JP2002361920A - 記録制御方法 - Google Patents

記録制御方法

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JP2002361920A
JP2002361920A JP2001168279A JP2001168279A JP2002361920A JP 2002361920 A JP2002361920 A JP 2002361920A JP 2001168279 A JP2001168279 A JP 2001168279A JP 2001168279 A JP2001168279 A JP 2001168279A JP 2002361920 A JP2002361920 A JP 2002361920A
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Hiromitsu Takahashi
博光 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホワイトライン等の記録媒体に対するインク
の転写不良を防止し、良好な画像の記録を得る。 【解決手段】 1バンド12と次バンド17との境界部
分の記録データ13に基づいて境界部分の画素1の階調
を判別し、境界部分の画素1の階調が低階調である場合
には、前記1バンド12の最後ライン16を、記録が行
われるドットの集合23を分断せずに1バンド12で記
録可能な位置となるように設定し、境界部分の画素1の
階調が高階調である場合には、1バンド12の最後ライ
ン16を、記録が行われない各ドット2によって構成さ
れる空白部分24を分断せずに1バンド12で記録可能
な位置となるように設定するとともに、次バンド17の
最前ライン18を、1バンド12の後端部分のドット2
に次バンドの前端部分のドット2を重ねて記録可能な位
置となるように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録制御方法にかか
り、特にディザマトリクスを用いて多階調の記録を行う
プリンタの記録制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラテンの前方に記録媒体と、
所望のインクを塗工したインクリボンとを支持してお
き、複数の発熱素子を整列配置させたサーマルヘッドを
前記プラテンに沿って移動させながら、各発熱素子を、
記録データに基づいて選択的に発熱させることによりイ
ンクリボンのインクを転写して、記録媒体上に所望の文
字等の画像の記録を行う熱転写プリンタが、高印字品
質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性等の理由
により、コンピュータ、ワードプロセッサ等の出力装置
として多用されている。
【0003】この熱転写プリンタは、発熱させた各発熱
素子をインクリボンを介して記録媒体に圧接することに
よりインクリボンのインクを溶融して記録媒体にインク
を転写し、発熱素子の整列長さに相当するサーマルヘッ
ドの1走査により記録可能な1バンド分の記録を行う。
そして、1バンドの記録が終了すると紙送り機構により
記録媒体を1バンド分送り、次のバンドの記録を行う。
一般に、熱転写プリンタにおいては、1の発熱素子によ
り1ドットの記録が行われるが、このとき、各発熱素子
に加えられた熱が発熱素子が圧接されている部分の周辺
のインクに及んで各発熱素子の周辺のインクを溶融して
しまう。このため、図6に示すように、実際に1の発熱
素子30により記録媒体に記録される1のドット31の
大きさ寸法は、前記1の発熱素子30の大きさ寸法と比
較して大きくなってしまう場合がある。
【0004】この結果、1バンドの記録を行った後、次
バンドの記録を行った場合、1バンドを記録する際の最
後ラインにより記録される各ドット31に、次バンドを
記録する際の最前ラインにより記録される各ドット31
が重なり合ってしまう。ここで、最後ラインとは、サー
マルヘッドが1走査したときに前記発熱素子30の整列
方向における最後端の発熱素子30によって記録される
各ドット31により構成される列をいい、最前ラインと
は、サーマルヘッドが1走査したときに前記発熱素子3
0の整列方向における最前端の発熱素子30により記録
される各ドット31により構成される列をいう。
【0005】このバンドの境界における各ドット31の
重なり合いは、複数のドットによって1画素の階調をあ
らわすディザマトリクスを用いて多階調の記録を行うこ
とが可能な場合であって、隣接する各画素を構成する各
ドット31同士が、発熱素子30の整列方向において連
続する高階調の記録を行う場合に生じ得る。さらに、隣
接する各画素を構成する各ドット31同士が、発熱素子
30の整列方向において連続しない低階調であって、記
録するドット31の集合が1画素を各発熱素子30の整
列方向に2個以上の発熱素子30を用いて記録を行う場
合であり、かつバンドの境界により記録する前記ドット
31の集合が分断されて、前記ドット31の一部が1バ
ンドにより記録され他の部分が次のバンドにより記録さ
れる場合にも生じ得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のように
1バンドと次のバンドとの境界においてドット31が重
なり合うとき、重なり合った部分のドットを構成するイ
ンクは、記録媒体に確実に定着しない場合がある。この
ような場合、1バンドと次のバンドとの境界に生じる隙
間の線であるホワイトラインが生じてしまい、良好な画
像の記録を得ることができないという問題を有してい
た。
【0007】特に、記録濃度を高くするために多量のイ
ンクが塗布されてインク層が厚く構成されているインク
リボンを用いて記録を行う場合には、1バンドの厚いイ
ンクの上に次のバンドのインクが重なり合うため、重な
り合った部分のドットを構成するインクは、記録媒体に
定着することが一層困難となり記録媒体に十分に転写さ
れず、ホワイトラインが生じてしまっていた。
【0008】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、ホワイトライン等の記録媒体に対するインクの
転写不良を防止し、良好な画像の記録を得ることができ
る記録制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る記録制御方法は、1バンドにおける発
熱素子の整列方向後端の画素と、次バンドにおける発熱
素子の整列方向前端の画素とが隣接している境界部分の
記録データに基づいて、前記境界部分の画素の階調を判
別し、前記境界部分の画素の階調が低階調である場合に
は、前記1バンドにおける整列方向最後端の最後ライン
を、記録が行われる各ドットの集合を分断せずに前記1
バンドで記録可能な位置となるように設定し、前記境界
部分の画素の階調が高階調である場合には、前記1バン
ドの最後ラインを、記録が行われない各ドットによって
構成される空白部分を分断せずに1バンドで記録可能な
位置となるように設定するとともに、前記次バンドにお
ける整列方向最前端の最前ラインを、前記1バンドの後
端部分のドットに前記次バンドの前端部分のドットを重
ねて記録可能な位置となるように設定したことを特徴と
する。
【0010】ここで、最後ラインとは、サーマルヘッド
が1走査したときに発熱素子の整列方向における最後端
の発熱素子によって記録される各ドットにより構成され
る列をいい、最前ラインとは、サーマルヘッドが1走査
したときに前記発熱素子の整列方向における最前端の発
熱素子によって記録される各ドットにより構成される列
をいう。
【0011】この本発明に係る記録制御方法によれば、
境界部分が低階調の場合には、1バンドと次バンドとの
境界においてドットを構成するインクが重なって記録さ
れることを防止することができる。また、境界部分が高
階調の場合には、1バンドと次バンドとはドットが所定
列重なって記録される。
【0012】また、本発明に係る他の記録制御方法は、
前記最前ラインを、前記1バンドの後端部分のドットと
前記次バンドの前端部分のドットとを重ねた重ね幅が、
高階調の階調度が高い程広くなるように、設定したこと
を特徴とする。
【0013】ここで、インクの重ね幅が広いほど記録媒
体へのインクの定着が良好となり、この本発明に係る他
の記録制御方法によれば、高階調の階調毎にインクの重
ね幅が異なり、階調に応じて最適のインクの重ね幅を得
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録制御方法
の実施形態を図1から図5を参照して説明する。
【0015】図1は、本実施形態に係る記録制御方法に
おいて記録を行う場合の画素を示す概念図であり、図1
に示すように、本実施形態において処理される1の画素
1は、8個のドット2が8列に配列された64個のドッ
ト2により構成され、ディザマトリクスを用いて多階調
の記録を行うことが可能となされている。そして、前記
1のドット2は、1の発熱素子4によって記録されるよ
うになされている。また、各画素1は、各発熱素子の整
列方向に対して4列ずつずれた千鳥状に配置されてい
る。
【0016】また、本実施形態にかかる記録制御方法に
おいて用いられる熱転写プリンタ3には、図2に示すよ
うに、複数の発熱素子4が整列配置されているサーマル
ヘッド5、および記録媒体をサーマルヘッド5に対向す
るように所定位置まで送る紙送り機構6が設けられてい
る。そして、このサーマルヘッド5および紙送り機構6
は、前記熱転写プリンタ3の各部の駆動を制御する制御
部8に設けられた通電制御部9および紙送り駆動制御部
10に各々接続されている。この制御部8には、発熱素
子4の整列長さに相当するサーマルヘッド5の1走査に
より記録可能な1バンド12の境界部分の記録データ1
3に基づいて前記境界部分の階調を判別する階調判別部
14が設置されており、また、1バンド12の最後ライ
ン16、および次に記録を行う次バンド17の最前ライ
ン18を決定するバンド幅決定部19が設置されてい
る。ここで、最後ラインとは、前記発熱素子4の整列方
向における最後端の発熱素子4によりサーマルヘッド5
の1走査によって記録される各ドット2により構成され
る列をいい、最前ラインとは、前記発熱素子4の整列方
向における最前端の発熱素子4によりサーマルヘッド5
の1走査によって記録される各ドット2により構成され
る列をいう。さらに、この制御部8には、適宜な容量の
ROM、RAMなどにより形成されたメモリ21が設置
されており、前記メモリ21には、階調に応じたバンド
の最前ライン18および最後ライン16が記憶されてい
る。そして、前記バンド幅決定部19は、バンドの境界
部分の階調に基づいてメモリ21から判別した階調のバ
ンドに適した最後ライン16および最前ライン18を取
り出すようになされている。
【0017】次に、本実施形態の記録制御方法につい
て、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0018】まず、図3に示すように、紙送り機構6に
より記録媒体を記録開始行まで送るとともに、記録を行
う画像の記録データ13を前記制御部8に入力し、前記
制御部8の階調判別部14において記録データ13のう
ち、1バンド12と次バンド17との境界部分の記録デ
ータ13の判別を行う(ST1)。
【0019】そして、階調判別部14は、境界部分の記
録データ13により、前記境界部分の階調を判別し(S
T2)、前記判別したデータをバンド幅決定部19に出
力する。
【0020】このとき、前記1バンド12と次バンド1
7との境界部分の画素1の階調が、隣接する各画素1を
構成する各ドット2同士が各発熱素子の整列方向におい
て連続しない低階調(本実施形態においては0階調から
41階調)である場合には(ST3)、前記制御部8に
より、1バンド12の最後ライン16を、記録が行われ
る各ドットの集合23を分断せずに記録可能となる位置
に設定する(ST4)。例えば、本実施形態において
は、図1に示すように、階調が8階調である場合、ディ
ザのパターンは、1の画素1の中央部分において4個の
ドット2が2列連続して配置されたドットの集合23に
より構成される。このとき、記録された最後端の各ドッ
ト2を基準として発熱素子4の整列方向における1ドッ
ト下流側の各ドット2をもって1バンド12の記録が完
了するようにバンドの最後ライン16を決定する(ST
4)。また最後ライン16が決定された基準となった画
素1と隣接する画素1の記録される最前端の各ドット2
の各発熱素子の整列方向における1ドット上流側から次
バンド17の記録が開始されるように次バンド17の最
前ライン18を決定する(ST4)。
【0021】一方、前記1バンド12と次バンド17と
の境界部分の画素1の階調が、隣接する各画素1を構成
する各ドット2同士が各発熱素子4の整列方向において
連続する高階調(本実施形態においては、42階調から
64階調)である場合には(ST5)、前記制御部8
は、1バンド12の最後ライン16を、記録が行われな
い各ドット2によって構成される空白部分24を分断せ
ずに、1バンド12で記録可能となる位置に設定する
(ST6)。
【0022】例えば、本実施形態においては、図4に示
すように、階調が56階調である場合、ディザのパター
ンは、1の画素1の右の先端において4個のドット2が
連続して1列配置された各ドット2と前記1の画素1の
右の後端において4個のドット2が連続して1列配置さ
れた各ドット2と以外の各ドット2により構成される。
この結果、56階調の画素1を連続して記録する場合、
4個のドット2が2列連続して配置された各ドット2の
記録がおこなわれず、隣接する2つの画素1にわたって
空白部分24を構成することとなる。このとき、記録が
行われない最後端の各ドット2より各発熱素子4の整列
方向に2ドット下流側の各ドット2をもって1バンド1
2の記録が完了するように1バンド12の最後ライン1
6を決定する。また、図5に示すように階調が61階調
である場合、ディザのパターンは、1の画素1の右の後
端において3個のドット2が連続して1列配置された各
ドット2以外の各ドット2により構成される。このと
き、記録が行われない最後端の各ドット2より各発熱素
子の整列方向に3ドット下流側の各ドット2をもって1
バンド12の記録が完了するように1バンド12の最後
ライン16を決定する。
【0023】次に、前記境界部分の画素1の階調が高階
調である場合には、1バンド12の後端部分と次バンド
17の前端部分とは階調に応じて所定の各ドット2を重
ねて所定の重ね幅25を有するように記録するような次
バンド17の最前ライン18を決定する(ST7)。
【0024】例えば、本実施形態においては、図4に示
すように、階調が56階調である場合、最後ライン16
を決定する基準となった画素1と隣接する画素1の記録
が行われない最前端の各ドット2を基準として各発熱素
子の整列方向における2ドット上流側から記録が開始さ
れるように、次バンド17の最前ライン18を決定す
る。また、階調によって最前ライン18は異なり、図5
に示すように、階調が61階調である場合には、最後ラ
イン16を決定する基準となった画素1と隣接する画素
1の記録が行われない最前端の各ドット2より各発熱素
子の整列方向における3ドット上流側の各ドット2から
次バンド17の記録が開始されるように、次バンド17
の最前ライン18を決定する。
【0025】これらのバンドの最前ライン18および最
後ライン16は、前述のとおり各階調毎に設定され、メ
モリ21に記憶されており、バンド幅決定部19は、1
バンド12と次バンド17との境界部分の画素1の階調
を判別した結果、メモリ21から該当する階調の最前ラ
イン18および最後ライン16を引き出して決定する。
【0026】なお、バンドの最前ライン18および最後
ライン16は階調毎に決定され個別のテーブルを有する
必要はなく、階調を構成するディザのパターンによって
最適な最前ライン18および最後ライン16を決定する
アルゴリズムを有し、前記アルゴリズムがメモリ21に
記憶されるものであってもよい。
【0027】そして、前記バンド幅決定部19は、最後
ライン16のデータを通電制御部9に出力し、通電制御
部9は、前記最後ライン16のデータに基づいてサーマ
ルヘッド5の所定の発熱素子4の通電制御を行うことに
より、1バンド12の記録を行う(ST8)。
【0028】さらに、前記バンド幅決定部19は、最前
ライン18のデータを紙送り機構駆動制御部10に出力
し、紙送り機構駆動制御部10は、前記最前ライン18
のデータに基づいて、紙送り機構6のモータの駆動制御
を行うことにより、記録媒体を最前ライン18の列に送
る(ST9)。
【0029】本実施形態によれば、1バンド12と次バ
ンド17との境界部分の画素1の階調が低階調である場
合には、1バンド12の最後ライン16は、記録が行わ
れる各ドットの集合23が分断されずに1バンド12で
記録可能となる位置に設定されるので、記録が行われる
ドットの集合23は分断されずに1バンド12で記録さ
れ、1バンド12と次バンド17との境界においてドッ
ト2を構成するインクが重なって記録されることはな
い。
【0030】したがって、1バンド12と次バンド17
との境界でホワイトラインが生じることを防止すること
ができ、良好な画像の記録を得ることができる。
【0031】また、1バンド12と次バンド17との境
界部分の画素1の階調が高階調である場合には、1バン
ド12の最後ライン16は、記録が行われない各ドット
2によって構成される空白部分24が分断されずに1バ
ンド12内で記録可能となる位置に設定される。さら
に、次バンド17の最前ライン18は、1バンド12と
次バンド17との境界部分において所定列のドット2を
重ねて記録可能な位置に設定される。この結果、1バン
ド12と次バンド17とはドット2が所定列重なって記
録される。例えば、本実施形態では階調が56階調であ
る場合には図4に示すように1バンド12と次バンド1
7との境界部分において2列の各ドット2が重なって記
録され、また、階調が61階調である場合には図5に示
すように3列の各ドット2が重なって記録される。この
ため、前記境界部分において所定列のドット2のインク
を重ねて記録を行った結果、前記境界部分のインクは記
録媒体上に定着するので、1バンド12と次バンド17
との境界にホワイトラインの発生を防止することがで
き、良好な画像の記録を得ることができる。
【0032】さらに、インクの重ね幅25が広いほど、
記録媒体に対するインクの定着が良好となり、本実施形
態においては高階調の階調毎にインクの重ね幅25が異
なり、階調に応じて最適なインクの重ね幅25を得るこ
とができるので、一層ホワイトラインの発生を防止する
ことができ、より良好な画像の記録を得ることができ
る。
【0033】なお、本実施形態においては高階調の階調
毎に重ねるドット2の列数が変更するように最前ライン
を決定するものであるが、これに限定されるものではな
く、高階調である場合に、1バンド12と次バンド17
との境界において1ドット以上重なるように最前ライン
を決定するものであればよい。
【0034】また、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することが可能で
ある。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る記録制
御方法によれば、1バンドと次バンドとの境界でホワイ
トラインが生じることを防止することができ、良好な画
像の記録を得ることができる。
【0036】また、本発明に係る他の記録制御方法によ
れば、階調に応じて最適なインクの重ね幅を得ることが
できるので、1バンドと次バンドとの境界にホワイトラ
インが生じることを一層防止することができ、より良好
な画像の記録を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る記録制御方法によって決定され
る画素の階調が8階調である場合の最前ラインおよび最
後ラインを示す概念図
【図2】 本発明に係る記録制御方法に用いられる熱転
写プリンタの制御部を示す概念図
【図3】 本発明に係る記録制御方法を示すフローチャ
ート
【図4】 本発明に係る記録制御方法によって決定され
る画素の階調が56階調である場合の最前ラインおよび
最後ラインを示す概念図
【図5】 本発明に係る記録制御方法によって決定され
る画素の階調が61階調である場合の最前ラインおよび
最後ラインを示す概念図
【図6】 従来の記録制御方法を用いて記録された場合
のインクの重なりを示す概念図
【符号の説明】
1 画素 2 ドット 4 発熱素子 5 サーマルヘッド 6 紙送り機構 8 制御部 9 通電制御部 10 紙送り機構駆動制御部 12 1バンド 13 記録データ 14 階調判別部 16 最後ライン 17 次バンド 18 最前ライン 19 バンド幅決定部 21 メモリ 23 ドットの集合 24 空白部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1バンドにおける発熱素子の整列方向後
    端の画素と次バンドにおける発熱素子の整列方向前端の
    画素とが隣接している境界部分の記録データに基づい
    て、前記境界部分の画素の階調を判別し、前記境界部分
    の画素の階調が低階調である場合には、前記1バンドに
    おける整列方向最後端の列である最後ラインを、記録が
    行われる各ドットの集合を分断せずに前記1バンドで記
    録可能な位置となるように設定し、前記境界部分の画素
    の階調が高階調である場合には、前記1バンドの最後ラ
    インを、記録が行われない各ドットによって構成される
    空白部分を分断せずに1バンドで記録可能な位置となる
    ように設定するとともに、前記次バンドにおける整列方
    向最前端の列である最前ラインを、前記1バンドの後端
    部分のドットに前記次バンドの前端部分のドットを重ね
    て記録可能な位置となるように設定したことを特徴とす
    る記録制御方法。
  2. 【請求項2】 前記最前ラインを、前記1バンドの後端
    部分のドットと前記次バンドの前端部分のドットとを重
    ねた重ね幅が、高階調の階調度が高い程広くなるよう
    に、設定したことを特徴とする請求項1に記載の記録制
    御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100337463C (zh) * 2003-07-21 2007-09-12 宇东科技股份有限公司 影像黑白交界的搜寻方法

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CN100337463C (zh) * 2003-07-21 2007-09-12 宇东科技股份有限公司 影像黑白交界的搜寻方法

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