JPS638206Y2 - - Google Patents

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JPS638206Y2
JPS638206Y2 JP1982179374U JP17937482U JPS638206Y2 JP S638206 Y2 JPS638206 Y2 JP S638206Y2 JP 1982179374 U JP1982179374 U JP 1982179374U JP 17937482 U JP17937482 U JP 17937482U JP S638206 Y2 JPS638206 Y2 JP S638206Y2
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JP
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cylindrical body
bait
eyeball
eyeballs
rocking
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JP1982179374U
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JPS5981360U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、擬餌体に関するものである。
従来、擬餌体は、木、牛の角、可撓性軟質素材
等にて魚形擬餌体を形成せしめており、木製擬餌
体の場合、水中において可撓性軟質素材製擬餌体
などの魚の遊泳動作に類似した動きをしないにも
かかわらず、同木製擬餌体の胴体中には、空洞部
を設けると共に、同空洞部に揺動球を収納するこ
とが可能であるために、同揺動球の発する揺動衝
撃音により可撓性軟質素材製擬餌体よりも擬餌効
果の高いものとなつており、逆に、可撓性軟質素
材製擬餌体は胴体中に空洞部を設けることによ
り、揺動球を介して揺動衝撃音を発生せしめるこ
とが困難であるために、揺動衝撃音を発するもの
に比して擬餌効果の劣つたものとなつていた。
本考案では、可撓性軟質素材にて形成した魚形
擬餌体の眼球部分に、筒状体を左右に挿通し、同
筒状体の両端に眼球を連設すると共に、同筒状体
中に揺動球を、揺動時に約500ヘルツ前後の揺動
衝撃音を発するように収納することにより、擬餌
効果を著しく向上せしめることの可能な擬餌体を
提供せんとするものである。
本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは可撓性軟質素材にて魚形擬餌体に形成した擬
餌体を示しており、同擬餌体Aの後半部A−1
は、縦方向に偏平に形成すると共に、上方に湾曲
せしめて後方へ膨出状の半円弧形状に形成して、
尾ひれを水平状態にある前半部A−2よりも上方
に位置せしめ、同擬餌体Aを釣糸を介して、水中
において進行せしめた際に、偏平に形成した後半
部A−1が左右側方へ揺動すると共に、同後半部
A−1の揺動に伴つて、前半部A−2が揺動し
て、いかにも本物の魚が遊泳しているかのごとく
思わしめるべく構成している。
擬餌体Aの前部眼球部分には、筒状体1を左右
横方向に挿通連設し、同筒状体1の両端には眼球
2,3を設けると共に、同筒状体1中には1個の
揺動球4を揺動自在に内装しており、同眼球2,
3は、外側面2−1,3−1を各々外側方へ凸状
の半球面形状に形成し、右側の眼球3の内側面3
−2は平面状態に形成すると共に、筒状体1の右
側開口端に閉塞状態に連設し、また、左側の眼球
2の内側面には、筒状体1の左側開口端部1−1
に嵌合せしめるべく、嵌合部2−2を円板状に形
成して突設すると共に、同嵌合部2−2の内側面
2−3を平面状態に形成して、同嵌合部2−2を
介して、揺動球4を筒状体1中に収納すべく構成
している。そして、かかる擬餌体Aの製造工程を
詳説すれば、次のとおりである。
すなわち、魚形擬餌体Aの前部眼球部分に右の
眼球3を連設した筒状体1を挿通し、円筒状体1
の他端部より1個の揺動球4を入れて、その他端
部に左の眼球2の内側面2−3に設けた嵌入部2
−2を装着することにより擬餌体Aを容易に形成
することができる。
また、左右の眼球2,3は、筒状体1より大径
に形成されており、内側面2−3,3−2の周縁
部を魚形擬餌体Aの前部眼球部分に係合させて、
容易に脱落しないようにしている。
また、同筒状体1中に収納状態の揺動球4は、
擬餌体Aの揺動に伴つて、同筒状体1中を左右に
揺動し、同筒状体1の左右側壁を形成する眼球
2,3の内側面2−3,3−2に衝突して、約
500へルツ前後の揺動衝撃音を発生すべく構成し
ている。
すなわち、擬餌体Aは、可撓性軟質素材にて、
後半部A−1を偏平に形成すると共に、後上方へ
立上り状態に湾曲形成せしめて、同後半部A−1
により水中を進行する際の水抵抗を受けやすくす
ると共に、適度に揺動すべく形成し、同後半部A
−1の揺動に伴つて、前半部A−2も揺動せしめ
ることにより、同前半部A−2に、筒状体1を介
して内装した揺動球4を揺動せしめ、同揺動球4
が眼球2,3の内側面2−3,3−2に衝突し
て、特にまぐろの注意喚起に効果的な約500ヘル
ツ前後の揺動衝撃音を発生することにより擬餌効
果を高めるべく構成しているものである。しか
も、魚形擬餌体Aの両側の眼球2,3は、その外
側面2−1,3−1を外方に露出している為に、
筒状体1内の1個の揺動球4が眼球2,3の内側
面2−3,3−2に衝突した場合、その揺動衝撃
音を外側面2−1,3−1より左右方向に容易に
発生させる。
本考案の実施例は、上記のように構成されてい
るものであり、魚釣りをする際には、釣糸の先端
部に所要個数の釣針を垂設すると共に、擬餌体A
前端部を同釣糸の先端部に連設し、同釣糸を介し
て同擬餌体Aを水中において進行せしめれば、同
擬餌体Aを目当てに魚が食付くものであり、この
際、擬餌体Aは、可撓性軟質素材にて後半部A−
1を偏平に形成すると共に、後上方へ立上り状態
に湾曲形成せしめて、同後半部A−1により水中
を進行する際の水抵抗を受けやすくすると共に、
適度に揺動すべく形成し、同後半部A−1の揺動
に伴つて、前半部A−2も揺動せしめることによ
り、同前半部A−2に、筒状体1を介して内装し
た揺動球4を揺動せしめ、同揺動球4が、同筒状
体1の左右側に設けた眼球2,3の内側面2−
3,3−2に衝突して、特にまぐろの注意喚起に
効果的な約500ヘルツ前後の揺動衝撃音を発生す
べく構成しており、同擬餌体Aの適度な揺動、及
び、約500ヘルツ前後の揺動衝撃音の発生により、
高度な擬餌機能を果すものである。さらに、魚形
擬餌体Aの露出した両側の眼球2,3は、筒状体
1内の揺動球4が眼球2,3の内側面2−3,3
−2に衝突すると、両側の眼球2,3の外側面2
−1,3−1より左右方向に揺動衝撃音が発生し
て、広範囲にわたる集魚効果が得られる。
本考案によれば、擬餌体を上記のように構成し
ているために、擬餌効果を著しく向上せしめるこ
とが可能であり、特にまぐろの漁獲効率を一段と
高めることができるという効果を有する。さら
に、魚形擬餌体Aは、露出した両側の眼球より揺
動球の衝撃音を左右方向に発生させる為に、広範
囲にわたる集魚効果が得やすくなると共に、約
500ヘルツ前後の衝撃音を発生することにより、
特にまぐろの漁獲効果を向上させることができ
る。
また、この擬餌体は、魚形擬餌体の眼球部分に
右の眼球を、一端に設けた筒状体を挿通すると共
に、同筒状体の他端より揺動球を挿入して、同他
端に左の眼球の内側面に嵌入部を嵌入することに
より、容易に形成することができる。
しかも、左右の眼球は、筒状体より大径に形成
されている為に、その内側面の周縁部が魚形擬餌
体の前部眼球部分に係合して、眼球及び揺動球等
の脱落を防止して、確実に衝撃音を発生させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による擬餌体の側面図。第2
図は、同擬餌体の平面図。第3図は、第2図の
−線における拡大断面図。 A:擬餌体、1:筒状体、2,3:眼球、4:
揺動球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状体1の一端に同筒状体1より大径とした眼
    球3を設け、同筒状体1の他端の開口端部1−1
    を、可撓性軟質素材の魚形擬餌体Aの眼球部分に
    左右方向より挿通し、同筒状体1の開口端部1−
    1に眼球3と同一形状とした他方の眼球2を連結
    するとともに、同筒状体1中に1個の揺動球4を
    収納し、同揺動球4の両眼球2,3に対する衝突
    にて両側の眼球2,3より約500ヘルツ前後の揺
    動衝撃音を発生すべく構成してなる擬餌体。
JP17937482U 1982-11-25 1982-11-25 擬餌体 Granted JPS5981360U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17937482U JPS5981360U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 擬餌体

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JP17937482U JPS5981360U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 擬餌体

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Publication Number Publication Date
JPS5981360U JPS5981360U (ja) 1984-06-01
JPS638206Y2 true JPS638206Y2 (ja) 1988-03-11

Family

ID=30389205

Family Applications (1)

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JP17937482U Granted JPS5981360U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 擬餌体

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002218865A (ja) * 2001-01-24 2002-08-06 Shimano Inc 音波発生機構およびこれを用いたルアー
US20100000145A1 (en) * 2008-07-07 2010-01-07 Normark Innovations, Inc. Fishing Lure Having Lateral Ball Movement Within a Tube

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US3988851A (en) * 1972-06-06 1976-11-02 Sacharnoski Sr Max Fishing lure sound producer

Family Cites Families (2)

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Patent Citations (1)

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US3988851A (en) * 1972-06-06 1976-11-02 Sacharnoski Sr Max Fishing lure sound producer

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JPS5981360U (ja) 1984-06-01

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