JP2001203889A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JP2001203889A
JP2001203889A JP2000012786A JP2000012786A JP2001203889A JP 2001203889 A JP2001203889 A JP 2001203889A JP 2000012786 A JP2000012786 A JP 2000012786A JP 2000012786 A JP2000012786 A JP 2000012786A JP 2001203889 A JP2001203889 A JP 2001203889A
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dot
dither matrix
dither
dots
forming method
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Hiroshi Mori
広志 森
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディザマトリクスを用いて、高線数を確保し
つつ、多階調記録を行なうこと。 【解決手段】 1つの画素を複数のドット2からなる複
数のディザマトリクス1により構成するとともに、前記
各ドット2をインクのドット径を制御することにより複
数の段階で記録可能とし、前記各ディザマトリクス1の
各ドット2の成長順序を各ディザマトリクス1の1番目
のドット2から各ディザマトリクス1の所定の成長順序
で順次均等に成長させるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成方法に係
り、特に、高線数を確保しつつ、多階調の記録を行なう
ことを可能とした画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱転写プリンタにおいては、プ
ラテンの前方に用紙を支持するとともに、キャリッジ
に、複数の発熱素子が形成されたサーマルヘッドを搭載
し、これらのサーマルヘッドとプラテンとの間にインク
リボンと前記用紙とを挟持した状態で、サーマルヘッド
をキャリッジとともにプラテンに沿って往復動させなが
ら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマルヘッド
の発熱素子に記録情報に基づいて選択的に通電して発熱
させることにより、インクリボンのインクを部分的に用
紙に転写して用紙上に所望の画像の記録を行なうように
なっている。このような熱転写プリンタは、高記録品
質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性等の理由
により、コンピュータ、ワードプロセッサ等の出力装置
として多用されている。
【0003】このような熱転写プリンタにおいては、複
数のドットからなるディザマトリクスにより1画素を構
成し、前記各ドットを順次記録することにより、1画素
の階調を多階調で表現するようにしたディザ法と呼ばれ
る画像形成方法が多く用いられていた。
【0004】さらに近年では、より高解像度のカラー画
像が要求されるに伴って、サーマルヘッドの発熱素子に
通電するエネルギを制御することにより、インクに与え
る熱エネルギを調整してインクのドット径を画像情報に
応じて制御することにより、1つのドットについても多
階調記録を行なうようにしたディザ法が開発されてき
た。
【0005】図2はこのような従来の画像形成方法を示
したもので、この画像形成方法においては、1番目から
17番目までの17個のドット21からなるディザマト
リクス20により1画素を構成し、1つのドット21に
対するインクの転写量を調節して記録されるドット21
の径を1段階から15段階まで制御することができるよ
うになっている。
【0006】そして、まず、1階調の表現を行なう場合
は、ディザマトリクス20の1番目のドット21を1段
階とし、2階調の表現を行なう場合は、この1番目のド
ット21を2段階とする。そして、この1番目のドット
21が15段階まで達したら、2番目のドット21を1
段階とする。このように順次ドット21の段階記録が行
なわれ、ディザマトリクス20の17番目のドット21
について15段階まで達したら、いわゆるベタパターン
の階調となる。
【0007】このように1画素のディザマトリクス20
を制御することにより、多階調の記録を行なうことがで
きるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな図2に示す従来の記録方法においては、ディザマト
リクス20のパターンが大きいことから、例えば、40
0dpi(ドット・パー・インチ)の解像度を有する画
像形成装置においては、線数が97lpi(ライン・パ
ー・インチ)程度となってしまい、高線数を確保するこ
とができないという問題がある。しかも、ディザマトリ
クス20の各ドット21を下方から順次成長させるもの
であるため、低階調の画像を記録する場合に、画素と画
素との間に隙間が生じてしまい、画像が荒くなってしま
うという問題もある。
【0009】そのため、図3に示すように、5つのドッ
ト21から構成した小さいパターンのディザマトリクス
20により1画素を構成するようにした画像形成方法も
開発されている。
【0010】しかし、この記録方法においては、例え
ば、400dpiの解像度を有する画像形成装置におい
て180lpi程度の高線数を確保することができるも
のの、階調数が75階調と極めて少なくなってしまうと
いう問題を有している。
【0011】そのため、前記いずれの記録方法において
も、高階調、高線数を十分に確保することができないと
いう問題を有している。
【0012】本発明は前述した点に鑑みてなされたもの
で、ディザマトリクスを用いて、高線数を確保しつつ、
多階調記録を行なうことのできる画像形成方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る画像形成方法は、1画素の記録に複数のド
ットからなるディザマトリクスを用い、ドット径を複数
の段階で変化させることにより、多階調の画像の記録を
行なう画像形成方法であって、前記1つの画素を複数の
ディザマトリクスにより構成し、前記各ディザマトリク
スの1番目のドットを1番目のディザマトリクスから各
ディザマトリクスの所定の順序で1段階のドット径で順
次成長させるとともに、続いて、前記1番目のディザマ
トリクスの1番目のドットから2段階のドット径で順次
成長させ、各ディザマトリクスの1番目のドットが最大
のドット径まで成長されたら、1番目のディザマトリク
スの2番目のドットから1段階のドット径で順次成長さ
せることにより、各ディザマトリクスの各ドットを順次
成長させるようにしたことを特徴とするものである。
【0014】この発明によれば、1つの画素を複数のデ
ィザマトリクスにより構成し、各ディザマトリクスの各
ドットの成長順序を各ディザマトリクスの1番目のドッ
トから各ディザマトリクスの所定の順序で順次均等に成
長させるようにしているので、1つのディザマトリクス
の大きさを小さくすることができ、高線数を維持するこ
とができ、しかも、この小さいディザマトリクスを複数
組み合わせることにより、多階調の記録を行なうことが
できる。さらに、各ディザマトリクスの各ドットを均等
に成長させるものであるため、画素の均一感を確保する
ことができ、きめの細かい画像記録を行なうことができ
る。
【0015】また、他の発明は、請求項1において、前
記ディザマトリクスを5つのドットにより構成するとと
もに、このディザマトリクスを4つ組み合わせて1画素
を構成するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】この発明によれば、ディザマトリクスを5
つのドットにより構成するとともに、これら4つのディ
ザマトリクスにより1画素を構成するようにしているの
で、高線数を確保しつつ、極めて多階調の記録を行なう
ことができる。
【0017】さらに、他の発明は、請求項2において、
前記各ディザマトリクスの5番目のドットを同時に成長
させるようにしたことを特徴とするものである。
【0018】この発明によれば、各ディザマトリクスの
5番目のドットを同時に成長させるようにしているの
で、例えば、ドット径を15段階で成長させるようにし
た場合に、高線数を確保しつつ、256階調の多階調記
録を行なうことができ、しかも、画像情報の演算処理を
8ビットで行なう場合に演算がしやすく有利となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
を参照して説明する。
【0020】図1は本発明に係る画像形成方法に用いら
れるディザマトリクスの実施の一形態を示したもので、
本実施形態において、ホストコンピュータやイメージリ
ーダ等から入力された画像情報に基づいて画像の記録を
行なう場合は、この画像情報に基づいてサーマルヘッド
の各発熱素子の通電制御を行なうことにより、各色のイ
ンクを転写して記録を行なうようになっている。
【0021】そして、本実施形態においては、このよう
な記録を行なう場合に、ディザマトリクス1を用いた画
素により多階調記録を行なうようになっている。
【0022】すなわち、本実施形態におけるディザマト
リクス1は、図1に示すように、2×2のドット2の上
部一側に1つのドット2を付加してなる5個のドット2
により構成されており、本実施形態においては、このよ
うな形状の4つのディザマトリクス1を上下左右に組み
合わせることにより1つの画素を構成するようになって
いる。
【0023】さらに、本実施形態においては、各ディザ
マトリクス1のドット2に記録されるドット2の径を変
化させることにより、1つのドット2において、15階
調の記録を行なうことができるようになっている。
【0024】すなわち、本実施形態においては、サーマ
ルヘッドに対する通電時間を15段階に制御してサーマ
ルヘッドの温度を制御するようになっており、これによ
り、1つのドット2に対するインクの転写量を調節して
記録されるドット2の径を1段階から15段階まで制御
することができるようになっている。
【0025】また、本実施形態においては、1画素を構
成する各ディザマトリクス1のドット2の成長順序は、
各ディザマトリクス1の1番目のドット2から、各ディ
ザマトリクス1の所定の成長順序で順次均等に成長させ
るようになっている。
【0026】すなわち、まず、1階調の表現を行なう場
合は、1番目のディザマトリクス1の1番目のドット
(1A)2を1段階とする。2階調の表現を行なう場合
は、2番目のディザマトリクス1の1番目のドット(1
B)2を1段階とする。このように、3番目のディザマ
トリクス1の1番目のドット(1C)2、4番目のディ
ザマトリクス1の1番目のドット(1D)2を順次1段
階とすることにより、3階調、4階調の表現を行なうこ
とができる。
【0027】次に、5階調の表現を行なう場合は、1番
目のディザマトリクス1の1番目のドット(1A)2を
2段階とする。このようにして、すべてのディザマトリ
クス1の1番目のドット(1A、1B、1C、1D)2
が15段階に達したら、1番目のディザマトリクス1の
2番目のドット(2A)2を1段階とする。このように
順次ドット2の段階記録が行なわれ、各ディザマトリク
ス1の5番目のドット(5A、5B、5C、5D)2に
ついて15段階まで達したら、いわゆるベタパターンの
階調となる。
【0028】この場合に、本実施形態においては、各ド
ット2が15段階で成長されるとともに、4つのディザ
マトリクス1にそれぞれ5つのドット2があるので、理
論的には300階調での表現が可能となっている。
【0029】しかしながら、0階調を含めて255階調
までの256階調での表現にとどめるようにすれば、画
像情報の演算処理を8ビットで行なう場合に演算がしや
すく有利となる。この場合においては、例えば、各ディ
ザマトリクス1の5番目のドット(5A、5B、5C、
5D)2をすべて同じ段階となるように記録するように
すればよい。
【0030】本実施形態においては、画像情報の各画素
の階調に応じて、サーマルヘッドに対する通電時間を制
御して、各ディザマトリクス1の各ドット2の径を所定
の段階に制御することにより、所望の階調の画素を記録
することができるようになっている。
【0031】したがって、本実施形態においては、5つ
のドット2から構成されるディザマトリクス1を4つ組
み合わせることにより、1つの画素を構成するようにな
っており、1つのディザマトリクス1の大きさを小さく
しているので、高線数を維持することができ、しかも、
この小さいディザマトリクス1を複数組み合わせること
により、多階調の記録を行なうことが可能となる。さら
に、本実施形態においては、各ディザマトリクス1の各
ドット2を均等に成長させるものであるため、画素の均
一感を確保することができ、きめの細かい画像記録を行
なうことができる。
【0032】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る画像形成
方法は、1つの画素を複数のディザマトリクスにより構
成し、各ディザマトリクスの各ドットの成長順序を各デ
ィザマトリクスの1番目のドットから各ディザマトリク
スの所定の順序で順次均等に成長させるようにしている
ので、1つのディザマトリクスの大きさを小さくするこ
とができ、高線数を維持することができ、しかも、この
小さいディザマトリクスを複数組み合わせることによ
り、多階調の記録を行なうことができる。さらに、各デ
ィザマトリクスの各ドットを均等に成長させるものであ
るため、画素の均一感を確保することができ、きめの細
かい画像記録を行なうことができる。
【0034】また、他の発明は、ディザマトリクスを5
つのドットにより構成するとともに、これら4つのディ
ザマトリクスにより1画素を構成するようにしているの
で、高線数を確保しつつ、極めて多階調の記録を行なう
ことができる。
【0035】さらに、他の発明は、各ディザマトリクス
の5番目のドットを同時に成長させるようにしているの
で、例えば、ドット径を15段階で成長させるようにし
た場合に、高線数を確保しつつ、256階調の多階調記
録を行なうことができ、しかも、画像情報の演算処理を
8ビットで行なう場合に演算がしやすく有利となる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成方法に用いられるディ
ザマトリクスの実施の一形態を示す説明図
【図2】 従来の画像形成方法に用いられるディザマト
リクスを示す説明図
【図3】 従来の画像形成方法に用いられる他のディザ
マトリクスを示す説明図
【符号の説明】
1 ディザマトリクス 2 ドット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画素の記録に複数のドットからなるデ
    ィザマトリクスを用い、ドット径を複数の段階で変化さ
    せることにより、多階調の画像の記録を行なう画像形成
    方法であって、前記1つの画素を複数のディザマトリク
    スにより構成し、前記各ディザマトリクスの1番目のド
    ットを1番目のディザマトリクスから各ディザマトリク
    スの所定の順序で1段階のドット径で順次成長させると
    ともに、続いて、前記1番目のディザマトリクスの1番
    目のドットから2段階のドット径で順次成長させ、各デ
    ィザマトリクスの1番目のドットが最大のドット径まで
    成長されたら、1番目のディザマトリクスの2番目のド
    ットから1段階のドット径で順次成長させることによ
    り、各ディザマトリクスの各ドットを順次成長させるよ
    うにしたことを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記ディザマトリクスを5つのドットに
    より構成するとともに、このディザマトリクスを4つ組
    み合わせて1画素を構成するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記各ディザマトリクスの5番目のドッ
    トを同時に成長させるようにしたことを特徴とする請求
    項2に記載の画像形成方法。
JP2000012786A 2000-01-21 2000-01-21 画像形成方法 Withdrawn JP2001203889A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017034701A (ja) * 2016-09-30 2017-02-09 凸版印刷株式会社 カラー画像処理装置

Cited By (1)

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Effective date: 20070403