JP2001232844A - 階調記録方法 - Google Patents

階調記録方法

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JP2001232844A
JP2001232844A JP2000046170A JP2000046170A JP2001232844A JP 2001232844 A JP2001232844 A JP 2001232844A JP 2000046170 A JP2000046170 A JP 2000046170A JP 2000046170 A JP2000046170 A JP 2000046170A JP 2001232844 A JP2001232844 A JP 2001232844A
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JP
Japan
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energization
block
gradation
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JP2000046170A
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English (en)
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Seiji Matsuda
省二 松田
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディザマトリクスの手法を用い、かつ、プリ
ンタの有する解像度をなるべく低下させることなく所望
の記録結果を得ることのできるプリンタの階調記録方法
を提供すること。 【解決手段】 倍密通電数および分割通電数の組み合わ
せにより、1画素の所定の階調に対応する印字データの
ディザマトリクスのブロックを確保し、1画素毎の階調
データに応じて、前記各ブロックを所定の順序で成長さ
せて当該ブロックを構成するドットへの通電・非通電を
決定するとともに、副走査方向の通電は、前記各ブロッ
クの副走査方向幅毎に行う分割通電とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多階調の記録を行
なうことを可能としたプリンタの階調記録方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、階調データを記録する階調記
録方法として、濃度値に応じたサーマルヘッド通電時間
を制御して各画素のドットに記録されるドット径を変化
させることにより、1つのドットにおいて複数階調の記
録を行なう方法が採用されている。
【0003】つまり、この記録方法は、サーマルヘッド
に対する通電時間を複数段階に制御することによりサー
マルヘッドの温度を制御し、インクの転写量を調節する
ものであり、1ドットの通電時間を短く制御すると、サ
ーマルヘッドの温度が転写エネルギよりわずかに上回る
だけなのでインクの転写量が少なくなり、逆に1ドット
の通電時間を長く制御すると、サーマルヘッドの温度が
転写エネルギを大きく上回ることになるのでインクの転
写量が多くなるという法則を利用して、記録されるドッ
トの径を複数段階に制御し、1つのドットにおいて複数
階調の記録を行なう。
【0004】また、いわゆるディザマトリクス法を用い
て階調の表現を用いて行うことも可能である。
【0005】即ち、1画素を複数のブロックにより構成
し、サーマルヘッドの複数の発熱素子に選択的に通電す
る際に、前記各色の通電パターンに基づいて、1画素中
の通電ドットの数を制御しながら記録を行うようにし
て、多階調の画像の記録を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た記録するドットの径をヘッドへの通電時間により制御
する方法は、使用する記録紙の感度等に合わせて微妙な
合わせ込みが必要となり、制御が難しいという問題点が
あった。
【0007】また、前記ディザマトリクス法は、濃度表
現の1画素がディザマトリクスに依存するため、4ドッ
ト×4ドット(16階調)のディザマトリクスの場合に
は、例えば解像度200dpiのプリンタであっても、
4分の1の50dpi相当にまで低下してしまうといっ
た問題があった。
【0008】そこで、本発明は、ディザマトリクスの手
法を用い、かつ、プリンタの有する解像度をなるべく低
下させることなく所望の記録結果を得ることのできるプ
リンタの階調記録方法を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明の階調記録方法は、倍密通電数および分割
通電数の組み合わせにより、1画素の所定の階調に対応
する印字データのディザマトリクスのブロックを確保
し、1画素毎の階調データに応じて、前記各ブロックを
所定の順序で成長させて当該ブロックを構成するドット
への通電・非通電を決定するとともに、副走査方向の通
電は、前記各ブロックの副走査方向幅毎に行う分割通電
とすることを特徴とするものであり、本発明によれば、
倍密通電数および分割通電数を組み合わせて印字データ
のディザマトリクスを構成するブロックを決定すること
ができ、この各ブロックをディザ法により所定の順序で
成長させて通電・非通電を決定するとともに、副走査方
向を分割して前記各ブロック毎に通電することにより、
サーマルヘッドのドット単位のディザマトリクスに依存
することなく多階調の記録を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、1画素を複数
のブロックにより構成し、階調データに応じて前記各ブ
ロックを所定の順序で成長させて通電・非通電を決定す
るとともに、階調データに応じて副走査方向に分割させ
て各ブロック毎に通電する制御を行う。
【0011】例えば、入力階調数を16とし、図1に示
すような100dpiの受信データを、解像度を200
dpiとするプリンタのサーマルヘッドを用いて記録す
る場合、受信データの1ドットがサーマルヘッドの4ド
ットに対応することとなる。つまり、受信データの1ド
ットを副走査方向200dpiとする印字データとする
ことでサーマルヘッドでは4ドットの4階調で記録可能
ということになる。
【0012】さらに、サーマルヘッドの印字データを図
2に示すような2×2分割=4ドットのディザマトリク
スとした場合には、サーマルヘッドの各1ドットに対し
倍密通電することで、図3に示すように、副走査方向に
4ブロックを形成することができる。これで受信データ
の1ドットを副走査方向400dpiとする倍密印字デ
ータとすることで8階調分のブロックで表現することが
可能となる。
【0013】そしてさらに、各ブロックを副走査方向に
2分割通電を行うことで、図4に示すように、受信デー
タの1ドットを副走査方向800dpiとする倍密×2
分割印字データとすることで16階調分のブロックで表
現することが可能となる。
【0014】つまり、本実施形態のディザマトリクスは
主走査方向×副走査方向を2×8とする16分割のもの
となっている。この16分割された各ブロックをディザ
マトリクス法により、予め設定された階調の成長順に従
って通電・非通電を制御し、1ドットの受信データを階
調表現する。よって、理論上は、図4に示すように、全
てのブロックに対し非通電の場合をも含めると16階調
+1階調の17階調で表現することが可能となる。しか
し、一般的には、16階調表現を行なう場合が多く、実
際の使用態様としては、図4および図6に示すように、
ある2ブロックに対して同一の成長順の番号を付与する
こととし、全てのブロックに対し非通電の場合をも含め
て16階調を構成するような調整を行なう。
【0015】そして、本発明においては、各ドット毎に
発熱させるブロックをディザマトリクスに従って決定
し、前記副走査方向における複数回(本実施形態におい
ては8回)の分割通電の中で、各ブロック毎に通電・非
通電の制御を行う。
【0016】つまり、図5に示すように各ブロックにデ
ィザマトリクスにおける階調の成長順を示すナンバーを
1〜15で割り当てるとする。なお、図5および図6に
は、前述のような理由から、ナンバー15を2ブロック
に割り当て、全てのブロックを非通電とする階調値0か
ら、全てのブロックを通電させる階調値16までの16
階調に制御をする場合を示している。
【0017】この場合において、階調値を11とする記
録をおこなうとき、1〜11のナンバーが割り当てられ
たブロックを記録するべく、通電を制御することとな
る。
【0018】図6は前記16階調の記録における階調値
を11とした場合に通電される1〜11のナンバーが割
り当てられたブロックを網掛けで示している。
【0019】16階調データにおける階調値11の記録
は、この図に示すように、当該受信データに対応する横
割の8回の分割通電(第1分割通電時乃至第8分割通電
時)中、第1分割通電時においてはブロックナンバー1
及び5の記録を行ない、第2分割通電時においてブロッ
クナンバー2及び6の記録を行う。そして、副走査方向
への送り動作を行った後の第3分割通電時においてはブ
ロックナンバー9のみ、第4分割通電時においてはブロ
ックナンバー10のみの記録を行う。さらに、副走査方
向への送り動作を行った後の第5分割通電時においては
ブロックナンバー7及び3の記録を行ない、第6分割通
電時においてブロックナンバー8及び4の記録を行う。
そして、副走査方向への送り動作を行った後の第7分割
通電時においてはブロックナンバー11のみの記録を行
い、第8分割通電時においては、いずれのブロックナン
バーの記録も行わない。
【0020】このような制御を行なうことにより、元の
100dpiの受信データに基づく記録を副走査方向8
00dpiの倍密×2分割印字データとした16階調表
現における所望の階調値の記録を行なうことができる。
【0021】なお、副走査方向の送り動作は、当該送り
動作を基準として通電を送り動作に合わせるようにタイ
ミングをとるように制御することも可能であるし、逆
に、通電のタイミングを基準として副走査方向の送り動
作を行なうように制御することも可能である。
【0022】このように、本実施形態の階調表現方法に
よれば、従来の方法では200dpi、16階調表現を
ディザ法で表現した場合に50dpi相当の結果しか得
ることができなかったことに比して、その倍の100d
pi相当の結果を得ることができることとなる。
【0023】逆をいえば、100dpi、16階調表現
をディザ法で表現するためには、400dpiのヘッド
を必要としていたが、本発明によれば、200dpiの
ヘッドで足りるということになる。
【0024】このようにホストコンピュータからの印字
データを分割して階調表現用のデータとすることで、記
録に使用するメモリ量は増大するが、その分、良好な階
調表現を行なうことができるものとなる。
【0025】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。例えば、分割通電数は本実施形態の2に限るもので
はない。
【0026】例えば、前記実施形態においては倍密印字
データの各ブロックに対する分割通電数を2として16
階調の記録を可能としたが、倍密印字データの各ブロッ
クに対し3分割通電する制御とすれば、理論上は、さら
に多階調である24階調のデータ記録が副走査方向12
00dpiで可能となる。
【0027】また、倍密通電をせずに3分割通電のみを
採用することとすれば、副走査方向600dpiとする
12階調の記録が可能となる。
【0028】このように、本発明は倍密通電と分割通電
とを自由に組み合わせることにより、所望の数のブロッ
クを構成し、ディザマトリクスとすることで、多階調の
記録結果を得ることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
ディザマトリクスの手法を用い、かつ、プリンタの有す
る解像度を低下させることなく多階調の記録結果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 100dpi、16階調の受信データのブロ
ックを示す模式図
【図2】 図1の受信データに対応する200dpiの
プリンタのための印字データのブロックを示す模式図
【図3】 図2の印字データに対応する倍密印字データ
のブロックを示す模式図
【図4】 図3の倍密印字データに対応する倍密×2分
割印字データのブロックと論理上の階調成長順の一例を
示す模式図
【図5】 図3の倍密印字データに対応する倍密×2分
割印字データのブロックと実使用態様の階調成長順の一
例を示す模式図
【図6】 図4の倍密×2分割印字データの16階調デ
ィザマトリクスにおける階調値11の記録時の通電ブロ
ックを示す模式図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倍密通電数および分割通電数の組み合わ
    せにより、1画素の所定の階調に対応する印字データの
    ディザマトリクスのブロックを確保し、1画素毎の階調
    データに応じて、前記各ブロックを所定の順序で成長さ
    せて当該ブロックを構成するドットへの通電・非通電を
    決定するとともに、副走査方向の通電は、前記各ブロッ
    クの副走査方向幅毎に行う分割通電とすることを特徴と
    する階調記録方法。
JP2000046170A 2000-02-23 2000-02-23 階調記録方法 Pending JP2001232844A (ja)

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