JPH0994997A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH0994997A
JPH0994997A JP25318195A JP25318195A JPH0994997A JP H0994997 A JPH0994997 A JP H0994997A JP 25318195 A JP25318195 A JP 25318195A JP 25318195 A JP25318195 A JP 25318195A JP H0994997 A JPH0994997 A JP H0994997A
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JP
Japan
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gradation
block
strobe pulse
blocks
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP25318195A
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English (en)
Inventor
Tomoo Ono
智生 大野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドを分割駆動し、間欠移動する
記録紙上への記録を行うサーマルプリンタにおいて、発
熱抵抗素子の発熱効率を向上させ記録時間の短縮を図
る。 【構成】 分割駆動されるサーマルヘッドの第1階調目
の合計の記録時間を第2階調目の記録時間(ストローブ
パルスのロウの期間)より長くするとともに、各ブロッ
クの第1階調目のストローブパルスを第2階調目以降の
ストローブパルスに比べ高い周波数パルスとし、各ブロ
ックの第1階調目の記録を前記高周波ストローブパルス
を、各ブロックに順次繰り返し印加する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1ライン分の画素に対
応するサーマルヘッドの発熱抵抗体を、主走査方向に複
数のブロックに分割して記録動作を行うサーマルプリン
タに関するものであり、特に、サーマルヘッドへのスト
ローブパルスの印加手法に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】一般に熱転写型カラープリンターでは、
主走査方向の画素に相当する多数(例えば512個)の
発熱抵抗素子R1〜R512を1列に並べたサーマルヘ
ッドが使われる。記録時においては、記録すべき画像に
応じて選択された各発熱抵抗素子に1階調を発色させる
単位通電時間通電し、次に2階調、3階調とこの操作を
N回繰り返すことにより、N階調を表現している。とこ
ろで、例えば、512個の発熱抵抗素子が一斉に通電す
るとピーク電流が増加するため、レギュレーション特性
の優れた電源回路が必要となる。すなわち電源容量UP
となる。そこで、一般的には電源容量を小さくする目的
で、サーマルヘッドの主走査方向に複数のブロックに分
割し、各ブロック毎に順番に所定の単位通電時間だけ順
次通電し発色させることにより、ピーク電流を小さくし
て電源回路の小型化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、サーマルヘッドの主走査方向に複数のブ
ロック(例えば2分割)に分割し、単位通電時間毎交互
に通電するため、通電ON DUTYは50%が上限と
なり、次の階調の記録までの時間が長くなり、その間の
発熱抵抗体の冷却により発熱効率は一括通電に比べて低
下する。そのため、単位通電時間を長くすることにより
所望の濃度を得ているが、1ラインの記録時間が長くな
るという問題点がある。もう一つの手法としては、印加
電力を大きくする方法があるが、これでは分割駆動によ
る電源容量小型化のメリットがでない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明においては、1ライン分の画素に対応するサ
ーマルヘッドの発熱抵抗体を主走査方向に複数のブロッ
クに分割し、その複数のブロック毎に前記発熱抵抗体へ
の通電時間を規制するストローブパルスを印加して、各
ブロック毎に分割して記録動作を行うサーマルプリンタ
において、前記複数の各ブロックの第1階調目のストロ
ーブパルスを第2階調目以降のストローブパルスに比
べ、高い周波数パルスとし、各ブロックの第1階調目の
記録を、前記高周波ストローブパルスを各ブロックに順
次複数回繰り返して印加する構成を有している。
【0005】
【作用】上記構成によれば、第1階調目の記録による発
熱抵抗素子の蓄熱後の冷却期間がほとんど無くなり、第
2階調目の記録が効率良く行えることとなる。すなわ
ち、第2階調目の所望の濃度を得るための単位通電時間
を短くでき、すなわち印加電力を大きくすることなく1
ラインの記録速度の短縮が図れる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例について、1ラインの
発熱抵抗素子を2つのブロックに分割した場合を例にあ
げ、図面を参照しながら説明する。図1において、1
は、SRAMで構成されたラインバッファメモリであ
り、1ライン分の6ビット画像データを記憶し、10は
デコーダ、2はメモリ制御回路、3、4は階調データ作
成回路、5は6ビットのUPカウンタからなる階調カウ
ンタ、6、7はデータ転送回路、8はストローブ信号作
成回路、11はストローブ信号出力回路、9はサーマル
ヘッドである。
【0007】以上のように構成されたサーマルプリンタ
において、図1〜図4を用いてその動作を説明する。図
1のサーマルヘッド9は、主走査方向に順番に配列され
ている512個からなる発熱抵抗素子R1〜R512
を、発熱抵抗素子R1〜R255及びR256〜R51
2の2ブロックに分割されており、デコーダ10の出力
が‘0’のときブロック1の発熱抵抗素子R1〜R25
5が選択され、デコーダ10の出力が‘1’のときブロ
ック2の発熱抵抗素子R256〜R512が選択され
る。
【0008】ラインバッファメモリ1より1ライン画像
データを読み出す場合、まずデコーダ回路10は‘0’
を出力し、メモリ制御回路2によりブロック1内の発熱
抵抗素子R255に対応する画像データを読み出し、読
み出された画像データは、6ビットコンパレータで構成
される階調データ作成回路3に転送され、ラッチされ
る。同時に、6ビットUPカウンタ5から階調数を示す
6ビットの階調カウンタ値が階調データ作成回路3に転
送・ラッチされ、前記の6ビット画像データと比較さ
れ、比較結果の階調データをデータ転送回路6へ出力す
る。次にデコーダ回路10は‘1’を出力し、メモリ制
御回路2によりブロック2内の発熱抵抗素子R512に
対応する画像データを読み出し、読み出された画像デー
タは、6ビットコンパレータで構成される階調データ作
成回路4に転送され、ラッチされる。同時に、6ビット
UPカウンタ5から階調数を示す6ビットの階調カウン
タ値が階調データ作成回路4に転送・ラッチされ、前記
の6ビット画像データと比較され、比較結果の階調デー
タをデータ転送回路7へ出力する。
【0009】6ビットコンパレータは、6ビット画像デ
ータが6ビット階調カウンタ値以上の場合‘1’(印
字)を出力し、小さい場合‘0’(非印字)を出力す
る。ゆえに、階調データ作成回路3、4においては、6
ビット画像データを1ビット階調データに変換してい
る。メモリ制御回路2は、ブロック1の発熱抵抗素子R
255及びブロック2の発熱抵抗素子R512に対応す
る画像データの階調データ作成回路3、4への転送終了
後、ブロック1の次の発熱抵抗素子R254及びブロッ
ク2の発熱抵抗素子R511に対応する画像データを読
み出し、階調データ作成回路3、4へ転送し、以下ブロ
ック1の発熱抵抗素子R1及びブロック2の発熱抵抗素
子R256まで、同様の操作を行う。
【0010】階調データ作成回路3、4において作成さ
れた1ビット階調データは、データ転送回路6、7に転
送され、転送クロックの立ち上がりエッジに同期してサ
ーマルヘッド9に転送される。サーマルヘッド9への1
ライン分の階調データ転送完了後、ストローブパルス作
成回路8により1階調分の記録時間を規制するストロー
ブパルスを作成し、図2に示すようなストローブパルス
出力回路11へ出力し、出力イネーブル信号が‘0’の
とき、互いに逆極性の関係にあるストローブパルス1、
2が出力され、出力イネーブル信号が‘1’のとき、ス
トローブパルス1、2の極性がイネーブル信号‘0’の
ときに対してそれぞれ反転したものとなる。
【0011】このストローブパルス1はブロック1の発
熱抵抗素子R1〜R255の通電期間を規制する信号で
あり、ストローブパルス2はブロック2の発熱抵抗素子
R256〜R512の通電期間を規制する信号であり、
これらのストローブパルスを‘0’にすることにより階
調データが‘1’の発熱抵抗素子のみ通電する。
【0012】ストローブパルス2はストローブパルス1
の反転信号であるため、ストローブパルス1の‘0’
(印字)→‘1’(非印字)に同期して‘1’→‘0’
となるため、ブロック1とブロック2の交互通電が間断
なく行なうことができる。また、新たにストローブパル
ス2用のストローブパルス作成回路を設ける必要がない
ように、回路の簡素化を図っている。以上のように、1
階調毎にブロック1とブロック2を間断無く交互通電を
行なわせ、63回繰り返すことにより64階調を表現し
ている。
【0013】以上の構成は、前述したストローブパルス
1、2の作成方法を除いて、従来公知の分割駆動型のサ
ーマルヘッドの駆動手段と同じである。
【0014】次に、本発明の特徴であるサーマルプリン
タのヘッド駆動方法について、図3、図4を用いて説明
する。図3(a)は本発明の一実施例を示すサーマルプ
リンタの第1階調目のストローブ信号に高周波パルスを
用いたヘッド駆動方法を示すタイミングチャート、図3
(b)は従来のサーマルプリンタのヘッド駆動方法を示
すストローブ信号のタイミングチャートである。まず図
3(b)において、1ラインの記録速度を32(msec/li
ne) とし、第1階調目のストローブパルス幅400(μs
ec)、第2階調目以降のストローブパルス幅を250(μ
sec)とし、サーマルヘッド9の出力解像度150(DPI)
、発熱抵抗素子抵抗値3300(Ω) 、供給電源電圧2
4Vの条件で、記録紙の主走査方向に、マゼンタ色の8
階調レベルのグレイパターンを記録し、8階調毎の記録
濃度を濃度反射計で測定したグラフを、図4のグラフ1
に示す。この条件においては、64階調レベルでのMA
X濃度が2.0になるように設定調整しており、低階調
レベルにおける目視で判断できる領域は、8階調レベル
〜16階調レベルの領域であった。
【0015】図3(a)において、高周波パルス周期を
40(μsec)、1パルス通電時間20(μsec)とし、各ブ
ロックの第一階調目における総通電時間を従来例と同一
とし、その他の条件も従来例と同様として前記8階調グ
レイパターンの記録を行い、8階調毎の記録濃度を濃度
反射計で測定したグラフを、図4のグラフ2に示す。グ
ラフ2から明らかなように、48階調レベル付近でMA
X濃度2.0に達しており、56階調レベル付近で飽和
濃度に達している。本システムのような熱転写型カラー
プリンタにおける階調表現手法は濃度階調であるため、
記録エネルギーに対して記録濃度が変化しない飽和濃度
領域は画質低下の要因となる。
【0016】すなわち、言い換えると本発明の駆動方法
によれば、発熱抵抗素子の通電時間の総和は従来例と同
一でありながら記録濃度の向上がみられることから、発
熱抵抗素子の熱効率特性が向上したといえる。そこで、
本発明におけるサーマルヘッド駆動方法において、図4
のグラフ1に示すような従来の駆動方法における8階調
レベルに対する記録濃度特性と同様になる条件を、印加
電力及び第1階調目の高周波焼き付けパルス出力仕様を
同一とし、第2階調目以降のストローブパルス幅をパラ
メータとして実験により求めた。その結果を図4のグラ
フ3に示す。グラフ3の記録濃度特性は、第2階調目以
降のストローブパルス幅を175(μsec)としたもの
で、従来例における250(μsec)のストローブパルス
幅を印加した通電方法と同等の記録濃度特性を呈してい
る。よって、本発明のサーマルプリンタのヘッド駆動方
法によれば、従来の記録速度32(msec/line) を22.
5(msec/line) に短縮することができ、例えば副走査方
向の印画ライン数を640(line)とした場合、イエロ
ー・マゼンタ・シアン各色の記録時間を約6秒短縮で
き、トータルで18秒記録時間の短縮が図れる。
【0017】以上のように、サーマルヘッドを主走査方
向に複数のブロックに分割し、前記複数のブロックの第
1階調目のストローブパルスを高周波パルスとし、各ブ
ロック間の第1階調目の記録を前記高周波パルスを交互
に印加することにより第1階調目の熱効率が大幅に向上
し、第2階調目の記録エネルギーを小さくすることが可
能となった。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サーマル
ヘッドの発熱抵抗体を複数のブロックに分割し、各ブロ
ックの第1階調目のストローブパルスを、各ブロックに
順次複数回繰り返して印加することにより、第1階調目
の記録による発熱抵抗素子の蓄熱後の冷却期間がほとん
ど無く、第2階調目の記録が可能となるため、サーマル
ヘッドの熱効率が向上し、所望の濃度を得るための第2
階調目以降の単位通電時間を短くでき、すなわち印加電
力を大きくすることなく1ライン記録速度の短縮が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルプリンタの一実施例を示すブ
ロック図
【図2】同実施例のストローブパルス出力回路を示す電
気回路図
【図3】(a)同実施例のサーマルヘッド駆動タイミン
グチャート (b)従来例のサーマルプリンタのサーマルヘッド駆動
タイミングチャート
【図4】本発明のサーマルプリンタの一実施例における
階調レベルに対する記録濃度特性図
【符号の説明】
1 ラインバッファメモリ 2 メモリ制御回路 3、4 階調データ作成回路 5 階調カウンタ 6、7 データ転送回路 8 ストローブパルス作成回路 9 サーマルヘッド 10 デコード回路 11 ストローブパルス出力回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1ライン分の画素に対応するサーマルヘッ
    ドの発熱抵抗体を主走査方向に複数のブロックに分割
    し、その複数のブロック毎に前記発熱抵抗体への通電時
    間を規制するストローブパルスを印加して、各ブロック
    毎に分割して記録動作を行うサーマルプリンタにおい
    て、 前記複数の各ブロックの第1階調目のストローブパルス
    を第2階調目以降のストローブパルスに比べ、高い周波
    数パルスとし、各ブロックの第1階調目の記録を、前記
    高周波ストローブパルスを各ブロックに順次複数回繰り
    返して印加することにより行うことを特徴とするサーマ
    ルプリンタ。
  2. 【請求項2】複数回繰り返し印加されるストローブパル
    スにより規制される第1階調目の通電時間の総和が第2
    階調目以降の通電時間より長く設定されていることを特
    徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
JP25318195A 1995-09-29 1995-09-29 サーマルプリンタ Pending JPH0994997A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100453327C (zh) * 2005-10-28 2009-01-21 光宝科技股份有限公司 热转印头及其控制方法
CN100453326C (zh) * 2005-10-28 2009-01-21 光宝科技股份有限公司 驱动电路及其控制方法与相关热转印头

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100453327C (zh) * 2005-10-28 2009-01-21 光宝科技股份有限公司 热转印头及其控制方法
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