JP2002218865A - 音波発生機構およびこれを用いたルアー - Google Patents

音波発生機構およびこれを用いたルアー

Info

Publication number
JP2002218865A
JP2002218865A JP2001015509A JP2001015509A JP2002218865A JP 2002218865 A JP2002218865 A JP 2002218865A JP 2001015509 A JP2001015509 A JP 2001015509A JP 2001015509 A JP2001015509 A JP 2001015509A JP 2002218865 A JP2002218865 A JP 2002218865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lure
fish
sound wave
casing
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001015509A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hirahara
研治 平原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2001015509A priority Critical patent/JP2002218865A/ja
Publication of JP2002218865A publication Critical patent/JP2002218865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】魚の注意を喚起する音波を発生するルアーを提
供する。 【解決手段】ルアー本体11に音波発生機構12を備え
た。音波発生機構12は、ラトルボール27,28を備
え、これらがケーシング20内で衝突を繰り返してルア
ー本体11をたたく。ルアー10全体の共振周波数を1
350Hzから1500Hzに設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、魚釣り等にお
いて対象魚の注意を喚起する音波を発生させるための機
構に関するものである。また、この発明は、当該機構を
用いたルアーに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】たと
えば魚釣りにおいて、いわゆるフィッシュイータとよば
れる魚種を対象とする場合には、ベイトフィッシュに似
せた疑似餌(ルアー)が使用されることが多い。このよ
うなジャンルの釣りをルアーフィッシングという。ルア
ーフィッシングでは、リトリーブされるルアーの存在を
対象魚に認識させることが重要である。
【0003】魚は、その視覚(水中での光)、聴覚(水
中での振動)、臭覚(水中での臭い)を駆使してベイト
を認識するものと考えられている。したがって、ルアー
は、対象魚の視覚、聴覚、臭覚のいずれかに訴えてその
存在をより強くアピールすることができるものであるこ
とが重要である。魚の視覚、聴覚または臭覚のいずれに
訴えるのがもっとも有効であるのか、これについては、
さまざまな説がある。
【0004】たとえば、光は水中で吸収され、振動(音
波)は水中で減衰されることから、水中で最も遠方まで
伝達されるのは臭いであり、その次に遠方まで伝達され
るのが振動(音波)であるとの説がある。この説によれ
ば、ルアーが魚の臭覚に訴えるものであることが、より
広範囲の魚にルアーの存在(魚の側からすればベイトの
存在)を認識させることができることになる。ところ
が、臭いは水中での伝達速度が遅く、スピーディに広範
囲の魚に認識させるのは困難である。また、ルアー自体
に臭いをつけた場合は、その持続性を確保することは困
難である。その一つの理由として、ルアーはキャストさ
れて空中を高速で飛び、着水と同時に水中をリトリーブ
されるものであるから、ルアーはきわめて過酷な環境下
に晒されるからである。
【0005】一方、次のような説もある。すなわち、水
中での音の速さは約秒速1.5kmであり、空気中の4
〜5倍である。しかも、水の密度は大気に比べて高密度
であるため音の減衰は小さい。したがって、水中音は迅
速に遠方まで到達し、水中音は魚にとって重要な情報ソ
ースである。よって、音を利用することがルアーの存在
を認識させるために有効であるという説がある。
【0006】現在提供されているルアーのなかにもラト
ルボール等を内蔵し、ルアー自体から音波を発生させる
ものがある。しかも、かかる構造では、音波の発生を恒
久的に持続することができる。
【0007】他方、振動(音波)を利用するものは、時
として魚に学習され、危険なものとして魚に認識されて
しまうことがあり、このため、振動の発生しないルアー
の方が魚の警戒心を解き、釣りには有利であるとの説が
ある。そして、この点を考慮したルアーも提供されてい
る。
【0008】このように、従来では、魚にルアーの存在
を認識させるための要素についてはさまざまな説があ
り、いかなる要素を備えたルアーが有効であるのかにつ
いては議論の分かれるところである。
【0009】そこで、本発明は、水中での振動(音波)
に注目し、魚の注意を喚起して集魚効果を期待できる音
波の発生機構を提供し、さらにその機構を用いたルアー
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1) 上述のように、魚
にルアーの存在を認識させるための要素についてはさま
ざまな説があるが、本願発明者は、水中での音波に注目
して実際の水中における音波が魚にどのような影響を与
えるかについて調査・実験・研究した結果、次のような
知見を得た。
【0011】多くの魚の可聴域は、音波の周波数帯域が
100Hz〜2000Hzであると考えられる。したが
って、かかる周波周帯域外の音波は魚が認識不可能であ
り、このような音波を発生したとしても集魚効果を期待
することはできない。しかるに、従来の音を発生するル
アーについて、その音波の周波数を調べてみたところ、
さまざまな周波数の音波を発するものの、2000Hz
以上の音波を主として発するものが大半であった。その
理由は明確ではないが、音波とそれを認識する魚との関
係について詳しい研究がなされていなかったことも理由
の一つとして考えられる。
【0012】そして、さまざまな周波数帯域の音波を発
生させて、魚がどの程度認識できるかを調べたところ、
魚種によって異なるが、魚が音波を認識しやすくするた
めには、100Hz〜2000Hz帯域において一定の
周波数帯域での音圧にピーク値を設けることが有効であ
る。このことは、魚種によって認識しやすい周波数帯が
異なるものであるとも考えられる。
【0013】(2) そこで、本願に係る音波発生機構
は、魚の注意を喚起する音波を発生させる音波発生機構
であって、内部空間を有するケーシングと、上記内部空
間内に配置された可動部材とを備え、ケーシングおよび
可動部材により構成される振動系の共振周波数が100
Hz〜2000Hzに設定されていることを特徴とする
ものである。
【0014】この構成によれば、可動部材が移動してケ
ーシングの内部空間を区画形成する壁面に衝突し、音波
が発生する。ケーシングおよび可動部材により構成され
る振動系の共振周波数を100Hz〜2000Hzに設
定することができるから、可動部材の衝突によってかか
る範囲で所望の周波数の音波についてその音圧のピーク
を得ることができる。
【0015】(3) また、本願に係るルアーは、魚の注
意を喚起する音波を発生させるルアーであって、所要の
疑似餌形態を有するルアー本体と、ルアー本体内に設け
られた、内部空間を有するケーシングおよび当該ケーシ
ングの内部空間内に配置された可動部材とを備え、上記
ルアー本体、ケーシングおよび可動部材により構成され
る振動系の共振周波数が100Hz〜2000Hzに設
定されていることを特徴とするものである。
【0016】この構成によれば、ルアーをキャストして
リトリーブすることにより、可動部材がケーシングの内
部空間を区画形成する壁面に衝突し、音波が発生する。
ルアー本体、ケーシングおよび可動部材により構成され
る振動系の共振周波数が100Hz〜2000Hzに設
定されているから、可動部材の衝突によってかかる範囲
で所望の周波数の音波についてその音圧のピークを得る
ことができる。
【0017】ここで、上記ルアー本体は、上記ケーシン
グを兼ねる構造とすることもできる。このようにすれ
ば、ルアー全体の構造を簡略化することができるうえ、
ルアー本体の形状を変えることによって、上記振動系の
共振周波数の調整を容易に行うこともできる。
【0018】(4) 特に、上述の共振周波数を1500
Hz帯に設定することにより、発生する音波のうち周波
数が1500Hz帯のものについて音圧を最大とするこ
とができる。これにより、魚の可聴域である100Hz
〜2000Hzの周波数帯域の音波をメインに発するこ
とが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態に係るルアー
の断面図であって、その内部構造を示すものである。
【0021】このルアー10は、ルアー本体11と、所
定周波数帯の音波を主として発するための音波発生機構
12と、ルアーのバランスをとるためのウェイト13,
14とを備えており、音波発生機構12により、リトリ
ーブ中にルアー10の存在を魚に強くアピールすること
ができる音波が発せられるようになっている。
【0022】ルアー本体11は、たとえばアクリロニト
リル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)等より
一体的に形成されており、その外観は、ベイトフィッシ
ュ等の所要の疑似餌形態を呈している。ルアー本体11
は、たとえば長手方向について左右対称に二分割し、こ
れを嵌め合わせることによって組み立てるように構成す
ることができる。本実施形態では、当該断面に関して二
分割する構造となっている。
【0023】ルアー本体11の内部には、第1〜第5リ
ブ15〜19が形成されている。これら各リブ15〜1
9はルアー本体11の剛性を向上させるためのものであ
る。また、第2リブ16、第3リブ17、第4リブ18
および第5リブ19によって、後に詳述する音波発生機
構12のケーシング20が構成されている。ケーシング
20の大きさ(容積)については後述する。
【0024】また、ルアー本体11には、アイ(止め
輪)21〜23が装着されている。このアイ21〜23
を取り付けるために、ルアー本体11にはアイ固定部2
4〜2が形成されている。これらアイ固定部24〜26
はルアー本体11と一体的に形成されている。なお、各
アイ21〜23はたとえばステンレス鋼等により構成す
ることができ、アイ21はラインが連結され、アイ2
2,23はそれぞれスプリットリングを介してフックが
装着されるようになっている。
【0025】ウェイト13,14は、たとえば鉛合金に
より構成することができ、リトリーブされるルアー10
が安定して振動するように(ベイトが泳いでいるよう
に)、その重量、寸法が設定されている。
【0026】次に、音波発生機構12は、第1ラトルボ
ール27および第2ラトルボール28(可動部材)と、
これらを収容する上記ケーシング20とを有する。
【0027】第1ラトルボール27および第2ラトルボ
ール28は、球形状に形成されている。これらは、鉛合
金、鋼、真鍮等のほか、樹脂タングステンにより構成す
ることができる。樹脂タングステンとは、樹脂とタング
ステンとの複合材料であり、タングステン粉末とポリプ
ロピレン、ナイロン等の樹脂とを混合したものである。
【0028】第1および第2ラトルボール27,28の
外径は6mm〜12mm(好ましくは7mm〜10m
m)に設定することができる。また、第1および第2ラ
トルボール27,28として上記樹脂タングステンを採
用した場合には、これらの比重を7〜14に設定するこ
とができる。
【0029】ここで、上記ケーシング20は、これら第
1および第2ラトルボール27,28を収容するもので
あり、その内部に収容空間(内部空間)29が区画形成
されている。この収容空間29は、図に示すようにルア
ー10の長手方向に沿って延びる細長の空間であって、
その長手方向(図中左右方向)の長さおよびこれに直交
する方向(図中、紙面に垂直な方向)の長さは、第1お
よび第2ラトルボール27,28の直径の1.2倍〜2
倍に設定することができる。この収容空間29の寸法
は、各ラトルボール27,28が自由に収容空間29内
を移動できるようにするために十分な寸法に設定されて
いる。
【0030】このような構成のルアー10は、一つの振
動系として把握することができる。つまり、ルアー10
は、ルアー本体11と、これらに装着された各ウェイト
13,14およびアイ21〜23と、ルアー本体11に
内蔵された各ラトルボール27,28とによって構成さ
れ、ルアー10がリトリーブされることによって各ラト
ルボール27,28がケーシング20の収容空間29を
区画形成する壁面に衝突することによって振動が発生す
る。本実施形態では、振動系としてのルアー10の共振
振周波数が1500Hzに設定されている。
【0031】なお、この共振周波数は、ルアー本体11
の寸歩や質量、収容空間29の寸法、各ラトルボール2
7,28の寸法や質量等、さまざまな要素によって決定
することができ、これらの要素を変更することによっ
て、ルアー10全体としての共振周波数を所望の値に設
定することができる。したがって、本実施形態では、2
つのラトルボール27,28を採用しているが、所要の
共振周波数を得るために単一のラトルボールとすること
もできるし、ウェイトの数や重量もさまざまに設計変更
することができる。
【0032】次に、本実施形態に係るルアーの作用効果
について、後述する実験結果に基づいて説明する。
【0033】まず、実験は、本実施形態に係るルアー1
0に振動を与えて、その際に発生する音を計測・解析
し、その周波数(Hz)と音圧(dB)との関係を求め
た。ルアー10に振動を与えるために、ルアー10を水
中で泳がせ(リトリーブ)、ルアー10自身が振動する
ようにした。また、発生する音は、ルアー10から1m
離れた場所に録音装置をおいて測定した。 <第1の実験>第1ラトルボール27として直径8mm
の鋼球、第2ラトルボール28として直径8mmの樹脂
タングステンボール(比重は11.86)を使用した。
この場合、ルアー10全体の共振周波数は、1500H
zに設定されている。この実験結果を図2に示してい
る。なお、縦軸は、音圧(dB)を示しているが、この
数値は、測定値から環境音(周囲の雑音等)をマスキン
グした値である。 <第2の実験>第1ラトルボール27として直径8mm
の鉛合金球、第2ラトルボール28として直径8mmの
樹脂タングステンボール(比重は11.86)を使用し
た。この場合、ルアー10全体の共振周波数は、140
0Hzに設定されている。この実験結果を図3に示して
いる。なお、縦軸は、音圧(dB)を示しているが、こ
の数値は、測定値から環境音(周囲の雑音等)を無くし
た値である。 <第3の実験>第1ラトルボール27として直径8mm
の鉛合金球、第2ラトルボール28として直径8mmの
樹脂タングステンボール(比重は8.08)を使用し
た。この場合、ルアー10全体の共振周波数は、135
0Hzに設定されている。この実験結果を図4に示して
いる。なお、縦軸は、音圧(dB)を示しているが、こ
の数値は、測定値から環境音(周囲の雑音等)を無くし
た値である。
【0034】これら実験結果について考察する。
【0035】まず、ルアー10に振動を加えると、第1
および第2ラトルボール27,28が移動してケーシン
グ20の内壁に衝突し、音波が発生する。
【0036】第1の実験では、ルアー10の共振周波数
を1500Hzに設定しているから、図2に示すよう
に、1500Hzの周波数帯において音圧が最大とな
る。しかも、この周波数の音波を主として発することが
分かる。
【0037】第2の実験では、ルアー10の共振周波数
を1400Hzに設定しているから、図3に示すよう
に、1400Hzの周波数帯において音圧が最大とな
る。しかも、この周波数の音波を主として発することが
分かる。
【0038】第3の実験では、ルアー10の共振周波数
を1350Hzに設定しているから、図4に示すよう
に、1350Hzの周波数帯において音圧が最大とな
る。しかも、この周波数の音波を主として発することが
分かる。
【0039】このように、本実施形態では、魚の可聴域
内にある1350Hz〜1500Hzの音波をメインに
発することができ、しかも、かかる範囲の周波数帯でそ
の音波の音圧のピークが生じる。したがって、ルアー1
0をリトリーブすることによって、魚の聴覚に訴えてル
アー10の存在を強くアピールすることができ、集魚効
果も期待することができる。
【0040】特に本実施形態では、ルアー本体11は、
音波発生機構12を構成するケーシング20を兼ねた構
造となっている。これにより、ルアー10全体の構造を
簡略化してルアー10を安価に製造することも可能とな
る。しかも、ルアー本体11の形状を設計変更すること
によって、ルアー10全体(振動系)の共振周波数の調
整を容易に行うこともできるという利点がある。
【0041】もっとも、上記音波発生機構12をユニッ
トとして構成し、これをルアー本体11に組み込むとい
う構造にすることもできる。この場合には、上記ケーシ
ング20を合成樹脂等により独立した別部材として構成
し、その内部空間29にラトルボール27,28を収容
する。そして、このユニットとして構成された音波発生
機構12の共振周波数を1500Hz等の所望の値に設
定する。
【0042】このようにすれば、ユニットとして構成さ
れた音波発生機構12から1500Hz等の所望の周波
数の音波を主として発生させることができる。しかも、
これをルアー本体11に組み込む際に、ルアー本体11
を共振しにくい構造とすることにより、正確に所望の周
波数の音波を主として発生するルアー10を構成するこ
とができる。
【0043】また、本実施形態では、上述のように13
50Hz〜1500Hz帯に共振周波数を設定したが、
これに限定されることなく、魚の可聴域である100H
z〜2000Hz帯で共振周波数を設定することができ
る。これにより、魚の可聴域の所望の周波数帯域で音圧
のピークを達成するルアーを提供することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、魚の可
聴域である200Hz〜2000Hz周波数帯の音波を
メインに発することができるから、魚の注意を喚起する
ことができる。したがって、かかる音波を発生させるル
アーは、その存在を魚に強くアピールすることができ、
集魚効果も期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るルアーの断面図であ
って、その内部構造を示すものである。
【図2】本発明の一実施形態に係るルアーの第1の実験
の結果を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るルアーの第2の実験
の結果を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るルアーの第3の実験
の結果を示す図である。
【符号の説明】
10 ルアー 11 ルアー本体 12 音波発生機構 16 第2リブ 17 第3リブ 18 第4リブ 19 第5リブ 20 ケーシング 27 第1ラトルボール 28 第2ラトルボール 29 収容空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚の注意を喚起する音波を発生させる音
    波発生機構であって、 内部空間を有するケーシングと、 上記内部空間内に配置された可動部材とを備え、 ケーシングおよび可動部材により構成される振動系の共
    振周波数が100Hz〜2000Hzに設定されている
    ことを特徴とする音波発生機構。
  2. 【請求項2】 魚の注意を喚起する音波を発生させるル
    アーであって、 所要の疑似餌形態を有するルアー本体と、 ルアー本体内に設けられた、内部空間を有するケーシン
    グおよび当該ケーシングの内部空間内に配置された可動
    部材とを備え、 上記ルアー本体、ケーシングおよび可動部材により構成
    される振動系の共振周波数が100Hz〜2000Hz
    に設定されていることを特徴とするルアー。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のルアーにおいて、 上記ルアー本体は、上記ケーシングを兼ねていることを
    特徴とするルアー。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の音波発生機構において、 上記共振周波数は、1500Hz帯に設定されているこ
    とを特徴とする音波発生機構。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載のルアーにおい
    て、 上記共振周波数は、1500Hz帯に設定されているこ
    とを特徴とする音波発生機構。
JP2001015509A 2001-01-24 2001-01-24 音波発生機構およびこれを用いたルアー Pending JP2002218865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001015509A JP2002218865A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 音波発生機構およびこれを用いたルアー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001015509A JP2002218865A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 音波発生機構およびこれを用いたルアー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002218865A true JP2002218865A (ja) 2002-08-06

Family

ID=18882046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001015509A Pending JP2002218865A (ja) 2001-01-24 2001-01-24 音波発生機構およびこれを用いたルアー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002218865A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7325357B2 (en) * 2004-01-13 2008-02-05 Wiskur Darrell D Acoustical fishing lure
US7712245B1 (en) * 2007-10-22 2010-05-11 Ebsco Industries, Inc. Fishing lure having a composite weight
JP2012513756A (ja) * 2008-12-24 2012-06-21 ワイルド リバー コンサルティング グループ リミテッド ライアビリティー カンパニー 可変密度の材料を有する釣り用ルアー
US8316576B1 (en) * 2009-05-23 2012-11-27 Ebsco Industries, Inc. Diving rattle lure
KR101472038B1 (ko) * 2013-01-14 2014-12-24 이명수 낚시용 루어
CN104957111A (zh) * 2015-07-22 2015-10-07 威海中恒渔具有限公司 一种软硬结合型假饵及方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981360U (ja) * 1982-11-25 1984-06-01 株式会社洋釣漁具 擬餌体
US4583313A (en) * 1984-05-07 1986-04-22 Dugan Jr Clifton J Fishing lure
JPH09163898A (ja) * 1995-10-13 1997-06-24 Takashi Kitayama 集魚効果音発生装置と集魚効果音発生釣り具
JPH10257839A (ja) * 1997-01-17 1998-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd ルアー
JPH11505427A (ja) * 1996-03-22 1999-05-21 サウンドバイト コーポレイション 釣り用ルアー
JPH11137124A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Katayama Denki Kk アタリ反応型ルアー
JP2000175597A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Shimano Inc ルアー
JP2000354435A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Shimano Inc ルアー

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981360U (ja) * 1982-11-25 1984-06-01 株式会社洋釣漁具 擬餌体
US4583313A (en) * 1984-05-07 1986-04-22 Dugan Jr Clifton J Fishing lure
JPH09163898A (ja) * 1995-10-13 1997-06-24 Takashi Kitayama 集魚効果音発生装置と集魚効果音発生釣り具
JPH11505427A (ja) * 1996-03-22 1999-05-21 サウンドバイト コーポレイション 釣り用ルアー
JPH10257839A (ja) * 1997-01-17 1998-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd ルアー
JPH11137124A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Katayama Denki Kk アタリ反応型ルアー
JP2000175597A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Shimano Inc ルアー
JP2000354435A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Shimano Inc ルアー

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7325357B2 (en) * 2004-01-13 2008-02-05 Wiskur Darrell D Acoustical fishing lure
US7712245B1 (en) * 2007-10-22 2010-05-11 Ebsco Industries, Inc. Fishing lure having a composite weight
JP2012513756A (ja) * 2008-12-24 2012-06-21 ワイルド リバー コンサルティング グループ リミテッド ライアビリティー カンパニー 可変密度の材料を有する釣り用ルアー
US8316576B1 (en) * 2009-05-23 2012-11-27 Ebsco Industries, Inc. Diving rattle lure
KR101472038B1 (ko) * 2013-01-14 2014-12-24 이명수 낚시용 루어
CN104957111A (zh) * 2015-07-22 2015-10-07 威海中恒渔具有限公司 一种软硬结合型假饵及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8371250B2 (en) Volume sensitivity adjustable canine barking suppression device
US4805339A (en) Sonic fishing lure
US4008539A (en) Noise making slip sinker
US7207135B1 (en) Audio fishing lure system for attracting species specific fish
US3987576A (en) Fishing lure
US20080104878A1 (en) Fishing lure with an adjustable rattle
US5497581A (en) Audible fishing lure
US7325357B2 (en) Acoustical fishing lure
US3894350A (en) Audible fishing lure
JP2002218865A (ja) 音波発生機構およびこれを用いたルアー
US4960437A (en) Fishing lure
JP2006345851A (ja) 釣具
JP2010068712A (ja) ルアー
WO2007047020A2 (en) Acoustical fishing lure
US5237771A (en) Fishing lure
JPH11512283A (ja) 釣り用ルアーのための電気機械的音声発生器
JP2016067867A (ja) 笛玩具
JP6017832B2 (ja) ルアー
US20050034349A1 (en) Sound Emitting fishing lure
US20040008581A1 (en) Personal protective device and method of using the same
JP3723778B2 (ja) ルアー
KR101472038B1 (ko) 낚시용 루어
JP2898918B2 (ja) 集魚効果音発生装置と集魚効果音発生釣り具
US20200260701A1 (en) System and method for attracting crustaceans and other aquatic life
US20210307306A1 (en) Fishing Weight

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330