収容空間を有した中空状に形成されていること。 (ハ)胴体部は、前記収容空間に収容されるバランス調整部材と、釣糸をルアー 本体に取り付けるための取付部材を先端部に有し、釣針をルアー本体に取り付け るための取付部材を所定の位置に有していること。 (ニ)キャップ部材は、胴体部先端の所定の範囲を覆うように取り付けられる取 付凹部と胴体部先端に設けた前記取付金具を挿通させるための挿通孔を有し、胴 体部に取り付けた状態で締結手段によって胴体部に固定され、挿通孔を介して取 付部材が突出可能となるように形成されていること。 (ホ)外観形状の異なる二以上のキャップ部材を有しており、一のキャップ部材 を選択的に取り付けることができるようになっていること。
【0008】 また、請求項3記載のルアーは、請求項2記載のルアーにおいて、バランス調 整部材が浮部材と錘部材であること。
【0009】 また、請求項4記載のルアーは、請求項1乃至3記載のルアーにおいて、 (イ)胴体部の先端には、外形を小さくした小径部が形成されていること。 (ロ)キャップ部材の取付凹部は前記小径部に取り付けられ、接合部分の胴体部 表面に段差が生じないようになっていること。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本願考案の一実施の形態を図を用いて説明する。 まず、第1に本願考案に係るルアーの概略を説明する。図1は本願考案に係る ルアーの概要を説明するための斜視図であり、図3(a)は図1に対応した横断 面を表したものである。 1はルアー本体であって合成樹脂によって形成されている。ルアー本体1は、 大きく分けると魚を模した略流線形状の胴体部3と、胴体部3の先端に取り付け るキャップ部材81とから構成されている。キャップ部材81には、図示するよ うに形態の異なる種々のキャップ(121、123、125、127、129) が用意されている。本願考案に係るルアーは、胴体部3の先端に取り付けるキャ ップ部材81を複数種類の中から選択して使用することで、ルアー本体1の泳ぎ 方やその他の特性を変更させることができるものである。
【0011】 以下、詳細に説明する。 図2は、ルアー本体1の構造を表した分解斜視図である。胴体部3は、前述の ように魚の形状を模したような略流線形状をなしており、先端側および後端側に 向かって外形が細くなるように形成された中空の棒状体である。また、胴体部3 は、背から腹にかけて長手方向の中心で左右に分割した形状の第1の半割体5と 第2の半割体7の接合によって形成されている。
【0012】 胴体部3の構造についてさらに詳しく説明する。第1の半割体5内部の先端側 および後端側には、第2の半割体7側に向かって2つの円柱突起9、21が設け られており、各円柱突起にはそれぞれ雌ネジ11、23が形成されている。この 円柱突起9、21は後述する第2の半割体7に形成した受部材65、73と嵌合 し、締結手段であるネジ67、75と螺合することで第1の半割体5と第2の半 割体7を結合させるために用いる部材である。
【0013】 第1の半割体5内部の先端側に設けた円柱突起9の上下には、リブ13、15 が形成されている。リブ13は、第1の半割体5の外殻部材の内側面に一体的に 形成された板状の部材であり、円柱突起9の長手方向外周にも一体的に結合され ている。この際、リブ13の円柱突起9との結合部分のうち、円柱突起9の先端 部分には切欠17が形成され、リブ13と円柱突起9の外周との間に隙間が形成 されている。 同様に、リブ15は、第1の半割体5の外殻部材の内側面に一体的に形成され た板状の部材であり、円柱突起9の長手方向外周にも一体的に結合されている。 この際、リブ15の円柱突起9との結合部分のうち、円柱突起9の先端部分には 切欠19が形成され、リブ15と円柱突起9の外周との間に隙間が形成されてい る。
【0014】 円柱突起9は、後述する第2の半割体7の受部材65と嵌合しネジ67との螺 合によって第1の半割体5と第2の半割体7を締結させる役割を有している。ま た、円柱突起9は釣糸(図示せず)および釣針を取り付けるための通称アイと称 せられている取付部材51、53の取付部としての役割をも有しているものであ り、魚を釣った際の荷重や衝撃が加わる部位であるので、耐荷重、耐衝撃に対す る強度を高めるために前記リブ13、15によって補強が行われているものであ る。リブ13、15はさらに、中空状の第1の半割体5の外殻部材の強度を高め る効果も同時に有している。
【0015】 同様に、第1の半割体5内部の後端側に設けた円柱突起21は、後述する第2 の半割体7の受部材73と嵌合しネジ75との螺合によって第1の半割体5と第 2の半割体7を締結させる役割を有している。また、円柱突起21は取付部材5 5の取付部としての役割をも有しているものであり、魚を釣った際の荷重や衝撃 が加わる部位であるので、耐荷重、耐衝撃に対する強度を高めるために前記リブ 25、27によって補強が行われているものである。リブ25、27はさらに、 中空状の第1の半割体5の外殻部材の強度を高める効果も同時に有している。
【0016】 第1の半割体5内部の略中央付近の背側(上側)および腹側(下側)には、円 柱形状の凸条33、35が形成されており、凸条33、35の先端は第1の半割 体5の端面よりも突出して形成されている。凸条33、35は第1の半割体5の 外殻部材の強度を高める目的と、後述する第2の半割体7に形成した嵌合部材9 5、97の嵌合孔96、98に嵌合し、ルアー本体1に荷重が加えられた場合に 第1の半割体5と第2の半割体7の接合部分がずれるのを防止するものであり、 第1の半割体5の成形時に一体的に形成されたものである。 また、第1の半割体5内部の後端部には、円柱突起21から少し間隔をあけた 位置から後端縁までの長さを有する一対の板状のリブ43、45が互いに平行に 形成されている。また、このリブ43、45によって囲まれる溝47が形成され るようになっており、第1の半割体5の後端縁には溝47と連通する切欠41が 形成されている。 リブ43、45は、第1の半割体5の端面よりも第2の半割体7に突出した状 態で形成されている。すなわち、第1の半割体5と第2の半割体7が接合した状 態では、接合面より第2の半割体7内部に入り込んだ状態となるようになってい る。このような構造にすることにより、後述するアイ55に取り付けた釣針に魚 が掛かり、アイ55に第1の半割体5と第2の半割体7の接合面と平行な方向に 荷重が加わっても、アイ55がリブ43、45に当接し第1の半割体5と第2の 半割体7の接合面に直接接触することがない。したがって接合面をこじって第1 の半割体5と第2の半割体7の接合を解除する方向に力が作用しないようになっ ている。 さらに、第1の半割体5内部の先端部には、切欠37が形成されている。
【0017】 次に、第2の半割体7について説明する。第2の半割体7は主な部分において 第1の半割体5と同様の構造を有しており、対称となる形状を有している。 まず、第2の半割体7内部の先端側および後端側には、2つの受部材65、7 3が設けられている。受部材65、73は、第1の半割体5に設けた円柱突起9 、21と対向する位置に設けられており、第1の半割体5と第2の半割体7が結 合した際に、受部材65と円柱突起9、受部材73と円柱突起21とが互いに接 合する構造となっているものである。 受部材65、73は、ともに円柱状の部材であり、先端部(第1の半割体5側 端部)には円柱突起9、21の先端部を嵌入する凹部66、74が形成されてい る。第1の半割体5と第2の半割体7が結合する際には、丁度凹部66、74の 底面と円柱突起9、21の先端面が当設し、凹部66、74の内径とそこに接す る円柱突起9、21の外形がほぼ一致する寸法関係になるよう形成されている。
【0018】 また、受部材65、73の中心には、第2の半割体7の外側まで貫通する孔5 9、71が形成され、孔59、71が形成された部分の第2の半割体7の外側面 部には、座ぐり57、69が形成されている。 座ぐり57、69および孔59、71には、ネジ67、75が挿通され、座ぐ り57、69によってネジ67、75の頭部が第2の半割体7の外側表面に突出 しないようになっている。挿通されたネジ67、75の先端は、受部材65、7 3の先端より突出し、さらに円柱突起9、21の雌ネジ11、23と螺合するこ とで、第1の半割体5と第2の半割体7を強固に締結する構造となっている。
【0019】 また、第1の半割体5と同様に、第2の半割体7の受部材65の上下にはリブ 61、62が形成され、受部材73の上下にもリブ63、64が形成されている 。 リブ61は、第2の半割体7の外殻部材の内側面に一体的に形成された板状の 部材であり、受部材65の長手方向外周にも一体的に結合されている。この際、 リブ61の受部材65の結合部分のうち、受部材65の先端部分には切欠18が 形成され、リブ61と受部材65の外周との間に隙間が形成されている。 同様に、リブ62は、第2の半割体7の外殻部材の内側面に一体的に形成され た板状の部材であり、受部材65の長手方向外周にも一体的に結合されている。 この際、リブ62の受部材65との結合部分のうち、受部材65の先端部分には 切欠20が形成され、リブ62と受部材65の外周とのに隙間が形成されている 。 さらに、第1の半割体5と同様に、第2の半割体7内部の後端側に設けた受部 材73もリブ63、64によって補強されている。
【0020】 第2の半割体7には図3(b)に示すように第1の半割体5の凸条33、35 に対向して円柱状の部材である嵌合部材95、97が形成されている。嵌合部材 95、97の端部には嵌合孔96、97が形成されており、前述のように凸条3 3が嵌合孔96に嵌入され、凸条35が嵌合孔97に嵌入されるようになってい る。この嵌合孔96、97と凸条33、35の嵌合によって、第1の半割体5と 第2の半割体7の接合面に平行な方向のずれを防止するようになっている。した がって、魚を釣った際の衝撃や荷重等がルアー本体1に生じても、比較的薄肉の 合成樹脂で形成されている外殻の変形を防止することが可能となっている。 第2の半割体7内部の先端部にも切欠39が形成されている。
【0021】 各半割体5、7を締結した状態では、先端付近に段差部141を有する小径部 143が形成されるようになっている。この小径部143には後述するキャップ 部材81が取り付けられるようになっている。 第1の半割体5と第2の半割体7を接合した状態を図2のA−A線における断 面および、図2のB−B線における断面で表すとそれぞれ図4(b)、図4(d )のようになっている。また、結合前の状態は、それぞれ図4(a)、図4(c )のようになっている。
【0022】 また、第1の半割体5および第2の半割体7の小径部143内部にはそれぞれ 円柱突起29a、29bが形成され、各円柱突起29a、29bは小径部143 の表面から連通するネジ孔31a、31bを有している。このネジ孔31a、3 1bは、後述するキャップ部材81をネジ91、93によって胴体部3に固定す る際に使用するものである。
【0023】 次に、胴体部3内に収納される各部材について説明する。まず、ルアー本体1 に釣糸(ライン)および釣針(フック)を取り付けるための取付部材となるアイ 51、53、55について説明する。 各アイ51、53、55は、若干の大きさの違いはあり得るが基本的には略同 一の形状を有している。アイ51を例にとって説明すると、アイ51は一本の金 属の棒状素材を折り曲げて形成したものであり、両端に円環51a、51bを形 成し、両円環51a、51bを直線状に形成した部分で連結したような形状を有 している。その他のアイ53、55も同様の構造であり、アイ53は円環53a 、53bを有し、アイ55も同様に円環55a、55bを有した構造となってい る。 なお、本実施の形態では、一本の金属の棒状素材を折り曲げて形成したアイを 用いているが、当然に他の手法によって形成されたものでも差し支えなく、本願 考案の技術的範囲に影響を与えるものではない。
【0024】 各アイ51、53、55について説明する。 アイ51は釣糸(図示せず)とルアー本体1を連結するために使用される部材 である。アイ51の一方の円環51aは円環内を円柱突起9が挿通した状態で円 柱突起9に嵌着され、他方の円環51bは第1の半割体5の先端に設けた切欠3 7と第2の半割体7内部の先端に設けた切欠39によって形成される開口から突 出した状態となるように装着されている。突出した円環51bは、後述するキャ ップ部材81の先端部の挿通口83からも突出し、この状態で釣糸が結びつけら れるようになっている。 アイ53は釣針(図示せず)をルアー本体1に取り付けるために使用される部 材である。アイ53の一方の円環53aは円環内を円柱突起9が挿通した状態で 嵌着され、他方の円環53bは第1の半割体5の切欠49と第2の半割体7内部 に設けた切欠50によって形成される開口から突出した状態となるようになって いる。突出した円環53bには釣針が取り付けられるようになっている。 同様に、アイ55は釣針をルアー本体1に取り付けるために使用される部材で ある。アイ55の一方の円環55aは円環内を円柱突起21が挿通した状態で嵌 着され、他方の円環55bは第1の半割体5の後端に設けた切欠41と第2の半 割体7内部の後端に設けた切欠77によって形成される開口から突出した状態と なるようになっている。突出した円環55bには釣針(図示せず)が取り付けら れるようになっている。
【0025】 胴体部3内には、上記アイ51、53、55に加えて、バランス調整部材とし ての浮部材101と浮部材101に形成した嵌合凹部109に嵌合した球形錘1 11が同時に収容されている。浮部材101は発泡性の素材によって形成された ものであり、胴体部3内の中空部分の形状と略一致する外形を有しており、先端 側には段部103、中程には凸条33、35を避けるための逃げ部105、10 7が形成されている。さらに、後部下側には、金属製の球形錘111を嵌合させ るための嵌合凹部109が形成されている。 これら、胴体部3内に収容した浮部材101と球形錘111によって浮力、重 心位置、重量等のバランスが変更(調整)可能となっている。したがって、複数 種類の浮部材101や重量の異なる球形錘111用意することで、後述するキャ ップ部材と合わせて用途に応じたルアーに調整することが可能となっている。 なお、本実施の形態では球形の錘を使用しているが、球形に限る必要はなく、 また1個のみではなく複数個の錘を用いても差し支えない。
【0026】 次に、胴体部3の先端に嵌着するキャップ部材81について説明する。キャッ プ部材81には、図1に示すように形状の異なる数種類のもの(121A〜E) が用意されている。 各キャップ部材81は、胴体部3へ結合させる部分の構造が共通している。す なわち、胴体部3の先端側に形成した段差部141から前側の小径部143に装 着するために、小径部141を覆うように取り付けられる嵌合凹部85を有し、 先端部には挿通口83が形成されている。 挿通口83は、キャップ部材81を小径部143に取り付けた際に、小径部1 43の先端に設けられているアイ51を挿通させ、キャップ部材81の先端部に アイ51の円環51bを突出させることで円環51bに釣糸を結びつけることが 可能となるように構成されているものである。
【0027】 キャップ部材81は、胴体部3の小径部141に嵌着された状態でネジ91、 93によって固定されるようになっている。 キャップ部材81は、魚の頭部を模したような形態を有している。魚の目に相 当する部位には凸部87a、87bが設けられており、凸部87a、87bには 座ぐりを有する孔89a、89bがそれぞれ形成されている。 キャップ部材81を胴体部3に嵌着した状態で、キャップ部材の孔89a、8 9bにネジ91、93を差し込み、各ネジ91、93を胴体部3の小径部に形成 したネジ孔31a、31bに螺合させることで、キャップ部材81と胴体部3が 締結されるようになっている。 上記の構造によって、種々の形状を有するキャップ部材81を胴体部3に着脱 自在に結合させることが可能となっている。 なお、本実施の形態では、キャップ部材81の胴体部3に対する締結をネジ9 1、93によって行っているが、ネジ91、93による締結方法に限定される必 要はなく、他の締結方法であってもかまわない。
【0028】 キャップ部材81について、詳しく説明する。 キャップ部材81には前述のとおり、形状の異なる複数種類(タイプ)のもの が用意されている。 キャップA121を胴体部3に装着するとポッパーと称せられている形態のル アー(以下「ポッパー」という。)となり、先端部を流線型的に突出させるので はなく、逆に凹んだような凹部を有していることを特徴としたものである。ポッ パーは、水面付近を泳がせて魚を誘う疑似餌であり(トップウォータータイプ) 、ロッドアクションによって先端の凹部に空気を含ませながらポッパーの先端を 水中に潜らせると、水中への突入の際に音が発生するようになっているものであ る。この発生音と、ルアーの動きによって魚を誘うことを目的としたルアーであ る。 また、図示は省略するが、胴体部3後部に回転自在なプロペラ状の部材を取り 付けると「スイッシャー」と称せられている形態のルアーとなる。
【0029】 キャップB123を胴体部3に装着するとペンシルベイトと称せられている形 態のルアー(以下「ペンシルベイト」という。)となる。ペンシルベイトは一般 的なトップウォータータイプのルアーであり、ロッドアクションによって種々の 泳ぎ方を演出し魚を誘うことを目的としたルアーである。 ロッドアクションによる代表的なルアーの泳がせかたとして、「スキーイング 」、「ウォーキング・ザ・ドック」、「トウィッチング」、「ジャーキング」と 称されている手法やその他種々の手法がある。 「スキーイング」はルアーがスライドするように左右に移動しながら泳ぐ方法 であり、「ウォーキング・ザ・ドック」は「スキーイング」よりも小刻みに左右 に動きながら(ルアーを左右に振りながら)泳がせる方法である。 「トウィッチング」は、ルアーを左右に3度ほど小刻みに振った後に泳ぎを一 端停止するといった動作を繰り返すものであり、ヒキツケを起こした状態の魚の ような演出するものである。 「ジャーキング」は、ルアーを左側あるいは右側に大きく振った後に泳ぎを一 端停止し、次に反対側へ大きく振った後に泳ぎを一端停止するといった動作を繰 り返すものであり、「トウィッチング」と同様の効果をねらったものである。
【0030】 キャップC125を胴体部3に装着するとノイジーと称せられている形態のル アー(以下「ノイジー」という。)となる。ノイジーは、ルアー先端についたて のように大きな板151を取り付けたものであり、比較的大きな音を立てたり水 面に波を立てたりすることを目的としたものであり、水面付近で蝉等の昆虫がお ぼれている様子を演出させるためのルアーである。
【0031】 キャップD127を胴体部3に装着するとミノーと称せられている形態のルア ー(以下「ミノー」という。)となる。ミノーは、先端下側に向かってリップと 称されている板片153が装着されているものである。ミノーは釣糸を引くと比 較的浅い水中を潜行しながら泳ぐ性質を有しており、「ストレートリトリーブ」 、「ストップ・アンド・ゴー」と称するロッドアクション等を使用する。 「ストレートリトリーブ」は単に釣糸を巻き取る方法であり、「ストップ・ア ンド・ゴー」は釣糸の巻取りと停止を交互に行うものである。
【0032】 キャップE129を胴体部3に装着するとクランクベイトと称せられている形 態のルアー(以下「クランクベイト」という。)となる。クランクベイトは、先 端下側に向かってリップと称されている板片155が装着されているものである 。クランクベイトは釣糸を引くと比較的深度が深い水中に潜行しながら泳ぐ性質 を有しているものである。 このように、キャップ部材81の交換によって、ルアーとしての特性が異なり 、泳ぎ方やロッドアクションに対する反応(応答性)等も異なるルアーを形成す ることが可能となっている。 以上、代表的なルアーを例にとって説明したが、キャップ部材81の形態は上 記のものに限る必要はなく、他の形態であっても差し支えないものである。
【0033】 以上説明したように、キャップ部材81の形状によってルアーの特性が大きく 変化するものであり、これらキャップ部材81の選択は釣り場の状況や釣り人の 好みによって行われるものである。また、キャップ部材81と胴体部3内に収容 する浮部材101と球形錘111による浮力、重心位置、重量等の違いによって もさらにルアーの性質が大きく変化するものである。 例えば、浮部材101を交換することで浮力を変化させると、深く潜行しやす いあるいは潜行しずらいといった性質を変化させることができる。また、球形錘 111を重量の異なるものへ交換すると浮力を変化させるとともにルアー全体と しての重心位置が変化し、水面あるいは水中で先端側が下向きに傾いたり(頭下 がり)、あるいは先端側が上向きに傾いたり(尻下がり)といった性質が変化す る。同様に、同じ重量の球形錘111でも浮部材101に対する位置を変えるこ とによってもルアー全体としての重心位置を変化させることができる。
【0034】 したがって、キャップ部材81の交換と胴体部3内に収容する浮部材101と 球形錘111によって、ルアーの特性を様々に変化させることができる。 例えば、キャップC125のノイジー等は他のキャップ部材81に比べて重量 があるので、そのままではルアーの重心が先端に移動し、水面あるいは水中で先 端側が下向きに傾きやすいルアーとなる。この場合に、球形錘111を重いもの に交換したり位置を変更することで、重心位置を調整し全体としてバランスのよ いルアーにすることができる。 また、クランクベイトでも釣糸を引っ張る強さが同じ場合、リップの形状や大 きさによって潜行深度や速度が異なったりするが、浮部材101の浮力が大きく なると当然に潜行しにくくなり、球形錘111の重量を重くすると潜行しやすく なるといった調節ができるようになる。
【0035】 ルアーには様々な種類、様々な泳がせ方があるが、それらは釣り場の状況に合 わせて選択されるものである。 通常、何らかのルアーを選択し釣りを開始するが、別の形態のルアーを使用し たい場合が当然に生じる。本考案のルアーは、このような時にルアーの先端に取 り付けているキャップ部材81を他の形態のものに変更することができるように なっているので、簡単に特性の異なるルアーに変更することが可能となっている 。 また、装着したキャップ部材81に応じて、胴体部3に収容した浮部材10 1や球形錘111の重量あるいは装着位置を変えることが可能となっている。胴 体部3を構成する2つの分割体5、7はネジ67、75で締結されているだけな ので、ネジ67、75を取り外すことによって収容物である浮部材101や球形 錘111を簡単に調整することができるようになっている。 球形錘111の装着位置を変更したい場合には、発泡性の素材でできている浮 部材101を加工し球形錘111を装着するための凹部を別の位置に形成するこ とで簡単に行うことができるようになっている。発泡性の素材は、いわゆる発泡 スチロールあるいは同様の柔らかい素材なので、カッターナイフその他簡単な工 具で加工が可能となっている。
【0036】 以上説明したルアーは、ルアーのタイプを釣り場などの現地で迅速に変更する ための優れた構造を有しているが、組立式のルアーとしてのホビー的なおもしろ さも有している。 つまり、胴体部3を構成する部材は共通であるが、先端に取り付けるキャップ 部材を選択することだけで自分だけのオリジナルルアーをつくることができると いうおもしろさを有している。さらに手を加えて、胴体部3に収容されているバ ランス調整部材としての浮部材101や球形錘111を加工したり交換したりす ることも容易にできるので、さらに自分だけのものという意識の高いオリジナル ルアーをつくることができるというおもしろさを有している。 さらに、胴体部3先端に外形を小さくした小径部分143を形成し、この部分 にキャップ部材81を被せるように嵌合させる構造としたので、ルアー本体1の 表面上には胴体部3とキャップ部材81の接合部に段差が生じないようになって いる。従って、胴体部3とキャップ部材81の接合部によって外観上の美観を損 なうことなく、ルアーの泳ぎにも影響を与えないようになっている。
【0037】
【考案の効果】
以上説明した本願の請求項1記載のルアーは下記の効果を有している。 すなわち、1つのルアーでありながら、形態の異なる2以上のキャップ部材を 交換可能とし、キャップ部材を交換することで泳ぎ方やロッドアクションに対す る応答性等の特性の異なるルアーを提供することができる。これによって、釣り 場での状況に対応して、その場でルアーの特性を変更させることができるという 効果を有する。 また、キャップ部材の交換は、胴体部先端に被せてネジ等の締結手段で固定す るだけなので、極めて簡単かつ短時間に行うことが可能となっている。
【0038】 また、本願の請求項2および3は上記の効果に加えて下記の効果を有している 。 すなわち、キャップ部材の交換に加えて、胴体部に収容される浮部材や錘等の バランス調整部材の交換や調整によってもルアーの特性に変化を与えることがで きる。したがって、キャップ部材の交換によってルアーの重心位置や浮力等に変 化が生じても、バランス調整部材の調整によって適切な状態にすることができる という効果を有する。 また、簡単な組立式になっているので、バランス調整部材の調整を短時間に行 うことができ、釣り人の要求に対応したルアーを迅速に形成することができると いう効果を有する。
【0039】 また、本願の請求項4記載のルアーは上記の効果に加えて下記の効果を有して いる。 すなわち、胴体部先端に外形を小さくした部分を形成し、この部分にキャップ 部材を被せるように嵌合させる構造としたので、ルアーの表面上には胴体部とキ ャップ部材の接合部に段差が生じないようになっている。従って、胴体部とキャ ップ部材の接合部によって外観上の美観を損なうことなく、ルアーの泳ぎに影響 を与えることがないという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案のルアーを説明するための説明図であ
る。
【図2】本願考案のルアーの分解斜視図である。
【図3】本願考案のルアーの横断面図である。
【図4】第1図のA−AおよびB−B線における断面図
である。
【符号の説明】
1 ルアー本体 3 胴体部 5 第1の半割体 7 第2の半割体 9 円柱突起 21 円柱突起 29 円柱突起 51 アイ 53 アイ 55 アイ 65 受部材 67 ネジ 69 座ぐり 71 ネジ孔 73 受部材 81 キャップ部材 83 挿入孔 85 取付凹部 101 浮部材 111 球形錘 143 小径部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするル
    アー。 (イ)ルアー本体は、胴体部と胴体部の先端に取り付け
    るキャップ部材とから構成されていること。 (ロ)胴体部は、釣糸をルアー本体に取り付けるための
    取付部材を先端部に有し、釣針をルアー本体に取り付け
    るための取付部材を所定の位置に有していること。 (ハ)キャップ部材は、胴体部先端に設けた前記取付金
    具を挿通させるための挿通孔を有し、胴体部に取り付け
    た状態で挿通孔を介して取付部材が突出可能となるよう
    に形成されていること。 (ニ)外観形状の異なる二以上のキャップ部材を有して
    おり、一のキャップ部材を選択的に取り付けることがで
    きるようになっていること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とするル
    アー。 (イ)ルアー本体は、胴体部と胴体部の先端に取り付け
    るキャップ部材とから構成されていること。 (ロ)胴体部は、略対称形状の左右一対の半割体を締結
    手段によって一体的に結合することにより、内部に収容
    空間を有した中空状に形成されていること。 (ハ)胴体部は、前記収容空間に収容されるバランス調
    整部材と、釣糸をルアー本体に取り付けるための取付部
    材を先端部に有し、釣針をルアー本体に取り付けるため
    の取付部材を所定の位置に有していること。 (ニ)キャップ部材は、胴体部先端の所定の範囲を覆う
    ように取り付けられる取付凹部と胴体部先端に設けた前
    記取付金具を挿通させるための挿通孔を有し、胴体部に
    取り付けた状態で締結手段によって胴体部に固定され、
    挿通孔を介して取付部材が突出可能となるように形成さ
    れていること。 (ホ)外観形状の異なる二以上のキャップ部材を有して
    おり、一のキャップ部材を選択的に取り付けることがで
    きるようになっていること。
  3. 【請求項3】 前記バランス調整部材は、浮部材と錘部
    材であることを特徴とする請求項2記載のルアー。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至3記載のルアー。 (イ)胴体部の先端には、外形を小さくした小径部が形
    成されていること。 (ロ)キャップ部材の取付凹部は前記小径部に取り付け
    られ、接合部分の胴体部表面に段差が生じないようにな
    っていること。
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