JP2001204294A - 鶏卵自動選別装置 - Google Patents
鶏卵自動選別装置Info
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- JP2001204294A JP2001204294A JP2000012402A JP2000012402A JP2001204294A JP 2001204294 A JP2001204294 A JP 2001204294A JP 2000012402 A JP2000012402 A JP 2000012402A JP 2000012402 A JP2000012402 A JP 2000012402A JP 2001204294 A JP2001204294 A JP 2001204294A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストや処理効率等の面で合理的な位置に印
字機構を配置した鶏卵自動選別装置を提供すること 【解決手段】 鈍端部と鋭端部とを有する鶏卵１を所定
の列状にて第１搬送経路に沿って搬送する給卵搬送部２
と、第１搬送経路の最下流部に設けられ、搬送されてく
る鶏卵を計量するための計量部１１と、計量部１１にて
計量された鶏卵１を、鈍端部と鋭端部とが所定の方向を
向いた状態で、かつ、１列状態で第２搬送経路に沿って
搬送する単列コンベア１３と、第２搬送経路に沿って搬
送される各鶏卵１の卵殻表面に、その鶏卵に関連した情
報（賞味期限、計量データ等）を印字するためのインク
ジェット式印字機構２２とを備えたことを特徴とする。
字機構を配置した鶏卵自動選別装置を提供すること 【解決手段】 鈍端部と鋭端部とを有する鶏卵１を所定
の列状にて第１搬送経路に沿って搬送する給卵搬送部２
と、第１搬送経路の最下流部に設けられ、搬送されてく
る鶏卵を計量するための計量部１１と、計量部１１にて
計量された鶏卵１を、鈍端部と鋭端部とが所定の方向を
向いた状態で、かつ、１列状態で第２搬送経路に沿って
搬送する単列コンベア１３と、第２搬送経路に沿って搬
送される各鶏卵１の卵殻表面に、その鶏卵に関連した情
報（賞味期限、計量データ等）を印字するためのインク
ジェット式印字機構２２とを備えたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏卵の卵殻表面に
情報を印字することのできる印字機構を備えた鶏卵自動
選別装置に関するものである。
情報を印字することのできる印字機構を備えた鶏卵自動
選別装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鶏卵自動選別装置は、鶏卵の計量を行っ
た後、鶏卵を重量別に自動選別して所定の容器に包装す
るための装置であり、その代表的な鶏卵の処理工程を以
下説明する。まず、鶏舎から運び込まれた鶏卵は所定の
搬送経路に投入され、鶏卵は搬送経路を搬送されながら
洗浄・乾燥処理がなされる。その後、方向整列処理、す
なわち、鶏卵は鋭端部と鈍端部とを有し、鋭端部または
鈍端部が特定の方向を向いた水平方向になるように方向
整列がなされる。そして、鶏卵は第１搬送経路に沿って
例えば６列で搬送されながら、血卵・ヒビ卵等の不良卵
を検出するための検卵処理がなされる。第１搬送経路の
終端側には計量部が設けられており、個々に運び込まれ
てきた各鶏卵は計量される。
た後、鶏卵を重量別に自動選別して所定の容器に包装す
るための装置であり、その代表的な鶏卵の処理工程を以
下説明する。まず、鶏舎から運び込まれた鶏卵は所定の
搬送経路に投入され、鶏卵は搬送経路を搬送されながら
洗浄・乾燥処理がなされる。その後、方向整列処理、す
なわち、鶏卵は鋭端部と鈍端部とを有し、鋭端部または
鈍端部が特定の方向を向いた水平方向になるように方向
整列がなされる。そして、鶏卵は第１搬送経路に沿って
例えば６列で搬送されながら、血卵・ヒビ卵等の不良卵
を検出するための検卵処理がなされる。第１搬送経路の
終端側には計量部が設けられており、個々に運び込まれ
てきた各鶏卵は計量される。
【０００３】計量後の鶏卵は、６列搬送状態から１列搬
送状態に搬送状態を切り換えるために、第１搬送経路か
ら第２搬送経路に移し変えられる。一方、鶏卵の計量デ
ータはコンピュータにより処理され重量別の選別が行わ
れる。第２搬送経路の下手側には複数の重量区分帯が設
けられており、各鶏卵は計量結果に基づいて、いずれか
の重量区分帯に移し変えられる。重量区分ごとに選別さ
れた鶏卵は所定の容器に収納・包装されて出荷される。
送状態に搬送状態を切り換えるために、第１搬送経路か
ら第２搬送経路に移し変えられる。一方、鶏卵の計量デ
ータはコンピュータにより処理され重量別の選別が行わ
れる。第２搬送経路の下手側には複数の重量区分帯が設
けられており、各鶏卵は計量結果に基づいて、いずれか
の重量区分帯に移し変えられる。重量区分ごとに選別さ
れた鶏卵は所定の容器に収納・包装されて出荷される。
【０００４】ところで、一般消費者により購入された鶏
卵は、通常冷蔵庫に保存されるが、なま物であることか
ら、賞味期限に関する情報を何らかの形態で付与する必
要がある。例えば、鶏卵を収納する容器の表面に賞味期
限を印字したラベルを貼り付ける方法がある。しかしな
がら、容器からいったん鶏卵を取り出して冷蔵庫に保存
してしまうと、ラベルを貼り付けた容器を捨ててしまう
こともあるため、賞味期限が不明になってしまう怖れが
ある。
卵は、通常冷蔵庫に保存されるが、なま物であることか
ら、賞味期限に関する情報を何らかの形態で付与する必
要がある。例えば、鶏卵を収納する容器の表面に賞味期
限を印字したラベルを貼り付ける方法がある。しかしな
がら、容器からいったん鶏卵を取り出して冷蔵庫に保存
してしまうと、ラベルを貼り付けた容器を捨ててしまう
こともあるため、賞味期限が不明になってしまう怖れが
ある。
【０００５】そこで、鶏卵を収納する容器ではなく、鶏
卵の卵殻表面に直接印字する技術が知られている。たと
えば、特開平１０−１４４９０号公報や特開平１１−１
７２１６６号公報には、鶏卵の卵殻表面にインクジェッ
ト方式により印字する技術が開示されている。
卵の卵殻表面に直接印字する技術が知られている。たと
えば、特開平１０−１４４９０号公報や特開平１１−１
７２１６６号公報には、鶏卵の卵殻表面にインクジェッ
ト方式により印字する技術が開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】鶏卵自動選別装置に、
鶏卵の卵殻表面に印字を行う印字機構を設ける場合、一
連の処理工程のうちのどの部分に設けるかは重要な課題
である。また、鶏卵の卵殻表面に印字を行う場合に、鶏
卵のどの部分に印字をするのかも重要な課題である。
鶏卵の卵殻表面に印字を行う印字機構を設ける場合、一
連の処理工程のうちのどの部分に設けるかは重要な課題
である。また、鶏卵の卵殻表面に印字を行う場合に、鶏
卵のどの部分に印字をするのかも重要な課題である。
【０００７】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、コストや処理効率等の面で合理的な位置に印字機
構を配置した鶏卵自動選別装置を提供することを課題と
するものである。また、鶏卵の適切な個所に印字を行う
ことが可能な鶏卵自動選別装置を提供することを別の課
題とするものである。
あり、コストや処理効率等の面で合理的な位置に印字機
構を配置した鶏卵自動選別装置を提供することを課題と
するものである。また、鶏卵の適切な個所に印字を行う
ことが可能な鶏卵自動選別装置を提供することを別の課
題とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る鶏卵自動選別装置は、鈍端部と鋭端部とを
有する鶏卵を所定の列状にて第１搬送経路に沿って搬送
する第１搬送機構と、前記第１搬送経路に設けられ、搬
送されてくる鶏卵を計量するための計量部と、前記計量
部にて計量された鶏卵を、前記鈍端部と前記鋭端部とが
所定の方向を向いた状態で、かつ、１列状態で第２搬送
経路に沿って搬送する第２搬送機構と、前記第２搬送経
路に沿って搬送される鶏卵の卵殻表面に、その鶏卵に関
連した情報を印字するための印字機構とを備えたことを
特徴とするものである。
本発明に係る鶏卵自動選別装置は、鈍端部と鋭端部とを
有する鶏卵を所定の列状にて第１搬送経路に沿って搬送
する第１搬送機構と、前記第１搬送経路に設けられ、搬
送されてくる鶏卵を計量するための計量部と、前記計量
部にて計量された鶏卵を、前記鈍端部と前記鋭端部とが
所定の方向を向いた状態で、かつ、１列状態で第２搬送
経路に沿って搬送する第２搬送機構と、前記第２搬送経
路に沿って搬送される鶏卵の卵殻表面に、その鶏卵に関
連した情報を印字するための印字機構とを備えたことを
特徴とするものである。
【０００９】計量部にて計量された鶏卵は、第２搬送機
構により１列状態にて搬送される。そして、この１列状
態で搬送される鶏卵に対して、その鶏卵に関連した情報
を印字するように構成したから、印字機構の印字ヘッド
の数を最低１つ設けておけばよい。これを、たとえば、
鶏卵を容器に包装した後に印字するように構成すると、
包装容器における包装形態（２個×６列、４個×５列
等）によっては、数多くの印字ヘッドを必要とするた
め、コストアップの要因となる。
構により１列状態にて搬送される。そして、この１列状
態で搬送される鶏卵に対して、その鶏卵に関連した情報
を印字するように構成したから、印字機構の印字ヘッド
の数を最低１つ設けておけばよい。これを、たとえば、
鶏卵を容器に包装した後に印字するように構成すると、
包装容器における包装形態（２個×６列、４個×５列
等）によっては、数多くの印字ヘッドを必要とするた
め、コストアップの要因となる。
【００１０】また、計量部にて計量された後に印字する
ように構成しているから、計量データ、等級を印字する
ことも可能である。また、第２搬送経路では、鶏卵の鈍
端部と鋭端部とが所定の方向を向いた状態であるから、
卵殻表面のきめられた場所に情報を印字することができ
る。
ように構成しているから、計量データ、等級を印字する
ことも可能である。また、第２搬送経路では、鶏卵の鈍
端部と鋭端部とが所定の方向を向いた状態であるから、
卵殻表面のきめられた場所に情報を印字することができ
る。
【００１１】本発明の好適な実施形態として、前記印字
機構により、鶏卵の前記鈍端部に情報を印字するように
構成したものがあげられ、鶏卵の鈍端部は、曲率が大き
い（平面に近い）ので印字を行いやすい。
機構により、鶏卵の前記鈍端部に情報を印字するように
構成したものがあげられ、鶏卵の鈍端部は、曲率が大き
い（平面に近い）ので印字を行いやすい。
【００１２】本発明の別の好適な実施形態として、前記
印字機構は前記第２搬送経路の上方に位置するインクジ
ェット式ヘッドを備えているものがあげられる。鶏卵の
大きさ（重さ）にはさまざまな等級があり、したがっ
て、卵殻表面と印字機構の印字ヘッドとの距離も変動す
るので、その距離の変動にかかわらず所定レベル以上の
印字ができる必要がある。その点現在の技術水準におけ
るインクジェットプリンタでは、多少の距離の変動に対
応することができ、鶏卵の卵殻表面への印字には好適で
ある。
印字機構は前記第２搬送経路の上方に位置するインクジ
ェット式ヘッドを備えているものがあげられる。鶏卵の
大きさ（重さ）にはさまざまな等級があり、したがっ
て、卵殻表面と印字機構の印字ヘッドとの距離も変動す
るので、その距離の変動にかかわらず所定レベル以上の
印字ができる必要がある。その点現在の技術水準におけ
るインクジェットプリンタでは、多少の距離の変動に対
応することができ、鶏卵の卵殻表面への印字には好適で
ある。
【００１３】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記印字機構は前記第２搬送経路の上方に位置するレー
ザー式ヘッドを備えており、レーザー光により卵殻表面
を焼くことにより情報を印字するものがある。
前記印字機構は前記第２搬送経路の上方に位置するレー
ザー式ヘッドを備えており、レーザー光により卵殻表面
を焼くことにより情報を印字するものがある。
【００１４】この印字機構は、レーザープリンタによる
ものであり、レーザー光により卵殻表面を焼くことによ
り情報を印字するから、衛生的な面ではかなり優れてい
る方法である。
ものであり、レーザー光により卵殻表面を焼くことによ
り情報を印字するから、衛生的な面ではかなり優れてい
る方法である。
【００１５】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記第２搬送経路の搬送下手側には、前記計量部の計量
結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重量区分帯が設け
られており、前記印字機構は、前記計量部と前記複数の
重量区分帯のうちの最も上手側にある重量区分帯との間
の第２搬送経路に設けられているものがあげられる。
前記第２搬送経路の搬送下手側には、前記計量部の計量
結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重量区分帯が設け
られており、前記印字機構は、前記計量部と前記複数の
重量区分帯のうちの最も上手側にある重量区分帯との間
の第２搬送経路に設けられているものがあげられる。
【００１６】計量結果に基づく鶏卵の選別としては、Ｍ
級、Ｓ級、定重量詰等などが１例としてあげられる。し
たがって、計量した結果、Ｍ級サイズの鶏卵であれば、
その鶏卵は第２搬送経路からＭ級の重量区分帯へと移動
させられる。印字機構を計量部と最も上手側の重量区分
帯の間の第２搬送経路に設けることにより、各重量区分
帯へと各鶏卵を選別して行く前に印字をすることができ
る。
級、Ｓ級、定重量詰等などが１例としてあげられる。し
たがって、計量した結果、Ｍ級サイズの鶏卵であれば、
その鶏卵は第２搬送経路からＭ級の重量区分帯へと移動
させられる。印字機構を計量部と最も上手側の重量区分
帯の間の第２搬送経路に設けることにより、各重量区分
帯へと各鶏卵を選別して行く前に印字をすることができ
る。
【００１７】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記第２搬送経路の搬送下手側には、前記計量部の計量
結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重量区分帯が設け
られており、前記複数の重量区分帯のうちの特定の重量
区分帯にて選別される鶏卵についてのみ情報を印字する
制御手段を備えたものがあげられる。
前記第２搬送経路の搬送下手側には、前記計量部の計量
結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重量区分帯が設け
られており、前記複数の重量区分帯のうちの特定の重量
区分帯にて選別される鶏卵についてのみ情報を印字する
制御手段を備えたものがあげられる。
【００１８】この構成によると、搬送されてくる鶏卵の
すべてに印字をするのではなく、特定の鶏卵についての
み印字をするように印字機構を制御することができる。
たとえば、Ｍ級サイズの鶏卵にのみ印字をするようにす
ることができる。これにより、鶏卵自動選別装置を利用
するユーザーの多様なニーズに応えることができる。
すべてに印字をするのではなく、特定の鶏卵についての
み印字をするように印字機構を制御することができる。
たとえば、Ｍ級サイズの鶏卵にのみ印字をするようにす
ることができる。これにより、鶏卵自動選別装置を利用
するユーザーの多様なニーズに応えることができる。
【００１９】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記第２搬送経路の搬送下手側には、前記計量部の計量
結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重量区分帯が設け
られており、前記複数の重量区分帯にて選別される鶏卵
のうちの特定の鶏卵についてのみ情報を印字する制御手
段を備えたものがあげられる。
前記第２搬送経路の搬送下手側には、前記計量部の計量
結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重量区分帯が設け
られており、前記複数の重量区分帯にて選別される鶏卵
のうちの特定の鶏卵についてのみ情報を印字する制御手
段を備えたものがあげられる。
【００２０】この構成によると、搬送されてくる鶏卵の
すべてに印字をするのではなく、選別される鶏卵のうち
の特定の鶏卵にのみ印字をする。例えば、１つの包装容
器に包装される鶏卵のうち一部の鶏卵にのみに印字をす
る。これにより、鶏卵自動選別装置を利用するユーザー
の多様なニーズに応えることができる。
すべてに印字をするのではなく、選別される鶏卵のうち
の特定の鶏卵にのみ印字をする。例えば、１つの包装容
器に包装される鶏卵のうち一部の鶏卵にのみに印字をす
る。これにより、鶏卵自動選別装置を利用するユーザー
の多様なニーズに応えることができる。
【００２１】上記課題を解決するため本発明に係る別の
鶏卵自動選別装置は、鈍端部と鋭端部とを有する鶏卵を
所定の列状にて第１搬送経路に沿って搬送する第１搬送
機構と、前記第１搬送経路に設けられ、搬送されてくる
鶏卵を計量するための計量部と、前記計量部にて計量さ
れた鶏卵を、前記鈍端部と前記鋭端部とが所定の方向を
向いた状態で第２搬送経路に沿って搬送する第２搬送機
構と、前記第２搬送経路に沿って搬送される鶏卵の前記
鈍端部の卵殻表面に、その鶏卵に関連した情報を印字す
るための印字機構とを備えたことを特徴とするものであ
る。
鶏卵自動選別装置は、鈍端部と鋭端部とを有する鶏卵を
所定の列状にて第１搬送経路に沿って搬送する第１搬送
機構と、前記第１搬送経路に設けられ、搬送されてくる
鶏卵を計量するための計量部と、前記計量部にて計量さ
れた鶏卵を、前記鈍端部と前記鋭端部とが所定の方向を
向いた状態で第２搬送経路に沿って搬送する第２搬送機
構と、前記第２搬送経路に沿って搬送される鶏卵の前記
鈍端部の卵殻表面に、その鶏卵に関連した情報を印字す
るための印字機構とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【００２２】計量部にて計量された鶏卵は、第２搬送機
構により所定列状態にて搬送される。そして、この搬送
される鶏卵の鈍端部（鋭端部よりも平面に近い）に対し
て、その鶏卵に関連した情報を印字するように構成した
から、品質のよい（情報が見やすい）印字を行うことが
できる。また、計量部にて計量された後に印字するよう
に構成しているから、計量データ、等級を印字すること
も可能である。なお、印字機構の配置場所としては計量
部を通過した後の（搬送経路の下手側）場所であれば、
いずれの個所に配置してもよい。その結果、鶏卵の適切
な個所に印字を行うことが可能な鶏卵自動選別装置を提
供することができた。
構により所定列状態にて搬送される。そして、この搬送
される鶏卵の鈍端部（鋭端部よりも平面に近い）に対し
て、その鶏卵に関連した情報を印字するように構成した
から、品質のよい（情報が見やすい）印字を行うことが
できる。また、計量部にて計量された後に印字するよう
に構成しているから、計量データ、等級を印字すること
も可能である。なお、印字機構の配置場所としては計量
部を通過した後の（搬送経路の下手側）場所であれば、
いずれの個所に配置してもよい。その結果、鶏卵の適切
な個所に印字を行うことが可能な鶏卵自動選別装置を提
供することができた。
【００２３】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図１は、印字機構を備えた鶏卵自動選
別装置の構成を示す平面図である。
用いて説明する。図１は、印字機構を備えた鶏卵自動選
別装置の構成を示す平面図である。
【００２４】この装置は、図ｌに示すように、矢印Ａ方
向に鶏卵ｌを６列で第１搬送経路に沿って搬送する給卵
搬送部２（第１搬送機構に相当する。）と、給卵搬送部
２から鶏卵ｌを受け取って矢印Ｂの方向に鶏卵を第２搬
送経路に沿って１列で搬送する単列搬送部３（第２搬送
機構に相当する。）と、単列搬送部３から放出された鶏
卵ｌを鶏卵包装部５に搬送する卵搬送装置４ (チャージ
コンベアに相当する。) と、各部の制御を行なう制御装
置６を備えている。制御装置６（制御手段に相当す
る。）は、主にＣＰＵ、記憶装置などのハードウエアの
部分と、鶏卵自動選別装置の作動プログラムなどのソフ
トウエアの部分で構成されている。
向に鶏卵ｌを６列で第１搬送経路に沿って搬送する給卵
搬送部２（第１搬送機構に相当する。）と、給卵搬送部
２から鶏卵ｌを受け取って矢印Ｂの方向に鶏卵を第２搬
送経路に沿って１列で搬送する単列搬送部３（第２搬送
機構に相当する。）と、単列搬送部３から放出された鶏
卵ｌを鶏卵包装部５に搬送する卵搬送装置４ (チャージ
コンベアに相当する。) と、各部の制御を行なう制御装
置６を備えている。制御装置６（制御手段に相当す
る。）は、主にＣＰＵ、記憶装置などのハードウエアの
部分と、鶏卵自動選別装置の作動プログラムなどのソフ
トウエアの部分で構成されている。
【００２５】給卵搬送部２は、不良卵の検査を行う卵の
検卵部ｌ０と、第１搬送経路の最下流に設けられた計量
部ｌ１とを備えている。計量部１１で各鶏卵１の重量が
測定されると、農林規格（Ｓサイズ、Ｍサイズ、Ｌサイ
ズなど）に基づいた選別・包装が鶏卵包装部５にて行な
われる。計量部ｌ１で計量された鶏卵ｌの重量データ
は、制御装置６に送られる。
検卵部ｌ０と、第１搬送経路の最下流に設けられた計量
部ｌ１とを備えている。計量部１１で各鶏卵１の重量が
測定されると、農林規格（Ｓサイズ、Ｍサイズ、Ｌサイ
ズなど）に基づいた選別・包装が鶏卵包装部５にて行な
われる。計量部ｌ１で計量された鶏卵ｌの重量データ
は、制御装置６に送られる。
【００２６】単列搬送部３は、鶏卵ｌをｌ列で搬送する
単列コンベアｌ３と、単列コンベアｌ３を駆動する駆動
モータｌ４と、単列コンベアｌ３に連動するエンコーダ
ｌ５と、鶏卵ｌを給卵搬送部２の計量部ｌｌから単列搬
送部３の鶏卵を収納するカップに移しかえる移し替え装
置ｌ６と、カップから鶏卵ｌを落下放出させるキック装
置ｌ７とを備えている。制御装置６は、エンコーダｌ５
からの出力パルスに基づいて印字制御部２３の制御を行
なうと共に、計量部ｌｌからの計量データに基づいて、
鶏卵ｌをどのキック装置ｌ７で放出させるかという制御
も行なう。なお、単列搬送部３における鶏卵ｌの搬送制
御およびキック装置ｌ７については、本出願人の特開平
８―８２５４６号公報に関示された技術を利用すること
ができる。
単列コンベアｌ３と、単列コンベアｌ３を駆動する駆動
モータｌ４と、単列コンベアｌ３に連動するエンコーダ
ｌ５と、鶏卵ｌを給卵搬送部２の計量部ｌｌから単列搬
送部３の鶏卵を収納するカップに移しかえる移し替え装
置ｌ６と、カップから鶏卵ｌを落下放出させるキック装
置ｌ７とを備えている。制御装置６は、エンコーダｌ５
からの出力パルスに基づいて印字制御部２３の制御を行
なうと共に、計量部ｌｌからの計量データに基づいて、
鶏卵ｌをどのキック装置ｌ７で放出させるかという制御
も行なう。なお、単列搬送部３における鶏卵ｌの搬送制
御およびキック装置ｌ７については、本出願人の特開平
８―８２５４６号公報に関示された技術を利用すること
ができる。
【００２７】鶏卵包装部５は、パックコンベア５ａを備
えており、このコンベア５ａは単列コンベアｌ３と直交
して配置される。パックコンベア５ａでは、鶏卵ｌを例
えばｌ２個（２×６）収納できるパックｌ８ａ（収容容
器に相当する。）が図ｌの矢印Ｃ方向に搬送される。図
示はされていないがトレイ（収容容器に相当する。）を
搬送するトレイコンベアも設けられている。トレイコン
ベアでは、鶏卵ｌを例えば３０個（５×６）収納できる
トレイが同様に搬送される。なお、コンベア５ａの数を
更に増加設定することや、どのコンベア５ａでどのよう
な仕様の容器を搬送させるかは任意に設定できるもので
ある。パック１８は、鶏卵収容部１８Ａと蓋部１８Ｂと
が開いた状態で搬送される。
えており、このコンベア５ａは単列コンベアｌ３と直交
して配置される。パックコンベア５ａでは、鶏卵ｌを例
えばｌ２個（２×６）収納できるパックｌ８ａ（収容容
器に相当する。）が図ｌの矢印Ｃ方向に搬送される。図
示はされていないがトレイ（収容容器に相当する。）を
搬送するトレイコンベアも設けられている。トレイコン
ベアでは、鶏卵ｌを例えば３０個（５×６）収納できる
トレイが同様に搬送される。なお、コンベア５ａの数を
更に増加設定することや、どのコンベア５ａでどのよう
な仕様の容器を搬送させるかは任意に設定できるもので
ある。パック１８は、鶏卵収容部１８Ａと蓋部１８Ｂと
が開いた状態で搬送される。
【００２８】図ｌにおいて卵搬送装置４（各卵搬送装置
４は重量区分帯に相当する。）は３つ（例えば、Ｍ，
Ｓ，Ｌ用）設けられているが、もちろんそれに限定され
るものではない。卵搬送装置４と鶏卵包装部５を横切る
ようにガイドレール３ｌが設けられ、これに沿って鶏卵
吸着装置３０が移動する。鶏卵吸着装置３０は多数の真
空吸着部を備えており、搬送ユニット２１から鶏卵ｌを
吸着して、鶏卵包装部５へと搬送する。
４は重量区分帯に相当する。）は３つ（例えば、Ｍ，
Ｓ，Ｌ用）設けられているが、もちろんそれに限定され
るものではない。卵搬送装置４と鶏卵包装部５を横切る
ようにガイドレール３ｌが設けられ、これに沿って鶏卵
吸着装置３０が移動する。鶏卵吸着装置３０は多数の真
空吸着部を備えており、搬送ユニット２１から鶏卵ｌを
吸着して、鶏卵包装部５へと搬送する。
【００２９】卵搬送装置４（重量区分帯）は図１では３
つ示されているがその設定個数は任意である。卵搬送装
置４では、搬送ユニット２１が多数循環して搬送駆動さ
れるように構成されており、１つの搬送ユニット２１に
は６個の鶏卵１を収容することができる。鶏卵１の収容
された搬送ユニット２１が所定個数（図１では１０個）
蓄積されると、鶏卵吸着装置３０が作動して搬送ユニッ
ト２１からパック１８へと鶏卵１を移し替える。なお、
図示はされていないが、不良卵のみを回収する不良卵回
収ステーションも別途設けられる。
つ示されているがその設定個数は任意である。卵搬送装
置４では、搬送ユニット２１が多数循環して搬送駆動さ
れるように構成されており、１つの搬送ユニット２１に
は６個の鶏卵１を収容することができる。鶏卵１の収容
された搬送ユニット２１が所定個数（図１では１０個）
蓄積されると、鶏卵吸着装置３０が作動して搬送ユニッ
ト２１からパック１８へと鶏卵１を移し替える。なお、
図示はされていないが、不良卵のみを回収する不良卵回
収ステーションも別途設けられる。
【００３０】本発明の特徴として、単列コンベア１３の
搬送経路の途上に印字機構２２を設けており、この印字
機構２２は印字制御部２３により制御される。印字機構
２２には、印字ヘッド２２ａが設けられており、例えば
インクジェット式のものが用いられる。鶏卵１のサイズ
にはさまざまなものがあるため、印字ヘッド２２ａと鶏
卵１との距離も変動するが、インクジェット式の印字ヘ
ッド２２ａ等の技術進歩により１００ｍｍ程度の距離が
あったとしても、品質のよい印字を卵殻表面に形成する
ことができる。
搬送経路の途上に印字機構２２を設けており、この印字
機構２２は印字制御部２３により制御される。印字機構
２２には、印字ヘッド２２ａが設けられており、例えば
インクジェット式のものが用いられる。鶏卵１のサイズ
にはさまざまなものがあるため、印字ヘッド２２ａと鶏
卵１との距離も変動するが、インクジェット式の印字ヘ
ッド２２ａ等の技術進歩により１００ｍｍ程度の距離が
あったとしても、品質のよい印字を卵殻表面に形成する
ことができる。
【００３１】ところで、鶏卵１の形状は図３に示すよう
に、その長軸方向に沿って、鈍端部１ａ（曲率半径が大
きい）と鋭端部１ｂ（曲率半径が小さい）とを有してい
る。鶏卵１が給卵搬送部２において搬送されるときに
は、鶏卵１はその長軸が水平になった状態で搬送される
が、単列搬送部３において搬送されるときには、図２に
示すように鶏卵１はその長軸が垂直になった状態で搬送
される。このとき、鶏卵１の鈍端部１ａが上方に、鋭端
部１ｂが下方になった状態で搬送される。
に、その長軸方向に沿って、鈍端部１ａ（曲率半径が大
きい）と鋭端部１ｂ（曲率半径が小さい）とを有してい
る。鶏卵１が給卵搬送部２において搬送されるときに
は、鶏卵１はその長軸が水平になった状態で搬送される
が、単列搬送部３において搬送されるときには、図２に
示すように鶏卵１はその長軸が垂直になった状態で搬送
される。このとき、鶏卵１の鈍端部１ａが上方に、鋭端
部１ｂが下方になった状態で搬送される。
【００３２】したがって、鶏卵１の鈍端部１ａの所定領
域１ｃに情報が印字されることになる（図４参照）。図
４（ｂ）には、『賞味期限』の文字情報と、賞味期限を
表す『２０００．２．２』の年月日の日付情報が上下二
段で印字されている。印字する情報は、その他にも種々
考えられるが、例えば、ロゴマーク、Ｌ，Ｍ，ＭＳ等の
等級、産卵日、鶏卵の重量、生産者名等が挙げられる。
所定領域１ｃの大きさは、およそ２５ｍｍ□程度であ
る。
域１ｃに情報が印字されることになる（図４参照）。図
４（ｂ）には、『賞味期限』の文字情報と、賞味期限を
表す『２０００．２．２』の年月日の日付情報が上下二
段で印字されている。印字する情報は、その他にも種々
考えられるが、例えば、ロゴマーク、Ｌ，Ｍ，ＭＳ等の
等級、産卵日、鶏卵の重量、生産者名等が挙げられる。
所定領域１ｃの大きさは、およそ２５ｍｍ□程度であ
る。
【００３３】印字ヘッド２２ａにより実際に鶏卵１に印
字を行うタイミングの制御は次のように行われる。計量
部１１で各鶏卵１の計量データが得られると、そのデー
タは制御装置６に送られる。一方、計量部１１を通過し
た鶏卵１を各卵搬送装置４のいずれの位置にて放出させ
るべきであるかと言う情報（計量部１１からの距離情
報）が演算装置６ａにて演算されると共に、印字ヘッド
２２ａまでの距離情報も演算される。そして、単列コン
ベア１３における鶏卵１の位置情報は、エンコーダ１５
から発生するパルス信号に基づいて監視されている。詳
細は説明しないが、エンコーダ１５は１回転でパルスを
１個（メインパルス：鶏卵１の６個ごと）発生するエン
コーダと、１回転で多数個のパルス（サブパルス）を発
生するエンコーダとを備えている。
字を行うタイミングの制御は次のように行われる。計量
部１１で各鶏卵１の計量データが得られると、そのデー
タは制御装置６に送られる。一方、計量部１１を通過し
た鶏卵１を各卵搬送装置４のいずれの位置にて放出させ
るべきであるかと言う情報（計量部１１からの距離情
報）が演算装置６ａにて演算されると共に、印字ヘッド
２２ａまでの距離情報も演算される。そして、単列コン
ベア１３における鶏卵１の位置情報は、エンコーダ１５
から発生するパルス信号に基づいて監視されている。詳
細は説明しないが、エンコーダ１５は１回転でパルスを
１個（メインパルス：鶏卵１の６個ごと）発生するエン
コーダと、１回転で多数個のパルス（サブパルス）を発
生するエンコーダとを備えている。
【００３４】以上のようにして、演算装置６ａにより演
算結果、印字すべき鶏卵１が印字ヘッド２２ａに到達す
ると所定の情報が印字されるように構成されている。ま
た、鶏卵１に印字を行う場合には、すべての鶏卵１に印
字をしてもよいが、一部の鶏卵１についてのみ印字する
ように印字ヘッド２２ａを制御するようにしてもよい。
図５は、印字例を示す図である。図５（ａ）は、１０個
入りパック１８のすべての鶏卵１に情報を印字した例を
示している。（ｂ）は、１０個入りパック１８の１個だ
けに印字をした例である。
算結果、印字すべき鶏卵１が印字ヘッド２２ａに到達す
ると所定の情報が印字されるように構成されている。ま
た、鶏卵１に印字を行う場合には、すべての鶏卵１に印
字をしてもよいが、一部の鶏卵１についてのみ印字する
ように印字ヘッド２２ａを制御するようにしてもよい。
図５は、印字例を示す図である。図５（ａ）は、１０個
入りパック１８のすべての鶏卵１に情報を印字した例を
示している。（ｂ）は、１０個入りパック１８の１個だ
けに印字をした例である。
【００３５】図１の例で説明すると、例えばＭサイズの
鶏卵１のみに印字（等級別の印字）をするようにした
り、ＭとＬサイズの鶏卵１に印字をするようにしたり、
Ｍサイズの鶏卵１のうちの特定の鶏卵１のみに印字する
ようにしたり（図５（ｂ）の例）制御することができ
る。印字パターンの指定は、キーボード２４（図１参
照）により不図示のモニター画面を見ながら、種々設定
できるものとする。また、不良卵については印字をしな
いようにしたり、逆に「不良卵」であることを示す印字
をしたりするようにすることができる。
鶏卵１のみに印字（等級別の印字）をするようにした
り、ＭとＬサイズの鶏卵１に印字をするようにしたり、
Ｍサイズの鶏卵１のうちの特定の鶏卵１のみに印字する
ようにしたり（図５（ｂ）の例）制御することができ
る。印字パターンの指定は、キーボード２４（図１参
照）により不図示のモニター画面を見ながら、種々設定
できるものとする。また、不良卵については印字をしな
いようにしたり、逆に「不良卵」であることを示す印字
をしたりするようにすることができる。
【００３６】鶏卵１の印字を行う場合、鶏卵１の処理工
程途上のどこで行うかについては、種々の配置案が考え
られるが、図１の実施形態に示すように単列コンベア１
３で行うと、単列コンベア１３の１個につき印字ヘッド
２２ａを１つ設ければよいのでコスト的にメリットがあ
る。例えば、給卵搬送部２の途上に設けると印字ヘッド
２２ａが６つ必要となる。また、卵搬送装置４や鶏卵包
装部５で印字を行おうとすると、やはり多数の印字ヘッ
ド２２ａが必要となるので、コスト的な面での最も好ま
しい配置は単列搬送部３の途上に設けることである。も
ちろん、コスト的な面よりも印字処理のスピードの点等
を優先するのであれば、卵搬送装置４や鶏卵包装部５に
て印字を行うように構成してもよいのはもちろんのこと
である。
程途上のどこで行うかについては、種々の配置案が考え
られるが、図１の実施形態に示すように単列コンベア１
３で行うと、単列コンベア１３の１個につき印字ヘッド
２２ａを１つ設ければよいのでコスト的にメリットがあ
る。例えば、給卵搬送部２の途上に設けると印字ヘッド
２２ａが６つ必要となる。また、卵搬送装置４や鶏卵包
装部５で印字を行おうとすると、やはり多数の印字ヘッ
ド２２ａが必要となるので、コスト的な面での最も好ま
しい配置は単列搬送部３の途上に設けることである。も
ちろん、コスト的な面よりも印字処理のスピードの点等
を優先するのであれば、卵搬送装置４や鶏卵包装部５に
て印字を行うように構成してもよいのはもちろんのこと
である。
【００３７】＜鶏卵自動選別装置の別構成例＞図６は、
図１に示す鶏卵自動選別装置よりも２倍の処理能力を有
する装置である。６列で鶏卵１を搬送する給卵搬送部２
を２つ有すると共に、それぞれの給卵搬送部２の最下流
部に計量部１１を設けている。また、単列搬送部３、単
列コンベア１３も２つ備わっており、それぞれの単列コ
ンベア１３の搬送途上に印字機構２２が設けられてい
る。
図１に示す鶏卵自動選別装置よりも２倍の処理能力を有
する装置である。６列で鶏卵１を搬送する給卵搬送部２
を２つ有すると共に、それぞれの給卵搬送部２の最下流
部に計量部１１を設けている。また、単列搬送部３、単
列コンベア１３も２つ備わっており、それぞれの単列コ
ンベア１３の搬送途上に印字機構２２が設けられてい
る。
【００３８】＜別実施形態＞ （１）本実施形態における印字ヘッド２２ａはインクジ
ェット方式によるものであるが、これに代えてレーザー
光による方式を採用してもよい。レーザー光を用いる場
合には、鶏卵１の卵殻表面をレーザー光により焼くこと
より情報を印字するものである。レーザー光を用いる場
合は、インクジェット方式のようなインクを用いる必要
はない。したがって、衛生的な面でメリットがある。
ェット方式によるものであるが、これに代えてレーザー
光による方式を採用してもよい。レーザー光を用いる場
合には、鶏卵１の卵殻表面をレーザー光により焼くこと
より情報を印字するものである。レーザー光を用いる場
合は、インクジェット方式のようなインクを用いる必要
はない。したがって、衛生的な面でメリットがある。
【００３９】（２）鶏卵自動選別装置の構成例としては
実施形態に開示した構成に限定されるものではなく、た
とえば、単列コンベアから直接包装容器に放出するよう
な構成を採用してもよい。
実施形態に開示した構成に限定されるものではなく、た
とえば、単列コンベアから直接包装容器に放出するよう
な構成を採用してもよい。
【００４０】（３）卵殻表面に印字する情報としては文
字情報に限定されず、任意のキャラクター情報を印字し
てもよく、またマーキングをするようなものでもよい。
例えば、不良卵と検出された鶏卵の表面に不良卵である
ことを示すマーキングをすることができる。また、不良
卵の種類（血卵、汚卵、ヒビ卵、腐敗卵）ごとに印字す
る情報の内容を異ならせてもよい。
字情報に限定されず、任意のキャラクター情報を印字し
てもよく、またマーキングをするようなものでもよい。
例えば、不良卵と検出された鶏卵の表面に不良卵である
ことを示すマーキングをすることができる。また、不良
卵の種類（血卵、汚卵、ヒビ卵、腐敗卵）ごとに印字す
る情報の内容を異ならせてもよい。
【図１】鶏卵自動選別装置の構成を示す平面図
【図２】単列コンベアの構成を示す側面図
【図３】鶏卵を示す図
【図４】鶏卵への印字場所を示す図
【図５】印字例を示す図
【図６】鶏卵自動選別装置の別実施形態を説明する図
１ 鶏卵 ２ 給卵搬送部 ３ 単列搬送部 ２２ 印字機構 ２２ａ 印字ヘッド ２３ 印字制御部
Claims (8)
- 【請求項１】 鈍端部と鋭端部とを有する鶏卵を所定の
列状にて第１搬送経路に沿って搬送する第１搬送機構
と、 前記第１搬送経路に設けられ、搬送されてくる鶏卵を計
量するための計量部と、 前記計量部にて計量された鶏卵を、前記鈍端部と前記鋭
端部とが所定の方向を向いた状態で、かつ、１列状態で
第２搬送経路に沿って搬送する第２搬送機構と、 前記第２搬送経路に沿って搬送される鶏卵の卵殻表面
に、その鶏卵に関連した情報を印字するための印字機構
とを備えたことを特徴とする鶏卵自動選別装置。 - 【請求項２】 前記印字機構により、鶏卵の前記鈍端部
に情報を印字するように構成したことを特徴とする請求
項１に記載の鶏卵自動選別装置。 - 【請求項３】 前記印字機構は前記第２搬送経路の上方
に位置するインクジェット式ヘッドを備えていることを
特徴とする請求項１又は２に記載の鶏卵自動選別装置。 - 【請求項４】 前記印字機構は前記第２搬送経路の上方
に位置するレーザー式ヘッドを備えており、レーザー光
により卵殻表面を焼くことにより情報を印字することを
特徴とする請求項１又は２に記載の鶏卵自動選別装置。 - 【請求項５】 前記第２搬送経路の搬送下手側には、前
記計量部の計量結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重
量区分帯が設けられており、前記印字機構は、前記計量
部と前記複数の重量区分帯のうちの最も上手側にある重
量区分帯との間の第２搬送経路に設けられていることを
特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の鶏卵自
動選別装置。 - 【請求項６】 前記第２搬送経路の搬送下手側には、前
記計量部の計量結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重
量区分帯が設けられており、前記複数の重量区分帯のう
ちの特定の重量区分帯にて選別される鶏卵についてのみ
情報を印字する制御手段を備えたことを特徴とする請求
項１〜４のいずれか１項に記載の鶏卵自動選別装置。 - 【請求項７】 前記第２搬送経路の搬送下手側には、前
記計量部の計量結果に基づいて鶏卵を選別する複数の重
量区分帯が設けられており、前記複数の重量区分帯にて
選別される鶏卵のうちの特定の鶏卵についてのみ情報を
印字する制御手段を備えたことを特徴とする請求項１〜
６のいずれか１項に記載の鶏卵自動選別装置。 - 【請求項８】 鈍端部と鋭端部とを有する鶏卵を所定の
列状にて第１搬送経路に沿って搬送する第１搬送機構
と、 前記第１搬送経路に設けられ、搬送されてくる鶏卵を計
量するための計量部と、 前記計量部にて計量された鶏卵を、前記鈍端部と前記鋭
端部とが所定の方向を向いた状態で第２搬送経路に沿っ
て搬送する第２搬送機構と、 前記第２搬送経路に沿って搬送される鶏卵の前記鈍端部
の卵殻表面に、その鶏卵に関連した情報を印字するため
の印字機構とを備えたことを特徴とする鶏卵自動選別装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000012402A JP4346768B2 (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 鶏卵自動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000012402A JP4346768B2 (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 鶏卵自動選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001204294A true JP2001204294A (ja) | 2001-07-31 |
| JP4346768B2 JP4346768B2 (ja) | 2009-10-21 |
Family
ID=18540123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000012402A Expired - Fee Related JP4346768B2 (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 鶏卵自動選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4346768B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8367131B2 (en) | 2006-02-23 | 2013-02-05 | Sanovo Engineering A/S | Method of monitoring the breaking of eggs, an egg receiving device for holding the contents of an egg, and an egg breaking apparatus comprising such an egg receiving device |
| WO2016118963A1 (en) | 2015-01-24 | 2016-07-28 | Ten Media, Llc Dba Ten Ag Tech Co. | Method and system for applying ink markings on food products |
| KR101778007B1 (ko) * | 2015-11-27 | 2017-09-13 | 전수봉 | 계란 자동 선별 포장시스템의 계란 포장용 운송기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102687683A (zh) * | 2012-01-12 | 2012-09-26 | 河南科技大学 | 一种蛋类分选用分拣平台 |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000012402A patent/JP4346768B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8367131B2 (en) | 2006-02-23 | 2013-02-05 | Sanovo Engineering A/S | Method of monitoring the breaking of eggs, an egg receiving device for holding the contents of an egg, and an egg breaking apparatus comprising such an egg receiving device |
| WO2016118963A1 (en) | 2015-01-24 | 2016-07-28 | Ten Media, Llc Dba Ten Ag Tech Co. | Method and system for applying ink markings on food products |
| EP3303159A4 (en) * | 2015-01-24 | 2019-03-20 | YTA Holdings, LLC | METHOD AND SYSTEM FOR APPLYING INK MARKINGS TO FOOD PRODUCTS |
| KR101778007B1 (ko) * | 2015-11-27 | 2017-09-13 | 전수봉 | 계란 자동 선별 포장시스템의 계란 포장용 운송기 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4346768B2 (ja) | 2009-10-21 |
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